G 5526:2014
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 1
4 管厚の種類及びその記号 ···································································································· 2
5 継手の区分,接合形式及びその記号並びに呼び径の範囲 ·························································· 3
6 製造方法························································································································· 3
7 機械的性質 ······················································································································ 3
7.1 引張強さ及び伸び ·········································································································· 3
7.2 硬さ ···························································································································· 4
8 耐水圧性························································································································· 4
9 形状,寸法及びその許容差 ································································································· 4
10 外観 ····························································································································· 6
11 塗装及びライニング ········································································································ 6
12 試験 ····························································································································· 7
12.1 引張試験 ····················································································································· 7
12.2 硬さ試験 ····················································································································· 7
12.3 耐水圧性試験 ··············································································································· 7
12.4 形状及び寸法の測定 ······································································································ 8
12.5 外観試験 ····················································································································· 8
13 検査 ····························································································································· 8
13.1 一般 ··························································································································· 8
13.2 引張強さ及び伸び ········································································································· 8
13.3 硬さ ··························································································································· 8
13.4 耐水圧性 ····················································································································· 8
13.5 形状及び寸法 ··············································································································· 8
13.6 外観 ··························································································································· 9
13.7 表示 ··························································································································· 9
13.8 再検査 ························································································································ 9
14 表示 ····························································································································· 9
附属書JA(規定)ダクタイル鋳鉄管の形状及び寸法 ·································································· 11
附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 32
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まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
ダクタイル鉄管協会(JDPA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS G 5526:1998は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格に従うことは,次の者の有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。
− 氏名:株式会社クボタ
− 住所:大阪府大阪市浪速区敷津東1-2-47
上記の,特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施
の許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対
しては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。
この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ
る。
この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標
準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。
なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。
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日本工業規格 JIS
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ダクタイル鋳鉄管
Ductile iron pipes
序文
この規格は,2009年に第6版として発行されたISO 2531を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
1
適用範囲
この規格は,地中又は地上に配管し,圧力下又は無圧力下で水の輸送などに使用するダクタイル鋳鉄管
(以下,直管という。)及び接合部品について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 2531:2009,Ductile iron pipes, fittings, accessories and their joints for water applications(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 5314 ダクタイル鋳鉄管モルタルライニング
JIS B 0205-1 一般用メートルねじ−第1部:基準山形
JIS B 0205-3 一般用メートルねじ−第3部:ねじ部品用に選択したサイズ
JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部:基準寸法
JIS B 7507 ノギス
JIS G 5527 ダクタイル鋳鉄異形管
JIS G 5528 ダクタイル鋳鉄管内面エポキシ樹脂粉体塗装
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2243 ブリネル硬さ試験−試験方法
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
ダクタイル鋳鉄(ductile iron)
2
