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K 2247-4:2013  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 1 

3 用語及び定義 ··················································································································· 2 

4 要件······························································································································· 3 

4.1 機能要件 ······················································································································ 3 

4.2 フィラネック ················································································································ 4 

4.3 インレットアダプタ ······································································································· 5 

4.4 フィラキャップ ············································································································· 6 

4.5 給水ノズル ··················································································································· 6 

4.6 給水時の最小自由空間 ···································································································· 8 

附属書A(参考)密閉形給水システムの互換性条件 ··································································· 11 

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 14 

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(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人自動車技術会(JSAE)から,

工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経

済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

JIS K 2247の規格群には,次に示す部編成がある。 

JIS K 2247-1 第1部:品質要件 

JIS K 2247-2 第2部:試験方法 

JIS K 2247-3 第3部:取扱い,輸送及び貯蔵 

JIS K 2247-4 第4部:重量車用の尿素水溶液給水インタフェース 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格 

      JIS 

K 2247-4:2013 

ディーゼル機関−NOx還元剤 AUS 32− 

第4部:重量車用の尿素水溶液給水インタフェース 

Diesel engines-NOx reduction agent AUS 32-Part 4: Refilling interface 

序文 

この規格は,2009年に第1版として発行されたISO 22241-4を基とし,国内における実情に合わせるた

め,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。 

適用範囲 

この規格は,JIS K 2247-1に規定する窒素酸化物(NOx)還元剤AUS 32(AUS:aqueous urea solution,

尿素水溶液を表す。)の給水インタフェースについて規定する。AUS 32は,選択還元式触媒コンバータシ

ステム(以下,SCRコンバータという。)の作動に必要なものである。 

この規格は,車載給水システムと定置形給水システムとの間の互換性を確保するために,開放形給水シ

ステムの機能及び形状についての最小限の要件に適用する。密閉形給水システムの互換性の条件を,附属

書Aに示す。 

この規格は,定置形給水システムを使用するように設計された車両総質量3.5 t超のJIS D 0101で定める

トラック及びバスに適用する。ただし,定置形給水システムを使用するように設計された車両総質量3.5 t

以下のトラック及びバスの場合には,この規格を適用してもよい。また,この規格は,定置形給水システ

ムの給水ノズルに適用する。 

注記1 JIS K 2247(規格群)では,“NOx還元剤AUS 32”を“AUS 32”と略称する。 

注記2 この規格では,“車両総質量3.5 t超のトラック及びバス”を“重量車”と略称する。 

注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 22241-4: 2009,Diesel engines−NOx reduction agent AUS 32−Part 4: Refilling interface

(MOD) 

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS D 0032 自動車−操作,計量及び警報装置の識別記号 

K 2247-4:2013  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

注記 対応国際規格:ISO 2575,Road vehicles−Symbols for controls, indicators and tell-tales及び 

Amendment 1(MOD) 

JIS D 0101 自動車の種類に関する用語 

注記 対応国際規格:ISO 3833,Road vehicles−Types−Terms and definitions(MOD) 

JIS K 2247-1 ディーゼル機関−NOx還元剤 AUS 32−第1部:品質要件 

注記 対応国際規格:ISO 22241-1,Diesel engines−NOx reduction agent AUS 32−Part 1: Quality 

requirements(MOD) 

JIS K 2247-3 ディーゼル機関−NOx還元剤 AUS 32−第3部:取扱い,輸送及び貯蔵 

注記 対応国際規格:ISO 22241-3,Diesel engines−NOx reduction agent AUS 32−Part 3: Handling, 

transportation and storing(MOD) 

EN 13012,Petrol filling stations−Construction and performance of automatic nozzles for use on fuel 

dispensers 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 

3.1 

給水システム(refilling system) 

車両のAUS 32タンクへAUS 32を給水するための給水インタフェースを含む,車載給水システム及び定

置形給水システム。 

3.2 

定置形給水システム(off-board refilling system) 

