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説
解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表
JlS H 8624 : 1999 電気すず−鉛合金めっき
ISO 7587 : 1986 電気すず−鉛合金めっき−規格と試験法
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後
の対策
1. 適用範囲
○ 鉄,銅及びそれらの合金素地
上の電気・電子部品のはんだ
ぬれ性,電気的特性,防食性
などの向上目的で施したす
ず−鉛合金めっき。
ISO 7587
○ 50%〜70%のすずを含んだ電気す
ず−鉛合金めっきについて規定。
= JISはSn70%以上のものも適
用範囲としているが,技術的
に同等である。
2. 引用規格
○ JlS C 0024,JlS H 8504
JIS H 0400,JIS H 8620
JlS H 0404,JIS H 8645
JIS H 8501,JIS K 0119
JlS H 8502,JlS Z 3910
○ ISO 1463,ISO 3497.IEC 60068
-2-20,ISO 2064.ISO 3543,ISO
2177,ISO 3768,ISO 2819,
ISO 4519,1SO 2859,ISO 6988
3. 定義
○ JlS H 0400のほか,有効面,
下地めっき,リフロ(溶融処
理・ヒュージング・溶融光沢
化)
○ 有効面(ISO 2064)
溶融処理・ヒュージング・溶融光
沢化・リフロ
=
4. 種類,等級,
記号及び使
用環境
○ 使用環境条件
JIS H 0404
下地めっき:JIS H 8620溶
融処理:f
○ 分類記号,使用環境
= ISOとの整合から,最低膜厚
と使用環境を関連付けて規
定。
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解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後
の対策
5. 品質
めっきの外
観
○ 9.2の試験
○ 外観
=
めっき皮膜
の化学成
分
○ 9.3の試験
○ 組成(附属書A)
=
めっきの最
小厚さ
○ 9.4の試験
○ 厚さ(附属書B)
=
めっきの密
着性
○ 9.5の試験
○ 密着性(附属書C)
=
めっきの耐
食性
○ 9.6の試験
○ 有孔度
=
めっきのは
んだぬれ
性
○ 9.7の試験
○ はんだ付け性
=
6. 素地
○
−
−
7. 下地めっき ○ 受渡当事者間の協定
○ 下地めっきに関する要求事項
=
8. めっき前の
応力除去
○ 受渡当事者間の協定
○ 鋼の処理
(電気めっき前−応力除去,電気
めっき後−水素ぜい性除去)
=
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解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後
の対策
9. 試験
試験片の作
製
○ 試験片の採取,代替試験片
−
−
外観試験
○ JIS H 8645
○
=
分析試験
○ JIS Z 3910及びJlS K 0119
○ 附属書A
概要,ダミーカソードの調製,す
ずの定量
=
厚さ試験
○ JIS H 8501
顕微鏡断面試験方法,渦電流
式試験方法,磁力式試験方
法,蛍光X線式試験方法,β
線式試験方法,質量式試験方
法,電解式試験方法
○ 附属書B めっき厚さの測定
顕微鏡測定方法,電解式測定方
法,β線後方散乱方法,蛍光X線
式測定方法
=
密着性試験 ○ JlS H 8504
へらしごき試験,テープ試験
方法,曲げ試験方法,熱衝撃
試験方法
○ 附属書C 密着性試験
バニシング試験,折曲げ試験,熱
衝撃試験
=
耐食性試験 ○ JIS H 8502(中性塩水噴霧試
験方法)又はJIS C 0024
○ 有孔度
=
=
はんだぬれ
試験
○ JlS H 8621
○ はんだ付け性
=
10. 検査
○ JIS Z 9031
検査項目,試験方法の選択な
ど,受渡当事者間の協定。
○ サンプリング方法
=
11. めっきの呼
び方
○ JlS H 0404
−
−
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解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後
の対策
12. 表示
○ 送り状などへの記載事項
−
−
13. 発注書又は
加工仕様書
への記載事
項
○ (1) 基本事項
(2) 付記事項
○ 発注者によって電気めっき業者
に提供される情報
=
備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合,“−”は規定していない場合を示す。
2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。
“=”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
“−”:該当項目がない場合。