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直管,異形管及び接合部品に使用される鋳鉄の種類で,黒鉛が実質上球状で存在している鋳鉄。
3.2
ダクタイル鋳鉄管(pipe)
両端に受口及び挿し口をもつ遠心力鋳造した管状の鋳造品。
3.3
接合部品(accessory)
直管又は異形管を接合するために用いる部品。
3.4
挿し口(spigot)
直管又は異形管を接合するために挿入する側の端部。
3.5
受口(socket)
直管又は異形管を接合するために挿し口が挿入される側の端面。
3.6
呼び径(nominal size)
整数で表したサイズの呼称。
3.7
伸縮離脱防止継手
伸縮性及び可とう(撓)性があり,かつ,離脱防止機構がある継手。
3.8
離脱防止継手(restrained joint)
伸縮性及び可とう性はないが,離脱防止機構がある継手。
3.9
一般継手(flexible joint)
伸縮性及び可とう性はあるが,離脱防止機構がない継手。
3.10
有効長(standardized length)
直管の接合のため,挿入した部分を除いた長さ(附属書JAのL寸法参照)。
3.11
バッチ試験
引張強さ及び伸びについて,製品の一定数量ごとに抜き取った供試材から試験片を加工して行う試験。
3.12
工程管理試験
引張強さ及び伸びについて,製造工程内で連続して引張強さ及び伸びと相関のある非破壊試験(金属組
織試験など)を行い,その試験結果から材質強度を把握するための試験。
4
管厚の種類及びその記号
直管の管厚の種類及びその記号は,表1による。
3
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表1−管厚の種類及びその記号
管厚の種類
管厚の記号
1種管
D1
2種管
D2
3種管
D3
4種管
D4
S種管
DS
PF種管
DPF
5
継手の区分,接合形式及びその記号並びに呼び径の範囲
直管の継手の区分,接合形式及びその記号並びに呼び径の範囲は,表2による。
なお,直管の接合に用いる接合部品は,JIS G 5527の附属書JA(ダクタイル鋳鉄管及び異形管用接合部
品)による。
表2−継手の区分,接合形式及びその記号並びに呼び径の範囲
継手の区分
接合形式 接合形式の記号 呼び径の範囲
伸縮離脱防止継手
NS形
NS
75〜1 000
S形
S
1 100〜2 600
US形
US
800〜2 600
PN形
PN
300〜1 500
PII形
PII
300〜1 350
離脱防止継手
UF形
UF
800〜2 600
一般継手
K形
K
75〜2 600
T形
T
75〜2 000
U形
U
800〜2 600
6
製造方法
直管は,ダクタイル鋳鉄に適する原料を溶解し,鋳放しで黒鉛を球状化させるための適切な処理を行い,
これを鋳型に注入し,遠心力を応用して鋳造する。
なお,直管は必要に応じて焼きなましなどの熱処理を行う。また,製造時に直管の内外面に発生した軽
微なくぼみなどは,溶接又は樹脂充塡材で埋めてもよい。
7
機械的性質
7.1
引張強さ及び伸び
直管の引張強さ及び伸びは,次のいずれかの試験を行い,表3による。
a) バッチ試験の場合は,引張試験によって確認する。この場合,供試材の引張強さ及び伸びは,12.1.1
の供試材を用いて12.1.2によって試験を行う。
b) 工程管理試験の場合は,非破壊試験などによって確認する。ただし,表3の引張強さ及び伸びの試験
結果と非破壊試験などの試験結果との相関を,あらかじめ立証したのちに試験する。また,立証に供
する試験片は,既知で立証可能な特性をもつ比較用試験片とする。
4
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表3−引張強さ及び伸び
材料の記号
引張強さ
N/mm2
伸び
%
FCD(420-10)
420以上
10以上
注記 1 N/mm2=1 MPa
7.2
硬さ
直管の硬さは,標準的な工具で切断,ねじ切り,せん(穿)孔及び機械加工ができる状態でなければな
らない。
疑義が生じたときは,12.2によって硬さを測定する。この場合,ブリネル硬さは,230 HBW以下とする。
8
耐水圧性
直管の耐水圧性は,12.3によって試験を行い,漏れがあってはならない。
9
形状,寸法及びその許容差
直管の形状及び寸法は,12.4によって試験を行い,附属書JA及び次の許容差による。
a) 管厚(T)の許容差は,上の許容差は規定せず,下の許容差は管厚の−10 %とする。ただし,管厚が
10 mm以下の場合,下の許容差を−1.0 mmとする。
なお,下の許容差の有効数字は,小数点以下1桁とし,2桁目以下は切り捨てる。
b) 有効長(L)の許容差は,上の許容差は+70 mm,下の許容差は−30 mmとする。ただし,供試材を切
り取った直管は,規定の長さより約100 mmまで短くてもよい。
c) 受口部及び挿し口部の各部寸法の許容差は,表4〜表10による。
表4−NS形各部寸法の許容差
単位 mm
呼び径
D2
D3
D4
D5
D10
E
P
K
V
75〜150
±1.5 ±1.0
−
+5.0
−1.5
+1.5
−規定せず
−
±4.0
−
+規定せず
−0.5
200,250
±1.3
300
+1.5
−2.0
+4.0
−2.5
350〜450
+1.8
−1.6
500,600 ±2.0 +1.5
−1.0
±1.5 +規定せず
−2.0
−
+1.5
−1.0
+4.0
−3.0
+1.5
−1.0
700〜900 +2.0
−3.0
+2.5
−1.0
±5.0 +5.0
−3.5
1 000
+3.0
−1.0
+規定せず
−3.0
+6.0
−3.5
注記 各部寸法の記号は,表JA.1及び表JA.2による。
5
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表5−S形各部寸法の許容差
単位 mm
呼び径
D2
D3
D4
D5
P
V'
1 000〜1 500
+2.0
−4.0
+2.0
−1.0
±1.5 +規定せず
−3.0
±5.0
+1.5
−1.0
1 600〜2 600
±2.0
注記 各部寸法の記号は,表JA.3による。
表6−US形各部寸法の許容差
単位 mm
呼び径
D2
D3
D5
P
V'
800, 900
+2.0
−4.0
+1.5
−1.0
+規定せず
−2.0
±3.0
+1.5
−1.0
1 000〜2 600
+2.0
−1.0
+規定せず
−3.0
注記 各部寸法の記号は,表JA.4による。
表7−PN形及びPII形各部寸法の許容差
単位 mm
呼び径
D'2
D3
D5
P
V
PN形 PII形
300
+1.5
−2.0
±1.3
+4.0
0
+3.0
−2.0
±4.0 ±0.5
350〜 600
±1.8
+6.0
0
700〜 900 +1.5
−3.0
+2.0
−0.5
+8.0
0
±5.0 +1.0
0
1 000,1 100
+2.5
−0.5
1 200〜1 500
+10.0
0
注記 各部寸法の記号は,表JA.5及び表JA.6による。
表8−UF形及びU形各部寸法の許容差
単位 mm
呼び径
D2
D3
D5
P
V
UF形
800, 900
+2.0
−4.0
+1.5
−1.0
+規定せず
−2.0
±5.0
+1.0
−0.5
1 000〜1 500
+2.0
−1.0
+規定せず
−3.0
1 600〜2 600
+1.5
−0.5
注記 各部寸法の記号は,表JA.7及び表JA.10による。
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表9−K形各部寸法の許容差
単位 mm
呼び径
D2
D3
D4
D5
P
K
75〜 250
±1.5 +2.0
−1.0
±1.5 +規定せず
−2.0
±4.0
+3.0
−2.5
300〜 600
+2.0
−3.0
+4.0
−3.0
700〜 900
+3.0
−1.5
±5.0
+5.0
−3.5
1 000〜 1 500
+2.0
−4.0
+4.0
−1.0
+規定せず
−3.0
+6.0
−3.5
1 600〜 2 600
+4.0
−5.0
+4.0
0
±2.0
+7.0
−3.5
注記 各部寸法の記号は,表JA.8による。
表10−T形各部寸法の許容差
単位 mm
呼び径
D2
D3
D5
P
75〜 150
±1.5
±1.0
+3.0
−1.5
±4.0
200, 250
±1.3
300
+1.5
−2.0
+規定せず
−1.5
350〜 600
+1.8
−1.6
+規定せず
−2.5
700〜 900
+1.5
−3.0
+3.0
−1.0
+規定せず
−3.0
±5.0
1 000〜1 200
+3.5
−1.0
+規定せず
−4.0
1 350〜1 600
+4.0
−1.0
1 650〜2 000
+2.0
−4.0
+2.5
−0.5
注記 各部寸法の記号は,表JA.9による。
10
外観
直管の外観は,12.5によって試験を行い,次による。
a) 直管は,実用的に真っすぐでなければならない。
なお,疑義が生じた場合は,真っすぐな軸からの最大偏位を測定する。この場合,その最大偏位は
直管の有効長の0.125 %以下とする。
b) 直管の内外面は,使用上有害な鋳巣などの欠陥があってはならない。
11
塗装及びライニング
直管の塗装及びライニングは,次による。
a) 塗料は,使用上有害な成分を含まないもので,乾燥後は水に溶けず,寒暑によって異常を来さないも
のでなければならない。
7
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b) 直管の内面にエポキシ樹脂粉体塗装を行う場合は,JIS G 5528によって行い,モルタルライニングを
行う場合は,JIS A 5314によって行う。ただし,受渡当事者間の協定によって,その他の塗装又はラ
イニングを行ってもよい。
c) 直管の外面の塗装は,特に指定のない場合はエポキシ系,アクリル系などの合成樹脂塗料を塗装する。
ただし,受渡当事者間の協定によって,その他の塗装を行ってもよい。また,直管の外面には,亜鉛
系プライマを下塗りとして用いてもよい。
d) 直管を水道施設に使用する場合の塗装及びライニングは,水質に有害な影響を与えないことを確認し
なければならない。
12
試験
12.1
引張試験
12.1.1
供試材
引張試験の供試材は,直管の挿し口端部から管軸に直角又は平行に切り取った管片とする。
12.1.2
試験方法
引張試験は,12.1.1の供試材の厚さの中央部から,JIS Z 2241の14A号試験片に準じた表11の試験片を
1個作り,これをJIS Z 2241によって試験を行い,引張強さ及び伸びを測定する。この場合,疑義が生じ
たときは,管軸に平行な試験片を用いなければならない。試験片の寸法は,製造業者の選択で表11に示す
A法又はB法のいずれかとし,次による。
a) A法による場合は,試験片を表11の直径の許容差の範囲内で加工し,試験前に直径を精度±0.01 mm
で測定して,この値を断面積及び引張強さの計算に使用する。
b) B法による場合は,試験片を表11の直径の許容差の範囲内で加工し,その呼び面積を引張強さの計算
に使用する。
表11−試験片の寸法
管厚
mm
A法
B法
直径
mm
直径の許容差
%
呼び面積
mm2
直径
mm
直径の許容差
mm
6以上 8未満
3.5
±10
10.0
3.57
±0.02
8以上 12未満
5.0
20.0
5.05
±0.02
12以上
6.0
30.0
6.18
±0.03
12.2
硬さ試験
硬さ試験を行う場合は,12.1.2の試験片の一部又は直管から切り取った試験片を用いて,適切な大きさ
に仕上げたものを1個作り,これをJIS Z 2243によって試験を行う。
12.3
耐水圧性試験
警告 この試験を実施するときは,直管が破裂する可能性があるため,最大限の注意を払わなければ
