D 3637-1:2003
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人自動車技術会 (JSAE)/財団法人日
本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。
これによってJIS D 3637は廃止され,JIS D 3637-1及びJIS D 3637-2に置き換えられる。
制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 7440-1:1991,Road vehicles−Fuel
injection equipment testing−Part 1 : Calibrating nozzle and holder assembliesを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS D 3637-1には,次に示す附属書がある。
附属書1(参考) 参考文献
附属書2(参考) JISと対応する国際規格との対比表
JIS D 3637の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS D 3637-1 自動車−ディーゼル機関用燃料噴射装置の試験−第1部:校正用ノズル及びホルダアッ
センブリ
JIS D 3637-2 自動車−ディーゼル機関用燃料噴射装置の試験−第2部:オリフィス板の流量測定
D 3637-1:2003
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1. 適用範囲 ························································································································ 1
2. 引用規格 ························································································································ 1
3. 要求事項 ························································································································ 2
3.1 校正用ノズル及びホルダアッセンブリ················································································ 2
3.2 構成品 ························································································································· 2
4. 呼び方 ·························································································································· 12
4.1 一般例 ························································································································ 12
4.2 呼び方の説明 ··············································································································· 12
4.3 組立品内容(第三要素)コードの構成··············································································· 12
附属書1(参考) 参考文献 ·································································································· 14
附属書2(参考) JISと対応する国際規格との対比表································································ 15
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
D 3637-1:2003
自動車−ディーゼル機関用燃料噴射装置の試験−
第1部:校正用ノズル及びホルダアッセンブリ
Road vehicles−Diesel fuel injection equipment testing−
Part 1 : Calibrating nozzle and holder assemblies
序文 この規格は,1991年に第2版として発行されたISO 7440-1:1991, Road vehicles−Fuel injection
equipment testing−Part 1 : Calibrating nozzle and holder assembliesを元に,対応する部分(形状及び寸法)に
