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D 6603 : 1998 解説
解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表
JIS D 6603 : 1998 自動車−セミトレーラトラクタと
セミトレーラの連結−互換性
ISO 1726 : 1989 自動車−トラクタ及びセミトレーラ間の機械式連結
具−互換性
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内
容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の
規定内容
(IV) JISと国際規格との
相違点
(V) JISと国際規格と
の一致が困難な理
由及び今後の対応
(1) 適用範囲
○ 中型4×2セ
ミトレーラ
トラクタを
除き,適用。
ISO 1726
○ 特別な組合
せを除き,適
用。
ADP 本体規格は,国際規
格に一致させる。
我が国独自の部分
は,附属書(規定)
で規定する。
国際規格は,中型,
大型の区分けなく,
適用範囲としてい
る。
我が国の中型4×2
セミトレーラトラ
クタの連結部の形
状,寸法は,大型4
×2と大きく異な
り,かつそのほとん
どの例が個別の対
応となっているた
め,附属書では適用
範囲外とする。
既存のセミトレーラ
トラクタ及びセミト
レーラとの組合せで
の,互換性が維持で
きなくなる(これらは
個別の組合せ検討
で,仕様を決定して
いる。)。
我が国の車両諸元に
関する法規が国際的
に整合されたとき,
見直しする。
(2) 形状・寸法及
び寸法許容
差
○ ・第五輪高さ
・前まわり半
径
・すそまわり
半径
・グースネッ
ク形状
・ピッチング
角度
・側方傾斜
・連結角度
・可動範囲
ISO 1726
○ ・第五輪さ
・前まわり半
径
・すそまわり
半径
・グースネッ
ク形状
・ピッチング
角度
・側方傾斜
・連結角度
・可動範囲
ADP 本体規格は,国際規
格に一致させる。
我が国独自の部分
は,附属書(規定)
で規定する。左記規
定内容の各々につ
き,我が国の現状を
かんがみた独自の
規定を設定した(側
方傾斜を除く。)。
既存のセミトレーラ
トラクタ及びセミト
レーラとの組合せで
の,互換性が維持で
きなくなる。
また,我が国の法規
内では,現状の組合
せに対し,セミトレ
ーラ荷台容積が小さ
くなるなど,経済性
を悪化させる問題を
生じる。
我が国の車両諸元に
関する法規が国際的
に整合されたとき,
見直しする。
備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合を示す。
2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。
“ADP”(ADOPTIONの略):JISは,国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用して
いる。