E 3012:2004
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本鉄道
電気技術協会(REEAJ)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業
標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS E 3012:1988は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
2
E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
1. 適用範囲 ························································································································ 1
2. 引用規格 ························································································································ 1
3. 図記号 ··························································································································· 1
3.1 閉そく装置 ··················································································································· 1
3.2 信号装置 ······················································································································ 1
3.3 転てつ装置 ··················································································································· 8
3.4 連動装置 ····················································································································· 11
3.5 列車制御装置 ··············································································································· 16
3.6 ブロックダイヤグラム ··································································································· 19
3.7 踏切保安装置 ··············································································································· 19
3.8 軌道回路 ····················································································································· 20
3.9 信号線路 ····················································································································· 21
3.10 電源装置 ···················································································································· 21
3.11 パイプ及びワイヤ装置 ·································································································· 22
3.12 リレー ······················································································································· 22
3.13 表示器,その他 ··········································································································· 23
3.14 接点 ·························································································································· 23
3.15 諸設備 ······················································································································· 27
3.16 その他 ······················································································································· 28
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
E 3012:2004
鉄道信号用図記号
Graphical symbols for railway signaling
1. 適用範囲 この規格は,鉄道信号の図面などに使用する図記号(以下,図記号という。)について規定
する。
備考 この規格では,破線は関連する他の図記号などを表している。
2. 引用規格 付表1に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成
する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
3. 図記号
3.1
閉そく装置
称及び区分
図記号
備考
通票受授器
受器
授器
3.2
信号装置
2
E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3.2.1
主信号機(入換信号機を除く)
名称及び区分
図記号
備考
多灯形
単灯形
場
内
,
出
発
及
び
閉
そ
く
信
号
機
3
位
式
停止,注意及び進行
信号を現示するも
の。
進行定位の信号機の
場合には,次の図記
号を用いる。
停止及び注意信号
を現示するもの。
停止定位の信号機の
場合には,次の図記
号を用いる。
停止,警戒及び注意
信号を現示するも
の。
保留現示の信号機の
場合には,次の図記
号を用いる。
停止,警戒及び進行
信号を現示するも
の。
信号現示に時素を付
けた場合には,次の
図記号を用いる。
停止,警戒,注意及
び進行信号を現示
するもの。
低柱信号機の場合に
は,次の図記号を用
いる。
停止,注意,減速及
び進行信号を現示
するもの。
けん垂形信号棒の場
合には,次の図信号
を用いる。
停止,警戒,注意,
減速及び進行信号
を現示するもの。
停止,注意,減速,
抑速及び進行信号
を現示するもの。
停止,警戒,注意,
減速,抑速及び進行
信号を現示するも
の。
停止,注意,進行及
び高速進行信号を
現示するもの。
停止,注意,減速,
進行及び高速進行
信号を現示するも
の。
3
E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備 考
色灯式
腕木式
多灯形
単灯形
場
内
,
出
発
信
号
機
2 位
式
(1)
半自動
電気色灯式信号機で停
止,警戒及び進行信号を
現示する場合には,次の
ような図記号を用いる。
半自動に準じる
もの(保留)(2)
電気式
機械式
単線
手動
電気式
機械式
単線
誘導信号機
灯列式
色灯式
注(1) 停止及び進行信号を現示するもの。
(2) (保留)とは保留の信号機に使用する場合をいう。以下,同じ。
4
E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3.2.2
入換信号機(入換標識との共用を含む)
名称及び区分
図記号
備考
3位式
2位式
電気式
灯列式
色灯式
灯列式
色灯式
半自動
単独
柱がない場合には,柱を書かない。
共用
半自動に準じる
もの(保留)。
単独
共用
手動
単独
共用
3.2.3
従属信号機
名称及び区分
図記号
備考
色灯式
多灯形
単灯形
遠方信号機(3)
電気式
電気色灯式信号機で注意,減速
及び進行信号を現示する場合に
は,次の図記号を用いる。
通過信号機(3)
電気式
機械式
単線
腕木式
中継信号機
注(3) 注意及び進行信号を現示するもの。
多灯形 単灯形
5
E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3.2.4
信号附属機
名称及び区分
図記号
備考
進路表示機
進路数を,
内に記入する。
進路番号などを,○内に記入する。
進路予告機
I・II及びIIIは,それぞれの線路名称を
表す。
3.2.5
合図器,標識,表示器,その他
名称及び区分
図記号
備考
合
図
器
手信号代用器
入換合図器
出発合図器
ブレーキ試験合図器
移動禁止合図器
進行手信号代用器
標
識
出発反応標識
列車停止標識
車両停止標識
車止標識
架線電源識別標識
進路電源識別標識
停止限界標識
6
E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備考
標
識
停車場接近標識
場内標識
出発標識
ATC投入標
ATC開放標
転
て
つ
器
標
識
普通
標識の大・中・小の種類を,
適切な位置に記入する。
脱線,遷移(乗越
し)及び脱線器
発条
入
換
標
識
電
気
式
灯
列
式
片面用
柱がない場合には,柱を書か
ない。
両面用
線
路
表
示
式
片面用
両面用
閉そく信号標識
閉そく方式識別標識
車両接触限界標識
線路表示器
線路数を,
内に記入す
る。
7
E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備考
そ
の
他
線路別表示灯
主体の入換標識の番号を,
( )内に記入する。また,
必要に応じて線路番号又は
線路名称を,記入する。
入換標識反
応灯
一般の場
合
入換標識
の機構を
使用する
場合
鎖錠表示灯及び鎖錠ス
イッチ
鎖錠てこの番号を,適切な位
置に記入する。
アンテナ
3.2.6
信号ブラケット及び信号橋
名称及び区分
図記号
備考
信号ブラケット
信号専用でない場合には,その支持物は
破線で表す。
信号橋
8
E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3.2.7
信号機構
名称及び区分
図記号
備考
色
灯
式
多
灯
形 3現示
機構の灯順位に従い,灯の図記号
を適宜追加又は省略する。
単
灯
形
3現示
4又は5現示
灯列式
機構の灯順位に従い,灯の図記号
を適宜追加又は省略する。
3.3
転てつ装置
3.3.1
転換装置
名称及び区分
図記号
備考
電
気
転
て
つ
機
一般
簡易鎖錠の場合
電空転てつ機
発条転てつ機
9
E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備考
転
て
つ
転
換
機
リ
バ
ー
式
電気鎖錠器のない
場合
電気鎖錠器を回路制御器だ
けに用いる場合には,
で表す。
電気鎖錠器のある
場合
ハ
ン
ド
ル
式
電気鎖錠器のない
場合
回路制御器をもたない場合
には,
で表す。
電気鎖錠器のある
場合
標
識
付
転
換
機
普通転てつ器用
脱線転てつ器用及び遷移
(乗越し)転てつ器用
発条転てつ起用
おもり付転換機(エスケープ
式)
3.3.2
鎖錠装置
名称及び区分
図記号
備考
複
式
エスケープクランク
てっ査かんを伴わない場合には,次
の図記号を用いる。
直引き
単
式
エスケーププランジャ
てっ査かんを伴う場合には,次の図
記号を用いることができる。
ゲ
レ
ン
ク
回路制御器のない
場合
回路制御器のある
場合
簡易
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備考
単
式 直引き
常時鎖錠
かぎ鎖錠器
てこ用
標識用
