G 0320:2009
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目 次
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1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 1
4 溶鋼分析方法 ··················································································································· 1
4.1 分析用試料の採取及び調製 ······························································································ 1
4.2 各成分定量方法 ············································································································· 2
4.3 一般事項 ······················································································································ 2
G 0320:2009
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まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本鉄鋼
連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の
審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS G 0320:2004は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
日本工業規格 JIS
G 0320:2009
鋼材の溶鋼分析方法
Standard test method for heat analysis of steel products
1
適用範囲
この規格は,鋼材の化学成分値を決定する溶鋼分析方法について規定する。
2
引用規格
表1に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これら
の引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS G 1201によるほか,次による。
3.1
独自の分析方法
JISに規定されていない分析方法で,次に示す項目のいずれかに該当する分析方法。
a) 鉄鋼製造業者,鉄鋼使用者,研究機関などにおいて開発され,そう(叢)書,論文などによって公知
となり,認証標準物質などによって精確さを検証された適切な鋼の分析方法。
b) 該当する化学分析方法のJISの操作の一部1)を変更し,その化学分析方法の適用範囲を拡大した方法
で,JIS G 1201の7.2(分析値の精確さの検討)又は7.3(許容差が規定されていない場合の取扱い方)
で規定する対標準物質許容差,併行許容差及び室内再現許容差を満足する方法。
注1) 試料はかりとり量,分取比,抽出溶媒の量など。
3.2
認証標準物質
国家又は団体の標準化機関による裁定のもとに化学成分値が認証されたもの。
3.3
作業用標準物質
化学成分値が化学分析方法で決定され,認証標準物質によって精確さが保証されたもの。対応する認証
標準物質がない場合は,JIS G 1201の7.2によって,その作業用標準物質の標準値の精確さを確認し,そ
の精確さの基準を満たすもの。
4
溶鋼分析方法
4.1
分析用試料の採取及び調製
溶鋼分析用試料の採り方及び採取試料からの分析試料の調製は,JIS G 0404の8.(化学成分)b)による。
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G 0320:2009
4.2
各成分定量方法
分析試料中の各成分の定量方法は,次のいずれかの方法の中から,各成分の予想含有率に適した分析方
法を選択する。
a) 各鋼材規格に規定する化学成分の場合
1) 次に掲げる規格に規定された化学分析方法
JIS G 1211,JIS G 1212,JIS G 1213,JIS G 1214,JIS G 1215,JIS G 1216,JIS G 1217,JIS G 1218,
JIS G 1219,JIS G 1220,JIS G 1221,JIS G 1222,JIS G 1223,JIS G 1224,JIS G 1225,JIS G 1226,
JIS G 1227,JIS G 1228,JIS G 1229,JIS G 1232,JIS G 1233,JIS G 1234,JIS G 1235,JIS G 1236,