車両のAUS 32タンクへAUS 32を給水する定置形装置。一般的に,タンク,給水ポンプ,給水ホース及

び給水ノズルからなる。 

3.2.1 

給水ノズル(filler nozzle) 

定置形給水システムの車載給水システムに接続する部分。作業者がAUS 32給水中にAUS 32の流量を調

節でき,規定の形状をもつノズル注入口及びオートストップ機構からなる。 

3.3 

車載給水システム(on-board refilling system) 

AUS 32の給水に必要な車両の装置。一般的に,フィラネック,インレットアダプタ,フィラキャップ及

びタンクからなる。 

3.3.1 

フィラネック(filler neck) 

車載給水システムの給水ノズルを挿入する部分。一般的に,インレットアダプタによってタンクへの給

水が可能となる。 

3.3.2 

インレットアダプタ(inlet adapter) 

フィラネックに取り外せない形で取り付けられた燃料給油ノズルの挿入を防ぐ部品。規定の形状をもち,

マグネットリングが組み込まれている。 

3.3.3 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

フィラキャップ(filler cap) 

AUS 32の漏れを防止し不純物混入を最小限にするために,フィラネックに取り付ける部品。給水時に,

一時的に開口又は取り外される。 

3.4 

開放形給水システム(open refilling system) 

給水ノズルとフィラネックとの間に気密性が要求されない,汎用な給水システム。 

注記 開放形給水システムは,例えば,小形容器による給水が可能である。 

3.5 

密閉形給水システム(sealed refilling system) 

給水ノズルとフィラネックとの間の接続に気密性をもつ,特殊な給水システム。 

3.6 

車両(vehicle) 

定置形給水システムを使用するよう設計された重量車。 

要件 

4.1 

機能要件 

車載給水システム及び定置形給水システムは,表1に規定する基本的な機能要件を満足しなければなら

ない。 

表1−基本的な機能要件 

特性 

要件 

補足事項 

最大流量 

20 L/min以上,40 L/min以下。 

− 

給水ノズルのオートストップ機能 

EN 13012又は同等規格を満足しな
ければならない。 

AUS 32があふれることを防ぐ。 

車載AUS 32タンクのAUS 32最高
液面 

給水ノズルのオートストップ機能
は,最高液面を超える給水を防止す
るために使用しなければならない。
車載タンクは,AUS 32の膨張を考
慮し設計する。 

凍結時,AUS 32は,高い体積膨張を示す
(約7 %)。 

こぼれ量a) 
 

30 mL/回未満:フィラネック角度が
水平に対して50゜以上,90°以下
の場合。 
50 mL/回未満:フィラネック角度が
水平に対して30゜以上,50°未満
の場合。 

装置上にこぼれたAUS 32の影響を最小
限にする。 

給水時のエア抜き性 

車載AUS 32タンクは,エア抜き機
能をもたなければならない。 

− 

使用温度範囲 

−30 ℃〜+80 ℃:車載給水システ
ムの場合。 

特定の地域において,規定の温度範囲で
は不十分な場合がある。このような場合
は,この地域を代表する使用温度範囲に
広げなければならない。また,特定の地
域において,規定の温度範囲が過剰な場
合がある。このような場合は,この地域
を代表する使用温度範囲に狭めることが
できる。 

−20 ℃〜+40 ℃:給水所の定置形
給水システムの場合。 

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表1−基本的な機能要件(続き) 

特性 

要件 

補足事項 

AUS 32の燃料タンクへの誤給水 
 

80 mL/回以下b)。 
4.5に規定するマグネットスイッチ
又は同等機能をもつ装置を備えて
いない給水ノズルによる定置形給
水システムは,作業者が視認できる
位置にAUS 32であることを表示c)
しなければならない。 

