2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10(参考)案内検索の実例(海外の場合)
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
1. 案内検索データ説明
1.1
案内検索データ全体構成 案内検索データの全体構成の概念を,附属書10図1に示す。
地図関連データ
リンクID..
地点情報1
地点情報n
文字情報1
文字情報1
ジャンル名
このデータフレーム群
は,その他のフレーム
から参照がある。
検索フレーム1
検索フレーム2
付加データ
【マルチメディア】
全データ管理
フレーム
案内検索データ管理
拡張データ
【HTML】
検索フレームm
検索フレームl
附属書10図 1 すべてのデータフレームをファイルとした場合の全体構成
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
1.2
案内検索データ ファイル構成
1.2.1
案内検索データ 構成規則 案内検索データの構成規則を,附属書10図2に示す。
ルートディレクトリ
ALLDATA.KWI (本規格データ 管理ファイル)
:
INDEXDAT.KWI(案内検索データ 管理ファイル)
IDX (サブディレクトリ:14章用)
POISRC01.IDX(個々の検索単位のサブファイル)
POISRC02.IDX
:
POIDAT04.IDX
附属書10図 2 案内検索データ 構成規則
a) 案内検索データ 管理ファイル 附属書2“メディア内データ構成”で示されている構成のなかで,
ルートディレクトリの直下に案内検索データ管理ファイルを配置する。
案内検索データ管理ファイル: “INDEXDAT.KWI”(案内検索データ データ管理部をファイル先
頭に配置)
b) 案内検索データ サブディレクトリ 案内検索データ管理ファイル以外の構成ファイルは,次のサブ
ディレクトリの下にすべて設定する。
このバージョンでは,更なるサブディレクトリの設定は行わない。
個別案内検索データ 格納サブディレクトリ:”IDX”(この規格データ管理ファイルと同一ディレ
クトリに配置)
c) 案内検索データ サブファイル 案内検索データのサブファイルには,ファイル名末尾に拡張子とし
て“.IDX”を設定する。
d) 案内検索データ ファイル名設定規則 案内検索データ内に設定するファイル名は,データ管理部
(案内検索データ管理ファイル)の存在するディレクトリからの相対パス名付きで表現する。ディレ
クトリ区切り名称は“¥”とする。
備考 実際に格納するファイル名称,ディレクトリ名称はすべて半角大文字で設定する。
例 IDX¥POISRC01.IDX , IDX¥POIDAT01.IDX
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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1.2.2
案内検索データ 全体ファイル構成 案内検索データ全体構成を,附属書10図3に示す。
案内検索データ
管理ファイル
“INDEXDAT.KWI”
以下,ファイルは,
検索サブディレクトリへ格納
ゾーン検索ファイル “ZONZSRC.IDX”
“POISR001.IDX”…“POISR010.IDX”
ゾーン別POI
“SADSR001.IDX”…“SADSR010.IDX”
ゾーン別ストリートアドレス
検索ファイル
“ITSSR001.IDX”…“ITSSR010.IDX”
ゾーン別インターセクション
検索ファイル
“FWYSR001.IDX”…“FWYSR010.IDX”
(ゾーン別)フリーウェイ
検索ファイル
“ARGSR001.IDX”…“ARGSR010.IDX”
(ゾーン別)Q-POI
ジャンル選択ファイル
“ARSSR001.IDX”…“ARSSR010.IDX”
(ゾーン別)Q-POI
検索ファイル
“EM1SR001.IDX”…“EM4SR010.IDX”
(ゾーン別)ジャンル別
Emergency1
“ARCSR001.IDX”…“ARCSR010.IDX”
ゾーン別周辺City
検索ファイル
“TELSR001.IDX”…“TELSR010.IDX”
(ゾーン別)電話番号
検索ファイル
“ZIPSR001.IDX”…“ZIPSR010.IDX”
(ゾーン別)ポストコード
検索ファイル
地点情報ファイル
高頻度文字情報
ファイル
中頻度文字情報
ファイル
Emergencyは対応
ジャンルごと(ゾー
ンごと)に作成
“POIDT001.IDX”…“POIDT004.IDX”:3けた数字部分は,地点情報連番を付番
“FHCDT001.IDX”…“FHCDT007.IDX”:3けた数字部分は,言語番号
“FMCDT001.IDX”…”FMCDT003.IDX”:3けた数字部分は,中頻度文字情報連番
備考 点鎖線の表記は,作成任意である。
注:3けた数字部分は,検索ゾーン連番を付番
POI
ゾーン検索フレーム
ストリートアドレス
ゾーン検索フレーム
インターセクション
ゾーン検索フレーム
フリーウェイ
ゾーン検索フレーム
Q-POIジャンル
ゾーン検索フレーム
Q-POI
ゾーン検索フレーム
Emergency Q-POI
ゾーン検索フレーム
周辺City
ゾーン検索フレーム
電話番号
ゾーン検索フレーム
ポストコード
ゾーン検索フレーム
附属書10図 3 案内検索データ全体構成
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
1.2.3
案内検索データ データ管理構成 案内検索データのデータ管理構成を,附属書10図4に示す。
要素1高頻度文字情報1
:
要素1高頻度文字情報16
要素1中頻度文字情報0
要素1中頻度文字情報1
要素1中頻度文字情報2
要素1中頻度文字情報3
ゾーン選択
ストリートアドレス検索
ジャンル検索
インターセクション検索
フリーウェイ検索
POI検索
Q-POI検索
Q-POIジャンル検索
Emergencyジャンル検索
Emergency検索
5 Near Cities検索
エリアコード検索
ポストコード検索
電話番号検索
ジャンル検索(CTG:A)
ジャンル検索(CTG:B)
:
ジャンル検索(CTG:M)
Emergency検索(CTG:A)
Emergency検索(CTG:B)
:
Emergency検索(CTG:N)
ストリートアドレス地点情報1
:
ストリートアドレス地点情報P
インターセクション地点情報1
:
インターセクション地点情報Q
フリーウェイ地点情報1
:
フリーウェイ地点情報R
ポストコード地点情報1
:
ポストコード地点情報S
ボリューム管理レコード
地点情報管理レコード
*:検索ゾーンごとの作成は任意
拡張領域
個別検索
フレームへ
要素別文字情報1
:
要素別文字情報7
拡張領域
文字情報
文字情報
要素別文字情報1
要素7高頻度文字情報1
:
要素別文字情報7
:
個別文字情報
フレームへ
個別地点情報
フレームへ
*
*
*
*
備考* 検索ゾーンが複数存在する検索ボリュームでは,
ボリューム管理レコードの直下の検索フレームは,
ゾーン検索である。
データ管理部
附属書10図 4 案内検索データ データ管理構成
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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2. 案内検索データ管理部 案内検索データ管理ファイルの構成図を,附属書10図5に示す。
データ管理部
デフォルトシステム
(検索)ボリューム
管理レコード
地点情報管理レコード
拡張領域
←各レコードは,データ管理部に
定義する管理別の固定長で表現
され連続配置される。
各データ別のフレー
ムへファイル別に参
照(同一ファイルで
の参照も可)
案内検索データ管理ファイル構成
高頻度文字情報管理部
中頻度文字情報管理部
附属書10図 5 1案内検索データ管理ファイル 構成図
2.1
データ管理部 データ管理部は,附属書10表1による。
附属書10表 1 データ管理部
項番 オフセット
データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
L0
データ管理部 ヘッダ
a)
a
2
L0
Lx
使用者領域(メタデータ)
c
3
O1
L1×(M+α)
ボリューム管理レコード #1〜#M+α
b)
a
4
O2
L2×N
地点情報管理レコード #1〜#N
c)
a
5
O3
拡張領域
c
a) データ管理部 ヘッダ データ管理部 ヘッダの記述内容は,固定とする。
b) ボリューム管理レコード ボリューム管理レコード,地点情報管理レコードは,固定長となり,その
サイズL1は,“データ管理部 ヘッダ”に格納する。
αはボリューム管理によって管理するボリューム数
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
c)
地点情報管理レコード 地点情報管理レコードのサイズは,“データ管理部 ヘッダ”に格納する。
オフセット O1 = L0 + Lx
O2 = L0 + Lx +L1 × (M+α)
O3 = L0 + Lx + L1 × (M+α) + L2 × Nとなる。
2.1.1
データ管理部 ヘッダ データ管理部のヘッダは,附属書10表2による。
附属書10表 2 データ管理部 ヘッダ
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DCTR”
a
2
4
8
C
データフォーマット バージョン
a)
a
3
12
8
BCD
データ作成日
b)
a
4
20
32
C
COPYRIGHT
c)
a
5
52
4
SWS
使用者領域(メタデータ) サイズ
d)
a
6
56
4
D
使用者領域(メタデータ)へのオフセット
d)
a
7
60
4
SWS
拡張領域 サイズ
e)
a
8
64
4
D
拡張領域へのオフセット
e)
a
9
68
4
N
ボリューム管理レコード 数
= M
a
10
72
4
SWS
ボリューム管理レコード サイズ(1レコードのサイズ)
= L1
a
11
76
4
D
ボリューム管理レコード 先頭へのオフセット
(= O1)
a
12
80
4
N
地点情報管理レコード数
= N
a
13
84
4
SWS
地点情報管理レコード サイズ(1レコードのサイズ)
= L2
a
14
88
4
D
地点情報管理レコード 先頭へのオフセット
a
15
92
B1
タイトル表示 文字情報データリスト
f)
a
a) データフォーマット バージョン データフォーマット バージョンは,初期値“1.00????”とするキ
ャラクタ表現(ASCII)とする。
整数部がバージョンを,小数点以下2けたがレビジョンを表現する。それ以降の4けたは,データ
作成者の判断で自由に表現できる。例えば,1.00a, 1.00b, 1.000001, 1.00IPCなど自由とする。
b) データ作成日 データ作成日は,YYYYMMDDhhmmssssによるBCD表現とする。
例 1998年11月 7日15時14分30.02秒 → 0x1998110715143002
2001年 9月15日 0時 0分 0.00秒 → 0x2001091500000000
時間は,24時間表現を使用する。
c) COPYRIGHT ASCIIコードで表現する。
例 “KIWI CORPORATION”(“は含まない)
d) 使用者領域(メタデータ) サイズ/オフセット 使用者領域(メタデータ) サイズ/オフセットに
は,検索及び地点登録の管理で必要な情報を,メタデータ化して収録する。
検索データ,POIを外部から(地図データと関係なく)供給する場合などに利用する。
なお,緯度経度の分解能が,地図データと異なる場合,又は対応言語が異なる場合,必ず格納する。
使用者領域へのオフセットは,データ管理部先頭からの本体15.2.1のd) 使用者領域先頭へのディ
スプレイスメントを設定する。設定なき場合は,“NULL”を格納する。
e) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域 サイズ/オフセットには,データ管理部の拡張データを
格納する。
拡張領域を設定する場合,オフセットは,データ管理部先頭から拡張領域先頭へのディスプレイス
メントを設定する。設定がない場合は,“NULL”を格納する。
f)
タイトル表示 文字情報データリスト 地点情報名称は,各地点情報単位で名称の表示(データ内容
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
の確認)を行うときなどに利用する。
タイトル 文字情報データリストは,メタデータで設定する対応言語数を格納する。格納の順番は,
メタデータでの定義順とする。
格納方法は,本体15.2.2の1) に同じくボリューム管理レコード検索型に準じる。
例 US POI SEARCH , EU POI SEARCH ,,,,など 制作者側の判断で設定する。
2.2
ボリューム管理レコード
2.2.1
ボリューム管理レコード(検索型) ボリューム管理レコードの検索型は,附属書10表3による。
附属書10表 3 ボリューム管理レコード 検索型
項番 オフセット データ長
データ形式 項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
a)
a
2
4
4
C
検索機能宣言
a)
a
3
8
4
C
アドレス記述宣言
b)
a
4
12
4
SWS
拡張領域サイズ
c)
a
5
16
4
D
拡張領域へのオフセット
c)
a
6
20
4
C
デフォルトキーボード 指定
d)
a
7
24
8
PID
カバーエリア 最小緯度経度
e)
a
8
32
8
PID
カバーエリア 最大緯度経度
e)
a
9
40
4
SWS
検索フレーム 管理部のサイズ
a
10
44
4
D
検索フレーム 管理部へのアドレス
g)
a
11
48
B1
表記項目 文字情報データリスト
f)
a
12
O1
B2
別設定検索フレーム 管理部アドレス
g)
c
13
O2
B3
拡張領域
c
14
O3
B4
パディング領域
c
項番12,13は,項番5,10で格納エリアを指定できるため,ボリューム管理レコード内での配置は
任意である。ただし,項番12〜14で上位データ管理部ヘッダにて設定するボリューム管理レコードサ
イズを,満足すること。
a) データ宣言,検索機能宣言 データ宣言及び検索機能宣における定義は,附属書10表4による。
附属書10表 4 データ宣言,検索機能宣言
データ宣言
検索機能宣言
対応ボリューム
“DSRC”
“FSLZ”
ゾーン選択
“DSRC”
“FSAD”
ストリートアドレス検索
“DSRC”
-
ジャンル検索
“DSRC”
“FITS”
インターセクション検索
“DSBT”
“FSIS”
インターセクション検索(B-Tree型)
“DSRC”
“FFRW”
フリーウェイ検索
“DSRC”
“FP0I”
POI検索
“DSRC”
“FARG”
Q-POIジャンル検索
“DSRC”
“FAGI”
Q-POIジャンル検索(Info)
“DFSM”
“FMES”
メッシュ検索
“DFSM”
“FWM1”
広域メッシュ検索1
“DFSM”
“FWM2”
広域メッシュ検索2
“DFSM”
“FWM3”
広域メッシュ検索3
“DFSM”
“FMNC”
周辺Cityメッシュ検索
“DSZP”
“FZIP”
ポストコード検索
“DSBT”
“FTEL”
電話番号検索
b) アドレス記述宣言 この例では,アドレス記述宣言には,“FNME”(ファイル名称&オフセット指定)
を利用/格納する。
c) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,データ管理部先頭からの拡張領域先頭
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
へのディスプレイスメントを設定する。
拡張領域のない場合は,サイズ及びオフセット共に“NULL”を格納する。
d) デフォルトキーボード 指定 デフォルトキーボード 指定には,“NORM”:通常表現を格納する。
e) カバーエリア カバーエリアは,緯度・経度は,南西の端点を最小,北東の端点を最大とし,PID形
式にて表現する。
f)
表記項目 表記項目には,案内検索データ全体の名称を格納する。
例 “POI̲SEARCH”
g) アドレスの表記について アドレスの表記はFNMEのため,次の形式で別設定***アドレスの設定
が必要である。アドレスは,附属書10表5による。
附属書10表 5 アドレス
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
:
c
2
4
D
*** アドレス
a
3
:
c
4
B1
別設定 *** アドレス
c
5
:
c
データ宣言の内容及びそれに伴う項番2,4の内容は,アドレス記述宣言に従い,次のよう設定する。
h) ファイル名称/オフセット指定 ファイル名称/オフセット指定には,(項番2) 当該のデータフレ
ーム先頭から項番4の“別設定 *** アドレス”先頭へのディスプレイスメントを設定する。
項番4 以下,附属書10表6を参照。
附属書10表 6 別設定 *** アドレス
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
D
*** へのオフセット
1)
a
2
4
2
SWS
データ名称 サイズ
2)
a
3
6
B1
C
データ名称
3)
c
1) ***へのオフセット ***へのオフセットには,対象データフレームの,対象ファイル先頭か
らのディスプレイスメントを設定する。
2) データ名称 サイズ データ名称 サイズには,対象データフレームを格納するファイル名称のサ
イズを格納する。
3) データ名称 データ名称には,対象データフレームを格納するファイル名称を格納する。ただし,
ファイル名称が奇数サイズとなった場合は,“NULL”を格納する。
2.2.2
ボリューム管理レコード(管理型) ボリューム管理レコードの管理型は,附属書10表7による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 7 ボリューム管理レコード 管理型
項番 オフセット データ長 データ形式 項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DVCR”
a
2
4
4
C
管理目的 宣言
a)
a
3
8
4
C
アドレス記述宣言
“OFST”
a
4
12
4
SWS
拡張領域サイズ
0
a
5
16
4
D
拡張領域へのオフセット
“NULL”
a
6
20
16
(RESERVED)
b
7
36
4
N
ボリューム管理レコード 数
b)
a
8
40
4
SWS
ボリューム管理レコード サイズ(1レコードのサイズ)
c)
a
9
44
4
D
ボリューム管理レコード (対象フレーム)先頭へのアドレス
d)
a
10
48
B1
表記項目 文字情報データリスト
e)
a
11
O1
B2
別設定 ボリューム管理レコード(対象フレーム)先頭へのア
ドレス
d)
c
12
O2
B3
拡張領域
c
13
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番11,12は,項番5,9で格納エリアを指定できるため,ボリューム管理レコード内での配置は
任意である。ただし,項番11〜13で上位データ管理部にて設定するボリューム管理レコードサイズ
を,満足すること。
a) 管理目的 宣言 管理目的 宣言は,管理しているボリュームの用途を,シグネチャで宣言する。
ジャンルごとに作成するEmergency検索ボリュームに対して管理を行うため,“DSEM”を格納する。
b) ボリューム管理レコード 数 ボリューム管理レコード 数は,管理型だけで設定する情報であり,
次段で管理するボリューム管理レコード数である。
次段で,更に新たなボリュームを管理することが可能となる。
c) ボリューム管理レコード サイズ ボリューム管理レコード サイズは,このフレームで管理するボ
リューム管理レコードの1レコードのサイズを格納する。
d) ボリューム管理レコード 先頭へのアドレス この例では,アドレス記述宣言がOFSTであるため,ボ
リューム管理レコード 先頭へのアドレスには,項番9へ先頭から次段のボリューム管理レコード先頭
へのディスプレイスメントを設定し,項番11は格納しない。
e) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,管理対象検索ボリューム
の全体の名称を格納する。
例 “CATEGORY SEARCH”
2.3
地点情報管理レコード 地点情報管理レコードは,附属書10表8による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 8 地点情報管理レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“PINR” etc.
