F 7428:2009
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
1 適用範囲 ························································································································· 1
2 引用規格 ························································································································· 1
3 種類······························································································································· 2
4 流体の状態と最高使用圧力との関係 ····················································································· 4
5 構造,形状及び寸法 ·········································································································· 4
5.1 一般 ···························································································································· 4
5.2 個別要求事項 ················································································································ 5
6 材料······························································································································· 5
7 検査······························································································································· 5
8 製品の呼び方,略号及び略号の表示方法 ··············································································· 6
8.1 製品の呼び方及び略号 ···································································································· 6
8.2 略号の表示方法 ············································································································· 6
8.3 略号構成の例 ················································································································ 7
9 表示······························································································································· 8
附属書A(参考)29度台形ねじ ······························································································ 36
附属書B(参考)ユニオン ···································································································· 40
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(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本船舶技術研究協会(JSTRA)から,
工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,国
土交通大臣が制定した日本工業規格である。
これによって,JIS F 7329:1996,JIS F 7330:1996,JIS F 7336:1996,JIS F 7337:1996,JIS F 7341:1996,
JIS F 7421:1996及びJIS F 7422:1996は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
1
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
F 7428:2009
船用鍛鋼弁
Ships and marine technology−Forged steel valves
1
適用範囲
この規格は,船の給水管,圧縮空気管,燃料油管,潤滑油管,貨物油管などの配管系統で蒸気,清水,
油などの流体の制御に用いる鍛鋼弁の設計及び製造に関する要件について規定する。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0202 管用平行ねじ
JIS B 0205-1 一般用メートルねじ−第1部:基準山形
JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部:全体系
JIS B 0205-3 一般用メートルねじ−第3部:ねじ部品用に選択したサイズ
JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部:基準寸法
JIS B 0216 メートル台形ねじ
JIS B 2220 鋼製管フランジ
JIS F 7102 船舶機関部管系用ガスケット及びパッキン使用基準
JIS F 7400 船用弁及びコックの検査通則
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3201 炭素鋼鍛鋼品
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4107 高温用合金鋼ボルト材
JIS G 4303 ステンレス鋼棒
JIS G 4304 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS G 4404 合金工具鋼鋼材
JIS G 4801 ばね鋼鋼材
JIS G 5101 炭素鋼鋳鋼品
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS G 5502 球状黒鉛鋳鉄品
JIS H 3100 銅及び銅合金の板並びに条
JIS H 3250 銅及び銅合金の棒
JIS H 3260 銅及び銅合金の線
2
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
JIS H 5120 銅及び銅合金鋳物
3
種類
鍛鋼弁の種類,呼び圧力及び呼び径は,表1-1及び表1-2による。呼び圧力20K,40Kの弁及び空気弁
の種類並びに継手の形式は,表2による。
なお,呼び圧力100K圧力計弁の種類及び接続部の形式は,表3による。
3
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表1-1−鍛鋼弁の種類,種類の略号,呼び圧力,呼び径及び参照図
弁の種類
種類の略号
呼び圧力
継手の種類
適用する呼び径
参照図
旧規格番号
(参考)
玉形弁
アングル弁
ユニオンボンネット形
ボルテッドボンネット形
構造,形状及び寸法
材料
構造,形状及び寸法
材料
玉形弁
アングル弁
FGU
FLU
20K
S形
6,10
図1
図3
図4
図6
F 7421
F 7422
U形
6,10
−
F形
15,20,25
図2
図5
40K
S形
6,10
図7
図9
図10
図12
F 7329
F 7330
U形
6,10
−
W形
6,10
−
15,20,25
図8
図11
F形
15,20,25
ねじ締め逆止め
玉形弁
アングル弁
FGUN
FLUN
20K
F形
15,20,25
図2
図3
図5
図6
−
40K
W形
15,20,25
図8
図9
図11
図12
F形
注記 種類の略号及び旧規格番号に二段の記載があるものは,上段が玉形弁,下段がアングル弁を示す。
表1-2−鍛鋼弁の種類,種類の略号,呼び圧力,呼び径及び参照図
弁の種類
種類の略号
呼び圧力
継手の種類
適用する呼び径
参照図
旧規格番号
(参考)
玉形弁
アングル弁 構造,形状及び寸法
