2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
F 2407-1987
マッシュルーム通風筒
Mushroom Ventilators
1. 適用範囲 この規格は,船に用いるマッシュルーム通風筒(以下,通風筒という。)について規定する。
引用規格:
JIS B 0205 メートル並目ねじ
JIS B 0216 メートル台形ねじ
JIS B 1180 六角ボルト
JIS B 1181 六角ナット
JIS B 2601 ハンドル車
JIS B 2804 C形止め輪
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3454 圧力配管用炭素鋼鋼管
関連規格 JMS 3905 船用金網取付要領
JMS 3906 船用金網適用基準
2. 種類 通風筒の種類は,構造及び呼び径範囲によって,次の表のとおりとする。
表
種類
軸流ファン
風雨密閉鎖装置
呼び径範囲
付けられるもの 付けられないもの
あり
なし
BA 形
−
○
○
−
150〜500
BB 形
−
○
○
−
350〜1 500
BC 形
−
○
−
○
350〜1 500
BD 形
○
−
○
−
350〜1 500
BE 形
○
−
−
○
350〜1 500
3. 構造,形状,寸法及び材料 通風筒の構造,形状,寸法及び材料は,付図1〜5による。
4. 製品の呼び方 通風筒の呼び方は,規格名称,種類及び呼び径による。ただし,規格名称の代わりに
規格番号を用いてもよい。
例: マッシュルーム通風筒BA形150又はJIS F 2407 BA 150
2
F 2407-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図1 BA形組立図
3
F 2407-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図1(続き)
単位 mm
呼び径
コーミング
かさ
リフト
ねじ棒
止めねじ
軸受
回転止め
参考
D
D1
D2
H
L
d
l
d1
l1
D3
h
d2
l2
計算質量
(kg)
150
150
240
130
100
40
M22
190
M 6
10
45
40
M10
70
6.2
200
200
310
180
110
50
200
80
8.8
250
250
380
230
125
65
M24
225
M 8
12
50
50
90
12.6
300
300
460
280
135
75
235
M12
105
16.7
350
350
530
330
150
90
M30
260
60
60
115
22.2
400
400
600
380
160
100
270
125
26.8
450
450
680
430
175
115
TM36
295
15
75
75
140
32.2
500
500
750
730
185
125
TM40
305
150
38.5
部品番号
部品名称
材料
1
かさ
鋼板
2
コーミング
JIS G 3101のSS 41又は
JIS G 3454のSTPG 38
3
ねじ棒
黄銅又はステンレス鋼
4
ガスケット
耐老化性ゴム
5
軸受
鋼板及び棒鋼
6
ガスケット押さえ
鋼板
7
頭部用ナット
棒鋼
8
止めねじ
黄銅
9
回転止め
ボルト
黄銅又はステンレス鋼
ナット
ステンレス鋼
10
ブシュ
黄銅
11
金網
ステンレス鋼
12
アイプレート
鋼板
備考1. コーミングの板厚 (t) は船級協会規則に定められた板厚による。
2. d,d1及びd2部のねじは,JIS B 0205(メートル並目ねじ),頭部用ナット及び回転止めのナットは,JIS B 1181
(六角ナット)の附属書の1種の規定による。
3. かさコーナ部の形状は,C−Cの(a)又は(b)のいずれでもよい。
4. ねずみよけ,防虫又は防火金網を必要とする場合は,図示の位置に取り付ける。
5. コーミングの高さは,注文者の指定による。
6. 計算質量には,コーミングを含まない。
7. コーミングの取付部の溶接は,必要に応じ両面溶接とする。
参考 備考4.の金網取付要領については,日本船舶標準協会規格JMS 3905(船用金網取付要領),金網の適用につい
ては,日本船舶標準協会規格JMS 3906(船用金網適用基準)を参照のこと。
4
F 2407-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図2 BB形組立図
5
F 2407-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図2(続き)
6
F 2407-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図2(続き)
単位 mm
呼び径
コーミ
ング
かさ
ハンド
ル車
ハンドル軸
D
D1
H
h
h1
h2
D2
L
a
d
d1
d2
d3
350
350
610
310
90
70
50
200
472
17
TM30
20
30
M16
400
400
700
345
105
90
280
504
22
TM36
25
36
M20
450
450
790
375
110
534
500
500
880
405
130
315
579
27
TM40
28
40
M24
550
550
970
435
150
609
600
600 1 050
470
120
165
649
650
650 1 140
500
185
60
