2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
D 1619-1977
自動車用ランプ類配光試験方法
Photometric Testing Methods of Lighting and
Signalling Equipment for Automobiles
1. 適用範囲 この規格は,自動車用ランプ類(以下,ランプ類という。)の試験室における配光,反射性
及び色度の試験方法について規定する。
引用規格:
JIS C 1102 指示電気計器
JIS C 1609 光電池照度計
JIS C 7506 自動車用電球
JIS C 7614 輝度測定方法
JIS D 5500 自動車用ランプ類
JIS D 5504 自動車用前照燈シールドビーム形電球
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS Z 8701 2度視野XYZ系による色の表示方法
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8722 2度視野XYZ系による物体色の測定方法
JIS Z 8723 表面色の比較方法
JIS Z 8724 光源色の測定方法
2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。
(1) 自動車用ランプ類 JIS D 5500(自動車用ランプ類)に規定するランプ類で表1による。
表1 自動車用ランプ類
種類
照明燈
ヘッドランプ
フォグランプ
ライセンスプレートランプ
バックアップランプ
信号燈及び標識燈
テールランプ
ストップランプ
ターンシグナルランプ
パーキングランプ
クリアランスランプ
サイドマーカランプ
標識
リフレックスリフレクタ
2
D 1619-1977
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(2) 試験電圧 JIS D 5504(自動車用前照燈シールドビーム形電球)の付表1に示す試験電圧及びJIS C
7506(自動車用電球)の付表に示す試験電圧又は所定光束の中心値になる電圧。
(3) 光学的中心 ランプ類に使用しているJIS C 7506に規定するランプバルブのフィラメント中心。
なお,同一ランプバルブに複数のフィラメントを有している場合は,第一フィラメントの中心。た
だし,JIS D 5504の規定によるものは電球の前面レンズ表面の中心とする。
リフレックスリフレクタでは,反射素子と一体に構成する前面レンズ表面の中心とする。
(4) 標準ランプバルブ 原則としてJIS C 7506の規定による付表に示す寸法,初特性及び付図の各中心値
に極めて近いもの。ただし,付表の初特性では,光束の中心値を重視し,試験電圧の変更により所定
光束の中心値を得られる電圧としてもよい。
(5) 測定距離 ランプ類の光学的中心から受光器表面までの距離。
(6) 最高光度帯 ヘッドランプ視覚照準方法でいう最高光度帯とは,配光パターンの中で最高光度点を含
み,きわだって明るい部分。
3. 試験方法の種類
3.1
配光及び反射性試験
(1) 照明燈試験方法
(2) 信号及び標識燈試験方法
(3) 標識試験方法
3.2
色度試験
4. 試験設備及び装置
4.1
試験室 試験室は,次のとおりとする。
(1) 試験室の状態は,JIS Z 8703(試験場所の標準状態)に規定された常温常湿とする。
(2) 配光及び反射性試験の試験室は,表2に示す測定距離を十分に包括できる大きさとし,外部からの漏
光及び床面,壁面等からの反射光が受光器に入らない構造とする(図1参照)。
表2
ランプ種類
測定距離
ヘッドランプ
フォグランプ
10m以上
テールランプ
パーキングランプ
クリアランスランプ
ストップランプ
ターンシグナルランプ
サイドマーカランプ
バックアップランプ
3m以上
リフレックスリフレクタ
30.48m
備考 リフレックスリフレクタの測定距
離は原則として30.48mとする。
ただし,30.48mの場合と比較検
討し,測定結果に影響しないこと
が確認されたならば,これ以下の
距離で測定してもよい。
3
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図1 試験室(参考)
4.2
