H 4000:2014
(1)
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 2
4 合金番号,等級及び記号 ···································································································· 3
5 品質······························································································································· 5
5.1 外観 ···························································································································· 5
5.2 化学成分 ······················································································································ 5
5.3 機械的性質 ··················································································································· 9
5.4 導電率 ························································································································ 33
6 寸法及びその許容差 ········································································································· 34
6.1 板の標準寸法 ··············································································································· 34
6.2 合せ板の皮材の厚さ ······································································································ 34
6.3 板,条,厚板,合せ板及び円板の厚さの許容差 ··································································· 34
6.4 板,条,厚板及び合せ板の幅の許容差··············································································· 38
6.5 円板の径の許容差 ········································································································· 39
6.6 板,厚板及び合せ板の長さの許容差·················································································· 39
6.7 板,厚板及び合せ板の直角度 ·························································································· 40
6.8 板,条,厚板及び合せ板の曲がり····················································································· 40
6.9 板,厚板及び合せ板のひずみ ·························································································· 42
7 試験······························································································································ 44
7.1 分析試験 ····················································································································· 44
7.2 引張試験 ····················································································································· 44
7.3 曲げ試験 ····················································································································· 45
7.4 導電率試験 ·················································································································· 45
7.5 合せ板の皮材の厚さ測定試験 ·························································································· 45
8 検査······························································································································ 45
9 表示······························································································································ 47
附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 48
H 4000:2014
(2)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
アルミニウム協会(JAA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規
格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規
格である。
これによって,JIS H 4000:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成27年3月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS H 4000:2006によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
日本工業規格 JIS
H 4000:2014
アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
Aluminium and aluminium alloy sheets, strips and plates
序文
この規格は,2007年に第1版として発行されたISO 209,2011年に第2版として発行されたISO 6361-1,
2011年に第3版として発行されたISO 6361-2,2011年に第2版として発行されたISO 6361-3,2011年に
第2版として発行されたISO 6361-4及び2011年に第1版として発行されたISO 6361-5を基とし,技術的
内容を変更して作成した日本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1
適用範囲
この規格は,圧延したアルミニウム及びアルミニウム合金の板,条,厚板,合せ板及び円板(以下,そ
れぞれ板,条,厚板,合せ板及び円板という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 209:2007,Aluminium and aluminium alloys−Chemical composition
ISO 6361-1:2011,Wrought aluminium and aluminium alloys−Sheets, strips and plates−Part 1:
Technical conditions for inspection and delivery
ISO 6361-2:2011,Wrought aluminium and aluminium alloys−Sheets, strips and plates−Part 2:
Mechanical properties
ISO 6361-3:2011,Wrought aluminium and aluminium alloys−Sheets, strips and plates−Part 3: Strips:
Tolerances on shape and dimensions
ISO 6361-4:2011,Wrought aluminium and aluminium alloys−Sheets, strips and plates−Part 4: Sheets
and plates−Tolerances on shape and dimensions
ISO 6361-5:2011,Wrought aluminium and aluminium alloys−Sheets, strips and plates−Part 5:
Chemical composition(全体評価:MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 0001 アルミニウム,マグネシウム及びそれらの合金−質別記号
注記 対応国際規格:ISO 2107,Aluminium and aluminium alloys−Wrought products−Temper
2
H 4000:2014
designations(MOD)
JIS H 0321 非鉄金属材料の検査通則
JIS H 0505 非鉄金属材料の体積抵抗率及び導電率測定方法
JIS H 1305 アルミニウム及びアルミニウム合金の発光分光分析方法
JIS H 1306 アルミニウム及びアルミニウム合金の原子吸光分析方法
JIS H 1307 アルミニウム及びアルミニウム合金の誘導結合プラズマ発光分光分析方法
JIS H 1351 アルミニウム及びアルミニウム合金の分析方法通則
JIS H 1352 アルミニウム及びアルミニウム合金中のけい素定量方法
JIS H 1353 アルミニウム及びアルミニウム合金中の鉄定量方法
JIS H 1354 アルミニウム及びアルミニウム合金中の銅定量方法
JIS H 1355 アルミニウム及びアルミニウム合金中のマンガン定量方法
JIS H 1356 アルミニウム及びアルミニウム合金中の亜鉛定量方法
JIS H 1357 アルミニウム及びアルミニウム合金中のマグネシウム定量方法
JIS H 1358 アルミニウム及びアルミニウム合金中のクロム定量方法
JIS H 1359 アルミニウム及びアルミニウム合金中のチタン定量方法
JIS H 1360 アルミニウム及びアルミニウム合金中のニッケル定量方法
JIS H 1361 アルミニウム及びアルミニウム合金中のすず定量方法
JIS H 1362 アルミニウム及びアルミニウム合金中のバナジウム定量方法
JIS H 1363 アルミニウム合金中のジルコニウム定量方法
JIS H 1364 アルミニウム及びアルミニウム合金中のビスマス定量方法
JIS H 1365 アルミニウム及びアルミニウム合金中のほう素定量方法
JIS H 1366 アルミニウム及びアルミニウム合金中の鉛定量方法
JIS H 1367 アルミニウム及びアルミニウム合金中のベリリウム定量方法
JIS H 1368 アルミニウム及びアルミニウム合金中のガリウム定量方法
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2248 金属材料曲げ試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
ASTM G34,Standard Test Method for Exfoliation Corrosion Susceptibility in 2XXX and 7XXX Series
Aluminum Alloys (EXCO Test)
ASTM G47,Standard Test Method for Determining Susceptibility to Stress-Corrosion Cracking of 2XXX and
7XXX Aluminum Alloy Products
ASTM G66,Standard Test Method for Visual Assessment of Exfoliation Corrosion Susceptibility of 5XXX
Series Aluminum Alloys Products (ASSET Test)
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
3.1
板(sheet)
通常は,厚さが0.20 mm以上6 mm以下で,断面が長方形の圧延材。シャー切断又はソー切断した直線
状のものをいう。
3
H 4000:2014
3.2
条(strip)
通常は,厚さが0.20 mm以上6 mm以下で,断面が長方形の圧延材。スリット切断したコイル形状のも
のをいう。“条”を“コイル(coil)”ともいう。
注記 板及び条について,0.15 mm以上0.20 mm以下の厚さのものは,はく(JIS H 4160)の厚さ範
囲内であるが,はく以外の板又は条として供給する場合がある。
3.3
厚板(plate)
通常は,厚さが6 mmを超えるもので,断面が長方形の圧延材。シャー切断又はソー切断した直線形の
ものをいう。
3.4
合せ板
心材(基となる板)の表面に皮材(異なった種類の合金の薄板)を圧接などの方法によって全面にはり
合わせた板。
3.5
円板
通常は,板又は条をプレス切断又はシャー切断した円形状の板。
4
合金番号,等級及び記号
合金番号,等級及び記号は,表1による。表1の記号の後に質別を示す記号を付けて製品記号とする。
表1−合金番号,等級及び記号
合金番号a)
等級
記号
特性及び用途例
(参考)
1085
−
A1085P
純アルミニウムのため強度は低いが,成形性,溶接性及び耐食性がよい。
反射板,照明器具,装飾品,化学工業用タンク,導電材など。
1080
−
A1080P
1070
−
A1070P
1060
−
A1060Pb)
導体用純アルミニウムで電気伝導性が高い。ブスバーなど。
1050
−
A1050P
1085,1080などと同じ。
1050A
−
A1050AP
1050より若干強度の高い合金。
1100
−
A1100P
強度は比較的低いが,成形性,溶接性及び耐食性がよい。
一般用器物,建築用材,電気器具,各種容器,印刷板など。
1100A
(1N00)
−
A1100AP
(A1N00P)
1100より若干強度が高く,成形性も優れる。日用品など。
1200
−
A1200P
1100と同じ。
1230A
(1N30)
−
A1230AP
(A1N30P)
展延性及び耐食性がよい。アルミニウムはく地など。
2014
−
A2014P
強度が高い熱処理合金である。合せ板は,表面に6003をはり合わせて耐食性
を改善したものである。航空機用材,各種構造材など。
−
A2014PCc)
2014A
−
A2014AP
2014より若干強度の低い熱処理合金。
2017
−
A2017P
熱処理合金で強度が高く,切削加工性もよい。航空機用材,各種構造材など。
2017A
−
A2017AP
2017より強度の高い合金。
2219
−
A2219P
強度が高く,耐熱性及び溶接性もよい。航空宇宙機器など。
4
H 4000:2014
表1−合金番号,等級及び記号(続き)
合金番号a)
等級
記号
特性及び用途例
(参考)
2024
−
A2024P
2017より強度が高く,切削加工性もよい。合せ板は,表面に1230をはり合わ
せ,耐食性を改善したものである。航空機用材,各種構造材など。
−
A2024PCc)
2124
−
A2124P
航空機用材など。
3003
−
A3003P
1100より若干強度が高く,成形性,溶接性及び耐食性もよい。
一般用器物,建築用材,船舶用材,フィン材,各種容器など。
3103
−
A3103P
3203
−
A3203P
3004
−
A3004P
3003より強度が高く,成形性に優れ,耐食性もよい。
飲料缶,屋根板,ドアパネル材,カラーアルミ,電球口金など。
3104
−
A3104P
3005
−
A3005P
3003より強度が高く,耐食性もよい。建築用材,カラーアルミなど。
3105
−
A3105P
3003より若干強度が高く,成形性及び耐食性がよい。
建築用材,カラーアルミ,キャップなど。
5005
−
A5005P
3003と同程度の強度があり,耐食性,溶接性及び加工性がよい。
建築内外装材,車両内装材など。
5110A
(5N01)
−
A5110AP
(A5N01P)
3003と同程度の強度があり,化学又は電解研磨などの光輝処理後の陽極酸化処
理で高い光輝性が得られる。成形性及び耐食性もよい。装飾品,台所用品,銘
板など。
5021
−
A5021P
5052と同程度の強度であり,耐食性及び成形性がよい。飲料缶用材など。
5042
−
A5042P
5052と5182との中程度の強度の合金で,耐食性及び成形性がよい。
飲料缶用材など。
5050
−
A5050P
建築用材,冷凍機用材,電子機器用材など。
5052
−
A5052P
中程度の強度をもった代表的な合金で,耐食性,成形性及び溶接性がよい。
船舶・車両・建築用材,飲料缶など。
5154
−
A5154P
5052と5083との中程度の強度をもった合金で,耐食性,成形性及び溶接性が
よい。船舶・車両用材,圧力容器など。
5254
−
A5254P
5154の不純物元素を規制して過酸化水素の分解を抑制した合金で,その他の特
性は5154と同程度である。過酸化水素容器など。
5454
−
A5454P
5052より強度が高く,耐食性,成形性及び溶接性がよい。自動車用ホイールな
ど。
5754
−
A5754P
5052と5454との中程度の強度をもった合金。
5456
−
A5456P
高強度の溶接構造材,圧力容器,船舶用材など。
5082
−
A5082P
5083とほぼ同程度の強度があり,成形性及び耐食性がよい。
飲料缶など。