ついては対応国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格であるが,対応国
際規格には規定されていない規定項目を日本工業規格として追加している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にない事項である。変更の一覧
表をその説明を付けて,附属書2(参考)に示す。
1. 適用範囲 この規格は,自動車ディーゼル機関用燃料噴射ポンプを試験装置上で試験及び調整するた
めの,噴射量300 mm3/stroke以下の単孔オリフィス板形並びに150 mm3/stroke以下のピントル形校正用ノ
ズル及びホルダアッセンブリの形状・寸法, それらを構成するエッジフィルタ及びオリフィス板の流量特
性について規定する。
ただし,日本においては,これよりはるかに広い範囲で実用されており,受渡当事者間の協定によって
噴射量300 mm3/stroke以上の単孔オリフィス板形,並びに150 mm3/stroke以上のピントル形校正用ノズル
及びホルダアッセンブリに適用してもよい。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修
正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 7440-1:1991, Road vehicles−Fuel injection equipment testing−Part 1 : Calibrating nozzle and
holder assemblies (MOD)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの
規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付
記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS D 3604 自動車−ディーゼル機関用燃料噴射ノズルの形状及び寸法−サイズ“S”
備考 ISO 2697:1974 Road vehicles−Fuel injection nozzles−Size“S”からの引用事項は,この規格
の該当事項と同等である。
JIS D 3631:1998 自動車−ディーゼル機関用燃料噴射ノズルホルダの形状及び寸法−サイズ“S”ノズ
ル用
2
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
備考 ISO 2699:1974 Diesel engines−Flange-mounted fuel injectors, size“S”−Type 2, 3, 4, 5 and 6か
らの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS D 3634:1991 自動車−燃料噴射ポンプの試験−第2部:静的条件
備考 ISO 4008-2 Road vehicles−Fuel injection pump testing−Part 2: Static conditionsからの引用事
項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS D 3636 自動車−ディーゼル機関用燃料噴射ポンプの試験−ピントル形校正用ノズル
備考 ISO 4010:1998 Diesel engines−Calibrating nozzle, delay pintle typeからの引用事項は,この規
格の該当事項と同等である。
JIS D 3637-2 自動車−ディーゼル機関用燃料噴射装置の試験−第2部:オリフィス板の流量測定
備考 ISO 7440-2:1991 Road vehicles−Fuel injection equipment testing−Part 2 : Orifice plate
flow-measurementからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
ISO 4113:1998 Road vehicles−Calibration fluid for diesel injection equipment
3. 要求事項
3.1
校正用ノズル及びホルダアッセンブリ
3.1.1
単孔オリフィス板付き 単孔オリフィス板付き校正用ノズル及びホルダアッセンブリの二つのタ
イプの形状・寸法は,図1による。
3.1.2
ピントルノズル付き JIS D 3636に規定するピントルノズル付き校正用ノズル及びホルダアッセ
ンブリの二つのタイプの形状・寸法は,図2による。
3.2
構成品 校正用ノズル及びホルダアッセンブリの構成品を,その機能上重要な寸法とともに3.2.1〜
3.2.8に示す。
3.2.1
ホルダ本体 ホルダ本体の形状・寸法は,図3による。形状は排出孔付き及び排出孔なしの2種類
がある。
3.2.2
ばね ばねの形状・寸法は,図4による。
3.2.3
エッジフィルタ付き入口継手 エッジフィルタ付き入口継手の形状・寸法は,図5による。この継
手は,図6によって流量を測定する。
そのフィルタ通過流量は,表1による。
表 1 エッジフィルタ付き入口継手の流量
単位 cm3/min
項 目
流 量
入口圧力0.3 MPa時のフィルタ通過流量 (1)
4 750〜6 500
入口圧力0.3 MPa時の,ホルダ本体にエッジフィル
タ付き入口継手を組み立てた状態での最小流量
