サイトトップへこのカテゴリの一覧へ

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

D 4701-1988 

バス用シートの形状及び寸法 

Shapes and Dimensions of Seats for Buses 

1. 適用範囲 この規格は,バスの客席用シート(以下,シートという。)の主要な形状及び寸法について

規定する。ただし,補助席シートを除く。 

2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。 

(1) シートクッション シートの座に該当する部分。 

(2) シートバック 乗客の背を支える部分。 

(3) ローバックシート シートバックの上部が乗客の頭部の高さまでないシート。 

(4) ハイバックシート シートバックの上部が乗客の頭部の高さまであるシート。 

(5) ベンチシート 窓に対して並行向きに装着される横長タイプのシート。 

(6) リクライニングシート 乗客が適当な着座姿勢を選ぶために,シートバックの傾斜角度を変えるこ

とができるシート。 

3. 形状及び寸法 シートの形状及び寸法は,図1〜5に示すとおりとする。 

なお,寸法の測定方法は次による。 

(1) シートクッションの横幅 シートクッション前端から200 mm後方の位置で測る。 

(2) シートクッションの奥行 シートクッション前端からシートバックの下部前面までの水平距離を,

座席1人分の中心線上で測る。 

備考 図1〜5に示す形状は,各シートの一例を示し,許容差がない寸法は設計寸法を示す。 

background image

D 4701-1988  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図1 1人掛けローバックシート 

図2 2人掛けローバックシート 

図3 ベンチシート 

注(1) 1人分400mm以上とする。 

図4 2人掛けハイバックシート 

background image

D 4701-1988  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図5 2人掛けリクライニングシート 

単位 mm 

横幅W 

奥行L 

基準寸法 

許容差 

基準寸法 

許容差 

810 

±10 

410, 430, 450 

±10 

860 

900 

450 

D 4701-1988  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

JIS D 4601バス用窓ゴム 外3件 工業標準改正原案調査作成委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

大 瀧   尊 

東京急行電鉄株式会社自動車部 

飛 田   勉 

工業技術院標準部 

稲 垣 謙 三 

通商産業省機械情報産業局 

白 井 民 夫 

運輸省地域交通局陸上技術安全部 

勝 俣 信 郎 

東京都交通局自動車部 

大 塚   高 

京浜急行電鉄株式会社自動車事業本部管理部 

富 塚 大二郎 

西武バス株式会社運輸部 

西 村 忠 男 

近畿日本鉄道株式会社自動車局技術部 

葛 西 嘉 昭 

名古屋鉄道株式会社自動車部 

原   昭 二 

神奈川中央交通株式会社運輸部 

奥 田 悟 郎 

東武鉄道株式会社バス事業本部 

田 口   宏 

三菱自動車工業株式会社バス事業部 

萬 年   隆 

アイ・ケイ・コーチ株式会社技術部 

支 田 敏 男 

日野車体工業株式会社技術本部 

八 木 重 正 

富士重工業株式会社伊勢崎製作所技術部 

小 黒 雅 晴 

日産車体株式会社設計部 

堀 越   昇 

天竜工業株式会社開発部 

中 村 和 彦 

株式会社三陽電機製作所糸貫事業所 

柴 崎   潤 

豊田合成株式会社第二技術部 

(事務局) 

前 川 寿美子 

社団法人日本自動車車体工業会業務部