5182
−
A5182P
5083
普通級
A5083P
非熱処理合金中で最高の強度があり,耐食性及び溶接性がよい。
船舶・車両用材,低温用タンク,圧力容器など。
特殊級
A5083PSd)
液化天然ガス貯槽。
5086
−
A5086P
5154より強度が高く,耐食性の優れた溶接構造用合金。
船舶用材,圧力容器,磁気ディスクなど。
6101
−
A6101Pb)
高強度導体用合金で,電気伝導性が高い。ブスバーなど。
6061
−
A6061P
耐食性が良好で主にボルト・リベット接合の構造用材として用いられる。
船舶・車両用材及び陸上構造物など。
6082
−
A6082P
6061とほぼ同程度の強度があり,耐食性もよい。スキーなど。
7204
(7N01)
−
A7204P
(A7N01P)
強度が高く,耐食性も良好な溶接構造用合金。
車両その他の陸上構造物など。
7010
−
A7010P
7075とほぼ同程度の強度をもった合金。
5
H 4000:2014
表1−合金番号,等級及び記号(続き)
合金番号a)
等級
記号
特性及び用途例
(参考)
7050
−
A7050P
航空機,その他構造材など。
7075
−
A7075P
アルミニウム合金中高い強度をもつ合金の一つであるが,合せ板は,表面に
7072をはり合わせ,耐食性を改善したものである。航空機用材,スキーなど。
−
A7075PCc)
7475
−
A7475P
7075とほぼ同程度の強度があり,じん(靱)性がよい。超塑性材,航空機用材
など。
7178
−
A7178P
7075より強度が高い合金。バット用材,スキーなど。
8011A
−
A8011AP
はく地用材など。
8021
−
A8021P
1230Aより強度が高く,展延性及び耐食性がよい。
アルミニウムはく地,装飾用,電気通信用,包装用など。
8079
−
A8079P
注a) ( )内は,旧合金番号を示す。
なお,合金番号は,旧合金番号以外のものを優先して使用するのが望ましい。
b) A1060P及びA6101Pは,導体用として使用する場合に限る。
c) A2014PC,A2024PC及びA7075PCは,合せ板に使用する場合に限る。
なお,これら合せ板に使用の合金番号1230,6003及び7072は,合せ板の皮材に使用する場合に限る。
d) A5083PSは,液化天然ガス貯槽の側板,アニュラプレート及びナックルプレートに使用する場合に限る。
5
品質
5.1
外観
板,条,厚板,合せ板及び円板は,表面仕上が良好かつ均一で,使用上有害な膨れ,きずなどの欠陥が
あってはならない。表面欠陥の除去は,滑らかに仕上げなければならない。
5.2
化学成分
板,条,厚板,合せ板(心材及び皮材)及び円板の化学成分は,7.1によって試験を行い,表2による。
6
H 4000:2014
表2−化学成分
単位 %
合金番号
合せ材
Si
Fe
Cu
Mn
Mg
Cr
Zn
Ga,V,Ni,B,Zrなど
Ti
その他a)
Al
個々
合計
1085
−
0.10以下
0.12以下
0.03以下
0.02以下
0.02以下
−
0.03以下
Ga 0.03以下,V 0.05以下
0.02以下 0.01以下
−
99.85以上
1080
−
0.15以下
0.15以下
0.03以下
0.02以下
0.02以下
−
0.03以下
Ga 0.03以下,V 0.05以下
0.03以下 0.02以下
−
99.80以上
1070
−
0.20以下
0.25以下
0.04以下
0.03以下
0.03以下
−
0.04以下
V 0.05以下
0.03以下 0.03以下
−
99.70以上
1060
−
0.25以下
0.35以下
0.05以下
0.03以下
0.03以下
−
0.05以下
V 0.05以下
0.03以下 0.03以下
−
99.60以上
1050
−
0.25以下
0.40以下
0.05以下
0.05以下
0.05以下
−
0.05以下
V 0.05以下
0.03以下 0.03以下
−
99.50以上
1050A
−
0.25以下
0.40以下
0.05以下
0.05以下
0.05以下
−
0.07以下
−
0.05以下 0.03以下
−
99.50以上
1100
−
Si+Fe 0.95以下
0.05〜0.20
0.05以下
−
−
0.10以下
−
−
0.05以下 0.15以下 99.00以上
1100A
(1N00)
−
Si+Fe 1.00以下
0.05〜0.20
0.05以下
0.10以下
−
0.10以下
−
0.10以下 0.05以下 0.15以下 99.00以上
1200
−
Si+Fe 1.00以下
0.05以下
0.05以下
−
−
0.10以下
−
0.05以下 0.05以下 0.15以下 99.00以上
1230A
(1N30)
−
Si+Fe 0.70以下
0.10以下
0.05以下
0.05以下
−
0.05以下
−
−
0.03以下
−
99.30以上
2014
−
0.50〜1.2
0.7以下
3.9〜5.0
0.40〜1.2
0.20〜0.8
0.10以下
0.25以下
−
0.15以下 0.05以下 0.15以下
残部
2014
合せ板
心材
0.50〜1.2
0.7以下
3.9〜5.0
0.40〜1.2
0.20〜0.8
0.10以下
0.25以下
−
0.15以下 0.05以下 0.15以下
残部
皮材(6003)
0.35〜1.0
0.6以下
0.10以下
0.8以下
0.8〜1.5
0.35以下
0.20以下
−
0.10以下 0.05以下 0.15以下
残部
2014A
−
0.50〜0.9
0.50以下
3.9〜5.0
0.40〜1.2
0.20〜0.8
0.10以下
0.25以下 Ni 0.10以下,Zr+Ti 0.20以下 0.15以下 0.05以下 0.15以下
残部
2017
−
0.20〜0.8
0.7以下
3.5〜4.5
0.40〜1.0
0.40〜0.8
0.10以下
0.25以下
−
0.15以下 0.05以下 0.15以下
残部
2017A
−
0.20〜0.8
0.7以下
3.5〜4.5
0.40〜1.0
0.40〜1.0
0.10以下
0.25以下
Zr+Ti 0.25以下
−
0.05以下 0.15以下
残部
2219
−
0.20以下
0.30以下
5.8〜6.8
0.20〜0.40
0.02以下
−
0.10以下
V 0.05〜0.15,Zr 0.10〜0.25
0.02〜0.10 0.05以下 0.15以下
残部
2024
−
0.50以下
0.50以下
3.8〜4.9
0.30〜0.9
1.2〜1.8
0.10以下
0.25以下
−
0.15以下 0.05以下 0.15以下
残部
2024
合せ板
心材
0.50以下
0.50以下
3.8〜4.9
0.30〜0.9
1.2〜1.8
0.10以下
0.25以下
−
0.15以下 0.05以下 0.15以下
残部
皮材(1230)
Si+Fe 0.70以下
0.10以下
0.05以下
0.05以下
−
0.10以下
V 0.05以下
0.03以下 0.03以下
−
99.30以上
2124
−
0.20以下
0.30以下
3.8〜4.9
0.30〜0.9
1.2〜1.8
0.10以下
0.25以下
−
0.15以下 0.05以下 0.15以下
残部
3003
−
0.6以下
0.7以下
0.05〜0.20
1.0〜1.5
−
−
0.10以下
−
−
0.05以下 0.15以下
残部
3103
−
0.50以下
0.7以下
0.10以下
0.9〜1.5
0.30以下
0.10以下
0.20以下
Zr+Ti 0.10以下
−
0.05以下 0.15以下
残部
3203
−
0.6以下
0.7以下
0.05以下
1.0〜1.5
−
−
0.10以下
−
−
0.05以下 0.15以下
残部
3004
−
0.30以下
0.7以下
0.25以下
1.0〜1.5
0.8〜1.3
−
0.25以下
−
−
0.05以下 0.15以下
残部
3104
−
0.6以下
0.8以下
0.05〜0.25
0.8〜1.4
0.8〜1.3
−
0.25以下
Ga 0.05以下,V 0.05以下
0.10以下 0.05以下 0.15以下
残部
3005
−
0.6以下
0.7以下
0.30以下
1.0〜1.5
0.20〜0.6
0.10以下
0.25以下
−
0.10以下 0.05以下 0.15以下
残部
3105
−
0.6以下
0.7以下
0.30以下
0.30〜0.8
0.20〜0.8
0.20以下
0.40以下
−
0.10以下 0.05以下 0.15以下
残部
6
H
4
0
0
0
:
2
0
1
4
7
H 4000:2014
表2−化学成分(続き)
単位 %
合金番号
合せ材
Si
Fe
Cu
Mn
Mg
Cr
Zn
Ga,V,Ni,B,Zrなど
Ti
その他a)
Al
個々
合計
5005
−
0.30以下
0.7以下
0.20以下
0.20以下
0.50〜1.1
0.10以下
0.25以下
−
−
0.05以下 0.15以下
残部
5110A
(5N01)
−
0.15以下
0.25以下
0.20以下
0.20以下
0.20〜0.6
−
0.03以下
−
−
0.05以下 0.10以下
残部
5021
−
0.40以下
0.50以下
0.15以下
0.10〜0.50
2.2〜2.8
0.15以下
0.15以下
−
−
0.05以下 0.15以下
残部
5042
−
0.20以下
0.35以下
0.15以下
0.20〜0.50
3.0〜4.0
0.10以下
0.25以下
−
0.10以下 0.05以下 0.15以下
残部
5050
−
0.40以下
0.7以下
0.20以下
0.10以下
1.1〜1.8
0.10以下
0.25以下
−
−
0.05以下 0.15以下
残部
5052
−
0.25以下
0.40以下
0.10以下
0.10以下
2.2〜2.8
0.15〜0.35 0.10以下
−
−
0.05以下 0.15以下
残部
5154
−
0.25以下
0.40以下
0.10以下
0.10以下
3.1〜3.9
0.15〜0.35 0.20以下
−
0.20以下 0.05以下 0.15以下
残部
5254
−
Si+Fe 0.45以下
0.05以下
0.01以下
3.1〜3.9
0.15〜0.35 0.20以下
−
0.05以下 0.05以下 0.15以下
残部
5454
−
0.25以下
0.40以下
0.10以下
0.50〜1.0
2.4〜3.0
0.05〜0.20 0.25以下
−
0.20以下 0.05以下 0.15以下
残部
5754
−
0.40以下
0.40以下
0.10以下
0.50以下
2.6〜3.6
0.30以下
0.20以下
Mn+Cr 0.10〜0.6
0.15以下 0.05以下 0.15以下
残部
5456
−
0.25以下
0.40以下
0.10以下
0.50〜1.0
4.7〜5.5
0.05〜0.20 0.25以下
−
0.20以下 0.05以下 0.15以下
残部
5082
−
0.20以下
0.35以下
0.15以下
0.15以下
4.0〜5.0
0.15以下
0.25以下
−
0.10以下 0.05以下 0.15以下
残部
5182
−
0.20以下
0.35以下
0.15以下
0.20〜0.50
4.0〜5.0
0.10以下
0.25以下
−
0.10以下 0.05以下 0.15以下
残部
5083
−
0.40以下
0.40以下
0.10以下
0.40〜1.0
4.0〜4.9
0.05〜0.25 0.25以下
−
0.15以下 0.05以下 0.15以下
残部
5086
−
0.40以下
0.50以下
0.10以下
0.20〜0.7
3.5〜4.5
0.05〜0.25 0.25以下
−
0.15以下 0.05以下 0.15以下
残部
6101
−
0.30〜0.7
0.50以下
0.10以下
0.03以下
0.35〜0.8
0.03以下
0.10以下
B 0.06以下
−
0.03以下 0.10以下
残部
6061
−
0.40〜0.8
0.7以下
0.15〜0.40
0.15以下
0.8〜1.2
0.04〜0.35 0.25以下
−
0.15以下 0.05以下 0.15以下
残部
6082
−
0.7〜1.3
0.50以下
0.10以下
0.40〜1.0
0.6〜1.2
0.25以下
0.20以下
−
0.10以下 0.05以下 0.15以下
残部
7204
(7N01)
−
0.30以下
0.35以下
0.20以下
0.20〜0.7
1.0〜2.0
0.30以下
4.0〜5.0
V 0.10以下,Zr 0.25以下
0.20以下 0.05以下 0.15以下
残部
7010
−
0.12以下
0.15以下
1.5〜2.0
0.10以下
2.1〜2.6
0.05以下
5.7〜6.7
Ni 0.05以下,Zr 0.10〜0.16
0.06以下 0.05以下 0.15以下
残部
7050
−
0.12以下
0.15以下
2.0〜2.6
0.10以下
1.9〜2.6
0.04以下
5.7〜6.7
Zr 0.08〜0.15
0.06以下 0.05以下 0.15以下
残部
7075
−
0.40以下
0.50以下
1.2〜2.0
0.30以下
2.1〜2.9
0.18〜0.28
5.1〜6.1
−
0.20以下 0.05以下 0.15以下
残部
7075
合せ板
心材
0.40以下
0.50以下
1.2〜2.0
0.30以下
2.1〜2.9
0.18〜0.28
5.1〜6.1
−
0.20以下 0.05以下 0.15以下
残部
皮材(7072)
Si+Fe 0.7以下
0.10以下
0.10以下
0.10以下
−
0.8〜1.3
−
−
0.05以下 0.15以下
残部
7475
−
0.10以下
0.12以下
1.2〜1.9
0.06以下
1.9〜2.6
0.18〜0.25
5.2〜6.2
−
0.06以下 0.05以下 0.15以下
残部
7178
−
0.40以下
0.50以下
1.6〜2.4
0.30以下
2.4〜3.1
0.18〜0.28
6.3〜7.3
−
0.20以下 0.05以下 0.15以下
残部
7
H
4
0
0
0
:
2
0
1
4
8
H 4000:2014
表2−化学成分(続き)
単位 %
合金番号
合せ材
Si
Fe
Cu
Mn
Mg
Cr
Zn
Ga,V,Ni,B,Zrなど
Ti
その他a)
Al
個々
合計
8011A
−
0.40〜0.8
0.50〜1.0
0.10以下
0.10以下
0.10以下
0.10以下
0.10以下
−
0.05以下 0.05以下 0.15以下
残部
8021
−
0.15以下
1.2〜1.7
0.05以下
−
−
−
−
−
−
0.05以下 0.15以下
残部
8079
−
0.05〜0.30
0.7〜1.3
0.05以下
−
−
−
0.10以下
−
−
0.05以下 0.15以下
残部
注a) その他の元素の“個々”の値は,この表で示されている元素以外の個々の成分値であり,“合計”の値は,個々の成分値を合計したものである。この表に示され
ない元素は,存在が予知される場合又は通常の分析過程において,その他の規定の値を超えるおそれがある場合に限って製造業者の判断によって分析を行う。
8
H
4
0
0
0
:
2
0
1
4
9
H 4000:2014
5.3
機械的性質
5.3.1
板,条,厚板及び円板の機械的性質
板,条,厚板及び円板の機械的性質(引張強さ,耐力,伸び及び曲げ)は,7.2及び7.3によって試験を
行い,表3による。ただし,表3に規定の厚さ以外の寸法の機械的性質は,受渡当事者間の協定による。
なお,耐力及び曲げ試験の適用は,次のとおりとする。
a) 耐力 記号A1085P,A1080P,A1070P,A1060P,A1050P,A1100P,A1200P,A1100AP(A1N00P),
A1230AP(A1N30P),A3003P,A3103P,A3203P,A3004P,A3104P,A3005P,A3105P,A5005P,A5052P
及びA6101Pの耐力は,注文者の要求のある場合だけに適用する。
b) 曲げ 曲げ試験は,注文者の要求のある場合だけに適用する。
なお,曲げ試験を行った場合,板,条,厚板及び円板の曲げた部分の外側に割れを生じてはならな
い。
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A1085P
A1080P
A1070P
H112
4.0以上
6.5以下 75以上 35以上 13以上
−
−
−
6.5を超え 13.0以下 70以上 35以上 15以上
13.0を超え 25.0以下 60以上 25以上 20以上
25.0を超え 50.0以下 55以上 20以上 25以上
50.0を超え 75.0以下 55以上 15以上 25以上
O
0.2以上
0.3以下
55以上
95以下
−
15以上
−
0.2以上 6.0以下
密着
0.3を超え 0.5以下
−
20以上
0.5を超え 0.8以下
−
25以上
0.8を超え 1.3以下
15以上 30以上
1.3を超え 13.0以下
15以上 35以上
13.0を超え 50.0以下
15以上 30以上
H12
H22d)
0.2以上
0.3以下
70以上
110以下
−
2以上
−
0.2以上 6.0以下
密着
0.3を超え 0.5以下
−
3以上
0.5を超え 0.8以下
−
4以上
0.8を超え 1.3以下
55以上
6以上
1.3を超え 2.9以下
55以上
8以上
2.9を超え 12.0以下
55以上
9以上
H14
H24d)
0.2以上
0.3以下
85以上
120以下
−
1以上
−
0.2以上 0.8以下
0.8を超え 6.0以下
厚さの0.5倍
厚さの1倍
0.3を超え 0.5以下
−
2以上
0.5を超え 0.8以下
−
3以上
0.8を超え 1.3以下
65以上
4以上
1.3を超え 2.9以下
65以上
5以上
2.9を超え 12.0以下
65以上
6以上
H16
H26d)
0.2以上
0.5以下
100以上
135以下
−
1以上
−
0.2以上 0.8以下
0.8を超え 4.0以下
厚さの1倍
厚さの1.5倍
0.5を超え 0.8以下
−
2以上
0.8を超え 1.3以下
75以上
3以上
1.3を超え 4.0以下
75以上
4以上
H18
0.2以上
0.5以下
120以上
−
1以上
−
−
−
0.5を超え 0.8以下
2以上
0.8を超え 1.3以下
3以上
1.3を超え 3.0以下
4以上
10
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A1060P
H112
4.0以上
6.5以下
75以上 35以上 10以上
−
6.0以上 16.0以下 厚さの1倍
6.5を超え 13.0以下
70以上 35以上 10以上
13.0を超え 25.0以下
60以上 25以上 16以上
25.0を超え 50.0以下
55以上 20以上 22以上
H14
H24
0.8以上
1.3以下
85以上 65以上
4以上
−
0.8以上 12.0以下 厚さの1倍
1.3を超え 2.9以下
5以上
2.9を超え 12.0以下
6以上
A1050P
H112
4.0以上
6.5以下
85以上 45以上 10以上
−
−
−
6.5を超え 13.0以下
80以上 45以上 10以上
13.0を超え 25.0以下
70以上 35以上 16以上
25.0を超え 50.0以下
65以上 30以上 22以上
50.0を超え 75.0以下
65以上 20以上 22以上
O
0.2以上
0.5以下
60以上
100以下
−
15以上
−
0.2以上
6.0以下 密着
0.5を超え 0.8以下
−
20以上
0.8を超え 1.3以下
20以上 25以上
1.3を超え 6.5以下
20以上 30以上
6.5を超え 50.0以下
20以上 28以上
H12
H22d)
0.2以上
0.3以下
80以上
120以下
−
2以上
−
0.2以上
0.8以下