2 000
注(1) これらの試験は,ISO 4113に規定されている試験油を用いて,313 K
±1 K,供給圧力公差±0.03 MPaにおいて行う。
3
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
備考1. 開放噴射容器及び密閉噴射容器付き校正用試験装置の試験方法については,JIS D 3634による。
2. 図は排出孔付きの場合を示す。
図 1 単孔オリフィス板付き校正用ノズル及びホルダアッセンブリ
番号
部品名称
図番号
1-1
取付けナット,選択1
図10
1-2
取付けナット,選択2
2
ニードル弁アッセンブリ
図7
3
単孔オリフィス板
図8
4
ディスタンススリーブ
図9
5
ホルダ本体
図3
6
エッジフィルタ付き入口
図5
7
ばね
図4
8
噴霧受け
−
4
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
図 2 ピントルノズル付き校正用ノズル及びホルダアッセンブリ
番号
部品名称
図番号
1-1
取付けナット,選択1
図11
1-2
取付けナット,選択2
2
ピントル形校正用ノズル
(JIS D 3636)
−
3
ホルダ本体
図3
4
エッジフィルタ付き入口
図5
5
ばね
図4
6
噴霧受け
−
5
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
図 3 ホルダ本体
単位 mm
備考 ばね定数は,390〜360 N/mmとする。
図 4
図 5 ばね
6
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
図 6 エッジフィルタ付き入口継手
項 目
値
フィルタ半径すきまmm
0.020〜0.033
フィルタすきま面積mm2
7.3 以上
三つの縦溝の流路面積mm2
7.5 以上
内部容積mm3
1 450±40
7
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
図 7 エッジフィルタ付き入口継手流量測定設備の原理図
8
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3.2.4
ニードル弁アッセンブリ ニードル弁アッセンブリの形状・寸法は,図7による。
単位 mm
備考 しゅう(摺)動部のリーケージ量及びその測定方法については,JIS D 3636による。
図 8 ニードル弁アッセンブリ
3.2.5
単孔オリフィス板 単孔オリフィス板の形状・寸法は,図8による。その流量特性は,表2による。
表 2 単孔オリフィス板の流量
オリフィス板 番号
4
5
6
7
8
オリフィス径 mm
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
流量 cm3/min
最小
1 964
1 528
2 190
3 024
3 948
最大
1 014
1 606
2 302
3 180
4 150
備考 オリフィス板番号4の流量は,この規格制定時点では,製造業
者間に相違があるので,使用の際には注意を要する。
9
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
注(1)
オリフィス板 番号
4
5
6
7
8
オリフィス径 d mm
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
注(2) オリフィス径dの許容差は, 製造のための単なる指針である。最終的にJIS D 3637-2に規定す
る流量測定方法で,表2に規定する流量特性を満足しなければならない。
図 9 単孔オリフィス板
3.2.6
ピントルノズル ピントルノズルは,JIS D 3636による。
3.2.7
ディスタンススリーブ ディスタンススリーブの形状・寸法は,図9による。
単位 mm
図 10 ディスタンススリーブ
10
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3.2.8
取付ナット 取付ナットの形状・寸法は,図10及び図11による。
単位 mm
選択1 開放噴霧容器に使用する。
選択2 密閉噴霧容器に使用する。
図 11 取付ナット(単孔オリフィス板付校正用ノズル及びホルダアッセンブリ用)
11
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
選択1 開放噴霧容器に使用する。
(3)
選択2 密閉噴霧容器に使用する
注(3) JIS D 3631(ノズルホルダ2形)とJIS D 3604(ノズルキャップナットの寸法及び公差)に明記
された取付ナット
図 12 取付ナット(ピントルノズル付き校正用ノズル及びホルダアッセンブリ用)
12
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4. 呼び方
4.1
一般例 ノズル, ノズルホルダ,取付ナット及びノズル開弁圧を種々選ぶことで, 構成品及び調整の
可能な組合せが数多く発生する。 校正用ノズル及びホルダアッセンブリがどのような組合せであろうと,
仕様を簡潔に表すためには,噴射ポンプ試験計画書で要求される校正用ノズル及びホルダアッセンブリの
組合せ及び作業者が全部又は一部を取りそろえなければならない校正用ノズル及びホルダアッセンブリの
組合せの範囲は,次の例で示すコード形式で呼ぶ。
ISO 7440 A 13−170
又は,