a)
a
2
4
4
C
地点情報種別宣言
g)
a
3
8
4
C
アドレス記述宣言
b)
a
4
12
4
SWS
拡張領域サイズ
c)
a
5
16
4
D
拡張領域へのオフセット
c)
a
6
20
4
BR
(RESERVED)
b
7
24
8
PID
カバーエリア 最小緯度経度
d)
a
8
32
8
PID
カバーエリア 最大緯度経度
d)
a
9
40
4
SWS
地点情報フレーム 管理部のサイズ
a
10
44
4
D
地点情報フレーム 管理部へのアドレス
e)
a
11
48
B1
地点情報名称 文字情報データリスト
f)
a
12
O1
B2
別設定地点情報フレーム 管理部アドレス
e)
c
13
O2
B3
拡張領域
c
14
O3
B4
パディング領域
c
項番12,13は,項番5,10で格納エリアを指定できるため,当該の地点情報管理レコード内での配置は
任意である。ただし,項番12〜14で上位データ管理部にて設定する地点情報管理レコードサイズを,満足
すること。
a) データ宣言 この例では,データ宣言には,“PINR” = “Point of Interest(NoRmal)”で格納する。
b) アドレス記述宣言 アドレス記述宣言には,アドレスの記述方法について,シグネチャで,その方針
を格納する。
この例では,“FNME”:ファイル名称及びオフセット指定で格納する。
c) 拡張領域サイズ/オフセット この例では,定義なきため,拡張領域サイズ/オフセットには,
“NULL”を格納する。
d) カバーエリア カバーエリアには,緯度・経度は,南西の端点を最小,北東の端点を最大とし,緯度
経度それぞれPID形式で格納する。
特に周辺検索ボリュームでは,検索メッシュ番号基準経緯度を格納する。
e) アドレス表記について アドレス表記についての記述方法は,2.2.1のg)に同じく“FNME”型に準じる。
f)
地点情報名称 文字情報データリスト 地点情報名称 文字情報データリストは,地点情報名称は,
各地点情報単位で名称の表示(・データ内容の確認)を行うときなどに利用する(ほとんどの場合,
名称表示には,ボリューム管理における表記項目を使用する。)。
メタデータで定義する対応言語数を格納する。格納の順番は,メタデータでの設定順とする。
格納方法は,本体15.2.2の1)に同じく,ボリューム管理レコード検索型に準じる。
例 POI INFOMATION , FREE WAY INFOMATION ,,,,など 制作者側の判断で設定する。
g) 地点情報種別宣言 地点情報種別宣言は,次のとおり格納する。
1) 地点情報(通常)“PKNR”= “Point of interest Kind NoRmal”
2) 地点情報(住所)“PKSA”= “Point of interest Kind Street Adress”
3) 地点情報(インターセクション)“PKIT”= “Point of interest Kind Inter Section”
4) 地点情報(フリーウェイ)“PKFW”= “Point of interest Kind Free Way”
5) 地点情報(ポストコード)“PKPC”= “Point of interest Kind Post Code”
2.4
拡張領域
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2.4.1
拡張領域 管理部 拡張領域の管理部は,附属書10表9による。
附属書10表 9 拡張領域 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言(=“DFDA”)
a)
a
2
4
8
C
(RESERVED)(“NULL”を格納する)
a
3
12
4
N
個別拡張領域定義 数
b)
a
4
16
個別拡張領域管理レコードの並び
a) データ宣言 データ宣言は,使用者領域の宣言として,“DFDA” =“Define For Dependable Area”とする。
b) 個別拡張領域定義 数 個別拡張領域定義 数には,個別使用者領域の定義数を“N”型で格納する。
現段階で定義する数を格納する。
2.4.2
個別拡張領域管理レコード 個別拡張領域管理レコードは,附属書10表10による。
附属書10表 10 個別拡張領域管理レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
a)
a
2
4
12
MID
製造業者識別情報
d)
a
3
16
4
SWS
個別拡張領域管理部サイズ
b)
a
4
20
4
C
個別拡張領域アドレス(アドレス記述宣言)
c)
a
5
24
1
N
個別拡張領域アドレス(データ名称文字数)
c)
a
6
25
B1
C
個別拡張領域アドレス(データ名称)
c)
a
7
O1
4
D
個別拡張領域アドレス(オフセット)
c)
a
8
O2
1;2;3
BR
パディング領域
c
備考 項番7で4バイトバウンダリを確保する。
a) データ宣言 データ宣言には,各個別の拡張領域のデータ宣言を格納する。
現段階で定義するものは,次による。
1) 文字情報フレーム=“DFCF”(Define for Character Frame)
b) 個別拡張領域管理部サイズ 個別拡張領域管理部サイズには,個別拡張領域の管理部サイズを格納す
る。
対象の個別の拡張領域(**)管理部サイズを格納する。
c) 個別拡張領域アドレス 個別拡張領域アドレスは,個別拡張領域へのアドレスを“FNME”=“ファイ
ル名称&オフセット”形式で表現する。
この例では,案内検索データ管理ファイル(当該のファイル)先頭から対象個別拡張領域先頭への
ディスプレイスメント及びサイズを格納する。
d) 製造業者識別情報 製造業者識別情報には,製造業者識別情報を格納する。
2.4.3
文字情報管理部 文字情報の管理部は,附属書10表11による。
附属書10表 11 文字情報 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言(=“DFCF”)
a)
a
2
4
8
C
(RESERVED)(“NULL”を格納する)
a
3
12
4
N
文字情報管理レコード 数
a
4
16
文字情報管理レコードの並び
b)
a
a) データ宣言 データ宣言には,このフレームのデータ宣言=“DFCF”を格納する。
b) 文字情報管理レコードの並び 文字情報管理レコードの並びには,要素別文字情報管理レコードの定
義数を,“N”型で格納する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2.4.4
文字情報管理レコード 文字情報の管理レコードは,附属書10表12による。
附属書10表 12 文字情報 管理レコード
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
a)
a
2
4
4
SWS
要素別文字情報管理部 サイズ
b)
a
3
8
4
C
要素別文字情報管理部へのアドレス(アドレス記述宣言)
c)
a
4
12
1
N
要素別文字情報管理部へのアドレス(データ名称文字数)
c)
a
5
13
B1
C
要素別文字情報管理部へのアドレス(データ名称)
c)
a
6
O1
4
D
要素別文字情報管理部へのアドレス(オフセット)
c)
a
7
O2
1;2;3
BR
パディング領域
c
8
O3
48
BR
(RESERVED)
a
備考 項番7で4バイトバウンダリを保証する。
a) データ宣言 データ宣言には,文字情報管理レコードのデータ宣言を格納する。
宣言として要素別文字情報宣言を格納する。各要素における定義例は,附属書10表13による。
附属書10表 13 データ宣言
データ宣言
対象要素別文字情報管理部
“DFC1”
メタ定義番号1[言語番号1 : 英語(米語)]
“DFC2”
メタ定義番号2(言語番号2 : フランス語)
“DFC3”
メタ定義番号3(言語番号3 : ドイツ語)
“DFC4”
メタ定義番号4(言語番号4 : スペイン語)
“DFC5”
メタ定義番号5[言語番号5 : 英語(UK)]
“DFC6”
メタ定義番号6(言語番号6 : イタリア語)
“DFC7”
メタ定義番号7(言語番号7 : オランダ語)
データ宣言末尾の1文字は要素別文字情報フレーム連番として設定する。1〜9及びA〜Zの連番
で表現可能である。
b) 要素別文字情報管理部 サイズ 要素別文字情報管理部 サイズには,対象要素別文字情報管理部サ
イズを格納する。
c)
要素別文字情報管理部へのアドレス 要素別文字情報管理部へのアドレスは,要素別文字情報管理部
へのアドレスを“FNME”=“ファイル名称&オフセット”形式で表現する。
この例では,案内検索データ管理ファイル(当該のファイル)のファイル先頭から,言語別に作成
する要素別文字情報管理部先頭へのディスプレイスメントを設定する。
2.4.5
要素別文字情報管理部 要素別文字情報の管理部は,附属書10表14による。
附属書10表 14 要素別文字情報 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言(=“DFC1”〜“DFC7”,,,)
a)
a
2
4
8
C
(RESERVED)(“NULL”を格納する)
a
3
12
4
N
要素別文字情報管理レコード 数
a
4
16
文字情報管理レコードの並び
b)
a
a) データ宣言 データ宣言には,このフレームのデータ宣言=“DFC1”〜“DFC7”末尾1文字は,言語番号
に対応を格納する。
b) 文字情報管理レコードの並び 文字情報管理レコードの並びには,要素別文字情報管理レコードの定
義数を“N”型で格納する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2.4.6
文字情報管理レコード 文字情報管理レコードは,附属書10表15による。
附属書10表 15 文字情報管理レコード
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
a)
a
2
4
4
SWS
要素別文字情報フレーム管理部 サイズ
b)
a
3
8
4
C
要素別文字情報フレーム管理部へのアドレス(アドレス記述
宣言)
c)
a
4
12
1
N
要素別文字情報フレーム管理部へのアドレス(データ名称文
字数)
c)
a
5
13
B1
C
要素別文字情報フレーム管理部へのアドレス(データ名称)
c)
a
6
O1
4
D
要素別文字情報フレーム管理部へのアドレス(オフセット)
c)
a
7
O2
1;2;3
BR
パディング領域
c
8
O3
48
BR
(RESERVED)
a
備考 項番7にて4バイトバウンダリを保証する。
a) データ宣言 データ宣言には,報管理レコードのデータ宣言を格納する。
宣言として要素別文字情報宣言を格納する。各言語における定義は,附属書10表16による。
附属書10表 16 データ宣言
データ宣言
対象フレーム
“DFH1”
高頻度文字情報フレーム1
:
:
“DFHF”
高頻度文字情報フレーム16
“DFM0”
中頻度文字情報フレーム0
:
:
“DFM3”
中頻度文字情報フレーム3
b) 要素別文字情報フレーム管理部 サイズ 要素別文字情報フレーム管理部 サイズには,対象要素別
文字情報フレーム管理部サイズを格納する。
c) 要素別文字情報フレーム管理部へのアドレス 要素別文字情報フレーム管理部へのアドレスには,要
素別文字情報フレーム管理部へのアドレスを“FNME”=“ファイル名称&オフセット”形式で格納
する。
この例では,言語別,フレーム別(中頻度文字情報フレーム)ごとに設定するファイル名称である。
3. ゾーン選択 ゾーン選択のフレームは,使用者操作による検索ゾーンの選択を行うための検索フレー
ムで,直接地点情報を呼び出したりするフレームではない。主に,使用者設定によって装置側に使用者所
望の検索ゾーンを選択するために設ける検索フレームである。
制作メディアによっては,1ゾーンしか対象にしない場合があるが,その場合,このフレームには格納
しない。
3.1
ゾーン選択検索フレーム
3.1.1
検索フレーム管理部 検索フレーム管理部は,附属書10表17による。
附属書10表 17 検索フレーム管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1
a
3.1.2
検索フレーム管理部ヘッダ 検索フレーム管理部ヘッダは,附属書10表18による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 18 検索フレーム管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードのサイズを格納する。複数レコードをもつ場合,
各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張及び制作者独自のデータの設定が可能となる。
3.1.3
検索詳細情報レコード 検索詳細情報レコードは,附属書10表19による。
附属書10表 19 検索詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRSZ”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBC1”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBC1”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は,任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する
検索詳細情報レコードサイズを,満足すること。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域がないため,サイズ及び
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
可変長表現のため,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
肢数/オフセットには,1番最初に読み込むべき,カテゴリテーブル(全選択肢を含んだ)のサイズ,
選択肢数及びカテゴリデータフレーム先頭からのディスプレイスメントを設定する。2段目以降は,
実データの親レコード内に格納するようにする。
g) 該当データフレーム レコードサイズ この例では,該当データフレーム不要のため,該当データフ
レーム レコードサイズには,“NULL”を格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 この例では,該当データフレーム不要のため,該当データフレ
ーム 総レコード数には,“NULL”を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 この例では,直接地点情報を呼び出すことはないため,デフォルト地点情
報連番には,“NULL”を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームは存在しないため,次段デ
ータフレーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により決定する。
例 “ZONE SELECT”
3.1.4
カテゴリデータ定義フレーム カテゴリデータ定義フレームは,附属書10表20による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 20 カテゴリーデタ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(13)
定義フィールド宣言
a
2
“VDID”
“NORM”
“UL”
1
画像データID
a)
a
3
“DESL”
“NORM”
“UW”
1
デフォルト選択肢番号
b)
a
4
“SFTO”
“OFST”
“LG”
1
選択肢先頭レコードへのオフ
セット
a
5
“SFBO”
“OFST”
“LG”
1
選択肢末尾レコードへのオフ
セット
a
6
“SELN”
“NORM”
“LG”
1
選択肢数
a
7
“DCSF”
“REAL”
(7)
選択肢定義フィールド宣言
a
8
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーシ
ョン
本レコード先頭基準前方方向
a
9
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーシ
ョン
本レコード先頭基準後方方向
a
10
“SZCD”
“NORM”
“UL”
1
検索ゾーンコード
c)
a
11
“VDID”
“NORM”
“UL”
1
画像データID
a)
a
12
“NAME”
“VRBL”
“MC”
“UB”
名称(表記名称)
d)
a
13
“RUBY”
“VRBL”
“MC”
“UB”
ルビ
e)
c
14
“TPNM”
“VRBL”
“MC”
“UB”
トップメニュー名称
f)
a
a) 画像データID 画像データIDには,エリア切り替えを行う画面を構成する画像のIDを格納する。画
像データIDは,別途格納するものを利用する。ただし,現段階では,“NULL”を格納する。
b) デフォルト選択肢番号 デフォルト選択肢番号は,使用者がエリア選択を実施する以前の装置側が規
定値で,エリアの設定を行っておく場合に格納する。
設定値は選択肢の1からの連番とする。
c) 検索ゾーンコード 検索ゾーンコードには,検索ゾーンコード(エリアコードとは別定義)を格納す
る。
d) 名称(表記名称) 名称(表記名称)には,多言語表記“MC”で検索ゾーン名称を格納する。
e) ルビ ルビは多言語表記“MC”で格納する(主に音声認識用であるが,詳細は未定である。)。
f) トップメニュー名称 トップメニュー名称には,トップメニュー名称を格納する(エリア名称の略称
などを格納する。)。
備考 カテゴリテーブルの並びは,エリアコード昇順とする。
3.1.5
カテゴリデータフレーム ゾーン選択のカテゴリデータフレームは,附属書10表21による。
附属書10表 21 ゾーン選択 カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ゾーン選択 カテゴリテーブルの並び
a
3.1.6
カテゴリテーブル ゾーン選択のカテゴリテーブルは,附属書10表22,親カテゴリレコードは,
附属書10表23及び選択肢カテゴリレコードは,附属書10表24による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 22 ゾーン選択 カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ゾーン選択 親カテゴリレコード
a
2
O1
B2
ゾーン選択 選択肢カテゴリレコードの並び
a
附属書10表 23 ゾーン選択 親カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
N
画像データID
a
2
4
2
N
デフォルト選択肢番号
a
3
6
4
D
選択肢先頭レコードへのオフセット
a
4
10
4
D
選択肢末尾レコードへのオフセット
a
5
14
4
N
選択肢数
a
附属書10表 24 ゾーン選択 選択肢カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
4
N
検索ゾーンコード
a
4
6
4
N
画像データID
a
5
10
B1
N:D…D:
C…C
名称(表記名称)
a
6
O1
B2
N:D…D:
C…C
ルビ
c
7
O2
B3
N:D…D:
C…C
トップメニュー名称
a
3.2
ゾーン選択 ファイル構成 ゾーン選択ファイル構成図を,附属書10図6に示す。
データ管理部
ゾーン選択ファイル構成
ゾーン選択フレーム
附属書10図 6 ゾーン選択ファイル構成図
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3.3
ゾーン選択 フレーム構成 ゾーン選択フレーム構成を,附属書10図7に示す。
ゾーン選択フレーム構成
ゾーン 1
ゾーン 2
ゾーン 3
ゾーン 4
:
ゾーン 4
num
カテゴリデータフレーム
検索詳細情報レコード
(ゾーン選択)
附属書10図 7 ゾーン選択フレーム構成
4. ゾーン検索 ゾーン検索のフレームは,使用者操作による検索ゾーンの選択には用いず,3.で使用者
が選択した検索ゾーン(所望の言語)によって,この検索フレームを用いて,次段の検索フレームを特定
し,デフォルト言語番号及び要素別文字情報の特定を行うための検索フレームである。
制作者によっては,対象検索ゾーンが一つのメディアを作成する場合も想定が可能だが,このフレーム
は省略しない。
4.1
ゾーン検索フレーム
4.1.1
検索フレーム管理部 検索フレームの管理部は,附属書10表25による。
附属書10表 25 検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1
a
4.1.2
検索フレーム管理部ヘッダ 検索フレームの管理部ヘッダは,附属書10表26による。
附属書10表 26 検索フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSA”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
記述する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4.1.3
検索詳細情報レコード 検索詳細情報レコードは,附属書10表27による。
附属書10表 27 検索詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRZN”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“NULL”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“NULL”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索
詳細情報レコードサイズを,満足すること。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から,
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域のないため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
肢数/オフセットには,1番最初に読み込むべき,カテゴリテーブル(全選択肢を含んだ)のサイズ,
選択肢数及びカテゴリデータフレーム先頭からのディスプレイスメントを設定する。2段目以降は,
実データの親レコード内に設定する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
g) 該当データフレーム レコードサイズ この例では,該当データフレーム不要のため,該当データフ
レーム レコードサイズには,“NULL”を格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 この例では,該当データフレーム不要のため,該当データフレ
ーム 総レコード数には,“NULL”を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 この例では,直接地点情報を呼び出すことはないため,デフォルト地点情
報連番には,“NULL”を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームは存在しないため,次段デ
ータフレーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字データ情報リスト 表記項目 文字データ情報リストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“SREARCH ZONE”
4.1.4
カテゴリデータ定義フレーム カテゴリデータ定義フレームは,附属書10表28による。
附属書10表 28 カテゴリデータ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(9)
定義フィールド宣言
a
2
“SELN”
“NORM”
“LG”
1
選択肢数
a
3
“DCSF”
“REAL”
(7)
選択肢定義フィールド宣言
a
4
“SZCD”
“NORM”
“UL”
1
検索ゾーンコード
a)
a
5
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
デフォルト言語番号
b)
c
6
“DCFN”
“NORM”
“UB”
1
デフォルト文字要素連番
c)
a
7
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
=0
a
8
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
=0
a
9
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセット
d)
a
10
“NXFM”
“NORM”
“CH”
16
次段データフレームファイル名
e)
a
a) 検索ゾーンコード 検索ゾーンコードには,3.に対応する検索ゾーンコードを格納する。
b) デフォルト言語番号 デフォルト言語番号には,次段以降の各検索フレームにて利用する基準となる
言語番号を格納する。
同一検索ゾーンに複数の言語を用いてデータを構成することも可能である。
c) デフォルト文字要素連番 デフォルト文字要素連番には,デフォルトの要素別文字情報のデコード対
象連番を指定する。
このフレーム以下に管理するボリュームは,この連番の指定する要素別言語番号から文字列をデコ
ードする。
設定なき場合の無効値は,“NULL”を格納する。
d) 次段データフレームオフセット 次段データフレームオフセットには,“NXFM”で指定するファイ
ル先頭から,対象検索フレーム管理部へのディスプレイスメントを設定する。
e)
次段データフレームファイル名 この例では,次段データフレームファイル名には,次段検索フレー
ムを格納するファイル名を格納する。
このフィールドは,次段データフレーム種別=0:検索フレームの場合だけ定義可能である。
備考 カテゴリテーブルの並びは,検索ゾーンコード昇順とする。
4.1.5
カテゴリデータフレーム ゾーン検索カテゴリデータフレームは,附属書10表29による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 29 ゾーン検索カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ゾーン検索 カテゴリテーブルの並び
a
4.1.6
カテゴリテーブル ゾーン検索カテゴリデータフテーブルは,附属書10表30,ゾーン検索 親 カ
テゴリレコードは,附属書10表31及びゾーン検索 選択肢 カテゴリレコードは,附属書10表32による。
附属書10表 30 ゾーン検索カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ゾーン検索 親カテゴリレコード
a
2
O1
B2
ゾーン検索 選択肢カテゴリレコードの並び
a
附属書10表 31 ゾーン検索 親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
N
選択肢数
a
附属書10表 32 ゾーン検索 選択肢 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
N
検索ゾーンコード
a
2
4
1
N
デフォルト言語番号
c
3
5
1
N
デフォルト文字要素連番
a
4
6
1/2
N
次段データフレーム種別
a
5
6.5
1/2
N
次段データフレーム通番
a
6
7
4
D
次段データフレームオフセット
a
7
11
16
C
次段データフレームファイル名
a
8
27
1
BR
パディング領域
a
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4.2
ゾーン検索 ファイル構成 ゾーン検索のファイル構成を,附属書10図8に示す。
データ管理部
ゾーン別の検索ファイルを指定
ゾーン別検索フレーム
ゾーン検索ファイル構成
**検索ファイル
ゾーン1
**検索ファイル
ゾーン6
附属書10図 8 ゾーン検索 ファイル構成
4.3
ゾーン検索 フレーム構成 ゾーン検索フレーム構成を,附属書10図9に示す。
ゾーン検索フレーム構成
ゾーン1 言語1
ゾーン2 言語1
ゾーン2 言語2
ゾーン3 言語3
:
ゾーン16 言語7
num
検索詳細情報レコード
(ゾーン検索)
カテゴリデータフレーム
検索ゾーン別ファイルの
検索フレームへ
附属書10図 9 ゾーン検索フレーム構成
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
5. ストリートアドレス検索
5.1
全Cityストリート名称検索
5.1.1
検索フレーム管理部 検索フレームの管理部は,附属書10表33による。
附属書10表 33 検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1〜2
a
5.1.2
検索フレーム管理部ヘッダ 検索フレームの管理部ヘッダは,附属書10表34による。
附属書10表 34 検索フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=2
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
5.1.3
検索詳細情報レコード(全City:ストリート名称) 検索詳細情報レコードは,附属書10表35
による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 35 検索詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRMX”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBA2”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBA2”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
−
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
−
別設定フレーム アドレスの並び(#1?#n)
c)
c
26
O2
B3
−
拡張領域
c
27
O3
B4
−
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検
索詳細情報レコードサイズを,満足すること。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
肢数/オフセットには,1番最初に読み込むべき,カテゴリテーブル(全選択肢を含んだ)のサイズ,
選択肢数及びカテゴリデータフレーム先頭からのディスプレイスメントを設定する。2段目以降は,
実データの親レコード内に設定する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,該当データフレーム レコードサイズに
は,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームには,5.4を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“STREET ADDRESS”
5.1.4
カテゴリデータ定義フレーム カテゴリデータ定義フレームは,附属書10表36による。
附属書10表 36 カテゴリデータ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ 記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(8)
定義フィールド宣言
a
2
“FNST”
“OFST”
“LG”
1
該当データへのオフセット
a
3
“FNCT”
“NORM”
“UL”
1
該当データ数
a)
a
4
“FNLT”
“NORM”
“UL”
1
該当リスト数
b)
c
5
“SELN”
“NORM”
“UB”
1
選択肢数
a
6
“DCSF”
“REAL”
-
-
(3)
選択肢定義フィールド宣言
a
7
“KYCH”
“NORM”
“UB”
1
文字検索キー
a
8
“NEXT”
“OFST”
“LG”
1
次カテゴリへのオフセット
a
9
“NTSZ”
“NORM”
“UW”
1
次カテゴリサイズ
c)
c
a) 該当データ数 該当データ数には,該当データない場合,(該当データ数=0の場合)“NULL”を格
納する。
このフィールドでは,該当データの対象レコードの先頭から末尾までの連続的なカウント結果を格
納する。
b) 該当リスト数 該当リスト数には,該当リスト数は各検索文字(カテゴリ格段に対応する)に対応す
る縮退表示した場合の,表示リスト行数を格納する。
このフィールドでは,該当データの対象物件の“FGFZ”:あいまい検索フラグの効果を加味したカ
ウント結果を格納する。
c) 次カテゴリサイズ 次カテゴリサイズが設定のなき場合,装置側は当該の検索詳細情報レコードカテ
ゴリサイズ(親レコード+選択肢レコード)に格納する最大値で算出する最大サイズで次カテゴリを
読み込む。
備考1. カテゴリテーブルの並びは,文字検索キー順とする。
2. 足きり基準判定は,該当データ数であり,該当リスト数(縮退表示した場合の表示リスト行
数)ではないので,注意が必要である。
5.1.5
カテゴリデータフレーム ストリート名検索(全City) カテゴリデータフレームは,附属書10
表37による。
附属書10表 37 ストリート名検索(全City) カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ストリート名別 カテゴリテーブル
a
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
5.1.6
カテゴリテーブル ストリート名検索(全City) カテゴリテーブルは,附属書10表38による。
附属書10表 38 ストリート名検索(全City) カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ストリート名検索(全City) 親 カテゴリレコード
a
2
O1
B2
ストリート名検索(全City) 選択肢(子)カテゴリ
レコードの並び
a
ストリート名検索(全City) 親 カテゴリレコードは,附属書10表39による。
附属書10表 39 ストリート名検索(全City) 親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
D
該当データへのオフセット
a
2
4
4
N
該当データ数
a
3
8
4
N
該当リスト数
c
4
12
1
N
選択肢(子)数
a
5
13
1
BR
パディング領域
c
ストリート名検索(全City) 選択肢(子) カテゴリレコードは,附属書10表40による。
附属書10表 40 ストリート名検索(全City) 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
N
文字検索キー
a
2
1
4
D
次カテゴリへのオフセット
a
3
5
2
SWS
次カテゴリサイズ
c
4
7
1
BR
パディング領域
c
5.1.7
該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,附属書10表41による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 41 該当データ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ 記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(22)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
4
“FGFZ”
“NORM”
“UB”
1
あいまい検索フラグ
b)
a
5
“STFG”
“NORM”
“UB”
3
格納データフラグ
a
6
“STID”
“NORM”
“UL”
1
ストリートID
c)
a-c
7
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
d)
a-c
8
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
d)
a-c
9