0.8を超え 6.0以下
密着
厚さの0.5倍
0.3を超え 0.5以下
−
3以上
0.5を超え 0.8以下
−
4以上
0.8を超え 1.3以下
65以上
6以上
1.3を超え 2.9以下
65以上
8以上
2.9を超え 12.0以下
65以上
9以上
H14
H24d)
0.2以上
0.3以下
95以上
125以下
−
1以上
−
0.2以上
0.8以下
0.8を超え 6.0以下
厚さの0.5倍
厚さの1倍
0.3を超え 0.5以下
−
2以上
0.5を超え 0.8以下
−
3以上
0.8を超え 1.3以下
75以上
4以上
1.3を超え 2.9以下
75以上
5以上
2.9を超え 12.0以下
75以上
6以上
H16
H26d)
0.2以上
0.5以下
120以上
145以下
−
1以上
−
0.2以上
4.0以下 厚さの2倍
0.5を超え 0.8以下
−
2以上
0.8を超え 1.3以下
85以上
3以上
1.3を超え 4.0以下
85以上
4以上
H18
0.2以上
0.5以下
125以上
−
1以上
−
−
−
0.5を超え 0.8以下
2以上
0.8を超え 1.3以下
3以上
1.3を超え 3.0以下
4以上
A1050AP O
0.2以上
0.5以下
65以上
95以下 20以上
20以上
−
−
−
0.5を超え 1.5以下
22以上
−
1.5を超え 3.0以下
26以上
−
3.0を超え 6.0以下
29以上
−
6.0を超え 12.5以下
35以上
−
12.5を超え 25.0以下
32以上 32以上
11
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A1050AP
H14
0.2以上
0.5以下
105以上
145以下 85以上
2以上
−
−
−
0.5を超え 1.5以下
3以上
1.5を超え 3.0以下
4以上
3.0を超え 6.0以下
5以上
H24
0.2以上
0.5以下
105以上
145以下 75以上
3以上
−
−
−
0.5を超え 1.5以下
4以上
1.5を超え 3.0以下
5以上
3.0を超え 6.0以下
8以上
H18
0.2以上
0.5以下
140以上 120以上
1以上
−
−
−
0.5を超え 1.5以下
2以上
1.5を超え 3.0以下
2以上
A1100P
A1100AP
(A1N00P)
A1200P
A1230AP
(A1N30P)
H112
4.0以上
6.5以下
95以上 50以上
9以上
−
−
−
6.5を超え 13.0以下
90以上 50以上
9以上
13.0を超え 50.0以下
85以上 35以上 14以上
50.0を超え 75.0以下
80以上 25以上 20以上
O
0.2以上
0.5以下
75以上
105以下 25以上
17以上
−
0.2以上
6.0以下 密着
0.5を超え 0.8以下
22以上
−
0.8を超え 1.3以下
22以上
−
1.3を超え 6.5以下
30以上
−
6.5を超え 75.0以下
28以上 25以上
H12
H22d)
0.2以上
0.3以下
95以上
125以下 75以上
2以上
−
0.2以上
6.0以下 厚さの0.5倍
0.3を超え 0.5以下
3以上
0.5を超え 0.8以下
4以上
0.8を超え 1.3以下
6以上
1.3を超え 2.9以下
8以上
2.9を超え 12.0以下
9以上
H14
H24d)
0.2以上
0.3以下
120以上
145以下 95以上
1以上
−
0.2以上
6.0以下 厚さの1倍
0.3を超え 0.5以下
2以上
0.5を超え 0.8以下
3以上
0.8を超え 1.3以下
4以上
1.3を超え 2.9以下
5以上
2.9を超え 12.0以下
6以上
H16
H26d)
0.2以上
0.5以下
135以上
165以下 115以上
1以上
−
0.2以上
4.0以下 厚さの2倍
0.5を超え 0.8以下
2以上
0.8を超え 1.3以下
3以上
1.3を超え 4.0以下
4以上
H18
0.2以上
0.5以下
150以上 130以上
1以上
−
−
−
0.5を超え 0.8以下
2以上
0.8を超え 1.3以下
3以上
1.3を超え 3.0以下
4以上
12
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A2014P
Oe)
0.4以上
0.5以下
220以下 140以下
16以上
−
0.4以上
1.6以下
1.6を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの0.5倍
厚さの1倍
厚さの1.5倍
0.5を超え 13.0以下
16以上
−
13.0を超え 25.0以下
10以上 9以上
T3
0.4以上
0.5以下
395以上
245以上 14以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 1.6以下
1.6を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの1.5倍
厚さの2.5倍
厚さの3倍
厚さの3.5倍
0.5を超え 6.0以下
245以上 14以上
6.0を超え 6.3以下
240以上 14以上
6.3を超え 12.0以下
235以上 13以上
T4
0.4以上
0.5以下 395以上 240以上
14以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 1.6以下
1.6を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの1.5倍
厚さの2.5倍
厚さの3倍
厚さの3.5倍
0.5を超え 6.0以下 395以上 240以上
6.0を超え 6.3以下 400以上 250以上
6.3を超え 12.0以下 400以上 250以上
T451f)
6.0以上
13.0以下 400以上
250以上
14以上
−
−
−
13.0を超え 25.0以下 400以上
14以上
−
25.0を超え 50.0以下 400以上
12以上 10以上
50.0を超え 80.0以下 395以上
8以上 7以上
T42g)
0.4以上
0.5以下 400以上
−
14以上
−
−
−
0.5を超え 25.0以下
235以上
T6
0.4以上
0.5以下 440以上 390以上 6以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 1.6以下
1.6を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの3倍
厚さの3.5倍
厚さの4.5倍
厚さの5倍
0.5を超え 1.0以下 440以上 390以上 6以上
1.0を超え 6.0以下 440以上 390以上 7以上
6.0を超え 6.3以下 450以上 395以上 7以上
6.3を超え 12.0以下 450以上 395以上 7以上
T62g)
0.4以上
0.5以下 440以上
−
6以上
−
−
−
0.5を超え 1.0以下 440以上 390以上 6以上
1.0を超え 6.5以下 460以上 400以上 7以上
6.5を超え 13.0以下 460以上 410以上 7以上
13.0を超え 25.0以下 460以上 410以上 6以上
T651
6.0以上
13.0以下 460以上 405以上 7以上
−
−
−
13.0を超え 25.0以下 460以上 405以上 7以上 6以上
25.0を超え 50.0以下 460以上 405以上 4以上 5以上
50.0を超え 60.0以下 450以上 390以上 2以上 3以上
60.0を超え 80.0以下 435以上 380以上 2以上 1以上
80.0を超え 100.0以下 405以上 380以上
−
1以上
A2014AP
O
0.35以上
3.2以下
220以下 140以下
16以上 13以上
−
−
3.2を超え 6.0以下
16以上 12以上
6.0を超え 12.0以下
16以上 12以上
12.0を超え 12.5以下
16以上 12以上
12.5を超え 25.0以下
12以上 9以上
T3
T4
0.35以上
0.5以下
395以上
240以上 14以上
−
−
−
0.5を超え 1.0以下
240以上 14以上
1.0を超え 1.6以下
240以上 14以上
1.6を超え 6.0以下
240以上 14以上
6.0を超え 6.3以下
240以上 14以上
6.3を超え 12.0以下
235以上 13以上
13
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A2014AP
T6
0.35以上
0.5以下
440以上
380以上 6以上
−
−
−
0.5を超え 1.0以下
380以上 6以上
1.0を超え 1.6以下
380以上 7以上
1.6を超え 6.0以下
390以上 7以上
6.0を超え 6.3以下
390以上 7以上
6.3を超え 12.0以下
390以上 7以上
T451f)
6.0以上
6.3以下 395以上 240以上 14以上
−
−
−
6.3を超え 12.0以下 395以上 240以上 14以上
−
12.0を超え 12.5以下 400以上 250以上 14以上
−
12.5を超え 25.0以下 400以上 250以上 14以上 12以上
25.0を超え 40.0以下 400以上 250以上
−
10以上
40.0を超え 50.0以下 400以上 250以上
−
8以上
50.0を超え 60.0以下 395以上 250以上
−
7以上
60.0を超え 80.0以下 390以上 240以上
−
7以上
T651
6.0以上
6.3以下 450以上 395以上 7以上
−
−
−
6.3を超え 12.0以下 450以上 395以上 7以上
−
12.0を超え 12.5以下 450以上 395以上 7以上
−
12.5を超え 25.0以下 460以上 405以上 7以上 6以上
25.0を超え 40.0以下 460以上 405以上
−
5以上
40.0を超え 50.0以下 450以上 390以上
−
3以上
50.0を超え 60.0以下 450以上 390以上
−
3以上
60.0を超え 80.0以下 435以上 380以上
−
1以上
80.0を超え 100.0以下 405以上 350以上
−
1以上
A2017P
Oe)
0.4以上
0.5以下 215以下
−
12以上
−
0.4以上
1.6以下
1.6を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの0.5倍
厚さの1倍
厚さの1.5倍
0.5を超え 25.0以下
110以下
T3
0.4以上
0.5以下
375以上
−
12以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 1.6以下
1.6を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの1.5倍
厚さの2.5倍
厚さの3倍
厚さの3.5倍
0.5を超え 1.6以下
215以上 15以上
1.6を超え 2.9以下
215以上 17以上
2.9を超え 6.0以下
215以上 15以上
T351
6.0以上
25.0以下 375以上 215以上 12以上
−
−
−
25.0を超え 50.0以下 375以上 215以上 12以上
50.0を超え 80.0以下 355以上 195以上 11以上
80.0を超え 100.0以下 355以上 195以上 10以上
T4
0.4以上
0.5以下
355以上
−
12以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 1.6以下
1.6を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの1.5倍
厚さの2.5倍
厚さの3倍
厚さの3.5倍
0.5を超え 1.6以下
195以上 15以上
1.6を超え 2.9以下
195以上 17以上
2.9を超え 6.0以下
195以上 15以上
T451
6.0以上
25.0以下
355以上 195以上
12以上
−
−
−
25.0を超え 50.0以下
12以上
50.0を超え 80.0以下
11以上
80.0を超え 100.0以下
10以上
14
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A2017P
T42g)
0.4以上
0.5以下 355以上
−
12以上
−
−
−
0.5を超え 1.6以下 355以上 195以上 15以上
1.6を超え 2.9以下 355以上 195以上 17以上
2.9を超え 6.5以下 355以上 195以上 15以上
6.5を超え 25.0以下 335以上 185以上 12以上
A2017AP
O
0.35以上
3.2以下
225以下 145以下
12以上
−
−
−
3.2を超え 6.0以下
13以上
6.0を超え 12.0以下
13以上
T4
0.35以上
6.0以下 390以上 245以上 14以上
−
−
−
6.0を超え 12.0以下
260以上 13以上
T451
6.0以上
12.0以下 390以上 260以上 13以上
−
−
−
12.0を超え 25.0以下 390以上 250以上 13以上 12以上
25.0を超え 40.0以下 390以上 250以上
−
12以上
40.0を超え 60.0以下 385以上 240以上
−
10以上
60.0を超え 80.0以下 385以上 240以上
−
10以上
80.0を超え 120.0以下 370以上 240以上
−
8以上
120.0を超え 150.0以下 350以上 240以上
−
4以上
A2219P
Oe)
0.5以上
13.0以下 220以下 110以下 12以上
−
0.5以上
6.5以下
6.5を超え 13.0以下
13.0を超え25.0以下
厚さの2倍
厚さの3倍
厚さの4倍
13.0を超え 50.0以下
11以上 10以上
T31h)
0.5以上
1.0以下 315以上 200以上 8以上
−
−
−
1.0を超え 6.5以下
195以上 10以上
T351i)
6.5以上
12.5以下 315以上 195以上 10以上
−
−
−
12.5を超え 50.0以下 315以上 195以上 10以上
50.0を超え 80.0以下 305以上 195以上 10以上
80.0を超え 100.0以下 290以上 185以上 9以上
T37j)
0.5以上
1.0以下 340以上 260以上 6以上
−
−
−
1.0を超え 12.5以下 340以上 255以上 6以上
12.5を超え 60.0以下 340以上 255以上 5以上
60.0を超え 80.0以下 325以上 250以上 5以上
80.0を超え 100.0以下 310以上 240以上 3以上
T62g)
0.5以上
1.0以下
370以上 250以上
6以上
−
−
−
1.0を超え 6.5以下
7以上
6.5を超え 13.0以下
8以上
13.0を超え 25.0以下
8以上
25.0を超え 50.0以下
7以上
T81
0.5以上
1.0以下 425以上 315以上 6以上
−
−
−
1.0を超え 6.5以下
7以上
15
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A2219P
T851
6.5以上
13.0以下 425以上 315以上 8以上
−
−
−
13.0を超え 25.0以下 425以上 315以上 8以上
7以上
25.0を超え 50.0以下 425以上 315以上 7以上
6以上
50.0を超え 80.0以下 425以上 310以上 6以上
5以上
80.0を超え 100.0以下 415以上 305以上 5以上
4以上
100.0を超え 130.0以下 405以上 295以上
−
4以上
130.0を超え 150.0以下 395以上 290以上
−
3以上
T87
0.5以上
1.0以下 440以上 360以上 5以上
−
−
−
1.0を超え 12.5以下 440以上 350以上 6以上
−
12.5を超え 60.0以下 440以上 350以上 7以上
6以上
60.0を超え 80.0以下 440以上 350以上 6以上
5以上
80.0を超え 100.0以下 425以上 345以上 5以上
3以上
100.0を超え 120.0以下 420以上 340以上
−
2以上
A2024P
Oe)
0.4以上
0.5以下
220以下
140以下 12以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 1.6以下
1.6を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
密着
厚さの0.5倍
厚さの2倍
厚さの3倍
0.5を超え 13.0以下
140以下 12以上
−
13.0を超え 25.0以下
95以下 12以上
−
25.0を超え 45.0以下
−
−
10以上
T3
0.4以上
0.5以下 440以上
−
12以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 2.9以下
2.9を超え 6.5以下
厚さの2倍
厚さの3倍
厚さの4倍
0.5を超え 6.5以下
295以上 15以上
T351i)
6.5以上
13.0以下 440以上 290以上 12以上
−
−
−
13.0を超え 25.0以下 435以上 290以上 8以上
7以上
25.0を超え 40.0以下 425以上 290以上 7以上
6以上
40.0を超え 50.0以下 425以上 290以上 6以上
5以上
50.0を超え 80.0以下 415以上 290以上 4以上
3以上
80.0を超え 100.0以下 395以上 285以上 4以上
3以上
100.0を超え 120.0以下 395以上 285以上
−
2以上
120.0を超え 150.0以下 380以上 260以上
−
2以上
T361k)
0.4以上
0.5以下 460以上
−
8以上
−
0.4以上
1.6以下
1.6を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの3倍
厚さの4倍
厚さの5倍
0.5を超え 1.6以下 460以上 345以上 8以上
1.6を超え 6.5以下 470以上 355以上 9以上
6.5を超え 12.0以下 460以上 345以上 9以上
T4
0.4以上
0.5以下
425以上 275以上
12以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの2倍
厚さの3倍
厚さの4倍
0.5を超え 6.0以下
15以上
T42g)
0.4以上
0.5以下 430以上
−
12以上
−
−
−
0.5を超え 6.5以下 430以上 265以上 15以上
6.5を超え 13.0以下 430以上 265以上 12以上
13.0を超え 25.0以下 420以上 265以上 8以上
T62g)
0.4以上
0.5以下 440以上
−
5以上
−
−
−
0.5を超え 13.0以下 440以上 345以上
13.0を超え 25.0以下 430以上 345以上
16
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A2024P
T81
0.25以上
6.5以下 460以上 400以上 5以上
−
−
−
T851
6.5以上
13.0以下 460以上 400以上
5以上
−
−
−
13.0を超え 25.0以下 455以上 400以上
25.0を超え 40.0以下 455以上 395以上
T861
0.4以上
0.5以下 480以上
−
3以上
−
−
−
0.5を超え 1.6以下 480以上 430以上 3以上