4.5に規定するマグネットスイッチ又は
同等機能をもつ装置を備えている給水
ノズルは,誤給水を防ぐ。 
 

燃料の車載AUS 32タンクへの誤給
油 

車載AUS 32タンクへの軽油又はガ
ソリンの給油を防ぐ機能d)をもたな
ければならない。 

4.3に規定するインレットアダプタの内
径は,軽油又はガソリンの給油ノズルの
挿入を防ぐ。 

材料 

AUS 32と直接接触する材料は,使
用装置の腐食及びAUS 32への不純
物混入を防ぐため,AUS 32との適
合性をもっていなければならない。 

JIS K 2247-3に従った適切な材料を選定
することが望ましい。 

AUS 32の凍結 

使用温度範囲を考慮して,給水所に
おける凍結防止対策を講じる。車両
部品は,使用温度範囲を考慮して,
凍結及び解凍に対応した設計をし
なければならない。 

AUS 32は,−11.5 ℃で凍結し,体積が
約7 %増加する。 

清浄度 

AUS 32への不純物混入を最小限に
抑えるため,製造,組立及び搭載の
過程で,車載及び定置形給水システ
ムの全ての部品は,高い清浄度を確
保しなければならない。 

定置形給水システムの部品の清浄度レ
ベルは,JIS K 2247-3に従わなければな
らない。車載給水システムの部品の清浄
度レベルは,最先端技術に応じて,受渡
当事者間で合意しなければならない。 

信頼性及び耐久性 

フィラネック,インレットアダプタ
及びフィラキャップは,車両の使用
期間の間,整備,調整又は交換をす
ることなく十分に機能するように,
設計及び製造しなければならない。 

使用者の不適切な使用又は事故による
機能の喪失及び損傷は,除外する。 

結晶化e) 

結晶化を予防することが望ましい。 空気との接触を最小限にすることが望

ましい。 

表示e) 

JIS D 0032に規定する識別記号を使
用し,JIS K 2247-1に規定する表示
をすることが望ましい。 

フィラキャップの色は,青が望ましい。 

注a) 給水ノズルのオートストップ機能が作動した後に,ノズル注入口に残るAUS 32の量を示す。 

b) 4.5に規定するマグネットスイッチ又は同等機能をもつ装置を備えている給水ノズルに適用する。燃料タンクに

給水操作をしたときに,ノズル先端から出るAUS 32の量を示す。 

c) 例えば,JIS K 2247-1に規定する表示,尿素水,尿素水溶液又は典型的な商品名。 

d) 車載AUS 32タンク又はその周囲で,作業者が視認できる位置へのAUS 32であることを示す表示は,機能に含

めるものとする。 

e) 推奨項目とする。 

4.2 

フィラネック 

フィラネックは,開放形給水システムに対応可能なインレットアダプタを取り付けた構造が望ましい。

インレットアダプタを取り付けたフィラネックは,車両製造業者又は許可された者が,インレットアダプ

タを取付け又は取外し可能な構造とする。フィラネックの詳細寸法は,図1及び表2による。 

車両におけるフィラネックの幾何学的配置及び方向性は,給水ノズルの適切な利用に必要な自由空間

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(4.6参照)及びフィラネックまでの給水ノズルの移動経路を考慮し,車両製造業者によって規定すること

が望ましい。 

水平面

1

  

アッパサポートa) 

注a) インレットアダプタの取付けに使用する。 

図1−フィラネック 

表2−フィラネック寸法 

記号 

項目 

寸法 

φA 

フィラネック入口の内径 

又はアッパサポート上面の外寸径 

≧39.5 mma) 

φB 

アッパサポートの内寸径 

≧37 mma) 

アッパサポート上面の深さ 

≦48 mma) 

水平面からのフィラネック角度b) 

≧30°c) 