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセット
e)
a-c
10
“NXCT”
“NORM”
“UL”
1
次段データフレームレコード数
f)
c
11
“KYCH”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
文字検索キー
g)
a-c
12
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
言語番号
h)
c
13
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
名称
g)
a-c
14
“RPLV”
“NORM”
“UB”
1
縮退階層数
i)
c
15
“RPAT”
“NORM”
“BF”
8
縮退代表属性
j)
c
16
“RPCN”
“NORM”
“UL”
1
縮退次階層該当データ数
k)
c
17
“RPLN”
“NORM”
“UL”
1
縮退次階層該当リスト数
l)
c
18
“RPST”
“FDRL”
“LG”
1
代表物件
末尾へのディスプレイスメント
m)
c
19
“RPSO”
“FDRL”
“LG”
1
代表物件
先頭へのディスプレイスメント
n)
c
20
“RPNK”
“NORM”
“UH”
1
縮退次段データフレーム種別
o)
c
21
“RPNF”
“NORM”
“UH”
1
縮退次段データフレーム連番
o)
c
22
“RPNS”
“OFST”
“LG”
1
縮退次段データフレームオフセ
ット
p)
c
23
“RPNC”
“NORM”
“UL”
1
縮退次段データフレームレコー
ド数
q)
c
a) 前レコード先頭へのリレーション 前レコード先頭へのリレーションには,当該のデータレコード先
頭から前後のレコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“0”を格納する。
b) あいまい検索フラグ あいまい検索フラグの設定基準は,次による。
最上位ビット:
実体判別フラグ
当該のレコードの読み(文字検索キー)が,物件本来の読み(文字検索キー)
であるレコード(実体レコード)について,このフラグを“1:ON”と設定
する。その他の場合“0:OFF”と設定する。
残り下位ビット:
重複名称文字数
重複名称文字数を格納する(前レコードと同一施設で,かつ,検索キー“文
字検索キー等”の先頭一致文字数を設定する。)。
c) ストリートID ストリートIDには,ストリートIDを格納する。
ストリートIDの格納基準は,ストリート名称ごととする(ストリート名称にCity/都市名称を付加
して,実質的には都市別ストリート別に付与することも可能である。)。
d) 次段データフレーム 次段データフレームには,アドレスレンジ検索該当データフレームNXKD=5:
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
次段該当データ,NXFN=1:検索詳細情報レコード連番)を格納する。ただし,縮退代表レコード(縮
退方式2)の場合は,次段検索フレーム(NXKD=0:次段検索フレーム,NXFN=0:無効値)を格納す
る。設定格納基準は後述する。
e) 次段データフレームオフセット 次段データフレームオフセットには,次段データフレーム種別の設
定内容によって,次のとおり格納する。
NXKD=5: 次段検索フレームに示す該当データフレーム先頭から,当該の該当レコード先頭
へのディスプレイスメント。
NXKD=0 : 次段検索フレームファイル名(NXFN)が省略されているため,当該のファイル先頭か
ら,次段検索フレーム(縮退物件)管理部先頭へのディスプレイスメントを設定する。
f)
次段データフレームレコード数 次段データフレームレコード数には,次段データフレーム種別の設
定内容によって,次のとおり格納する。
NXKD=5:次段に示す該当データの該当レコード数
g) 文字検索キー 文字検索キーには,ストリート名称を格納する。
“NAME”は,画面表示に利用する名称である。
h) 言語番号 言語番号には,メタデータ定義に対応する言語番号を格納する。
当該のレコードの名称に対応する言語番号を格納する。上位で暗黙的に宣言されているデフォルト
言語番号と同一の場合,省略可能である。
i)
縮退階層数 縮退階層数には,当該の該当データが縮退対象施設の場合,縮退の階層数を格納する。
代表レコードも当該の選択肢と同じ値を格納する。格納例については,9. を参照。
j)
縮退代表属性 縮退代表属性には,次の要素を格納。
[0]
:
縮退方式1代表レコード判別フラグ
0
:
縮退方式1代表物件でない(デフォルト:指定なし)。
1
:
縮退方式1代表物件である。
[1]
:
縮退方式1末尾レコード判別フラグ
0
:
縮退方式1末尾代表物件でない(デフォルト:指定なし)。
1
:
縮退方式1末尾代表物件である。
[2]
:
縮退方式2代表レコード判別フラグ
0
:
縮退方式2代表物件でない(デフォルト:指定なし)。
1
:
縮退方式2代表物件である。
[3]
:
同一座標縮退判別フラグ
0
:
縮退対象物件が同一座標でない(デフォルト:指定なし)。
1
:
縮退対象物件がすべて同一座標である。
[4]
:
同一種別コード判別フラグ
0
:
縮退対象物件が同一種別コードでない(デフォルト:指定なし)。
1
:
縮退対象物件がすべて同一種別コードである。
[5]
:
次段リスト表示距離順判別フラグ
0
:
DISC格納順でリストを表示する(デフォルト:指定なし)。
1
:
距離順でリストを表示する。
[6-7]
:
“(RESERVED)”(0固定)
k) 縮退次階層該当データ数 縮退次階層該当データ数には,縮退方式1で次階層を構成する総該当デー
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
タレコード数を格納する。
l)
縮退次階層該当リスト数 縮退次階層該当リスト数には,縮退方式1で次階層を構成する同一縮退レ
ベルの該当データレコード数(末尾代表を除く。)を格納する。格納縮退次階層該当データ数と同一の
場合は,設定を省略できる。
m) 代表物件末尾へのディスプレイスメント 代表物件末尾へのディスプレイスメントには,縮退属性が
縮退方式1代表レコードの物件だけ,当該のレコード先頭から,同一縮退階層の末尾代表レコード先
頭へのディスプレイスメントを設定する。
n) 代表物件先頭へのディスプレイスメント 代表物件末尾へのディスプレイスメントには,縮退属性が
縮退方式1末尾代表レコードの物件だけ,当該のレコード先頭から,同一縮退階層の代表レコード先
頭へのディスプレイスメントを設定する。
o) 縮退次段データフレーム種別 縮退次段データフレーム種別には,縮退方式2の代表レコードを構成
するレコードに設定し,次段の縮退検索フレームを
RPNK=9:次段カテゴリデータ,RPNF=1:検索詳細情報レコード連番 又は
RPNK=10:次段該当データ,RPNF=1:検索詳細情報レコード連番を格納する。
p) 縮退次段データフレームオフセット 縮退次段データフレームオフセットには,縮退方式2の次段デ
ータフレーム種別の設定内容によって,次のとおり格納する。
RPNK=9:縮退次段検索フレームに示す該当データフレーム先頭から,当該の該当レコード先頭へ
のディスプレイスメント。
RPNK=10:縮退次段検索フレームに示す該当データフレーム先頭から,当該の該当レコード先頭へ
のディスプレイスメント。
q) 縮退次段データフレームレコード数 縮退次段データフレームレコード数には,縮退方式2の次段検
索対象フレーム中の対象レコード数(選択肢レコード数,該当レコード数)を格納する。
備考1. 重複名称文字数は,次のとおり設定する“NORTH NORWAY RDの例”。
検索キーストリート名称
NORTH NORWAY : NORTH NORWAY RD → 0(真の物件は0を格納)
NORWAY NORTH : NORTH NORWAY RD → 3(あいまい分割にて発生した物件で
は先頭一致文字数を格納)
2. 重複名称文字数のデータ作成基準は,当該の物件名称前方文接頭(スペース区切り)で
の最大先頭一致名称文字数を格納する。
3. この該当データフレームの並びは,基本的に名称順(ストリート名)であるが,数字を
加味した名称+数字順ソートでもよい。
4. このフレームでCity(都市)別ストリートまで特定を実施する場合,以降の縮退表現を
利用して絞り込みを行うことも可能である。
5.1.8
該当データフレーム ストリート名称検索(全City) 該当データフレームは,附属書10表42,
ストリート名称検索(全City) 該当データレコードは,附属書10表43及びデータ格納基準は,附属書
10表44による。
附属書10表 42 ストリート名称検索(全City) 該当データフレーム
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ストリート名称検索(全City)該当データレコードの並び
a
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 43 ストリート名称検索(全City) 該当データレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
1
N:B
あいまい検索フラグ
a
4
3
3
B:…:B
格納データフラグ
a
5
6
4
N
ストリートID
c
6
10
1/2
N
次段データフレーム種別
c
7
10.5
1/2
N
次段データフレーム連番
c
8
11
4
D
次段データフレームオフセット
c
9
15
4
N
次段データフレームレコード数
c
10
19
B1
N:C
文字検索キー
c
11
O1
1
N
言語番号
c
12
O2
B2
N:C
名称
c
13
O3
1
N
縮退階層数
c
14
O4
1
B:…:B
縮体代表属性
c
15
O5
4
N
縮退該当データ数
c
16
O6
4
N
縮退該当リスト数
c
17
O7
4
D
代表物件
末尾へのディスプレイスメント
c
18
O8
4
D
代表物件
先頭へのディスプレイスメント
c
19
O9
1/2
N
縮退次段データフレーム種別
c
20
O10
1/2
N
縮退次段データフレーム連番
c
21
O11
4
D
縮退次段データフレームオフセット
c
22
O12
4
N
縮退次段データフレームレコード数
c
23
O13
1
BR
パディング領域
c
縮退データ格納基準 このフレームの縮退における,代表レコード(下位層に選択肢をもつレコード)
及び子レコードの(下位層に更なる選択肢をもたない。)データ格納基準を,次に説明する。
方式1 上位字引き検索型の検索フレームから,選択肢の文字列のを含めて字引き検索を可能とする
方式。
方式2 上位字引き検索型の検索フレームから,選択肢の文字列を字引き検索の対象としない方式。
附属書10表 44 データ格納基準
用途
RPAT
RPLV
RPCN
RPLN
RPST
RPSO
RPNK
RPNF
RPNS
RPNC
NXKD
NXFN
NXST
NXCT
一般
レコード
−
−
−
−
−
−
−
○
(=5)
○
○
方式1
代表先頭
○
○
○
-
○
−
−
−
−
−
方式1
代表末尾
○
○
△
○
−
−
−
−
−
−
方式1
選択肢
−
○
−
−
−
−
−
○
(=5)
○
○
方式2
代表
○
−
−
−
−
○
(=9,10)
○
○
(=0)
○
−
備考1. △:格納は任意
2. “−”:は非設定又は無効値の格納を示す。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3. ( = x ):は,フィールドの設定値の格納を示す。
5.2
City選択
5.2.1
検索詳細情報レコード(City選択) 検索詳細情報レコード(City選択)は,附属書10表45によ
る。
附属書10表 45 検索詳細情報レコード(City選択)
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRHA”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBA2”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBA2”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1?#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索
詳細情報レコードサイズを,満足すること。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
肢数/オフセットには,最初に読み込むべき,カテゴリテーブル(全選択肢を含んだ)のサイズ,選
択肢数及びカテゴリデータフレーム先頭からのディスプレイスメントを設定する。2段目以降は,実
データの親レコード内に格納する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 該当データフレーム レコードサイズには,可変長表現のた
め,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 この例では,直接地点情報を呼び出すことはないため,デフォルト地点情
報連番には,“NULL”を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームはCity別ストリート名称検
索フレーム5.3.1を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“CITY”
5.2.2
カテゴリデータ定義フレーム(City選択) カテゴリデータ定義フレーム(City選択)は,附属書
10表46による。
附属書10表 46 カテゴリデータ定義フレーム(City選択)
項番
用途
記述
タイプ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(8)
定義フィールド宣言
a
2
“FNST”
“OFST”
“LG”
1
該当データへのオフセット
a)
a
3
“FNCT”
“NORM”
“UL”
1
該当データ数
a
4
“FNLT”
“NORM”
“UL”
1
該当リスト数
a
5
“SELN”
“NORM”
“UB”
1
選択肢数
a
6
“DCSF”
“REAL”
(3)
選択肢定義フィールド宣言
b)
a
7
“KYCH”
“NORM”
“UB”
1
文字検索キー
a
8
“NEXT”
“OFST”
“LG”
1
次カテゴリへのオフセット
c)
a
9
“NTSZ”
“NORM”
“UW”
1
次カテゴリサイズ
c
a) 該当データへのオフセット 該当データへのオフセットは,該当データがない場合(該当データ数=0
の場合)は,0とする。
b) 選択肢定義フィールド宣言 選択肢定義フィールド宣言には,文字検索キーは,アルファベット1文
字(ISO 8859準拠)を格納する。
c) 次カテゴリへのオフセット 選択肢定義フィールド宣言に設定がない場合,アプリは選択肢の最大値
で算出する最大サイズで,次カテゴリを読み込む。
備考1. カテゴリテーブルの並びは,文字検索キー順とする。
2. 該当データサイズが設定ない場合は,検索詳細情報レコードに設定する該当データフレーム
レコードサイズから,該当データ数を積算し対象となる該当データフレームの最大サイズ(可
変長の場合もあるため。)でデータを読取り,検索処理を行う。
5.2.3
カテゴリデータフレーム City選択 カテゴリデータフレームは,附属書10表47による。
附属書10表 47 City選択 カテゴリデータフレーム
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
City選択 カテゴリテーブル
a
5.2.4
カテゴリテーブル City選択カテゴリテーブルは,附属書10表48,City選択 親 カテゴリレコー
ドは,附属書10表49及びCity選択 選択肢(子) カテゴリレコードは,附属書10表50による。
附属書10表 48 City選択カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
City選択 親 カテゴリレコード
a
2
4
B2
City選択 選択肢(子) カテゴリレコードの並び
a
附属書10表 49 City選択 親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
D
該当データへのオフセット
a
2
4
4
N
該当データ数
a
3
8
4
N
該当リスト数
a
3
12
1
N
選択肢(子)数
a
4
13
1
BR
パディング領域
c
附属書10表 50 City選択 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
I
文字検索キー
a
2
1
4
D
次カテゴリへのオフセット
a
3
5
2
SWS
次カテゴリサイズ
c
4
7
1
BR
パディング領域
c
5.2.5
該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,附属書10表51による。
附属書10表 51 該当データ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
−
−
(13)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
−
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
−
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
4
“MXSG”
“ACTN”
“SG”
1
−
ハイブリッド検索シグネチャ
a)
a
5
“MXKY”
“ACTN”
“UL”
1
−
ハイブリッド検索キー
a)
a
6
“FGFZ”
“NORM”
“UB”
1
−
あいまい検索フラグ
b)
c
7
“KYCH”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
文字検索キー
c)
a
8
“STFG”
“NORM”
“UB”
1
−
格納データフラグ
a
9
“NXKD”
“NORM”
“HB”
1
−
次段データフレーム種別
d)
a
10
“NXFN”
“NORM”
“HB”
1
−
次段データフレーム連番
d)
a
11
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
−
次段データフレームオフセット
a
12
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
−
言語番号
e)
c
13
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
名称(表記名称)
c)
c
14
“RLXY”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMP6”
経度緯度
f)
a-c
a) ハイブリッド検索 ハイブリッド検索キーは,次のとおり。
“MXSG”:“ARCD”(エリアコード)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
“MXKY”:エリアコードを格納する。
b) あいまい検索フラグ あいまい検索フラグの設定基準は,5.1.7のb)参照。
すべてのレコードについて,あいまい名称を設定しない場合は,このフィールドは設定しない。そ
のための識別は“c”である。
c) 名称・文字検索キー 表記名称は,文字検索キーと同様の場合(あいまい検索しない場合),名称・文
字検索キーは設定不要(“NULL”)である。
d) 次段データフレーム 次段へのデータフレームには,City別ストリート名称検索フレームの当該の
Cityカテゴリテーブルを,次段検索フレームカテゴリ( NXKD=4 , NXFN=1:検索詳細情報連番)で
格納する。
e) 言語番号 言語番号には,メタデータ定義に対応する言語番号を格納する。
当該のレコードの名称に対応する言語番号を格納する。上位で暗黙的に宣言されているデフォルト
言語番号と同一の場合,省略可能である。
f)
経度・緯度 経度・緯度には,対応するエリアの代表座標を格納する。
5.2.6
該当データフレーム City選択 該当データフレームは,附属書10表52及びCity選択 該当デー
タレコードは,附属書10表53による。
附属書10表 52 City選択 該当データフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
City選択 該当データレコードの並び
a
備考 該当レコードの並びは,文字検索キー順とする。
附属書10表 53 City選択 該当データレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
4
C
ハイブリッド検索シグニチャ
a
4
O1
4
N
ハイブリッド検索キー
a
5
O2
1
B:N
あいまい検索フラグ
c
6
O3
B1
N:C
文字検索キー
a
7
O4
1
B:…:B
格納データフラグ
a
8
O5
1/2
N
次段データフレーム種別
a
9
O6
1/2
N
次段データフレーム連番
a
10
O7
4
D
次段データフレームオフセット
a
11
O8
1
N
言語番号
c
12
O9
B2
N:C
名称(表記名称)
c
13
O10
B3
N:N:N:N
経度緯度
a-c
5.3
City別ストリート名称検索フレーム City別ストリート名称検索フレームは,データ管理部から直
接参照指定することはない。5.1からデータフレームを指定する。
5.3.1
検索フレーム管理部 検索フレーム管理部は,すべてのCity別ストリート名称検索を統括して宣
言するフレームであり,City別POI検索フレーム全体を対象として宣言され,5.1.3 の次段検索フレーム
として指定,参照する。検索フレームの管理部は,附属書10表54による。
附属書10表 54 検索フレーム 管理部
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1
a
5.3.2
検索フレーム管理部ヘッダ 検索フレームの管理部ヘッダは,附属書10表55による。
附属書10表 55 検索フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
5.3.3
検索詳細情報レコード 検索詳細情報レコードは,附属書10表56による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 56 検索詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRMX”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBA2”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBA2”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1?#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索
詳細情報レコードサイズを,満足すること。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f) カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ 選択肢レコード サイズには,
1番最初に読み込むべき,カテゴリテーブル(全選択肢を含んだ)のサイズ,選択肢数及びカテゴリ
データフレーム先頭からのディスプレイスメントを設定する。2段目以降は,実データの親レコード
内に設定する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,該当データフレーム レコードサイズに
は,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームには,5.4 を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“STREET ADDRESS / CITY”
5.3.4
カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,全Cityカテゴリ定義フレームと同様の構成に
する。
5.3.5
カテゴリデータフレーム カテゴリデータフレームは,全Cityカテゴリデータフレームと同様の
構成にし,Cityごとに格納する。
5.3.6
該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,全City該当データ定義フレームと同様の
構成にする。
5.3.7
該当データフレーム 該当データフレームは,全City該当データフレームと同様の構成にし,City
ごとに格納する。
5.4
アドレスレンジ検索フレーム アドレスレンジ検索フレームは,データ管理部から直接参照指定す
ることはない。上位のストリート名称検索フレームからデータフレームを指定する。
5.4.1
検索フレーム管理部 検索フレーム管理部は,すべてのアドレスレンジ検索を統括して宣言するフ
レームであり,5.1.3及び5.2.2の次段検索フレームとして指定,参照する。検索フレームの管理部は,附
属書10表57による。
附属書10表 57 検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1
a
5.4.2
検索フレーム管理部ヘッダ 検索フレームの管理部ヘッダは,附属書10表58による。
附属書10表 58 検索フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
5.4.3
検索詳細情報レコード 検索詳細情報レコードは,附属書10表59による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 59 検索詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRT1”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBST”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBST”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索
詳細情報レコードサイズを,満足すること。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。拡張領域がないこの例では,サイズ及びオフセ
ット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
この例では,カテゴリ設定なきため,“NULL”を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
この例では,カテゴリ設定なきため,“NULL”を格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット この例では,カテゴリ設定がないため,
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセットには,“NULL”を格納する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,該当データフレーム レコードサイズに
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
は,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 この例では,デフォルト地点情報連番には,対応するストリートアドレス
地点情報フレームの地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームは存在しないため,次段デ
ータフレーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“ADDRESS RANGE”
5.4.4
カテゴリ定義フレーム この例では,カテゴリ定義フレームには,設定はない。
5.4.5
該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,附属書10表60による。
附属書10表 60 該当データ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ 記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(10)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーショ
ン
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーショ
ン
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
4
“POIO”
“OFST”
“LG”
1
地点情報へのオフセット
b)
a
5
“POIC”
“NORM”
“UW”
1
地点情報レコード数
c)
a
6
“FGSA”
“NORM”
“UB”
1
ストリートアドレスフラグ
d)
a
7
“STAD”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMST”
ストリートアドレス
e)
a
8
“ARCD”
“VRBL”
“UL”
“UB”
エリアコード
f)
a
9
“STFG”
“NORM”
“UB”
1
格納データフラグ
a
10
“ZIPN”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
郵便番号
g)
c
11
“PRFX”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
接頭名称
h)
a-c
a) レコード先頭へのリレーション フィールドリレーションは,当該のデータレコード先頭から前後の
レコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“0”を格納する。
b) 地点情報へのオフセット 地点情報へのオフセットには,対象地点情報データフレーム先頭から,当
該のアドレスレンジの地点情報レコード先頭へのディスプレイスメントを設定する。
c) 地点情報レコード数 地点情報レコード数には,対象地点情報データレコード数を格納する。
d) ストリートアドレスフラグ ストリートアドレスフラグは,アドレスレンジ検索で有効サイドフラグ
が不定の場合,左右とも奇遇混在と設定する。
更に,下位層の当該のリンクID検索フレーム中心リンク(アドレス指定なしの場合に地図表示地
点として利用するリンク。)が存在すれば,中心リンクフラグを設定する。ビット構成は,次による。
7bit: 中心リンクフラグ 0:無効(中心リンク対象外) 1:有効(中心リンク)
6bit: アドレス表記フラグ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
0:(接頭名称)番地+ストリート名
1:ストリート名+(接頭名称)番地
5bit: 不規則アドレスデータ判別フラグ
0:規則アドレスデータ(デフォルト,番地に規則性あり,比例計算から座標算出)
1:不規則アドレスデータ(番地に規則性なし,ピンポイント座標を利用)
4bit: <未使用>
3bit:┐ 有効サイドフラグ(左)
2bit:┘ 0:無効 1:奇数 2:偶数 3:奇遇混在
1bit:┐ 有効サイドフラグ(右)
0bit:┘ 0:無効 1:奇数 2:偶数 3:奇遇混在
備考 ストリートアドレスとともに設定する。
e) ストリートアドレス ストリートアドレスの設定は,次による。
1) 規則アドレスデータの場合
size ( 4bit )
:圧縮符号データサイズ(可変長表現によるサイズ表現“UH”のため)
stdln ( 4bit )
:前方向基準レコード数
(0:無効値非圧縮データ)
l̲cmpdat 圧縮符号データ{
st̲adrs (size/2)
:基準レコードの始端アドレス基準のオフセット値
ed̲adrs (size/2)
:基準レコードの終端アドレス基準のオフセット値
}
備考 規則アドレスデータ圧縮時は,規則アドレスデータだけが基準レコードとなり得る。
2) 不規則アドレスデータの場合
size ( 4bit )
:圧縮符号データサイズ(可変長表現によるサイズ表現“UH”のため)
stdln ( 4bit )
:前方向基準レコード数
(0:無効値非圧縮データ)
l̲cmpdat 圧縮符号データ{
adrs (size)
:基準レコードのアドレス基準のオフセット値
}
備考 不規則アドレスデータ圧縮時は,不規則アドレスデータだけが基準レコードとなり得る。
f)
エリアコード エリアコードには,エリアコードを格納する。
Postal , Adminの共通範囲が存在する場合(同一レコード郡)で共用する場合,別々に付番され
たエリアコードをPostal , Adminの順に設定する。
g) 郵便番号(Zip code) 郵便番号(Zip code)には,対応する郵便番号(Zip code)を格納する。
エリアコード,接頭名称同じ物件が複数以上複数存在する場合だけ設定する。
h) 接頭名称 接頭名称は,ストリートアドレス名称にブロック名称を付与する場合,このフィールドに
ブロック名を格納する。
例 “10”,“A”“S”“¥%03” “¥sN”など
備考 このデータフレームのレコード作成基準(1レコードとする単位)は,地点情報のリンク
IDの並びから,City(都市名)が同じ,かつ,接頭名称が同じであるとし,地点情報のリ
ンクIDの並びを一つのレコードとして表現する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
<接頭名称,ストリートアドレスの表記>
ハウスナンバーの前(後)に,付加する名称を,書式指定付きで設定する。
書式指定:
Prefix
: \p(文字列) :ハウスナンバーの前に付ける(ただし,先頭に格納する場合,
省略可能である。)。
Suffix
: \s(文字列) :ハウスナンバーの後ろに付ける。
0詰め
: \%03
:3けた0詰めで表示する。
表記例
実際のアドレス表記
“PRFX” 接頭名称
“STAD”ストリートアドレス
100,101,,,200
“NULL”,“設定無”
100-200
S10,S11,,, S50
S
10-50
10-1,10-2,,,10-99
10-
1-99
12-99,12-98,,,12-1
12-
99-1
001,002,003,,, 010
¥%03
1-10
N0001,N0002,,,N0301
N¥%04
1-301
100N,102N,,,500N
¥sN
100-500
14-20E,14-21E,,,
14-30E
14-¥sE
20-30
500N,499N,,, 100N
¥sN
500-100
備考 ¥¥で“¥”1文字扱いとする。
5.4.6
該当データフレーム アドレスレンジ検索及び該当データフレームは,附属書10表61及びアドレ
スレンジ検索及び該当データレコードは,附属書10表62による。
附属書10表 61 アドレスレンジ検索 該当データフレーム
項番
オフセ
ット
データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
アドレス検索 該当データレコードの並び
a
備考 該当データレコードの並びは,エリアコード,郵便番号及び接頭名称(接頭アドレスなしが前),
最小番地の順とする。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 62 アドレスレンジ検索 該当データレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
4
D
地点情報へのオフセット
a
4
6
2
N
地点情報レコード数
a
5
8
1
B:…:B
ストリートアドレスフラグ
a
6
9
B1
N:N:N:N
ストリートアドレス
a
7
O1
B2
N:N:N
エリアコード
a
8
O2
B3
B:…:B
格納データフラグ
a
9
O3
B4
N:C
郵便番号
c
10
O4
B5
N:C
接頭名称
c
5.5
縮退ストリート検索フレーム(縮退物件) 縮退ストリート検索フレーム(縮退物件)は,縮退ス
トリート名称検索にて縮退物件を選択した後に検索を実施するストリート別検索フレームである。一般的
にCity(都市)名称の検索を行うことを想定する。
5.6
階層型検索(実施例1.)