1.6を超え 6.5以下 490以上 460以上 4以上
6.5を超え 12.0以下 480以上 440以上 4以上
A2124P
T851
25.0以上
50.0以下 455以上 395以上
−
5以上
−
−
50.0を超え 80.0以下 450以上 395以上
−
5以上
80.0を超え 100.0以下 450以上 385以上
−
4以上
100.0を超え 130.0以下 440以上 380以上
−
4以上
130.0を超え 150.0以下 435以上 370以上
−
4以上
A3003P
A3203P
H112
4.0以上
13.0以下 120以上 70以上 8以上
−
−
−
13.0を超え 50.0以下 110以上 40以上 12以上
50.0を超え 75.0以下 100以上 40以上 18以上
O
0.2以上
0.3以下
95以上
135以下
−
18以上
−
0.2以上
6.0以下 密着
0.3を超え 0.8以下
35以上 20以上
0.8を超え 1.3以下
35以上 22以上
1.3を超え 6.5以下
35以上 25以上
6.5を超え 75.0以下
35以上 23以上
H12
H22d)
0.2以上
0.3以下
120以上
155以下
−
2以上
−
0.2以上
6.0以下 厚さの0.5倍
0.3を超え 0.5以下
−
3以上
0.5を超え 0.8以下
−
4以上
0.8を超え 1.3以下
85以上 5以上
1.3を超え 2.9以下
85以上 6以上
2.9を超え 4.0以下
85以上 7以上
4.0を超え 6.5以下
85以上 8以上
6.5を超え 12.0以下
85以上 9以上
H14
H24d)
0.2以上
0.3以下
140以上
180以下
−
1以上
−
0.2以上
2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの1倍
厚さの1.5倍
0.3を超え 0.5以下
115以上 2以上
0.5を超え 0.8以下
115以上 3以上
0.8を超え 1.3以下
115以上 3以上
1.3を超え 2.9以下
115以上 5以上
2.9を超え 4.0以下
115以上 5以上
4.0を超え 6.5以下
115以上 5以上
6.5を超え 12.0以下
115以上 8以上
H16
H26d)
0.2以上
0.5以下
165以上
205以下
−
1以上
−
0.2以上
1.3以下
1.3を超え 2.9以下
2.9を超え 4.0以下
厚さの2倍
厚さの2.5倍
厚さの3倍
0.5を超え 0.8以下
−
2以上
0.8を超え 1.3以下
145以上 3以上
1.3を超え 4.0以下
145以上 4以上
H18
0.2以上
0.5以下
180以上 165以上
1以上
−
−
−
0.5を超え 0.8以下
2以上
0.8を超え 1.3以下
2以上
1.3を超え 3.0以下
4以上
17
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A3103P
O
0.2以上
0.5以下
90以上
130以下 35以上
17以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
19以上
−
1.5を超え
3.0以下
21以上
−
3.0を超え
6.0以下
24以上
−
6.0を超え
12.5以下
28以上
−
12.5を超え
50.0以下
28以上 25以上
H14
0.2以上
0.5以下
140以上
180以下 120以上
2以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
2以上
−
1.5を超え
3.0以下
3以上
−
3.0を超え
6.0以下
4以上
−
6.0を超え
12.5以下
5以上
−
12.5を超え
25.0以下
5以上 5以上
H24
0.2以上
0.5以下
140以上
180以下 110以上
4以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
4以上
1.5を超え
3.0以下
5以上
3.0を超え
6.0以下
6以上
6.0を超え
12.5以下
8以上
H18
0.2以上
0.5以下
185以上 165以上
1以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
2以上
1.5を超え
3.0以下
2以上
A3004P
A3104P
O
0.2以上
0.5以下
155以上
195以下
−
10以上
−
0.2以上
0.8以下
0.8を超え 3.0以下
密着
厚さの0.5倍
0.5を超え
0.8以下
−
14以上
0.8を超え
1.3以下
60以上 16以上
1.3を超え
3.0以下
60以上 18以上
H12
H22d)
H32
0.5以上
0.8以下 195以上
245以下
−
3以上
−
0.5以上
0.8以下
0.8を超え 3.0以下
厚さの0.5倍
厚さの1倍
0.8を超え
1.3以下
145以上 4以上
1.3を超え
3.0以下
145以上 5以上
H14
H24d)
H34
0.2以上
0.5以下
225以上
265以下
−
1以上
−
0.2以上
0.8以下
0.8を超え 3.0以下
厚さの1倍
厚さの1.5倍
0.5を超え
0.8以下
−
3以上
0.8を超え
1.3以下
175以上 3以上
1.3を超え
3.0以下
175以上 4以上
H16
H26d)
H36
0.2以上
0.5以下
245以上
285以下
−
1以上
−
0.2以上
0.8以下
0.8を超え 3.0以下
厚さの2倍
厚さの2.5倍
0.5を超え
0.8以下
−
2以上
0.8を超え
1.3以下
195以上 3以上
1.3を超え
3.0以下
195以上 4以上
H18
H28d)
H38
0.2以上
0.5以下 265以上 215以上 1以上
−
−
−
H19
H29d)
H39
0.2以上
0.5以下 275以上
−
1以上
−
−
−
18
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A3005P
O
0.3以上
0.5以下 120以上
165以下
−
14以上
−
0.3以上
1.6以下 密着
0.5を超え
0.8以下
−
16以上
0.8を超え
1.6以下
45以上 18以上
H12
H22d)
0.3以上
0.5以下 135以上
185以下
−
1以上
−
0.3以上
1.6以下 厚さの1倍
0.5を超え
0.8以下
−
2以上
0.8を超え
1.6以下
120以上 2以上
H14
H24d)
0.3以上
0.8以下 165以上
215以下
−
1以上
−
0.3以上
0.8以下
0.8を超え 1.6以下
厚さの1.5倍
厚さの2倍
0.8を超え
1.6以上
145以上 2以上
H16
H26d)
0.3以上
0.8以下 195以上
245以下
−
1以上
−
0.3以上
0.8以下
0.8を超え 1.6以下
厚さの2倍
厚さの3倍
0.8を超え
1.6以下
165以上 2以上
H18
0.3以上
0.8以下 225以上
−
1以上
−
−
−
0.8を超え
1.6以下
205以上 2以上
A3105P
O
0.2以上
0.5以下 100以上
155以下 40以上
14以上
−
0.2以上
0.5以下
0.5を超え 1.5以下
1.5を超え 3.0以下
密着
密着
厚さの0.5倍
0.5を超え
1.5以下
15以上
1.5を超え
3.0以下
17以上
H12
0.2以上
0.5以下 130以上
180以下 105以上
3以上
−
0.2以上
0.5以下
0.5を超え 1.5以下
1.5を超え 3.0以下
厚さの1.5倍
厚さの1.5倍
厚さの1.5倍
0.5を超え
1.5以下
4以上
1.5を超え
3.0以下
4以上
H22
0.2以上
0.5以下 130以上
180以下 105以上
6以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
6以上
1.5を超え
3.0以下
7以上
H14
0.2以上
0.5以下 150以上
200以下 130以上
1以上
−
0.2以上
0.5以下
0.5を超え 1.5以下
1.5を超え 3.0以下
厚さの2.5倍
厚さの2.5倍
厚さの2.5倍
0.5を超え
1.5以下
2以上
1.5を超え
3.0以下
2以上
H24
0.2以上
0.5以下 150以上
200以下 120以上
4以上
−
0.2以上
0.5以下
0.5を超え 1.5以下
1.5を超え 3.0以下
厚さの2.5倍
厚さの2.5倍
厚さの2.5倍
0.5を超え
1.5以下
4以上
1.5を超え
3.0以下
5以上
H16
0.2以上
0.5以下 175以上
225以下 160以上
1以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
2以上
1.5を超え
3.0以下
2以上
H26
0.2以上
0.5以下 175以上
225以下 150以上
3以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
3以上
1.5を超え
3.0以下
3以上
H18
0.2以上
0.5以下
195以上 180以上
1以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
1以上
1.5を超え
3.0以下
1以上
H28
0.2以上
0.5以下 195以上 170以上 2以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
2以上
H19
0.2以上
0.5以下 215以上 190以上 1以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
1以上
19
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A5005P
H112
4.0以上
13.0以下 120以上
−
8以上
−
−
−
13.0を超え
50.0以下 110以上
12以上
50.0を超え
75.0以下 100以上
18以上
O
0.5以上
0.8以下
105以上
145以下 35以上
16以上
−
0.5以上
6.0以下 密着
0.8を超え
1.3以下
19以上
−
1.3を超え
2.9以下
21以上
−
2.9を超え
75.0以下
22以上 20以上
H12
0.5以上
0.8以下
125以上
165以下 95以上
2以上
−
0.5以上
6.0以下 厚さの0.5倍
0.8を超え
1.3以下
2以上
1.3を超え
2.9以下
4以上
2.9を超え
4.0以下
5以上
4.0を超え
6.5以下
5以上
6.5を超え
12.0以下
7以上
H22d)
H32
0.5以上
0.8以下
120以上
155以下
−
3以上
−
0.5以上
6.0以下 厚さの0.5倍
0.8を超え
1.3以下
85以上
4以上
1.3を超え
2.9以下
85以上
6以上
2.9を超え
4.0以下
85以上
7以上
4.0を超え
6.5以下
85以上
8以上
6.5を超え
12.0以下
85以上
9以上
H14
0.5以上
0.8以下
145以上
185以下 120以上
2以上
−
0.5以上
2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの1倍
厚さの1.5倍
0.8を超え
1.3以下
2以上
1.3を超え
2.9以下
3以上
2.9を超え
4.0以下
4以上
4.0を超え
6.5以下
4以上
6.5を超え
12.0以下
5以上
H24d)
H34
0.5以上
0.8以下
140以上
180以下 105以上
3以上
−
0.5以上
2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの1倍
厚さの1.5倍
0.8を超え
1.3以下
4以上
1.3を超え
2.9以下
5以上
2.9を超え
4.0以下
5以上
4.0を超え
6.5以下
5以上
6.5を超え
12.0以下
8以上
H16
0.5以上
0.8以下 165以上
205以下 145以上
2以上
−
0.5以上
1.3以下
1.3を超え 2.9以下
2.9を超え 4.0以下
厚さの2倍
厚さの2.5倍
厚さの3倍
0.8を超え
1.3以下
2以上
1.3を超え
4.0以下
3以上
H26d)
H36
0.5以上
0.8以下 155以上
195以下
−
1以上
−
0.5以上
1.3以下
1.3を超え 2.9以下
2.9を超え 4.0以下
厚さの2倍
厚さの2.5倍
厚さの3倍
0.8を超え
1.3以下
125以上
2以上
1.3を超え
4.0以下
125以上
3以上
H18
0.5以上
0.8以下
185以上 165以上
2以上
−
−
−
0.8を超え
1.3以下
1.3を超え
3.0以下
H38
0.5以上
0.8以下
180以上 165以上
2以上
−
−
−
0.8を超え
1.3以下
2以上
1.3を超え
3.0以下
4以上
20
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A5110AP
(A5N01P)
O
0.2以上
0.3以下
85以上
125以下
−
10以上
−
0.2以上
6.0以下 密着
0.3を超え
0.5以下
15以上
0.5を超え
1.3以下
20以上
1.3を超え
6.0以下
25以上
H12
H22d)
0.2以上
0.3以下
110以上
145以下
−
2以上
−
0.2以上
6.0以下 厚さの0.5倍
0.3を超え
0.5以下
3以上
0.5を超え
0.8以下
4以上
0.8を超え
1.3以下
6以上
1.3を超え
2.9以下
8以上
2.9を超え
6.0以下
9以上
H14
H24d)
0.2以上
0.3以下
125以上
165以下
−
1以上
−
0.2以上
6.0以下 厚さの1倍
0.3を超え
0.5以下
2以上
0.5を超え
0.8以下
3以上
0.8を超え
1.3以下
4以上
1.3を超え
2.9以下
5以上
2.9を超え
6.0以下
6以上
H16
H26d)
0.2以上
0.5以下
145以上
185以下
−
1以上
−
0.2以上
4.0以下 厚さの2倍
0.5を超え
0.8以下
2以上
0.8を超え
1.3以下
3以上
1.3を超え
4.0以下
4以上
H18
0.2以上
0.5以下
165以上
−
1以上
−
−
−
0.5を超え
0.8以下
2以上
0.8を超え
1.3以下
3以上
1.3を超え
3.0以下
4以上
A5021P
H18
H38
0.15以上
0.5以下 260以上
−
3以上
−
−
−
H19
H39
0.15以上
0.5以下 270以上
−
1以上
−
−
−
A5042P
H18
H38
0.15以上
0.5以下 300以上
−
3以上
−
−
−
H19
H39
0.15以上
0.5以下 315以上
−
1以上
−
−
−
A5050P
H112
6.0以上
12.5以下
140以上 55以上
12以上
−
−
−
12.5を超え 40.0以下
−
10以上
40.0を超え 80.0以下
−
10以上
O
0.2以上
0.5以下
130以上
170以下 45以上
16以上
−
0.2以上
0.5以下
0.5を超え 1.5以下
1.5を超え 3.0以下
密着
密着
厚さの0.5倍
0.5を超え
1.5以下
17以上
−
1.5を超え
3.0以下
19以上
−
3.0を超え
6.0以下
21以上
−
6.0を超え
12.5以下
20以上
−
12.5を超え
50.0以下
−
20以上
21
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A5050P
H12
0.2以上
0.5以下 155以上
195以下 130以上
2以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
2以上
1.5を超え
3.0以下
4以上
H22d)
H32
0.2以上
0.5以下
155以上
195以下 110以上
4以上
−
0.2以上
0.5以下
0.5を超え 1.5以下
1.5を超え 3.0以下
厚さの1倍
厚さの1倍
厚さの1.5倍
0.5を超え
1.5以下
5以上
1.5を超え
3.0以下
7以上
3.0を超え
6.0以下
10以上
H14
0.2以上
0.5以下
175以上
215以下 150以上
2以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
2以上
1.5を超え
3.0以下
3以上
3.0を超え
6.0以下
4以上
H24d)
H34
0.2以上
0.5以下
175以上
215以下 135以上
3以上
−
0.2以上
0.5以下
0.5を超え 1.5以下
1.5を超え 3.0以下
厚さの1.5倍
厚さの1.5倍
厚さの2倍
0.5を超え
1.5以下
4以上
1.5を超え
3.0以下
5以上
3.0を超え
6.0以下
8以上
H16
0.2以上
0.5以下
195以上
235以下 170以上
1以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
2以上
1.5を超え
3.0以下
2以上
3.0を超え
4.0以下
3以上
H26d)
H36
0.2以上
0.5以下
195以上
235以下 160以上
2以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
3以上
1.5を超え
3.0以下
4以上
3.0を超え
4.0以下
6以上
H18
0.2以上
0.5以下
220以上 190以上
1以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
2以上
1.5を超え
3.0以下
2以上
H28d)
H38
0.2以上
0.5以下
220以上 180以上
1以上
−
−
−
0.5を超え
1.5以下
2以上
1.5を超え
3.0以下
3以上
A5052P
H112
4.0以上
6.5以下 195以上 110以上
9以上
−
−
−
6.5を超え
13.0以下 195以上 110以上
7以上
13.0を超え
50.0以下 175以上 65以上 12以上
50.0を超え
75.0以下 175以上 65以上 16以上
O
0.2以上
0.3以下
170以上
215以下
−
14以上
−
0.2以上
0.8以下
0.8を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
密着
厚さの0.5倍
厚さの1倍
0.3を超え
0.5以下
65以上 15以上
0.5を超え
0.8以下
65以上 17以上
0.8を超え
1.3以下
65以上 17以上
1.3を超え
2.9以下
65以上 19以上
2.9を超え
6.5以下
65以上 19以上
6.5を超え
75.0以下
65以上 18以上
22
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A5052P
H12
H22d)
H32
0.2以上
0.3以下
215以上
265以下
−
3以上
−
0.2以上
0.8以下
0.8を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの0.5倍
厚さの1倍
厚さの1.5倍
0.3を超え
0.5以下
−
4以上
0.5を超え
0.8以下
−
5以上
0.8を超え
1.3以下
155以上
5以上
1.3を超え
2.9以下
155以上
7以上
2.9を超え
6.5以下
155以上
9以上
6.5を超え
12.0以下
155以上 11以上
H14
H24d)
H34
0.2以上
0.5以下
235以上
285以下 180以上
3以上
−
0.2以上
0.8以下
0.8を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの1倍