≦90° 

注a) インレットアダプタを取り付けないフィラネックの場合,参考寸法とする。 

b) こぼれ量を最小限にするため,50°以上,90°以下の角度が望ましい(表1参照)。 

c) 車両の設計上の制約がある場合,設計者が30°未満の角度を選択してもよい。その場合,こぼれ量が増加し,

表1に規定する値を超えることがある。また,給水ノズルの機能が制限されることがある。 

4.3 

インレットアダプタ 

インレットアダプタは,フィラネックに内蔵されるように設計しなければならない。インレットアダプ

タの内径は,外径が20.0 mm以上のノズル注入口をインレットアダプタに挿入できない大きさとする。 

インレットアダプタは,図2に示すように,表3に規定する特性をもつマグネットリングを備えていな

ければならない。 

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単位 mm 

水平面

流れ方向

フィラネック 

インレットアダプタ 

マグネットリング 

注記 60°のテーパ加工部のエッジを表す線がISO規格の図から欠落しているため,追加した。 

図2−インレットアダプタ 

表3−マグネットリング特性 

項目 

要件 

寸法 

外径 

34 mm 

内径 

24 mm 

高さ 

10 mm 

材料 

ネオジム−鉄−ほう素(NdFeB) 

磁気特性 

残留磁束密度 

1.2〜1.3 T 

保磁力 

800〜900 kA/m 

磁極の向き 

N極はAUS 32タンクの外側に向ける。 

4.4 

フィラキャップ 

フィラキャップは,AUS 32を密閉できなければならない。 

フィラキャップの表示及び色は,表1に規定するものであることが望ましい。 

4.5 

給水ノズル 

ノズル注入口は,外径19±0.25 mm及び長さ70±2 mmの円筒形でなければならない(図3参照)。 

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ノズル注入口は,インレットアダプタのマグネットリングと相互作用するマグネットスイッチ又は同等

機能をもつ装置を備え,誤って給水ノズルを燃料タンク又は他の液体容器に挿入した場合,マグネットス

イッチ又は同等機能をもつ装置が誤給水を防止することが望ましい(図4参照)。 

マグネットスイッチ又は同等機能をもつ装置を備えている給水ノズルによる定置形給水システムは,4.3

に規定するインレットアダプタを備えていないAUS 32タンクにも給水できる機能をもっていなければな

らない。 

単位 mm 

.

図3−ノズル注入口 

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単位 mm 

フィラネック 

インレットアダプタ 

マグネットスイッチ 

図4−インレットアダプタに挿入されたマグネットスイッチ付きノズル注入口の位置 

4.6 

給水時の最小自由空間 

車両及び車体製造業者は,ノズル注入口のフィラネックへの挿入及び取外しのため,給水ノズルがフィ

ラネックへ自由に接近できるように,図5及び図6に規定する空間を確保し,部品による妨害がないよう

にする。また,車両及び車体製造業者は,フィラネックまでの給水ノズルの移動経路も確保しなければな

らない。 

図6に規定する寸法は,次の要因を考慮している。 

− 様々な給水ノズルの形状。 

− 給水ノズルの挿入及び取外しに必要な最小空間(給水ノズル挿入に伴う移動量は72 mm)。 

− 作業者の手。 

給水ノズルの製造業者は,ノズル注入口の挿入及び取外しのために必要な空間が,図5及び図6に規定

する空間を超えないように,注意しなければならない。 

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図5−給水に必要な自由空間の3次元図 

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10 

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単位 mm 

作業者の手のための自由空間 

インレットアダプタの上面 

注a) 給水ノズル挿入に伴う移動量を表す。 

図6−給水に必要な最小自由空間 

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11 

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附属書A 

(参考) 

