G 3533:2008
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この追補は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,工業標準原案を具
して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正
したもので,これによって,JIS G 3533:1993は改正され,一部が置き換えられた。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
G 3533:2008
バーブドワイヤ
(追補1)
Barbed wires
(Amendment 1)
JIS G 3533:1993を,次のように改正する。
10.2(引張試験)の(1)のJIS Z 2201の4.(試験片の形状及び寸法)を,JIS Z 2201の5.(試験片の形状
及び寸法)に置き換える。
10.3 付着量試験を,次の文に置き換える。
10.3 付着量試験
(1) 試験片は,長さ300 mm〜600 mmのバーブドワイヤからとり,とげ及びより線を解いて採る。
(2) 試験液は,JIS H 0401の5.2.3(試験液)による。
(3) 試験片の清浄は,JIS H 0401の5.2.4(試験片の清浄)による。
(4) 操作及び付着量の計算 清浄にした試験片の質量を0.01 gのけたまではかる。容器に比べて長すぎ
るときは,線を適切に曲げるか,巻くかして,試験片が完全に試験液(1)に浸るようにする。
水素の発生が少なくなり,めっき皮膜が除去されたならば取り出し,水洗し,綿布でよくぬぐっ
た後,十分に乾燥する。再び0.01 gのけたまではかった後,その径を同一箇所で互いに直角の方向
に0.01 mmのけたまで測定し,その平均値を求める。
付着量は,次の式によって算出する。
960
1
2
2
1
×
×
−
=
d
W
W
W
A
ここに,
A: 付着量(g/m2)
W1: 試験片のめっき皮膜を除去する前の質量(g)
W2: 試験片のめっき皮膜を除去した後の質量(g)
d: 試験片のめっき皮膜を除去した後の径(mm)
1 960: 定数
注(1) 試験液は,めっき皮膜が容易に除去される範囲内で繰り返し用いてよい。