材料
空気玉形弁
空気アングル弁
FGUA
FLUA
−
S形
6,10
図13
F 7336
F 7337
U形
6,10
−
F形
15,20,25
図14
ねじ締め逆止め
空気玉形弁
空気アングル弁
FGUAN
FLUAN
−
F形
15,20,25
−
圧力計弁
FGUG
100K
3/8形 C,
3/8形 S,
1/2形 C,
1/2形 S
−
図15
図16
F 7341
注記 種類の略号及び旧規格番号に二段の記載があるものは,上段が玉形弁,下段がアングル弁を示す。
3
F
7
4
2
8
:
2
0
0
9
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表2−呼び圧力20K,40Kの弁及び空気弁の種類並びに継手の形式
継手の種類
継手の形式
配管接続部
呼び圧力20Kの弁及び空気弁
呼び圧力40Kの弁
S形
ねじ込形
銅管用又は鋼管用ニップル
鋼管用ニップル
U形
ユニオン形
W形
ソケット溶接形
−
−
F形
フランジ形
−
−
表3−呼び圧力100K圧力計弁の種類及び接続部の形式
種類
圧力計接続部
のねじの呼び
配管接続部
3/8形
C
G3/8
銅管用ニップル
S
鋼管用ニップル
1/2形
C
G1/2
銅管用ニップル
S
鋼管用ニップル
4
流体の状態と最高使用圧力との関係
鍛鋼弁の流体の状態と最高使用圧力との関係は,次による。
a) 呼び圧力20K及び40Kの鍛鋼弁に対する流体の状態と最高使用圧力との関係は,表4による。
表4−流体の状態と最高使用圧力との関係
単位 MPa
流体の状態
20Kユニオンボンネット形
20Kボルテッド
ボンネット形
40K
ふたの材料
炭素鋼
特殊アルミニウム青銅棒
425 ℃の蒸気
−
−
−
4.0
400 ℃の蒸気
−
−
2.3
4.6
350 ℃の蒸気
−
2.6
2.6
5.2
300 ℃の蒸気
−
2.9
2.9
5.7
220 ℃以下の蒸気
3.1
3.1
3.1
6.2
空気,ガス,油及び脈動水
120 ℃以下の静流水
3.4
3.4
3.4
注記1 温度又は圧力が表中の値の間にある場合は,補間法によって最高使用の圧力又は温度を定める
ことができる。
注記2 ユニオンボンネット形の最高使用圧力は,ユニオンの形式によって異なることから使用範囲に
ついて注意する必要がある。
b) 空気玉形弁は,主として船の始動用空気管系に使用し,最高使用圧力は4.6 MPaとする。
c) 圧力計弁は,船の蒸気管系,圧縮空気管系,燃料油・潤滑油管系,清水・給水管系などの圧力計に使
用し,最高使用圧力は10.0 MPaとする。
5
構造,形状及び寸法
5.1
一般
鍛鋼弁の構造,形状及び寸法は,図1〜図16によるほか,次による。
5
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 弁箱肉厚aの許容差は,
15
10
+
−%とする。
b) 弁棒のねじはJIS B 0202,JIS B 0205-1,JIS B 0205-2,JIS B 0205-3及びJIS B 0205-4の規定又はJIS
B 0216による。
なお,図の寸法表には括弧内に参考として29度台形ねじ(附属書A参照)を示すが,新設計のも
のには使用しないのがよい。
c) 図の寸法表に記載のねじの呼びは,JIS B 0205-1,JIS B 0205-2,JIS B 0205-3及びJIS B 0205-4の規
定による。
d) 継手に使用するユニオンは,附属書B参照。
5.2
個別要求事項
5.2.1
呼び圧力20K及び40Kの弁
呼び圧力20K及び40Kの弁は,次による。
a) 弁箱とふたとの取付け構造は,ユニオンボンネット形又はボルテッドボンネット形のいずれでもよい。
なお,ボルテッドボンネット形の弁のふたは,ヨーク一体形でもヨーク分離形でもよい。
b) F形の弁箱とフランジとは,一体形としてもよい。
c) 400 ℃以下の流体に使用する弁の弁箱の弁座面には,ステンレス鋼盛り金を行う。呼び圧力40Kの弁
で,流体の温度が400 ℃を超える場合は,弁箱及び弁体の弁座面にCo,Cr-W合金の盛り金を行う。
d) 弁座は,コーンシートとすることができる。
e) 呼び圧力20Kの弁の銅管ユニオンは,くい込形とすることができる。
5.2.2
空気弁
空気弁は,次による。
a) 弁箱の弁座面には,オーステナイトステンレス鋼の盛り金を行う。
b) F形の弁箱とフランジとは,一体形としてもよい。
5.2.3
呼び圧力100K圧力計弁
a) 接続ナットのねじは,JIS B 0205-4の規定による。
なお,接続ナットを取り替えると,ねじ部がG3/8又はG1/2のいずれの圧力計にも使用できる。
b) 弁箱の弁座面には,オーステナイトステンレス鋼の盛り金を行う。
6
材料
鍛鋼弁の材料は,次による。
a) 弁箱,フランジ,ふた,弁体及び弁棒は,図3,図6,図9,図12〜図14及び図16に規定された材料
を使用する。規定材料を使用する部品は,各図の部品名称に太字で示す。
b) その他の部品は,図に記載の材料とするのが望ましい。
c) ハンドルの脱落を防止する割りピンを使用する代わりに,ハンドルナット(六角ナット)を戻り止め
ナットとしてもよい。
7
検査
鍛鋼弁の検査は,JIS F 7400によって,次のa)〜e) について行う。
なお,耐圧検査は,1) 及び2) とし,表5に示す検査圧力によって行う。
a) 材料検査
b) 外観検査
6
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
c) 寸法検査
d) 組立検査
e) 耐圧検査
1) 弁座水漏れ検査
2) 弁箱水圧検査
注記 鍛鋼弁は,弁箱水圧検査に代えて検査圧力0.6 MPaの空気漏れ検査とすることができる。ただ
し,この検査を行う場合には,形式別,呼び径別及び圧力別に事前に各弁規定の水圧による代
表試験の自主検査に合格し,その記録を保管する。また,弁座水漏れ検査に代えて検査圧力0.6
MPaの空気による弁座漏れ検査とすることができる。
表5−水圧検査の圧力
単位 MPa
呼び圧力
弁座水漏れ検査
弁箱水圧検査
玉形弁及び
アングル弁
ねじ締め逆止め玉形弁及びアングル弁
弁体の下方から
弁体の上方から
20K
3.74
3.74
3.74から1.0まで減圧する。
5.1
40K
6.82
6.82
6.82から1.7まで減圧する。
9.3
空気弁
5.06
5.06
5.06から1.3まで減圧する。
6.9
圧力計弁
11.0
−
−
15.0
8
製品の呼び方,略号及び略号の表示方法
8.1
製品の呼び方及び略号
鍛鋼弁の呼び方は,規格の名称,呼び圧力,呼び径,弁の種類及び材料系列記号又はこれらの略号によ
って,表6による。
表6−製品の呼び方及び略号
製品の呼び方
略号
船用鍛鋼20K-6アングル弁 S形 銅管用,ユニオンボンネット形
FLUU206SC
船用鍛鋼20K-10玉形弁 U形 鋼管用,ボルテッドボンネット形
FGUB2010US
船用鍛鋼20K-25ねじ締め逆止めアングル弁 F形,ユニオンボンネット形
FLUNU2025F
船用鍛鋼40K-20ねじ締め逆止め玉形弁 W形,ボルテッドボンネット形
FGUNB4020W
船用鍛鋼40K-15アングル弁 F形,ユニオンボンネット形
FLUU4015F
船用鍛鋼10空気玉形弁 S形
FGUA010S
船用鍛鋼25ねじ締め逆止め空気アングル弁 F形
FLUAN025F
船用鍛鋼100K圧力計弁 3/8S
FGUG1003/8S
8.2
略号の表示方法
略号の表示方法は,次による。
なお,□は,表示けた数を表すが,表示けた数が少ない場合,又はその略号がない場合は左に詰めて表
示する。
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □
① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦
7
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
①船用品略号
F: 船用品を示す。
②種類略号
G: 玉形弁
L: アングル弁
③本体(弁箱)材料略号
U: 鍛鋼
④用途又は形状略号
A: 空気弁
G: 圧力計弁
U: ユニオンボンネット形
B: ボルテッドボンネット形
NU: ねじ締め逆止め弁で,ユニオンボンネット形
NB: ねじ締め逆止め弁で,ボルテッドボンネット形
AN: ねじ締め逆止め空気弁
⑤呼び圧力略号
例 0: 呼び圧力のないもの
40: 呼び圧力40Kのもの
⑥呼び径略号
例 6: 呼び径6のもの
25: 呼び径25のもの
(圧力計弁は空白とする。)
⑦特殊略号
3/8C: 3/8形 C
3/8S: 3/8形 S
1/2C: 1/2形 C
1/2S: 1/2形 S
SS: S形,鋼管用ユニオン
SC: S形,銅管用ユニオン
US: U形,鋼管用ユニオン
UC: U形,銅管用ユニオン
W: W形
F: F形
8.3
略号構成の例
略号構成の例を,次に示す。
例1 船用鍛鋼20K玉形弁,ユニオンボンネット形,呼び径10で,U形,銅管用のもの
F G U U 20 10 UC
特殊略号で,U形,銅管ユニオンのものを示す。
呼び径略号で,呼び径10を示す。
呼び圧力略号で,呼び圧力20Kを示す。
用途又は形状略号で,ユニオンボンネット形を示す。
本体(弁箱)材料で,鍛鋼を示す。
種類略号で,玉形弁を示す。
船用弁略号で,船用を示す。
8
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