密閉形給水システムの互換性条件 

A.1 機能条件 

密閉形給水システムは,表1に規定する基本的な機能要件を満足しなければならない。ただし,こぼれ

量は,20 mL/回以下とする。図A.1に密閉形給水システムの例を示す。 

密閉形給水システムを使用することによって,燃料タンクへのAUS 32の誤給水は生じない。車載AUS 32

タンクへの燃料の誤給油もない。また,図A.3に示す例のように,緊急時の給水(例えば,小形容器によ

る給水)ができなければならない。適切なオートストップ機能を備えているものとする。 

図A.1−密閉形給水システムの例 

A.2 フィラネック 

密閉形給水システムにおいては,4.2に準拠するフィラネック又は図A.2及び表A.1に規定するフィラネ

ックを使用しなければならない。図A.2に準拠するフィラネックは,フランジ取付け形インレットアダプ

タの装着が可能である。このインレットアダプタによって,小形容器による緊急時の給水が可能になる。 

密閉形給水システムのフィラネック角度に関する要件は,規定しない。密閉形給水システムは,フィラ

ネックの自在な位置決めが可能になる。 

注記 図A.1は4.2に準拠するフィラネックを使用する例であり,図A.3は図A.2に準拠するフィラ

ネックを使用する例である。 

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12 

K 2247-4:2013  

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図A.2−フィラネック 

表A.1−フィラネック寸法 

単位 mm 

記号 

項目 

寸法 

φF1 

フランジ取付け平面部の外径 

≧117 

φF2 

フランジ取付け平面部の内径 

≦97 

φG 

フィラネックの内径 

88〜90 

フィラネックの高さ 

規定なし 

A.3 インレットアダプタ 

インレットアダプタは,フィラネックの中に収まるように設計する。密閉形給水システムのインレット

アダプタは,密閉形給水システム用のカップリングを備えていなければならない。カップリングの外径は,

19.25 mmとする(図A.3参照)。 

A.4 フィラキャップ 

密閉形給水システムのフィラキャップは,防じん(塵)のために必要である。また,開放形給水システ

ムのフィラキャップは,AUS 32を密閉できなければならない。 

フィラキャップの表示及び色は,表1に規定するものであることが望ましい。 

A.5 給水ノズル 

給水ノズルは,密閉形給水システムのインレットアダプタに対応するものでなければならない。 

給水ノズルを車載AUS 32タンク以外のタンクに挿入した場合,タンクにAUS 32を給水できてはならな

い。 

A.6 給水時の最小自由空間 

給水時の最小自由空間は,4.6に準拠するものとする。ただし,開放形給水システムのノズル注入口に相

当するインレットアダプタの上面以下の形状(直径19.25 mm ,長さ72 mmの円柱部分)を除く。 

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13 

K 2247-4:2013  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

単位 mm 

密閉形給水システム用のカップリング 

密閉形給水システム用のエア抜き弁 

4.3に規定する寸法の開放形給水システム用の給水口(緊急時の給水用) 

表3に規定する開放形給水システム用のマグネットリング 

図A.3−開放形給水システム及び密閉形給水システムのインレットアダプタを備えるフィラネックの例 

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附属書JA 

(参考) 

JISと対応国際規格との対比表 

JIS K 2247-4: 2013 ディーゼル機関−NOx還元剤 AUS 32−第4部:重量車用の尿素水
溶液給水インタフェース 

ISO 22241-4: 2009 Diesel engines−NOx reduction agent AUS 32−Part 4: 
Refilling interface 

 
(I)JISの規定 

(II) 
国際規
格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号
及び題名 

内容 

箇条番
号 

内容 

箇条ごと
の評価 

技術的差異の内容 

1適用範
囲 
 

窒素酸化物(NOx)還元剤
尿素水溶液(AUS)32の給
水インタフェースについ
て規定。 

JISとほぼ同じ 

追加 

車両総質量3.5 t以下のトラ
ック及びバスに適用しても
よいことを本文に追加し,全
てのトラック及びバスを適
用範囲に含めるようにした。 

ISO 22241-4制定後に,乗用車用
の尿素水溶液給水インタフェー
スに関するISO 22241-5の制定が
進められている。その中で,同様
の適用範囲の拡大が行われてい
る。そこで,適用範囲の拡大を先
取りし,この規格に反映した。機
会を捉えて,ISO規格の修正を提
案する。 