679
700
700 1 230
520
205
699
750
750 1 310
540
220
719
800
800 1 400
560
140
240
739
850
850 1 490
580
260
70
759
900
900 1 570
600
275
355
793
30
TM45
32
45
950
950 1 660
620
295
813
1 000 1 000 1 750
640
315
90
833
1 100 1 100 1 920
680
350
873
1 200 1 200 2 090
720
385
913
1 300 1 300 2 260
760
420
953
1 400 1 400 2 430
800
455
400
995
32
1 500 1 500 2 600
840
490
1 035
呼び径
ハンドル軸
ブラケット
軸受支え腕
風雨密
ふた
六角ボルト・
ナット
参考
l
l1
l2
l3
l4
h3
l6
h4
h5
h6
d4
l5
計算質量
(kg)
350
230
160
28
26
18
50
90
80
80
50
M12
29
60.6
400
250
33
30
21
60
120
100
60
M16
32
78.8
450
280
43
32
24
96.8
500
310
117.5
550
340
136.6
600
380
80
120
100
80
158.5
650
400
170
182.1
700
420
204.0
750
440
225.1
800
460
100
150
120
100
M20
35
252.7
850
470
180
279.6
900
490
53
36
308.4
950
510
336.8
1 000
510
200
369.9
1 100
550
464.9
1 200
590
534.6
1 300
630
609.2
1 400
670
38
180
M24
38
624.2
1 500
710
703.4
7
F 2407-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図2(続き)
部品番号
部品名称
材料
1
かさ
鋼板
2
ブラケット
3
六角ボルト
棒鋼
4
六角ナット
5
コーミング
JIS G 3101のSS 41
6
C形止め輪
鋼板
7
風雨密ふた
8
ハンドル車
鋳鉄
9
軸受
棒鋼
10
ハンドル軸
黄銅
11
軸受
棒鋼
12
可動ナット
13
指示棒
14
ガイド
鋼板
15
ガスケット
耐老化性ゴム
16
軸受支え腕
鋼板
17
アイプレート
18
ブシュ
黄銅
19
ブシュ
20
ブシュ
21
六角ナット
22
金網
ステンレス鋼
備考1. コーミングの板厚 (t) は,船級協会規則に定められた板厚による。
2. d部のねじは,JIS B 0216(メートル台形ねじ)の附属書,d4部のねじは,JIS B 0205,六角ボルトは,JIS B 1180
(六角ボルト),六角ナットは,JIS B 1181の附属書の1種,C形止め輪は,JIS B 2804(C形止め輪)の規定
による。
3. ハンドル車は,JIS B 2601(ハンドル車)の1号角穴による。
4. かさ及び風雨密ふたのコーナ部の形状は,C−Cの(a)又は(b)のいずれでもよい。
5. かさのスチフナ及びブラケットの本数は,呼び径1 000以下では6本,呼び径1 100以上では8本とする。
6. 風雨密ふたのスチフナ及び軸受支え腕の本数は,呼び径1 000以下では3本,呼び径1 100以上では4本とす
る。
7. ねずみよけ,防虫又は防火金網を必要とする場合は,図示の位置に取り付ける。
8. 鋼製の六角ボルト及び六角ナットには亜鉛めっきを施す。
9. コーミングの高さは,注文者の指定による。
10. コーミングの取付部の溶接は,必要に応じ両面溶接とする。
11. 計算質量は,コーミング及びアイプレートを含まない。
参考 備考7.の金網取付要領については,日本船舶標準協会規格JMS 3905,金網の適用については,日本船舶標準協
会規格JMS 3906を参照のこと。
8
F 2407-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図3 BC形組立図
備考1. ダンパの軸貫通部が水密になっていない場合は,ダンパの取付位置は規則で要求されるコーミ
ング高さより高い位置に取り付けなければならない。
2. 必要に応じて,回転部にグリスニップルを取り付けてもよい。
9
F 2407-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図3(続き)
単位 mm
呼び径
コーミング
かさ
ブラケット
六角ボルト・ナット
参考
D
D1
H
h
h1
h2
h3
l1
d
l
計算質量
(kg)
350
350
610
310
105
70
50
50
90
M12
29
42.5
400
400
700
345
90
60
120
M16
32
55.9
450
450
790
375
110
68.6
500
500
880
405
130
83.0
550
550
970
435
150
98.8
600
600
1 050
470
120
165
80
116.0
650
650
1 140
500
185
60
135.5
700
700
1 230
520
205
153.5
750
750
1 310
540
220
170.5
800
800
1 400
560
140
240