てっ査かん
接触かん
転てつ器回路制御器
3.3.3
転てつ器,その他
名称及び区分
図記号
備考
転
て
つ
器
普通転てつ
器
固定式クロ
ッシング
毛羽は,定位開通方向を示す。
可動式クロ
ッシング
3枝転てつ器
可動ダイヤモンドクロッ
シング
シングルスリップスイッチ
ダブルスリップスイッチ
固定ダイヤモンドクロッ
シング
遷移(乗越し)転てつ器
脱線転てつ器
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備考
そ
の
他
脱線器
車輪止め
車止め装置
第1種
第2種
第3種
接着照査器
3.4
連動装置
3.4.1
てこ扱所
名称及び区分
図記号
備考
第1種連動装置
又は
の図記号は,
てこ扱者側を表す。
矢印の位置は,制御所側に記入
する。
第 2 種
連
動
装
置
一般
上家がある
もの
上家がない
もの
本線てこ集中
上家がある
もの
上家がない
もの
仕訳線てこ集中装置
遠
隔
制
御
装
置
制御所
被制御駅
表示駅
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備考
そ
の
他
入換制御盤
線路閉鎖操作盤
3.4.2
第2種連動機
名称及び区分
図記号
備考
第2種連動機
a) 甲乙などの種類を,適切な位置に記入する。
b) 電動機又はマグネットによって,動作させ
る場合には,適切な位置にMと記入する。
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E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3.4.3
てこ
名称及び区分
図記号
備考
中央定位式
左方反位点
左方定位点
左方定位てこ鎖錠点
定位点
右方定位てこ鎖錠点
右方定位表示点
右方反位点
を示す。
14
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備考
片引式
定位点
定位てこ鎖錠点
定位表示点
中央点
反位表示点
反位てこ鎖錠点
反位点
を示す。
印は,クイックスイッチを
示す。
15
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3.4.4
こま及びバー類
名称及び区分
図記号
備考
機械信号てここま
こま
こま付かん
第1種連動機こま
A
B
C
D
E
F
G
H
I
ロッキングシャフト及びドライバ
クロスバー
ロックバー
クロスバーバット
ロックバー継手
ロックバー切れ目
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3.4.5
その他
名称及び区分
図記号
備考
方向てこ
数字は,てこの番号,また,文
字記号(L,R)は,てこの位置
を表す。
矢印は,列車の運転方向を表す。
ただし,方向てこは,常時位置
のときの列車の運転方向を表
す。
閉そくてこ
併合閉そくてこ
開通てこ
照査てこ
通過線指定てこ
出発線指定てこ
到着線指定てこ
進路選別押ボタン
文字記号を,○内に記入する。
複進路の場合には,◎で表す。
安全側線緊急防護装置
3.5
列車制御装置
名称及び区分
図記号
備考
打子式自動列車停止機
自動
半自動
停止の
場合
開通の
場合
停止の
場合
開通の
場合
地上子
下り線
主体の信号機名を,( )内
に記入する。
によって地上子
の機能を表すこともできる。
上り線
地点検知位置
トンネル,無線通信装置の切
替え,起点などの地点を表す
場合の種類を,( )内に記
入する。
10L
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備考
自動の進路
下り線
矢印は,左側を起点とした場
合の列車方向を表す。
上り線
半自動の進路
下り線
上り線
添線式停止制御
軌道回路
下り線
速度照査式は図記号表記の
上に速度照査式と記載して
表してもよい。
中抜き形及び短小形は,次の
ように表してもよい。
上り線
添線式停止制御
軌道回路
(中抜き形)
下り線
上り線
添線式停止制御
軌道回路
(速度照査式)
下り線
上り線
添線式停止制御
軌道回路(短小形)
下り線
上り線
侵入検知コイル
下り線
速度照査式の場合は,次のよ
うに表してもよい。
上り線
き電区分制御
軌道回路(MF)
下り線
上り線
き電区分制御
軌道回路(AF)
下り線
上り線
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E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備考
信号現示
下り線
許容運転速度を,( )内に
記入する。
などのようなシンボルで表し
てもよい。
上り線
信号現示
ATC進
路の途
中で変
更する
場合
A点
上位に
変える
場合
下り線
上り線
B点
下位に
変える
場合
下り線
上り線
列車検
知器
開電路
式
下り線
上り線
閉電路
式
下り線
上り線
車軸検知子
下り線
を使用してもよい。
上り線
臨時速度制限
×の位置に列車の制限速度
を記入する。
架線セクション
下り線
○○SS又はSP
上り線
○○SS又はSP
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E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3.6
ブロックダイヤグラム ブロックダイヤグラムは,JIS C 0617-1〜-13による。
3.7
踏切保安装置
3.7.1
踏切警報装置
名称及び区分
図記号
備考
踏切警報機
現地の実状に合わせて 又は
のように表したり,警報音にベルを用
いたものは, で表してもよい。
踏切故障表示器
列車進行方向指示器
3.7.2
自動踏切遮断装置
名称及び区分
図記号
備考
電気踏切遮断機
腕木式
昇開式
3.7.3
踏切制御子
名称及び区分
図記号
備考
踏切制御子
閉電路式
種類を( )内に記入する。
開電路式
車軸検知器
で表してもよい。
3.7.4
その他
名称及び区分
図記号
備考
踏切障害物検出用発光器受光器
Sは発光器,Rは受光器を表す。
踏切支障報知装置操作器
列車接近表示器
踏切鎖錠器
特殊信号発光機
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備考
信号炎管
軌道短絡器
踏切障害物検知装置(ループコ
イル式)
3.8
軌道回路
名称及び区分
図記号
備考
軌
道
回
路
電
化
区
間
複軌条式
単軌条式の帰線側は太く表す。必
要に応じて軌道回路名を記入する
場合には,次のように表す。
