2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書12(参考)ローディングモデュールの詳細説明
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
1. ローディングモジュール管理部 ローディングモジュール管理部は,附属書12表1による。
附属書12表 1 ローディングモジュール管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
2
N
システム収容数(n)
a)
a
2
2
2
(RESERVED)
3
4
B1
システム識別情報の並び(#1〜#n)
a
4
O1
B2
システム管理情報の並び(#1〜#n)
a
a)
システム収容数 システム収容数は,収容するシステムの数を格納する。
1.1
システム識別情報 システム識別情報は,附属書12表2による。
附属書12表 2 システム識別情報
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
12
MID
製造者識別子
a
2
12
2
N
モジュール収容数(mn)
a)
a
3
14
2
(RESERVED)
a) モジュール収容数 モジュール収容数は,各製造者識別子について収容する,モジュールの数を格納
する。
1.2
システム管理情報 システム管理情報は,附属書12表3による。
附属書12表 3 システム管理情報
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
モジュール識別情報の並び(#1〜#mn)
a
2
O1
B2
モジュール管理情報の並び(#1〜#mn)
a
1.3
モジュール識別情報 モジュール識別情報は,モジュールを識別するために,必要な情報を格納す
る。モジュール識別情報は,附属書12表4による。
附属書12表 4 モジュール識別情報
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
N:N::N
モジュール種別
a
2
1
3
(RESERVED)
3
4
52
C
モジュール名称
a)
a
4
56
8
C
モジュールバージョン番号
b)
b
a) モジュール名称 モジュール名称は,モジュールの名称を格納する。
b) モジュールバージョン番号 モジュールバージョン番号は,モジュールのバージョン番号を格納する。
1.4
モジュール種別 モジュール種別は,附属書12表5による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書12表 5 モジュール種別
項番
bit
内容
備考
識別
1
7
診断サービスモジュールフラグ
bit7
a)
a
0
診断サービスモジュールでない
1
診断サービスモジュールである
2
6
テストモジュールフラグ
bit6
b)
a
0
テストモジュールでない
1
テストモジュールである
3
5-2
(RESERVED)
4
1-0
モジュール種別フラグ
bit1
bit0
c)
a
0
0
イニシャルプログラム
0
1
プログラム
1
0
ライブラリ
1
1
データ
a) 診断サービスモジュールフラグ 診断サービスモジュールとは,工場出荷後の故障診断などに使用す
るモジュールの総称であり,ユーザに対する動作保証は行わない。
b) テストモジュールフラグ テストモジュールとは,開発,製造,検査などに使用するモジュールの総
称であり,ユーザに対する動作保証を行わない。
c) モジュール種別フラグ モジュール種別フラグを構成するイニシャルプログラムとは,システムが次
の動作を行う対象となるプログラムである。
1) 既にシステムが保持しているものよりも大きなバージョン番号をもつイニシャルプログラムならば,
システムのホットスタートポイントにロードする。
2) ホットスタートする。
3) 再びモジュール識別情報を検索し,システムが対象としているすべてのイニシャルプログラムに対
して1)〜2)を繰り返す。
プログラムとは,イニシャルプログラム以外のプログラムである。
1.5
モジュール管理情報 モジュール管理情報は,モジュールを管理するために必要な情報を格納する。
モジュール管理情報は,附属書12表6による。
附属書12表 6 モジュール管理情報
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
2
N
モジュール発効日
a)
b
2
2
2
N
モジュール失効日
b)
b
3
4
64
CC
モジュールタイトル
c)
b
4
68
182
製造業者依存情報
d)
b
5
250
4
DSA
モジュール本体のアドレス
e)
a
6
254
2
BS
モジュール本体のサイズ
f)
a
a) モジュール発効日 モジュール発効日は,モジュールの機能が有効となる日を格納する。協定世界時
(UTC)によって,1997年1月1日を第0日として経過した日数で表現する。日を指定しない場合は,
“00(16)”を格納する。
b) モジュール失効日 モジュール失効日は,モジュールの機能が無効となる日を格納する。協定世界時
(UTC)によって,1997年1月1日を第0日として経過した日数で表現する。日を指定しない場合は,
“00(16)”を格納する。
c) モジュールタイトル モジュールタイトルは,モジュールの概要をユーザに示す場合に使用する。
d) 製造業者依存情報 製造業者依存情報は,モジュールの製造業者が独自の情報を格納する場合に使用
する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
e) モジュール本体のアドレス モジュール本体のアドレスは,各モジュールのモジュール本体の格納位
置を格納する。
モジュール本体が存在する場合にだけ有効となる。
f)
モジュール本体のサイズ モジュール本体のサイズは,各モジュールのモジュール本体のサイズを,
ブロックサイズで割った値(切り上げ)を格納する。
モジュール本体が存在する場合にだけ有効となる。
2. ローディングモジュール本体 ローディングモジュール本体は,附属書12表7による。
附属書12表 7 ローディングモジュール本体
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ローディングモジュール本体の並び
a
2.1
ローディングモジュール本体 ローディングモジュール本体は,ローディングモジュール本体を格
納する。
ブロックサイズの倍数分の格納エリアを確保する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。