100
M20
35
192.1
850
850
1 490
580
260
70
214.5
900
900
1 570
600
275
234.5
950
950
1 660
620
295
257.8
1 000
1 000
1 750
640
315
90
285.1
1 100
1 100
1 920
680
350
363.6
1 200
1 200
2 090
720
385
421.2
1 300
1 300
2 260
760
420
482.9
1 400
1 400
2 430
800
455
M24
38
514.7
1 500
1 500
2 600
840
490
581.4
部品番号
部品名称
材料
1
かさ
鋼板
2
ブラケット
3
六角ボルト
棒鋼
4
六角ナット
5
コーミング
JIS G 3101のSS 41
6
ダンパ
棒鋼及び鋼板
7
アイプレート
鋼板
8
金網
ステンレス鋼
備考1. コーミングの板厚 (t) は船級協会規則に定める板厚とする。
2. 六角ボルトは,JIS B 1180,六角ナットは,JIS B 1181の附属書の1種の規定による。
3. かさコーナ部の形状は,C−Cの(a)又は(b)のいずれでもよい。
4. かさのスチフナ及びブラケットの本数は,呼び径1 000以下では6本,呼び径1 100以上では8本とする。
5. ねずみよけ,防虫又は防火金網を必要とする場合は,図示の位置に取り付ける。
6. 六角ボルト及び六角ナットには亜鉛めっきを施す。
7. コーミングの高さ及びダンパの装備は,注文者の指定による。
8. コーミングの取付部の溶接は,必要に応じ両面溶接とする。
9. 計算質量は,コーミング,アイプレート及びダンパを含まない。
参考 備考5.の金網取付要領については,日本船舶標準協会規格JMS 3905,金網の適用については,日本船舶標準協
会規格JMS 3906を参照のこと。
10
F 2407-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図4 BD形組立図
11
F 2407-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図4(続き)
12
F 2407-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図4(続き)
単位 mm
呼び径
コーミ
ング
かさ
ハンド
ル車
ハンドル軸
D
D1
H
h
h1
h2
D2
L
a
d
d1
d2
d3
350
350
610
310
90
70
50
200
472
17
TM 30
20
30
M 16
400
400
700
345
105
90
280
504
22
TM 36
25
36
M 20
450
450
790
375
110
534
500
500
880
405
130
315
579
27
TM 40
28
40
M 24
550
550
970
435
150
609
600
600
1 050
470
120
165
649
650
650
1 140
500
185
60
679
700
700
1 230
520
205
699
750
750
1 310
540
220
719
800
800
1 400
560
140
240
739
850
850
1 490
580
260
70
759
900
900
1 570
600
275
355
793
30
TM 45
32
45
950
950
1 660
620
295
813
1 000
1 000
1 750
640
315
90
833
1 100
1 100
1 920
680
350
873
1 200
1 200
2 090
720
385
913
1 300
1 300
2 260
760
420
953
1 400
1 400
2 430
800
455
400
995
32
1 500
1 500
2 600
840
490
1 035
呼び径
ハンドル軸
ブラケット
軸受支え腕
風雨密
ふた
六角ボルト・
ナット
参考
l
l1
l2
l3
l4
h3
l5
h4
h5
h6
d4
l5
計算質量
(kg)
350
230
160
28
26
18
50
90
80
80
50
M12
29
80.3
400
250
33
30
21
60
120
100
60
M16
32
102.0
450
280
117.3
500
310
43
32
24
140.2
550
340
161.6
600
380
80
120
100
80
190.5
650
400
170
216.7
700
420
241.3
750
440
265.1
800
460
100
150
120
100
M20
35
303.2
850
470
180
333.3
900
490
53
36
365.2
950
510
396.8
1 000
510
200
433.0
1 100
550
534.3
1 200
590
610.4
1 300
630
691.3
1 400
670
38
180
M24
38
761.7
1 500
710
858.7
13
F 2407-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図4(続き)
部品番号
部品名称
材料
1
かさ
鋼板
2
ブラケット
3
六角ボルト
棒鋼
4
六角ナット
5a
下部コーミング
JIS G 3101のSS 41
5b
上部コーミング
鋼板
6