厚さの1.5倍
厚さの2倍
0.5を超え
0.8以下
4以上
0.8を超え
1.3以下
4以上
1.3を超え
2.9以下
6以上
2.9を超え
6.5以下
6以上
6.5を超え
12.0以下
10以上
H16
H26d)
H36
0.2以上
0.8以下 255以上
305以下
−
3以上
−
0.2以上
0.8以下
0.8を超え 1.3以下
1.3を超え 4.0以下
厚さの2倍
厚さの2.5倍
厚さの3倍
0.8を超え
4.0以下
205以上
4以上
H18
H38
0.2以上
0.8以下 270以上 220以上
3以上
−
−
−
0.8を超え
3.0以下
4以上
H19
H39
0.15以上
0.5以下 285以上
−
1以上
−
−
−
A5154P
A5254P
H112
4.0以上
6.5以下 235以上 125以上
8以上
−
−
−
6.5を超え
13.0以下 225以上 125以上
8以上
13.0を超え
50.0以下 205以上 75以上 11以上
50.0を超え
75.0以下 205以上 75以上 15以上
O
0.5以上
0.8以下
205以上
285以下
−
12以上
−
0.5以上
0.8以下
0.8を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの1倍
厚さの1.5倍
厚さの2倍
0.8を超え
1.3以下
75以上 14以上
1.3を超え
2.9以下
75以上 16以上
2.9を超え
75.0以下
75以上 18以上
H12
H22d)
H32
0.5以上
0.8以下
255以上
295以下
−
5以上
−
0.5以上
0.8以下
0.8を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの1.5倍
厚さの2倍
厚さの2.5倍
0.8を超え
1.3以下
175以上
5以上
1.3を超え
6.5以下
175以上
8以上
6.5を超え
12.0以下
175以上 12以上
H14
H24d)
H34
0.5以上
0.8以下
275以上
315以下
−
4以上
−
0.5以上
0.8以下
0.8を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの2倍
厚さの2.5倍
厚さの3倍
0.8を超え
1.3以下
205以上 4以上
1.3を超え
4.0以下
205以上 6以上
4.0を超え
6.5以下
205以上 7以上
6.5を超え
12.0以下
205以上 10以上
H16
H26d)
H36
0.5以上
0.8以下
295以上
335以下
−
3以上
−
0.5以上
0.8以下
0.8を超え 1.3以下
1.3を超え 4.0以下
厚さの3倍
厚さの3.5倍
厚さの4倍
0.8を超え
1.3以下
225以上 3以上
1.3を超え
2.9以下
225以上 4以上
2.9を超え
4.0以下
225以上 5以上
H18
H38
0.5以上
0.8以下
315以上
−
3以上
−
−
−
0.8を超え
1.3以下
240以上 3以上
1.3を超え
3.0以下
240以上 4以上
23
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A5454P
H112
3.0以上
12.0以下 215以上 100以上 8以上
−
−
−
12.0を超え 25.0以下
−
9以上
O
0.5以上
0.8以下
215以上
285以下 85以上
12以上
−
−
−
0.8を超え 1.3以下
14以上
−
1.3を超え 2.9以下
16以上
−
2.9を超え 50.0以下
18以上 16以上
A5754P
O
0.2以上
0.5以下
190以上
240以下 80以上
12以上
−
−
−
0.5を超え 1.5以下
14以上
1.5を超え 3.0以下
16以上
3.0を超え 6.0以下
18以上
H24d)
H34
0.2以上
0.5以下
240以上
280以下 160以上
6以上
−
−
−
0.5を超え 1.5以下
6以上
1.5を超え 3.0以下
7以上
3.0を超え 6.0以下
8以上
H38
0.2以上
0.5以下
290以上 230以上
3以上
−
−
−
0.5を超え 1.5以下
3以上
1.5を超え 3.0以下
4以上
A5456P
H112
6.3以上
12.5以下 290以上 130以上 12以上
−
−
−
12.5を超え 40.0以下 290以上 130以上
−
10以上
40.0を超え 80.0以下 285以上 125以上
−
10以上
O
1.2以上
6.3以下 290以上
365以下
130以上
205以下 16以上
−
−
−
6.3を超え 80.0以下 285以上
360以下
125以上
205以下 16以上 14以上
80.0を超え 120.0以下 275以上 120以上
−
12以上
120.0を超え 160.0以下 270以上 115以上
−
12以上
160.0を超え 200.0以下 265以上 105以上
−
10以上
H32
4.0以上
12.5以下 315以上
405以下 230以上 12以上
−
−
−
12.5を超え
40.0以下 305以上
385以下 215以上
−
10以上
40.0を超え
80.0以下 285以上
370以下 200以上
−
10以上
H321l)m)
2.5以上
4.0以下 330以上
405以下 235以上 10以上
−
−
−
4.0を超え
12.5以下 315以上
405以下 230以上 12以上
−
12.5を超え
40.0以下 305以上
385以下 215以上
−
10以上
40.0を超え
80.0以下 285以上
370以下 200以上
−
10以上
24
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A5456P H116l)
1.6以上
12.5以下 315以上 230以上 10以上
−
−
−
12.5を超え
30.0以下 315以上 230以上
−
10以上
30.0を超え
40.0以下 305以上 215以上
−
10以上
40.0を超え
80.0以下 285以上 200以上
−
10以上
80.0を超え 110.0以下 275以上 170以上
−
10以上
A5082P
H18
H38
0.2以上
0.5以下 335以上
−
1以上
−
−
−
H19
H39
0.2以上
0.5以下 355以上
−
1以上
−
−
−
A5182P
H18
H38
0.2以上
0.5以下 345以上
−
1以上
−
−
−
H19
H39
0.2以上
0.5以下 365以上
−
1以上
−
−
−
A5083P
Hl12
4.0以上
6.5以下
275以上
125以上
12以上
−
−
−
6.5を超え
40.0以下
125以上
10以上
40.0を超え
75.0以下
120以上
10以上
O
0.5以上
0.8以下 275以上
350以下
125以上
200以下
16以上
−
0.5以上 12.0以下 厚さの2倍
0.8を超え 40.0以下 275以上
350以下
125以上
200以下
14以上
40.0を超え 80.0以下 270以上
345以下
115以上
200以下
14以上
80.0を超え 100.0以下 260以上 110以上
12以上
H22d)
H32
0.5以上
0.8以下 305以上
380以下 215以上 8以上
−
0.5以上
1.3以下
1.3を超え 2.9以下
2.9を超え 6.5以下
6.5を超え12.0以下
厚さの2.5倍
厚さの3倍
厚さの4倍
厚さの5倍
0.8を超え 2.9以下 310以上
380以下
235以上
305以下 8以上
2.9を超え 12.0以下 305以上
380以下
215以上
295以下 10以上
H321l)m)
4.0以上
13.0以下 305以上
385以下
215以上
295以下 12以上
−
−
−
13.0を超え 40.0以下 305以上
385以下
215以上
295以下 11以上
40.0を超え 80.0以下 285以上
385以下
200以上
295以下 11以上
H34
1.2以上
3.0以下 345以上
405以下
270以上
340以下
6以上
−
−
−
3.0を超え 6.0以下
8以上
H116l)
1.5以上
12.5以下 305以上 215以上
10以上
−
−
−
12.5を超え 30.0以下 305以上 215以上
30.0を超え 40.0以下 305以上 215以上
40.0を超え 80.0以下 285以上 200以上
25
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A5083PS O
6.5以上
40.0以下 275以上
355以下
135以上
195以下
16以上
−
6.5以上 12..0以下 厚さの2倍
40.0を超え 80.0以下 275以上
345以下
125以上
195以下
80.0を超え 100.0以下 275以上 120以上
A5086P
H112
4.0以上
6.5以下 255以上 125以上 7以上
−
−
−
6.5を超え 13.0以下 245以上 125以上 8以上
13.0を超え 25.0以下 245以上 110以上 10以上
25.0を超え 50.0以下 245以上 100以上 14以上
50.0を超え 75.0以下 235以上 100以上 14以上
O
0.5以上
1.3以下 245以上
305以下 100以上
15以上
−
0.5以上
0.8以下
0.8を超え 2.9以下
2.9を超え12.0以下
厚さの1.5倍
厚さの2倍
厚さの2.5倍
1.3を超え 6.5以下
18以上
6.5を超え 50.0以下
16以上
H116l)
H321l)m)
1.5以上
3.0以下
275以上 195以上
8以上
−
1.5以上
3.0以下 厚さの2倍
3.0を超え 6.0以下
9以上
−
6.0.を超え 12.5以下
10以上
−
12.5を超え 50.0以下
−
9以上
H22d)
H32
0.5以上
1.3以下 275以上
325以下 195以上
6以上
−
0.5以上
0.8以下
0.8を超え 2.9以下
2.9を超え12.0以下
厚さの2倍
厚さの2.5倍
厚さの3倍
1.3を超え 6.5以下
8以上
6.5を超え 12.0以下
12以上
H24d)
H34
0.5以上
0.8以下
305以上
355以下 235以上
4以上
−
0.5以上
1.3以下
1.3を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの2.5倍
厚さの3倍
厚さの4倍
0.8を超え 1.3以下
5以上
1.3を超え 6.5以下
6以上
6.5を超え 12.0以下
10以上
H26d)
H36
0.5以上
0.8以下 325以上
375以下 265以上
3以上
−
0.5以上
1.3以下
1.3を超え 2.9以下
2.9を超え 4.0以下
厚さの3倍
厚さの4倍
厚さの5倍
0.8を超え 1.3以下
4以上
1.3を超え 4.0以下
6以上
H18
H38
0.15以上
1.3以下 345以上 285以上 3以上
−
−
−
6.0を超え 12.5以下
A6101P
T6
3.0以上
7.0以下 195以上 165以上 10以上
−
3.0以上
9.0以下
9.0を超え 16.0以下
厚さの2倍
厚さの2.5倍
7.0を超え 17.0以下 195以上 165以上 12以上
17.0を超え 30.0以下 175以上 145以上 14以上
A6061P
Oe)
0.4以上
0.5以下
145以下
−
14以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 2.9以下
2.9を超え 6.5以下
6.5を超え 12.0以下
密着
厚さの0.5倍
厚さの1倍
厚さの1.5倍
0.5を超え 2.9以下
85以下 16以上
2.9を超え 13.0以下
85以下 18以上
13.0を超え 25.0以下
−
18以上
25.0を超え 75.0以下
−
16以上
T4
0.4以上
0.5以下 205以上
−
14以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 6.0以下
厚さの1倍
厚さの1.5倍
0.5を超え 6.5以下
110以上 16以上
T451f)
6.5以上
13.0以下
205以上 110以上
18以上
−
−
−
13.0を超え 25.0以下
17以上
25.0を超え 75.0以下
15以上
26
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A6061P
T42g)
0.4以上
0.5以下
205以上
−
14以上
−
−
−
0.5を超え 6.5以下
95以上 16以上
6.5を超え 25.0以下
95以上 18以上
25.0を超え 75.0以下
95以上 16以上
T6
0.4以上
0.5以下
295以上
−
8以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 1.6以下
1.6を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの1.5倍
厚さの2倍
厚さの2.5倍
厚さの3倍
0.5を超え 6.5以下
245以上 10以上
T651
6.5以上
13.0以下
295以上 245以上
10以上
−
−
−
13.0を超え 25.0以下
9以上
25.0を超え 50.0以下
8以上
50.0を超え 100.0以下
6以上
T62g)
0.4以上
0.5以下
295以上
−
8以上
−
−
−
0.5を超え 13.0以下
245以上 10以上
13.0を超え 25.0以下
245以上 9以上
25.0を超え 50.0以下
240以上 8以上
50.0を超え 75.0以下
240以上 6以上
A6082P
Oe)
0.4以上
0.5以下
150以下
85以下 14以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 2.9以下
2.9を超え 6.5以下
6.5を超え12.0以下
厚さの0.5倍
厚さの1倍
厚さの1.5倍
厚さの2.5倍
0.5を超え 2.9以下
85以下 16以上
−
2.9を超え 13.0以下
85以下 18以上
−
13.0を超え 25.0以下
−
17以上 16以上
T4
0.4以上
0.5以下 205以上 110以上 12以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 6.5以下
厚さの1.5倍
厚さの2倍
0.5を超え 6.5以下
15以上
T451f)
6.5以上
13.0以下
205以上 110以上
14以上
−
−
−
13.0を超え 25.0以下
14以上 13以上
25.0を超え 75.0以下
−
12以上
T42g)
0.4以上
0.5以下
205以上 95以上
12以上
−
−
−
0.5を超え 6.5以下
15以上
−
6.5を超え 25.0以下
14以上 13以上
25.0を超え 75.0以下
13以上 12以上
T6
0.4以上
0.5以下
310以上 260以上
6以上
−
0.4以上
1.6以下
1.6を超え 2.9以下
2.9を超え 6.5以下
厚さの2.5倍
厚さの3.5倍
厚さの4.5倍
0.5を超え 6.5以下
10以上
T651
6.5以上
13.0以下 300以上 255以上 9以上
−
−
−
13.0を超え 50.0以下 295以上 240以上 9以上 8以上
50.0を超え 100.0以下 295以上 240以上
−
7以上
T62g)
0.4以上
0.5以下 310以上 260以上 6以上
−
−
−
0.5を超え 6.5以下 310以上 260以上 10以上
−
6.5を超え 25.0以下 300以上 255以上 9以上 8以上
25.0を超え 50.0以下 295以上 240以上
−
8以上
50.0を超え 75.0以下 295以上 240以上
−
7以上
27
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A7204P
(A7N01P)
O
1.5以上
75.0以下 245以下 145以下 12以上
−
1.5以上 2.9以下
2.9を超え 6.5以下
6.5を超え 12.0以下
厚さの2倍
厚さの2.5倍
厚さの3倍
T4n)
1.5以上
75.0以下 315以上 195以上 11以上
−
1.5以上 2.9以下
2.9を超え 6.5以下
6.5を超え 12.0以下
厚さの2.5倍
厚さの3倍
厚さの4.5倍
T6
1.5以上
75.0以下 335以上 275以上 10以上
−
1.5以上 2.9以下
2.9を超え 6.5以下
6.5を超え 12.0以下
厚さの3倍
厚さの4倍
厚さの5倍
A7010P
T6
T651
T652
T62g)
6.0以上
12.5以下 570以上 520以上
−
6以上
−
−
12.5を超え 25.0以下 570以上 520以上
6以上
25.0を超え 50.0以下 560以上 510以上
5以上
50.0を超え 76.0以下 560以上 510以上
5以上
76.0を超え 127.0以下 550以上 500以上
4以上
127.0を超え 152.4以下 540以上 490以上
2以上
152.4を超え 203.2以下 525以上 480以上
2以上
203.2を超え 254.0以下 505以上 460以上
1以上
254.0を超え 300.0以下 470以上 435以上
1以上
T76
T7651
6.0以上
12.5以下 525以上 455以上
−
6以上
−
−
12.5を超え 51.0以下 525以上 455以上
6以上
51.0を超え 63.5以下 515以上 450以上
6以上
63.5を超え 76.0以下 510以上 440以上
5以上
76.0を超え 102.0以下 505以上 435以上
5以上
102.0を超え 127.0以下 495以上 425以上
5以上
127.0を超え 140.0以下 495以上 420以上
4以上
T74
T7451
6.0以上
12.5以下 495以上 425以上
−
6以上
−
−
12.5を超え 51.0以下 495以上 425以上
6以上
51.0を超え 63.5以下 495以上 425以上
6以上
63.5を超え 102.0以下 490以上 420以上
6以上
102.0を超え 127.0以下 475以上 405以上
5以上
127.0を超え 140.0以下 460以上 395以上
5以上
T73
T7351
6.0以上
12.5以下 470以上 380以上
−
7以上
−
−
12.5を超え 51.0以下 470以上 380以上
7以上
51.0を超え 76.0以下 470以上 380以上
7以上
76.0を超え 102.0以下 460以上 370以上
7以上
102.0を超え 127.0以下 455以上 365以上
6以上
127.0を超え 140.0以下 450以上 360以上
5以上
28
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A7050P
T7451o)q)
6.3以上
50.0以下 510以上 440以上 9以上 8以上
−
−
50.0を超え 80.0以下 505以上 435以上
−
7以上
80.0を超え 100.0以下 495以上 425以上
−
5以上
100.0を超え 130.0以下 490以上 420以上
−
5以上
130.0を超え 150.0以下 485以上 415以上
−
4以上
T7651p)q)
6.3以上
25.0以下 525以上 455以上 8以上 7以上
−
−
25.0を超え 40.0以下 530以上 460以上
−
7以上
