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F 0302 : 1998  

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,運輸大臣が改正した日本工

業規格である。 

これによって,JIS F 0302 : 1977は改正され,この規格に置き換えられる。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

F 0302 : 1998 

造船−小形船の通風ダクト 

防熱施工基準 

Shipbuilding−Standard practice for thermal insulation work for  

small shipsʼ airconditioning ducts 

1. 適用範囲 この規格は,小形船の冷暖房用通風ダクトの防熱施工基準について規定する。 

2. ダクト防熱の施工範囲 ダクト防熱は,冷暖房機出口から室内吹出し口までのダクト全般について施

工する。ただし,リターンダクトの防熱は,冷暖房区画外を通過する部分だけ施工する。 

3. 材料 材料は,この施工基準に示すもの,又はこれと同等以上の防熱効果のあるものとする。 

4. 施工基準 施工基準は,図1〜図6によることが望ましい。 

備考 浴室,調理室,洗面所,便所などの湿気の多い区画内の防熱表面仕上げは,防水塗装又は防水

テープ巻きをすることが望ましい。 

図1 一般用 

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F 0302 : 1998  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図2 機関室内 

図3 暴露甲板 

図4 甲板,鋼壁の貫通部(貫通金物付き) 

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F 0302 : 1998  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図5 甲板,鋼壁の貫通部(貫通金物なし) 

図6 天井内張り内などの隠ぺい部 

F 0302 : 1998  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

造船−小形船の通風ダクト防熱施工基準−原案作成委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

金 子 幸 雄 

学識経験者 

(委員) 

青 木 健 作 

船舶整備公団 

菊 地 陽 一 

学識経験者 

奥 山 孝 志 

学識経験者 

富 沢   茂 

社団法人日本中型造船工業会 

二 宮 利 道 

財団法人日本小型船舶工業会 

久 野 昇 一 

社団法人日本旅客船協会 

土 屋 貞 光 

エヌケーケー物流株式会社技術センター 

小柳津   武 

古野電気株式会社東京支社 

糸 山 直 之 

スカイアルミニウム株式会社 

菅 野 次 郎 

住友軽金属工業株式会社 

前 田   恂 

日本軽金属株式会社技術・開発本部 

利 光 一 紀 

有限会社利光設計事務所 

(関係者) 

竹 本 博 安 

運輸省船舶技術研究所 

宮 本   武 

運輸省船舶技術研究所 

田 中 義 照 

運輸省船舶技術研究所 

浜 口 喜 博 

軽金属押出開発株式会社 

丸 山 重 雄 

古河電気工業株式会社 

梅 本 俊 一 

株式会社神戸製鋼所 

天 谷 義 則 

昭和アルミニウム株式会社 

(事務局) 

小 郷 一 郎 

財団法人日本船舶標準協会