2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
F 2052-1987
リセス形タグビット
Recess Type Tug Bitts
1. 適用範囲 この規格は,パナマ運河航行船又は一般船に装備するリセス形タグビット(以下,タグビ
ットという。)について規定する。
引用規格:
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3454 圧力配管用炭素鋼鋼管
JIS G 5102 溶接構造用鋳鋼品
2. 種 類 タグビットの種類は,材料によって区分し,表1のとおりとする。
表 1
種 類
材 料
A 形
鋳 鋼
B 形
鋼 管
3. 構造,形状及び寸法 タグビットの構造,形状及び寸法は,付図1及び付図2のとおりとする。
4. 材 料 タグビットの材料は,表2のとおりとする。
表 2
種類
部品番号
部品名称
材 料
A
形
本体
JIS G 5102のSCW 42*
B 形
1
本体
JIS G 3454のSTPG 38*
2
頂板
JIS G 3101のSS 41
3
チルストリップ JIS G 3101のSS 41
備考 *印が付いている材料は,船級協会から要求がある場合は,船
級協会の規則による。
5. 外 観 タグビットの外観は,表面が滑らかで,有害な鋳巣,鋳ばり,砂焼付き,割れ,きず,さび
などがあってはならない。
6. 製品の呼び方 タグビットの呼び方は,製品名称,種類による。ただし,製品名称の代わりに規格番
号を用いてもよい。
例: リセス形タグビットA形,又はJIS F 2052A形
2
F 2052-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図1 A 形
3
F 2052-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図2 B 形
4
F 2052-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
船舶部会 けい船用器具専門委員会 構成表
氏 名
所 属
(委員会長)
増 本 敞
三菱重工業株式会社神戸造船所
佐々木 博 通
運輸省海上技術安全局
飛 田 勉
工業技術院標準部
網 本 汀 司
財団法人日本船舶標準協会
臼 居 勲
社団法人日本船主協会
岡 実
財団法人日本海事協会技術研究所
島 田 尚 信
船舶整備公団工務部
高 橋 正之助
本田造船株式会社
内 山 幸 治
株式会社立野製作所
萩 原 博 信
社団法人日本中型造船工業会
坂 倉 勝 彦
住友重機械工業株式会社船舶海洋鉄構事業本部
澤 村 孝 之
日立造船株式会社舞鶴工場
寺 本 守 三
株式会社寺本鉄工所
斉 藤 忠 文
三井造船株式会社玉野造船工場
野 本 喬
佐世保重工業株式会社造船設計部
長谷川 照 一
日本鋼管株式会社海洋・鉄構事業部
真 鍋 尚 男
川崎重工業株式会社船舶事業本部
南 哲 男
ジャパンライン株式会社工務部
(事務局)
池 上 稔
工業技術院標準部機械規格課
田 仲 信 夫
工業技術院標準部機械規格課