40.0を超え 50.0以下 525以上 455以上
−
7以上
50.0を超え 80.0以下 525以上 455以上
−
6以上
A7075P
Oe)
0.4以上
0.8以下
275以下
145以下 10以上
−
0.4以上
0.8以下
0.8を超え 1.5以下
1.5を超え 3.0以下
厚さの1倍
厚さの2倍
厚さの3倍
0.8を超え 1.5以下
145以下 10以上
−
1.5を超え 3.0以下
145以下 10以上
−
3.0を超え 6.0以下
145以下 10以上
−
6.0を超え 12.5以下
145以下 10以上
−
12.5を超え 75.0以下
−
−
9以上
T6
T651
T62g)
0.4以上
0.8以下 525以上 460以上 6以上
−
−
−
0.8を超え 1.5以下 540以上 460以上 6以上
−
1.5を超え 3.0以下 540以上 470以上 7以上
−
3.0を超え 6.0以下 545以上 475以上 8以上
−
6.0を超え 12.5以下 540以上 460以上 8以上
−
12.5を超え 25.0以下 540以上 470以上 7以上
6以上
25.0を超え 50.0以下 530以上 460以上 6以上
5以上
50.0を超え 60.0以下 525以上 440以上 5以上
4以上
60.0を超え 80.0以下 495以上 420以上 5以上
4以上
80.0を超え 90.0以下 490以上 390以上 5以上
4以上
90.0を超え 100.0以下 460以上 360以上 3以上
3以上
100.0を超え 120.0以下 410以上 300以上
−
2以上
120.0を超え 150.0以下 360以上 260以上
−
2以上
150.0を超え 200.0以下 360以上 240以上
−
1以上
200.0を超え 300.0以下 360以上 240以上
−
1以上
T652
150.0以上 200.0以下 360以上 260以上
−
2以上
−
−
200.0を超え 300.0以下 360以上 260以上
−
2以上
T73
T7351
1.5以上
3.0以下 460以上 385以上 7以上
−
−
−
3.0を超え 6.0以下 460以上 385以上 8以上
−
6.0を超え 12.5以下 475以上 390以上 7以上
−
12.5を超え 25.0以下 475以上 390以上
−
6以上
25.0を超え 50.0以下 475以上 390以上
−
5以上
50.0を超え 60.0以下 455以上 360以上
−
5以上
60.0を超え 80.0以下 440以上 340以上
−
5以上
80.0を超え 100.0以下 430以上 340以上
−
5以上
29
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A7075P
T76
T7651
1.5以上
3.0以下 500以上 425以上 7以上
−
−
−
3.0を超え 6.0以下 500以上 425以上 8以上
6.0を超え 12.5以下 490以上 415以上 7以上
A7475P
T6
0.35以上 6.0以下 515以上 440以上 9以上
−
−
−
T651
6.0以上
12.5以下 530以上 460以上 10以上
−
−
−
12.5を超え 25.0以下 530以上 470以上 9以上
25.0を超え 40.0以下 530以上 470以上 9以上
T7351
6.0以上
12.5以下 490以上 410以上 9以上
−
−
−
12.5を超え 25.0以下 490以上 410以上 9以上
25.0を超え 40.0以下 490以上 410以上 9以上
40.0を超え 50.0以下 480以上 400以上 8以上
50.0を超え 60.0以下 475以上 390以上 8以上
60.0を超え 80.0以下 470以上 385以上 8以上
80.0を超え 90.0以下 445以上 365以上 8以上
90.0を超え 100.0以下 440以上 355以上 7以上
T76
0.35以上 6.0以下 490以上 415以上 9以上
−
−
−
T7651
6.0以上
12.5以下 480以上 410以上 9以上
−
−
−
12.5を超え 25.0以下 475以上 405以上 8以上
25.0を超え 40.0以下 475以上 405以上 6以上
A7178P
Oe)
0.4以上
6.0以下 275以下 145以下 10以上
−
−
−
6.0を超え 13.0以下
−
9以上
T6
0.4以上
1.2以下 570以上 495以上 7以上
−
−
−
1.2を超え 6.5以下 580以上 505以上 8以上
T651
6.5以上
13.0以下 580以上 505以上 8以上
−
−
−
13.0を超え 25.0以下 580以上 505以上
−
5以上
25.0を超え 40.0以下 580以上 505以上
−
3以上
40.0を超え 50.0以下 550以上 480以上
−
2以上
T62g)
0.4以上
1.2以下 570以上 495以上 7以上
−
−
−
1.2を超え 6.5以下 580以上 505以上 8以上
−
6.5を超え 13.0以下 580以上 505以上 8以上
−
13.0を超え 25.0以下 580以上 505以上
−
5以上
25.0を超え 40.0以下 580以上 505以上
−
3以上
40.0を超え 50.0以下 550以上 480以上
−
2以上
A8011AP
O
0.2以上
0.5以下
85以上
130以下 30以上
19以上
−
−
−
0.5を超え 1.5以下
21以上
1.5を超え 3.0以下
24以上
3.0を超え 6.0以下
25以上
6.0を超え 12.5以下
30以上
H22
0.2以上
0.5以下 105以上
145以下 90以上
4以上
−
−
−
0.5を超え 1.5以下
5以上
1.5を超え 13.0以下
6以上
30
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A8011AP
H14
0.2以上
0.5以下 120以上
170以下
110以上
1以上
−
−
−
0.5を超え 1.5以下
125以上
165以下
3以上
1.5を超え 3.0以下
3以上
3.0を超え 6.0以下
4以上
6.0を超え 12.5以下
5以上
H24
0.2以上
0.5以下
125以上
165以下 100以上
3以上
−
−
−
0.5を超え 1.5以下
4以上
1.5を超え 3.0以下
5以上
3.0を超え 6.0以下
6以上
6.0を超え 12.5以下
7以上
H16
0.2以上
0.5以下
140以上
190以下 130以上 1以上
−
−
−
0.5を超え 1.5以下 145以上
185以下
2以上
1.5を超え 4.0以下
3以上
H26
0.2以上
0.5以下
145以上
185以下 120以上
2以上
−
−
−
0.5を超え 1.5以下
3以上
1.5を超え 4.0以下
4以上
H18
0.2以上
0.5以下 160以上
145以上
1以上
−
−
−
0.5を超え 1.5以下
165以上
2以上
1.5を超え 3.0以下
2以上
A8021P
H14
0.2以上
0.5以下
135以上
185以下
−
2以上
−
−
−
A8079P
H14
0.2以上
0.5以下
125以上
175以下
−
2以上
−
−
−
注記 1 N/mm2=1 MPa
注a) 質別は,JIS H 0001による。
b) 伸びは,標点距離の異なる次の二つの方式を採用する。伸びの測定は,注文者から指定がない場合,A50mmで
行う。
なお,A50mmの規定がない場合は,Aで行う。
A:5.65
0
Sの標点距離における伸び(S0:平行部の断面積)
A50mm:50 mm標点距離における伸び
c) 曲げ試験の条件を示す。
d) 質別H22,H24,H26,H28及びH29については,引張強さの上限及び耐力は適用しない。
e) 質別Oの材料は,質別T42又はT62の材料の基礎となるものであり,注文者の要求がある場合は,質別T42
又はT62の性能を保証しなければならない。
f) 質別T451の材料は,質別T651の性能を保証しなければならない。
g) 質別T42の機械的性質は,注文者が質別Oの材料を用いて溶体化処理後十分な安定状態まで自然時効した場
合に適用する。また,質別T62の機械的性質は,注文者が質別Oの材料を用いて溶体化処理後人工時効硬化
処理した場合に適用する。ただし,注文者において溶体化処理する前に何らかの冷間加工又は熱間加工をした
場合には,規格値より低くなることがある。
h) 質別T31の材料は,質別T81の性能を保証しなければならない。
i) 質別T351の材料は,質別T851の性能を保証しなければならない。
31
H 4000:2014
表3−板,条,厚板及び円板の機械的性質(続き)
j) 質別T37の材料は,質別T87の性能を保証しなければならない。
k) 質別T361の材料は,質別T861の性能を保証しなければならない。
l) 船舶用に用いる質別H116又はH321の材料は,ASTM G66などの剝離腐食試験について,適用要否を含め,
受渡当事者間で協定しなければならない。
m) 質別H321は,H32に必要な加工硬化量以下の加工硬化処理を施したものである。
n) A7204P (A7N01P) において,質別T4の機械的性質は,溶体化処理後,室温(約20 ℃)で1か月間自然時効
させたときの値を基準として規定したものである。
なお,1か月間自然時効前に引張試験を行う場合は,溶体化処理後人工時効させた試験片を用いて試験し,
質別T6の引張特性を満たすことを確認することによって,質別T4の引張特性の保証に代えてもよい。その場
合,質別T6で試験したことを報告書に記載する。
o) 厚さ20 mm以上の材料において,圧延断面縦方向(ST方向)に240 MPaの応力を負荷し,ASTM G47に従っ
て試験したとき,応力腐食割れを示してはならない。
p) 厚さ20 mm以上の材料において,圧延断面縦方向(ST方向)に170 MPaの応力を負荷し,ASTM G47に従っ
て試験したとき,応力腐食割れを示してはならない。
q) この質別の材料は,ASTM G34に従い1/10の表面において試験したとき,ASTM G34の図2(写真EB)に示
された剝離腐食より小さくなければならない。
5.3.2
合せ板の機械的性質
合せ板の機械的性質(引張強さ,耐力,伸び及び曲げ)は,7.2及び7.3によって試験を行い,表4によ
る。ただし,曲げ試験は,注文者の要求のある場合にだけ適用し,曲げ試験を行った場合,合せ板の曲げ
た部分の外側に割れを生じてはならない。
なお,表4に規定の厚さ以外の寸法の機械的性質は,受渡当事者間の協定による。
32
H 4000:2014
表4−合せ板の機械的性質
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A2014PC
Oe)
0.4以上
0.5以下
205以下
−
16以上
−
0.4以上
2.9以下
2.9を超え 6.0以下
密着
厚さの0.5倍
0.5を超え 13.0以下
100以下 16以上
13.0を超え 20.0以下
−
10以上
T3
0.4以上
0.5以下 380以上
−
14以上
−
0.4以上
2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの1.5倍
厚さの2倍
0.5を超え 1.0以下 380以上 235以上 14以上
1.0を超え 6.0以下 390以上 245以上 15以上
T4
0.4以上
0.5以下 380以上
−
14以上
−
0.4以上
2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの1.5倍
厚さの2倍
0.5を超え 1.0以下 380以上 225以上 14以上
1.0を超え 6.0以下 390以上 235以上 15以上
T42g)
0.4以上
0.5以下 380以上
−
14以上
−
−
−
0.5を超え 1.0以下 380以上 225以上 14以上
1.0を超え 13.0以下 390以上 235以上 15以上
13.0を超え 20.0以下 390以上 235以上 14以上
T6
0.4以上
0.5以下 430以上
−
7以上
−
0.4以上
1.6以下
1.6を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの2.5倍
厚さの3倍
厚さの4倍
0.5を超え 1.0以下 430以上 380以上 7以上
1.0を超え 6.0以下 440以上 390以上 8以上
T62g)
0.4以上
0.5以下 430以上
−
7以上
−
−
−
0.5を超え 1.0以下 430以上 380以上 7以上
1.0を超え 13.0以下 440以上 390以上 8以上
13.0を超え 20.0以下 440以上 390以上 6以上
A2024PC
Oe)
0.4以上
0.5以下 205以下
−
12以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 1.6以下
1.6を超え 6.0以下
密着
厚さの0.5倍
厚さの1倍
0.5を超え 1.6以下 205以下 100以下
1.6を超え 13.0以下 215以下 100以下
13.0を超え 20.0以下 215以下
−
T3
0.4以上
0.5以下 410以上
−
12以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの2倍
厚さの2.5倍
厚さの4倍
0.5を超え 1.6以下 410以上 275以上 15以上
1.6を超え 2.9以下 420以上 275以上 15以上
2.9を超え 6.0以下 430以上 275以上 15以上
T361k)
0.4以上
0.5以下 420以上
−
8以上
−
0.4以上
1.6以下
1.6を超え 2.9以下
1.9を超え 6.0以下
厚さの2.5倍
厚さの3倍
厚さの4.5倍
0.5を超え 1.6以下 420以上 325以上 8以上
1.6を超え 12.0以下 440以上 335以上 9以上
T4
0.4以上
0.5以下 400以上
−
12以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 3.0以下
厚さの2倍
厚さの2.5倍
0.5を超え 1.6以下 400以上 245以上 15以上
1.6を超え 3.0以下 420以上 265以上 15以上
T42g)
0.4以上
0.5以下 390以上
−
12以上
−
−
−
0.5を超え 1.6以下 390以上 235以上 15以上
1.6を超え 6.5以下 410以上 245以上 15以上
6.5を超え 13.0以下 410以上 245以上 12以上
13.0を超え 20.0以下 410以上 245以上 8以上
T62g)
0.4以上
0.5以下 410以上
−
5以上
−
−
−
0.5を超え 1.6以下 410以上 325以上
1.6を超え 12.0以下 430以上 345以上
33
H 4000:2014
表4−合せ板の機械的性質(続き)
記号
質別a)
引張試験
曲げ試験c)
厚さ
mm
引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸びb)
厚さ
mm
内側半径
%
A50mm
A
A2024PC T861
0.4以上
0.5以下 440以上
−
3以上
−
−
−
0.5を超え 1.6以下 440以上 400以上 3以上
1.6を超え 6.5以下 480以上 440以上 4以上
6.5を超え 12.0以下 470以上 430以上 4以上
A7075PC
Oe)
0.4以上
0.5以下 245以下
−
10以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 1.6以下
1.6を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの0.5倍
厚さの1倍
厚さの1.5倍
厚さの2倍
0.5を超え 1.6以下 245以下 135以下
1.6を超え 2.9以下 265以下 135以下
2.9を超え 13.0以下 265以下 145以下
13.0を超え 20.0以下 265以下
−
T6
0.4以上
0.5以下 480以上
−
7以上
−
0.4以上
0.5以下
0.5を超え 1.6以下
1.6を超え 2.9以下
2.9を超え 6.0以下
厚さの3倍
厚さの3.5倍
厚さの4.5倍
厚さの5倍
0.5を超え 1.0以下 480以上 410以上 7以上
1.0を超え 2.9以下 500以上 430以上 8以上
2.9を超え 6.0以下 520以上 440以上 8以上
T62g)
0.4以上
0.5以下 480以上
−
7以上
−
−
−
0.5を超え 1.0以下 480以上 410以上 7以上
1.0を超え 2.9以下 500以上 430以上 8以上
2.9を超え 6.5以下 520以上 440以上 8以上
6.5を超え 13.0以下 520以上 450以上 9以上
13.0を超え 20.0以下 520以上 450以上 7以上
注a)〜k) この表の注は,表3の注による。
5.4
導電率
合金番号1060,1070及び6101を導体として使用する場合の導電率は,7.4によって試験を行い,表5
による。
表5−導電率
記号
質別
導電率
IACS%a)
A1060P
A1070P
H112
H14
H24
61.0以上
A6101P
T6
55.0以上
注a) IACS%は,IEC 60028に規定された国際標準軟銅
の導電率(20 ℃において5.8×107 S/m)を100
としたときの相対比を百分率で表したもの。
34
H 4000:2014
6
寸法及びその許容差
6.1
板の標準寸法
板の標準寸法は,表6による。
表6−板の標準寸法
単位 mm
厚さ
幅−長さ
400−1 200
1 000−2 000
1 250−2 500
1 525−3 050
0.3
○
○
○
○
0.4
○
○
○
○
0.5
○
○
○
○
0.6
○
○
○
○
0.7
○
○
○
○
0.8
○
○
○
○
1.0
○
○
○
○
1.2
○
○
○
○
1.5
○
○
○
○
1.6
○
○
○
○
2.0
○
○
○
○
2.5
○
○
○
○
3.0
○
○
○
○
4.0
○
○
○
○
5.0
○
○
○
○
6.0
○
○
○
○
6.2
合せ板の皮材の厚さ
合せ板の皮材の厚さは,7.5によって試験を行い,表7による。ただし,皮材の厚さ測定試験は,注文者
の要求のある場合だけに適用する。
表7−合せ板の皮材の厚さ
記号
合せ板の厚さ(全厚)
mm
皮材(片面)の厚さ
%
A2014PC
0.6以下
全厚の8以上
0.6を超え
1.0以下
全厚の6以上
1.0を超え
2.5以下
全厚の4以上
2.5を超え
20.0以下
全厚の2以上
A2024PC
1.6以下
全厚の4以上
1.6を超え
全厚の2以上
A7075PC
1.6以下
全厚の3.2以上
1.6を超え
5.0以下
全厚の2以上
5.0を超え
13.0以下
全厚の1.2以上
13.0を超え
全厚の1.2〜3
6.3
板,条,厚板,合せ板及び円板の厚さの許容差
板,条,厚板,合せ板及び円板の厚さの許容差は,表8〜表11による。ただし,受渡当事者間の協定に
よって,許容差を片側許容差とする場合は,表8〜表11の数値の2倍とする。
35
H 4000:2014
なお,表8〜表11に規定する厚さ及び幅以外の寸法の許容差は,受渡当事者間の協定による。
表8−冷間圧延材の厚さの許容差(その1)
単位 mm
厚さ
合金番号
1085,1080,1070,1060,1050,1050A,1100,1100A(1N00),1200,1230A(1N30),
