1
K 00
68 :
20
01
解
説
解説付表
1
JIS
と対応する国際規格との対比表
JIS K 0068
: 2001
化学製品の水分測定方法
ISO 760
: 1978
水分測定−カールフィッシャー法(一般的方法)
(I)
JIS
の規定
(II)
国 際
規 格
番号
(III)
国際規格の規定
(IV)
JIS
と国際規格との技術的差異の項目ごとの評価及びその内容
表示箇所:対比表
表示方法:対比表での項目比較
(V)
JIS
との国際規格と
の 技 術 的 差 異 の 理 由 及
び今後の対策
項目番号
内容
項目
番号
内容
項目ごと
の評価
技術的差異の内容
1.
適用範囲
個体,液体の化学製
品の成分
1 1)
固体,液体の化
学製品の成分
2) KF
法
MOD
/
追加
ISO
は
KF
法のみ規定,
JIS
は
KF
法を含めて
3
方法
について規定
1)
この
ISO
規格を改定
するため
ISO/TC47/SC1/
WG3
が設置されている
が 長 年 活 動 が 停 止 さ れ
ており,規格の改定作業
が行われていない。
ISO
規 格 は 市 場 の 要 求 を 満
た し て い な い の で そ の
まま
JIS
として採用する
ことはできない。
2) WG3
の活動が再開
されれば,この
ISO
規格
を廃止するか,改定する
か 決 定 さ れ る こ と に な
る。改定が決まれば,今
回の改正
JIS
の実績を見
て , 国 際 提 案 を 検 討 す
る。
2.
引用規格
−
MOD
/
追加
ISO
に規定なし
3.
定義
−
MOD
/
追加
ISO
に規定なし
4.
共通事項
−
MOD
/
追加
ISO
に規定なし
5.
測 定 方 法 の 種
類
1) F
滴定法(容量
滴 定 法 , 電 量 滴 定
法,水分気化法)
2)
乾燥減量法
3)
蒸留法
−
MOD
/
追加
ISO
に規定なし
6.
カ ー ル フ ィ ッ
シャー滴定法
−
MOD
/
追加
ISO
に該当項目名なし
(KF
法だけなので不必要
)
6.1
要旨
2
3
原理
反応
MOD
/
変更
ISO
は反応式を記載するなどやや詳しく記載
6.2
試料の採取
−
MOD
/
追加
ISO
に規定なし
6.3
容量滴定法
6.3.1
要旨
6.1
MOD
/
変更
ISO
がやや詳しく記載
2
K 006
8 :
200
1
解
説
(I)
JIS
の規定
(II)
国 際
規 格
番号
(III)
国際規格の規定
(IV)
JIS
と国際規格との技術的差異の項目ごとの評価及びその内容
表示箇所:対比表
表示方法:対比表での項目比較
(V)
JIS
との国際規格と
の 技 術 的 差 異 の 理 由 及
び今後の対策
項目番号
内容
項目
番号
内容
項目ごと
の評価
技術的差異の内容
6.3.2
装置及び器具 容量滴定装置ほか
5
5.1
Annex
B
装置
直 接 滴 定 用 装 置 ほ
か
( 視 覚 法 、 電 気 的
法)
視 覚 法 又 は 電 気 的
法用装置の例
MOD
/
変更
装置について
ISO
がやや詳しく記載
−
5.2
Annex
C
逆滴定用装置
(電気的法)
逆滴定用装置
(電気的法)
装置の例
MOD
/
削除
JIS
に規定なし
(
逆滴定専用装置は特に必要ではな
い
)
6.3.3
試薬
4
Annex
A
試薬・材料
標 準 水 / メ タ ノ ー
ルによる
KF
試薬の
標定
MOD
/
変更
ISO
では独自に規定する試薬もあるが,
JIS
では
ISO
より多くの試薬を規定し多様な試料への対応を可能
にしている。
6.3.4
試料採取操作
−
MOD
/
追加
ISO
に規定なし
6.3.5
操作
a)
直接滴定
6
6.2
7
7.1
7.2
視覚法
手順
電気的方法
終点検出原理
手順
MOD
/
変更
1)
ISO
では空試験の規定がない。
2)
ISO
では説明的内容なので検出原理の規定なし
b)
逆滴定
88.18.
2
電気的方法
終点検出原理
手順
MOD
/
変更
1)
ISO
では空試験の規定がない。
2)
JIS
では説明的内容なので検出原理の規定なし
3
K 00
68 :
20
01
解
説
(I)
JIS
の規定
(II)
国 際
規 格
番号
(III)
国際規格の規定
(IV)
JIS
と国際規格との技術的差異の項目ごとの評価及びその内容
表示箇所:対比表
表示方法:対比表での項目比較
(v)
JIS
との国際規格と
の 技 術 的 差 異 の 理 由 及
び今後の対策
項目番号
内容
項目
番号
内容
項目ごと
の評価
技術的差異の内容
6.3.6
計算
a)
接滴定
6.3
7.3
(視覚法)
(
電気的方法)
MOD
/
変更
ISO
では空試験の規定がない。
b)
逆滴定
8.3
(
電気的方法)
MOD
/
変更
ISO
では空試験の規定がない。
−
9.
試験報告書
MOD
/
削除
JIS
に規定なし
−
文献
MOD
/
削除
JIS
に規定なし
6.4
量滴定法
−
MOD
/
追加
ISO
に規定なし
6.5
気 化 − 容 量 滴
定 法 又 は 水 分 気 化
−電量滴定法
試 料 中 の 水 分 の 気
化・捕集し,
KF
測
定
−
MOD
/
追加
ISO
に規定なし
7.
燥減量法
−
MOD
/
追加
ISO
に規定なし
8.
留法
−
MOD
/
追加
ISO
に規定なし
9.
学 製 品 を 取 り
扱 う と き の 注 意 事
項
−
MOD
/
追加
ISO
に規定なし
JIS
と国際規格との対応の程度の全体評価:
NEQ
備考
1.
項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
−
MOD
/削除……
·
国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
−
MOD
/追加……
·
国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
−
MOD
/変更……
·
国際規格の規定内容を変更している。
2.
JIS
と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
−
NEQ
……………
技術的内容及び構成において,国際規格と同等でない。