2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
F 6720-1995
船用油圧かじ取機工場試験方法
Shop test method for shipsʼ hydraulic steering gears
1. 適用範囲 この規格は,JIS F 6721の適用範囲に示すポンプを備える油圧かじ取機の工場試験方法に
ついて規定する。
備考 この規格の引用規格を次に示す。
JIS F 6721 船用油圧かじ取機用油圧ポンプ工場試験方法
2. 試験方法及び試験の種類 かじ取試験は,かじ軸には負荷しないで,使用区分(1)において図1に示す
かじ取法で行い,各回とも,その作動状況及び操縦追求装置の適否などを調査する。
なお,適当な方法で,かじ停止角度を確認する。
注(1) 使用区分とは,常用の油圧ポンプと油圧シリンダの使用組合せをいう。
図1 かじ取法
3. 試験装置 試験装置は,船内装置状態とほぼ等しく装備する(図2参照)。
図2 油圧かじ取機(4油圧シリンダ形)(例)
2
F 6720-1995
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4. 主要要目表及び試験成績表 主要要目表及び試験成績表は,表1及び表2による。
表1 油圧かじ取機主要要目表(例)
かじ取機形式:
要目
単位
要目値
計画トルク
m・kN
かじ取速度
(2)
かじ軸からラム中心まで
mm
ラム直径
mm
かじ使用最大角度 (70°) のときの行程
mm
注(2) 度/sで表す。
表2 油圧かじ取機工場試験成績表(例)
試
験
年
月
日
試験の種類
かじ取法
か
じ
作
動
時
間
か
じ
実
際
角
度
最
高
油
圧
力
油
圧
シ
リ
ン
ダ
電動機(直流・交流の別)
記事
使
用
区
分
油
圧
ポ
ン
プ
油
圧
シ
リ
ン
ダ
回
転
速
度
電
圧
電
流
入
力
1
2
3
4
1
2
1
2
1
2
1
2
s
度
MPa
min-1
V
A
kW
備考1. 原動機が電動機以外のものは,表2に準じて記載する。
2. かじ作動時間は,②だけ35°から反対玄35°に転だ中,35°から反対玄30°までの時間とする。
3
F 6720-1995
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
船舶部会 甲板補機専門委員会 構成表(昭和54年5月1日改正のとき)
氏名
所属
(委員会長)
成 毛 竹 夫
財団法人日本海事協会
栗 山 劭
運輸省船舶局
仲井真 弘 多
工業技術院標準部
草 野 博
財団法人日本船舶標準協会
柏 木 十三郎
株式会社アジア船舶工業社
百合草 正 韶
船舶整備公団
岡 沢 治
川崎重工業株式会社西神戸工場
福 永 靖 夫
三菱重工業株式会社原動機事業本部
夫津木 武
辻産業株式会社技術部
奥 山 孝 志
社団法人日本中型造船工業会
奥 田 清 人
株式会社福島製作所船用基本設計部
毛 利 武 弘
大阪商船三井船舶株式会社工務部
田 中 英 夫
住友重機械工業株式会社船舶本部
中 西 一 雄
日本鋼管株式会社本社造船基本設計部
吉 田 真 哉
三井造船株式会社船舶海洋プロジェクト事業本部
浅 井 孝 雄
日本郵船株式会社工務部
平 野 泰 直
石川島播磨重工業株式会社船舶事業本部
森 川 卓
社団法人日本船主協会
長谷川 和 男
株式会社上野運輸商会
山 川 信 雄
林兼造船株式会社
(事務局)
石 井 清 次
工業技術院標準部機械規格課
池 川 澄 夫
工業技術院標準部機械規格課
(事務局)
小 林 秋 穂
工業技術院標準部機械規格課(平成2年7月5日改正のとき)
山 形 智 幸
工業技術院標準部機械規格課(平成2年7月5日改正のとき)
(事務局)
高 橋 潔
工業技術院標準部機械規格課(平成7年3月28日改正のとき)