F 9002:2002
(1)
著作権法により無断での複製,転載等は禁止されております。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この追補は,JIS F 9002 : 1997が平成14年5月7日付けで改正されたことに伴って発行されたものであ
る。
F 9002:2002
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1. 適用範囲 ························································································································ 1
2. 定義 ······························································································································ 1
4.3.3 トラックコントロール航行機能 ······················································································ 1
4.4.4 オーバーライド ··········································································································· 1
附属書1(規定) トラックコントロール機能 ············································································· 2
解説 ··································································································································· 3
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F 9002:2002
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
F 9002:2002
総合ブリッジシステム−設計指針
(追補1)
Shipbuilding ‒ Guidelines for design of integrated bridge systems
(Amendment 1)
序文 JIS F 9002:1997に対するこの追補は,1.の備考1.,2. (2),2.(5),4.3.3,4.3.3 (3),4.3.4,附属書1の
名称,1.,2. (1),3.2,3.4.3,3.4.4 (1),4.4 (1)及び4.5の改正である。
1. 適用範囲
備考1. トラックコントロール機能については,附属書1による。
2. 定義
(2) トラックコントロール航行 あらかじめ設定された航路に沿って,定められた偏差の範囲内で自動的
に航行する方法。
(5) オーバーライド トラックコントロール航行又は自動航行中に,手動操作にモードを切り換えずに,
操だ(舵)スタンド以外の場所で手動で操船できる機能。
4.3.3
トラックコントロール航行機能 トラックコントロール航行機能は,次による。
(3) 安全確認操作の有無にかかわらず船舶は自動的に航路に沿って変針する。
4.3.4
オーバーライド トラックコントロール航行中又は自動航行中に避航操船が容易に行える手段を
備えている。
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書1(規定) トラックコントロール機能
1. 適用範囲 この附属書は,レーダ・電子海図表示装置などによって,計画された航路に沿って航路保
持する機能(トラックコントロール機能)について規定する。
2. 定義
(1) トラックコントロール機能 オートパイロット,ジャイロコンパス,GPS・DGPSなどの連携によっ
て,電子海図上の計画航路に沿って航路を保持する機能。
3.2
変針動作 複数の変針点をもつ計画航路の場合,変針動作は,次の(1)〜(4)による。
(1) 転だライン到達の遅くとも1分前に転だライン(変針点)接近表示を行う。
(2) 転だラインに到達したときに変針表示を行う。
(3) 当直航海士が転だ時,変針を確認する手段をもつ。
(4) 確認操作の有無にかかわらず,船舶は自動的に航路に沿って変針する。
3.4.3
変針点通過警報 転だ後30秒以内に当直航海士によって変針表示が確認されない場合には,当直
以外の航海士に知らせるためのバックアップ航海士警報を発しなければならない。
3.4.4
最終目的地通過警報
(1) トラックコントロールを中止せずに最終目的地を通過した場合には,可視・可聴の警報を発しなけれ
ばならない。
4.4
動作方法 動作方法は,次による。
(1) 電子海図表示器上で予定航路を表示させ,最初に向かう変針点を指定する。
開始条件
当直航海士が次の条件を考慮し,安全に航路へアプローチが行えるときだけトラックコントロールを
開始できる。
−自船位置
−航路方位と自船船首方位との差
−自船の操縦特性
4.5
変針点での操作 (削除)