JIS G 1237,JIS G 1257,JIS G 1258-1,JIS G 1258-2,JIS G 1258-3,JIS G 1258-4,JIS G 1258-5,
JIS G 1258-6,JIS G 1258-7,JIS G 1281
2) 次に掲げる規格に規定された機器分析方法
JIS G 1253,JIS G 1256
b) 各鋼材規格に規定しない化学成分の場合 a)によるほか,a)が適用できない成分,又は成分含有率の
場合は,受渡当事者間で合意した独自の分析方法による。
4.3
一般事項
溶鋼分析方法に関する一般事項は,JIS G 1201によるほか,次による。
a) 標準物質の使用方法 分析に使用する標準物質の使用方法は,次による。
1) 認証標準物質 認証標準物質は,次の場合に使用する。
− JIS G 1201の7.2 a)(真度の検討)に規定する分析方法の真度の検討
− 赤外線吸収法,熱伝導度法などの化学分析方法において標準物質による検量線作成が規格に認め
られている場合の検量線の作成
− 機器分析方法において試料の熱履歴などによる組織の影響がない場合の検量線の作成
2) 作業用標準物質 作業用標準物質は,次の場合に使用する。
− 機器分析方法において試料の熱履歴などによる組織の影響がある場合の検量線の作成
− 化学分析方法及び機器分析方法による日常的な分析精度の管理など
b) 再分析 機器分析方法による分析値に疑義が生じた場合は,化学分析方法によって再分析することが
できる。
c) 審判分析 審判分析が必要になった場合は,化学分析方法で実施する。
d) 立会分析 注文者が立会分析を要求する場合は,製造業者と事前に協議するものとする。この場合,
立会者は,製造業者の作業を妨げないように配慮しなければならない。
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G 0320:2009
表1−引用規格
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 1201 鉄及び鋼−分析方法通則
JIS G 1211 鉄及び鋼−炭素定量方法
JIS G 1212 鉄及び鋼−けい素定量方法
JIS G 1213 鉄及び鋼−マンガン定量方法
JIS G 1214 鉄及び鋼−りん定量方法
JIS G 1215 鉄及び鋼−硫黄定量方法
JIS G 1216 鉄及び鋼−ニッケル定量方法
JIS G 1217 鉄及び鋼−クロム定量方法
JIS G 1218 鉄及び鋼−モリブデン定量方法
JIS G 1219 鉄及び鋼−銅定量方法
JIS G 1220 鉄及び鋼−タングステン定量方法
JIS G 1221 鉄及び鋼−バナジウム定量方法
JIS G 1222 鉄及び鋼−コバルト定量方法
JIS G 1223 鉄及び鋼−チタン定量方法
JIS G 1224 鉄及び鋼−アルミニウム定量方法
JIS G 1225 鉄及び鋼−ひ素定量方法
JIS G 1226 鉄及び鋼−すず定量方法
JIS G 1227 鉄及び鋼−ほう素定量方法
JIS G 1228 鉄及び鋼−窒素定量方法
JIS G 1229 鋼−鉛定量方法
JIS G 1232 鋼中のジルコニウム定量方法
JIS G 1233 鋼−セレン定量方法
JIS G 1234 鋼中のテルル定量方法
JIS G 1235 鉄及び鋼中のアンチモン定量方法
JIS G 1236 鋼中のタンタル定量方法
JIS G 1237 鉄及び鋼−ニオブ定量方法
JIS G 1253 鉄及び鋼−スパーク放電発光分光分析方法
JIS G 1256 鉄及び鋼−蛍光X線分析方法
JIS G 1257 鉄及び鋼−原子吸光分析方法
JIS G 1258-1 鉄及び鋼−ICP発光分光分析方法−第1部:けい素,マンガン,りん,ニッケル,クロ
ム,モリブデン,銅,バナジウム,コバルト,チタン及びアルミニウム定量方法―酸分解・二硫
酸カリウム融解法
JIS G 1258-2 鉄及び鋼−ICP発光分光分析方法−第2部:マンガン,ニッケル,クロム,モリブデン,
銅,タングステン,バナジウム,コバルト,チタン及びニオブ定量方法―硫酸りん酸分解法
JIS G 1258-3 鉄及び鋼−ICP発光分光分析方法−第3部:けい素,マンガン,りん,ニッケル,クロ
ム,モリブデン,銅,バナジウム,コバルト,チタン及びアルミニウム定量方法―酸分解・炭酸
ナトリウム融解法
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G 0320:2009
表1−引用規格(続き)
JIS G 1258-4 鉄及び鋼−ICP発光分光分析方法−第4部:ニオブ定量方法―硫酸りん酸分解法又は酸
分解・二硫酸カリウム融解法
JIS G 1258-5 鉄及び鋼−ICP発光分光分析方法−第5部:ほう素定量方法―硫酸りん酸分解法
JIS G 1258-6 鉄及び鋼−ICP発光分光分析方法−第6部:ほう素定量方法―酸分解・炭酸ナトリウム
融解法
JIS G 1258-7 鉄及び鋼−ICP発光分光分析方法−第7部:ほう素定量方法―ほう酸トリメチル蒸留分
離法
JIS G 1281 ニッケルクロム鉄合金分析方法