1
H
1
2
8
1
:
1
9
9
8
解
説
解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表
JIS H 1281 : 1998 ニッケル合金中のバナジウム定
量方法
ISO 7530-1 : 1992 ニッケル合金−フレーム原子吸光分析方法−Part 1:一般要求事項及び試料溶解
ISO 7530-9 : 1993 ニッケル合金−フレーム原子吸光分析方法−Part 9:バナジウム含有量の定量
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との一致
が困難な理由及び今後の
対策
(1) 適用範囲
○ ニッケル合金
ISO 7530
○ ニッケル合金
≡
(2) 定量方法の
区分
○ a) N−ペンゾイル−N−フ
ェニルヒドロキシルア
ミン抽出吸光光度法
0.1〜1.0% (m/m)
−
○ b) 原子吸光法
0.05〜1.0% (m/m)
ISO 7530
○ 原子吸光法
0.05〜1.0% (m/m)
≡
(3) 分析方法
○ a) N−ベンゾイル−N−フ
ェニルヒドロキシルア
ミン抽出吸光光度法
−
○
(試料を塩酸と硝酸との
混酸で分解した後,過マンガ
ン酸カリウムを加え,バナジ
ウムを酸化し,N−ベンゾイ
ル−N−フェニルヒドロキシ
ルアミンを加え,生成したバ
ナジウム錯体をクロロホル
ムで抽出し,光度計を用い
て,その吸光度を測定する。)
ISO 7530
○ 原子吸光法
(試料を塩酸と硝酸との混酸
で分解した後,塩化ストロンチウ
ムを加える。この溶液を原子吸光
光度計の一酸化二窒素・アセチレ
ンフレーム中に噴霧し,その吸光
度を測定する。)
≡
b) 原子吸光法
(試料を塩酸と硝酸との
混酸で分解した後,塩化スト
ロンチウムを加える。この溶
液を原子吸光光度計の一酸
化二窒素・アセチレンフレー
ム中に噴霧し,その吸光度を
測定する。)
2
H
1
2
8
1
:
1
9
9
8
解
説
備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合,“−”は規定していない場合を示す。
2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。
“≡”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。