2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
F 2006-1976
オープンチョック
Open Chocks
1. 適用範囲 この規格は,船に用いるオープンチョックについて規定する。
引用規格:
JIS G 3525 ワイヤロープ
JIS G 5101 炭素鋼鋳鋼品
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS L 2701 麻ロープ
2. 種類 種類は,材料によって区分し,次の表のとおりとする。
表
種 類
記 号
鋳鉄製
FC
鋳鋼製
SC
3. 構造,形状,寸法及び材料 構造,形状,寸法及び材料は,付図1及び付図2のとおりとする。
4. 製品の呼び方 製品の呼び方は,規格名称,種類及び呼び寸法による。ただし,規格名称の代わりに
規格番号を用いてもよい。
例: オープンチョック鋳鉄製150又はJIS F 2006 FC 150
オープンチョック鋳鋼製150又はJIS F 2006 SC 150
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F 2006-1976
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図1 鋳鉄製
単位 mm
呼
び
寸
法
本 体
取付ボルト穴
計算
質量
(kg)
適用ロープ径
(参考)
L
L1 a B
b
B1 H h h1
l
l1
l2
l3 R R1
r r1 r2 r3 t t1 t2
ボル
トの
ねじ
呼び
数 穴
径 P P1
ワイヤ
ロープ
(6×24)
麻ロ
ープ
合成
繊維
ロー
プ
150 150
40029
80
52 75
8525
28
60
60
65
4520 17037.510
95321525 25M20
32230 −
11.5
12 32
20
200 200
50034 110 60.5 110 10530
35
65
80
85
6022 21046.512 117442030 33M20
52232 −
19.0
14 38
24
250 250
60042 130
73 120 12535
42
70 110 105
7024 22055.514 139522232 40M20
62232 35
31.5
16 42
28
300 300
70050 150 89.5 140 14540
49
75 140 125
8032 22063.518 163602535 45M24
62640 40
47.0
18 50
32
350 350
80057 170 100 150 16045
55
80 165 14592.534 280
7020 190702838 48M24
62640 45
68.0
20 55
36
390 390
90065 190 112 160 17550
62
95 190 160 10034 33077.520 215803040 52M27
63050 55
91.0
22.4 60
42
420 420100079 210 131 190 19555
67 100 210 190 10534 38086.522 240903242 55M30
63350 55
130
22.4 60
42
備考1. 材料は,JIS G 5501(ねずみ鋳鉄品)のFC20による。
2. 計算質量には取付ボルトの質量は含まない。
3. 適用ロープのワイヤロープはJIS G 3525(ワイヤロープ)の4号 (6×24) ,麻ロープはJIS L 2701(麻ロープ)
の1類マニラロープ1種,合成繊維ロープはナイロンロープによる。
4. ロープのすれる面は,滑らかに仕上げる。
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F 2006-1976
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図2 鋳鋼製
単位 mm
呼
び
寸
法
L
L1
B B1 H
h
h1
l
l1
R
R1
r
r1
r2
r3
r4
t
t1
S
計算質量
(kg)
適用ロープ径(参考)
ワイヤ
ロープ
(6×24)
麻ロープ 合成繊維
ロープ
150150280
80
80
90
28
8
60
45
40160
35
10100
32
40
12
20
6
10.7 12
32
20
200200380110110116
35
8
84
58
55200
46
12136
44
55
16
24
6
18.1 14
38
24
250250460130130136
42
10114
68
65250
54
14160
52
65
18
26
6
29.2 16
42
28
300300540150150160
49
10140
80
75300
62
18180
60
75
20
28
8
44.0 18
50
32
350350620170170180
55
12170
90
85350
70
20205
70
85
22
30
8
64.0 20
55
36
400400700200200200
63
12200100100400
80
20230
83100
25
33
8
98.0 22.4
60
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備考1. 材料は,JIS G 5101(炭素鋼鋳鋼品)のSC42による。
2. 適用ロープのワイヤロープはJIS G 3525の4号 (6×24) ,麻ロープはJIS L 2701の1類マニラロープ1種,
合成繊維ロープはナイロンロープによる。
3. ロープのすれる面は,滑らかに仕上げる。
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F 2006-1976
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
船舶部会 ぎ装金物専門委員会 構成表(昭和43年4月1日改正のとき)
氏名
所属
(委員会長)
小 山 永 敏
横浜国立大学
青 野 章
株式会社立野製作所
新 倉 岩次郎
新倉工業株式会社
上 田 満 弘
株式会社上田鉄工所
井 上 英 治
日本鋼管株式会社鶴見造船所
田 付 僊 治
石川島播磨重工業株式会社船舶事業部(東京)
貫 名 貴 信
浦賀重工業株式会社浦賀工場
田 島 義 弘
日立造船株式会社
種 村 真 吉
川崎重工業株式会社
高 柳 武 雄
三井造船株式会社玉野造船所
柴 田 寛
石川島播磨重工業株式会社船舶事業部(相生)
菱 田 一 郎
日立造船株式会社因島工場
花 野 敏 夫
三菱重工業株式会社長崎造船所
村 上 栄
漁船協会
野 口 悌 三
日本船主協会
西 岡 正 美
日木造船工業会
中 村 寿
株式会社アジア船舶工業社
西 山 安 武
東京商船大学
高 橋 勇 吉
日本海事協会
林 茂
日本造船研究協会
梅 沢 春 雄
船舶技術研究所
大 和 佳 助
防衛庁装備局
小 島 誠太郎
水産庁生産部
船 橋 敬 三
運輸省船舶局
浜 田 昇
運輸省船舶局
佐 藤 美津雄
運輸省船舶局
松 川 安 一
工業技術院標準部
(関係者)
草 野 博
日本造船研究協会
(事務局)
木 内 貞 夫
工業技術院標準部機械規格課
前 川 武 也
工業技術院標準部機械規格裸
(事務局)
大久保 和 夫
工業技術院標準部機械規格課(昭和51年11月1日改正のとき)
江 口 信 彦
工業技術院標準部機械規格課(昭和51年11月1日改正のとき)