5.6.1
検索フレーム管理部 検索フレームの管理部は,附属書10表63による。
附属書10表 63 検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1
a
5.6.2
検索フレーム管理部ヘッダ ストリート名称検索フレーム(階層型縮退)の管理部ヘッダは,附属
書10表64による。
附属書10表 64 ストリート名称検索フレーム(階層型縮退) 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
5.6.3
検索詳細情報レコード(階層型縮退) 検索詳細情報レコード(階層型縮退)は,附属書10表65
による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 65 検索詳細情報レコード(階層型縮退)
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRNR”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“NORM”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“NORM”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1?#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索
詳細情報レコードサイズを,満足すること。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域がないため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,本体15.2.2のh) の
表現形式に準じて格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
肢数/オフセットには,1番最初に読み込むべき,カテゴリテーブル(全選択肢を含んだ)のサイズ,
選択肢数及びカテゴリデータフレームの先頭からのディスプレイスメントを設定する。2段目以降は,
実データの親レコード内に設定する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 該当データフレーム レコードサイズには,可変長表現のた
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
め,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームは存在しないため,次段デ
ータフレーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,階層検索の名称を格納す
る。各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“STREET ADDRESS”
備考 この検索フレームでは,ジャンル検索同様カテゴリデータフレームだけで物件の特定を行うこ
とも可能である(その場合は,該当データフレームは,設定しない。)。ただし,該当データフ
レームの共用化(全City/都市-City別)を行う場合は,該当データフレームを設けてリスト表
示することも可能である。
5.6.4
カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,附属書10表66による。
附属書10表 66 カテゴリ定義フレーム
項番
用途
記述タイ
プ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(8)
定義フィールド宣言
a
2
“SELN”
“NORM”
“UL”
1
選択肢数
a
3
“DCSF”
“REAL”
(6)
選択肢定義フィールド宣言
a
4
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
a)
a
5
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
a)
a
6
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセット
b)
a
7
“NXCT”
“NORM”
“UL”
1
次段データフレームレコード数
c)
c
8
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
言語番号
d)
c
9
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
名称
e)
a
a) 次段データフレーム 次段検索フレーム種別は,次カテゴリ及び該当データが設定可能で,次段検索
フレーム連番は,共に“NULL”を格納する。
b) 次段データフレームオフセット 次段データフレームオフセットには,次段検索フレームの先頭から,
対象カテゴリテーブル又は対象該当レコード(カテゴリ又は該当データ)の先頭へのディスプレイス
メントを設定する。
c) 次段データフレームレコード数 次段データフレームレコード数は,次段がカテゴリデータフレーム
の場合,次段カテゴリテーブルの選択肢数とし,該当データフレームの場合は,該当データレコード
数とする。
d) 言語番号 言語番号には,メタデータ定義に対応する言語番号を格納する。
当該のレコードの名称に対応する言語番号を設定する。上位で暗黙的に宣言されているデフォルト
言語番号と同一の場合,省略可能である。
e) 名称 名称は,該当データのCity(都市名)を絞るための名称を格納する。
備考1. カテゴリ選択肢レコードの並びは,名称順とする(暫定)。
2. カテゴリテーブルは,複数段設けることも可能である。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
5.6.5
カテゴリデータフレーム ストリート名称検索(階層型縮退)カテゴリデータフレームは,附属書
10表67による。
附属書10表 67 ストリート名称検索(階層型縮退)カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ストリート名称検索(階層型縮退) カテゴリテーブ
ルの並び
a
5.6.6
カテゴリテーブル ストリート名称検索(階層型縮退)の検索カテゴリテーブルは,附属書10表
68,検索親カテゴリレコードは,附属書10表69及び選択肢カテゴリレコードは,附属書10表70による。
附属書10表 68 ストリート名称検索(階層型縮退)検索カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ストリート名称検索(階層型縮退) 親カテゴリレコ
ード
a
2
O1
B2
ストリート名称検索(階層型縮退) 選択肢カテゴリ
レコードの並び
a
附属書10表 69 ストリート名称検索(階層型縮退)検索親カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
N
選択肢数
a
附属書10表 70 ストリート名称検索(階層型縮退)選択肢カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1/2
N
次段データフレーム種別
a
2
0.5
1/2
N
次段データフレーム通番
a
3
1
4
D
次段データフレームオフセット
c
4
5
4
N
次段データフレームレコード数
c
5
9
1
N
言語番号
c
6
10
B1
N:C
名称
a
7
11
1
BR
パディング領域
c
5.6.7
該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,附属書10表71による。
附属書10表 71 該当データ定義フレーム
項番
用途
記述タイ
プ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(11)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
4
“RLXY”
“NORM”
“P6”
1
緯度経度
b)
a
5
“ARCD”
“NORM”
“UL”
1
エリアコード
a
6
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
言語番号
c)
c
7
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
名称(表記名称)
d)
c
8
“STID”
“NORM”
“UL”
1
ストリートID
e)
a
9
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
f)
a
10
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
f)
a
11
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセット
a
12
“NXCT”
“NORM”
“UL”
1
次段データフレームレコード数
g)
a
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) レコード先頭へのリレーション フィールドリレーションは,当該のデータレコードの先頭から前後の
レコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“0”を格納する。
b) 緯度・経度 緯度・経度は,距離順ソートの際に利用するフィールド。
3バイト×2=6バイトで定義する座標を格納(PID形式の末尾拡張バイトを省略)する。
c) 言語番号 言語番号には,メタデータ定義に対応する言語番号を格納する。当該のレコードの名称に
対応する言語番号を格納。上位で暗黙的に宣言されているデフォルト言語番号と同一の場合,省略可
能である。
d) 名称(表記名称) 名称は,画面表示時に利用する。City(都市)名称を格納する。
e) ストリートID ストリートIDには,ストリートIDを格納する。
ストリートIDの格納基準は,ストリート名称ごととする(ストリート名称にCity/都市名称を付加
して,実質的には都市別ストリート別に付与することも可能である。)。
f)
次段データフレーム 次段データフレームには,アドレスレンジ検索該当データフレーム(NXKD=5:
次段該当データ,NXFN=1:次段検索詳細情報レコード連番)を格納する。
次段検索フレームに示す該当データフレーム先頭から,当該の該当レコード先頭へのディスプレイ
スメントを設定する。
g) 次段データフレームレコード数 次段データフレームレコード数には,次段アドレスレンジテーブル
の対象該当データ数を格納する。
備考 該当テーブルの並びは,エリアコード,名称の順とする(暫定)。
5.6.8
該当データフレーム ストリート名称検索(階層型縮退)該当データフレームは,附属書10表72
による。
附属書10表 72 ストリート名称検索(階層型縮退)該当データフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ストリート名称検索(階層型縮退)該当データテーブル
a
5.6.9
該当データテーブル ストリート名称検索(階層型縮退)該当データテーブルは,附属書10表73
及びストリート名称検索(階層型縮退)該当データレコードは,附属書10表74による。
附属書10表 73 ストリート名称検索(階層型縮退)該当データテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ストリート名称検索(階層型縮退)該当データレコー
ドの並び
a
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 74 ストリート名称検索(階層型縮退)該当データレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
6
N:N
経度緯度
a
4
3
4
N
エリアコード
a
5
4
1
N
言語番号
c
6
5
B1
N:C
名称(表記名称)
a
7
O1
4
N
ストリートID
a
8
O2
1/2
N
次段データフレーム種別
a
9
O3
1/2
N
次段データフレーム連番
a
10
O4
4
D
次段データフレームオフセット
a
11
O5
4
N
次段データフレームレコード数
a
5.7
字引型検索(実施例2.)
5.7.1
検索フレーム管理部 検索フレームの管理部は,附属書10表75による。
附属書10表 75 検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1
a
5.7.2
検索フレーム管理部ヘッダ ストリート名称検索(字引型縮退)該当 検索フレームの管理部ヘッ
ダは,附属書10表76による。
附属書10表 76 ストリート名称検索(字引型縮退)該当 検索フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ
長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
5.7.3
検索詳細情報レコード(字引型縮退) 検索詳細情報レコード(字引型縮退)は,附属書10表77
による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 77 検索詳細情報レコード(字引型縮退)
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRAL”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBA2”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBA2”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1?#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索
詳細情報レコードサイズを,満足すること。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域のないため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,15.2.2のh) 表現形
式に準じて格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
肢数/オフセットには,1番最初に読み込むべき,カテゴリテーブル(全選択肢を含んだ)のサイズ,
選択肢数及びカテゴリデータフレーム先頭からのディスプレイスメントを設定する。2段目以降は,
実データの親レコード内に設定する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,該当データフレーム レコードサイズに
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
は,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段データフレーム サイズ/アドレスに
は,次段検索フレームはアドレスレンジ検索フレームを格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,階層検索の名称を格納
する。各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“STREET ADDRESS”
備考 この検索フレームでは,縮退物件のデータを該当データに配置し,リスト表示を行う検索フレ
ームが前提であるが,カテゴリ検索フレームを設けて,事前該当データを絞ることも可能であ
る。
したがってカテゴリデータフレームを作成しない場合,カテゴリ関連の設定値は,“NULL”を
格納する。
5.7.4
カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,附属書10表78による。
附属書10表 78 カテゴリ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ
記述型宣言
データ数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(8)
定義フィールド宣言
a
2
“FNST”
“OFST”
“LG”
1
該当データへのオフセット
a)
a
3
“FNCT”
“NORM”
“UL”
1
該当データ数
a
4
“FNLT”
“NORM”
“UL”
1
該当リスト数
b)
a
5
“SELN”
“NORM”
“UB”
1
選択肢数
a
6
“DCSF”
“REAL”
(3)
選択肢定義フィールド宣言
a
7
“KYCH”
“NORM”
“UB”
1
文字検索キー
c)
a
8
“NEXT”
“OFST”
“LG”
1
次カテゴリへのオフセット
a
9
“NTSZ”
“NORM”
“UW”
1
次カテゴリサイズ
d)
c
a) 該当データへのオフセット 該当データない場合(該当データ数=0の場合),該当データへのオフセ
ットには,“NULL”を格納する。
このフレームでは,該当データの対象レコードのカウント結果を格納する。
b) 該当リスト数 該当リスト数は,各検索文字(カテゴリ格段に対応する)に対応する縮退表示した場
合の表示リスト行数を格納する。このフレームでは,該当データの対象物件のカウント結果を格納す
る。
c) 文字検索キー 文字検索キーは,アルファベット1文字(ISO 8859準拠)を格納する。
d) 次カテゴリサイズ 次カテゴリサイズの設定のない場合,アプリは,当該の検索詳細情報レコードカ
テゴリサイズ(親レコード+選択肢レコード)に設定する最大値で算出する最大サイズで,次カテゴ
リを読み込む。
5.7.5
カテゴリデータフレーム ストリート名称検索(字引型縮退)カテゴリデータフレームは,附属書
10表79による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 79 ストリート名称検索(字引型縮退)カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ストリート名称検索(字引型縮退)カテゴリテーブルの並び
a
5.7.6
カテゴリテーブル ストリート名称検索(字引型縮退)カテゴリテーブルは,附属書10表80,親
カテゴリレコード,附属書10表81,及び選択肢カテゴリレコードは附属書10表82による。
附属書10表 80 ストリート名称検索(字引型縮退)カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ストリート名称検索(字引型縮退)親カテゴリレコード
a
2
O1
B2
ストリート名称検索(字引型縮退)選択肢カテゴリレコード
の並び
a
備考 選択肢カテゴリレコードの並びは,文字検索キー順とする。
附属書10表 81 ストリート名称検索(字引型縮退)親カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
D
該当データへのオフセット
a
2
4
4
N
該当データ数
a
3
8
4
N
該当リスト数
a
4
12
1
N
選択肢数
a
5
13
1
BR
パディング領域
c
附属書10表 82 ストリート名称検索(字引型縮退)選択肢カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
N
文字検索キー
a
2
1
4
D
次カテゴリへのオフセット
a
3
5
2
SWS
次カテゴリサイズ
c
4
7
1
BR
パディング領域
c
5.7.7
該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,附属書10表83による。
附属書10表 83 該当データ定義フレーム
項番
用途
記述
タイプ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(13)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
4
“FGFZ”
“NORM”
“UB”
1
あいまい検索フラグ
i)
c
5
“RLXY”
“NORM”
“P6”
1
緯度経度
b)
a
6
“ARCD”
“NORM”
“UL”
1
エリアコード
a
7
“KYCH”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
文字検索キー
c)
a
8
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
言語番号
d)
c
9
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
名称(表記名称)
c)
c
10
“STID”
“NORM”
“UL”
1
ストリートID
e)
a
11
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
f)
a
12
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
f)
a
13
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセット
g)
a
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
14
“NXCT”
“NORM”
“UL”
1
次段データフレームレコード数
h)
a
a) レコード先頭へのリレーション フィールドリレーションは,当該のデータレコードの先頭から前後
のレコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,”0”を格納する。
b) 緯度・経度 緯度・経度は,距離順ソートの際に利用するフィールド。
3バイト×2=6バイトで定義する座標を格納する(PID形式の末尾拡張バイトを省略)。
c) 文字検索キー/名称(表記名称) 名称は,画面表示時に利用する。すべてフィールドにおいて,文
字検索キーと内容が同一であれば,名称の設定を省略できる。そのための識別は“c”とする。
d) 言語番号 言語番号には,メタデータ定義に対応する言語番号を格納する。
当該のレコードの名称に対応する言語番号を設定する。上位で暗黙的に宣言されているデフォルト
言語番号と同一の場合,省略可能である。
e) ストリートID ストリートIDには,ストリートIDを格納する。
ストリートIDの設定基準はストリート名称ごととする(ストリート名称にCity/都市名称を付加し
て,実質的には都市別ストリート別に付与することも可能である。)。
f)
次段データフレーム 次段データフレームには,アドレスレンジ検索該当データフレームを
(NXKD=5:次段該当データ,NXFN=1:検索詳細情報レコード連番)格納する。
g) 次段データフレームオフセット 次段データフレームオフセットには,次段検索フレームに示す該当
データフレーム先頭から,当該の該当レコード先頭へのディスプレイスメントを設定する。
h) 次段データフレームレコード数 次段データフレームレコード数には,次段アドレスレンジテーブル
の対象該当データ数を格納する。
i)
あいまい検索フラグ あいまい検索フラグの設定基準は,5.1.7のb)参照。すべてのレコードについて,
あいまい名称を設定しない場合は,このフィールドは設定しない。そのための識別は“c”とする。
5.7.8
該当データフレーム ストリート名称検索(字引型縮退)の該当データフレームは,附属書10表
84,及び該当データレコードは,附属書10表85による。
附属書10表 84 ストリート名称検索(字引型縮退) 該当データフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ストリート名称検索(字引型縮退) 該当データレコード
の並び
a
備考 該当テーブルの並びは,エリアコード順,名称順とする(暫定)。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 85 ストリート名称検索(字引型縮退) 該当データレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
1
B:N
あいまい検索フラグ
c
4
3
6
N:N
経度緯度
c
5
9
4
N
エリアコード
a
6
13
B1
N:C
文字検索キー
a
7
O1
1
N
言語番号
c
8
O2
B2
N:C
名称
c
9
O3
4
N
ストリートID
a
10
O4
1/2
N
次段データフレーム種別
a
11
O5
1/2
N
次段データフレーム連番
a
12
O6
4
D
次段データフレームオフセット
a
13
O7
1
BR
パディング領域
a
5.8
ストリートアドレス検索 ファイル構成 ストリートアドレス検索のファイル構成を,附属書10図
10に示す。
ゾーン検索
ストリートアドレス
検索フレーム
City別アドレス
検索フレーム
アドレスレンジ
検索フレーム
ストリートアドレス検索
地点情報フレーム
(ゾーン別)ストリートアドレス検索ファイル構
附属書10図 10 ストリートアドレス検索 ファイル構成
5.9
ストリートアドレス検索 フレーム構成 ストリートアドレス検索フレーム構成を,附属書10図11
に示す。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2 A
Z
-
1
2
A
Z
-
1
2 A
Z
-
1
2 A
Z
-
Aeren St.