試験装置
4.2.1
電源 電源は,原則として安定した直流電源を使用する。ただし,周波数50Hz又は60Hzの正弦
波に近い安定した交流電源を使用してもよい。
4.2.2
回転架台 回転架台は,次による。
(1) ランプ類の配光測定は,原則として試験品回転方式による装置を使用する。
(2) 試験品回転方式に使用する回転架台は,ランプを水平又は垂直に回転調整することのできる構造で,
水準器などで水平又は垂直が読み取れるものとする。
(3) 回転架台の回転中心とランプ類の光学的中心は,一致させることができる構造で,角度表示のできる
構造とする。
(4) 回転範囲は,鉛直面±90度以上,水平面±45度以上で,精度は各±0.1度以下とする(図2参照)。
4
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図2 回転架台(参考)
4.3
計測器
4.3.1
電気計器 電気計器は,JIS C 1102(指示電気計器)に規定された階級0.5級以上の計器,又はこ
れと同等以上の精度の計器を使用する。
4.3.2
照度計 照度計は,JIS C 1609(光電池照度計)に規定された階級A級以上の確度をもつ光電池照
度計,又は同等以上の性能を有する照度計を使用する。
なお,使用時には,次のことに注意しなければならない。
(1) 色補正 赤,アンバー及び黄等の色光を持ったランプ類の配光を測定する場合は,受光器の相対分光
感度を標準比視感度にできるだけ合わせて使用する。
なお,補正を要する場合は,次の式による補正係数Kを算出し,補正する。
∫
∫
∫
∫
=
780
380
780
380
780
380
780
380
λ
λ
λ
λ
λ
λ
λ
λ
λ
λ
λ
λ
d
S
W
d
S
W
d
V
W
d
V
W
K
t
s
s
t
······················································ (1)
ここに,
K: 補正係数
Vλ: 波長λにおける標準比視感度
Sλ: 波長λにおける受光器相対分光感度
Wsλ: 波長λにおける標準光源の分光分布
Wtλ: 波長λにおける試験品の分光分布
(2) 角補正 照度計は,原則としてランプ類に正対させて使用する。
なお,止むを得ず光を受光器に斜めに入射させる時は角補正する。この場合,測定誤差はJIS C 1609
の規定に示された誤差以下とする。
4.3.3
輝度計 輝度計は,JIS C 7614(輝度測定方法)に規定された輝度計,又はこれと同等以上の性能
のものを使用する。
4.3.4
色度測定装置 色度測定装置は,次による。
(1) 物理測定装置 物理測定装置は,特に規定のない限り,JIS Z 8724(光源色の測定方法)に規定する
分光測色方法による装置又は刺激値直読方法による装置を使用する。
(2) 視感測定装置
(a) 視感測定装置は,色度限界フィルタと試験品とが同一平面上で比較できるもので,互いに隣接して
5
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いることが望ましい。
(b) 色度限界フィルタを照射する光は,JIS Z 8701(2度視野XYZ系による色の表示方法)に規定する
標準の光Aとする。
また,色度限界フィルタと試験品との輝度を同一に調整できる機構を有すること(図3参照)。
図3 視感測定装置(参考)
4.4
測光補助装置
4.4.1
テストスタンド テストスタンドは,次による。
(1) テストスタンドは,試験品が車両の正規の使用状態と同一姿勢に取り付けられるものとし,回転架台
への取付面は水平で,テストスタンドには試験品の光学的中心を通り,車両中心面に平行な水平の基
準線及び垂直の基準線を表示する。
また,表面処理は無光沢の黒色が望ましい。
なお,2燈式及び3燈式のテールランプ,ストップランプ及びターンシグナルランプの光学的中心
は,JIS D 5500の規定による(図4参照)。
図4 テストスタンド(参考)
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(2) ライセンスプレートランプ用テストスタンドは,試験品及び測光用番号標が車両の正規の使用状態と
同一姿勢に取り付けられるものとする(図5参照)。
図5 ライセンスプレートランプ用テストスタンド(参考)
