F 3425 : 1999
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,運輸大臣が改正した日本工
業規格である。
これによって,JIS F 3425 : 1968は改正され,この規格に置き換えられる。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
F 3425 : 1999
船用信号旗滑車
Shipbuilding−Steel blocks for signal flags
1. 適用範囲 この規格は,船に用いる信号旗滑車について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS B 0205 メートル並目ねじ
JIS B 1181 六角ナット
JIS B 1351 割りピン
JIS G 4303 ステンレス鋼棒
JIS G 4304 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
3. 種類 信号旗滑車の種類は,材料によって,表1の2種類とする。
表1 信号旗滑車の種類
種類
材料
A形
鋼板
B形
ステンレス鋼板
4. 材料 信号旗滑車の材料は,表2のとおりとする。
表2 信号旗滑車の材料
部品番号
部品名称
材料
A形
B形
1
外帯
鋼板
JIS G 4304又はJIS G 4305のSUS304
2
スイベルアイ
棒鋼
JIS G 4303のSUS304
3
シーブ
黄銅
黄銅
4
ピン
黄銅棒
黄銅棒
六角ナット
棒鋼
JIS G 4303のSUS304
5
ナット
棒鋼
JIS G 4303のSUS304
6
座金
黄銅板
黄銅板
7
割りピン
黄銅丸線
黄銅丸線
5. 構造,形状及び寸法 構造,形状及び寸法は,付図1によるほか,次による。
a) 六角ナットは,JIS B 1181による。
b) ねじは,JIS B 0205による。
2
F 3425 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
c) 割りピンは,JIS B 1351による。
6. 表面処理 鋼製部品には亜鉛めっきを施す。
7. 製品の呼び方 製品の呼び方は,規格名称,種類による。ただし,規格名称の代わりに規格番号を用
いてもよい。
例 船用信号旗滑車 A形 又はJIS F 3425 A形
付図1 構造,形状及び寸法
3
F 3425 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
船体部会/外ぎ装専門分科会 構成表
氏名
所属
(専門分科会長)
野 津 康 生
三菱重工業株式会社
(委員)
菊 水 増 男
財団法人日本海事協会
新 居 俊 三
株式会社太洋マリンマネージメント
山 本 晃
八馬汽船株式会社
久保崎 浩
石川島播磨重工業株式会社
太 田 美 樹
川崎重工業株式会社
安孫子 玲一郎
日立造船株式会社
叶 耕 治
三井造船株式会社
長 田 敏 之
住友重機械工業株式会社
村 田 富 夫
NKK
小 宮 守
株式会社サノヤス・ヒシノ明昌
松 浦 昭 二
幸陽船渠株式会社
河 野 健 二
常石造船株式会社
島 居 貞 博
尾道錨製造株式会社
下 川 晃 正
日本機械製鎖株式会社
山 本 繁 樹
濱中製鎖工業株式会社
園 田 輝 一
株式会社園田滑車工業所
内 山 幸 治
株式会社立野製作所
木 舟 伸 彦
株式会社寺本鉄工所
村 上 伸 夫
株式会社福島製作所
宮 城 清 明
辻産業株式会社
吉 本 耕 三
内外製鋼株式会社
溝 口 徹 也
清本鐵工株式会社
笹 重 悦 朗
株式会社共立機械製作所
安 藤 次 郎
石川島播磨重工業株式会社
蔵 並 喜 孝
三菱重工業株式会社
秦 謙太郎
川崎重工業株式会社
(事務局)
久 保 明 博
財団法人日本船舶標準協会