1
H
1332 :
19
99
解
説
解説表
3
JIS
と対応する国際規格との対比表
JIS H 1332
: 1999
マグネシウム及びマグネシウム
合金中のアルミニウム定量方法
ISO 791
: 1973
マグネシウム及びマグネシウム合金中のアルミニウム定量方法−重量法
ISO 3255
: 1973
マグネシウム及びマグネシウム合金中のアルミニウム定量方法−クロムアズロール
S
吸光光度法
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(1)
適用範囲
○ マグネシウム及び合金中の
アルミニウム定量方法
ISO 791
ISO 3255
○ マグネシウム合金中のアルミニ
ウム定量方法
マグネシウム及びマグネシウム
合金中のアルミニウム定量方法
≡
JIS
は,純マグネシウムとマ
グネシウム合金に適用する
複数の定量方法を一つの規
格の中で規定している規格
体系上の違いである。
(2)
引用規格
○
JIS H 1331
及び
JIS K 0121
を
引用
−
ISO
には規定なし
(3)
一般事項
○ 共通な一般事項を分析方法
通則などを引用し規定
−
ISO
には規定なし
(4)
定 量 方 法 の
区分
○ 安息香酸アルミニウム沈殿
分離
8
−キノリノールアルミ
ニウム重量法(定量範囲:
1.5
〜
12.0%
)
ISO 791
○
8
−キノリノール重量法(定量範
囲:
1.5
〜
12.0%
)
≡
○ 水酸化アルミニウム沈殿分
離エチレンジアミン四酢酸
二水素二ナトリウム・亜鉛逆
滴定法
−
ISO
には規定なし
−
○ クロムアズロール
S
吸光光度
法
(定量範囲:
0.01
〜
0.20%
)
ISO 3255
○ クロムアズロール
S
吸光光度法
(定量範囲:
0.01
〜
0.20%
)
≡
○ 鉄・銅分離
8
−キノリノール
抽出吸光光度法
−
ISO
には規定なし
−
○ 鉄・銅分離
8
−キノリノール
抽出原子吸光法
−
ISO
には規定なし
−
2
H
1332 :
19
99
解
説
解説表
3
JIS
と対応する国際規格との対比表 (続き)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(5)
安 息 香 酸 ア
ル ミ ニ ウ ム
沈殿分離
8
−
キ ノ リ ノ ー
ル ア ル ミ ニ
ウム重量法
○
ISO 791
○
=
○
a)
要旨
試料を塩酸と硝酸分解し,還
元性酢酸溶液中で安息香酸
アンモニウムを加えてアル
ミニウムを沈殿させる。沈殿
を溶解した後,
8
−キノリノ
ールアルミニウムを沈殿し,
ろ過,洗浄,乾燥した後質量
をはかる。
○ 同左
≡
○
b)
試薬
○ 同左
=
JIS
の表記法に修正した程度
の相違で,技術的差異はな
い。
○
c)
試料はかり取り量
○ 同左
≡
○
d)
操作
○ 同左
=
JIS
の表記法に修正した程度
の相違で,技術的差異はな
い。
(6)
水 酸 化 物 分
離 エ チ レ ン
ジ ア ミ ン 四
酢 酸 二 水 素
二 ナ ト リ ウ
ム滴定法
○ 測定操作,アルミニウム含有
率の算出式を規定。
−
ISO
には規定なし
−
3
H
1332 :
19
99
解
説
解説表
3
JIS
と対応する国際規格との対比表 (続き)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(7)
ク ロ ム ア ズ
ロール
S
吸
光光度法
○
ISO 3255
○
=
○
a)
要旨
試料を硫酸で分解し,鉄及び
銅をアスコルビン酸及びチ
オ硫酸ナトリウムを加えて
マスキングする。
pH
調節後,
クロムアズロール
S
を加えて
呈色させ,その吸光度を測定
する。
○ 同左
≡
○
b)
試薬
○ 同左
=
JIS
の表記法に修正した程度
の相違で,技術的差異はな
い。
○
c)
試料はかり取り量
○ 同左
≡
○
d)
操作
○ 同左
=
JIS
の表記法に修正した程度
の相違で,技術的差異はな
い。
(8)
鉄・銅分離
8
− キ ノ リ ノ
ー ル 抽 出 吸
光光度法
○ 測定操作,アルミニウム含有
率の算出式を規定
−
ISO
には規定なし
−
(9)
鉄・銅分離
8
− キ ノ リ ノ
ー ル 抽 出 原
子吸光法
○ 測定操作,アルミニウム含有
率の算出式を規定
−
ISO
には規定なし
−
4
H
1332 :
19
99
解
説
備考
1.
対比項目
(I)
及び
(III)
の小欄で, ○
は該当する項目を規定している場合, −
は規定していない場合を示す。
2.
対比項目
(IV)
の小欄の記号の意味は,次による。
≡ :
JIS
と国際規格との技術的内容は同等である。
= :
JIS
と国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
− :該当項目がない場合。