ならない。
耐水圧性試験は,通常,塗装前の直管について行い,直管に表12の試験水圧になるまで水圧を加え,保
持時間経過後,漏れがあるかどうかを調べる。この場合,保持時間を含む耐水圧性試験の時間は,15秒以
上とする。
8
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
なお,直管の外面の亜鉛系プライマ塗装は,試験前に行ってもよい。
表12−試験水圧及び保持時間
呼び径
水圧
MPa
保持時間
s
75〜 250
6.0
5以上
300
10以上
350〜 600
5.0
700〜1 000
4.0
1 100〜1 500
3.0
1 600〜2 600
2.5
12.4
形状及び寸法の測定
直管の形状の測定は,目視又はゲージによって行い,寸法の測定は,JIS B 7507に規定されたノギス又
はこれと同等以上の測定器,限界ゲージなどを用いて行う。
12.5
外観試験
直管の外観試験は,目視によって行い,最大偏位の測定は,直管の有効長の2/3以上離した二つの台上
で転がすか,又はローラ上で回転させて行う。
13
検査
13.1
一般
直管の検査は,13.2〜13.7による。
なお,受渡当事者間の協定によって,検査の一部を省略してもよい。
13.2
引張強さ及び伸び
引張強さ及び伸びは,7.1に適合しなければならない。この場合,検査の頻度は,連続製造した表13の
組の範囲及び一組の本数以下で供試材を採取して行う。
表13−組の範囲及び一組の本数
組の範囲
一組の本数
バッチ試験
工程管理試験
呼び径
75〜 300
200
1 200
350〜 600
100
600
700〜1 000
50
300
1 100〜2 600
25
150
13.3
硬さ
硬さは,7.2に適合しなければならない。
13.4
耐水圧性
耐水圧性は,全数行い,箇条8に適合しなければならない。
13.5
形状及び寸法
形状は全数,寸法は製造業者の品質マネジメントシステムによる頻度によって行い,箇条9に適合しな
ければならない。
9
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
なお,挿し口部外径D2寸法及びD'2寸法は,外周寸法から求めた値が表4〜表10の許容範囲内であれば,
呼び径75〜600では表4〜表10の許容差より0.5 mm小さく,呼び径700〜2 600では表4〜表10の許容差
より1.0 mm大きく又は1.0 mm小さくなっていてもよい。この場合,外周寸法から求める場合に使用する
πは,3.141 59より正確な値とし,求めた値の小数点以下第2位を四捨五入する。
13.6
外観
外観は,全数行い,箇条10に適合しなければならない。
13.7
表示
表示は,目視によって全数行い,箇条14に適合しなければならない。
13.8
再検査
引張試験で不合格となった直管は,次のいずれかによって合否を判定してもよい。
a) 不合格となった原因を調べ,その組の全ての直管を再熱処理又は廃棄のいずれかにする。再熱処理し
た直管は,12.1によって再試験を行い,7.1に適合すれば合格とする。また,製造業者は,そのバッチ
を製造順に任意に一定の本数の組に分割し,試験をその順に行い,合格した最後の組までを合格とし
てもよい。
b) 試験片のきず又は鋳巣が試験成績に影響を及ぼしたと判断される場合は,その試験を無効とし,予備
の試験片を用いて12.1によって試験を行い,7.1に適合すれば合格とする。
14 表示
この規格の全ての要求事項に適合した直管には,次の事項を見やすい場所に,鋳出し,打刻などによっ
て表示しなければならない。
a) 種類の記号
b) 製造年(西暦の下2桁)
c) 製造業者名又はその略号
d) 呼び径
e) 受口の接合形式の記号
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G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
白 紙
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G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JA
(規定)
ダクタイル鋳鉄管の形状及び寸法
JA.1
適用範囲
この附属書は,直管の形状及び寸法について規定する。
JA.2
形状及び寸法
直管の形状及び寸法は,表JA.1〜表JA.10による。
なお,表中の質量は,参考値を示す。
表JA.1−NS形ダクタイル鋳鉄管(1)
表JA.2−NS形ダクタイル鋳鉄管(2)
表JA.3−S形ダクタイル鋳鉄管
表JA.4−US形ダクタイル鋳鉄管
表JA.5−PN形ダクタイル鋳鉄管
表JA.6−PII形ダクタイル鋳鉄管
表JA.7−UF形ダクタイル鋳鉄管
表JA.8−K形ダクタイル鋳鉄管
表JA.9−T形ダクタイル鋳鉄管
表JA.10−U形ダクタイル鋳鉄管
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G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表JA.1−NS形
呼び径
管厚
ライニング厚
外径
各部寸法
有効長
D
T
t1
D2
D3
D5
D10
P
V
X
Y
L
D1 D3
75
7.5 6.0
4
93.0 100.8 161 98.0 212 2.5 30.4 45
4 000
100
7.5 6.0
4
118.0 126.8 190 124.0 217 3.0 30.4 45
4 000
150
7.5 6.0
4
169.0 177.8 242 175.0 255 3.0 30.4 60
5 000
200
7.5 6.0
4
220.0 229.0 294 226.0 255 3.0 30.4 60
5 000
250
7.5 6.0
4
271.6 280.6 346 277.6 255 3.0 30.4 60
5 000
300
7.5 6.5
6
322.8 331.8 408 328.8 300 3.0 35.4 69
6 000
350
7.5 6.5
6
374.0 383.6 465 380.0 310 3.0 35.4 70
6 000
400
8.5 7.0
6
425.6 435.2 521 431.6 313 3.0 35.4 71
6 000
450
9.0 7.5
6
476.8 486.4 572 482.8 316 3.0 35.4 73
6 000
挿し口突部(V寸法)の形成は,溶接,鋳出しなど適切な方法で行う。この場合,離脱防止力
注記 受口突部,挿し口突部及び直部1 mの参考質量は,計算値を丸めた値であるため,その総
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G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ダクタイル鋳鉄管(1)
接合部詳細
単位 mm
呼び径75〜250
呼び径300〜450
a)
A部詳細
A部a)
B部a)
B部詳細
注a) 受口の外面及び内面の形状は,破線の形状でもよい。
参考質量(kg)
呼び径
受口
突部
挿し口
突部
直部1 m
1本当たり
D
D1
D3
ライニング
D1
D3
ライニング
12.6
0.040
14.40 11.73
2.23
69.6
59.0
8.83
75
15.9
0.078
18.62 15.09
2.99
89.6
75.7
11.8
100
24.8
0.110
27.21 21.97
4.52
159
133
22.3
150
30.9
0.142
35.80 28.84
6.06
208
174
29.9
200
37.3
0.174
44.49 35.80
7.62
257
214
37.6
250
57.3
0.161
53.12 46.18
13.65
373
331
81.0
300
67.3
0.186
61.74 53.66
15.97
434
386
94.7
350
75.1
0.211
79.64 65.82
18.21
547
465
108
400
83.9
0.236
94.57 79.06
20.48
645
553
121
450
は,3 D kN(Dは,呼び径mm)以上とする。
和である1本当たりの参考質量とは必ずしも一致しない。
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表JA.2−NS形
呼び径 管厚
ライニング厚
外径
各部寸法
D
T
t1
D2
D3
D4
D5
E
P
K V X
Y
DS
500
8.5
6
528.0
544.0
654
700 23 295 27 4 60 75
600
10.0
6
630.8
646.8
758
804 23 295 28 4 60 75
700
11.0
8
733.0
753.0
876
930 27 332 29 6 80 75
800
12.0
8
836.0
856.0
985 1 039 27 340 30 6 80 75
900
13.0
8
939.0
959.0 1 098 1 164 33 340 31 6 80 75
1 000
14.5
10
1 041.0 1 061.0 1 207 1 273 33 348 32 6 80 80
挿し口突部(V寸法)の形成は,溶接,鋳出しなど適切な方法で行う。この場合,離脱防止
注記 受口突部,挿し口突部及び直部1 mの参考質量は,計算値を丸めた値であるため,その
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G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ダクタイル鋳鉄管(2)
接合部詳細
単位 mm
A部詳細
A部
呼び径500〜700
呼び径800〜1000
a)
a)
a)
注a) 受口の外面及び内面の形状は,破線の形状でもよい。
ボルトの数
有効長
参考質量(kg)
呼び径
L
受口突部 挿し口突部
直部1 m
1本当たり
D
DS
ライニング
DS
ライニング
14
6 000
110
0.956
99.19
22.76
699
135
500
14
6 000
132
1.14
139.45
27.27
959
162
600
16
6 000
184
2.49
178.40
42.28
1 240
251
700
20
6 000
231
2.84
222.11
48.32
1 550
286
800
20
6 000
282
3.18
270.40
54.35
1 890
322
900
20
6 000
336
6.46
334.34
75.25
2 320
445
1 000
力は,3 D kN(Dは,呼び径mm)以上とする。
総和である1本当たりの参考質量とは必ずしも一致しない。
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表JA.3−S形
呼び径
管厚
ライニング厚
外径
各部寸法
D
T
t1
D2
D3
D4
D5
P
V′
X
Y タップ穴
D1
D2
D3
d
数
1 100
18.0 15.5 14.0
10
1 144
1 164
1 246 1 318 340 6 80 80 M30 24
1 200
19.5 17.0 15.0
10
1 246
1 266
1 348 1 420 340 6 80 80 M30 28
1 350
21.5 18.5 16.5
12
1 400
1 420
1 502 1 574 350 6 90 80 M30 28
1 500
23.5 20.5 18.0
12
1 554
1 574
1 656 1 728 360 6 90 80 M30 28
