G 3315:2019
(1)
追補1のまえがき
このJIS G 3315の追補1は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣
がJIS G 3315:2017を改正した内容だけを示すものである。
JIS G 3315:2017は,この追補1の内容の改正がされ,JIS G 3315:2019となる。
注記 工業標準化法に基づき行われた申出,日本工業標準調査会の審議等の手続は,不正競争防止法
等の一部を改正する法律附則第9条により,産業標準化法第12条第1項の申出,日本産業標準
調査会の審議等の手続を経たものとみなされる。
日本産業規格 JIS
G 3315:2019
ティンフリースチール
(追補1)
Chromium coated tin free steel
(Amendment 1)
JIS G 3315:2017を,次のように改正する。
A.4.2.2(試験装置及び電解条件)の,次のd)を全文削除し,e)をd)に繰り上げる。
d) 記録電位差計は,電位差の測定範囲を0〜5 mVとし,記録紙を用いる場合は,記録紙速度を25〜200
mm/minとする。
2
G 3315:2019
附属書JB(JISと対応国際規格との対比表)の附属書Aを,次に置き換える。
(I)JISの規定
(II)
国際規
格番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条
番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
附属書A
(規定)
金属クロム付着量
試験方法として3種
類の試験方法を規
定している。
Annex E
E.2
金属クロム付着量試験
方法として1種類の試
験方法を規定している。
削除
JISでは,電解剝離法の試験装置及
び電解条件において,“記録電位差
計の電位差の測定範囲”の規定を削
除している。
金属クロム付着量測定結果に影響
しない条件を限定する必要はない
ため,削除した。
追加
ISO規格の試験方法のほかに,JIS
独自の試験方法を追加している。
JISは,ISO規格のAnnex EのE.2
を引用している。
2
G
3
3
1
5
:
2
0
1
9