D 3637 A 13−170
4.2
呼び方の説明 呼び方は,4.2.1〜4.2.4に示す4要素から成り,第三要素及び第四要素は,ダッシュ
“−”によって分ける。
4.2.1
第一要素:ISOコード これは,その校正用ノズル及びホルダアッセンブリを規定している規格番
号を示す。
例 ISO 7440
又は,JISコード これは,その校正用ノズル及びホルダアッセンブリを規定している規格番
号を示す。ただし,“JIS”の部分は省略する。
4.2.2
第二要素:文字コード
例 A
この一文字のコードは,コード体系を示す。 この文字を変えることによって拡張が可能である。
新しい又は修正されたオリフィス板,ノズル形式及びホルダ本体ができてコード体系を埋めつく
した場合には,文字“A”は文字“B”に変わる。B体系で,数字のどれか一つの意味をAコード
での意味と同じにしたいときには,Bコード表にその数字をそのまま移さなければならない。
4.2.3
第三要素:組立品内容 この二つの数字は,4.3に示す組立品内容を示す。
例 13
1×(10位の数字コード):JIS D 3636に規定するピントル形ノズル
×3(1位の数字コード):図1及び図2の選択2に示す密閉噴霧容器用取付ナットと,図3
の方式1に示す排出孔付きホルダ本体との組合せ
4.2.4
第四要素:ノズル開弁圧 この3けたの数字は,105 Pa単位でのノズル開弁圧を表す。
例 170は,ノズル開弁圧170×105 Paを示す。
4.3
組立品内容(第三要素)コードの構成 この規格に規定した種々の校正用ノズル及びホルダアッセ
ンブリの組合せの構成について表3に10位,表4に1位を示す。
第一要素
第三要素
第四要素
第一要素
第二要素
第三要素
第四要素
第二要素
13
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表 3 第三要素10位の数字
コード
ノズル又はオリフィス板形式
0×
限定なし
1×
ノズル形式:ISO 4010,又はD 3636-1
2×
ノズル形式:D 3636-2
3×
*
4×
オリフィス板番号:4
5×
オリフィス板番号:5
6×
オリフィス板番号:6
7×
オリフィス板番号:7
8×
オリフィス板番号:8
9×
*
備考1. オリフィス板の番号は,表2による。
2. *印のコードは,現在規定していないものであり,将来の規定に利用する。
3. コード0は,どのようなノズル形式でも適用できるノズルホルダに用いる。
4. コード4×,5×,6×,7×及び8×は,オリフィス板だけに用いる。
表 4 第三要素1位の数字
コード
ノズルホルダアッセンブリ形式
ホルダ本体
噴霧容器用取付ナット
×0
*
×1
指定しない
指定しない
×2
排出孔付き
↑
×3
↑
密閉
×4
↑
開放
×5
*
*
×6
排出孔なし
指定しない
×7
密閉
×8
開放
×9
*
*
備考1. 排出孔付きホルダ本体を方式1として図3に示す。
排出孔なしホルダ本体を方式2として図3に示す。
2. 取付ナットを,選択1及び選択2として図1,2,10及び図11に示す。
3. *印のコードは,現在規定していないものであり, 将来の規定に利用する。
4. この1位の数字では,オリフィス板形用の取付ナットとピントル形ノズル
用の取付ナットとの判別はしない。
14
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書1(参考) 参考文献
この附属書(参考)は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
(1) JIS D 0116-2 ディーゼル機関−燃料噴射装置の用語−第2部:燃料インジェクタ
備考 ISO 7876-2:1991 Fuel injection equipment−Vocabulary−Part 2 : Fuel injectorsが,この規格に対応
している。
(2) ISO 4093:1986 Road vehicles−Fuel injection pumps−High-pressure pipes for testing
15
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書2(参考) JISと対応する国際規格との対比表
この附属書(参考)は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
JIS D 3637-1 : 2002 自動車−ディーゼル機関用燃料噴射装置の試験−
第1部:校正用ノズル及びホルダアッセンブリ
ISO 7440-1 : 1991 自動車−燃料噴射装置の試験−
第1部:校正用ノズル及びホルダアッセンブリ
(Ⅰ) JISの規定
(Ⅱ)
国際
規格
番号
(Ⅲ) 国際規格の規定
(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の項目ご
との評価及びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線又は実線の側線
(Ⅴ) JISと国際規格との
技術的差異の理由及び
今後の対策
項目番号
内 容
項目番号
内 容
項目ごとの
評価
技術的差異の内容
1.適用範囲 噴射量300 mm3/stroke以上のオ
リフィス形及び150 mm3/stroke
以上のピントル形を追加規定。
1.適用範囲 300 mm3/stroke以下及び
150 mm3/stroke以下のノズ
ル及びホルダアッセンブ