例2 船用鍛鋼ねじ締め逆止め空気アングル弁,呼び径25で,F形のもの
F L U AN 0 25 F
特殊略号で,F形のものを示す。
呼び径略号で,呼び径25を示す。
呼び圧力略号で,呼び圧力のないものを示す。
用途又は形状略号で,ねじ締め逆止め空気弁を示す。
本体(弁箱)材料で,鍛鋼を示す。
種類略号で,アングル弁を示す。
船用弁略号で,船用を示す。
9
表示
鍛鋼弁には,次の事項を表示する。
a) 鍛鋼弁の弁箱の側面に,表7の事項を表示する。
b) 鍛鋼弁の種類は,包装,こん包などの見やすい場所に表示する。
c) ねじ締め逆止め弁は,弁棒の頭部に十字の溝を切って墨入れを行い,逆止め弁であることを表示する。
表7−表示事項
呼び圧力
弁の種類
表示事項
20K,40K
玉形弁,アングル弁,
ねじ締め逆止め玉形弁及びアングル弁
a) 呼び圧力及び呼び径
b) 流れ方向の矢印
c) 製造業者名又はその略号
d) 製造年月又はその略号
−
空気玉形弁及びアングル弁,
ねじ締め逆止め空気玉形弁及びアングル弁
a) 呼び径
b) 流れ方向の矢印
c) 製造業者名又はその略号
d) 製造年月又はその略号
100K
圧力計弁
a) 呼び圧力
b) 製造業者名又はその略号
c) 製造年月又はその略号
9
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
玉形弁 S形のもの
アングル弁 S形のもの
玉形弁 U形のもの
呼
び
径
適用する管の
外径
(約)
(約)ねじの呼び
全開高さ
(約)
リ
フ
ト
l
ハンド
ル車
銅管
鋼管
d
d1
ʼ
1
1
l
l
ʼ
2
2
l
l
ʼ
3
3
l
l
L
L1
d3
k
D
ʼ
H
H
D2
6
8又は
10
10.5
6
8
42
42
38
38
51
51
84
102
M20×1.5
12
28
115
125
5
63
10
15
17.3
10
10
46
51
45
45
58
63
102
126
M24×2
16
34
125
140
7
80
呼
び
径
弁箱
参考
弁棒
パッキン箱
六角二面幅
参考
参考
ʼ
1
1
H
H
ねじの
呼び
ふたの
高さ
ねじの
呼び
計算質量
a
D1
d4
H2
d5
d6
S
d7
B1
B2
S2
S3
(kg)
6
6
34
45
M45×2
26
33
8.5
M12
7
14
22
30
55
30
20
.1
)
26
.1(
23
.1
10
6
34
50
M45×2
26
40
9.5
M12
8
16
27
41
55
32
54
.1
)
72
.1(
59
.1
注記1 寸法及び計算質量の欄に二段で数字が表示されているものは,上段が玉形弁,下段がアングル弁を示す。ま
た,括弧内の計算質量は玉形弁のU形を示す。
注記2 表中のl1,l2,l3,l1ʼ,l2ʼ,l3ʼ,k,D及びB1はS形だけに適用する。
注記3 表中のL及びL1は玉形弁のU形だけに適用する。
図1−呼び圧力20K玉形弁及びアングル弁(ユニオンボンネット形)−構造,形状及び寸法
10
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
玉形弁 F形のもの
アングル弁 F形のもの
逆止め弁のもの
出入口フランジのボルト穴は,弁箱の中心線振分けとする。
呼
び
径
フランジ
全開高さ(約)
リフト
ハンド
ル車
ボルト穴
ボルト
のねじ
の呼び
ʼ
H
H
l
d
d1
1L
L
D
中心円
の径C
数
h
t
f
g
止め
弁
逆止
め弁
止め
弁
逆止
め弁
D2
15
15
15
75
140
95
70
4
15
M12
14
1
52
160
180
164
174
10
4
100
20
20
20
80
160
100
75
4
15
M12
16
1
58
180
205
173
198
12
5
125
25
25
25
95
180
125
90
4
19
M16
16
1
70
190
225
183
218
14
7
140
図2−呼び圧力20K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁(ユニオンボンネット形)−構造,形状及び寸法
11
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
呼
び
径
弁箱
参考
弁棒
パッキン箱
六角二面幅
参考
参考
ねじの呼び
ふたの高さ
ねじの呼び
計算質量
(kg)
a
ʼ
1
1
H
H
D1
d4
H2
d5
d6
S
d7
S2
S3
15
7
5.
45
68
M56×2
35
55
12
Tr16×4
(TW16)
10
19
65
36
8.3
9.3
20
8
50
78
M60×2
38
61
13
Tr18×4
(TW18)
10
21
70
41
1.5
3.5
25
9
5.
54
88
M64×2
42
64
15
Tr20×4
(TW20)
12
23
75
41
2.7
5.7
フランジは,JIS B 2220の呼び圧力20Kの規定による。
注記 寸法及び計算質量の欄に二段で数字が表示されているものは,上段が玉形弁又はねじ締め逆止め玉形弁,下段
がアングル弁又はねじ締め逆止めアングル弁を示す。
図2−呼び圧力20K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁(ユニオンボンネット形)−構造,形状及び寸法(続き)
玉形弁 S形のもの及びU形のもの
アングル弁 S形のもの
図3−呼び圧力20K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁(ユニオンボンネット形)−材料
12
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
玉形弁 F形のもの
アングル弁 F形のもの
逆止め弁のもの
部品
番号
部品名称
材料
部品
番号
部品名称
材料
1A
弁箱(S形)
JIS G 3201のSF440A又は
JIS G 4051のS25C
10
弁付回り止め
JIS G 4305のSUS304
1B
弁箱(U形)
11
パッキン受輪
JIS G 4303のSUS420J1
1C
弁箱(F形)
12
パッキン押さえ
JIS H 3250のC3771BD
2
フランジ
13
パッキン押さえナット
3
ふた
14
ユニオンナット
JIS G 3101のSS400
4
ふた押さえナット
JIS G 3201のSF490A又は
15
銅管用ニップル
JIS H 5120のCAC201又は
JIS G 4051のS35C
JIS H 3250のC1100BD
5
ハンドル車
JIS G 5501のFC200
16
鋼管用ニップル
JIS G 4051のS15C
6
弁体
JIS G 4303のSUS420J1
17
六角ナット
JIS H 3250のC3771BD
又はSUS420J2
18
割りピン
JIS H 3260のC2600W
7
弁棒
JIS G 4303のSUS403
19
パッキン
JIS F 7102の規定による。
8
弁押さえ
JIS G 4303のSUS420J1
20
ガスケット
9
弁体止めピン
21
文字板
JIS H 3100のC2801P
材料については,次による。
a) ふたを特殊アルミニウム青銅棒とするときは,ふたの材料はJIS H 3250のC6191BE,C6191BD又はC6191BFと
し,ニップルは鋼管用を使用する。
b) ステンレス鋼相互の接触面は,焼付き防止のため表面処理などによって適切な硬さの差をもたせる。
c) JIS G 4051のS25C及びS35Cは,適切な熱処理を施さなければならない。
d) 盛り金材料は,部品番号6の弁体材料と同等以上の性能をもつものとする。
e) 文字板は,注文者が要否を指定する。
図3−呼び圧力20K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁(ユニオンボンネット形)−材料(続き)
13
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
玉形弁 S形のもの
アングル弁 S形のもの
玉形弁 U形のもの
呼
び
径
適用する管の
外径
(約)
(約)ねじの呼び
全開高さ
(約)
リ
フ
ト
l
ハンド
ル車
銅管
鋼管
d
d1
ʼ
1
1
l
l
ʼ
2
2
l
l
ʼ
3
3
l
l
L
L1
d3
K
D
ʼ
H
H
D2
6
8又は
10
10.5
6
8
51
42
38
38
60
51
84
102
M20×1.5
12
28
136
152
5
63
10
15
17.3
10
10
51
51
45
45
63
63
102
126
M24×2
16
34
136
152
5
80
呼
び
径
弁箱
参考
弁棒
パッキン箱
ボルトの
ねじの呼び
六角二面幅
参考
参考
ふたの高さ ねじの呼び
計算質量
a
ʼ
1
1
H
H
D1
d4
H2
d6
S
d7
d8
d9
B1
B2
(kg)
6
4
30
46
68
28
78
M10
7
17
M8
M6
27
30
47
.1
)
55
.1(
47
.1
10
4
30
46
68
28
78
M10
8
17
M8
M6
27
41
75
.1
)
85
.1(
75
.1
注記1 寸法及び計算質量の欄に二段で数字が表示されているものは,上段が玉形弁,下段がアングル弁を示す。ま
た,括弧内の計算質量は玉形弁のU形を示す。
注記2 表中のl1,l2,l3,l1ʼ,l2ʼ,l3ʼ,K,D及びB1はS形だけに適用する。