2 引用
規格 

3 用語
及び定義 

3.3.1 フィラネック 
 

3.3.1 

JISとほぼ同じ 

変更 

“一般的に”という語を追加
して,インレットアダプタの
ない構造のフィラネックも
含むように変更した。 

我が国に市場投入されている
SCRコンバータを搭載する重量
車のほとんどが,インレットアダ
プタを採用していないため,イン
レットアダプタのない構造のフ
ィラネックも含むように,定義を
変更した。今後,インレットアダ
プタの採用状況を考慮し,この規
格を見直す。ISO規格の修正は提
案しない。 

 
 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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(I)JISの規定 

(II) 
国際規
格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号
及び題名 

内容 

箇条番
号 

内容 

箇条ごと
の評価 

技術的差異の内容 

3 用語
及び定義 
(続き) 

3.6 車両 
 

3.6 

JISとほぼ同じ 

変更 

“車両総質量3.5 t超のトラ
ック及びバス”を,JISでは
“重量車”に変更した。技術
的差異はない。 

適用範囲の注記2の記載内容を反
映して変更した。技術的差異がな
いので,ISO規格の修正は提案し
ない。 

4 要件 

4.1 機能要件 

4.1 

JISとほぼ同じ 

追加 

こぼれ量の意味を規格利用
者が正しく理解できるよう
に,表1にこぼれ量の定義を
記載した注a)を追加した。技
術的差異はない。 

技術的差異はないが,規格利用者
の利便性が向上するので,機会を
捉えて,ISO規格の修正を提案す
る。 

追加 

表1に規定する誤給水量は,
4.5で規定するマグネットス
イッチなどを備えている給
水ノズルに適用することを,
注b)で記載した。また,誤給
水量の意味を規格利用者が
正しく理解できるように,誤
給水量の定義を記載した。 

給水ノズルに関し,4.5でマグネッ
トスイッチなどを備えていること
を推奨事項に変更した。そのため,
誤給水量を適用する給水ノズルを
限定する必要があり,適用範囲を
設定した。今後,給水ノズルのマ
グネットスイッチなどの採用状況
を考慮し,この規格を見直す。ISO
規格の修正は提案しない。ただし,
誤給水量の定義については,機会
を捉えて,ISO規格の修正を提案
する。 

追加 

マグネットスイッチなどを
備えていない給水ノズルに
よる定置形給水システムの
誤給水防止のため,作業者が
視認できる位置にAUS 32で
あることを表示する要件を,
表1に追加した。また,注c)
で表示の例を記載した。 

給水ノズルに関し,4.5でマグネッ
トスイッチなどを備えていること
を推奨事項に変更した。そのため,
マグネットスイッチなどを備えて
いない定置形給水システムの誤給
水防止に関し,新たな要件を規定
した。今後,給水ノズルのマグネ
ットスイッチなどの採用状況を考
慮し,この規格を見直す。ISO規
格の修正は提案しない。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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(I)JISの規定 

(II) 
国際規
格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号
及び題名 

内容 

箇条番
号 

内容 

箇条ごと
の評価 

技術的差異の内容 

4 要件 
(続き) 

4.1 機能要件 

4.1 

JISとほぼ同じ 

追加 

インレットアダプタを取り
付けていないAUS 32タンク
への誤給油防止機能につい
て,車載AUS 32タンク又は
その周囲で,作業者が視認で
きる位置へのAUS 32である
ことを示す表示は機能に含
めるという注d)を,表1に追
加した。 

4.2で,フィラネックへのインレ
ットアダプタの取付けを推奨事
項に変更した。そのため,インレ
ットアダプタを取り付けていな
いAUS 32タンクへの誤給油防止
機能について,注を追加し規定し
た。今後,インレットアダプタの
採用状況を考慮し,この規格を見
直す。ISO規格の修正は提案しな
い。 