3003,3103,3203,3005,3105,5005,5110A(5N01),5050,8011A,8021,8079
幅
450以下
450を超え
900以下
900を超え
1 400以下
1 400を超え
1 800以下
1 800を超え
2 300以下
2 300を超え
2 600以下
許容差
0.20以下
±0.03
±0.03
±0.05
−
−
−
0.20を超え 0.25以下
±0.03
±0.04
±0.05
−
−
−
0.25を超え 0.45以下
±0.04
±0.04
±0.05
±0.06
−
−
0.45を超え 0.70以下
±0.04
±0.05
±0.06
±0.08
−
−
0.70を超え 0.90以下
±0.05
±0.05
±0.06
±0.09
±0.13
−
0.90を超え 1.1以下
±0.05
±0.06
±0.08
±0.10
±0.13
−
1.1を超え 1.7以下
±0.06
±0.08
±0.10
±0.13
±0.15
−
1.7を超え 1.9以下
±0.06
±0.08
±0.10
±0.15
±0.20
−
1.9を超え 2.4以下
±0.08
±0.08
±0.10
±0.15
±0.20
−
2.4を超え 2.7以下
±0.09
±0.10
±0.13
±0.18
±0.23
−
2.7を超え 3.6以下
±0.11
±0.11
±0.13
±0.18
±0.23
±0.25
3.6を超え 4.5以下
±0.15
±0.15
±0.20
±0.23
±0.28
±0.30
4.5を超え 5.0以下
±0.18
±0.18
±0.23
±0.28
±0.33
±0.38
5.0を超え 6.5以下
±0.23
±0.23
±0.28
±0.33
±0.38
±0.43
6.5を超え 8.0以下
±0.33
±0.33
±0.33
±0.38
±0.43
±0.51
8.0を超え 11.0以下
±0.48
±0.48
±0.48
±0.48
±0.58
±0.66
11.0を超え 16.0以下
±0.64
±0.64
±0.64
±0.64
±0.76
±0.89
36
H 4000:2014
表9−冷間圧延材の厚さの許容差(その2)
単位 mm
厚さ
合金番号
2014,2014合せ板,2014A,2017,2017A,2219,2024,2024合せ板,2124,3004,3104,5021,5042,
5052,5154,5254,5454,5754,5456,5082,5182,5083,5086,6101,6061,6082,7010,7204(7N01),
7050,7075,7075合せ板,7475,7178
幅
450以下
450を超
え
900以下
900を超
え
1 200以
下
1 200を
超え
1 400以
下
1 400を
超え
1 500以
下
1 500を
超え
1 700以
下
1 700を
超え
1 800以
下
1 800を
超え
2 000以
下
2 000を
超え
2 100以
下
2 100を
超え
2 300以
下
2 300を
超え
2 400以
下
2 400を
超え
2 600以
下
許容差
0.25以下
±0.03 ±0.04 ±0.06 ±0.06
−
−
−
−
−
−
−
−
0.25を超え
0.45以下
±0.04 ±0.04 ±0.06 ±0.09
−
−
−
−
−
−
−
−
0.45を超え
0.70以下
±0.04 ±0.05 ±0.06 ±0.09 ±0.10 ±0.10 ±0.10
−
−
−
−
−
0.70を超え
0.90以下
±0.05 ±0.05 ±0.06 ±0.10 ±0.13 ±0.13 ±0.13 ±0.15
−
−
−
−
0.90を超え
1.1以下
±0.05 ±0.06 ±0.08 ±0.10 ±0.13 ±0.13 ±0.13 ±0.15
−
−
−
−
1.1を超え
1.7以下
±0.06 ±0.08 ±0.10 ±0.13 ±0.15 ±0.15 ±0.15 ±0.18
−
−
−
−
1.7を超え
1.9以下
±0.08 ±0.08 ±0.10 ±0.13 ±0.15 ±0.15 ±0.15 ±0.18
−
−
−
−
1.9を超え
2.4以下
±0.09 ±0.09 ±0.10 ±0.13 ±0.15 ±0.15 ±0.15 ±0.18 ±0.18 ±0.30
−
−
2.4を超え
2.7以下
±0.10 ±0.10 ±0.13 ±0.13 ±0.18 ±0.18 ±0.18 ±0.20 ±0.20 ±0.41
−
−
2.7を超え
3.2以下
±0.11 ±0.11 ±0.13 ±0.13 ±0.18 ±0.18 ±0.18 ±0.20 ±0.20 ±0.41 ±0.46 ±0.51
3.2を超え
3.6以下
±0.11 ±0.11 ±0.13 ±0.13 ±0.18 ±0.25 ±0.30 ±0.33 ±0.36 ±0.41 ±0.46 ±0.51
3.6を超え
4.5以下
±0.15 ±0.15 ±0.20 ±0.20 ±0.23 ±0.30 ±0.36 ±0.38 ±0.41 ±0.43 ±0.48 ±0.58
4.5を超え
5.0以下
±0.18 ±0.18 ±0.25 ±0.25 ±0.28 ±0.36 ±0.41 ±0.43 ±0.43 ±0.43 ±0.56 ±0.66
5.0を超え
6.5以下
±0.23 ±0.23 ±0.28 ±0.28 ±0.33 ±0.41 ±0.46 ±0.46 ±0.46 ±0.46 ±0.61 ±0.71
6.5を超え
8.0以下
±0.33 ±0.33 ±0.33 ±0.33 ±0.38 ±0.46 ±0.51 ±0.51 ±0.51 ±0.51 ±0.64 ±0.76
8.0を超え
11.0以下
±0.48 ±0.48 ±0.48 ±0.48 ±0.51 ±0.51 ±0.58 ±0.58 ±0.64 ±0.64 ±0.66 ±0.84
11.0を超え
16.0以下
±0.64 ±0.64 ±0.64 ±0.64 ±0.64 ±0.64 ±0.64 ±0.76 ±0.76 ±0.76 ±0.89 ±0.89
37
H 4000:2014
表10−熱間圧延材の厚さの許容差(その1)
単位 mm
厚さ
合金番号
1085,1080,1070,1060,1050,1050A,1100,1100A(1N00),1200,1230A(1N30),3003,
3103,3203,3005,3105,5005,5110A(5N01),5050,8011A,8021,8079
幅
900以下
900を超え
1 400以下
1 400を超え
1 800以下
1 800を超え
2 300以下
2 300を超え
2 600以下
2 600を超え
3 400以下
許容差
4以上
5以下
±0.25
±0.30
±0.35
±0.40
−
−
5を超え
6以下
±0.30
±0.40
±0.45
±0.50
−
−
6を超え
8以下
±0.45
±0.45
±0.55
±0.65
±0.75
±0.85
8を超え
11以下
±0.55
±0.55
±0.65
±0.75
±0.85
±0.95
11を超え
16以下
±0.65
±0.65
±0.75
±0.85
±0.95
±1.0
16を超え
22以下
±0.80
±0.80
±0.80
±0.90
±1.1
±1.1
22を超え
29以下
±0.90
±0.90
±0.90
±1.1
±1.4
±1.4
29を超え
35以下
±1.0
±1.0
±1.0
±1.3
±1.7
±1.7
35を超え
40以下
±1.1
±1.1
±1.1
±1.5
±1.9
±1.9
40を超え
50以下
±1.3
±1.3
±1.3
±1.8
±2.2
±2.2
50を超え
55以下
±1.5
±1.5
±1.5
±2.0
±2.5
±2.5
55を超え
70以下
±1.9
±1.9
±1.9
±2.5
±3.2
±3.2
70を超え
75以下
±2.3
±2.3
±2.3
±3.0
±3.8
±3.8
75を超え
100以下
±2.8
±2.8
±2.8
±3.6
±4.1
±4.1
100を超え
150以下
±3.2
±3.2
±3.8
±4.1
−
−
150を超え
203以下
±4.1
±4.1
±4.1
±4.1
−
−
この表の許容差は,質別H112及び熱間圧延仕上げの場合に適用する。
38
H 4000:2014
表11−熱間圧延材の厚さの許容差(その2)
単位 mm
厚さ
合金番号
2014,2014合せ板,2014A,2017,2017A,2219,2024,2024合せ板,2124,3004,3104,
5021,5042,5052,5154,5254,5454,5754,5456,5082,5182,5083,5086,6101,
6061,6082,7010,7204(7N01),7050,7075,7075合せ板,7475,7178
幅
900以下
900を超え
1 400以下
1 400を超え
1 800以下
1 800を超え
2 300以下
2 300を超え
2 600以下
2 600を超え
3 400以下
許容差
4以上
5以下
±0.30
±0.35
±0.50
±0.60
−
−
5を超え
6以下
±0.40
±0.45
±0.55
±0.65
−
−
6を超え
8以下
±0.50
±0.50
±0.60
±0.70
±0.80
±0.90
8を超え
11以下
±0.60
±0.60
±0.70
±0.80
±0.90
±1.0
11を超え
16以下
±0.70
±0.70
±0.80
±0.90
±1.0
±1.1
16を超え
22以下
±0.80
±0.80
±0.80
±0.90
±1.1
±1.1
22を超え
29以下
±0.90
±0.90
±0.90
±1.1
±1.4
±1.4
29を超え
35以下
±1.0
±1.0
±1.0
±1.3
±1.7
±1.7
35を超え
40以下
±1.1
±1.1
±1.1
±1.5
±1.9
±1.9
40を超え
50以下
±1.3
±1.3
±1.3
±1.8
±2.2
±2.2
50を超え
55以下
±1.5
±1.5
±1.5
±2.0
±2.5
±2.5
55を超え
70以下
±1.9
±1.9
±1.9
±2.5
±3.2
±3.2
70を超え
75以下
±2.3
±2.3
±2.3
±3.0
±3.8
±3.8
75を超え
100以下
±2.8
±2.8
±2.8
±3.6
±4.1
±4.1
100を超え
150以下
±3.2
±3.2
±3.6
±4.1
±4.1
−
150を超え
203以下
±4.1
±4.1
±4.1
±4.1
±4.1
−
この表の許容差は,質別H112及び熱間圧延仕上げの場合に適用する。
6.4
板,条,厚板及び合せ板の幅の許容差
板,条,厚板及び合せ板の幅の許容差は,表12〜表14による。表12〜表14の幅は,切断時の室温で測
定する。幅は,20 ℃の基準温度に対して,室温との温度差が10 ℃当たり1 000 mmにつき0.23 mmの変
化が許容される。ただし,受渡当事者間の協定によって,厚さ6.5 mm以下の幅の許容差を片側許容差と
する場合は,表12〜表14の数値の2倍とする。
なお,表12〜表14に規定する厚さ及び幅以外の寸法の許容差は,受渡当事者間の協定による。
表12−板,厚板及び合せ板の幅の許容差(シャー切断)
単位 mm
厚さ
幅
150以下
150を超え
600以下
600を超え
2 500以下
2 500を超え
3 500以下
許容差
0.15以上
3.2以下
±2
±3
±3
±4
3.2を超え 6.5以下
±3
±3
±3
±5
6.5を超え 16以下
+7
0
+8
0
+10
0
+11
0
39
H 4000:2014
表13−板,厚板及び合せ板の幅の許容差(ソー切断)
単位 mm
厚さ
幅
750以下
750を超え
1 500以下
1 500を超え
3 000以下
3 000を超え
3 500以下
許容差
2.0以上
6.5以下
±3
±3
±5
±7
6.5を超え 203以下
+7
0
+8
0
+10
0
+13
0
表14−条の幅の許容差(スリット切断)
単位 mm
厚さ
幅
150以下
150を超え
300以下
300を超え
600以下
600を超え
1 200以下
1 200を超え
1 500以下
1 500を超え
2 600以下
許容差
0.15以上
3.2以下
±0.3
±0.4
±0.8
±1.2
±1.6
±3.2
3.2を超え 5.0以下
±0.3
±0.5
±0.8
±1.6
±2.4
−
5.0を超え 6.0以下
±0.4
±0.8
±1.2
±2.4
±3.2
−
6.5
円板の径の許容差
円板の径の許容差は,表15による。ただし,受渡当事者間の協定によって,片側許容差とする場合は,
表15の数値の2倍とする。
なお,表15に規定する厚さ及び径以外の寸法の許容差は,受渡当事者間の協定による。
表15−円板の径の許容差
単位 mm
厚さ
径
450以下
450を超え
900以下
900を超え
2 000以下
許容差
3.5以下
±1.0
±1.2
±1.6
6.6
板,厚板及び合せ板の長さの許容差
板,厚板及び合せ板の長さの許容差は,表16及び表17による。表16及び表17の長さは,切断時の室
温で測定する。長さは,20 ℃の基準温度に対して,室温との温度差が10 ℃当たり1 000 mmにつき0.23 mm
の変化が許容される。ただし,受渡当事者間の協定によって,厚さ6.5 mm以下の長さの許容差を片側許
容差とする場合は,表16及び表17の数値の2倍とする。
なお,表16及び表17に規定する厚さ及び長さ以外の寸法の許容差は,受渡当事者間の協定による。
40
H 4000:2014
表16−板,厚板及び合せ板の長さの許容差(シャー切断)
単位 mm
厚さ
長さ
750以下
750を超え
1 500以下
1 500を超え
3 000以下
3 000を超え
6 000以下
6 000を超え
9 000以下
9 000を超え
10 000以下
許容差
0.15以上
3.2以下
±2
±3
±3
±4
±5
±6
3.2を超え 6.5以下
±3
±3
±3
±4
±6
±7
6.5を超え 16以下
+7
0
+10
0
+11
0
+13
0
+14
0
+16
0
表17−板,厚板及び合せ板の長さの許容差(ソー切断)
単位 mm
厚さ
長さ
750以下
750を超え
1 500以下
1 500を超え
3 000以下
3 000を超え
6 000以下
6 000を超え
9 000以下
9 000を超え
10 000以下
許容差
2.0以上
6.5以下
±3
±3
±5
±7
±7
±8
6.5を超え
203以下
+7
0
+8
0
+10
0
+13
0
+14
0
+16
0
6.7
板,厚板及び合せ板の直角度
板,厚板及び合せ板の直角度の許容値は,表18による。ただし,この直角度は,注文者の要求のある場
合だけに適用する。
表18−板,厚板及び合せ板の直角度の許容値
単位 mm
長さ
幅
900以下
900を超え
直角度の許容値
3 700以下
以下
300
4
2
a)
W
.×
以下
300
0
2
a)
W
.×
3 700を超えるもの
以下
300
6
3
a)
W
.×
以下
300
8
2
a)
W
.×
直角度は,下図に示すように,AAとBBとの差で求める。
注a) 幅(W)が300 mmの整数倍にならない場合には,次の整数倍の幅の寸法値を適用する。
例えば,幅が1 400 mm,長さが1 800 mmの場合には,次の整数倍である1 500 mmをW
として計算する。この場合,直角度の許容値は,2.0 mm×1 500 mm/300 mm(整数倍)=
10 mmになる。
6.8
板,条,厚板及び合せ板の曲がり
板,条,厚板及び合せ板の曲がりの許容値は,表19及び表20による。ただし,この曲がりは,注文者
41
H 4000:2014
の要求のある場合だけに適用する。
なお,表19及び表20に規定する厚さ,幅及び長さ以外の寸法の曲がりの許容値は,受渡当事者間の協
定による。
表19−板,厚板及び合せ板の曲がりの許容値
単位 mm
厚さ
幅
長さ
1 500以下
1 500を超え
2 300以下
2 300を超え
3 000以下
3 000を超え
3 800以下
3 800を超え
4 500以下
4 500を超え
5 500以下
5 500を超え
6 000以下
曲がりの許容値
0.15以上
3.2以下
100以下
6以下
14以下
25以下
39以下
57以下
76以下
102以下
100を超え
250以下
3以下
6以下
10以下
14以下
22以下
29以下
38以下
250を超え
900以下
2以下
3以下
5以下
6以下
10以下
13以下
19以下
900を超え
3500以下
1以下
2以下
3以下
5以下
6以下
10以下
13以下
3.2を超え
6.5以下
100を超え
900以下
2以下
3以下
6以下
9以下
14以下
19以下
25以下
900を超え
3 500以下
1以下
2以下
3以下
5以下
6以下
10以下
13以下
6.5を超え
203以下
250以下
6以下
14以下
25以下
39以下
57以下
76以下
102以下a)
250を超え
450以下
2以下
3以下
6以下
10以下
15以下
20以下
25以下a)
450を超え
3 500以下
1以下
2以下
3以下
5以下
8以下
11以下
14以下a)
注記 板,厚板及び合せ板の曲がりは,下図に示すように,全長さに対する弧の深さである。
注a) 長さ6 000 mmを超え10 000 mm以下については,任意の箇所の長さ6 000 mmにつき,この曲がりの許容値
を適用する。
42
H 4000:2014
表20−条の曲がりの許容値
単位 mm
厚さ
幅
15以上
25以下
25を超え
50以下
50を超え
100以下
100を超え
250以下
250を超え
2 600以下
曲がりの許容値(長さ2 000につき)
0.15以上
1.6以下
19以下
15以下
10以下
7以下
5以下
1.6を超え
4.5以下
−
−
10以下
7以下
5以下
注記 条の曲がりは,下図に示すように,任意の箇所の基準の長さ2 000 mmに対する弧の深さである。
6.9
板,厚板及び合せ板のひずみ
板,厚板及び合せ板のひずみの許容値は,表21〜表23による。板,厚板及び合せ板のひずみの許容値
は,表21は定盤上にそのまま置いた板を,表22及び表23は定盤上に凹面を上にして置いた板を定規な
ど及び深さ計(隙間ゲージ,ダイヤルゲージ,長さ計など)を用いて測定する。ただし,このひずみの測
定は,注文者の要求のある場合だけに適用する。
なお,表21〜表23に規定する厚さ以外の寸法の許容値は,受渡当事者間の協定による。
43
H 4000:2014
表21−板及び合せ板の中ひずみ及び耳ひずみの許容値a)
単位 mm
厚さ
ひずみ間隔b)
(ひずみの中心から中心の距離)
500以下
500を超え
1 000以下
1 000を超え
1 500以下
1 500を超え
2 000以下
2 000を超え
中ひずみ及び耳ひずみの許容値
0.20以上
0.50以下
3以下
6以下
9以下
12以下
14以下
0.50を超え
3.0以下
3以下
5以下
8以下
10以下
12以下
3.0 を超え
6.0以下
3以下
5以下
7以下
10以下
12以下
板及び合せ板の中で,鏡板,コイル品又は幅1 500 mmを超える板には適用しない。また,質別がO及びHX8以
上の硬さのもの並びに端部又は角を曲げたものには適用しない。
注記 中ひずみとは,下図に示すように,板の中央部に波が現れるものである。また,耳ひずみとは,下図に示す
ように,板の縁(板の長さ方向又は幅方向の端部)に波が現れるものである。
注a) 熱間圧延仕上げの板及び合せ板は,受渡当事者間の協定による。
b) 長さ方向又は幅方向に,中ひずみ又は耳ひずみが一つだけの場合は,ひずみ間隔として,板の全長又は全幅