注*
適用する車種の寸法及び角度に合わせる。
4.4.2
テストスクリーン テストスクリーンはランプ類の照準等に用いるもので,基準線(H-V線)及び
各ランプの測定距離に応じた角度を碁盤目状に目盛ったものとし,無光沢の白板とすることが望ましい。
4.4.3
測光用番号標 測光用番号標は,ライセンスプレートランプの測光に用いるもので,車体に取付け
られた番号標と同一の大きさを有する無光沢の黒色平板を使用し,JIS D 5500に規定された測定面には,
JIS Z 8722(2度視野XYZ系による物体色の測定方法)の規定による白色面を使用する。ただし,この白
色面の代わりに反射性能のわかったJIS P 3801〔ろ紙(化学分析用)〕に規定されたろ紙を使用してもよい。
4.4.4
色度限界フィルタ 燈光の色を視感によって判定するために用いる色度限界フィルタは,JIS Z
8701の規定による標準の光Aを用いて,JIS D 5500の規定による色度範囲の限界を示すものとする。
4.4.5
投光器及び受光器 リフレックスリフレクタの測定に用いる投光器及び受光器は,次のとおりとす
る。
(1) 投光器に使用する光源は,JIS Z 8701の規定による標準の光Aを用い,投光器の有効径は約50mmと
する。
なお,試験品が十分均一に照射されなければならない。
(2) 受光器の開口部の大きさは,垂直方向が約13mm以下,水平方向が約25mm以下とし,4.3.2に規定す
る照度計を用いる。
5. 試験方法
5.1
照明燈試験方法
5.1.1
ヘッドランプ及びフォグランプの試験方法 ヘッドランプ及びフォグランプの試験方法は,次によ
る。
(1) 照度計受光器の設置と回転架台の照準 4.3.2に規定する照度計の受光器を,測定しようとする試験品
からの入射光の法線方向に向けて,4.2.2に規定する回転架台の回転中心から所定の測定距離に設置す
る。
回転架台の回転中心よりトランシット又はその他の水平,垂直の角度が測定できる装置を用いて回
転中心を通り,回転架台のランプ取付台に記された中心線(テストスクリーンに垂直)に平行な直線
が正確に照度計の受光器の中心を通り,回転架台の水平回転軸に直交するように照準する(図6参照)。
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図6 回転架台の照準
(2) 試験品のテストスタンド及び回転架台への取り付け 試験品は4.4.1(1)に規定する車両の正規の使用
状態と同一に作製されたテストスタンドに取り付け,回転架台の回転中心に試験品の光学的中心を合
わせ,また,テストスタンドの基準線を回転架台の取付台上の中心線に合わせて固定する。試験品を
直接,回転架台へ取り付ける場合は,試験品は照準された回転架台の回転中心に試験品の光学的中心
を合わせ,回転架台に対して車両の正規の使用状態と同様な位置及び角度に取り付ける。
(3) 照準
(3.1) ヘッドランプ
(3.1.1) 機械的照準方法 5.1.1(1)の規定によって照準された回転架台の回転中心に試験品の光学的中心を
合わせ,レンズ面に取り付けられた突起によって決まる照準面をH-Vに照準する。
(3.1.2) 視覚照準方法 5.1.1(1)の規定によって照準された回転架台の回転中心に試験品の光学的中心を合
わせて取り付け,JIS D 5500の規定又は当事者間で定めた基準により照準する。
(3.2) フォグランプ 5.1.1(1)の規定によって照準された回転架台の回転中心に試験品の光学的中心を合
わせて取り付け,JIS D 5500の規定又は当事者間で定められた基準により照準する。
(4) 光度の測定 試験品に取り付けた所定の標準ランプバルブ(シールドビーム形は除く。)を所定の試験
電圧(試験品の端子部で測定する)で点燈し,回転架台の垂直及び水平の角度調整により定められた
測定点の照度,最高照度及び位置を測定する。
測定点が測定範囲で定まっているものについては,その範囲内での照度を測定し,次の式により試
験品の光度I (cd) を算出する。
2
El
I=
···················································································· (2)
ここに
I: 光度 (cd)
E: 照度 (lx)
l: 測定距離 (m)