変更 

AUS 32の凍結に関し,ISO規
格は,使用温度範囲にかかわ
らず,定置形給水システムの
凍結防止対策を講じなけれ
ばならないと規定している。
これに対し,JISは,定置形
給水システムが設置される
地域の温度を考慮して,凍結
防止対策を講じるよう規定
を変更した。 

給水所の定置形給水システムに
使用温度範囲を考慮する規定が
ない。そのため,AUS 32の凍結
が想定されない地域でも凍結防
止対策という過剰な対応を強い
られる。給水所をより厳しく規定
する必要性はなく,車両部品と同
等の規定に変更した。機会を捉え
て,ISO規格の修正を提案する。 

追加 

信頼性及び耐久性に関し,使
用者の不適切な使用又は事
故による機能の喪失及び損
傷は,除外することを,表1
の補足事項に記載した。 

車両製造業者の責任外の理由に
よる車載給水システムの機能喪
失をも保証する規定は,過剰な対
応を車両製造業者に強いること
になる。そのため,車両製造業者
に対する免責事項を規定し,適切
な責任範囲を設定した。機会を捉
えて,ISO規格の修正を提案す
る。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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(I)JISの規定 

(II) 
国際規
格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号
及び題名 

内容 

箇条番
号 

内容 

箇条ごと
の評価 

技術的差異の内容 

4 要件 
(続き) 

4.2 フィラネック 

4.2 

JISとほぼ同じ 

変更 

AUS 32タンクのフィラネッ
クへのインレットアダプタ
の取付けを,要件から推奨事
項に変更した。 

インレットアダプタに挿入でき
ない注入口外径が21 mmの給水
ノズルが,我が国に約3割程度存
在する(2011年の数値)。そのた
め,注入口外径が19±0.25 mmの
給水ノズルが普及するまで,イン
レットアダプタの取付けを推奨
事項とした。今後,19±0.25 mm
の給水ノズルの普及状況を考慮
し,この規格を見直す。ISO規格
の修正は提案しない。 

追加 

車両製造業者がフィラネッ
クの幾何学的配置及び方向
性を決定する場合,ISO規格
で規定している給水ノズル
の最小自由空間の他に,フィ
ラネックまでの給水ノズル
の移動経路も考慮すること
を,推奨事項として追加し
た。 

フィラネックの幾何学的配置及
び方向性を決定する場合,給水ノ
ズルの最小自由空間を考慮する
だけでは不十分で,フィラネック
までの給水ノズルの移動経路を
考慮することも重要である。その
ため,両者を推奨事項として規定
した。機会を捉えて,ISO規格の
修正を提案する。 

追加 

図1に,アッパサポートの位
置及びその役割を説明する
注a)を追加した。技術的差異
はない。 

表2でアッパサポートに関する寸
法が規定されているが,図1のど
の部位に相当するのかが不明確
であった。また,その役割も不明
確であった。そのため,図1に,
アッパサポートの位置及びその
役割を説明する注a)を追加した。
技術的差異はないが,規格利用者
の利便性が向上するので,機会を
捉えて,ISO規格の修正を提案す
る。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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(I)JISの規定 

(II) 
国際規
格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号
及び題名 

内容 

箇条番
号 

内容 

箇条ごと
の評価 

技術的差異の内容 

4 要件 
(続き) 

4.2 フィラネック 
 

4.2 

JISとほぼ同じ 

追加 

インレットアダプタを取り
付けていないフィラネック
に関し,フィラネック角度以
外を参考寸法にするという
注a)を,表2に追加した。 

インレットアダプタの取付けを
推奨事項にした。そのため,イン
レットアダプタを取り付けてい
ないフィラネックに関し,アッパ
サポートに関わる寸法を参考寸
法とした。今後,インレットアダ
プタの採用状況を考慮し,この規
格を見直す。ISO規格の修正は提
案しない。 

