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解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表 

JIS K 0061 : 2001 化学製品の密度及び比重測定方法 

ISO 758 : 1976 工業用液体化学製品−20℃密度の測定方法 

(I) JISの規定 

(II) 

国際
規格
番号 

(III) 国際規格の規定 

(IV) JISと国際規格との技術的差異の項目ごとの評価及びその内容 

表示箇所:対比表 
表不方法:対比表での項目比較 

(V) JISと国際規格との技術

的差異の理由及び今後
の対策 

項目番号 

内容 

項目
番号 

内容 

項目ごとの
評価 

技術的差異の内容 

1. 適用範囲 

化学製品の密度及び
比重の試験法 

工業用液体化学
製品−20℃密度
の測定方法 

MOD/追加 1) ISOは液体化学製品の密度に適用(規格本体ではゲ

ーリュサックピクノメータ法(比重瓶法)の1方法
のみ規定) 

2) JISは,化学製品一般の密度,比重に適用 

1) 差異の理由: 
多様な状態の化学製品の密
度の測定について,ISOは,
液体化学製品のみを対象に
比重瓶法のうちゲーリュサ
ックピクノメータ法だけを
規定。市場の要求に対応して
いない。この規格の担当TC 
(ISO/TC47) が長期間活動を
停止していたためであると
思われる。 
2) 今後の対応: 
ISOでTC47規格全体につい
て廃止の検討が行われてお
り,この規格の存続が決まれ
ば,改正後の規格の実績を確
認後,国際提案を検討する。 

2. 引用規格 

JIS 11件 

ISO 1件 

MOD/追加 ISOは比重瓶の引用規格のみ規定 

3. 一般事項 

使用単位 

− 

MOD/追加 ISOに規定なし 

4. 定義 

密度,比重,質量,
見掛け質量 

密度 

MOD/追加 JISで3件追加 

5. 共通事項 

1) 測定場所の状態 
2) 共通的な器具及

び操作 

3) 標準物質 
4) 数値の丸め方 

− 

MOD/追加 ISOに規定なし 

6. 測定方法の種類 密度及び比重測定の

対象: 
1) 液体 2) 固体 
3) 気体 

− 

MOD/追加 ISOに規定なし 

JISで液体4種類(うち,比重瓶法でさらに5種類),
固体5種類(うち,その他比重瓶法でさらに3種類),
気体2種類,合計17種類の方法を規定 

7. 液体の密度及び

比重の測定方法 

7.1 浮ひょう法 

 
 

− 

MOD/追加 ISOに規定なし 

7.2 比重瓶法 
7.2.1 要旨 

 
 

原理 

IDT 

− 

7.2.2 装置及び器

具 

比重瓶(5種類),恒
温水槽,はかり,温
度計 

比重瓶(1種類),
恒温水槽 

MOD/追加 JISでは比重瓶を5種類,ISOでは1種類のみ規定 

7.2.3 校正 

− 

MOD/追加 ISOに規定なし 

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(I) JISの規定 

(II) 

国際
規格
番号 

(III) 国際規格の規定 

(IV) JISと国際規格との技術的差異の項目ごとの評価及びその内容 

表示箇所:対比表 
表不方法:対比表での項目比較 

(V) JISと国際規格との技術

的差異の理由及び今後
の対策 

項目番号 

内容 

項目
番号 

内容 

項目ごとの
評価 

技術的差異の内容 

7.2.4 操作 
a) ワードン形,

ゲーリュサッ
ク形,ハーバ
ード形 

 
 

操作 

MOD/追加 JISは操作内容を詳細に規定 

b) 目盛ピクノメ

ータ 

− 

MOD/追加 ISOに規定なし 

c) オウソワルド

ピクノメータ 

− 

MOD/追加 ISOに規定なし 

7.2.5 計算 

計算 

MOD/変更 ISOは近似式,JISは厳密式(有効数字の範囲では実用

上支障なし) 

− 

結果の報告 

MOD/削除 JISに規定なし 

7.3 振動式密度計  

− 

MOD/追加 ISOに規定なし 

7.4 天びん法 

− 

MOD/追加 ISOに規定なし 

8. 固体の密度及び

比重の測定方法 

− 

MOD/追加 ISOに規定なし 

9. 気体の密度及び

比重の測定方法 

− 

MOD/追加 ISOに規定なし 

10. 化学製品を取り

扱うときの注意
事項 

− 

MOD/追加 ISOに規定なし 

附属書(規定) 

標準物質の密度(水,
乾燥空気,湿潤空気) 

− 

MOD/追加 ISOに規定なし 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:NEQ 

 
備考1.項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。 

  − IDT……………… 技術的差異がない。 
  − MOD/削除…… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 

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  − MOD/追加…… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
  − MOD/変更…… 国際規格の規定内容を変更している。 
2.JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。 
  − NEQ…………… 技術的内容及び構成において,国際規格と同等でない。