1
H
1
3
5
5
:
1
9
9
9
解
説
解説表1 JISと対応する国際規格との対比表
JIS H 1355 : 1999 アルミニウム及びアルミニウム
合金中のマンガン定量方法
ISO 886 : 1973 アルミニウム及びアルミニウム合金中のマンガン定量方法−吸光光度法
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との一致
が困難な理由と今後の
対策
(1) 適用範囲
○ アルミニウム及びアルミニ
ウム合金中のマンガン定量
方法
ISO 886
○ アルミニウム及びアルミニウム
合金中のマンガン定量方法
≡
(2) 引用規格
○ JIS H 1351及びJIS K 8005を
引用
−
−
(3) 一般事項
○ 共通な一般事項を分析方法
通則などを引用し規定
− ISOには,規定なし。
−
(4) 定量方法の
区分
○ ペルオキソ二硫酸アンモニ
ウム酸化亜ひ酸ナトリウム
滴定法
− ISOには,規定なし。
=
○ 過マンガン酸吸光光度法(2
方法)
ISO 886
○ 過マンガン酸吸光光度法
=
○ 過マンガン酸吸光光度法(水
酸化ナトリウム分解ペルオ
キソ二硫酸アンモニウム酸
化法)
− ISOには,規定なし。
−
(5) ペルオキソ
二硫酸アンモニ
ウム酸化亜ひ酸
ナトリウム滴定
法
○ 定量操作,マンガン含有率の
算出式を規定
−
−
2
H
1
3
5
5
:
1
9
9
9
解
説
解説表1 JISと対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との一致
が困難な理由及び今後の
対策
(6) 過マンガン
酸吸光光度法(2
方法)
○ 操作
ISO 886
○ 操作
= ISOは,Si含有率10%までを
アルカリ分解,JISは4%ま
でをアルカリ分解としてお
り,酸分解法との分岐点が試
料中のSi含有率によって異
なる程度の軽微な差である。
ISOの場合,強アルカリに耐
えるように試料分解容器に
大きな白金皿を使用するよ
うにしているが,強アルカリ
を使用しない方法のほうが
ビーカーを使って分解でき
て便利であるため,試料分解
時のわずかな違いを注記す
ることで整合化を図った。
(7) 過マンガン
酸吸光光度法(水
酸化ナトリウム
分解ペルオキソ
二硫酸アンモニ
ウム酸化法)
○ 定量操作,マンガン含有率の
算出式を規定
−
−
備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合,“−”は規定していない場合を示す。
2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。
“≡”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。
“=”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
“−”:該当項目がない場合。