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:
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解
説
解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表
JIS D 5121 : 1998 自動車部品−点火コイル−試験
方法
ISO/DIS 13476 自動車用点火コイル−電気的特性及び試験方法
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との一致
が困難な理由及び今後の
対策
(1) 適用範囲
○ 誘導エネルギー蓄積形の点
火コイルに適用
火花点火式内燃機関の半導
体スイッチング構造を用い
た点火装置で使用する点火
コイルの試験方法を規定
ISO/DIS 13476
○ 同左
≡ JISはISOを和訳
従来からのJISの規定は信頼
性試験方法として附属書へ
記載
(2) 定義・記号 ○ 2.1 コイル構造パラメータ6
項目
2.2 一次側パラメータ(スイ
ッチング)2項目
2.3 コイル構造及びスイッ
チングによって制御さ
れる出カパラメータ6項
目
○ 同左
≡
(3) 試験条件
○ 周囲温度23±5℃,
相対湿度45〜75%
○ 同左
≡
(4) 試験装置
○ 図1点火コイルの試験回路,
図2点火コイルの試験回路,
直流電源,オシロスコープ,
電圧プローブ,電流プロー
ブ,遮断システム,試験装置
A,試験装置B
○ 同左
≡
2
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解
説
解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との一致
が困難な理由及び今後の
対策
(5) 電気的特性 ○ 一次抵抗,二次抵抗,一次電
流立ち上がり基準時間,一次
漏えいインダクタンス,最大
二次出力電圧,点火限界負荷
抵抗,二次電圧立ち上がり時
間,ゼナー放電エネルギー,
ゼナー放電持続時間,最大ゼ
ナー放電電流
○ 同左
≡
(6) 試験報告書 ○ 11項目の電気的特性の記載
を義務付け
○ 同左
≡
(7) 附属書[従来
のJISの規
定項目(一次
コイル抵抗
試験及び二
次電圧作動
試験を除く)
を規定]
○ 信頼性試験方法として,絶縁
抵抗試験,耐電圧試験,温度
サイクル試験,耐湿試験,耐
振試験,耐久試験を規定
−
−
ISO/DIS 13476で規定して
いる試験項目以外の従来
JISの信頼性試験方法の規
定は必要であり,附属書とし
て規定した。
備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合,“−”は規定していない場合を示す。
2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。
“≡”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。
“−”:該当事項がない場合。