注記3 表中のL及びL1は玉形弁のU形だけに適用する。
図4−呼び圧力20K玉形弁及びアングル弁(ボルテッドボンネット形)−構造,形状及び寸法
14
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
玉形弁 F形のもの
アングル弁 F形のもの
逆止め弁のもの
出入口フランジのボルト穴は,弁箱の中心線振分けとする。
呼
び
径
フランジ
全開高さ(約)
リフト
ハンド
ル車
ボルト穴
ボルト
のねじ
の呼び
ʼ
H
H
l
d
d1
1L
L
D
中心円
の径C
数
h
t
f
g
止め
弁
逆止
め弁
止め
弁
逆止
め弁
D2
15
15
15
75
140
95
70
4
15
M12
14
1
52
185
205
184
204
5
4
100
20
20
20
80
160
100
75
4
15
M12
16
1
58
204
230
203
229
6
5
125
25
25
25
95
180
125
90
4
19
M16
16
1
70
224
255
223
254
8
7
140
図5−呼び圧力20K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及びねじ締め逆止めアングル弁
(ボルテッドボンネット形)−構造,形状及び寸法
15
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
呼
び
径
弁箱
参考
弁棒
パッキン箱
ボルトの
ねじの呼び
参考
参考
ふたの高さ ねじの呼び
計算質量
(kg)
a
ʼ
1
1
H
H
D1
d4
H2
d6
S
d7
d8
d9
15
4
43
63
75
36
123
Tr12×3
(TW12)
10
19
M10
M10
2.4
4.4
20
5
44
70
75
41
126
Tr14×3
(TW14)
10
22
M10
M10
6.5
9.5
25
6
49
80
85
45
132
Tr16×4
(TW16)
12
26
M12
M10
2.7
7.7
フランジは,JIS B 2220の呼び圧力20Kの規定による。
注記 寸法及び計算質量の欄に二段で数字が表示されているものは,上段が玉形弁又はねじ締め逆止め玉
形弁,下段がアングル弁又はねじ締め逆止めアングル弁を示す。
図5−呼び圧力20K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及びねじ締め逆止めアングル弁
(ボルテッドボンネット形)−構造,形状及び寸法(続き)
16
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
玉形弁 S形のもの及びU形のもの
アングル弁 S形のもの
玉形弁 F形のもの
アングル弁 F形のもの
逆止め弁のもの
図6−呼び圧力20K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁(ボルテッドボンネット形)−材料
U形の
もの
17
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
部品
番号
部品名称
材料
部品
番号
部品名称
材料
1A
弁箱(S形)
JIS G 3201のSF440A又は
13
ヒンジボルト
JIS G 4303のSUS403
1B
弁箱(U形)
JIS G 4051のS25C
14
パッキン押さえ輪
JIS G 4303のSUS420JI
1C
弁箱(F形)
15
ねじはめ輪
JIS H 3250のC6782BD
2
フランジ
16
ユニオンナット
JIS G 3101のSS400
3
ふた
JIS G 3201のSF440A,
17
銅管用ニップル
JIS H 5120のCAC201又は
4
ヨーク
JIS G 4051のS25C又は
JIS H 3250のC1100BD
JIS G 5101のSC480
18
鋼管用ニップル
JIS G 4051のS15C
5
パッキン押さえ
JIS G 3201のSF440A又は
19
六角ナット
JIS H 3250のC3604BD
JIS G 4051のS35C
20
六角ナット
JIS G 4303のSUS403
6
ハンドル車
JIS G 5501のFC200
21
ピン
7a
弁体
JIS G 4303のSUS420J1又は
22
平座金
JIS G 3101のSS400
7b
弁体
SUS420J2
23
止めピン
8
弁棒
JIS G 4303のSUS403
24
パッキン
JIS F 7102の規定による。
9
弁体止めピン
JIS G 4303のSUS420J1
25
ガスケット
10
弁押さえ
26
文字板
JIS H 3100のC2801P
11
パッキン受輪
27
割りピン
JIS H 3260のC2600W
12
ボルト
JIS G 4107のSNB7
材料については,次による。
a) ステンレス鋼相互の接触面は,焼付き防止のため表面処理などによって適切な硬さの差をもたせる。
b) JIS G 4051のS25Cは,適切な熱処理を施さなければならない。
c) 盛り金材料は,部品番号7a又は7bの弁体材料と同等以上の性能をもつものとする。
d) 文字板は,注文者が要否を指定する。
図6−呼び圧力20K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁(ボルテッドボンネット形)−材料(続き)
18
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
玉形弁 S形のもの
アングル弁 S形のもの
玉形弁 U形のもの
玉形弁 W形のもの
図7−呼び圧力40K玉形弁及びアングル弁(ユニオンボンネット形)−構造,形状及び寸法
19
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
呼
び
径
適用する
管の外径
(約)
(約)
ねじの
呼び
全開高さ
(約)
リフト
ハンド
ル車
d
d1
ʼ
1
1
l
l
ʼ
2
2
l
l
ʼ
3
3
l
l
L
L1
d3
k
ʼ
D
D
ʼ
H
H
l
D2
6
10.5
6
8
42
42
38
38
51
51
84
102
M20×1.5
12
26
28
140
150
5
80
10
17.3
10
10
46
51
45
45
58
63
102
126
M24×2
16
34
34
145
160
7
100
呼
び
径
弁箱
参考
弁棒
パッ
キン
箱
六角二面幅
参考
参考
ねじの
呼び
ふたの
高さ
ねじの呼び
計算質量
(kg)
a
ʼ
1
1
H
H
D1
D3
d2
C
H2
d6
S
d7
B1
B2
S2
S3
S形
(U形)
W形
6
6
34
45
M45×2
20
11
10
62
Tr12×3
(TW12)
8
19
22 30 55 46
47
.1
)
54
.1(
50
.1
1.34
10 6
34
50
M45×2
30 17.8 10
62
Tr12×3
(TW12)
10
19
27 41 55 46
70
.1
)
91
.1(
80
.1
1.55
注記1 寸法及び計算質量の欄に二段で数字が表示されているものは,上段が玉形弁,下段がアングル弁を示す。ま
た,括弧内の計算質量は玉形弁のU形を示す。
注記2 表中のL,L1,D3,d2,CはS形には適用しない。
注記3 表中のl1,l2,l3,l1ʼ,l2ʼ,l3ʼ,d3,k,D,D3,d2,C及びB1は玉形弁のU形には適用しない。
注記4 表中のl1,l2,l3,l1ʼ,l2ʼ,l3ʼ,L1,d3,k,D,B1及びB2は玉形弁のW形には適用しない。
図7−呼び圧力40K玉形弁及びアングル弁(ユニオンボンネット形)−構造,形状及び寸法(続き)
20
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
玉形弁 F形のもの
アングル弁 F形のもの
出入口フランジのボルト穴は,弁箱の中心線振分けとする。
玉形弁 W形のもの
アングル弁 W形のもの
逆止め弁のもの
図8−呼び圧力40K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁(ユニオンボンネット形)−構造,形状及び寸法
21
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
呼
び
径
適用す
る管の
外径
フランジ
全開高さ
(約)
リフト
ハンド
ル車
ボルト穴
ボルト
のねじ
の呼び
ʼ
H
H
l
d
d1
ʼ
L
L
ʼ
1
1
L
L
D
中心円
の径C
数
h
t
f
g
止め
弁
逆止
め弁
止め
弁
逆止
め弁
D2
15
21.7
15 15
75
130
90
150 115
80
4
19
M16
20
1
55
190
215 184
209 10
4
125
20
27.2
20 20
80
150
95
170 120
85
4
19
M16
20
1
60
220
250 213
243 12
5
140
25
34.0
25 25
95
170 100
200 130
95
4
19
M16
22
1
70
235
270 228
263 14
7
160
呼
び
径
弁箱
参考
弁棒
パッキ
ン箱
六角
二面幅
ボルト
のねじ
の呼び
参考
参考
ねじの
呼び
ふたの
高さ
ねじの呼び
計算質量
(kg)
a
ʼ
1
1
H
H
D1
D3
d2
C
H2
d6
S
d7
S2
d11
F形
W形
15
7
5.
