1
JIS K 63
30-1
0 : 1
998
解
説
解説付表
1
JIS
と対応する国際規格との対比表
JIS
番号−年号,名称
JIS K 6330-10
: 1998
ゴム及び樹脂ホース試験方
法−第
10
部:液体透過性試験
国際規格番号−年号,名称(和訳)
ISO 8308
: 1993
ゴム,プラスチックホース及びゴム管−ホース及びゴム管の内壁を通過する液体透過測定方法
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(1)
適用範囲
○ ゴム及び樹脂ホース類の液
体透過性試験
2
種類の方法に
ついて規定。
A
法:すべての寸法・構造の
ホースに適用。
B
法:内径
16mm
以下のホー
スに適用。
ISO 8308
: 1993
○
≡
(2)
引用規格
○
JIS K 6250
:加硫ゴム及び熱
可塑性ゴムの物理試験方法
通則
JIS K 6330-1
:ゴム及び樹脂
ホース試験方法−第
1
部:寸
法測定
JIS R 3505
:ガラス製体積計
同上
○
ISO 471
ISO 4671
ISO 4788
=
(3)
原理
○
同上
○
≡
(4)
試験液
○
同上
○
≡
(5) A
法
○
同上
○
≡
(6) B
法
○ ①
試験液のリザーバタンク
への充てん量は
300ml
を
原則とするが,試料の内
面には試験中常に試験液
が充満するように,試験
液の充てんを調整するこ
とが望ましく,場合によ
っては試験期間中に試験
液の補給も必要であるこ
とを
備考
として追記
した。
同上
○ ①
試験液のリザーバタンクへ
の充てん量は
300ml
とする。
=
備考
欄を追記。
①
試料,試験条件によって
は,試料からの透過量が
大きく,ホース内面全体
が試験液に充満してい
ることができなくなる
場 合 が あ る た め , 備
考
として追記した。
2
JIS K 63
30-1
0
: 1
998
解
説
解説付表
1
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
②
試験期間は
8
日間を原則
とするが,質量減量が安
定 す る ( 平 衡 状 態 に 至
る)まで試験期間を延長
することを
備考
とし
て追記した。
②
試験期間は
8
日間とする。
備考
欄を追記。
②
試料,試験条件によって
は,
8
日間で質量減量が
平衡状態に到達しない
場 合 が あ る た め , 備
考
として追記した。
③
質 量 減 量 に 液 体 透 過 以
外 の 要 素 が 含 ま れ る と
予測される場合には,空
試験(ブランクテスト)
を行い,空試験の質減量
を 差 し 引 い た 値 で 計 算
し た 質 量 減 量 を 測 定 値
としてもよいことを
備
考
として追記した。
③
(特に記載なし。
)
備考
欄を追記。
③
試料ホース,リザーブタ
ンクに対する空気中の
水分の吸収又は乾燥等
によって,液体透過以外
の重量変化が起こる場
合には,ホースからの透
過量を正確に測定する
こ と が で き な い た め ,
備考
として追記し
た。
④
透 過 速 度 は 試 験 期 間 中
の最大値に加え,平衡状
態 に お け る 透 過 速 度 も
算 出 ・ 記 録 す る こ と を
備 考
と し て 追 記 し
た。
④
透過速度は試験期間中の最
大値を算出・記録する。
備考
欄を追記。
④
試料,試験条件によって
は,質量変化が極大値を
示 す 場 合 が あ る た め ,
備考
として追記し
た。
備考
1.
表中の
(I)
及び
(III)
欄にある
○
は,該当する規定項目を規定していることを示す。
2.
表中の
(IV)
欄にある
≡
及び
=
は,それぞれ
JIS
と国際規格との技術的内容が
一致
及び
同等
であることを示す。