5.1.2
バックアップランプ試験方法 バックアップランプ試験方法は,次による。
(1) 照度計受光器の設置と回転架台の照準 5.1.1(1)に規定する方法により照準する。
(2) 試験品のテストスタンド及び回転架台への取り付け 5.1.1(2)に規定する方法により取り付ける。
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(3) 光度の測定 バックアップランプに取り付けられた所定の標準ランプバルブを所定の試験電圧(試験
品の端子部で測定する)で点燈し,5.1.1(4)に規定する方法により照度を測定し,式(2)により光度を算
出する。
5.1.3
ライセンスプレートランプ試験方法 ライセンスプレートランプ試験方法は,次による。
(1) 試験品のテストスタンドへの取付け 試験品は,4.4.3に規定する測光用番号標を付けた4.4.1(2)のテ
ストスタンドに車両の正規の使用状態に取り付ける。
(2) 計測器と測光用番号標の設置 4.3.3に規定した輝度計等を使用して測定する。測定部は測光用番号標
の測定面の法線方向で計器の視野内に測光用番号標の測定面が全面入るように設置する。
(3) 照度の測定 試験品に取り付けた所定の標準ランプバルブを所定の試験電圧(試験品の端子部で測定
する)で点燈し,測光用番号標の各測定面の輝度を順次測定し,その輝度を次の式により照度に換算
する。
L
Eρ
π
=
·················································································· (3)
ここに
E: 照度 (lx)
L: 輝度 (cd/m2)
ρ: 測定面の反射率
5.2
信号及び標識燈試験方法 信号及び標識燈試験方法は,次による。
(1) 照度計受光器の設置と回転架台の照準 5.1.1(1)に規定する方法により照準する。
(2) 試験品のテストスタンド及び回転架台への取り付け 5.1.1(2)に規定する方法により取り付ける。
(3) 光度の測定 試験品に取り付けられた所定の標準ランプバルブを所定の試験電圧(試験品の端子部で
測定する。)で点燈し,5.1.1(4)に規定する方法により照度を測定し,式(2)により光度を算出する。
5.3
標識(リフレックスリフレクタ)試験方法 標識試験方法は,次による。
(1) 照度計及び受光器の設置と回転架台の照準 4.3.2に規定する照度計の受光器を測定しようとするリ
フレックスリフレクタの反射光の法線方向に向けて,4.2.2に規定する回転架台の回転中心から所定の
測定距離に設置し,回転架台の回転中心からトランシット又はその他の水平及び垂直の角度が測定で
きる装置を用いて回転中心を通り,回転架台のリフレックスリフレクタ取付台に記された中心線(テ
ストスクリーンに垂直)に平行な直線が正確に投光器のレンズ面の中心を通り,回転架台の水平回転
軸に直交するように照準する(図6参照)。
また,観測角は,回転架台の回転中心に設置したトランシット又はその他の水平,垂直の角度が測
定できる装置により回転架台の角度を垂直方向上方0.2度及び1.5度に操作したとき,この角度に対応
する位置に移動した照度計受光器が正確に位置することを確認する。
(2) 試験品のテストスタンド及び回転架台への取り付け リフレックスリフレクタは,4.4.1に規定する車
両の正規の使用状態と同一に作製されたテストスタンドに取り付け,回転架台の回転中心にリフレッ
クスリフレクタの光学的中心を合わせ,また,テストスタンドの基準線と回転架台の取付台上の中心
線に合わせて固定する。
(3) 投光器の照射 投光器の光源がJIS Z 8701の規定による標準の光Aになる電圧で点燈し,リフレック
スリフレクタの規定された露出面積の全面をほぼ均一な照度で照射する。
なお,測定中は同一照度を保持しなければならない。
(4) 反射性能測定 リフレックスリフレクタを4.4.5で規定する投光器で照射し,リフレックスリフレクタ
の表面の照度を測定する。次に,リフレックスリフレクタの反射光の照度を,回転架台の垂直及び水
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平の角度調整により定められた測定点で順次測定し,次の式により試験品の反射性能を算出する。
=
76
.