単軌条式
非電化区間
ボンド
インピーダンスボンド
2個設置の場合
1個設置の場合
印の表記位置は,設備してある
側を表す。
軌道回路
境界
有絶縁
左右軌道回
路の場合
右方軌道回
路の場合
左方軌道回
路の場合
必要に応じて種類を記入する。
無絶縁
軌間絶縁
槽状けた絶縁
軌道回路送電端
軌道回路受電端
21
E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備考
ジ
ャ
ン
パ
線
帰線用
信号用
クロスボンド
軌道抵抗子
必要に応じて種類を記入する。
軌道リアクトル
必要に応じて種類を記入する。
3.9
信号線路
名称及び区分
図記号
備考
電線及びケーブル
支持物
トラフ
架設
埋設
3.10 電源装置
名称及び区分
図記号
備考
変圧器
変圧器の種類を記入する。
整流器
必要に応じて種類,形式などを記
入する。
電池
必要に応じて電池の種類,定格電
圧及び容量を記入する。
22
E 3012:2004
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3.11 パイプ及びワイヤ装置
名称及び区分
図記号
備考
パイプ
ワイヤ
パイプキャリヤ及びワイヤキャリヤ
ハングキャリヤ
デフレクションバー
直角クランク
ストレートクランク
Tクランク
アジャストクランク
ラジアルアーム
パイプコンペンセータ
パイプ,ワイヤなどの絶縁
防護工
3.12 リレー
名称及び区分
図記号
備考
差
込
形
単巻又は1元
時素リレーは,次のように文字記
号を記入する。
複巻又は2元
緩放
緩動
緩放緩動
磁気保持
バイアス
3位
断続
23
E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備考
据
置
形
単巻又は1元
時素リレーは,次のように文字記
号を記入する。
複巻又は2元
緩放
緩動
緩放緩動
3位
連動
断続
3.13 表示器,その他
名称及び区分
図記号
備考
表示器,せん光灯,反応器,電気
鎖錠器,電磁弁,鎖錠用電磁石,
ベル,その他
3.14 接点
3.14.1 接触器類
名称及び区分
図記号
備考
結線図用
配線図用
限時解錠器
定位
反位
踏ボタン
ラッチ
押ボタン又は電け
ん
閉接点
開接点
24
E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備考
結線図用
配線図用
引ボタン
閉接点
開接点
転極器
転極中短絡しない
もの
3位式腕回路制御器を含
む。
転極中短絡するも
の
てこ類回路制御器
一般用
電気鎖錠器などを含む。
クイックスイッチ
用
照査鎖錠用
接触
開放
腕回路制御器
0゜
45゜
打子式自動列車停
止機
停止
半自動の場合には,次の
図記号で表す。
開通
転てつ器回路制御
器
定位
反位
25
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備考
結線図用
配線図用
電磁転てつ鎖錠器
定位
反位
3.14.2 リレー
名称及び区分
図記号
備考
有
極
又
は 3 位
接点
リレー
結線図用
配線図用
必要に応じて結線図用では有極リ
レーの無極接点及び2位リレーの
接点を,次の図記号で表してもよ
い。
定
位
励
磁
正方向
逆方向
無励磁
反
位
励
磁
正方向
逆方向
無励磁
無
電
流
励
磁
正方向
逆方向
無励磁
定
位
及
び
反
位
励
磁
正方向
逆方向
無励磁
無
極
励
磁
励磁
無励磁
26
E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
名称及び区分
図記号
備考
接点
リレー
結線図用
配線図用
無
極
無
励
磁
励磁
無励磁
2 位
定
位
励磁
必要に応じて結線図用では,有極
リレーの無極接点及び2位リレー
の接点を,次の図記号で表しても
よい。
必要に応じて結線図用では,定反
位接点を次の図記号で表してもよ
い。
無励磁
反
位
励磁
無励磁
定
反
位
励磁
無励磁
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E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3.15 諸設備
名称及び区分
図記号
備考
列車番号受信コイル
防護スイッチ
開放形
短絡形
限界支障
(なだれ・落石)
検知器
検知柱
検知電線
路肩変状検知器
横取基地軌条短絡器
トンネル警報
列車検知器(OS形)
接近警報器
(トンネル用)
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E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3.16 その他
名称及び区分
図記号
備考
駅本屋
リレー室
信号機器室
信号通信機器室
動力室
器具箱
数字は器具箱の番号を表す。
接続箱
数字は接続箱の番号を表す。
乗降場及び貨物積卸場
こ線橋
トンネル
トンネル内の線路は,破線で表す。
踏切道
橋りょう
可動橋
線路
本線
その他の線
路
名称その他
表記枠
地点,名称,線路名,軌道回路名,有効
長などを( )内に記入する。
列車又は車
両運転方向
一般
機関車走行
線
S・C・H
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E 3012:2004
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表 1 引用規格
JIS C 0617-1 電気用図記号 第1部:概説
JIS C 0617-2 電気用図記号 第2部:図記号要素,限定図記号及びその他の一般用途図記号
JIS C 0617-3 電気用図記号 第3部:導体及び接続部品
JIS C 0617-4 電気用図記号 第4部:基礎受動部品
JIS C 0617-5 電気用図記号 第5部:半導体及び電子管
JIS C 0617-6 電気用図記号 第6部:電気エネルギーの発生及び変換
JIS C 0617-7 電気用図記号 第7部:開閉装置,制御装置及び保護装置
JIS C 0617-8 電気用図記号 第8部:計器,ランプ及び信号装置
JIS C 0617-9 電気用図記号 第9部:電気通信:交換機器及び周辺機器
JIS C 0617-10 電気用図記号 第10部:電気通信:伝送
JIS C 0617-11 電気用図記号 第11部:建築設備及び地図上の設備を示す設置平面図及び線図
JIS C 0617-12 電気用図記号 第12部:2値論理素子
JIS C 0617-13 電気用図記号 第13部:アナログ素子