1 600
25.0 22.0 19.0
15
1 650
1 674
1 758 1 830 360 8 90 75 M30 30
1 650
25.5 22.5 19.5
15
1 701
1 725
1 809 1 881 360 8 90 75 M30 30
1 800
28.0 24.0 21.0
15
1 848
1 872
1 956 2 028 365 8 90 75 M30 34
2 000
30.5 26.5 23.5
15
2 061
2 085
2 169 2 241 375 8 90 80 M30 36
2 100
32.0 28.0 24.5
15
2 164
2 188
2 272 2 344 390 8 100 80 M30 38
2 200
33.5 29.0 25.5
15
2 280
2 304
2 388 2 460 390 8 100 80 M30 40
2 400
36.5 31.5 27.5
15
2 458
2 482
2 566 2 638 395 8 100 85 M30 44
2 600
39.5 34.0 29.5
15
2 684
2 712
2 802 2 874 415 10 100 85 M30 48
挿し口突部(V′寸法)の形成は,溶接,鋳出しなど適切な方法で行う。この場合,離脱防止力は,3 D kN(D
注記 受口突部,挿し口突部及び直部1 mの参考質量は,計算値を丸めた値であるため,その総和である1本
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G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ダクタイル鋳鉄管
接合部詳細
単位 mm
a)
b)
注a) 受口内面の形状は,破線の形状でもよい。
b) 挿し口部の形状は,破線の形状でもよい。
有効長
参考質量(kg)
呼び径
L
受口突部 挿し口突部
直部1 m
1本当たり
D
D1
D2
D3
ライニング
D1
D2
D3
ライニング
6 000
536
8.14
455.27
392.91
355.36
82.79
3 240 2 870 2 650
490
1 100
6 000
592
9.99
537.23
469.31
414.77
90.25
3 780 3 380 3 060
534
1 200
6 000
699
14.1
665.74
574.09
512.77
121.69
4 650 4 110 3 750
720
1 350
6 000
812
17.2
807.90
706.15
621.04
135.26
5 610 5 010 4 510
801
1 500
4 000
5 000
880
20.1
912.54
804.51
696.09
179.26
4 480
5 390
4 060
4 860
3 630
4 330
704
883
1 600
4 000
5 000
919
20.7
959.71
848.32
736.53
184.91
4 710
5 670
4 270
5 120
3 830
4 570
726
911
1 650
4 000
5 000
1 036
24.4
1 144.69
983.32
861.82
200.97
5 550
6 700
4 920
5 900
4 440
5 300
789
990
1 800
4 000
5 000
1 206
29.3
1 391.10 1 211.05 1 075.53
224.50
6 690
8 080
5 980
7 190
5 450
6 530
880
1 100
2 000
4 000
5 000
1 323
36.6
1 532.48 1 343.43 1 177.43
235.81
7 370
8 900
6 630
7 970
5 980
7 150
924
1 160
2 100
4 000
5 000
1 414
41.1
1 690.47 1 466.33 1 291.36
248.59
8 080
9 770
7 200
8 670
6 520
7 810
974
1 220
2 200
4 000
1 604
44.3
1 985.34 1 716.91 1 501.36
268.04
9 420 8 370 7 530
1 050
2 400
4 000
1 937
54.4
2 346.38 2 023.86 1 758.98
292.92
11 180 9 910 8 880
1 150
2 600
は,呼び径mm)以上とする。
当たりの参考質量とは必ずしも一致しない。
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G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表JA.4−US形
呼び径
管厚
ライニング厚
外径
各部寸法
有効長
D
T
t1
D2
D3
D5
P V′ X
Y
d′
L
受口
突部
D1
D2
D3
D4
800
13.5 12.0 11.0 10.0
8
836
841
973 405 6 190 105 25
4 000
6 000
318
900
15.0 13.0 12.0 11.0
8
939
944 1 077 405 6 190 105 25
4 000
6 000
367
1 000
16.5 14.5 13.0 12.0
10
1 041 1 047 1 183 430 6 200 105 28
4 000
6 000
445
1 100
18.0 15.5 14.0 13.0
10
1 144 1 150 1 288 430 6 200 105 28
4 000
6 000
515
1 200
19.5 17.0 15.0 13.5
10
1 246 1 252 1 390 430 6 200 105 28
4 000
6 000
574
1 350
21.5 18.5 16.5 15.0
12
1 400 1 406 1 546 450 6 210 105 28
4 000
6 000
703
1 500
23.5 20.5 18.0 16.5
12
1 554 1 560 1 705 475 6 220 105 30
4 000
6 000
866
1 600
25.0 22.0 19.0 17.5
15
1 650 1 656 1 805 465 8 220 115 30
4 000
5 000
951
1 650
25.5 22.5 19.5 18.0
15
1 701 1 707 1 856 465 8 220 115 30
4 000
5 000
1 000
1 800
28.0 24.0 21.0 19.5
15
1 848 1 854 2 003 465 8 220 115 30
4 000
5 000
1 131
2 000
30.5 26.5 23.5 21.0
15
2 061 2 067 2 220 490 8 230 115 30
4 000
5 000
1 408
2 100
32.0 28.0 24.5 22.0
15
2 164 2 170 2 326 500 8 235 115 30
4 000
5 000
1 544
2 200
33.5 29.0 25.5 23.0
15
2 280 2 286 2 445 510 8 240 115 30
4 000
5 000
1 697
2 400
36.5 31.5 27.5 25.0
15
2 458 2 464 2 630 530 8 250 115 30
4 000
2 022
2 600
39.5 34.0 29.5 27.0
15
2 684 2 690 2 874 560 10 265 130 30
4 000
2 563
挿し口突部(V′寸法)の形成は,溶接,鋳出しなど適切な方法で行う。この場合,離脱防止力は,3 D kN(Dは,
注記 受口突部,挿し口突部及び直部1 mの参考質量は,計算値を丸めた値であるため,その総和である1本当た
19
G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ダクタイル鋳鉄管
接合部詳細
単位 mm
′
SB方式
VT方式
LS方式
呼び径800〜1000
呼び径1100〜2600
a)
a)
a)
a)
a)
注a) 受口の内面の形状は,破線の形状でもよい。
参考質量(kg)
呼び径
挿し口
突部
直部1 m
1本当たり
D
D1
D2
D3
D4
ライニング
D1
D2
D3
D4
ライニング
2.84
249.42
222.11
203.85
185.54
48.32
1 290
1 790 1 190
1 630 1 110
1 520 1 040
1 410
188
285
800
3.18
311.33
270.40
249.87
229.30
54.35
1 580
2 210
1 420
1 960
1 340
1 840
1 260
1 720
212
320
900
2.45
379.71
334.34
300.19
277.37
75.25
1 930
2 690
1 750
2 420
1 620
2 220
1 530
2 080
293
444
1 000
3.14
455.27
392.91
355.36
330.27
82.79
2 290
3 200 2 050
2 830 1 900
2 610 1 800
2 470
322
488
1 100
3.94
537.23
469.31
414.77
373.75
90.25
2 670
3 740
2 410
3 340
2 190
3 020
2 030
2 780
352
532
1 200
5.03
665.74
574.09
512.77
466.66
121.69
3 300
4 630
2 940
4 090
2 710
3 730
2 530
3 460
474
717
1 350
7.62
807.90
706.15
621.04
569.84
135.26
4 020
5 640 3 620
5 040 3 290
4 530 3 090
4 230
527
797
1 500
8.98
912.54
804.51
696.09
641.72
179.26
4 510
5 420 4 090
4 890 3 660
4 360 3 450
4 090
696
876
1 600
9.26
959.71
848.32
736.53
680.48
184.91
4 740
5 700
4 300
5 150
3 870
4 610
3 650
4 330
718
903
1 650
11.1
1 144.69
983.32
861.82
800.92
200.97
5 590
6 730
4 960
5 950
4 490
5 350
4 250
5 050
781
982
1 800
15.5
1 391.10 1 211.05 1 075.53
962.29
224.50
6 830
8 220 6 130
7 340 5 600
6 680 5 160
6 120
872
1 100
2 000
17.7
1 532.48 1 343.43 1 177.43 1 058.52
235.81
7 520
9 050
6 780
8 120
6 140
7 310
5 670
6 730
916
1 150
2 100
20.1
1 690.47 1 466.33 1 291.36 1 166.05
248.59
8 280
9 980
7 410
8 880
6 730
8 030
6 250
7 410
966
1 210
2 200
21.7
1 985.34 1 716.91 1 501.36 1 366.28
268.04
9 760 8 710 7 880 7 350
1 040
2 400
27.4
2 346.38 2 023.86 1 758.98 1 611.43
