2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
F 7219 : 1978
船用鋼板製ホッパ
Marine Steel Plate Hoppers
1. 適用範囲 この規格は,船の諸管系に使用する鋼板製ホッパについて規定する。
引用規格:
JIS A 5501 鋼製及びステンレス鋼製普通丁番
JIS B 2221 5kgf/cm2鋼管差し込み溶接式フランジ
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3452 配管用炭素鋼鋼管
2. 種類 種類は,次の表のとおりとする。
表
種 類
形 式
A 形
溶接形ホッパ
B 形
フランジ形ホッパ
C 形
ふた付溶接形ホッパ
D 形
ふた付フランジ形ホッパ
3. 構造,形状及び寸法 構造,形状及び寸法は,付図1による。
4. 材 料 材料は,原則として付図2による。
5. 検 査 検査は,次によって行う。
(1) 外観検査 外観は,使用上有害な欠点があってはならない。
(2) 寸法検査 各部の寸法は,3.の規定に適合しなければならない。
6. 製品の呼び方 製品の呼び方は,規格名称,呼び径及び種類又はそれらの略号による。ただし,規格
名称の代わりに規格番号を用いてもよい。
例: 呼び径15でA形のもの
7. 表 示 本体の側面に,次の事項を表示する。
2
F 7219 : 1978
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(1) 呼び径及び種類
例: 呼び径15でA形のもの
15A
(2) 製造業者名又はその略号
付図 1
単位 mm
呼び径
出口
外径
d1
本 体
フランジ
参 考
外径
A
h1
h2
H
h3
H1
D
ボルト穴
ボルト
のねじ
の呼び
t
計算質量 (kg)
C
数
h
A形 B形 C形 D形
15
21. 7
100
50
60
110
14
135
80
60
4
12
M 10
9
0. 51
0. 84
0. 69
1. 02
20
27. 2
100
50
60
110
14
135
85
65
4
12
M 10
10
0. 52
0. 93
0. 70
1. 11
25
34. 0
100
50
60
110
14
135
95
75
4
12
M 10
10
0. 53
1. 04
0. 71
1. 22
32
42. 7
115
50
65
115
16
145
115
90
4
15
M 12
12
0. 64
1. 52
0. 89
1. 77
40
48. 6
140
65
80
145
18
175
120
95
4
15
M 12
12
0. 99
1. 94
1. 34
2. 28
50
60. 5
165
75
90
165
22
200
130
105
4
15
M 12
14
1. 34
2. 60
1. 80
3. 06
65
76. 3
190
85
100
185
25
220
155
130
4
15
M 12
14
1. 76
3. 51
2. 35
4. 10
80
89. 1
215
95
110
205
28
245
180
145
4
19
M 16
14
2. 22
4. 56
2. 96
5. 31
100
114. 3
265
120
130
250
35
300
200
165
8
19
M 16
16
3. 34
6. 34
4. 44
7. 44
125
139. 8
320
140
150
290
45
350
235
200
8
19
M 16
16
4. 75
8. 88
6. 32
10. 5
備考1. フランジは,JIS B 2221(5kgf/cm2鋼管差し込み溶接式フランジ)の規定による。
2. ふたにあける管差し込み穴の要否は,注文者が指定する。
3
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図 2
部品番号
部品名称
材 料
1
本 体
JIS G 3101のSS 41
2
出口管
JIS G 3452のSGP
3
フランジ
4
溶接ふた
JIS G 3101のSS 41
5
開きふた
6
鋼製丁番
JIS A 5501の規定による。
備考 注文者の指定がある場合は,亜鉛めっきを施す。
4
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
船舶部会 機関ぎ装専門委員会 構成表
氏名
所属
(委員会長)
今 井 清
財団法人日本海事協会
栗 山 劭
運輸省船舶局
星 野 友 慶
防衛庁技術研究本部
若曽根 和 之
工業技術院標準部
荻 野 義 治
財団法人日本船舶標準協会
百合草 正 韶
船伯整備公団
青 木 英 一
三菱重工業株式会社横浜造船所
沖 田 幸 治
日立造船株式会社第一造船基本設計部
黒 田 耕
三井造船株式会社玉野造船所
陣 駒 美 登
佐世保重工業株式会社佐世保造船所
洲 崎 薫
川崎重工業株式会社神戸造船事業部
戸 島 達 雄
日本鋼管株式会社清水造船所
望 月 峻 右
石川島播磨重工業株式会社横浜第二工場
米 田 正 春
住友重機械工業株式会社浦賀造船所
岡 嶋 節 夫
昭和海運株式会社
浜 田 績
日本郵船株式会社
(事務局)
石 井 清 次
工業技術院標準部機械規格課
江 口 信 彦
工業技術院標準部機械規格課