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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

D 1022-1982 

自動車運行試験方法 

Driving Test Method of Automobiles 

1. 適用範囲 この規格は,自動車の運行試験方法について規定する。 

引用規格: 

JIS D 1010 自動車走行試験方法通則 

JIS D 1023 自動車分解検査方法 

2. 試験方法 

2.1 

試験自動車の状態及び試験器材は,JIS D 1010(自動車走行試験方法通則)による。 

2.2 

試験路は,平地・坂路・長坂路・舗装路・砂利道などを含む約200km以上を選ぶ。 

2.3 

試験路を適宜数区間に区分して,その各部及び全体を通じて測定を行う。 

2.4 

試験自動車は,所定の積載を行い,燃料消費量測定装置,温度計など,測定に必要な装備をする。 

2.5 

出発点において,時刻,距離計の読み,燃料消費量測定装置の読み,必要に応じ各部温度,すなわ

ち機関油・冷却水・変速機油・減速機油の温度及び気温を測定記録する。 

2.6 

到着点において,時刻,距離計の読み,燃料消費量測定装置の読み及び2.5の各部温度を測定し記録

する。 

2.7 

運行に当たっては,途中自動車各部(特に機関・クラッチ・変速機・ブレーキ及びかじ取り装置の

調子),加速の状況,乗心地及び路面の状況を観察記録する。 

2.8 

運行試験後,必要に応じてJIS D 1023(自動車分解検査方法)によって自動車各部を分解点検し,

強さ及び摩耗状況を観察記録する。 

2.9 

試験の記録及び成績は,付表により記入する。 

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D 1022-1982  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表 運行試験記録及び成績