292.92
11 670 10 420 9 400 8 830
1 130
2 600
呼び径mm)以上でなければならない。
りの参考質量とは必ずしも一致しない。
20
G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表JA.5−PN形
呼び径
管厚
ライニング厚
外径
各部寸法
D
T
t1
D′2
D3
D5
L1 M P V X Y タップ穴
D1
D2
D3
D4
d
数
300 7.5 −
−
−
6
318.5
321.5
355.1 70 65 230 2.5 123 10 M14 7
350 7.5 −
−
−
6
355.6
359.2
402.6 90 65 245 2.5 138 10 M14 7
400 8.5 7.5 −
−
6
406.4
410.0
454.4 95 65 245 2.5 138 10 M14 7
500 9.5 8.5 8.0 −
6
508.0
511.6
558.0 100 65 245 2.5 138 10 M14 7
600 11.0 10.0 9.0 8.5
6
609.6
613.2
661.6 120 65 253 2.5 138 10 M14 7
700 12.0 11.0 10.0 9.0
8
711.2
715.2
759.2 125 70 253 2.5 130 15 M18 9
800 13.5 12.0 11.0 10.0
8
812.8
816.8
862.8 140 75 265 2.5 130 15 M18 9
900 15.0 13.0 12.0 11.0
8
914.4
918.4
966.4 150 80 275 2.5 135 15 M18 9
1 000 16.5 14.5 13.0 12.0
10
1 016.0 1 020.0 1 070.0 165 80 275 2.5 135 15 M18 11
1 100 18.0 15.5 14.0 13.0
10
1 117.6 1 121.6 1 173.6 190 85 288 3.0 135 15 M18 11
1 200 19.5 17.0 15.0 13.5
10
1 246.0 1 250.0 1 304.0 200 90 298 3.0 140 15 M18 11
1 350 21.5 18.5 16.5 15.0
12
1 400.0 1 404.0 1 461.0 240 90 298 3.0 140 15 M18 11
1 500 23.5 20.5 18.0 16.5
12
1 554.0 1 558.0 1 620.0 255 90 298 3.0 140 15 M24 11
タップ穴(d寸法)は,JIS B 0205-1,JIS B 0205-3及びJIS B 0205-4のM14×1.5又はM18×2.0による。
注記 受口突部,挿し口凹部及び直部1 mの参考質量は,計算値を丸めた値であるため,その総和である1本当た
21
G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ダクタイル鋳鉄管
接合部詳細
単位 mm
呼び径300〜600
呼び径700〜900
呼び径1000〜1500
呼び径300〜600
a)
a)
呼び径700〜1500
a)
a)
注a) 受口の内面の形状は,破線の形状でもよい。
有効長
参考質量(kg)
呼び径
L
受口突部 挿し口凹部
直部1 m
1本当たり
D
D1
D2
D3
D4
ライニング D1
D2
D3
D4 ライニング
4 000
6 000
22.7
−1.15
52.39
−
−
−
13.46
231
335 −
−
−
53.7
80.6
300
4 000
6 000
34.0
−1.29
58.64
−
−
−
15.14
267
384 −
−
−
60.4
90.7
350
4 000
6 000
40.0
−1.47
75.97 67.20
−
−
17.34
342
494
307
441 −
−
69.2
104
400
4 000
6 000
53.2
−1.85
106.38 95.37 89.85
−
21.85
476
689
432
623
410
590 −
87.2
131
500
4 000
6 000
70.3
−2.22
147.91 134.68 121.42 114.77
26.31
658
954
605
875
553
795
526
756
105
158
600
4 000
6 000
81.7
−2.79
188.47 173.01 157.51 141.96
40.97
830
1 210
768
1 110
707
1 020
645
929
163
245
700
4 000
6 000
102
−3.41
242.38 215.86 198.11 180.33
46.92
1 060
1 550
959
1 390
888
1 280
817
1 180
187
281
800
4 000
6 000
127
−4.10
303.04 263.22 243.24 223.22
52.86
1 330
1 940 1 170
1 700 1 090
1 580 1 010
1 460
211
316
900
4 000
6 000
149
−4.55
370.44 326.19 292.89 270.63
73.36
1 620
2 360 1 440
2 100 1 310
1 900 1 220
1 760
292
439
1 000
4 000
6 000
177
−6.38
444.59 383.72 347.05 322.56
80.80
1 940
2 830 1 700
2 470 1 550
2 250 1 460
2 100
322
484
1 100
4 000
6 000
216
−7.54
537.23 469.31 414.77 373.75
90.25
2 350
3 420 2 080
3 020 1 860
2 690 1 700
2 450
360
540
1 200
4 000
6 000
260
−8.47
665.74 574.09 512.77 466.66
121.69
2 900
4 240 2 540
3 690 2 290
3 320 2 110
3 040
485
728
1 350
4 000
6 000
321
−9.41
807.90 706.15 621.04 569.84
135.26
3 530
5 150 3 130
4 540 2 790
4 030 2 580
3 720
539
810
1 500
りの参考質量とは必ずしも一致しない。
22
G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表JA.6−PII形
呼び径
管厚
ライニング厚
外径
各部寸法
D
T
t1
D′2
D3
D5
M P
V
X Y タップ穴
D1
D2
D3
D4
d
数
300
7.5 −
−
−
6
318.5
321.5
355.1 65 220 2.5 123 10 M14
4
350
7.5 −
−
−
6
355.6
359.2
402.6 65 235 2.5 138 10 M14
4
400
8.5 7.5 7.0
−
6
406.4
410.0
454.4 65 235 2.5 138 10 M14
4
500
9.5 8.5 8.0
−
6
508.0
511.6
558.0 65 235 2.5 138 10 M14
4
600
11.0 10.0 9.0 8.5
6
609.6
613.2
661.6 65 240 2.5 138 10 M14
4
700
12.0 11.0 10.0 9.0
8
711.2
715.2
759.2 70 240 2.5 130 15 M14
6
800
13.5 12.0 11.0 10.0
8
812.8
816.8
862.8 75 250 2.5 130 15 M18
6
900
15.0 13.0 12.0 11.0
8
914.4
918.4
966.4 80 260 2.5 135 15 M18
6
1 000
16.5 14.5 13.0 12.0
10
1 016.0 1 020.0 1 070.0 80 260 2.5 135 15 M18
8
1 100
18.0 15.5 14.0 13.0
10
1 117.6 1 121.6 1 173.6 85 270 3.0 135 15 M18
8
1 200
19.5 17.0 15.0 13.5
10
1 246.0 1 250.0 1 304.0 90 280 3.0 140 15 M18
8
1 350
21.5 18.5 16.5 15.0
12
1 400.0 1 404.0 1 461.0 90 280 3.0 140 15 M18
8
タップ穴(d寸法)は,JIS B 0205-1,JIS B 0205-3及びJIS B 0205-4のM14×1.5又はM18×2.0による。
注記 受口突部,挿し口凹部及び直部1 mの参考質量は,計算値を丸めた値であるため,その総和である1本当た
23
G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ダクタイル鋳鉄管
接合部詳細
単位 mm
呼び径300〜600
呼び径700〜1350
a)
a)
a)
a)
注a) 受口の内面の形状は,破線の形状でもよい。
有効長
参考質量(kg)
呼び径
L
受口突部 挿し口凹部
直部1 m
1本当たり
D
D1
D2
D3
D4 ライニング D1
D2
D3
D4 ライニング
4 000
6 000
23.0
−1.15
52.39 −
−
−
13.46
231
336 −
−
−
53.7
80.6
300
4 000
6 000
34.0
−1.29
58.64 −
−
−
15.14
267
384 −
−
−
60.4
90.7
350
4 000
6 000
40.0
−1.47
75.97 67.20 62.80 −
17.34
342
494
307
441
290
415 −
69.2
104
400
4 000
6 000
53.0
−1.85
106.38 95.37 89.85 −
21.85
476
688
432
622
410
589 −
87.2
131
500
4 000
6 000
69.9
−2.22
147.91 134.68 121.42 114.77
26.31
658
954
605
874
552
795
526
755
105
158
600
4 000
6 000
82.6
−2.79
188.47 173.01 157.51 141.96
40.97
831
1 210
769
1 120
707
1 020
646
929
163
245
700
4 000
6 000
102
−3.41
242.38 215.86 198.11 180.33
46.92
1 060
1 550
959
1 390
889
1 280
817
1 180
187
281
800
4 000
6 000
127
−4.10
303.04 263.22 243.24 223.22
52.86
1 330
1 940
1 170
1 700
1 090
1 580
1 010
1 460
211
316
900
4 000
6 000
149
−4.55
370.44 326.19 292.89 270.63
73.36
1 620
2 360
1 440
2 100
1 310
1 900
1 220
1 760
292
439
1 000
4 000
6 000
177
−6.38
444.59 383.72 347.05 322.56
80.80
1 940
2 830
1 700
2 470
1 550
2 250
1 460
2 100
322
