2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
F 2017-1982
パナマチョック
Panama Chocks
1. 適用範囲 この規格は,船に用いるパナマチョックについて規定する。
引用規格:
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3106 溶接構造用圧延鋼材
JIS G 5101 炭素鋼鋳鋼品
2. 種類 パナマチョックの種類は,次の表の4種類とする。
表
種類
材料
適用
AC形
鋳鋼
デッキ付き
AP形
鋼板
BC形
鋳鋼
ブルワーク付き
BP形
鋼板
3. 構造,形状及び寸法 パナマチョックの構造,形状及び寸法は,付図1〜4のとおりとする。
4. 材料 パナマチョックの材料は,JIS G 5101(炭素鋼鋳鋼品)のSC42,JIS G 3101(一般構造用圧延
鋼材)のSS41又はJIS G 3106(溶接構造用圧延鋼材)のSM41とする。
5. 製品の呼び方 パナマチョックの呼び方は,規格名称,種類及び呼び寸法による。ただし,規格名称
の代わりに規格番号を用いてもよい。
例:パナマチョック AC形310又はJIS F 2017 AC 310
2
F 2017-1982
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図1 AC形
単位 mm
呼び
寸法 L
L1
L2
L3
L4
L5
D
H1
H2
H3
R1
R2
R3
R4
R5
K
T
参考
計算質量
(kg)
310 310 199 105 310 708 652
38
639 541 199 329 231 140 142 195
15
32
253
360 360 200 130 360 760 704
40
640 542 200 330 232 138 140 192
15
34
289
400 400 202 150 400 804 750
44
642 545 202 332 235 134 136 185
20
36
323
450 450 203 175 450 856 802
46
643 547 203 333 237 132 134 182
20
38
351
500 500 204 200 500 908 854
48
644 549 204 334 239 130 132 180
20
40
395
3
F 2017-1982
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図2 AP形
単位 mm
呼び寸法
L
L1
L2
L3
L4
参考
計算質量 (kg)
310
310
85
155
670
620
190
360
360
110
180
720
670
207
備考1. 太字は規定寸法,その他は参考寸法を示す。
2. リブは必要に応じ位置を変えるか,数を増してもよい。
4
F 2017-1982
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図3 BC形
単位 mm
呼び
寸法
L
L1
L2
L3
D
H1
H2
H3
R1
R2
R3
R4
R5
K
T
参考
計算質量
(kg)
310
310
212
734
652
38
212
684
462
342
231
148
140
195
15
32
276
360
360
214
788
704
40
214
688
464
344
232
146
138
192
15
34
305
400
400
216
832
750
44
216
692
470
346
235
144
134
185
20
36
344
450
450
218
886
802
46
218
696
474
348
237
142
132
182
20
38
385
500
500
220
940
854
48
220
700
478
350
239
140
130
180
20
40
422
備考 図中の※印ストッパは,注文者が不要と認める場合は取り付けなくても差し支えない。
5
F 2017-1982
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図4 BP形
単位 mm
呼び寸法
L
L1
L2
参考
計算質量 (kg)
310
310
702
620
184
360
360
752
670
193
備考1. 図中の※印ストッパは,注文者が不要と
認める場合は取り付けなくても差し支
えない。
2. 太字は規定寸法を示す。
3. リブは必要に応じ位置を変えるか,数を
増してもよい。
6
F 2017-1982
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
船舶部会 けい船用器具専門委員会 構成表
氏名
所属
(委員会長)
片 桐 靖 夫
三菱重工業株式会社神戸造船所
土 屋 睦 夫
運輸省船舶局
大久保 和 夫
工業技術院標準部
草 野 博
財団法人日本船舶標準協会
加 藤 宣 弘
財団法人日本海事協会
高 橋 正之助
株式会社アジア船舶工業社
百合草 正 韶
船舶整備公団
奥 山 孝 志
社団法人日本中型造船工業会
立 野 勝 彦
株式会社立野製作所
寺 本 守 三
株式会社寺本鉄工所
澤 村 孝 之
日立造船株式会社舞鶴工場
今 井 弘 次
住友重機械工業株式会社船舶海洋本部
長谷川 照 一
日本鋼管株式会社船舶海洋本部
辻 野 尅 弘
三井造船株式会社玉野事業所
山 本 正 和
川崎重工業株式会社神戸設計部
野 本 喬
佐世保重工業株式会社
青 山 俊 久
ジャパンライン株式会社
(事務局)
石 井 清 次
工業技術院標準部機械規格課
鈴 木 一 規
工業技術院標準部機械規格課