C形止め輪
7
風雨密ふた
8
ハンドル車
鋳鉄
9
軸受
棒鋼
10
ハンドル軸
黄銅
11
軸受
棒鋼
12
可動ナット
13
指示棒
14
ガイド
鋼板
15
ガスケット
耐老化性ゴム
16
軸受支え腕
鋼板
17
アイプレート
18
ブシュ
黄銅
19
ブシュ
20
ブシュ
21
六角ナット
22
金網
ステンレス鋼
備考1. 下部コーミングの板厚 (t) は,船級協会規則に定める板厚とする。上部コーミングの板厚 (t1) は,原則とし
て4.5〜8 mmとし,下部コーミングの1部とみなす場合は,船級協会規則に定める板厚とする。
2. d部のねじは,JIS B 0216の附属書,d4部のねじは,JIS B 0205,六角ボルトは,JIS B 1180,六角ナットは,
JIS B 1181の附属書の1種,C形止め輪は,JIS B 2804の規定による。
3. ハンドル車は,JIS B 2601(ハンドル車)の1号角穴による。
4. かさ及び風雨密ふたのコーナ部の形状は,C−Cの(a)又は(b)のいずれでもよい。
5. かさのスチフナ及びブラケットの本数は,呼び径1 000以下では6本,呼び径1 100以上では8本とする。
6. 風雨密ふたのスチフナ及び軸受支え腕の本数は,呼び径1 000以下では3本,呼び径1 100以上では4本とす
る。
7. ねずみよけ,防虫又は防火金網を必要とする場合は,図示の位置に取り付ける。
8. 鋼製の六角ボルト及び六角ナットには亜鉛めっきを施す。
9. コーミングの高さは,注文者の指定による。
10. コーミングの取付部の溶接は,必要に応じ両面溶接とする。
11. 計算質量は,下部コーミング及びアイプレートを含まない。
参考 備考7.の金網取付要領については,日本船舶標準協会規格JMS 3905,金網の適用については,日本船舶標準協
会規格JMS 3906を参照のこと。
14
F 2407-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図5 BE形組立図
備考1. ダンパの軸貫通部が水密になっていない場合は,ダンパの取付位置は規則で要求されるコーミ
ング高さより高い位置に取り付けなければならない。
2. 必要に応じて,回転部にグリスニップルを取り付けてもよい。
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F 2407-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図5(続き)
単位mm
呼び径
コーミング
かさ
ブラケット
六角ボルト・ナット
参考
D
D1
H
h
h1
h2
h3
l1
d
l
計算質量
(kg)
350
350
610
310
105
70
50
50
90
M 12
29
59.4
400
400
700
345
90
60
120
M 16
32
74.4
450
450
790
375
110
86.8
500
500
880
405
130
103.2
550
550
970
435
150
121.1
600
600
1 050
470
120
165
80
142.0
650
650
1 140
500
185
60
163.7
700
700
1 230
520
205
183.9
750
750
1 310
540
220
203.1
800
800
1 400
560
140
240
100
M 20
35
230.0
850
850
1 490
580
260
70
254.7
900
900
1 570
600
275
277.1
950
950
1 660
620
295
302.8
1 000
1 000
1 750
640
315
90
332.5
1 100
1 100
1 920
680
350
415.7
1 200
1 200
2 090
720
385
478.0
1 300
1 300
2 260
760
420
544.5
1 400
1 400
2 430
800
455
M 24
38
586.2
1 500
1 500
2 600
840
490
657.6
部品番号
部品名称
材料
1
かさ
鋼板
2
ブラケット
3
六角ボルト
棒鋼
4
六角ナット
5a
下部コーミング
JIS G 3101のSS 41
5b
上部コーミング
鋼板
6
ダンパ
棒鋼及び鋼板
7
アイプレート
鋼板
8
金網
ステンレス鋼
備考1. 下部コーミングの板厚 (t) は,船級協会規則に定める板厚とする。上部コーミングの板厚 (t1) は,原則とし
て4.5〜8 mmとし,下部コーミングの1部とみなす場合は,船級協会規則に定める板厚とする。
2. 六角ボルトは,JIS B 1180,六角ナットは,JIS B 1181の附属書の1種の規定による。
3. かさコーナ部の形状は,C−Cの(a)又は(b)のいずれでもよい。
4. かさのスチフナ及びブラケットの本数は,呼び径1 000以下では6本,呼び径1 100以上では8本とする。
5. ねずみよけ,防虫又は防火金網を必要とする場合は,図示の位置に取り付ける。
6. 六角ボルト及び六角ナットには亜鉛めっきを施す。
7. コーミングの高さ及びダンパの装備は,注文者の指定による。
8. コーミングの取付部の溶接は,必要に応じ両面溶接とする。
9. 計算質量は,下部コーミング,アイプレート及びダンパを含まない。
参考 備考5.の金網取付要領については,日本船舶標準協会規格JMS 3905,金網の適用については,日本船舶標準協
会規格JMS 3906を参照のこと。