45
68
M56×2
35 22.2 10
92
Tr14×3
(TW14)
10
22
65
M10
9.5
9.5
3.3
2.3
20
8
50
78
M60×2
42 27.7 13
108
Tr16×4
(TW16)
12
26
70
M10
3.7
4.7
6.4
6.4
25
9
5.
54
88
M64×2
50 34.5 13
114
Tr18×4
(TW18)
14
28
75
M10
4.9
8.9
0.6
2.6
F形のフランジは,JIS B 2220の呼び圧力40Kの規定による。
注記1 寸法及び計算質量の欄に二段で数字が表示されているものは,上段が玉形弁又はねじ締め逆止め玉形弁,下
段がアングル弁又はねじ締め逆止めアングル弁を示す。
注記2 表中のL,Lʼ,D3,d2及びCはW形だけに適用する。
注記3 表中のL1,L1ʼ及びフランジの寸法はF形だけに適用する。
図8−呼び圧力40K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁(ユニオンボンネット形)−構造,形状及び寸法(続き)
22
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
玉形弁 S形のもの
アングル弁 S形のもの
玉形弁 U形のもの
玉形弁 W形のもの
玉形弁 F形のもの
アングル弁 F形のもの
玉形弁 W形のもの
逆止め弁のもの
アングル弁 W形のもの
図9−呼び圧力40K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁(ユニオンボンネット形)−材料
23
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
部品
番号
部品名称
材料
部品
番号
部品名称
材料
1A
弁箱(S形)
JIS G 3201のSF440A
又はJIS G 4051のS25C
13
ヒンジボルト
JIS G 4303のSUS403
1B
弁箱(U形)
14
弁付回り止め
JIS G 4305のSUS304
1C
弁箱(W形)
15
弁棒用座金
JIS G 4404のSKD1
1D
弁箱(F形)
16
パッキン押さえ及び
パッキン押さえ輪
JIS G 4303のSUS420J1
2
フランジ
3
ふた
17
パッキン押さえナットJIS H 3250のC6782BD
4
ヨーク
JIS G 3201のSF440A,
JIS G 4051のS25C又は
JIS G 5101のSC480
18
ねじはめ輪
19
ユニオンナット
JIS G 4051のS25C
20
ニップル
JIS G 4051のS15C
5
ふた押さえナット
JIS G 3201のSF490A又は
JIS G 4051のS35C
21
六角ナット
JIS H 3250のC3771BD
6
パッキン押さえ
22
六角ナット
JIS G 3101のSS490
7
ハンドル車
JIS G 5502のFCD450-10
又はJIS G 5501のFC200
23
ピン
24
平座金
JIS G 3101のSS400
8a
弁体
JIS G 4303のSUS420J1
又はSUS420J2
25
止めピン
8b
弁体
26
割りピン
JIS H 3260のC2600W
9
弁棒
JIS G 4303のSUS403
27
パッキン
JIS F 7102の規定による。
10
弁体止めピン
JIS G 4303のSUS420J1
28
ガスケット
11
弁押さえ
29
文字板
JIS H 3100のC2801P
12
パッキン受け輪
材料については,次による。
a) ステンレス鋼相互の接触面は,焼付き防止のため表面処理などによって適切な硬さの差をもたせる。
b) JIS G 4051のS15C,S25C及びS35Cは,適切な熱処理を施さなければならない。
c) 400 ℃以下の流体に使用する場合は,弁箱の弁座面にステンレス鋼の盛り金を行う。400 ℃を超える流体に使用
する場合は,弁箱及び弁体の弁座面にCo,Cr-W合金の盛り金を行う。
d) ステンレス鋼盛り金の場合の盛り金材料は,部品番号8a又は8bの弁体材料と同等以上の性能をもつものとする。
e) 文字板は,注文者が要否を指定する。
図9−呼び圧力40K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁(ユニオンボンネット形)−材料(続き)
24
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
玉形弁 S形のもの
アングル弁 S形のもの
玉形弁 U形のもの
玉形弁 W形のもの
図10−呼び圧力40K玉形弁及びアングル弁(ボルテッドボンネット形)−構造,形状及び寸法
25
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
呼
び
径
適用する
管の外径
(約)
(約)ねじの呼び
全開高さ
(約)
リフト ハンド
ル車
d
d1
ʼ
1
1
l
l
ʼ
2
2
l
l
ʼ
3
3
l
l
L
L1
d3
K
D
ʼ
H
H
l
D2
6
10.5
6
8
51
42
38
38
60
51
84
102
M20×1.5
12
28
136
152
5
63
10
17.3
10
10
51
51
45
45
63
63
102
126
M24×2
16
34
136
152
5
80
呼
び
径
弁箱
参考
弁棒
パッキン
箱
ボルトの
ねじの呼び
六角
二面幅
参考
参考
ふたの
高さ
ねじの
呼び
計算質量
(kg)
a
ʼ
1
1
H
H
D1
d4
D3
d2
C
H2
d6
S
d7
d8
d9
B1
B2
S形
(U形)
W形
6
5
30
46 68 28 20
11
10
78
M10
7
17
10
M
8
M
M6
27 30
6.1
)8.1(
6.1
1.5
10
5
30
46 68 28 30
17.8
10
78
M10
8
17
10
M
8
M
M6
27 41
9.1
)3.2(
0.2
2.0
注記1 寸法及び計算質量の欄に二段で数字が表示されているものは,上段が玉形弁,下段がアングル弁を示す。ま
た,括弧内の計算質量は玉形弁のU形を示す。
注記2 表中のL,L1,D3,d2及びCはS形には適用しない。
注記3 表中のl1,l2,l3,l1ʼ,l2ʼ,l3ʼ,d3,K,D,D3,d2,C及びB1は玉形弁のU形には適用しない。
注記4 表中のl1,l2,l3,l1ʼ,l2ʼ,l3ʼ,L1,d3,K,D,B1及びB2は玉形弁のW形には適用しない。
図10−呼び圧力40K玉形弁及びアングル弁(ボルテッドボンネット形)−構造,形状及び寸法(続き)
26
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
玉形弁 F形のもの
アングル弁 F形のもの
出入口フランジのボルト穴は,弁箱の中心線振分けとする。
玉形弁 W形のもの
アングル弁 W形のもの
逆止め弁のもの
図11−呼び圧力40K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁(ボルテッドボンネット形)−構造,形状及び寸法
27
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
呼
び
径
適用す
る管の
外径
フランジ
全開高さ
(約)
リフト
ハンド
ル車
ボルト穴
ボルト
のねじ
の呼び
ʼ
H
H
l
d
d1
ʼ
L
L
ʼ
1
1
L
L
D
中心円
の径C
数
h
t
f
g
止め
弁
逆止
め弁
止め
弁
逆止
め弁
D2
15
21.7
15 15
75
130
90
150 115
80
4 19
M16
20
1
55
185
205
184
204
5
4
100
20
27.2
20 20
80
150
95
170 120
85
4 19
M16
20
1
60
204
230
203
229
6
5
125
25
34.0
25 25
95
170 100
200 130
95
4 19
M16
22
1
70
224
255
223
254
8
7
140
呼
び
径
弁箱
参考
弁棒
パッキ
ン箱
ボルトのね
じの呼び
参考
参考
ふたの
高さ
ねじの
呼び
計算質量
(kg)
a
ʼ
1
1
H
H
D1
d4
D3
d2
C
H2
d6
S
d7
d8
d9
F形
W形
15
5
43
63
75
36
35
22.2
10
123
Tr12×3
(TW12)
10
19
M10
M12
M10
5.2
5.2
3.6
3.6
20
6
44
70
75
41
42
27.7
13
126
Tr14×3
(TW14)
