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D 9432:2007  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

1 適用範囲 ························································································································· 1 

2 引用規格 ························································································································· 1 

3 部品名称及び形状・寸法 ···································································································· 1 

4 強度······························································································································· 1 

4.1 チェーン引きボルトの破断強度························································································· 1 

4.2 クランクピンの破断強度 ································································································· 1 

5 めっき···························································································································· 2 

6 外観及び機械的性質 ·········································································································· 2 

7 試験方法 ························································································································· 2 

7.1 チェーン引きボルトの破断強度························································································· 2 

7.2 クランクピンの破断強度 ································································································· 2 

8 検査······························································································································· 3 

9 製品の呼び方 ··················································································································· 3 

10 表示 ····························································································································· 3 

D 9432:2007  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人自転車産

業振興協会(JBPI)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき

との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これ

によってJIS D 9432:1993は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

D 9432:2007 

自転車−チェーン引き及びクランクピン 

Bicycles−Chain adjusters and crank cotter pins 

適用範囲 

この規格は,JIS D 9111に規定する一般用自転車及び幼児用自転車に用いるチェーン引き及びクランク

ピンについて規定する。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 0205-1 一般用メートルねじ−第1部:基準山形 

JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部:全体系 

JIS B 0205-3 一般用メートルねじ−第3部:ねじ部品用に選択したサイズ 

JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部:基準寸法 

JIS B 0209-1 一般用メートルねじ−公差−第1部:原則及び基礎データ 

JIS B 0209-2 一般用メートルねじ−公差−第2部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法−中(は

めあい区分) 

JIS B 0209-3 一般用メートルねじ−公差−第3部:構造体用ねじの寸法許容差 

JIS B 1052 鋼製ナットの機械的性質 

JIS D 9111 自転車−分類及び諸元 

JIS H 8610 電気亜鉛めっき 

JIS H 8617 ニッケルめっき及びニッケル−クロムめっき 

JIS B 0209 メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差 

部品名称及び形状・寸法 

部品名称及び形状の例,並びに主な寸法を図3,及び図4に示す。ただし,許容差の記入がない寸法は

推奨する寸法である。ねじはJIS B 0205-1〜JIS B 0205-4とし,その許容限界寸法及び公差は,JIS B 0209-1

〜JIS B 0209-3の公差域クラス6 H・6 g以上又は2級とする。 

なお,めっきを施した場合の最大許容寸法は,4 h以上又は1級おねじの最大許容寸法とする。 

強度 

4.1 

チェーン引きボルトの破断強度 

チェーン引きボルトの破断強度は,7.1の試験を行ったとき,4.9 kN以上でなければならない。 

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D 9432:2007  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

4.2 

クランクピンの破断強度 

クランクピンの破断強度は,7.2の試験を行ったとき,9.8 kN{1 000kgf} 以上でなければならない。 

めっき 

チェーン引き及びクランクピンのめっきの厚さ及び耐食性は,JIS H 8617の1種のに規定する表1の2

級以上,又はJIS H 8610の2級以上とする。ただし,かど部,ねじ部及び組立後表面に現れない部分は,

この限りでない。 

なお,クロムめっきを施すものは,クロム層の厚さが0.05 μm以上とする。 

外観及び機械的性質 

チェーン引き及びクランクピンの外観並びに機械的性質は,次による。 

なお,外観は,目視などによって調べる。 

a) 各部に著しいばり,かえりなどがあってはならない。 

b) めっきを施した面には,素地の露出,はがれ,さび,その他の著しい欠点があってはならない。 

c) チェーン引きナット及びクランクピンのナットの機械的性質は,JIS B 1052に規定する強度区分4と

する。 

試験方法 

7.1 

チェーン引きボルトの破断強度 

チェーン引きボルトを図1のようなジグに取り付けて力を加えたときの破断強度を測定する。 

単位 mm 

図1−チェーン引きボルトの破断強度試験 

7.2 

クランクピンの破断強度 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

クランクピンを図2のようなジグに取り付けて力を加えたときの破断強度を測定する。 

図2−クランクピンの破断強度試験 

検査 

検査は,形状・寸法,強度,めっき並びに外観及び機械的性質について行い,箇条3〜6の各項に適合し

なければならない。 

製品の呼び方 

チェーン引き及びクランクピンの呼び方は,規格番号又は部品名称,及び種類による。 

例 JIS D 9432 チェーン引き 

又は   クランクピン普通形 (S-71) 

10 表示 

チェーン引き及びクランクピンには,内装又は外装容器に,容易に消えない方法で次の事項を表示する。 

a) 規格番号 

b) 製造業者名又はその略号 

c) クランクピンの場合には,種類の略号 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

単位 mm 

注a) つぶし部の厚さ1.5 mmに対する平行度は,0.2 mm以内とする。 

図3−チェーン引き 

番号 

部品名称 

チェーン引きボルト 

チェーン引き座金 

チェーン引きナット 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

単位 mm 

図4−クランクピン 

番号 

部品名称 

クランクピン 

フランジ付六角ナット(クランクピンナット) 

平座金(クランクピン座金) 

六角ナット(クランクピンナット) 

クランクピンの種類,名称及び寸法表 

種類 

略号 

普通形 

S-71 

43 

7.1 

S-74 

43 

7.4 a) 

長口形 

L-69 

47 

6.9 

L-72 

47 

7.2 a) 

注a) h部の寸法7.4及び7.2は補修用とする。 

b) 通常の六角ナットを使用する場合は11.5 mm,フラ

ンジナットを使用する場合は13 mmとする。