Blue St.
Coverrin RD.
:
Zauh Ave.
1
2
A
Z
-
1
u
2
A
Z
-
1
2 A
Z
-
1
u
2 A
Z
-
Aeren St.
Coverrin RD.
Flexum
St.
:
Zauh Ave.
)
1
2
A
Z
-
1
n
2
A
Z
-
1
n u m
2 A
Z
-
1
n u m
2 A
Z
-
Aeren St.
:
Alexum St.
:
Zauh Ave.
Aeren St.
a
a
a
a
a
a
:
a
All City
※Postal,Admin.の
範囲が同一レコード
内の場合上記のとお
り共用可能である。
ストリートアドレス検索ファイル
City別での参照
City別(admin.)での参照
num
num
num
num
ストリート名称検索フレーム構成
アドレスレンジ検索フレーム
カテゴリーデータ
該当データ
カテゴリーデータ
該当データ
カテゴリーデータ
該当データ
該当データ
検索詳細情報レコード
(ストリート名検索)
検索詳細情報レコード
(アドレスレンジ検索)
検索詳細情報レコード
(City選択)
num
num
num
num
検索詳細情報レコード
(City別ストリート名選択)
City別ストリート名称検索フレーム
num
num
num
num
1
City別ストリート名称検索フレーム構成
附属書10図 11 ストリートアドレス検索フレーム構成
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
6. ジャンル検索(階層検索) ジャンル検索フレームは,階層型検索によって,City選択(リスト画面)
→施設選択(リスト画面)を想定して作成する。ただし,階層構成などデータ作成者側で任意に作成した
い場合もある。この例は,あくまで一つの例である。
この検索フレームは国内モデル同様ジャンルごとに検索ボリュームを作成し,データ管理部以下で更な
るボリューム管理の仕組みを利用して管理する。
6.1
ジャンル検索フレーム
6.1.1
検索フレーム管理部 検索フレームの管理部は,附属書10表86による。
附属書10表 86 検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
ジャンル検索 検索詳細情報レコードの並び #1
a
6.1.2
検索フレーム管理部ヘッダ ジャンル検索の検索フレーム管理部ヘッダは,附属書10表87による。
附属書10表 87 ジャンル検索 検索フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
6.1.3
検索詳細情報レコード 検索詳細情報レコードは,附属書10表88による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 88 検索詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRGN”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“NORM”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“NORM”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検
索詳細情報レコードサイズを,満足すること。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から拡
張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域のないため,サイズ及びオ
フセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,本体15.2.2のh) の
表現形式に準じて格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
可変長表現のため,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
可変長表現のため,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
肢数/オフセットには,1番最初に読み込むべき,カテゴリーテーブル(全選択肢を含んだ)のサイ
ズ,選択肢数及びカテゴリデータフレーム先頭からのディスプレイスメントを設定する。2段目以降
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
は,実データの親レコード内に設定する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ この例では,存在しないため,該当データフレーム レコー
ドサイズには,“NULL”を格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 この例では,存在しないため,該当データフレーム 総レコー
ド数には,“NULL”を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームは存在しないため,次段デ
ータフレーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,階層検索の名称を格納す
る。各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“SERARCH BY CATEGORY”
6.1.4
カテゴリデータ定義フレーム カテゴリデータ定義フレームは,附属書10表89による。
附属書10表 89 カテゴリデータ定義フレーム
項番
用途
記述タイ
プ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(14)
定義フィールド宣言
a
2
“JPTB”
“VRBL”
“UB”
“UW”
“ALAL”
ジャンプテーブル
a)
a
3
“SFTO”
“OFST”
“LG”
1
選択肢先頭レコードへのオフセット
b)
a
4
“SFBO”
“OFST”
“LG”
1
選択肢末尾レコードへのオフセット
b)
a
5
“SEFG”
“NORM”
“UB”
2
選択肢格納データフラグ
a
6
“SELN”
“NORM”
“LG”
1
選択肢数
a
7
“DCSF”
“REAL”
(8)
選択肢定義フィールド宣言
a
8
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
9
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
10
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
c)
a
11
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
c)
a
12
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセット
d)
a
13
“NXSZ”
“NORM”
“LG”
1
次段データフレームサイズ
a
14
“NXKB”
“NORM”
“SG”
1
次段データフレームでのキーボード
指定
e)
c
15
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
名称
f)
a
a) ジャンプテーブル ジャンプテーブル作成基準は,アルファベット単位とする。
b) 選択肢先頭・末尾レコードへのオフセット 選択肢先頭・末尾レコードへのオフセットは,当該のカテゴ
リテーブルの先頭から選択肢レコード先頭,末尾へのオフセットを表す。
c) 次段データフレーム 次段データフレームには,次のとおり格納する。
カテゴリ検索段:NXKD=1(カテゴリ) NXFN=0(無効値)
カテゴリ最終段:NXKD=3(地点情報) NXFN=0(無効値)
将来的に,ストリートアドレス以外の各種地点情報への関連付けを検討する。
d) 次段データフレームオフセット 次段データフレームオフセットには,対象データフレーム先頭から,
次段データフレーム(カテゴリテーブル/地点情報レコード)へのディスプレイスメントを格納する。
e) 次段データフレームでのキーボード指定 次段データフレームキーボードは,次のものをコンテン
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ツに合わせて格納する(暫定)。
“KBC2”:都道府県→“KBRT”:路線名キーボード
“KBC2”:度道府県→“KBGC”:系列会社名,チェーン店名キーボード
“KBS2”:観光地項目1→“KBRT”:路線名キーボード
f)
名称 名称は,他言語対応を行わない。ジャンル検索では言語に依存するキーを基にデータの並べて
いるため,多言語対応を行う場合は,別の検索フレームを用意する必要がある(言語に依存しない並
びであれば,多言語対応は可能である。)。
6.1.5
カテゴリデータフレーム ジャンル検索 カテゴリデータフレームは,附属書10表90による。
附属書10表 90 ジャンル検索 カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ジャンル検索カテゴリテーブルの並び
a
6.1.6
カテゴリテーブル ジャンル検索カテゴリテーブルは,附属書10表91,ジャンル検索 親 カテゴ
リレコードは,附属書10表92,及びジャンル検索 選択肢(子) カテゴリレコードは,附属書10表93
による。
附属書10表 91 ジャンル検索カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ジャンル検索 親 カテゴリレコード
a
2
4
B2
ジャンル検索 選択肢(子) カテゴリレコードの並び
a
備考 カテゴリ選択肢レコードの並びは,名称順とする(暫定)。
附属書10表 92 ジャンル検索 親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
2
NSWS
ジャンプテーブルサイズ
a
2
2
2
N;C;CC
ジャンプキー(#1)
c
3
4
4
D
ジャンプ選択肢へのオフセット(#1)
c
4
6
2
N;C;CC
ジャンプキー(#2)
c
5
8
4
D
ジャンプ選択肢へのオフセット(#2)
c
:
:
:
:
:
:
6
O1
2
N;C;CC
ジャンプキー(#n)
c
7
O2
4
D
ジャンプ選択肢へのオフセット(#n)
c
8
O3
4
D
選択肢先頭へのオフセット
a
9
O4
4
D
選択肢末尾へのオフセット
a
10
O5
2
B
選択肢格納データフラグ
a
11
O6
4
N
選択肢(子)数
a
12
O7
B1
BR
パディング領域
c
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 93 ジャンル検索 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
1/2
N
次段データフレーム種別
a
4
2.5
1/2
N
次段データフレーム連番
a
5
3
4
D
次段データフレームオフセット
a
6
7
4
SWS
次段データフレームサイズ
c
7
O1
4
N
次段データフレームでのキーボード指定
c
8
O2
B1
N:C
名称
a
9
O3
1
BR
パディング領域
c
7. インターセクション検索
7.1
検索型インターセクション検索 検索型インターセクション検索は,ストリート名称をキーに,交
差するストリート名称を二つ入力し,地図表示を行うアプリケーションを想定して作成する。
この例では,次の2通りを考えることとする。
a) 検索1
1) Cityを絞らずにアルファベット入力だけで,1本目ストリートの絞り込み検索を行う。
2) 交差するストリート(2本目)の絞り込み検索を行う。
(ここでは,1)で絞った対象だけでなく,すべてのストリートを対象に検索を実施。)
b) 検索2
1) 使用者既知のCityを,アルファベット検索で絞り込み検索を行う。
2) アルファベット入力で,1本目ストリートの絞り込み検索を行う。
(ここでは,1)で絞った対象のCityだけのストリートを対象に検索を実施。)
3) 交差するストリート(2本目)の絞り込み検索を行う。
(ここでは,2)で絞った対象だけでなく2)同様の,すべてのストリートを対象に検索を実施。)
データサイズ削減のために,ストリート名称の絞り込みは,5.を利用し,ここでは使用者の選択した2
本のストリートに対応する,ストリート名称ごとに付番された2つのストリートIDで検索を実施する。
データ構成概要 探すべきストリートID(2値)をすべて入力してから,実行するインターセクショ
ン検索である,検索キーとしてのストリートID(2値)に対し,該当データを検索する。管理体系は,
一般的なデータベースで使用するB-TREE(バランス木)である。基本的には,該当データフレーム
(検索最終階層の場合は地点情報フレームとする。この例では,該当データは,存在地点情報とする。)
を検索キー(ストリートID)でソートした形式となる。ただし,交差するストリートを格納するため,
2つの値の表現順序によって,同一内容の検索キーが2つになり,データを重複して格納することと
なる。そのためこの検索フレーム作成の場合には,次の作成規則を設ける。
インターセクション検索キー作成規則
検索キー構成:U4×2=8バイト(総ストリートID+交差ストリートIDの2値)。
検索キー構成形式:交差する二つのストリートID(stid1,stid2)で構成する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ただし,stid1>stid2の場合検索キーは,
[stid1,stid2] としてID値の昇順に配列で表現する。
[stid2,stid1] はデータに格納しない。
更に,stid3,stid3 同一ストリートの交差点の場合は,
[stid3,stid3] データには格納しない。
地点情報の並びは,附属書10表94による。
附属書10表 94 地点情報の並び
ストリートID1
ストリートID2
検索キー
“STID” , “SIDC”
エリアコード
緯度・経度
00001000
:
0000 1015
0000 5024
0002 5785
:
0002 9751
:
0004 5146
00010000
:
0010 2541
0000 8574
0005 7543
:
0002 9752
:
0084 5986
00010000,0010000
:
00001015,00102541
00005024,00008574
00025785,00057543
:
00029751,00029751
:
00045146,00845986
0010 2355
:
00258 5765
0018 5463
0087 2542
:
0001 5685
:
0002 6575
北緯Y1・東経X1
……
北緯Y2・東経X2
北緯Y3・東経X3北
緯Y4・東経X4
……
北緯Y5・東経X5
……
北緯Y6・東経X6
検索キー(インターセクション検索キーによってソートする。)
キーによってソートする該当/地点情報データに対し,B-Tree構造のカテゴリデータを作成する。カテ
ゴリデータの選択肢は,階層型の選択肢と異なり,前後の選択肢との比較関係によって,該当データの包
含関係を判断する。
なお,この検索フレームでは,検索キーが重複する場合があることが前提である(ユニークなキーとは
なっていない。)。
7.1.1
検索フレーム管理部 検索フレームの管理部は,附属書10表95による。
附属書10表 95 検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1
a
7.1.2
検索フレーム 管理部ヘッダ 検索フレームの管理部ヘッダは,附属書10表96による。
附属書10表 96 検索フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
7.1.3
検索詳細情報レコード 検索詳細情報レコードは,案内検索データの管理方式の中のB-Treeによ
る検索型のデータで構成する。更に,カテゴリ及び地点情報への読取り最大サイズを64KB(ガイドライ
ン)とする。検索詳細情報レコードは,附属書10表97による。
附属書10表 97 検索詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRBT”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“NULL”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“NULL”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#4)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索
詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。拡張領域のないこの例では,サイズ及びオフセ
ット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ・選択肢数・オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ・選択
肢数・オフセットには,カテゴリ1段目から最終段にわたる任意のカテゴリテーブルに,読取りサイ
ズを格納する(すなわち,最大カテゴリテーブルサイズであり,実際の1段目カテゴリテーブルサイ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ズではない。)。
この例では,B-Tree型の検索フレームを宣言しているため,カテゴリ1段目サイズに設定するサイ
ズは,実際のカテゴリ1段目サイズよりも大きい場合もある。
g) 該当データフレーム レコードサイズ この例では,該当データフレームはないため,該当データフ
レーム レコードサイズには,“NULL”を格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 この例では,該当データフレームはないため,該当データフレ
ーム 総レコード数には,“NULL”を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該のインターセクション地点情報連番を
格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームは存在しないため,次段デ
ータフレーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語;“INTERSECTION”
7.1.4
カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,附属書10表98による。
附属書10表 98 カテゴリ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(7)
定義フィールド宣言
a
2
“SELN”
“NORM”
“UL”
1
選択肢(子)数
a
3
“DCSF”
“REAL”
(5)
選択肢定義フィールド宣言
a
4
“STID”
“NORM”
“UL”
1
ストリートID(検索キー)
a
5
“SIDC”
“NORM”
“UL”
1
交差ストリートID(検索キー)
a
6
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
a)
a
7
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
a)
a
8
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセット
b)
a
a) 次段データフレーム 次段データフレームの種別及び連番を次のとおり格納
カテゴリ検索段:NXKD=1(カテゴリ) NXFN=0(無効値)
カテゴリ最終段:NXKD=3(地点情報) NXFN=n(地点情報連番)
b) 次段データフレームオフセット 次段データフレームオフセットには,上記次段データフレームに指
定する,データフレーム先頭から,当該のデータ先頭へのディスプレイスメントを格納する。
備考1. 各カテゴリ及び地点情報を参照する場合の次段データフレームサイズは,B-Tree型検索フレ
ームであるため,検索詳細情報レコード,カテゴリ1段目サイズに示す最大サイズを保証す
る(地点情報読取りサイズも本サイズ制限が適用する。)。
2. カテゴリテーブル(選択肢)の並びは,ストリートID順,交差ストリートID順とする。
3. ストリートID単位(ただし,対象地点情報の読取りサイズが大きい場合は,検索詳細情報
レコード,カテゴリ1段目サイズに示す最大サイズで分割して)に格納する。
7.1.5
カテゴリデータフレーム インターセクション検索 カテゴリデータフレームは,附属書10表99
による。
附属書10表 99 インターセクション検索 カテゴリデータフレーム
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
インターセクション検索 カテゴリテーブル
a
7.1.6
カテゴリテーブル インターセクション検索 カテゴリテーブルは,附属書10表100,インターセ
クション 親 カテゴリレコードは,附属書10表101,及びインターセクション 選択肢(子) カテゴリレ
コードは,附属書10表102による。
附属書10表 100 インターセクション検索 カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
インターセクション検索 親 カテゴリレコード
a
2
O1
B2
インターセクション検索
選択肢(子)カテゴリレコードの並び
a
附属書10表 101 インターセクション 親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
N
選択肢(子)数
a
附属書10表 102 インターセクション 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
N
ストリートID(検索キー)
a
2
4
4
N
交差ストリートID(検索キー)
a
3
8
1/2
N
次段データフレーム種別
a
4
8.5
1/2
N
次段データフレーム連番
a
5
9
4
D
次段データフレームオフセット
a
6
13
1
BR
パディング領域
c
7.2
インターセクション検索 ファイル構成 インターセクション検索のファイル構成図を,附属書10
図12に示す。
ゾーン検索
インターセクション
検索フレーム
インターセクション検索
地点情報ファイル
(ゾーン別)インターセクション検索ファイル構成
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10図 12 インターセクション検索 ファイル構成図
8. フリーウェイ検索
8.1
フリーウェイ検索フレーム
8.1.1
検索フレーム管理部 フリーウェイ検索フレームの管理部は,附属書10表103による。
附属書10表 103 フリーウェイ検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
フリーウェイ検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
フリーウェイ検索詳細情報レコードの並び #1
a
8.1.2
検索フレーム管理部ヘッダ フリーウェイ検索フレームの管理部ヘッダは,附属書10表104によ
る。
附属書10表 104 フリーウェイ検索フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
フリーウェイ検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
フリーウェイ検索詳細情報レコード 先頭へのオフ
セット
b)
a
a) フリーウェイ検索詳細情報レコードサイズ フリーウェイ検索詳細情報レコードサイズには,検索詳
細情報レコード一つ分のサイズを格納する。
b) フリーウェイ検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット フリーウェイ検索詳細情報レコード
先頭へのオフセットには,検索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコード先頭へのディスプレイ
スメントを設定する。
8.1.3
検索詳細情報レコード 検索詳細情報レコードは,附属書10表105による。
附属書10表 105 検索詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRFW”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBA2”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBA2”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索
詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。拡張領域のないこの例では,サイズ及びオフセ
ット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) 表現形
式に準じて格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
肢数/オフセットには,1番最初に読み込むべき,カテゴリテーブル(全選択肢を含んだ)のサイズ,
選択肢数及びカテゴリデータフレーム先頭からのディスプレイスメントを設定する。2段目以降は,
実データの親レコード内に設定する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 該当データフレーム レコードサイズには,対象の該当デー
タフレームの1レコードの最大サイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,対象の該当データフ
レームの総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 この例では,直接地点情報を呼び出すことはないため,デフォルト地点情
報連番には,“NULL”を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段の8.2の検索フレーム管理部に,次段デ
ータフレーム サイズ/アドレスのディスプレイスメントを,設定する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“FREE WAY”
8.1.4
カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,附属書10表106による。
附属書10表 106 カテゴリ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ
記述型
宣言
データ数
付加
情報
特記事項
備考
識別
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
1
“DCTF”
“REAL”
(8)
定義フィールド宣言
a
2
“FNST”
“OFST”
“LG”
1
該当データへのオフセット
a
3
“FNCT”
“NORM”
“UL”
1
該当データ数
a
4
“FNLT”
“NORM”
“UL”
1
該当リスト数
a
5
“SELN”
“NORM”
“UB”
1
選択肢数
a
6
“DCSF”
“REAL”
(3)
選択肢定義フィールド宣言
a
7
“KYCH”
“NORM”
“UB”
1
文字検索キー
a)
a
8
“NEXT”
“OFST”
“LG”
1
次カテゴリへのオフセット
a
9
“NTSZ”
“NORM”
“UW”
1
次カテゴリサイズ
b)
c
a) 文字検索キー 文字検索キーは,アルファベット1文字(ISO 8859準拠)を格納する。
b) 次カテゴリサイズ 次カテゴリサイズに設定がない場合は,アプリは選択肢の最大値で算出する最大
サイズで,次カテゴリを読み込む。
8.1.5
カテゴリデータフレーム フリーウェイ検索 カテゴリデータフレーは,附属書10表107による。
附属書10表 107 フリーウェイ検索 カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
フリーウェイ検索 カテゴリテーブル
a
8.1.6
カテゴリテーブル フリーウェイ検索 カテゴリテーブルは,附属書10表108,フリーウェイ検索
親 カテゴリレコードは,附属書10表109,及びフリーウェイ検索 選択肢(子) カテゴリレコードは,
附属書10表110による。
附属書10表 108 フリーウェイ検索 カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
フリーウェイ検索 親 カテゴリレコード
a
2
4
B2
フリーウェイ検索 選択肢(子)カテゴリレコードの並び
a
備考 選択肢(子)カテゴリレコードの並びは,文字検索キー順とする。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 109 フリーウェイ検索 親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
D
該当データへのオフセット
a
2
4
4
N
該当データ数
a
3
8
4
N
該当リスト数
a
4
12
1
N
選択肢数
a
5
21
1
BR
パディング領域
c
附属書10表 110 フリーウェイ検索 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
N
文字検索キー
a
2
1
4
D
次カテゴリへのオフセット
a
3
5
2
SWS
次カテゴリサイズ
a
4
7
1
BR
パディング領域
c
8.1.7
該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,附属書10表111による。
附属書10表 111 該当データ定義フレーム
項番
用途
記述タイ
プ
記述型宣言
データ数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(9)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーショ
ン
本レコード先頭基準前方方向
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーシ
ョン
本レコード先頭基準後方方向
a
4
“FGFZ”
“NORM”
“UB”
1
あいまい検索フラグ
a)
c
5
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
言語番号
b)
c
6
“KYCH”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
文字検索キー
c)
a
7
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
名称(表記名称)
d)
c
8
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
e)
a
9
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
e)
a
10
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセッ
ト
a
a) あいまい検索フラグ すべてのCity名称について,あいまい名称を設定しない場合は,あいまい検索
フラグは設定しない。そのための識別は“c”とする。
b) 言語番号 言語番号には,メタデータ定義に対応する言語番号を格納する。当該のレコードの名称に
対応する言語番号を格納する。上位で暗黙的に宣言されているデフォルト言語番号と同一の場合,省
略可能である。
c) 文字検索キー 文字検索キーには,フリーウェイ検索名称を格納する。
d) 名称(表記名称) 表記名称は,文字検索キーと同様の場合設定不要である。
文字検索キー同一名称をもつフリーウェイ名は“名称”を文字数0で格納し,文字検索キーを表示
用に利用することが可能である。
すべてのフリーウェイ名称について,文字検索キーと同一の場合は設定しない。そのための識別は
“c”とする。
e) 次段データフレーム 次段データフレームには,出入口検索フレームカテゴリ(NXKD=4:次段検索フ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
レームカテゴリ,NXFN=1:検索詳細情報レコード連番)を格納する。