484
1 100
4 000
6 000
216
−7.54
537.23 469.31 414.77 373.75
90.25
2 350
3 420
2 080
3 020
1 860
2 690
1 700
2 450
360
540
1 200
4 000
6 000
260
−8.47
665.74 574.09 512.77 466.66
121.69
2 900
4 240
2 540
3 690
2 290
3 320
2 110
3 040
485
728
1 350
りの参考質量とは必ずしも一致しない。
24
G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表JA.7−UF形
呼び径 管厚 ライニング厚 外径
各部寸法
D
T
t1
D2
D3
D5
M P V Y
X
DPF
800
15.0
8
836
841
938 27 265 4 100 84
900
16.0
8
939
944 1 043 27 265 4 100 84
1 000
18.0
10
1 041 1 047 1 151 32 270 5 100 84
1 100
19.0
10
1 144 1 150 1 258 32 270 5 100 84
1 200
20.0
10
1 246 1 252 1 362 32 270 5 100 84
1 350
21.5
12
1 400 1 406 1 521 32 280 5 100 94
1 500
24.0
12
1 554 1 560 1 679 37 285 6 100 94
1 600
25.0
15
1 650 1 656 1 786 37 295 6 110 94
1 650
25.5
15
1 701 1 707 1 839 37 295 6 110 94
1 800
28.0
15
1 848 1 854 1 990 37 295 6 110 94
2 000
30.5
15
2 061 2 067 2 209 42 300 7 110 94
2 100
31.5
15
2 164 2 170 2 314 42 305 7 110 97
2 200
32.5
15
2 280 2 286 2 433 42 310 7 110 101
2 400
34.5
15
2 458 2 464 2 617 42 320 7 110 108
2 600
36.5
15
2 684 2 690 2 865 42 395 7 130 159
注記 受口突部,挿し口凹部及び直部1 mの参考質量は,計算値を丸めた値
25
G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ダクタイル鋳鉄管
接合部詳細
単位 mm
a)
注a) 受口の内面の形状は,破線の形状でもよい。
有効長
参考質量(kg)
呼び径
L
受口突部 挿し口凹部
直部1 m
1本当たり
D
DPF
ライニング
DPF
ライニング
6 000
213
−2.02
276.62
48.32
1 840
285
800
6 000
247
−2.27
331.73
54.35
2 200
321
900
6 000
290
−3.68
413.62
75.25
2 730
444
1 000
6 000
339
−4.04
480.13
82.79
3 170
488
1 100
6 000
382
−4.40
550.78
90.25
3 630
532
1 200
6 000
477
−4.95
665.74
121.69
4 400
718
1 350
6 000
567
−7.65
824.82
135.26
5 430
798
1 500
4 000
5 000
672
−8.12
912.54
179.26
4 210
5 130
697
877
1 600
4 000
5 000
711
−8.38
959.71
184.91
4 440
5 400
719
904
1 650
4 000
5 000
815
−9.10
1 144.69
200.97
5 260
6 400
782
983
1 800
4 000
5 000
987
−13.5
1 391.10
224.50
6 390
7 780
873
1 100
2 000
4 000
5 000
1 082
−14.2
1 508.89
235.81
6 930
8 450
917
1 150
2 100
4 000
5 000
1 194
−14.9
1 640.74
248.59
7 560
9 200
967
1 220
2 200
4 000
1 421
−16.1
1 878.10
268.04
8 710
1 040
2 400
4 000
2 061
−17.5
2 170.62
292.92
10 440
1 130
2 600
であるため,その総和である1本当たりの参考質量とは必ずしも一致しない。
26
G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表JA.8−K形
呼び径
管厚
ライニング厚
外径
各部寸法
ボルト
の数
有効長
D
T
t1
D2
D3
D4
D5
E P K
L
D1
D2
D3
D4
75
7.5
−
6.0 −
4
93.0
96.5
159
197 19 80 18
4
4 000
100
7.5
−
6.0 −
4
118.0
121.5
186
232 23 80 19
4
4 000
150
7.5
−
6.0 −
4
169.0
172.5
241
287 23 80 20
6
5 000
200
7.5
−
6.0 −
4
220.0
223.5
292
338 23 80 21
6
5 000
250
7.5
−
6.0 −
4
271.6
275.1
348
394 23 80 22
8
5 000
300
7.5
−
6.5 −
6
322.8
326.8
399
445 23 110 23
8
6 000
350
7.5
−
6.5 −
6
374.0
378.0
458
504 23 110 24
10
6 000
400
8.5
7.5
7.0 −
6
425.6
429.6
512
558 23 110 25
12
6 000
450
9.0
8.0
7.5 −
6
476.8
480.8
567
613 23 110 26
12
6 000
500
9.5
8.5
8.0 −
6
528.0
532.0
618
664 23 110 27
14
6 000
600 11.0 10.0
9.0 8.5
6
630.8
634.8
725
771 23 110 28
14
6 000
700 12.0 11.0 10.0 9.0
8
733.0
738.0
839
893 27 120 29
16
6 000
800 13.5 12.0 11.0 10.0
8
836.0
841.0
942
996 27 120 30
20
6 000
900 15.0 13.0 12.0 11.0
8
939.0
944.0 1 052 1 118 33 120 31
20
6 000
1 000 16.5 14.5 13.0 12.0
10
1 041.0 1 047.0 1 160 1 226 33 130 32
20
6 000
1 100 18.0 15.5 14.0 13.0
10
1 144.0 1 150.0 1 266 1 332 33 130 34
24
6 000
1 200 19.5 17.0 15.0 13.5
10
1 246.0 1 253.0 1 372 1 438 33 130 36
28
6 000
1 350 21.5 18.5 16.5 15.0
12
1 400.0 1 407.0 1 536 1 602 33 130 38
28
6 000
1 500 23.5 20.5 18.0 16.5
12
1 554.0 1 561.0 1 700 1 766 33 130 40
28
6 000
1 600 25.0 22.0 19.0 17.5
15
1 650.0 1 658.0 1 790 1 856 33 160 40
30
4 000
5 000
1 650 25.5 22.5 19.5 18.0
15
1 701.0 1 709.0 1 844 1 910 33 165 42
30
4 000
5 000
1 800 28.0 24.0 21.0 19.5
15
1 848.0 1 856.0 1 996 2 062 33 170 44
34
4 000
5 000
2 000 30.5 26.5 23.5 21.0
15
2 061.0 2 069.0 2 216 2 282 33 180 46
36
4 000
5 000
2 100 32.0 28.0 24.5 22.0
15
2 164.0 2 172.0 2 322 2 388 33 185 48
38
4 000
5 000
2 200 33.5 29.0 25.5 23.0
15
2 280.0 2 288.0 2 441 2 507 33 190 49
40
4 000
5 000
2 400 36.5 31.5 27.5 25.0
15
2 458.0 2 466.0 2 626 2 692 33 200 52
44
4 000
2 600 39.5 34.0 29.5 27.0
15
2 684.0 2 692.0 2 862 2 928 33 230 55
48
4 000
注記 受口突部及び直部1 mの参考質量は,計算値を丸めた値であるため,その総和である1本当たりの参考質
27
G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ダクタイル鋳鉄管
接合部詳細
単位 mm
a)
注a) 受口の内面の形状は,破線の形状でもよい。
参考質量(kg)
呼び径
受口突部
直部1 m
1本当たり
D
D1
D2
D3
D4
ライニング
D1
D2
D3
D4 ライニング
5.15
14.40
−
11.73
−
2.23
62.7 −
52.1 −
8.93
75
6.68
18.62
−
15.09
−
2.99
81.2 −
67.0 −
11.9
100
9.64
27.21
−
21.97
−
4.52
146
−
119
−
22.6
150
12.5
35.80
−
28.84
−
6.06
192
−
157
−
30.3
200
15.6
44.49
−
35.80
−
7.62
238
−
195
−
38.1
250
24.0
53.12
−
46.18
−
13.65
343
−
301
−
81.9
300
28.9
61.74
−
53.66
−
15.97
399
−
351
−
95.8
350
34.5
79.64
70.44
65.82
−
18.21
512
457
429
−
109
400
39.5
94.57
84.24
79.06
−
20.48
607
545
514
−
123
450
45.7
110.64
99.19
93.44
−
22.76
710
641
606
−
137
500
57.5
153.14 139.45 125.70 118.82
27.27
976
894
812
770
164
600
75.0
194.35 178.40 162.40 146.37
42.28
1 240 1 150 1 050
953
254
700
90.7
249.42 222.11 203.85 185.54
48.32
1 590 1 420 1 310 1 200
290
800
112
311.33 270.40 249.87 229.30
54.35
1 980 1 730 1 610 1 490
326
900
140
379.71 334.34 300.19 277.37
75.25
2 420 2 150 1 940 1 800
452
