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D 2701-1:2014  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 1 

3 寸法······························································································································· 1 

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································· 3 

D 2701-1:2014  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本自動車部品工業会(JAPIA)

及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

これによって,JIS D 2701:1993は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

JIS D 2701の規格群には,次に示す部編成がある。 

JIS D 2701-1 第1部:平面座ナット 

JIS D 2701-2 第2部:平面座ナットの試験方法 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

D 2701-1:2014 

商用車用ホイールナット−第1部:平面座ナット 

Wheel fixing nuts for commercial vehicles-Part 1: Flat attachment nuts 

序文 

この規格は,1993年に第2版として発行されたISO 7575を基とし,我が国の実情に合わせるため技術

的内容を変更して作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。 

適用範囲 

この規格は,ねじの呼び径18 mm,20 mm及び22 mmの平面座の座金組込み六角ナット(以下,ナット

という。)の寸法について規定する。この規格は,JIS D 4220に規定する寸法のホイールハブ孔によって,

ハブにセンタリングしてホイールを固定するよう設計したナットに適用する。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 7575:1993,Commercial road vehicles−Flat attachment wheel fixing nuts(MOD) 

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用

規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS D 4220 自動車部品−ホイール−取付方式及び寸法 

寸法 

ナットの寸法及び公差は,表1による。ただし,表1は互換性を確保するために必要な寸法だけを規定

している。ナットの座金に関する設計については規定しない。 

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D 2701-1:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1−寸法 

単位 mm 

ねじの呼び 

d a) 

(h13) 

d2 

(最小) 

d3 

(最大) 

W c) 

(最小) 

h b) 

(最大) 

a d) 

(最小) 

(最小) 

M18×1.5 

27 0  

−0.33 

23 

40 

27 

4.5 

10.5 

M20×1.5 

30 0  

−0.33 

26 

45 

5.5 

29 

11 

M22×1.5 

33 0  

−0.39 

28 

49 

34 

12.5 

注a) 完全ねじ部の長さは,ねじの呼び径d×0.8以上とする。 

b) 車両の全幅によって,かなり低い値を要求することがある。 

c) 相手部品面に対するナット接触面の半径方向の有効幅。 

d) 接触面からねじ部までの距離。 

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D 2701-1:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書JA 

(参考) 

JISと対応国際規格との対比表 

JIS D 2701-1:2014 商用車用ホイールナット−第1部:平面座ナット 

ISO 7575:1993 Commercial road vehicles−Flat attachment wheel fixing nuts 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

1 適用範囲 JIS D 4220に基づくホ

イールハブ孔の寸法を
規定 

ISO 4107に基づくホイー
ルハブ孔の寸法を規定 

変更 

技術的にはほぼ同じ 

ISO 7575に引用されている規格が
古く引用すると利用者にとって活
用しづらいため,JISを引用した
が,本質的に差異はない。 

3 寸法 

ナットの寸法及び公差
を規定 

JISにほぼ同じ 

追加 

ナット接触面の寸法などの注を追
加した。 

各部の寸法を理解しやすくするた
めに追加したもので,技術的差異
はない。 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 7575:1993,MOD 

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 
 

− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 

− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。 

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 
 

− MOD ··············· 国際規格を修正している。 

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-1

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0

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