10
2
2
1
E
l
E
R
ρ
··········································································· (4)
ここに
ρR: 反射性能 (cd/10.76lx)
E1: 反射照度 (lx)
E2: リフレックスリフレクタ表面上の投光器からの照射照度 (lx)
l: 測定距離 (m)
6. 色度試験 ランプ類の色光の測定は,次のいずれかの方法による。
(1) 分光測色方法
(2) 刺激値直読方法
(3) 視感測定方法(リフレックスリフレクタは除く。)
6.1
分光測色方法
6.1.1
測定方法 測定方法は,次による。
(1) 4.3.4(1)に規定する分光測光器を使用し,分光分布のわかっている標準光源の指定された方向が分光測
光器の入射スリットの中心線と一致するように取り付けて,各波長における分光測光器の指示値を読
みとる。次に標準光源の代わりに試験品の光軸方向を標準光源の時と同様に取り付け,各波長におけ
る分光測光器の値を読みとり,次の式により試験品の分光分布Ptλを求める。
λ
λ
λ
λ
s
s
t
t
P
R
R
P=
············································································· (5)
ここに
Psλ: 標準光源の分光分布
Rtλ: 試験品による波長λにおける分光測光器の指示値
Rsλ: 標準光源による波長λにおける分光測光器の指示値
このとき,標準光源又は試験品の光以外の光が分光測光器に入射しないように注意する。
なお,分光測光器に直接試験品の光を照射させず,JIS Z 8722に規定された標準白色面に反射させ
て分光測光器に入射させてもよい。
(2) リフレックスリフレクタの場合,リフレックスリフレクタよりの反射光を6.1.1(1)に示す方法で測定す
るか,又はリフレックスリフレクタと同一材質でリフレックスリフレクタレンズの表面から反射素子
の頂点まで計った板厚の2倍の厚さをもつ平板をJIS Z 8722に規定された透明物体の測定方法に準じ
て行う。
6.1.2
色度座標の計算 JIS Z 8724により三刺激値X,Y,Zを求め,次の式によって色度座標x,y,zを
算出する。
Z
Y
X
X
x
+
+
=
··········································································· (6)
Z
Y
X
Y
y
+
+
=
··········································································· (7)
y
x
Z
Y
X
Z
z
−
−
=
+
+
=
1
······························································ (8)
6.2
刺激値直読方法 刺激値直読方法は,JIS Z 8724の5.の規定により行う。
10
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6.3
視感測定方法 視感測定方法は,4.3.4(2)に規定する視感測定装置を使って,JIS Z 8701に規定する
標準の光Aで照射した色度限界フィルタと所定の試験電圧(試験品の端子で測定する。)で点燈した試験
品とを視感により比較判定する。
なお,このとき,視野が同一な輝度になるよう調整する。
また,色度限界フィルタと試験品は試験装置の開口部の全域からの光で比較し,観察は光軸方向から行
う。ただし,観察者はJIS Z 8723(表面色の比較方法)で規定された色覚正常者とする。
自動車部会 自動車用燈器専門委員会 構成表
氏 名
所 属
(委員会長)
岩 崎 賢
工業技術院機械技術研究所
若曾根 和 之
工業技術院標準部
中 沢 忠 義
通商産業省機械情報産業局
青 地 慎太郎
通商産業省工業品検査所
北 川 清
運輸省自動車局
森 茂
防衛庁技術研究本部
寺 村 修
東京都工業技術センター
小 林 一 之
市光工業株式会社
三 橋 英 夫
株式会社小糸製作所
宮 沢 英 夫
スタンレー電気株式会社
前 田 寛
株式会社今仙電機製作所
片 瀬 豊
東京芝浦電気株式会社
田 辺 清
社団法人日本自動車部品工業会
岩 井 晋
日本国有鉄道自動車局
宗 川 浩 也
いすゞ自動車株式会社
天 野 康 彦
トヨタ自動車工業株式会社
小 川 隆
日野自動車工業株式会社
稲 川 一 丸
日産自動車株式会社
山 崎 充
富士重工業株式会社
高 橋 昭八郎
東洋工業株式会社
高 山 英 一
三菱自動車工業株式会社
関 口 浩
日産ディーゼル工業株式会社
近 田 隆 愛
株式会社本田技術研究所
山 内 武
鈴木自動車工業株式会社
(事務局)
村 里 利 明
工業技術院標準部機械規格課