リについて規定。
MOD/変更
JISは,受渡当事者間での取
決めにより300 mm3/stroke以
上及び150 mm3/stroke以上で
もかまわないとした。
日本においては,広い範
囲で実用されているた
め,受渡当事者間で選択
可能とし,ISOを包含す
る形で追加。
2.引用規格 JIS D 3636等を引用。
2.引用規格 ISO 4010を引用。
MOD/変更
JISでは,本文,図及び表の
中で,補足的に他のJIS規格
を引用。
引用されているJIS規
格は,基本的に対応する
ISO規格と整合済み。
3.要求事項 校正用ノズル及びホルダアッセ
ンブリの要求事項を規定。
3.要求事項 JISと同じ。
IDT
−
3.1.1単孔
オリフィ
ス板付き
図1
単孔オリフィス板付き校正用ノ
ズル及びホルダアッセンブリの
形状・寸法を図示。
3.1.1単孔
オリフィ
ス板付き
図1
JISと同じ。
IDT
−
わかり易くするための
補足説明追加。
3.2.4ニー
ドル弁ア
ッセンブ
リ 図7
ニードル弁アッセンブリの形
状・寸法を図示。
3.2.4ニー
ドル弁ア
ッセンブ
リ 図7
JISと同じ。
IDT
−
わかり易くするため
の補足説明追加。
1
5
D
3
6
3
7
-1
:
2
0
0
2
16
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
JIS D 3637-1 : 2002 自動車−ディーゼル機関用燃料噴射装置の試験−
第1部:校正用ノズル及びホルダアッセンブリ
ISO 7440-1 : 1991 自動車−燃料噴射装置の試験−
第1部:校正用ノズル及びホルダアッセンブリ
(Ⅰ) JISの規定
(Ⅱ)
国際
規格
番号
(Ⅲ) 国際規格の規定
(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の項目ご
との評価及びその内容
表示箇所:本体
表示方法:点線の下線又は実線の側線
(Ⅴ) JISと国際規格との
技術的差異の理由及び
今後の対策
項目番号
内 容
項目番号
内 容
項目ごとの
評価
技術的差異の内容
3.2.5単孔
オリフィ
ス板 表2
オリフィス板の流量特性を表示。
3.2.5単孔
オリフィ
ス板 表2
JISと同じ。
IDT
−
わかり易くするための
補足説明追加。
3.2.6ピン
トルノズ
ル
ピントルノズルの形状・寸法の準
拠規格を規定。
3.2.6ピン
トルノズ
ル
JISと同じ。
IDT
−
−
3.2.8 取付
ナット
取付ナットの形状・寸法を規定。
3.2.8 取付
ナット
JISと同じ。
IDT
−
−
4.呼び方
校正用ノズル及びホルダアッセ
ンブリの組合せの呼び方を規定。
4.呼び方
JISと同じ。
IDT
−
−
4.1一般例
組合せコードの構成を規定。ま
た、コードの第一要素にJIS規格
番号を追加規定。
4.1一般例
コードの第一要素はISO
規格番号のみ。
MOD/選択
JISは,ISO又はJIS規格番
号とした。
選択としてISOを包含
した。
4.2.1第一
要素
第一要素の規定内容を記述。
また、JISコードの説明を追
加。
4.2.1第一
要素
規定はISOコードのみ。
MOD/選択
JISコードに関する補足説明
を追加。
呼び方にJISコードを
追加したことの付随的
説明。
17
D 3637-1:2003
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
JIS D 3637-1 : 2002 自動車−ディーゼル機関用燃料噴射装置の試験−
第1部:校正用ノズル及びホルダアッセンブリ
ISO 7440-1 : 1991 自動車−燃料噴射装置の試験−
第1部:校正用ノズル及びホルダアッセンブリ
(Ⅰ) JISの規定
(Ⅱ)
国際
規格
番号
(Ⅲ) 国際規格の規定
(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の項目ご
との評価及びその内容
表示箇所:本体
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(Ⅴ) JISと国際規格との
技術的差異の理由及び
今後の対策
項目番号
内 容
項目番号
内 容
項目ごとの
評価
技術的差異の内容
4.3組立品
内容コー
ドの構成
表3のコード1×にノズル形式
D 3636-1を追加規定。
4.3組立品
内容コー
ドの構成
ノズル形式ISO 4010を規
定。
MOD/選択
JISは,ISO又はJIS D 3636-1
とした。
選択としてISOを包含
した。
表3のコード2×にノズル形式D
3636-2を追加規定。
2×のコードに対しては,
*印のみ。
MOD/変更
JISは,我が国独自の校正ノ
ズルを規定した。
JIS D 3636において,
ISO 4010によらないピ
ントル形校正ノズルを
附属書1(規定)で規定し
ているため。附属書1(規
定)は,改正等の機会を
捉えて提案を考える。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― IDT……………… 技術的差異がない。
― MOD/変更……… 国際規格の規定内容を変更している。
― MOD/選択……… 国際規格の規定内容と別の選択肢がある。
2.
JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― MOD…………… 国際規格を修正している。
1
7
D
3
6
3
7
-1
:
2
0
0
2