変更 

ISO規格は,表2の注で,車
両の設計上の制約によって
30°未満のフィラネック角
度を選択した場合の注意点
を記載しているが,30°未満
の角度を許容するかどうか
は明確になっていない。JIS
は,表2の注c)を変更し,車
両の設計上の制約がある場
合,30°未満のフィラネック
角度の選択を明確に許容す
る規定にした。 

我が国に市場投入されている重
量車のAUS 32タンクには,車両
の設計上の制約によって,フィラ
ネック角度が30°未満のものが
存在するが,給水に関する不具合
は発生していない。そのため,車
両の設計上の制約がある場合,
30°未満のフィラネック角度の
選択を明確に許容する規定に変
更した。機会を捉えて,ISO規格
の修正を提案する。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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(I)JISの規定 

(II) 
国際規
格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号
及び題名 

内容 

箇条番
号 

内容 

箇条ごと
の評価 

技術的差異の内容 

4 要件 
(続き) 

4.5 給水ノズル 
 

4.5 

JISとほぼ同じ 

変更 

ノズル注入口が,インレット
アダプタのマグネットリン
グと相互作用するマグネッ
トスイッチ又は同等機能を
もつ装置を備えていること
を,要件から推奨事項に変更
した。また,同等機能をもつ
装置を備えていることを,規
定に追加した。 
 

4.2でインレットアダプタの取付
けを推奨事項にしたことから,ノ
ズル注入口がマグネットスイッ
チなどを備えていることを推奨
事項に変更した。また,表1との
整合を図るため,同等機能をもつ
装置を備えていることを規定に
追加した。前者については,今後,
インレットアダプタの採用状況
を考慮し,この規格を見直す。ISO
規格の修正は提案しない。後者に
ついては,機会を捉えて,ISO規
格の修正を提案する。 

追加 

誤給水を防止する装置とし
て,マグネットスイッチと同
等機能をもつ装置を追加し
た。 

表1との整合を図るため,同等機
能をもつ装置を追加した。機会を
捉えて,ISO規格の修正を提案す
る。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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(I)JISの規定 

(II) 
国際規
格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号
及び題名 

内容 

箇条番
号 

内容 

箇条ごと
の評価 

技術的差異の内容 

4 要件 
(続き) 

4.5 給水ノズル 

4.5 

JISとほぼ同じ 

追加 

マグネットスイッチ又は同
等機能をもつ装置を備えて
いる給水ノズルによる定置
形給水システムに対し,イン
レットアダプタを備えてい
ないAUS 32タンクにも給水
できる機能をもつことを要
件とし,規定に追加した。 

我が国に市場投入されている
SCRコンバータを搭載した重量
車のほとんどが,インレットアダ
プタを採用していない。そのた
め,給水ノズルがマグネットスイ
ッチなどを備えている場合,AUS 
32タンクに給水できない不具合
が発生する。これを回避するた
め,このような定置形給水システ
ムが,インレットアダプタを備え
ていないAUS 32タンクにも給水
できる機能をもつことを,要件と
して規定に追加した。今後,イン
レットアダプタを採用していな
い重量車の市場残存状況を考慮
し,この規格を見直す。ISO規格
の修正は提案しない。 

4.6 給水時の最小自由空間 
 

4.6 

JISとほぼ同じ 

追加 

車両及び車体製造業者に対
し,給水ノズルの最小自由空
間の確保のほかに,フィラネ
ックまでの給水ノズルの移
動経路を確保することを要
件として,規定に追加した。 

車両及び車体製造業者が重量車
を製造する場合,給水ノズルの最
小自由空間を考慮するだけでは
不十分で,フィラネックまでの給
水ノズルの移動経路を考慮する
ことも重要である。そのため,両
者を要件として規定した。機会を
捉えて,ISO規格の修正を提案す
る。 

附属書A 
(参考) 

 
 
 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 22241-4: 2009,MOD 

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

  − 追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
  − 変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。 

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

  − MOD…………… 国際規格を修正している。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。