10
22
M10
M12
M10
6.8
6.6
5.2
5.0
25
7
49
80
85
45
50
34.5
13
132
Tr16×4
(TW16)
12
26
M12
M12
M10
8.9
8.5
7.5
7.1
F形のフランジは,JIS B 2220の呼び圧力40Kの規定による。
注記1 寸法及び計算質量の欄に二段で数字が表示されているものは,上段が玉形弁又はねじ締め逆止め玉形弁,下
段がアングル弁又はねじ締め逆止めアングル弁を示す。
注記2 表中のL,Lʼ,D3,d2及びCはW形だけに適用する。
注記3 表中のL1,L1ʼ及びフランジの寸法はF形だけに適用する。
図11−呼び圧力40K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁(ボルテッドボンネット形)−構造,形状及び寸法(続き)
28
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
玉形弁 S形のもの
アングル弁 S形のもの
玉形弁 U形のもの
玉形弁 W形のもの
玉形弁 F形のもの
アングル弁 F形のもの
玉形弁 W形のもの
逆止め弁のもの
アングル弁 W形のもの
図12−呼び圧力40K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁(ボルテッドボンネット形)−材料
29
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
部品
番号
部品名称
材料
部品
番号
部品名称
材料
1A
弁箱(S形)
JIS G 3201のSF440A
又はJIS G 4051のS25C
12
ボルト
JIS G 4107のSNB7
1B
弁箱(U形)
13
ヒンジボルト
JIS G 4303のSUS403
1C
弁箱(W形)
14
パッキン押さえ輪
JIS G 4303のSUS420J1
1D
弁箱(F形)
15
ねじはめ輪
JIS H 3250のC6782BD
2
フランジ
16
ユニオンナット
JIS G 4051のS25C
3
ふた
JIS G 3201のSF440A
JIS G 4051のS25C又は
JIS G 5101のSC480
17
ニップル
JIS G 4051のS15C
4
ヨーク
18
六角ナット
JIS H 3250のC3604BD
5
パッキン押さえ
JIS G 3201のSF440A又は
JIS G 4051のS35C
19
六角ナット
JIS G 4303のSUS403
20
ピン
6
ハンドル車
JIS G 5502のFCD450-10
又はJIS G 5501のFC200
21
平座金
JIS G 3101のSS400
22
止めピン
7a
弁体
JIS G 4303のSUS420J1
又はSUS420J2
23
割りピン
JIS H 3260のC2600W
7b
弁体
24
パッキン
JIS F 7102の規定による。
8
弁棒
JIS G 4303のSUS403
25
ガスケット
9
弁体止めピン
JIS G 4303のSUS420J1
26
文字板
JIS H 3100のC2801P
10
弁押さえ
11
パッキン受輪
材料については,次による。
a) ステンレス鋼相互の接触面は,焼付き防止のため表面処理などによって適切な硬さの差をもたせる。
b) JIS G 4051のS15C,S25C及びS35Cは,適切な熱処理を施さなければならない。
c) 400 ℃以下の流体に使用する場合は,弁箱の弁座面にステンレス鋼の盛り金を行う。400 ℃を超える流体に使用
する場合は,弁箱及び弁体の弁座面にCo,Cr-W合金の盛り金を行う。
d) ステンレス鋼盛り金の場合の盛り金の材料は,部品番号7a又は7bの弁体材料と同等以上の性能をもつものとす
る。
e) 文字板は,注文者が要否を指定する。
図12−呼び圧力40K玉形弁,アングル弁,ねじ締め逆止め玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁(ボルテッドボンネット形)−材料(続き)
30
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
空気玉形弁 S形のもの
空気アングル弁 S形のもの
空気玉形弁 U形のもの
図13−空気玉形弁及び空気アングル弁−構造,形状,寸法及び材料
31
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
呼
び
径
適用する管
の外径
(約)
(約)
ねじの
呼び
全開高さ
(約)
リフト
ハンドル
車
銅管
鋼管
d
ʼ
1
1
l
l
ʼ
2
2
l
l
ʼ
3
3
l
l
L
L1
d3
k
D
ʼ
H
H
l
D2
6
8又は10
10.5
6
42
42
38
38
51
51
84
102
M20×1.5
12
28
115
130
7
80
10
15
17.3
10
46
51
45
45
58
63
102
126
M24×2
16
34
130
150
8
100
呼
び
径
弁箱
ふたの
高さ
弁棒
パッ
キン
箱
六角二面幅
参考
ねじの
呼び
ねじの
呼び
計算質量
d2
a
ʼ
1
1
H
H
d4
D1
H2
d5
d6
S
d7
B1
B2
S2
S3
(Kg)
6
31
6
28
42
M30×2
42
38
9.5
M12
8
16
22
30
32
32
23
.1
)
30
.1(
26
.1
10
31
6
29
48
M30×2
42
44
11
Tr16×4
(TW16)
10
18
27
41
32
36
75
.1
)
94
.1(
80
.1
注記1 寸法及び計算質量の欄に二段で数字が表示されているものは,上段が玉形弁,下段がアングル弁を示す。ま
た,括弧内の計算質量は玉形弁のU形を示す。
注記2 表中のl1,l2,l3,l1ʼ,l2ʼ,l3ʼ,k,D及びB1はS形だけに適用する。
注記3 表中のL及びL1は玉形弁のU形だけに適用する。
部品
番号
部品名称
材料
部品
番号
部品名称
材料
1
弁箱
JIS G 3201のSF440A又
はJIS G 4051のS25C
13
十字穴付なべ小ねじ
JIS H 3260のC2700W
3
ふた
14
ふた回り止め
JIS G 4304のSUS304
6
弁棒
JIS H 3250のC6782BD
又はC6782BE
16
ユニオンナット
JIS G 4051のS25C
17
銅管用ニップル
JIS H 5120のCAC201又は
JIS H 3250のC1100BD
7
ハンドル車
JIS G 5501のFC200
8
パッキン受輪
JIS H 3250のC3771BD
18
鋼管用ニップル
JIS G 4051のS15C
9
パッキン押さえナット
19
パッキン
JIS F 7102の規定による。
10
パッキン押さえ
20
ガスケット
11
六角ナット
21
文字板
JIS H 3100のC2801P
12
割りピン
JIS H 3260のC2600W
文字板は,注文者が要否を指定する。
図13−空気玉形弁及び空気アングル弁−構造,形状,寸法及び材料(続き)
32
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
空気玉形弁 F形のもの
空気アングル弁 F形のもの
逆止め弁のもの
出入口フランジのボルト穴は,弁箱の中心線振分けとする。
図14−空気玉形弁,空気アングル弁,ねじ締め逆止め空気玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁−構造,形状,寸法及び材料
33
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
呼
び
径
フランジ
全開高さ(約)
リフト
ハンド
ル車
ボルト穴
ボルト
のねじ
の呼び
パッキ
ン座
ʼ
H
H
l
d
ʼ
L
L
D
中心円
の径C
数
h
t
f
g
止め
弁
逆止
め弁
止め
弁
逆止
め弁
D2
15 15
90
150 115
80
4
19
M16
18
1
55
175
200
169
194
10
4
125
20 20
95
170 120
85
4
19
M16
18
1
60
185
220
178
213
12
5
140
25 25
100
200 130
95
4
19
M16
20
1
70
210
250
202
242
14
6
140
呼
び
径
弁箱
ふたの
弁棒
パッキン箱
六角二面幅
参考
d2
a
ʼ
1
1
H
H ねじの呼び
d4
高さ
ねじの呼び
計算質量
(kg)
D1
H2
d5
d6
S
d7
S2
S3
15 41
7
5.