8.1.8
該当データフレーム フリーウェイ検索 該当データフレームは,附属書10表112,及びフリーウ
ェイ検索 該当レコードは,附属書10表113による。
附属書10表 112 フリーウェイ検索 該当データフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
フリーウェイ検索 該当レコードの並び
a
備考 該当テーブルの並びは,文字検索キー(数字順考慮)順-名称順とする。
附属書10表 113 フリーウェイ検索 該当レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
1
B:N
あいまい検索フラグ
c
4
O1
1
N
言語番号
c
5
O2
B1
N:C
文字検索キー
a
6
O3
B2
N:C
名称(表記名称)
c
7
O4
1/2
N
次段データフレーム種別
a
8
O5
1/2
N
次段データフレーム連番
a
9
O6
4
D
次段フレームオフセット
a
8.2
出入口検索フレーム
8.2.1
検索フレーム管理部 出入口 検索フレーム管理部は,附属書10表114による。
附属書10表 114 出入口 検索フレーム管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
出入口 検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
出入口 検索詳細情報レコードの並び #1
a
8.2.2
検索フレーム管理部ヘッダ 出入口 検索フレーム管理部ヘッダは,附属書10表115による。
附属書10表 115 出入口 検索フレーム管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコード一つ分のサ
イズを格納する。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコード先頭へのディスプレイスメントを設定する。
8.2.3
検索詳細情報レコード 出入口 検索詳細情報レコードは,附属書10表116による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 116 出入口 検索詳細情報レコード
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRRP”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“NORM”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBPL”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索
詳細情報レコードサイズを,満足すること。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。
拡張領域のないこの例では,サイズ及びオフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) 表現形
式に準じて格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
可変長表現のため,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
可変長表現のため,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 選択肢数・オフセット
には“NULL”を格納する。カテゴリ1段目 レコードサイズには最大値を設定する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ この例では存在しないため,該当データフレーム レコード
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
サイズには,“NULL”を格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 この例では存在しないため,該当データフレーム 総レコード
数には,“NULL”を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 この例では,デフォルト地点情報連番には,フリーウェイ地点情報フレー
ムの連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,存在しないため,次段データフレーム サイ
ズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
別設定フレームアドレスで,“NULL”を格納してもよい。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“FREE WAY/RAMP”
8.2.4
カテゴリデータ定義フレーム カテゴリデータ定義フレームは,附属書10表117による。
附属書10表 117 カテゴリデータ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ 記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(15)
定義フィールド宣言
a
2
“SFTO”
“OFST”
“LG”
1
選択肢先頭レコードへのオフセッ
ト
a
3
“SFBO”
“OFST”
“LG”
1
選択肢末尾レコードへのオフセッ
ト
a
4
“SEFG”
“NORM”
“UB”
2
選択肢格納データフラグ
a
5
“SELN”
“NORM”
“UL”
1
選択肢数
a
6
“DCSF”
“REAL”
(10)
選択肢定義フィールド宣言
a
7
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
8
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
9
“KYCH”
“NORM”
“UB”
1
文字検索キー
b)
a-c
10
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
言語番号
c)
c
11
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
名称(表記名称)
d)
a
12
“RLXY”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMP6”
緯度経度
a-c
13
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
e)
a
14
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
e)
a
15
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセット
f)
a
16
“NXSZ”
“NORM”
“LG”
1
次段データフレームサイズ
g)
c
a) レコード先頭へのリレーション フィールドリレーションは,当該のデータレコード先頭から前後の
レコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“NULL”を格納する。
b) 文字検索キー 文字検索キーには,文字検索キーを格納する。
格納内容は,カテゴリ1段目,2段目とことなるため後述する。
c) 言語番号 言語番号には,メタデータ定義に対応する言語番号を格納する。
当該のレコードの名称に対応する言語番号を格納する。上位で暗黙的に宣言されているデフォルト
言語番号と同一の場合は,省略可能である。
d) 名称(表記名称) 名称(表記名称)には,画面表示時で利用することが可能な名称を格納する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
e) 次段データフレーム 次段データフレーム種別及び連番の設定は,次による。
1段目カテゴリ NXKD=1 NXFN=0(第2階層:出入口名称選択階層を指定)
2段目カテゴリ NXKD=3 NXFN=0(フリーウェイ地点情報を指定)
を格納する。
地点情報連番無効値の場合,装置側はこのフィールドが無効であるならば,当該の検索詳細情報レ
コード:デフォルト地点情報連番を参照する。
f)
次段データフレームオフセット 次段データフレームオフセットには,以下を格納する。
1段目カテゴリ=当該のカテゴリデータフレーム先頭から 次段カテゴリ先頭へのディスプレイス
メント
2段目カテゴリ=対象地点情報データフレーム先頭から 対象レコード先頭へのディスプレイスメ
ント
g) 次段データフレームサイズ 次段データフレームサイズには,次段データの読取りサイズを格納する。
設定のない場合,アプリは,検索詳細情報レコードで格納する最大サイズで次段データを読み込む。
8.2.5
カテゴリデータフレーム 出入口検索 カテゴリデータフレームは,附属書10表118による。
附属書10表 118 出入口検索 カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
出入口検索 カテゴリテーブルの並び
a
8.2.6
カテゴリテーブル 出入口検索 カテゴリテーブルは,附属書10表119,出入口検索 親 カテゴリ
レコードは,附属書10表120,及び出入口検索 選択肢(子) カテゴリレコードは,附属書10表121に
よる。
附属書10表 119 出入口検索 カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
出入口検索 親 カテゴリレコード
a
2
4
B2
出入口検索 選択肢(子) カテゴリレコードの並び
a
附属書10表 120 出入口検索 親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
D
選択肢先頭レコードへのオフセット
a
2
4
4
D
選択肢末尾レコードへのオフセット
a
3
8
2
B
選択肢格納データフラグ
a
4
10
4
N
選択肢数
a
5
14
1
BR
パディング領域
c
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 121 出入口検索 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
1
C
文字検索キー
a
4
O1
1
N
言語番号
c
5
O2
B1
N:C
名称(表記名称)
c
6
O3
B2
N:N:N:N
緯度経度
c
7
O4
1/2
N
次段データフレーム種別
a
8
O5
1/2
N
次段データフレーム連番
a
9
O6
4
D
次段データフレームオフセット
a
10
O7
4
SWS
次段データフレームサイズ
c
11
O8
1
BR
パディング領域
c
8.3
出入口検索フレームカテゴリデータ格納基準
8.4
選択肢カテゴリレコード格納内容 設定例は,附属書10表122による。
附属書10表 122 設定例
項番
用途
1段目
2段目
識別
1
“KYCH”
0x80 : Entrance
0x81 : Exit
ランプ名称
先頭1文字
c
2
“NAME”
“Entrance” or “Exit”
ランプ名称
a
3
“RLXY”
×
○
c
8.5
選択肢カテゴリレコードの格納順序 選択肢カテゴリレコードの格納順序は,次による。
1段目カテゴリ:Entrance,Exitの順
2段目カテゴリ:アルファベット順(デフォルト言語番号)
8.6
フリーウェイ検索 ファイル構成 フリーウェイ検索のファイル構成図を,附属書10図13に示す。
フリーウェイ
検索フレーム
出入り口
検索フレーム
フリーウェイ検索
地点情報フレーム
(ゾーン別)フリーウェイ検索ファイル構成
ゾーン検索
附属書10図 13 フリーウェイ検索 ファイル構成図
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
8.7
フリーウェイ検索フレーム 構成図 フリーウェイ検索の全体構成図を,附属書10図14に示す。
1
2 A
Z
−
1
n
2 A
Z
−
1
2 A
Z
−
1
2 A
Z
−
I-1
I-2
Aeren FWY
:
Zauh FWY
Entrance
Exit
I-1
I-2
num
I-3
Arbane .St.
Saginau St.
I-24
I-45
num
I-105
:
Entrance
num
:
num
:
フリーウェイ検索フレーム構成
カテゴリーデータ
該当データ
検索詳細情報レコード
(フリーウェイ検索)
検索詳細情報レコード
(出入口検索)
カテゴリーデータフレーム
フリーウェイ検索ファイル
フリーウェイ
地点情報へ
num
num
num
num
フリーウェイ別出入口名称検索フレーム構
num
附属書10図 14 フリーウェイ検索 全体構成図
9. POI検索(ハイブリッド検索)
9.1
POI検索フレーム(全City:全ジャンル) POI検索フレームは,上位に格納するタイムゾーン検
索フレームでの対象ゾーンを全Cityとしてデータを格納する。
9.1.1
検索フレーム管理部 検索フレームの管理部は,附属書10表123による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 123 検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1~3
a
9.1.2
検索フレーム管理部ヘッダ 検索フレームの管理部ヘッダは,附属書10表124による。
附属書10表 124 ジャンル検索 検索フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=3
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
9.2
全City:全ジャンルPOI検索
9.2.1
検索詳細情報レコード(全City:全ジャンルPOI検索) 検索詳細情報レコード(全City:全ジ
ャンルPOI検索)は,附属書10表125による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 125 検索詳細情報レコード(全City:全ジャンルPOI検索)
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRMX”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBA2”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBA2”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索
詳細情報レコードサイズを,満足すること。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域が無いため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) 表現形
式に準じて格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
肢数/オフセットには,1番最初に読み込むべき,カテゴリテーブル(全選択肢を含んだ)のサイズ,
選択肢数及びカテゴリデータフレーム先頭からのディスプレイスメントを設定する。2段目以降は,
実データの親レコード内に設定する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,該当データフレーム レコードサイズに
は,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例で,縮退方式2を実施する場合は,次段検索フレー
ムに,縮退POI検索フレーム管理部を指定する。
縮退方式2を実施しない場合は,次段データフレーム サイズ/アドレスに“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“POINT OF INTEREST”
9.2.2
カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,附属書10表126による。
附属書10表 126 カテゴリー定義フレーム
項番
用途
記述タイ
プ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(8)
定義フィールド宣言
a
2
“FNST”
“OFST”
“LG”
1
該当データへのオフセット
a)
a
3
“FNCT”
“NORM”
“UL”
1
該当データ数
a
4
“FNLT”
“NORM”
“UL”
1
該当リスト数
b)
a
5
“SELN”
“NORM”
“UB”
1
選択肢数
a
6
“DCSF”
“REAL”
(3)
選択肢定義フィールド宣言
a
7
“KYCH”
“NORM”
“UB”
1
文字検索キー
c)
a
8
“NEXT”
“OFST”
“LG”
1
次カテゴリへのオフセット
a
9
“NTSZ”
“NORM”
“UW”
1
次カテゴリサイズ
d)
c
a) 該当データへのオフセット 該当データない場合(該当データ数=0の場合),該当データへのオフセ
ットには,“NULL”を格納する。
このフレームでは,該当データの対象レコードのカウント結果を格納する。
b) 該当リスト数 該当リスト数は,各検索文字(カテゴリ格段に対応する)に対応する縮退表示した際
の表示リスト行数を格納する。
このフレームでは,該当データの対象物件のカウント結果を格納する。
c) 文字検索キー 文字検索キーは,アルファベット1文字(ISO 8859準拠)を格納する。
d) 次カテゴリサイズ 次カテゴリサイズに設定のなき場合,アプリは,当該の検索詳細情報レコードカ
テゴリサイズ(親レコード+選択肢レコード)に設定する最大値で算出する最大サイズで,次カテゴ
リを読み込む。
備考1. カテゴリテーブルの並びは,文字検索キー順とする。
2. 足きり基準判定は,該当データ数で行い,該当リスト数(縮退表示した際の表示リスト行数)
で行わないので注意が必要。
9.2.3
カテゴリデータフレーム POI検索 カテゴリデータフレームは,附属書10表127による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 127 POI検索 カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
POI検索 カテゴリテーブル
a
9.2.4
カテゴリテーブル POI検索 カテゴリテーブルは,附属書10表128,POI検索 親 カテゴリレコ
ードは,附属書10表129,及びPOI検索 選択肢(子)カテゴリレコードは,附属書10表130による。
附属書10表 128 POI検索 カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
POI検索 親 カテゴリレコード
a
2
4
B2
POI検索 選択肢(子) カテゴリレコードの並び
a
附属書10表 129 POI検索 親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
D
該当データへのオフセット
a
2
4
4
N
該当データ数
a
3
8
4
N
該当リスト数
a
4
12
1
N
選択肢(子)数
a
5
13
1
BR
パディング領域
c
附属書10表 130 POI検索 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
I
文字検索キー
a
2
1
4
D
次カテゴリへのオフセット
a
3
5
2
SWS
次カテゴリサイズ
c
4
7
1
BR
パディング領域
c
9.2.5
該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,附属書10表131による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 131 該当データ定義フレーム
項番
用途
記述タイ
プ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(24)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
4
“ARCD”
“NORM”
“UL”
1
エリアコード
c
5
“FGFZ”
“NORM”
“UB”
1
あいまい検索フラグ
b)
a
6
“STFG”
“NORM”
“UB”
3
格納データフラグ
a
7
“CTGY”
“NORM”
“UW”
1
種別コード
c)
c
8
“RLXY”
“NORM”
“P6”
1
緯度経度
d)
a-c
9
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
e)
a-c
10
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
e)
a-c
11
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセット
f)
a-c
12
“NXCT”
“NORM”
“UL”
1
次段データフレームレコード数
g)
c
13
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
言語番号
h)
c
14
“KYCH”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
文字検索キー
i)
a-c
15
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
名称
i)
c
16
“RPLV”
“NORM”
“UB”
1
縮退階層数
j)
a
17
“RPAT”
“NORM”
“BF”
8
縮退代表属性
k)
a
18
“RPCN”
“NORM”
“UL”
1
縮退次階層該当データ数
l)
c
19
“RPLN”
“NORM”
“UL”
1
縮退次階層該当リスト数
m)
c
20
“RPST”
“FDRL”
“LG”
1
代表物件
末尾へのディスプレイスメント
n)
a-c
21
“RPSO”
“FDRL”
“LG”
1
代表物件
先頭へのディスプレイスメント
o)
a-c
22
“RPNK”
“NORM
”
“UH”
1
縮退次段データフレーム種別
p)
c
23
“RPNF”
“NORM
”
“UH”
1
縮退次段データフレーム連番
p)
c
24
“RPNS”
“OFST” “LG”
1
縮退次段データフレームオフセ
ット
q)
c
25
“RPNC”
“NORM
”
“UL”
1
縮退次段データフレームレコー
ド数
r)
c
a) レコード先頭へのリレーション フィールドリレーションは,当該のデータレコードの先頭から前後
のレコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“0”を格納する。
b) あいまい検索フラグ あいまい検索フラグの格納基準は,次による。
最上位ビット:
実体判別フラグ
当該のレコードの読み(文字検索キー)が物件本来の読み(文字検索キー)
であるレコード(実体レコード)についてこのフラグを“1:ON”と格納す
る。その他の場合,“0:OFF”と格納する。
残り下位ビット:
重複名称文字数
重複名称文字数を格納する(前レコードと同一施設で,かつ,検索キー“文字
検索キーなど”の先頭一致文字数を格納する。)。
c) 種別コード 種別コードには,当該の物件の種別コードを格納する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
d) 緯度・経度 緯度・経度は,距離順ソートなどに利用するフィールド。
3バイト×2=6バイトで定義する座標を格納(PID形式の末尾拡張バイトを省略)
e) 次段データフレーム 次段データフレームは,次のとおり格納する。
次段 地点情報:NXKD=3(地点情報) NXFN = n:(地点情報連番)を格納する。
次段 POI検索フレーム(縮退物件):NXKD=9,10(次段検索フレーム) NXFN=n:(検索詳細
情報レコード連番)を格納する。
f)
次段データフレームオフセット 次段データフレームオフセットは,次段データフレーム種別の設定
内容により,次のとおり格納する。
NXKD=3:地点情報データフレーム先頭から当該の地点情報レコード先頭へのディスプレイスメ
ント。
NXKD=9,10:次段縮退検索フレームファイル名が省略されているため,当該のファイル先頭か
ら,次段POI検索フレーム(縮退物件)カテゴリテーブル又は,該当データレコ
ード先頭へのディスプレイスメントを設定する。
g) 次段データフレームレコード数 次段データフレームレコード数には,次段データフレーム種別の設
定内容により,次のとおり格納する。
NXKD=3:1(地点情報の対象レコード数)
NXKD=9,10:縮退次段検索フレーム対象レコード数(カテゴリ選択肢又は該当レコード
数)
h) 言語番号 言語番号には,メタデータ定義に対応する言語番号を格納する。
当該のレコードの名称に対応する言語番号を格納。上位で暗黙的に宣言されているデフォルト言語
番号と同一の場合は,省略可能である。
i)
文字検索キー/名称 名称は画面表示に利用する。また,すべてのレコードの名称が,文字検索キー
と同一内容の場合は,名称は省略可能である。そのための識別は“c”とする。
j)
縮退階層数 縮退階層数には,当該の該当データが縮退対象施設の場合は,縮退の階層数を格納する。
代表レコードも当該の選択肢(縮退階層)と同じ値を格納する。格納例は後述。
k) 縮退代表属性 縮退属性には,次の要素を格納する。
[0]
:
縮退方式1代表レコード判別フラグ
0
:
縮退方式1代表物件でない(デフォルト:指定なし)。
1
:
縮退方式1代表物件である。
[1]
:
縮退方式1末尾レコード判別フラグ
0
:
縮退方式1末尾代表物件でない(デフォルト:指定なし)。
1
:
縮退方式1末尾代表物件である。
[2]
:
縮退方式2代表レコード判別フラグ
0
:
縮退方式2代表物件でない(デフォルト:指定なし)。
1
:
縮退方式2代表物件である。
[3]
:
同一座標縮退判別フラグ
0
:
縮退対象物件が同一座標でない(デフォルト:指定なし)。
1
:
縮退対象物件がすべて同一座標である。
[4]
:
同一種別コード判別フラグ
0
:
縮退対象物件が同一種別コードでない(デフォルト:指定なし)。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
1
:
縮退対象物件がすべて同一種別コードである。
[5]
:
次段リスト表示距離順判別フラグ
0
:
DISC格納順でリスト表示する(デフォルト:指定なし)。
1
:
距離順でリスト表示する。
[6-7]
:
“(RESERVED)”(0固定)
l)
縮退次階層該当データ数 縮退次階層該当データ数には,縮退方式1で次階層を構成する総該当デー
タレコード数を格納する。
m) 縮退次階層該当リスト数 縮退次階層該当リスト数は,縮退方式1で次階層を構成する同一縮退レベ
ルの該当データレコード数(末尾代表を除く。)が格納縮退次階層該当データ数と同一の場合は,設定
を省略できる。
n) 代表物件末尾へのディスプレイスメント 縮退代表属性が方式1代表先頭レコードの物件だけ,当該
のレコード先頭から同一縮退階層の末尾代表レコード先頭へのディスプレイスメントを設定する。
o) 代表物件先頭へのディスプレイスメント 縮退代表属性が方式1代表末尾レコードの物件だけ,当該
のレコード先頭から同一縮退階層の代表レコード先頭へのディスプレイスメントを設定する。
p) 縮退次段データフレーム 縮退方式2の代表レコードを構成するレコードに設定し,次段の縮退検索
フレームを
RPNK=9:次段カテゴリデータ,RPNF=1:検索詳細情報レコード連番 又は
RPNK=10:次段該当データ,RPNF=1:検索詳細情報レコード連番
と設定する。
q) 縮退次段データフレームオフセット 縮退次段データフレームオフセットには,縮退方式2の次段デ
ータフレーム種別の設定内容によって,次のとおり格納する。
RPNK=9:縮退次段検索フレームに示す該当データフレーム先頭から該当レコード先頭へのディ
スプレイスメント。
RPNK=10:縮退次段検索フレームに示す該当データフレーム先頭から当該の該当レコード先頭へ
のディスプレイスメント。
r) 縮退次段データフレームレコード数 縮退次段データフレームレコード数には,縮退方式2の次段検
索対象フレーム中の対象レコード数(選択肢レコード数,該当レコード数)を格納する。
備考1. 重複名称文字数は,次のとおり設定する(“NORTH NORWAY”の例)。
検索キー 施設名称
NORTH NORWAY:NORTH NORWAY → 0
NORWAY NORTH:NORTH NORWAY → 3
2. 重複名称文字数のデータ作成基準は,当該の物件名称前方文接頭(スペース区切り)で
の最大先頭一致名称文字数を格納する。
9.2.6
POI検索 該当データフレーム POI検索 該当データフレームは,附属書10表132,POI検索 該
当データレコードは,附属書10表133による。
附属書10表 132 POI検索 該当データフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
POI検索 該当データレコードの並び
a
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 133 POI検索 該当データレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
4
N
エリアコード
c
4
4
1
B:N
あいまい検索フラグ
a
5
5
3
B:…:B
格納データフラグ
a
6
8
2
N
種別コード
c
7
O1
6
N:N
緯度経度
c
8
O2
1/2
N
次段データフレーム種別
c
9
O3
1/2
N
次段データフレーム連番
c
10
O4
4
D
次段データフレームオフセット
c
11
O5
4
N
次段データフレームレコード数
c
12
O6
1
N
言語番号
c
13
O7
B1
N:C
文字検索キー
c
14
O8
B2
N:C
名称
c
15
O9
1
N
縮退階層数
c
16
O10
1
B:…:B
縮退代表属性
c
17
O11
4
N
縮退該当データ数
c
18
O12
4
N
縮退該当リスト数
c
19
O13
4
D
代表物件
末尾へのディスプレイスメント
c
20
O14
4
D
代表物件
先頭へのディスプレイスメント
c
21
O15
1/2
N
縮退次段データフレーム種別
c
22
O16
1/2
N
縮退次段データフレーム連番
c
23
O17
4
D
縮退次段データフレームオフセット
c
24
O18
4
N
縮退次段データフレームレコード数
c
25
O19
1
N
パディング領域
c
a) 縮退データ格納基準 このフレームの縮退における,代表レコード(下位層に選択肢をもつレコード),
子レコード(下位層に更なる選択肢をもたない。),レコードのデータ格納基準は,附属書10表134
による。
方式1 上位字引き検索型の検索フレームから,選択肢の文字列のを含めて字引き検索を可能とす
る方式。
方式2 上位字引き検索型の検索フレームからは,選択肢の文字列を字引き検索の対象としない方
式。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 134 縮退データ格納基準
用途
RPAT
RPLV
RPCT RPLN
RPST
RPSO
NXKD
NXFN NXST
NXCT
一般
レコード
−
−
−
−
−
○
(=3)
○
○
方式1
代表先頭
○
○
○
-
○
−
−
−
方式1
代表末尾
○
○
△
○
−
−
−
−
方式1
選択肢
−
○
−
−
−
○
(=3)
○
○
方式2
代表
○
−
−
−
−
○
(=9)
○
○
−表記法−
△ :格納は任意
“−” :は非設定又は無効値の格納を示す。
( = x ):は,フィールドの設定値の格納を示す。
b) 該当データフレームの各フィールドデータ設定内容(縮退方式1) 各フィールドは縮退機能対応の
ため,縮退代表先頭レコード,末尾レコード,縮退レコード及び通常レコードについて,次の設定内
容について基準を設ける。
縮退機能を構成する設定フィールドは,“RPLV”,“RPAT”,“RPCT”,“RPST”,“RTSO”。
該当データフレームの各フィールドデータ設定内容(縮退方式1)は,附属書10表135による。
附属書10表 135 該当データフレームの各フィールドデータ設定内容(縮退方式1)
項番
RPLV
RPAT
RPCT
RPLN
RPST
RPSO
CTGY
NAME
その他
1
0
−
−
−
−
−
2000
HALL OMNISPORTS &
BASSIN DʼAPPRENT
○
2
0
−
−
−
−
−
4180