1 000
163
455.27 392.91 355.36 330.27
82.79
2 890 2 520 2 300 2 140
497
1 100
187
537.23 469.31 414.77 373.75
90.25
3 410 3 000 2 680 2 430
542
1 200
232
665.74 574.09 512.77 466.66
121.69
4 230 3 680 3 310 3 030
730
1 350
280
807.90 706.15 621.04 569.84
135.26
5 130 4 520 4 010 3 700
812
1 500
326
912.54 804.51 696.09 641.72
179.26
3 980
4 890
3 540
4 350
3 110
3 810
2 890
3 530
717
896
1 600
360
959.71 848.32 736.53 680.48
184.91
4 200
5 160
3 750
4 600
3 310
4 040
3 080
3 760
740
925
1 650
427
1 144.69 983.32 861.82 800.92
200.97
5 010
6 150
4 360
5 340
3 870
4 740
3 630
4 430
804
1 000
1 800
534
1 391.10 1 211.05 1 075.53 962.29
224.50
6 100
7 490
5 380
6 590
4 840
5 910
4 380
5 350
898
1 120
2 000
597
1 532.48 1 343.43 1 177.43 1 058.52
235.81
6 730
8 260
5 970
7 310
5 310
6 480
4 830
5 890
943
1 180
2 100
659
1 690.47 1 466.33 1 291.36 1 166.05
248.59
7 420
9 110
6 520
7 990
5 820
7 120
5 320
6 490
994
1 240
2 200
803
1 985.34 1 716.91 1 501.36 1 366.28
268.04
8 740 7 670 6 810 6 270
1 070
2 400
1 001
2 346.38 2 023.86 1 758.98 1 611.43
292.92
10 390 9 100 8 040 7 450
1 170
2 600
量とは必ずしも一致しない。
28
G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表JA.9−T形
呼び径
管厚
ライニング厚
外径
各部寸法
有効長
D
T
t1
D2
D3
D5
P
L
受口突部
D1
D2
D3
D4
D1
75
7.5
−
6.0
−
4
93.0
95.8
144 84
4 000
3.73
14.40
100
7.5
−
6.0
−
4
118.0
120.8
174 87
4 000
5.11
18.62
150
7.5
−
6.0
−
4
169.0
171.8
228 88
5 000
7.63
27.21
200
7.5
−
6.0
−
4
220.0
223.0
282 105
5 000
11.5
35.80
250
7.5
−
6.0
−
4
271.6
274.6
334 114
5 000
15.0
44.49
300
7.5
−
6.5
−
6
322.8
325.8
386 115
6 000
17.3
53.12
350
7.5
−
6.5
−
6
374.0
377.6
450 130
6 000
24.4
61.74
400
8.5 7.5 7.0
−
6
425.6
429.2
502 130
6 000
27.6
79.64
450
9.0 8.0 7.5
−
6
476.8
480.4
555 130
6 000
32.8
94.57
500
9.5 8.5 8.0
−
6
528.0
531.6
608 135
6 000
37.9
110.64
600
11.0 10.0 9.0 8.5
6
630.8
634.4
713 140
6 000
49.1
153.14
700
12.0 11.0 10.0 9.0
8
733.0
737.0
826 155
6 000
69.6
194.35
800
13.5 12.0 11.0 10.0
8
836.0
840.0
931 160
6 000
85.4
249.42
900
15.0 13.0 12.0 11.0
8
939.0
943.0 1 036 175
6 000
108
311.33
1 000
16.5 14.5 13.0 12.0
10
1 041.0 1 045.0 1 148 185
6 000
135
379.71
1 100
18.0 15.5 14.0 13.0
10
1 144.0 1 148.0 1 253 200
6 000
164
455.27
1 200
19.5 17.0 15.0 13.5
10
1 246.0 1 250.0 1 357 215
6 000
196
537.23
1 350
21.5 18.5 16.5 15.0
12
1 400.0 1 404.0 1 523 235
6 000
265
665.74
1 500
23.5 20.5 18.0 16.5
12
1 554.0 1 558.0 1 685 260
6 000
343
807.90
1 600
25.0 22.0 19.0 17.5
15
1 650.0 1 654.0 1 783 275
4 000
5 000
396
912.54
1 650
25.5 22.5 19.5 18.0
15
1 701.0 1 705.0 1 836 280
4 000
5 000
428
959.71
1 800
28.0 24.0 21.0 19.5
15
1 848.0 1 852.0 1 991 305
4 000
5 000
534
1 144.69
2 000
30.5 26.5 23.5 21.0
15
2 061.0 2 065.0 2 214 335
4 000
5 000
708
1 391.10
注記 受口突部及び直部1 mの参考質量は,計算値を丸めた値であるため,その総和である1本当たり
29
G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ダクタイル鋳鉄管
接合部詳細
単位 mm
呼び径75〜250
a)
呼び径300〜600
a)
呼び径700〜2000
a)
注a) 受口の内面の形状は,破線の形状でもよい。
参考質量(kg)
呼び径
直部1 m
1本当たり
D
D2
D3
D4
ライニング
D1
D2
D3
D4
ライニング
−
11.73
−
2.23
61.3
−
50.6
−
8.93
75
−
15.09
−
2.99
79.6
−
65.4
−
11.9
100
−
21.97
−
4.52
144
−
117
−
22.6
150
−
28.84
−
6.06
190
−
156
−
30.3
200
−
35.80
−
7.62
237
−
194
−
38.1
250
−
46.18
−
13.65
336
−
294
−
81.9
300
−
53.66
−
15.97
395
−
346
−
95.8
350
70.44
65.82
−
18.21
505
450
423
−
109
400
84.24
79.06
−
20.48
600
538
507
−
123
450
99.19
93.44
−
22.76
702
633
599
−
137
500
139.45
125.70 118.82
27.27
968
886
803
762
164
600
178.40
162.40 146.37
42.28
1 240
1 140 1 040
948
254
700
222.11
203.85 185.54
48.32
1 580
1 420 1 310
1 200
290
800
270.40
249.87 229.30
54.35
1 980
1 730 1 610
1 480
326
900
334.34
300.19 277.37
75.25
2 410
2 140 1 940
1 800
452
1 000
392.91
355.36 330.27
82.79
2 900
2 520 2 300
2 150
497
1 100
469.31
414.77 373.75
90.25
3 420
3 010 2 680
2 440
542
1 200
574.09
512.77 466.66
121.69
4 260
3 710 3 340
3 060
730
1 350
706.15
621.04 569.84
135.26
5 190
4 580 4 070
3 760
812
1 500
804.51
696.09 641.72
179.26
4 050
4 960
3 610
4 420
3 180
3 880
2 960
3 600
717
896
1 600
848.32
736.53 680.48
184.91
4 270
5 230
3 820
4 670
3 370
4 110
3 150
3 830
740
925
1 650
983.32
861.82 800.92
200.97
5 110
6 260
4 470
5 450
3 980
4 840
3 740
4 540
804
1 000
1 800
1 211.05 1 075.53 962.29
224.50
6 270
7 660
5 550
6 760
5 010
6 090
4 560
5 520
898
1 120
2 000
の参考質量とは必ずしも一致しない。
30
G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表JA.10−U形
呼び径
管厚
ライニング厚 外径
各部寸法
有効長
D
T
t1
D2
D3
D5
P
X
Y
L
受口突部
D1
D2
D3
D4
800 13.5 12.0 11.0 10.0
8
836
841
938 265 160 105
6 000
197
900 15.0 13.0 12.0 11.0
8
939
944 1 043 265 160 105
6 000
231
1 000 16.5 14.5 13.0 12.0
10
1 041 1 047 1 151 270 165 105
6 000
276
1 100 18.0 15.5 14.0 13.0
10
1 144 1 150 1 258 270 165 105
6 000
324
1 200 19.5 17.0 15.0 13.5
10
1 246 1 252 1 362 270 165 105
6 000
365
1 350 21.5 18.5 16.5 15.0
12
1 400 1 406 1 521 280 175 105
6 000
451
1 500 23.5 20.5 18.0 16.5
12
1 554 1 560 1 679 285 180 105
6 000
541
1 600 25.0 22.0 19.0 17.5
15
1 650 1 656 1 786 295 180 115
4 000
5 000
640
1 650 25.5 22.5 19.5 18.0
15
1 701 1 707 1 839 295 180 115
4 000
5 000
678
1 800 28.0 24.0 21.0 19.5
15
1 848 1 854 1 990 295 180 115
4 000
5 000
779
2 000 30.5 26.5 23.5 21.0
15
2 061 2 067 2 209 300 185 115
4 000
5 000
951