56
83
M40×2
54
52
13
Tr18×4
(TW18)
10
21
41
41
6.5
6.5
20 46
8
63
96
M45×2
62
55
15
Tr20×4
(TW20)
12
23
46
46
0.7
1.7
25 51
9
5.
70
110
M50×2
68
64
16
Tr22×5
(TW22)
12
26
50
50
1.9
5.9
フランジは,JIS B 2220の呼び圧力30Kの規定による。
注記 寸法及び計算質量の欄に二段で数字が表示されているものは,上段が空気玉形弁又はねじ締め逆止め空気玉形
弁,下段が空気アングル弁又はねじ締め逆止め空気アングル弁を示す。
部品
番号
部品名称
材料
部品
番号
部品名称
材料
1
弁箱
JIS G 3201のSF440A又は
JIS G 4051のS25C
9
パッキン押さえナット JIS H 3250のC3771BD
2
フランジ
10
パッキン押さえ
3
ふた
11
六角ナット
4
弁体
JIS H 3250のC6782BD
又はC6782BE
12
割りピン
JIS H 3260のC2600W
13
十字穴付なべ小ねじ
JIS H 3260のC2700W
5
弁押さえ
JIS H 3250のC6782BD
14
ふた回り止め
JIS G 4304のSUS304
6
弁棒
JIS H 3250のC6782BD
又はC6782BE
15
弁付回り止め
JIS H 3100のC2600P
19
パッキン
JIS F 7102の規定による。
7
ハンドル車
JIS G 5501のFC200
20
ガスケット
8
パッキン受輪
JIS H 3250のC3771BD
21
文字板
JIS H 3100のC2801P
文字板は,注文者が要否を指定する。
図14−空気玉形弁,空気アングル弁,ねじ締め逆止め空気玉形弁及び
ねじ締め逆止めアングル弁−構造,形状,寸法及び材料(続き)
34
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
図15−呼び圧力100K圧力計弁−構造,形状及び寸法
計算質量(参考)
8
3形(鋼管用):0.68 kg
2
1形(銅管用):0.71 kg
35
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
部品
番号
部品名称
材料
部品
番号
部品名称
材料
1
弁箱
JIS G 3201のSF440A又
はJIS G 4051のS25C
11
ふた回り止め
JIS G 4305のSUS304
12
鋼管用ニップル
JIS G 4051のS15C
2
弁棒
JIS G 4303のSUS403
13
ハンドル車
JIS G 5501のFC200
3
ふた
JIS H 3250のC6782BD
又はC6782BE
14
六角ナット
JIS H 3250のC3771BD
16
十字穴付なべ小ねじ
JIS H 3260のC2700W
4
パッキン受輪
JIS H 3250のC3771BD
17
ばね座金
JIS G 4801のSUP6
5
パッキン押さえ
18
パッキン
JIS F 7102の規定による。
6
パッキン押さえナット
22
銅管用ニップル
JIS H 5120のCAC201又は
JIS H 3250のC1100BD
7
ニップル押さえナット
8
G1/2接続ナット
28
G3/8接続ナット
JIS H 3250のC3771BD
9
ガスケット
JIS H 3250のC1100BD
10
ガスケット
材料については,次による。
a) 部品番号13ハンドル車の材料は,注文者の指定によって銅合金にしてもよい。
b) JIS G 4051のS15C及びS25Cは,適切な熱処理を施さなければならない。
図16−呼び圧力100K圧力計弁−材料
36
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書A
(参考)
29度台形ねじ
序文
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
A.1 適用範囲
この附属書は,29度台形ねじについて記載する。
注記 この29度台形ねじは,適宜JIS B 0216(メートル台形ねじ)に切り換える。
A.2 系列
29度台形ねじの山数系列は,表A.1による。
表A.1−29度台形ねじの山数系列
呼び
山数
(25.4 mmにつき)
呼び
山数
(25.4 mmにつき)
TW10
12
TW52
3
TW12
10
TW55
3
TW14
8
TW58
3
TW16
8
TW60
3
TW18
6
TW62
3
TW20
6
TW65
2 1/2
TW22
5
TW68
2 1/2
TW24
5
TW70
2 1/2
TW26
5
TW72
2 1/2
TW28
5
TW75
2 1/2
TW30
4
TW78
2 1/2
TW32
4
TW80
2 1/2
TW34
4
TW82
2 1/2
TW36
4
TW85
2
TW38
3 1/2
TW88
2
TW40
3 1/2
TW90
2
TW42
3 1/2
TW92
2
TW44
3 1/2
TW95
2
TW46
3
TW98
2
TW48
3
TW100
2
TW50
3
注記 特に必要があって,この表の呼びと山数との関係,又はこの表の呼びのねじ
の直径を使用できない場合には,これを変更しても差し支えない。ただし,
山数は,この表中のものから選ぶ。
A.3 定義
基準山形とは,ねじ山の実際の形状を規定するための基礎となるねじ山の1ピッチ分の形状をいい,ま
た,基準寸法とは,基準山形をもつねじの各主要寸法を各呼びについて求めた数値をいう。
37
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
A.4 29度台形ねじの基準山形,公式及びねじ山の基準寸法
29度台形のねじの基準山形及び基準寸法の算出に用いる公式並びにねじ山の基準寸法は,表A.2による。
表A.2−29度台形ねじのねじ山の基準寸法
単位 mm
太い実線は,基準山形を示す。
n
P
4.