AKADEMIE VOOR
MASSAGE & BEWEGING
○
3
1
○
先頭
4
−
(8)への
リレーシ
ョン
−
1080
BIG MAMOU
○
4
1
−
−
−
−
−
−
BIG MAMOU¥
ISTIEK
○
5
1
−
−
−
−
−
−
BIG MAMOU¥
KEMPEN
○
6
1
−
−
−
−
−
−
BIG MAMOU¥
UTRECHT
○
7
1
−
−
−
−
−
−
BIG MAMOU¥
ZACHT
○
8
1
○
末尾
4
−
−
(3)への
リレー
ション
*
*
*
9
0
−
−
−
−
−
−
BADMINTON TENNIS
10
0
−
−
−
−
−
−
BASILIEK
−表記法−
− :設定しない。
* :設定しない,(してもよいが利用されない。)
○ :規定された内容で設定する。
数字,文字列:規定値を設定,上記表は例として記入。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
備考1. 代表レコードのRPLV:縮退階層数は,当該の縮退階層の値を設定する。
2. 代表レコードには,“RPCT”:同一物件連続件数を設定する。
3. 代表レコードには“RPST”,“RPSO”:代表物件へのディスプレイスメントを設定する。
“RPST”:代表レコードは先頭側,“RPSO”:代表レコード末尾側を設定する。
4. 縮退属性の定義で,同一種別コード及び同一座標が有効な場合は,選択肢レコードに格納す
る左記内容が同一であることが自明のため格納を省略する。
5. この例では,1階層だけの階層化のためRPLNの設定の必要はない。
2階層以上の階層化を行った場合は,設定対象とする。
9.3
全ジャンル:City選択
9.3.1
検索詳細情報レコード(全ジャンル:City選択) 検索詳細情報レコード(全ジャンル:City選択)
は,附属書10表136による。
附属書10表 136 検索詳細情報レコード(全ジャンル:City選択)
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRHA”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBA2”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBA2”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
o)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索
詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。拡張領域のないこの例では,サイズ及びオフセ
ット共に“NULL”を格納する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) 表現形
式に準じて格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
肢数/オフセットには,1番最初に読み込むべき,カテゴリテーブル(全選択肢を含んだ)のサイズ,
選択肢数及びカテゴリデータフレーム先頭からのディスプレイスメントを設定する。2段目以降は,
実データの親レコード内に設定する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,該当データフレーム レコードサイズに
は,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 この例では,直接地点情報を呼び出すことはないため,デフォルト地点情
報連番には,“NULL”を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス 次段検索フレームには,City別:全ジャンル別POI検索フ
レーム管理部を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により決定する。
例 英語:“CITY”
9.3.2
カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,附属書10表137による。
附属書10表 137 カテゴリ定義フレーム
項番
用途
記述タイ
プ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(8)
定義フィールド宣言
a
2
“FNST”
“OFST”
“LG”
1
該当データへのオフセット
a)
a
3
“FNCT”
“NORM”
“UL”
1
該当データ数
a
4
“FNLT”
“NORM”
“UL”
1
該当リスト数
a
5
“SELN”
“NORM”
“UB”
1
選択肢数
a
6
“DCSF”
“REAL”
(3)
選択肢定義フィールド宣言
a
7
“KYCH”
“NORM”
“UB”
1
文字検索キー
b)
a
8
“NEXT”
“OFST”
“LG”
1
次カテゴリへのオフセット
c)
a
9
“NTSZ”
“NORM”
“UW”
1
次カテゴリサイズ
c
a) 該当データへのオフセット 該当データない場合(該当データ数=0の場合),該当データへのオフセ
ットには,“NULL”を格納する。
b) 文字検索キー 文字検索キーは,アルファベット1文字(ISO 8859準拠)を格納する。
c) 次カテゴリへのオフセット 次カテゴリへのオフセット設定がない場合,アプリは,選択肢の最大値
で算出する最大サイズで,次カテゴリを読み込む。
備考1. カテゴリ選択肢レコードの並びは,文字検索キー順とする。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2. 該当データサイズの設定がない場合は,検索詳細情報レコードに格納する該当データフレー
ムレコードサイズから,該当データ数を積算し対象となる該当データフレームの最大サイズ
(可変長の場合もあるため。)でデータを読取り,検索処理を行う。
9.3.3
カテゴリデータフレーム POI検索(全ジャンル:City選択) カテゴリデータフレームは,附属
書10表138による。
附属書10表 138 POI検索(全ジャンル:City選択) カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
POI検索(全ジャンル : City選択)カテゴリテーブル
a
9.3.4
カテゴリテーブル POI検索(全ジャンル:City選択)カテゴリテーブルは,附属書10表139,
POI検索(全ジャンル:City選択) 親 カテゴリレコードは,附属書10表140,及びPOI検索(全ジャ
ンル:City選択) 選択肢(子) カテゴリレコードは,附属書10表141による。
附属書10表 139 POI検索(全ジャンル:City選択)カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
POI検索(全ジャンル : City選択) 親 カテゴリレコード
a
2
O1
B2
POI検索(全ジャンル : City選択) 選択肢(子)カテゴリ
レコードの並び
a
附属書10表 140 POI検索(全ジャンル:City選択) 親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
D
該当データへのオフセット
a
2
4
4
N
該当データ数
a
3
4
4
N
該当リスト数
a
4
12
1
N
選択肢数
a
5
13
1
BR
パディング領域
c
附属書10表 141 POI検索(全ジャンル:City選択) 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
文字検索キー
a
2
1
4
N
次カテゴリへのオフセット
a
3
5
2
SWS
次カテゴリサイズ
c
4
7
1
BR
パディング領域
c
9.3.5
該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,附属書10表142による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 142 該当データ定義フレーム
項番
用途
記述タイ
プ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(13)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
4
“MXSG”
“ACTN”
“SG”
1
ハイブリッド検索シグネチャ
b)
a
5
“MXKY”
“ACTN”
“UL”
1
ハイブリッド検索キー
b)
a
6
“FGFZ”
“NORM”
“UB”
1
あいまい検索フラグ
c)
c
7
“KYCH”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH” 文字検索キー
e)
a
8
“STFG”
“NORM”
“UB”
1
格納データフラグ
a
9
“NXKD”
“NORM”
“UH”
2(1)
次段データフレーム種別
f)
a
10
“NXFN”
“NORM”
“UH”
2(1)
次段データフレーム連番
f)
a
11
“NXST”
“OFST”
“LG”
2(1)
次段データフレームオフセット
g)
a
12
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
言語番号
d)
c
13
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH” 名称(表記名称)
e)
c
14
“RLXY”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMP6”
緯度経度
h)
c
a) レコード先頭へのリレーション フィールドリレーションは,当該のデータレコード先頭から前後の
レコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“0”を格納する。
b) ハイブリッド検索 ハイブリッド検索キーは,次のとおり格納する。
“MXSG”:“ARCD”(エリアコード)
“MXKY”:エリアコード
c) あいまい険検索フラグ あいまい検索フラグの設定基準は,次のとおり設定する。
最上位ビット:
実体判別フラグ
当該のレコードの読み(文字検索キー)が物件本来の読み(文字検索キー)
であるレコード(実体レコード)について,このフラグを“1:ON”と設定
する。その他の場合“0:OFF”と設定する。
残り下位ビット:
重複名称文字数
重複名称文字数を格納(前レコードと同一施設で,かつ,検索キー“文字検
索キー等”の先頭一致文字数を設定する。)
d) 言語番号 言語番号には,メタデータ定義に対応する言語番号を格納する。
当該のレコードの名称に対応する言語番号を格納する。上位で暗黙的に宣言されているデフォルト
言語番号と同一の場合は,省略可能である。
e) 文字検索キー 文字検索キーには,名称は,画面表示に利用されるCity(都市)名称を格納する。
すべてフィールドにおいて,文字検索キーと内容が同一であれば,名称の設定を省略できる。その
ための識別は“c”とする。
f)
次段データフレーム 次段へのデータフレームには,City別:全ジャンルPOI検索の当該のCityカテ
ゴリテーブルを格納する(NXKD=4:次段検索フレームカテゴリ,NXFN=1:検索詳細情報レコード連
番)。
g) 次段データフレームオフセット 次段データフレームオフセットには,次段City別検索カテゴリデー
タフレーム先頭から当該のCity別カテゴリテーブルの先頭へのディスプレイスメント及びサイズを格
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
納する。
h) 緯度・経度 緯度・経度は,当該のCityの代表点を表示する際に利用するフィールド。3バイト×2
=6バイトで定義する座標を格納(PID形式の末尾拡張バイトを省略)する。
備考1. 該当テーブルの並びは,文字検索キー,名称の順とする。
2. なお,この例での次段データフレームは,City別POI検索フレームを設定する。
3. この例での次段検索フレームは,検索詳細情報レコード数=2で定義するため,City別POI
検索カテゴリ,City別ジャンル検索カテゴリの二つの当該のCityのカテゴリを左記の順(検
索詳細情報レコード順)に格納する。
4. このデータフレームの次段検索フレームが設定されていない要素は,所望の検索を全Cityの
対応する検索フレームで実施し,該当cityの候補リストは装置側で抽出し,作成する。
9.3.6
該当データフレーム POI検索(全ジャンル:City選択)該当データフレームは,附属書10表143,
及びPOI検索(全ジャンル:City選択)該当データレコードは,附属書10表144による。
附属書10表 143 POI検索(全ジャンル:City選択)該当データフレーム
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
POI検索(全ジャンル : City選択)該当データレコードの並
び
a
附属書10表 144 POI検索(全ジャンル:City選択)該当データレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
4
C
ハイブリット検索シグネチャ
a
4
6
4
N
ハイブリッド検索キー
a
5
10
1
B:…:B
あいまい検索フラグ
c
6
11
B1
N:C
文字検索キー
a
7
O1
1
B:…:B
格納データフラグ
a
8
O2
B2
N(:N)
次段データフレーム種別
a
9
O3
B3
N(:N)
次段データフレーム連番
a
10
O4
B4
D(:D)
次段データフレームオフセット
a
11
O5
1
N
言語番号
c
12
O6
B5
N:C
名称(表記名称)
c
13
O7
B6
N:N:N:N
緯度経度
c
9.4
全City:ジャンル選択
9.4.1
検索詳細情報レコード(全City:ジャンル選択) 検索詳細情報レコード(全City:ジャンル選択)
は,附属書10表145による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 145 検索詳細情報レコード(全City:ジャンル選択)
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRHG”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBGN”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBGN”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検
索詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。拡張領域のないこの例では,サイズ及びオフセ
ット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを2.2.1のh) に準じて
格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
可変長表現のため,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
可変長表現のため,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
肢数/オフセットには,1番最初に読み込むべき,カテゴリテーブル(全選択肢を含んだ)のサイズ,
選択肢数及びカテゴリデータフレーム先頭からのディスプレイスメントを設定する。2段目以降は,
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
実データの親レコード内に設定する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 該当データフレーム レコードサイズは,この例では存在し
ないため,“NULL”を格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数は,この例では,存在しな
いため,“NULL”を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番は,この例では,直接地点情報を呼び出すことは
ないため,“NULL”を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例での,次段検索フレーム指定先は,ジャンル別:全
CityPOIフレーム管理部とする。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により決定する。
例 英語:“CATEGORY”
9.4.2
カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,附属書10表146による。
附属書10表 146 カテゴリ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ 記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(20)
定義フィールド宣言
a
2
“JPTB”
“VRBL”
“UB”
“UW”
“G2CT”
ジャンプテーブル(種別コード大
分類)
a
3
“SFTO”
“OFST”
“LG”
1
選択肢先頭レコードへのオフセット
a
4
“SFBO”
“OFST”
“LG”
1
選択肢末尾レコードへのオフセット
a
5
“SELN”
“NORM”
“UL”
1
選択肢数
a
6
“DCSF”
“REAL”
(15)
選択肢定義フィールド宣言
a
7
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
8
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
9
“KBTP”
“NORM”
“UB”
1
トップメニュー優先度
a)
a
10
“MXSG”
“ACTN”
“SG”
1
ハイブリッド検索シグネチャ
b)
a
11
“MXKY”
“ACTN”
“UW”
1
ハイブリッド検索キー
b)
a
12
“MXK2”
“ACTN”
“UW”
1
ハイブリッド検索キー2
b)
c
13
“MXAB”
“ACTN”
“BF”
8
ハイブリッド検索属性
c)
a
14
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
言語番号
d)
c
15
“NAME”
“VRBL”
“MC”
“UB”
名称(表記名称)
e)
a
16
“STFG”
“NORM”
“UB”
1
格納データフラグ
a
17
“NXKD”
“NORM”
“UH”
2(1)
次段データフレーム種別
f)
a-c
18
“NXFN”
“NORM”
“UH”
2(1)
次段データフレーム連番
f)
a-c
19
“NXST”
“OFST”
“LG”
2(1)
次段データフレームオフセット
f)
a-c
20
“NXSZ”
“NORM”
“LG”
2(1)
次段データフレームサイズ
g)
c
21
“TPNM”
“VRBL”
“MC”
“UB”
トップメニュー名称
h)
a-c
a) トップメニュー優先度 トップメニュー優先度には,あらかじめ定義されているキーボードに対して
の表示優先度を示す。
このデータフレーム内の各レコードに,一意的に付番する1からの連番とし,重複は不可とする
(“NULL”:空白)。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
b) ハイブリッド検索キー ハイブリッド検索キーは,次のとおり格納する。
“MXSG”
:“CTGY”(種別コード)
“MXKY”
:種別コード最小値
“MXK2”
:種別コード最大値
この例では,2値による指定のため,最小値,最大値で指定を行う。
MXK2の設定をなくし,1値による指定も可能である。
c) ハイブリッド検索属性
[0]
:
検索ゾーンフラグ
0
:
対象ジャンルの次段POI検索が,上位ゾーン検索フレームで指定された物
件だけを対象としている(デフォルト指定)。
1
:
対象ジャンルの次段POI検索が,全検索ゾーン対象に作成されている。
[1]
:
Q-POI存在有無フラグ(未使用)
0
:
対象ジャンルがQ-POIに対応するデータ内容のフレームが存在しない(デ
フォルト指定)。
1
:
対象ジャンルがQ-POIに対応するデータ内容のフレームが存在する。
[2]
:
単一種別コード属性
0
:
MXKY,MXK2で絞った結果,種別コードがユニーク(単一)でない(デ
フォルト指定)。
1
:
MXKY,MXK2で絞った結果,種別コードがユニーク(単一)となる。
[3-7]
:
“(RESERVED)”(0固定)
d) 言語番号 言語番号には,文字情報を言語種別として格納する。
e) 名称(表記名称) 名称は,多言語表記“MC”で格納する。
f)
次段データフレーム 次段へのデータフレームには,ジャンル別全City/POI検索及び,ジャンル別
City選択の当該のジャンルカテゴリテーブルを,次段検索フレームカテゴリで格納する(省略も可)。
g) 次段データフレームサイズ 次段データフレームサイズの設定がない場合,アプリは,選択肢の最大
値で算出する最大サイズで,次カテゴリを読み込む。
h) トップメニュー名称 トップメニュー名称には,トップメニュー名称を格納する。表記するトップメ
ニュー名称が“名称”と同様の場合,設定不要である。
備考1. カテゴリ最終段の次段検索フレームの定義が省略されている要素は,所望の検索を対応する
全ジャンルの検索フレームで実施し,該当ジャンルの候補リストは装置側で抽出し,作成す
る。
2. なお,この例で,次段データフレームは,ジャンル別検索フレーム(検索詳細情報レコード
数=2)で定義するため,ジャンル別POI検索カテゴリ及びジャンル別City検索の二つの当該
のCityカテゴリを左記順(検索詳細情報レコード連番の順)に設定する。
3. この例では,カテゴリを2段以上で構成することも可能である。
9.4.3
カテゴリデータフレーム POI検索(全City:ジャンル選択)カテゴリデータフレームは,附属書
10表147による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 147 POI検索(全City:ジャンル選択)カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
POI検索(全City : ジャンル選択)カテゴリテーブル
a
9.4.4
カテゴリテーブル POI検索(全City:ジャンル選択) カテゴリテーブルは,附属書10表148,
POI検索(全City:ジャンル選択) 親 カテゴリレコードは,附属書10表149,及びPOI検索(全City:
ジャンル選択) 選択肢(子) カテゴリレコードは,附属書10表150による。
附属書10表 148 POI検索(全City:ジャンル選択) カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
POI検索(全City : ジャンル選択) 親 カテゴリレ
コード
a
2
O1
B2
POI検索(全City : ジャンル選択) 選択肢(子)
カテゴリレコードの並び
a
備考 選択肢(子)カテゴリレコードの並びは,種別コード順とする(暫定)。
附属書10表 149 POI検索(全City:ジャンル選択) 親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
2
N
ジャンプテーブルサイズ
a
2
2
2
N;C;CC
ジャンプキー(#1)
c
3
4
4
D
ジャンプ選択肢へのオフセット(#1)
c
4
6
2
N;C;CC
ジャンプキー(#2)
c
5
8
4
D
ジャンプ選択肢へのオフセット(#2)
c
:
6
O1
2
N;C;CC
ジャンプキー(#n)
c
7
O2
4
D
ジャンプ選択肢へのオフセット(#n)
c
8
O3
4
D
選択肢先頭レコードへのオフセット
a
9
O4
4
D
選択肢末尾レコードへのオフセット
a
10
O5
4
N
選択肢(子)数
a
附属書10表 150 POI検索(全City:ジャンル選択) 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
1
N
トップメニュー優先度
a
4
3
4
C
ハイブリット検索シグネチャ
a
5
7
2
N
ハイブリット検索キー
a
6
9
2
N
ハイブリット検索キー2
c
7
11
1
B:…:B
ハイブリット検索属性
a
8
12
B1
N:D:..:D:
C:..:C
名称(表記名称)
a
9
O1
1
B:…:B
格納データフラグ
a
10
O2
1/2
N(:N)
次段データフレーム種別
c
11
O3
1/2
N(:N)
次段データフレーム連番
c
12
O4
4
D(:D)
次段データフレームオフセット
c
13
O5
4
SWS(:SWS) 次段データフレームサイズ
c
14
O6
B2
N:D:..:D:
C:..:C
トップメニュー名称
c
15
O7
1
BR
パディング領域
c
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
9.5
POI検索フレーム(City別:全ジャンル)
9.5.1
検索フレーム管理部(City別:全ジャンルPOI検索) この管理フレームは,すべてのCity別POI
検索を統括して宣言するフレームであり,City別POI検索フレーム全体を対象として宣言する。また,上
位全ジャンルCity選択 検索詳細情報レコードの次段検索フレームとして指定し,参照する。検索フレー
ム 管理部は,附属書10表151による。
附属書10表 151 検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1~2
a
9.5.2
検索フレーム管理部ヘッダ(City別:全ジャンルPOI検索) 検索フレーム 管理部ヘッダは,
附属書10表152による。
附属書10表 152 検索フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=2
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードのサイズを格納する。複数レコードをもつ場合,
各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
9.6
City別:全ジャンルPOI検索
9.6.1
検索詳細情報レコード(City別:全ジャンルPOI検索) 検索詳細情報レコード(City別:全ジ
ャンルPOI検索)は,附属書10表153による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 153 検索詳細情報レコード(City別:全ジャンルPOI検索)
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRMX”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBA2”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBA2”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索
詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域がないため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 サイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 サイズ/選択肢数/オフセット
には,カテゴリ1段目の選択肢数及びカテゴリ1段目のオフセットは,“NULL”を格納する。カテゴ
リ1段目のサイズには,最大値を格納する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,該当データフレーム レコードサイズに
は,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当データフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームは,存在しないため,次段
データフレーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“POINT OF INTEREST”
9.6.2
カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,全ジャンルにおいて,全City POIカテゴリ定義
フレームと同様の構成とする。
9.6.3
カテゴリデータフレーム カテゴリデータフレームは,全ジャンルにおいて,全City POIカテゴリ
データフレームと同様の構成とし,Cityごとに格納する。
9.6.4
該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,全ジャンルにおいて,全City POI該当デー
タ定義フレームと同様の構成とする。
9.6.5
該当データフレーム 該当データフレームは,全ジャンルにおいて,全City POI該当データフレー
ムと同様の構成とし,Cityごとに格納する。
9.7
City別:ジャンル選択
9.7.1
検索詳細情報レコード(ジャンル選択) 検索詳細情報レコード(ジャンル選択)は,附属書10
表154による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 154 検索詳細情報レコード(ジャンル選択)
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRHG”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBGN”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBGN”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索
詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。拡張領域のないこの例では,サイズ及びオフセ
ット共に,“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
可変長表現のため,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
可変長表現のため,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 サイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目の選択肢数及びカテゴリ1段目の
オフセットは,“NULL”を格納する。カテゴリ1段目のサイズには,最大値を格納する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ この例では,存在しないため,該当データフレーム レコー
ドサイズには,“NULL”を格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 この例では,存在しないため,該当データフレーム 総レコー
ド数には,“NULL”を格納する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
i)
デフォルト地点情報連番 この例では,直接地点情報を呼び出すことはないため,デフォルト地点情
報連番には,“NULL”を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス 次段検索フレームには,9.11.1 を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“CATEGORY”
9.7.2
カテゴリ定義フレーム 9.4.2 カテゴリ定義フレームと同様。ただし,“NXKD”,“NXFN”,
“NXST”,“NXSZ”の“データ数”の設定は1とする。
備考1. 次段へのデータフレームには,City別:ジャンル別POI検索の当該City:ジャンルカテゴリ
テーブルを,次段検索フレームカテゴリで設定する。
2. カテゴリテーブルの並びは,名称順とする。ただし,カテゴリ選択肢レコードで多言語表記
をされている場合は,アプリケーションでアルファベットソートを行う必要がある(ジャン
プテーブル宣言がアルファベット順のため。)。