2 100 32.0 28.0 24.5 22.0
15
2 164 2 170 2 314 305 190 115
4 000
5 000
1 038
2 200 33.5 29.0 25.5 23.0
15
2 280 2 286 2 433 310 195 115
4 000
5 000
1 141
2 400 36.5 31.5 27.5 25.0
15
2 458 2 464 2 617 320 205 115
4 000
1 331
2 600 39.5 34.0 29.5 27.0
15
2 684 2 690 2 865 395 265 130
4 000
1 920
注記 受口突部,ストッパ突部及び直部1 mの参考質量は,計算値を丸めた値であるため,その総和であ
31
G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ダクタイル鋳鉄管
接合部詳細
単位 mm
a)
b)
注a) 挿し口のストッパは,円周上の4か所等分の位置に設ける。この場合,図の( )内の
寸法は,呼び径2 600の場合を示す。
b) 受口内面の形状は,破線の形状でもよい。
参考質量(kg)
呼び径
ストッパ
突部
直部1 m
1本当たり
D
D1
D2
D3
D4
ライニング
D1
D2
D3
D4
ライニング
0.942
249.42
222.11
203.85
185.54
48.32
1 670 1 510 1 400 1 290
285
800
0.942
311.33
270.40
249.87
229.30
54.35
2 070 1 830 1 700 1 580
320
900
0.942
379.71
334.34
300.19
277.37
75.25
2 520 2 250 2 050 1 910
444
1 000
0.942
455.27
392.91
355.36
330.27
82.79
3 010 2 640 2 420 2 270
488
1 100
0.942
537.23
469.31
414.77
373.75
90.25
3 530 3 130 2 810 2 570
532
1 200
0.942
665.74
574.09
512.77
466.66
121.69
4 380 3 840 3 470 3 200
717
1 350
0.942
807.90
706.15
621.04
569.84
135.26
5 300 4 700 4 200 3 900
797
1 500
0.942
912.54
804.51
696.09
641.72
179.26
4 190
5 100
3 770
4 570
3 350
4 040
3 130
3 780
696
876
1 600
0.942
959.71
848.32
736.53
680.48
184.91
4 410
5 370
3 970
4 820
3 540
4 280
3 320
4 000
718
903
1 650
0.942
1 144.69
983.32
861.82
800.92
200.97
5 230
6 370
4 600
5 580
4 130
4 990
3 890
4 690
781
982
1 800
0.942
1 391.10 1 211.05 1 075.53
962.29
224.50
6 360
7 750
5 660
6 870
5 130
6 210
4 690
5 650
872
1 100
2 000
0.942
1 532.48 1 343.43 1 177.43 1 058.52
235.81
6 990
8 530
6 260
7 600
5 610
6 790
5 150
6 210
916
1 150
2 100
0.942
1 690.47 1 466.33 1 291.36 1 166.05
248.59
7 710
9 400
6 840
8 300
6 160
7 450
5 670
6 840
966
1 210
2 200
0.942
1 985.34 1 716.91 1 501.36 1 366.28
268.04
9 050 8 000 7 160 6 640
1 040
2 400
2.410
2 346.38 2 023.86 1 758.98 1 611.43
292.92
11 010 9 760 8 730 8 160
1 130
2 600
る1本当たりの参考質量とは必ずしも一致しない。
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G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS G 5526:2014 ダクタイル鋳鉄管
ISO 2531:2009 Ductile iron pipes, fittings, accessories and their joints for water
applications
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
1 適用範
囲
ダクタイル鋳鉄管
及び接合部品を規
定
1
ダクタイル鋳鉄管,異形
管及び製造方法並びに接
合部品を規定
変更
JISでは,ダクタイル鋳鉄管
及び接合部品を規定し,異形
管は別規格とした。
1 ISO規格の構成(鋳鉄管及び鋳
鉄異形管を合わせて規定)及び規定
内容(検査が規定されていない)が
当該JISと異なっているため,整合
化によって市場の混乱が懸念され
たことから,整合化することは困難
であった。
2 当該JISは,国土が狭く,かつ,
地震国である日本の市場の用途に
合わせた継手の規定が必要なこと,
また,水道施設などでは高普及率
(97 %以上)であり,互換性を確保
するために外径の異なるISO規格
を採用できないことから,整合化す
ることは困難であった。
3 したがって,当該JISは,従来
JISを踏襲することによって,これ
まで蓄積してきた配管設計及び施
工技術を生かすとともに,互換性を
確保し,災害時などの早急な復旧に
対応できるようにした。また,従来
JISを踏襲することによって,市場
の安定を図った。
2 引用規
格
3 用語及
び定義
ダクタイル鋳鉄な
ど12件の用語を規
定
3
ダクタイル鋳鉄など29件
の用語を規定
変更
JISに必要な用語に絞り適切
な定義に変更した。
4 管厚の
種類及び
その記号
1種管など6種類を
規定
4.2
好ましい圧力クラスとし
てC25など3種類及びそ
の他の圧力クラスも可能
と規定
変更
ISO規格では,圧力クラスに
よって分類されているが,
JISでは,日本で使用されて
いる種類及び記号を規定し
た。
5 継手の
区分,接合
形式及び
その記号
並びに呼
び径の範
囲
継手の区分3種類,
継手ごとの接合形
式9種類及び呼び径
は,75〜2 600の27
種類を規定
4.1
継手の要求事項及びその
試験方法を規定,呼び径
は40〜2 600の30種類を
規定
変更
JISでは,日本で使用されて
いる継手,接合形式及び呼び
径を規定した。
6 製造方
法
製造方法を規定
−
−
追加
JISでは,製造方法を追加し
た。
2
G
5
5
2
6
:
2
0
1
4
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
33
G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
7 機械的
性質
引張強さ420 N/mm2
以上,伸び10 %以上
及び硬さ230 HBW
以下を規定
4.3
伸びを10 %以上と規定,
ただし,呼び径1 000以下
で管厚が10 mmを超える
場合及び呼び径1 100以
上の場合は7 %以上
また,0.2 %耐力の測定を
選択できることを規定
変更
JISでは,耐力及び伸びの7 %
以上への緩和を削除した。
4 JISで規定した内容の提言活
動は,ISO/TC 5/SC 2で活動して
いる。
機械的性質,継手及び形状,寸法
は,日本の市場における要求を考
慮して,日本独自の規格として維
持する。
8 耐水圧
性
漏れがないことを
規定
5
漏水,発汗及び破損の兆
候がないことを規定
変更
JISでは,漏れだけを規定し,
発汗については,漏れに含め
た。
9 形状,寸
法及びそ
の許容差
接合形式,製品の種
類ごとの寸法及び
許容差を表及び附
属書JAで規定
4.2
8.1
ダクタイル鋳鉄管の標準
長さ,長さの設定範囲,
最小管厚及び寸法許容差
を規定
変更
JISでは,日本で使用されてい
るダクタイル鋳鉄管の許容差
を規定し,長さの設定範囲を削
除した。また,形状及び寸法は,
附属書JAに規定した。
10 外観
目視で確認できる
形状などを規定
4.1
4.2
真直度,要求事項を損な
う欠陥,不健全部がない
ことを規定,また,要求
事項に適合する範囲での
補修を規定
追加
変更
JISでは,欠陥を明確にした。
また,真直度を実用的に真っす
ぐに変更した。
11 塗装及
びライニ
ング
JIS A 5314,JIS G
5528及び合成樹脂
塗料を規定
4.1
4.4
内外面に塗装及び内面に
ライニングすることを規
定
変更
日本で実施している塗装及び
ライニングの内容を具体的に
規定した。
12 試験
12.1 引張試験
6.3
引張試験を規定
変更
JISでは,試験の手順はJISの
試験方法に基づくこととした。
12.2 硬さ試験
6.4
ブリネル硬さ試験を規定
変更
ISO規格では,鋳造品又は鋳造
品から採取した試験片で行う
ことと規定しているが,JISで
は,試験片の一部又は直管から
切り取った試験片を用いて行
うことと規定した。
2
G
5
5
2
6
:
2
0
1
4
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
34
G 5526:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
12 試験
(続き)
12.3 耐水圧性試験
6.5
工場漏えい(洩)試験を
規定
変更
ISO規格では,圧力クラスに絡
めて規定しているが,JISでは,
試験水圧は呼び径の範囲ごと
に規定した。さらに,警告を追
加した。
12.4 形状及び寸法
の測定
6.1
外径,管厚及び長さの測
定方法及び頻度を規定
変更
JISでは,形状を目視で確認す
ることを追加した。
12.5 外観試験
6.2
真直度を規定
変更
JISでは,試験方法を明確に規
定した。また,真直度を外観と
して追加した。
13 検査
引張強さ及び伸び,
硬さ,耐水圧性,形
状及び寸法,外観,
表示並びに再検査
を規定
6.3
引張試験の頻度及び不合
格の処置方法だけを規定
追加
ISO規格では,独立した検査の
項は規定せず,試験に含めて規
定しているが,JISでは,品質
項目ごとの検査方法,頻度及び
再検査を明確に規定した。
14 表示
5項目の表示内容及
び表示方法を規定
4.6
7項目の表示内容及び表
示方法を規定
変更
ISO規格では,規格番号,圧力
クラスなどを規定しているが,
JISでは,上記を削除し,接合
形式を追加した。
附属書JA
(規定)
ダクタイル鋳鉄管
の形状及び寸法を
規定
−
−
追加
JISでは,日本で使用されてい
るダクタイル鋳鉄管の形状及
び寸法を追加した。また,質量
は参考とした。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 2531:2009,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD…………… 国際規格を修正している。
2
G
5
5
2
6
:
2
0
1
4
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。