25
=
ただし,nは山数を示す(25.4 mmにつき)。
h=1.933 5P
d2=d−2c
c≒0.25P
d1=d−2h1
h1=2c+a
D=d+2a
h2=2c+a−b
D2=d2
H=2c+2a−b
D1=d1+2b
山数
25.4 mmに
ピッチ
すきま
ひっかかり
の高さ
おねじの
ねじ山の高さ
めねじの
ねじ山の高さ
おねじの谷の
すみの丸み
つき
n
P
a
b
c
h2
h1
H
r
12
2.116 7
0.25
0.50
0.50
0.75
1.25
1.00
0.25
10
2.540 0
0.25
0.50
0.60
0.95
1.45
1.20
0.25
8
3.175 0
0.25
0.50
0.75
1.25
1.75
1.50
0.25
6
4.233 3
0.25
0.50
1.00
1.75
2.25
2.00
0.25
5
5.080 0
0.25
0.75
1.25
2.00
2.75
2.25
0.25
4
6.350 0
0.25
0.75
1.50
2.50
3.25
2.75
0.25
3 1/2
7.257 1
0.25
0.75
1.75
3.00
3.75
3.25
0.25
3
8.466 7
0.25
0.75
2.00
3.50
4.25
3.75
0.25
2 1/2
10.160 0
0.25
0.75
2.50
4.50
5.25
4.75
0.25
2
12.700 0
0.25
0.75
3.00
5.50
6.25
5.75
0.25
A.5 29度台形ねじの基準寸法
29度台形ねじの基準寸法は,表A.3による。
38
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表A.3−29度台形ねじの基準寸法
単位 mm
呼び
山数
ピッチ
おねじ
めねじ
25.4 mm
につき
外径
有効径
谷の径
谷の径
有効径
内径
n
P
d
d2
d1
D
D2
D1
TW10
12
2.116 7
10
9.0
7.5
10.5
9.0
8.5
TW12
10
2.540 0
12
10.8
9.1
12.5
10.8
10.1
TW14
8
3.175 0
14
12.5
10.5
14.5
12.5
11.5
TW16
8
3.175 0
16
14.5
12.5
16.5
14.5
13.5
TW18
6
4.233 3
18
16.0
13.5
18.5
16.0
14.5
TW20
6
4.233 3
20
18.0
15.5
20.5
18.0
16.5
TW22
5
5.080 0
22
19.5
16.5
22.5
19.5
18.0
TW24
5
5.080 0
24
21.5
18.5
24.5
21.5
20.0
TW26
5
5.080 0
26
23.5
20.5
26.5
23.5
22.0
TW28
5
5.080 0
28
25.5
22.5
28.5
25.5
24.0
TW30
4
6.350 0
30
27.0
23.5
30.5
27.0
25.0
TW32
4
6.350 0
32
29.0
25.5
32.5
29.0
27.0
TW34
4
6.350 0
34
31.0
27.5
34.5
31.0
29.0
TW36
4
6.350 0
36
33.0
29.5
36.5
33.0
31.0
TW38
3 1/2
7.257 1
38
34.5
30.5
38.5
34.5
32.0
TW40
3 1/2
7.257 1
40
36.5
32.5
40.5
36.5
34.0
TW42
3 1/2
7.257 1
42
38.5
34.5
42.5
38.5
36.0
TW44
3 1/2
7.257 1
44
40.5
36.5
44.5
40.5
38.0
TW46
3
8.466 7
46
42.0
37.5
46.5
42.0
39.0
TW48
3
8.466 7
48
44.0
39.5
48.5
44.0
41.0
TW50
3
8.466 7
50
46.0
41.5
50.5
46.0
43.0
TW52
3
8.466 7
52
48.0
43.5
52.5
48.0
45.0
TW55
3
8.466 7
55
51.0
46.5
55.5
51.0
48.0
TW58
3
8.466 7
58
54.0
49.5
58.5
54.0
51.0
TW60
3
8.466 7
60
56.0
51.5
60.5
56.0
53.0
TW62
3
8.466 7
62
58.0
53.5
62.5
58.0
55.0
TW65
2 1/2
10.160 0
65
60.0
54.5
65.5
60.0
56.0
TW68
2 1/2
10.160 0
68
63.0
57.5
68.5
63.0
59.0
TW70
2 1/2
10.160 0
70
65.0
59.5
70.5
65.0
61.0
TW72
2 1/2
10.160 0
72
67.0
61.5
72.5
67.0
63.0
TW75
2 1/2
10.160 0
75
70.0
64.5
75.5
70.0
66.0
TW78
2 1/2
10.160 0
78
73.0
67.5
78.5
73.0
69.0
TW80
2 1/2
10.160 0
80
75.0
69.5
80.5
75.0
71.0
TW82
2 1/2
10.160 0
82
77.0
71.5
82.5
77.0
73.0
TW85
2
12.700 0
85
79.0
72.5
85.5
79.0
74.0
TW88
2
12.700 0
88
82.0
75.5
88.5
82.0
77.0
TW90
2
12.700 0
90
84.0
77.5
90.5
84.0
79.0
TW92
2
12.700 0
92
86.0
79.5
92.5
86.0
81.0
TW95
2
12.700 0
95
89.0
82.5
95.5
89.0
84.0
TW98
2
12.700 0
98
92.0
85.5
98.5
92.0
87.0
TW100
2
12.700 0
100
94.0
87.5
100.5
94.0
89.0
注記 29度台形ねじは,国際性を確保する観点からメートル台形ねじへの切換えが求められているが,両者間
には山角,ピッチなどに本質的な違いが存在する。しかし,表A.4に示すとおり,呼び径には共通点が
少なくないので,今後の設計・製作に当たっては,できる限りメートル台形ねじの適用を図るのがよい。
39
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表A.4−29度台形ねじ及びメートル台形ねじの呼び径並びにピッチ
単位 mm
呼び径
ピッチ
呼び径
ピッチ
29度
台形ねじ
メートル
台形ねじ
29度台形ねじ
(山数)a)
メートル
台形ねじb)
29度
台形ねじ
メートル
台形ねじ
29度台形ねじ
(山数)a)
メートル
台形ねじb)
10
10
2.116 7 (12)
2
52
52
8.466 7 (3)
8
12
12
2.540 0 (10)
3
55
55
8.466 7 (3)
9
14
14
3.175 0 (8)
3
58
−
8.466 7 (3)
−
16
16
3.175 0 (8)
4
60
60
8.466 7 (3)
9
18
18
4.233 3 (6)
4
62
−
8.466 7 (3)
−
20
20
4.233 3 (6)
4
65
65
10.160 0 (2.5)
10
22
22
5.080 0 (5)
5
68
−
10.160 0 (2.5)
−
24
24
5.080 0 (5)
5
70
70
10.160 0 (2.5)
10
26
26
5.080 0 (5)
5
72
−
10.160 0 (2.5)
−
28
28
5.080 0 (5)
5
75
75
10.160 0 (2.5)
10
30
30
6.350 0 (4)
6
78
−
10.160 0 (2.5)
−
32
32
6.350 0 (4)
6
80
80
10.160 0 (2.5)
10
34
34
6.350 0 (4)
6
82
−
10.160 0 (2.5)
−
36
36
6.350 0 (4)
6
85
85
12.700 0 (2)
12
38
38
7.257 1 (3.5)
7
88
−
12.700 0 (2)
−
40
40
7.257 1 (3.5)
7
90
90
12.700 0 (2)
12
42
42
7.257 1 (3.5)
7
92
−
12.700 0 (2)
−
44
44
7.257 1 (3.5)
7
95
95
12.700 0 (2)
12
46
46
8.466 7 (3)
8
98
−
12.700 0 (2)
−
48
48
8.466 7 (3)
8
100
100
12.700 0 (2)
12
50
50
8.466 7 (3)
8
注a) (山数)は,25.4 mmについての値である。
b) このピッチは,JIS B 0216で規定する優先ピッチを示す。
40
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書B
(参考)
ユニオン
序文
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
B.1 適用範囲
この附属書は,船用鍛鋼弁の継手に使用するユニオンについて記載する。
B.2 種類
船用鍛鋼弁(呼び径6及び10)に使用するユニオンは,次によるのがよい。
a) 銅管用ろう付けユニオン
b) 鋼管用溶接ユニオン
B.3 流体の状態と最高使用圧力との関係
ユニオンに対する流体の状態と最高使用圧力との関係は,表B.1によるのがよい。
表B.1−流体の状態と最高使用圧力との関係
単位 MPa
流体の状態
最高使用圧力
銅管用ろう付けユニオン
鋼管用溶接ユニオン
425 ℃の蒸気
−
4.0
400 ℃の蒸気
−
4.6
350 ℃の蒸気
−
5.2
300 ℃の蒸気
−
5.7
220 ℃以下の蒸気
−
6.2
205 ℃以下の蒸気
1.6
−
空気,ガス,油及び脈動水
2.0
6.2
120 ℃以下の静流水
4.0
6.8
注記 温度又は圧力が表中の値の間にある場合は,補間法によって最高使用の圧力
又は温度を定めることができる。
B.4 構造,形状及び寸法
ユニオンの構造,形状及び寸法は,図B.1によるのがよい。
41
F 7428:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
d5の寸法=適用する管の外径+0.5 mm
呼
び
径
適用する
管の外径
ねじの
呼び
本体
ユニオンナット
ニップル
六角
二面幅
銅管
鋼管
d
d2
C
d3
b
S1
m
d4
D1
l
L1
6
8
10.7
6
M22×1.5
6
18
14
30
22
15
18.5
13
21
10
10
15
17.3
10
M33×2
6
28
16
41
24
24.5
29.5
18
27
部品番号
部品名称
1
本体
2
ユニオンナット
3
ニップル
図B.1−ユニオンの構造,形状及び寸法