G 3443-2:2020
(1)
追補1のまえがき
このJIS G 3443-2の追補1は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大
臣がJIS G 3443-2:2014を改正した内容だけを示すものである。
JIS G 3443-2:2014は,この追補1の内容の改正がされ,JIS G 3443-2:2020となる。
日本産業規格 JIS
G 3443-2:2020
水輸送用塗覆装鋼管−第2部:異形管
(追補1)
Coated steel pipes for water service-Part 2: Fittings
(Amendment 1)
JIS G 3443-2:2014を,次のように改正する。
箇条7(形状,寸法及び寸法の許容差)の表2(外径及び厚さの許容差)を,次に置き換える。
表2−外径及び厚さの許容差
区分
許容差
外径
呼び径
80 A以上
200 A未満
±1 %
呼び径
200 A以上
600 A未満a)
±0.8 %
呼び径
600 A以上b)
±0.5 %
厚さc) 呼び径
350 A未満
厚さ4.2 mm以上
+15 %
−12.5 %
呼び径
350 A以上
厚さ7.5 mm未満
+15 %
−0.6 mm
厚さ7.5 mm以上 12.5 mm未満
+15 %
−8 %
厚さ12.5 mm以上
+15 %
−1.0 mm
注a) 呼び径350 A以上600 A未満は,周長によってもよい。外径の測定に周長を用いる場合は,
周長実測値又は周長実測値の換算外径のいずれかによる。いずれの場合も同一の許容差(±
0.5 %)を適用する。外径の測定に周長を用いる場合,外径(D)と周長(l)との相互換算
は,次の式による。
D=l/π
ここに,D:外径(mm)
l:周長(mm)
π:3.141 6
b) 呼び径600 A以上の原管の外径許容差は,周長測定による。外径許容差の判定は,周長実
測値又は周長実測値からの換算外径のいずれによってもよい。ただし,外径(D)及び周
長(l)の相互換算は,注a)の式による。
c) 厚さの許容差は,受渡当事者間の協定によって,プラス側又はマイナス側をゼロを超えな
い範囲で制限してもよい。ただし,その場合の許容差の幅は,この表の許容差の幅に等し
いものとする。
11.2(塗覆装の種類の記号の表示)を,次に置き換える。
11.2 塗覆装の種類の記号の表示
塗覆装の種類の記号を表示する場合は,JIS G 3443-3の箇条10(表示)及びJIS G 3443-4の箇条10(表
示)による。