2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
F 2305-1983
船用鋼製非風雨密戸
Ships' Non−Weathertight Steel Doors
1. 適用範囲 この規格は,船の倉庫などの出入口に用いる鋼製非風雨密戸について規定する。
引用規格:
JIS B 1353 先割りテーパピン
2. 構造,形状,寸法及び材料 鋼製非風雨密戸の構造,形状,寸法及び材料は,付図1〜3のとおりとす
る。
3. 製品の呼び方 鋼製非風雨密戸の呼び方は,規格名称,呼び番号及び開き方(右開きの場合はR,左
開きの場合はL)による。ただし,規格名称の代わりに規格番号を用いてもよい。
例: 船用鋼製非風雨密戸16060 R又はJIS F 2305 16060 R
2
F 2305-1983
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図1 船用鋼製非風雨密戸
備考1. 図は,右開き (R) を示す。左開き (L) の場合は,金物の配置を正反対とする。
2. 戸の材料は,鋼板とする。
3. 戸には必要に応じて,フックを取り付ける。
4. 戸にはクリップ又はリムロックのいずれを使用してもよい。
5. 防振ゴムの材料は,合成ゴムとする。取付けは,小ねじによってもよいが,その場合は,防振ゴムの寸法に
注意すること。
6. 戸板の隅部は,角としてもよい。
3
F 2305-1983
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図2 船用鋼製非風雨密戸クリップ
部品番号
部品名称
材料
1
ハンドル
棒鋼
2
ハンドル
棒鋼
3
座
棒鋼
4
アイ
鋼板
5
くさび座
鋼板
6
先割りテーパピン
JIS B 1353の規定によ
る。
備考 部品番号1,2及び4には,亜鉛めっきを施す。
4
F 2305-1983
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図3 船用鋼製非風雨密戸ヒンジ
部品番号
部品名称
材料
1
本体
鋼板
2
ピン
黄銅
備考 本体には亜鉛めっきを施す。
5
F 2305-1983
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
船舶部会 船用通路開口専門委員会 構成表
氏名
所属
(委員会長)
宇都宮 達 男
財団法人日本海事協会
土 屋 睦 夫
運輸省船舶局
大久保 和 夫
工業技術院標準部
草 野 博
財団法人日本船舶標準協会
高 橋 正之助
株式会社アジア船舶工業社
奥 山 孝 志
社団法人日本中型造船工業会
立 野 勝 彦
株式会社立野製作所
寺 本 守 三
株式会社寺本鉄工所
天 方 博 昭
日立造船株式会社広島工場
今 井 弘 次
住友重機械工業株式会社船舶海洋事業本部
片 桐 靖 夫
三菱重工業株式会社神戸造船所
田 村 元
石川島播磨重工業株式会社船舶海洋事業本部
長谷川 照 一
日本鋼管株式会社重工事業部
山 本 正 和
川崎重工業株式会社船舶事業本部
(事務局)
石 井 清 次
工業技術院標準部機械規格課
鈴 木 一 規
工業技術院標準部機械規格課