を用いる。
表22−厚板及び合せ板の長さ方向そりの許容値(ソー又はシャー切断)
単位 mm
厚さ
長さ方向そりの許容値
(任意の箇所の長さ2 000につき)
6.0を超え
50以下
6以下
50を超え
100以下
7以下
100を超え
203以下
10以下
厚板及び合せ板の長さ2 000 mm未満については,許容値を6 mmとする。
注記 長さ方向そりとは,下図に示すように,板の長さ方向に全体がわん曲したものである。
44
H 4000:2014
表23−厚板及び合せ板の幅方向そりの許容値(ソー又はシャー切断)
単位 mm
厚さ
製品幅
500以下
500を超え
1 000以下
1 000を超え
1 500以下
1 500を超え
2 000以下
2 000を超え
幅方向そりの許容値
6.0を超え 50以下
3以下
6以下
9以下
12以下
15以下
50を超え
100以下
2以下
5以下
6以下
7以下
9以下
100を超え
203以下
2以下
6以下
10以下
10以下
10以下
注記 幅方向そりとは,下図に示すように,板の幅方向に全体がわん曲したものである。
7
試験
7.1
分析試験
化学成分の分析試験は,次に示すJISによる。
JIS H 1305,JIS H 1306,JIS H 1307,JIS H 1351,JIS H 1352,JIS H 1353,JIS H 1354,JIS H 1355,
JIS H 1356,JIS H 1357,JIS H 1358,JIS H 1359,JIS H 1360,JIS H 1361,JIS H 1362,JIS H 1363,JIS
H 1364,JIS H 1365,JIS H 1366,JIS H 1367,JIS H 1368
また,アルミニウム純度99.00 %以上の成分値の表し方は,JIS H 1351による。
なお,その他の元素の分析試験において,該当する日本工業規格がない場合は,受渡当事者間の協定に
よる。
7.2
引張試験
引張試験は,JIS Z 2241に基づき,この場合の試験片の種類及び採取位置は,表24による。また,試験
片の採取方向は,表25による。
表24−試験片の種類及び採取位置
厚さmm
試験片
採取位置
定形
比例
20以下
5号
13B号a)
14B号
−
20を超え 40以下
4号
14A号
試験片の軸が板の2表面の中央部にあるように採る。
40を超えるもの
4号
14A号
試験片の軸が板の表面とその中心との中央部にあるように採る。
注a) 厚さが12.5 mm以下の板については,注文者の要求のある場合だけに適用する。
45
H 4000:2014
表25−試験片の採取方向
記号
採取方向
A1085P,A1080P,A1070P,A1060P,A1050P,A1050AP,A1100P,
A1100AP(A1N00P),A1200P,A1230AP(A1N30P),A3003P,A3103P,
A3203P,A3004P,A3104P,A3005P,A3105P,A5005P,A5110AP
(A5N01P),A5021P,A5042P,A5050P,A5052P,A5154P,A5254P,
A5454P,A5754P,A5456P,A5082P,A5182P,A5083P,A5083PS,
A5086P,A8011AP,A8021P,A8079P
圧延方向に平行
A2014P,A2014PC,A2014AP,A2017P,A2017AP,A2219P,A2024P,
A2024PC,A2124P,A6101P,A6061P,A6082P,A7010P,A7204P
(A7N01P),A7050P,A7075P,A7075PC,A7475P,A7178P
圧延方向に直角。ただし,幅が
狭く,採取できない場合は圧延
方向に平行。
7.3
曲げ試験
曲げ試験及び曲げ試験片は,JIS Z 2248によって180°曲げを行う。ただし,JIS Z 2248による試験を用
いることができない場合は,手動の万力(バイス)を用い180°曲げる方法で試験してもよい。試験片は,
圧延方向に平行又は直角に採った1号試験片又は3号試験片とする。
なお,導体用のA1070P,A1060P及びA6101Pは,90°曲げを行う。
7.4
導電率試験
導電率試験は,JIS H 0505によって行う。
なお,JIS H 0505に規定された条件で渦電流式導電率計を用い測定してもよい。
7.5
合せ板の皮材の厚さ測定試験
合せ板の皮材の厚さ測定試験は,合せ板の圧延方向に直角の方向から約20 mm角の試験片を採り,試験
片の板面に垂直な断面を顕微鏡で観察できるように研磨し,更に適切なエッチングを行った後,100倍の
倍率の顕微鏡で,試験片の断面の上下両辺に沿って約3 mm間隔ずつの五つの視野の皮材の最大及び最小
厚さを測定する。
なお,測定された各10個の最大・最小厚さを合計し,10で除した平均値を皮材の厚さとする。
8
検査
検査は,次による。
a) 一般事項は,JIS H 0321による。
b) 板,条,厚板,合せ板及び円板は,外観及び寸法を検査するとともに箇条7によって試験を行い,箇
条5及び箇条6の規定に適合したものを合格とする。
c) 引張試験,曲げ試験及び導電率試験は,合金番号,質別及び厚さの同じものについて,特に指定がな
い限り,10 000 kg及びその端数から一組,又は各熱処理ロットを一組の検査ロットとして,一つの試
料を採取する。1枚の板又は条が10 000 kgを超えるものについては,1枚又は1条を一組とみなす。
なお,7000系合金の質別T73,T7351,T74,T7451,T76及びT7651の検査ロットの合否判定は,
表26による。
d) 合せ板の皮材の厚さ測定試験は,合金番号,質別及び厚さの同じものから任意に1枚を採り,試験片
を作る。
46
H 4000:2014
表26−7000系合金の質別T73,T7351,T74,T7451,T76及びT7651の検査ロットの合否判定
記号
質別
導電率(IACS%)a)
機械的性質b)
SCFc)
合否判定
A7010P
T76
39.0以上
規格値内
−
合格
T7651
39.0未満
規格値内
−
不合格
T74
40.0以上
規格値内
−
合格
T7451
40.0未満
規格値内
−
不合格
T73
41.0以上
規格値内
−
合格
T7351
41.0未満
規格値内
−
不合格
A7050P
T7451
38.0以上
規格値内
220以下
合格
規格値内
220を超え
不合格
38.0未満
試験結果によらず
−
T7651
37.0以上
規格値内
250以下
合格
規格値内
250を超え
不合格
37.0未満
試験結果によらず
−
A7075P
T73
T7351
40.0以上
規格値内
−
合格
38.0以上40.0未満
規格値内かつ耐力値に対し
82 N/mm2以下
−
合格
規格値内かつ耐力値に対し
82 N/mm2を超え
−
不合格
38.0未満
試験結果によらず
−
不合格
T76
T7651
38.0以上
規格値内
−
合格
36.0以上37.9以下
規格値内
−
保留d)
36.0未満
試験結果によらず
−
不合格
A7475P
T7351
40.0以上
規格値内
−
合格
40.0未満
試験結果によらず
−
不合格
T7651
39.0以上
規格値内かつ耐力は規格値
に対し61 N/mm2以下
−
合格
耐力値に対し61 N/mm2を超
え
−
不合格
38.9以下
試験結果によらず
−
不合格
注記 1 N/mm2=1 MPa
注a) この表の導電率は7.4によって試験を行う。IACS%は,IEC 60028に規定された国際標準軟銅の導電率(20 ℃
において5.8×107 S/m)を100としたときの相対比を百分率で表したもの。
b) 表3の試験結果。
c) SCFは応力腐食感受性係数を表すもので,次の式によって算出する。
なお,数値の丸め方は,JIS Z 8401による。
SCF(応力腐食感受性係数)=耐力(N/mm2)−6.9×導電率(IACS%)
d) この材料の導電率が36.0〜37.9IACS%の範囲内にある場合,熱処理が疑わしいと判断し,ASTM G34に従い剝
離腐食試験をするか,又は再熱処理を行って再判定する。応力腐食割れの合否基準に,剝離腐食試験を用いて
はならない。
47
H 4000:2014
9
表示
この規格の全ての要求事項に適合した板,条,厚板,合せ板及び円板には,1包装ごと,1巻ごと又は1
製品ごとに貼付ラベルなど適切な方法によって,次の事項を表示しなければならない。
a) 規格番号及び製品記号(記号及び質別)
例 JIS H 4000 A5083PS-O
b) 寸法
例1 板の場合 1.0 × 1 000 × 2 000 (厚さ×幅×長さ)
例2 条の場合 0.20 × 1 200 × COIL (厚さ×幅×コイル)
例3 円板の場合 1.5 × 300 (厚さ×外径)
c) 製造番号,製造年月又はその略号
d) 製造業者名又はその略号
参考文献 JIS H 4160 アルミニウム及びアルミニウム合金はく
IEC 60028,International standard of resistance for copper
48
H 4000:2014
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS H 4000:2014 アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
ISO 209:2007 Aluminium and aluminium alloys−Chemical composition
ISO 6361-1:2011 Wrought aluminium and aluminium alloys−Sheets, strips and
plates−Part 1: Technical conditions for inspection and delivery
ISO 6361-2:2011 Wrought aluminium and aluminium alloys−Sheets, strips and
plates−Part 2: Mechanical properties
ISO 6361-3:2011 Wrought aluminium and aluminium alloys−Sheets, strips and
plates−Part 3: Strips: Tolerances on shape and dimensions
ISO 6361-4:2011 Wrought aluminium and aluminium alloys−Sheets, strips and
plates−Part 4: Sheets and plates−Tolerances on shape and dimensions
ISO 6361-5:2011 Wrought aluminium and aluminium alloys−Sheets, strips and
plates−Part 5: Chemical composition
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
1 適用範
囲
アルミニウム及びア
ルミニウム合金の板,
条,厚板,合せ板及び
円板について規定
ISO 6361-1
ISO 6361-2
ISO 6361-3
ISO 6361-4
ISO 6361-5
1
アルミニウム及びアル
ミニウム合金の板及び
条について規定
追加
JISに合せ板及び円板を追加し
た。
合せ板及び円板は国内の商取引
などで使用されている。JISとし
て規定する。
2 引用規
格
3 用語及
び定義
板,条,厚板,合せ板
及び円板について規
定
ISO 6361-1 3
板,条及び厚板につい
て規定
追加
JISに合せ板及び円板を追加し
た。
合せ板及び円板は国内の商取引
などで使用されている。JISとし
て規定する。
4 合金番
号,等級
及び記号
合金番号を51種類に
分類し,その合金番
号,等級,記号及び参
考を規定
−
−
−
追加
JISに合せ板及び導体用材の5
種類の合金番号,等級,記号及
び参考を追加した。
追加した合金番号などは,国内の
商取引などで使用されている。
JISとして規定する。
1
0
H
4
0
0
0
:
2
0
1
4
49
H 4000:2014
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
5 品質
5.1 外観
ISO 6361-1 5.6
板,条及び厚板の外観
について規定
追加
JISに合せ板及び円板を追加し
た。
−
5.2 化学成分
54種類の合金につい
て規定
ISO 209
ISO 6361-5
3
4
71種類の合金につい
て規定
追加
JISに合せ板及び導体材のJIS
独自合金(5種類)を追加した。
合せ板及び導体材の化学成分は,
国内の商取引で使用されている。
JISとして規定する。
変更
ISO規格に追加された27種類
の合金の内,5種類を追加した
が,22種類は国内での製造及び
使用の実績がないため,JISへ
の追加を見送った。
JISへの追加を見送った22種類の
合金については,今後の商取引な
どによって製造及び使用実績が
確認された場合,JISへの追加を
検討する。
5.3 機械的性質
板,条,厚板,円板及
び合せ板の機械的性
質及び曲げ試験値を
規定
ISO 6361-2 6
板,条及び厚板の機械
的性質を規定
追加
JISに円板及び合せ板の機械的
性質及び曲げ試験値を追加し
た。
円板及び合せ板の機械的性質及
び曲げ試験値は,国内の商取引で
使用されている。JISとして規定
する。
5.4 導電率
合金番号1060,1070
及び6101の導電率値
を規定
−
−
−
追加
JISに導電率を追加した。
導電率は,国内の商取引で使用さ
れている。JISとして規定する。
6 寸法及
びその許
容差
6.1 板の標準寸法
−
−
−
追加
JISに板の標準寸法を追加し
た。
板の標準寸法は,国内の商取引な
どで使用されている。JISとして
規定する。
6.2 合せ板の皮材の
厚さ
−
−
−
追加
JISに合せ板の皮材の厚さを追
加した。
合せ板の皮材の厚さは,国内の商
取引などで使用されている。JIS
として規定する。
6.3 板,条,厚板,合
せ板及び円板の厚さ
の許容差
ISO 6361-3
ISO 6361-4
3.1
板,条及び厚板の厚さ
許容差について規定
追加
JISに合せ板及び円板を追加し
た。
合せ板及び円板の厚さの許容差
は,国内の商取引などで使用され
ている。JISとして規定する。
1
0
H
4
0
0
0
:
2
0
1
4
50
H 4000:2014
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
6 寸法及
びその許
容差
6.4 板,条,厚板及び
合せ板の幅の許容差
ISO 6361-3
ISO 6361-4
3.2
板,条及び厚板の幅の
許容差について規定
追加
JISに合せ板を追加した。
合せ板の幅の許容差は,国内の商
取引などで使用されている。JIS
として規定する。
(続き) 6.5 円板の径の許容
差
−
−
−
追加
JISに円板の径の許容差を追加
した。
円板の径の許容差は,国内の商取
引などで使用されている。JISと
して規定する。
6.6 板,厚板及び合せ
板の長さの許容差
ISO 6361-4 3.3
板及び厚板の長さの許
容差について規定
追加
JISに合せ板の長さの許容差を
追加した。
合せ板の長さの許容差は,国内の
商取引などで使用されている。
JISとして規定する。
6.7 板,厚板及び合せ
板の直角度
ISO 6361-4 4.3
板及び厚板の直角度の
許容値について規定
追加
JISに合せ板の直角度の許容値
を追加した。
合せ板の直角度は,国内の商取引
で使用されている。JISとして規
定する。
6.8 板,条,厚板及び
合せ板の曲がり
ISO 6361-3
ISO 6361-4
4
4.1
板,条及び厚板の曲が
りの許容値について規
定
追加
JISに合せ板の曲がりの許容値
を追加した。
6.9 板,厚板及び合せ
板のひずみ
ISO 6361-4 4.2
板及び厚板の長さ方向
及び幅方向のひずみ
(中ひずみ,耳ひずみ)
並びにそりについて規
定
変更
許容値の単位がISO規格は%,
JISはmmと異なる。%単位の
使用は国内市場の混乱を招くた
め,mm単位に変更した。
板及び厚板のひずみの許容値は,
国内の商取引などでmm単位を使
用している。必要に応じてISO規
格への提案を検討する。
追加
ISO規格は厚さ区分だけで幅区
分及び長さ区分がないため,JIS
に追加した。
また,JISに合せ板のひずみの
許容値を追加した。
合せ板のひずみの許容値は,国内
の商取引などで使用している。
JISとして規定する。
7 試験
7.1 分析試験
分析試験のJISを引用
ISO 6361-1 6.2.1
分析方法は供給者が決
めると規定
追加
JISの分析試験方法を追加
JISとして規定する。
7.2 引張試験
JIS Z 2241で試験
ISO 6361-1 6.2.2
ISO 6892-1又はASTM
B557Mを規定
変更
JISの引張試験方法に変更
JISとして規定する。
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:
2
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1
4
51
H 4000:2014
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
7 試験
(続き)
7.3 曲げ試験
JIS Z 2248で試験
ISO 6361-1 6.2.3
ISO 7438を規定
変更
JISの曲げ試験方法に変更
JISとして規定する。
7.4 導電率試験
JIS H 0505又は渦電
流式導電率計で測定
−
−
−
追加
JISに導電率試験を追加
導電率は,JISとして規定する。
7.5 合せ板の皮材の厚
さ測定試験
顕微鏡で皮材の最大
及び最小を測定
−
−
−
追加
JISに合せ板の皮材の厚さ測定
試験を追加
合せ板の皮材の厚さ測定は,JIS
として規定する。
8 検査
検査実施項目につい
て規定
ISO 6361-1 7
検査実施事項,適合証
明書,試験成績書及び
その詳細について規定
追加
JISに導電率及び合せ板の皮材
厚さの検査を追加
導電率及び合せ板の皮材厚さの
検査項目は,JISとして規定する。
ISO 6361-2 6
7000系合金の検査ロ
ット判定,機械的性質
の表の注記で規定
変更
JISは7000系合金の検査ロット
判定を検査の箇条に変更
機械的性質の表は規格値であり,
この表での検査判定は適当では
なく,検査の箇条でJISとして規
定する。
9 表示
板,条,厚板,合せ板
及び円板に表示する
項目を規定
ISO 6361-1 8
製品への表示は,受渡
当事者間の協定による
か,注文書で指示され
た場合に限り行うこと
を規定
追加
JISとして必要な表示項目を追
加
表示は,国内の商取引などで使用
されている。JISとして規定する。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:(ISO 209:2007,ISO 6361-1:2011,ISO 6361-2:2011,ISO 6361-3:2011,ISO 6361-4:2011,ISO 6361-5:2011,MOD)
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD…………… 国際規格を修正している。
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