3. 更に,上記多言語表記が可能であるため,各段のカテゴリ選択肢レコードには,最大200件
(暫定)までの制約を設定する。
9.7.3
カテゴリデータフレーム 9.4.3 に同様。
9.8
POI検索フレーム(ジャンル別:全City) POI検索フレーム(ジャンル別:全City)は,データ
管理部から直接参照指定することはない。9.4から,このデータフレーム指定参照する。ただし,データ
サイズに配慮する点から,9.4の選択するジャンルによっては,このフレームに参照を行わわず,データ
を格納しない場合もある。
9.8.1
検索フレーム管理部(ジャンル別:全City) 検索フレーム管理部(ジャンル別:全City)は,す
べてのジャンル別POI検索を統括して宣言するフレームであり,ジャンル別POI検索フレーム全体を対象
として宣言され,9.4.1 の次段検索フレームとして指定,参照する。検索フレームの管理部は,附属書10
表155による。
附属書10表 155 検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1~2
a
9.8.2
検索フレーム管理部ヘッダ 検索フレーム 管理部ヘッダは,附属書10表156による。
附属書10表 156 検索フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=2
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
9.9
ジャンル別:全CityPOI検索
9.9.1
検索詳細情報レコード(全City:ジャンル別POI検索) 検索詳細情報レコード(全City:ジャ
ンル別POI検索)は,附属書10表157による。
附属書10表 157 検索詳細情報レコード(全City:ジャンル別POI検索)
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRMX”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBA2”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBA2”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検
索詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域がないため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 サイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目の選択肢数及びカテゴリ1段目の
オフセットは,“NULL”を格納する。カテゴリ1段目のサイズには,最大値を格納する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,該当データフレーム レコードサイズに
は,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームは存在しないため,次段デ
ータフレーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“POINT OF INTEREST”
9.9.2
カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,全ジャンルにおいて,全City POI検索カテゴリ
定義フレームと同様の構成とする。
9.9.3
カテゴリデータフレーム カテゴリデータフレームは,全ジャンルにおいて,全City POIカテゴリ
データフレームと同様の構成とし,当該のジャンルごとに格納する。
9.9.4
該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,全ジャンルにおいて,全City POI 該当デ
ータ定義フレームと同様の構成とする。
9.9.5
該当データフレーム 該当データフレームは,全ジャンルにおいて,全City POI 該当データフレ
ームと同様の構成とし,該当ジャンルごとに格納する。
9.10 ジャンル別:City選択
9.10.1 検索詳細情報レコード(ジャンル別:City選択) 検索詳細情報レコード(ジャンル別:City選択)
は,附属書10表158による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 158 検索詳細情報レコード(ジャンル別:City選択)
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRHA”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBA2”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBA2”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
k)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
l)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検
索詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域がないため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズは,カテゴリ親レコードのサイズを
格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 サイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目の選択肢数及びカテゴリ1段目の
オフセットは,“NULL”を格納する。カテゴリ1段目のサイズには,最大値を格納する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,該当データフレーム レコードサイズに
は,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 この例では,直接地点情報を呼び出すことはないため,デフォルト地点情
報連番には,“NULL”を格納する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス 次段検索フレームには,City別:ジャンル別POI検索フレ
ーム管理部を格納する。
k) 表記項目 文字データリスト 表記項目 文字データリストには,検索の名称を格納する。各システ
ムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“CITY”
9.10.2 カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,全ジャンルにおいて,City選択カテゴリ定義フ
レームと同様の構成とする。
9.10.3 カテゴリデータフレーム カテゴリデータフレームは,全ジャンルにおいて,City選択カテゴリデ
ータフレームと同様の構成とし,当該のジャンルごとに作成する。
9.10.4 該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,全ジャンルにおいて,City選択該当データ
定義フレームと同様。ただし,“NXKD”,“NXFN”,“NXST”,“NXSZ”の“データ数”の設定は1とす
る。
備考1. 次段へのデータフレームには,City別:全ジャンルPOI検索の当該のCityカテゴリテーブル
を,次段検索フレームカテゴリで格納する。
2. 該当テーブルの並びは,文字検索キー順とする。
9.10.5 該当データフレーム 該当データフレームは,全ジャンルにおいて,City選択該当データフレーム
と同様の構成とし,当該のジャンルごとに作成する。ただし,“NXKD”,“NXFN”,“NXST”,“NXSZ”
の“データ数”の定義は1とする。
9.11 POI検索フレーム(City別:ジャンル別) POI検索フレーム(City別:ジャンル別)は,データ
管理部から直接参照指定することはない。上位City別ジャンル選択フレーム及び上位ジャンル別:City選
択フレームから,データ部を設定する。
9.11.1 検索フレーム管理部(City別:ジャンル別) 検索フレーム管理部(City別:ジャンル別)は,附
属書10表159による。
附属書10表 159 検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1
a
9.11.2 検索フレーム管理部ヘッダ 検索フレーム 管理部ヘッダは,附属書10表160による。
附属書10表 160 検索フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
9.12 City別:ジャンル別POI検索
9.12.1 検索詳細情報レコード(City別:ジャンル別POI検索) 検索詳細情報レコード(City別:ジャ
ンル別POI検索)は,附属書10表161による。
附属書10表 161 検索詳細情報レコード(City別:ジャンル別POI検索)
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRMX”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBA2”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBA2”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検
索詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域がないため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
f)
カテゴリ1段目 サイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目の選択肢数及びカテゴリ1段目の
オフセットは“NULL”を格納する。カテゴリ1段目のサイズには,最大値を格納する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,該当データフレーム レコードサイズに
は,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームは存在しないため,次段デ
ータフレーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“POINT OF INTEREST”
9.12.2 カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,全ジャンルにおいて,全City POIカテゴリ定義
フレーム同様の構成とする。
9.12.3 カテゴリデータフレーム カテゴリデータフレームは,全ジャンルにおいて,全City POIカテゴリ
データフレーム同様の構成とし,当該のジャンル:Cityごとに格納する。
9.12.4 該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,全ジャンルにおいて,全City POI該当デー
タ定義フレーム同様の構成とする。
9.12.5 該当データフレーム 該当データフレームは,全ジャンルにおいて,全City POI該当データフレー
ム同様の構成とし,当該のジャンル:Cityごとに格納する。
9.13 POI検索フレーム(縮退物件) POI検索フレーム(縮退物件)では,上位POI検索で,縮退代表
物件を,検索/選択した後に検索を実施する,施設名別検索フレームである。
9.14 階層型検索(実施例1.)
9.14.1 検索フレーム管理部 検索フレーム 管理部は,附属書10表162による。
附属書10表 162 検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1
a
9.14.2 検索詳細情報レコード(階層型縮退) 検索詳細情報レコード(階層型縮退)は,附属書10表163
による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 163 検索詳細情報レコード(階層型縮退)
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRNR”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“NORM”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“NORM”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検
索詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から,
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域がないため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,本体15.2.2のh) の
表現形式に準じて格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 サイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目の選択肢数及びカテゴリ1段目の
オフセットは“NULL”を格納する。カテゴリ1段目のサイズには,最大値を格納する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,該当データフレーム レコードサイズに
は,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームは存在しないため,次段デ
ータフレーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,階層検索の名称を格納す
る。各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“POINT OF INTEREST”
備考 この検索フレームでは,ジャンル検索同様カテゴリデータフレームだけで物件の特定を行うこ
とも可能である(その場合は,該当データフレームは,設定しない。)。ただし,該当データフ
レームの共用化(全City/都市-City別)を行う場合は,該当データフレームを設けてリスト表
示することも可能である。
9.14.3 カテゴリ定義フレーム(作成任意) カテゴリ定義フレーム(作成任意)は,附属書10表164に
よる。
附属書10表 164 カテゴリ定義フレーム(作成任意)
項番
用途
記述タイプ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(7)
定義フィールド宣言
a
2
“SELN”
“NORM”
“UL”
1
選択肢数
a
3
“DCSF”
“REAL”
(5)
選択肢定義フィールド宣言
a
4
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
a)
a
5
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
a)
a
6
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセット
b)
a
7
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
言語番号
c)
c
8
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
名称
d)
a
a) 次段データフレーム 次段検索フレーム種別は,次カテゴリ及び該当データが設定可能で,次段検索
フレーム連番は,共に“NULL”を格納する。
b) 次段データフレームオフセット 次段データフレームオフセットには,次段検索フレームの先頭から,
対象カテゴリテーブル又は対象該当レコード(カテゴリ又は該当データ)先頭へのディスプレイスメ
ントを設定する。
c) 言語番号 言語番号には,メタデータ定義に対応する言語番号を格納する。
当該のレコードの名称に対応する言語番号を格納する。上位で暗黙的に宣言されているデフォルト
言語番号と同一の場合,省略可能である。
d) 名称 名称は,該当データのCity(都市名)を絞るための名称を格納する。
備考 カテゴリテーブルは,複数段設けることも可能である。
9.14.4 カテゴリデータフレーム POI検索(階層型縮退) カテゴリデータフレームは,附属書10表165
〜167による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 165 POI検索(階層型縮退) カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
POI検索(階層型縮退) 親 カテゴリレコード
a
2
O1
B2
POI検索(階層型縮退) 選択肢(子)カテゴリレコード
の並び
a
備考 選択肢カテゴリレコードの並びは,名称順とする(暫定)。
附属書10表 166 POI検索(階層型縮退) 親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
N
選択肢数
a
附属書10表 167 POI検索(階層型縮退) 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1/2
N
次段データフレーム種別
a
2
0.5
1/2
N
次段データフレーム連番
a
3
1
4
D
次段データフレームオフセット
a
4
5
1
N
言語番号
c
5
O1
B1
N:C
名称
a
9.14.5 該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,附属書10表168による。
附属書10表 168 該当データ定義フレーム
項番
用途
記述タイ
プ
記述型宣
言
データ数
付加
情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(8)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーシ
ョン
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーシ
ョン
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
4
“RLXY”
“NORM”
“P6”
1
緯度経度
b)
a-c
5
“ARCD”
“NORM”
“UL”
1
エリアコード
c)
a
6
“CTGY”
“NORM”
“UW”
1
種別コード
d)
c
7
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
言語番号
e)
c
8
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
名称(表記名称)
f)
a
9
“POIO”
“OFST”
“LG”
1
地点情報 へのオフセット
g)
a
a) 前/後レコード先頭へのリレーション フィールドリレーションは,当該のデータレコードの先頭か
ら前後のレコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“0”を格納する。
b) 緯度・経度 緯度・経度は,距離順ソートの場合に,利用するフィールドである。3バイト×2=6バ
イトで定義する座標を格納する(PID形式の末尾拡張バイトを省略)。
c) エリアコード エリアコードには,当該の物件のエリアコードを格納する。
d) 種別コード 種別コードには,種別コードを格納する。種別コードの割り当てのない物件の場合は,
“NULL”を格納する。
e) 言語番号 言語番号には,メタデータ定義に対応する言語番号を格納する。
当該のレコードの名称に対応する言語番号を格納する。上位で暗黙的に宣言されているデフォルト
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
言語番号と同一の場合,省略可能である。
f)
名称(表記名称) 名称は,画面表示時に利用する。
g) 地点情報 へのオフセット 地点情報 へのオフセットには,当該の地点情報データフレーム先頭から
地点情報レコードへのディスプレイスメントを設定する。
備考 該当テーブルの並びは,エリアコード順,種別コード順,文字検索キー順とする(暫定)。
9.14.6 該当データフレーム POI検索(階層型縮退)の該当データフレームは,附属書10表169による。
附属書10表 169 POI検索(階層型縮退) 該当データフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
POI検索(階層型縮退) 該当データレコード
a
POI検索(階層型縮退) 該当データレコードは,附属書10表170による。
附属書10表 170 POI検索(階層型縮退) 該当データレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
6
N:N
緯度経度
c
4
8
4
N
エリアコード
a
5
12
2
N
種別コード
c
6
14
1
N
言語番号
c
7
15
B1
N:C
名称(表記名称)
a
8
O1
4
D
地点情報へのオフセット
a
9
O2
1
BR
パディング領域
c
9.15 字引型検索(実施例2.)
9.15.1 検索フレーム管理部 検索フレームの管理部は,附属書10表171による。
附属書10表 171 検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1
a
9.15.2 検索フレーム管理部ヘッダ 検索フレームの管理部ヘッダは,附属書10表172による。
附属書10表 172 検索フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットは,検索
フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを設
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
9.15.3 検索詳細情報レコード 検索詳細情報レコード(字引型縮退)は,附属書10表173による。
附属書10表 173 検索詳細情報レコード(字引型縮退)
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRNR”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“NORM”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“NORM”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検
索詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から,
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域がないため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,本体15.2.2のh) の
表現形式に準じて格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 サイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目の選択肢数及びカテゴリ1段目の
オフセットは,“NULL”を格納する。カテゴリ1段目のサイズには,最大値を格納する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,該当データフレーム レコードサイズに
は,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームは存在しないため,次段デ
ータフレーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,階層検索の名称を格納す
る。各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“POINT OF INTEREST”
備考 この検索フレームでは,ジャンル検索同様カテゴリデータフレームだけで,物件の特定を行う
ことも可能である(その場合は,該当データフレームは,設定しない。)。ただし,該当データ
フレームの共用化(全City/都市-City別)を行う場合は,該当データフレームを設けてリスト
表示することも可能である。
9.15.4 カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,附属書10表174による。
附属書10表 174 カテゴリ定義フレーム
項番
用途
記述タイ
プ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(8)
定義フィールド宣言
a
2
“FNST”
“OFST”
“LG”
1
該当データへのオフセット
a)
a
3
“FNCT”
“NORM”
“UL”
1
該当データ数
a
4
“FNLT”
“NORM”
“UL”
1
該当リスト数
b)
a
5
“SELN”
“NORM”
“UB”
1
選択肢数
a
6
“DCSF”
“REAL”
(3)
選択肢定義フィールド宣言
a
7
“KYCH”
“NORM”
“UB”
1
文字検索キー
c)
a
8
“NEXT”
“OFST”
“LG”
1
次カテゴリへのオフセット
a
9
“NTSZ”
“NORM”
“UW”
1
次カテゴリサイズ
d)
c
a) 該当データへのオフセット 該当データない場合(該当データ数=0の場合),該当データへのオフセ
ットには,“NULL”を格納する。
このフレームでは,該当データの対象物件のカウント結果を格納する。
b) 該当リスト数 該当リスト数は,各検索文字(カテゴリ格段に対応する)に対応する縮退表示した場
合の,表示リスト行数を格納する。
このフレームでは,該当データの対象物件のカウント結果を格納する。
c) 文字検索キー 文字検索キーは,アルファベット1文字(ISO 8859準拠)を格納する。
d) 次カテゴリサイズ 次カテゴリサイズの設定がない場合,アプリは,当該の検索詳細情報レコードカ
テゴリサイズ(親レコード+選択肢レコード)に設定する最大値で算出する最大サイズで,次カテゴ
リを読み込む。
備考 カテゴリテーブルの並びは,文字検索キー順とする。
9.15.5 カテゴリデータフレーム POI検索(字引型縮退)カテゴリデータフレームは,附属書10表175
による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 175 POI検索(字引型縮退)カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
POI検索(字引型縮退)カテゴリテーブル
a
9.15.6 カテゴリテーブル POI検索(字引型縮退)カテゴリテーブルは,附属書10表176による。
附属書10表 176 POI検索(字引型縮退) カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
POI検索(字引型縮退) 親 カテゴリレコード
a
2
4
B2
POI検索(字引型縮退) 選択肢(子)カテゴリレコード
の並び
a
POI検索(字引型縮退)親 カテゴリレコードは,附属書10表177による。
附属書10表 177 POI検索(字引型縮退) 親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
D
該当データへのオフセット
a
2
4
4
N
該当データ数
a
3
8
4
N
該当リスト数
a
4
12
1
N
選択肢数
a
5
13
1
BR
パディング領域
c
POI検索(字引型縮退)選択肢(子) カテゴリレコードは,附属書10表178による。
附属書10表 178 POI検索(字引型縮退) 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
N
文字検索キー
a
2
1
4
D
次カテゴリへのオフセット
a
3
5
2
SWS
次カテゴリーサイズ
a
4
7
1
BR
パディング領域
c
9.15.7 該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,附属書10表179による。
附属書10表 179 該当データ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(9)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
4
“RLXY”
“NORM”
“P6”
1
緯度経度
b)
a
5
“ARCD”
“NORM”
“UL”
1
エリアコード
a
6
“CTGY”
“NORM”
“UW”
1
種別コード
c)
c
7
“KYCH”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH” 名称(表記名称)
d)
a
8
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
言語番号
e)
c
9
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH” 名称(表記名称)
d)
c
10
“POIO”
“OFST”
“LG”
1
地点情報へのオフセット
f)
c
a) レコード先頭へのリレーション フィールドリレーションは,当該のデータレコードの先頭から前後
のレコードへのディスプレイスメントを設定する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“0”を格納する。
b) 緯度・経度 緯度・経度は,距離順ソートの際に利用するフィールドである。
3バイト×2=6バイトで定義する座標を格納する(PID形式の末尾拡張バイトを省略)。
c) 種別コード 種別コードには,種別コードを格納する。種別コードの割り当てのない物件の場合は,
“NULL”を格納する。
d) 名称(表記名称) 名称は,画面表示時に利用する。すべてフィールドにおいて,アルファベット検
索キーと内容が同一であれば,名称の設定を省略できる。そのため識別“c”とする。
e) 言語番号 言語番号には,メタデータ定義に対応する言語番号を格納する。
当該のレコードの名称に対応する言語番号を格納。上位で暗黙的に宣言されているデフォルト言語
番号と同一の場合,省略可能である。
f)
地点情報へのオフセット 地点情報へのオフセットには,当該の地点情報データフレーム先頭から地
点情報レコードへのディスプレイスメントを設定する。
9.15.8 該当データフレーム POI検索(字引型縮退) 該当データフレームは,附属書10表180による。
附属書10表 180 POI検索(字引型縮退) 該当データフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
POI検索(字引型縮退) 該当レコード
a
備考 該当テーブルの並びは,文字検索キー順,名称順とする(暫定)。
POI検索(字引型縮退) 該当レコードは,附属書10表181による。
附属書10表 181 POI検索(字引型縮退) 該当レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
6
N:N
経度緯度
a
4
3
4
N
エリアコード
a
5
4
2
N
種別コード
c
6
O1
B1
N:C
文字検索キー
a
7
O2
1
N
言語番号
c
8
O3
B2
N:C
名称(表記名称)
c
9
O4
4
D
地点情報へのオフセット
a
10
O5
1
BR
パディング領域
c
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
9.16 POI検索 全体構成図 POI検索の検索フレーム構成図を,附属書10図15及び付属書10図16に
示す。
次項ジャンル別:City別POI検索へ
カテゴリデータ (全City, POI)
全エリア:全ジャンル:POI検索フレーム
City別:全ジャンルPOI検索フレーム
ジャンル別:全City POI検索フレーム
地点情報へ
地点情報へ
地点情報へ
ファイル先頭からのディスプレイスメント表現
対象データフレーム(ブロック)先頭からのディスプ
レイスメント表現
縮退物件別POI検索へ
カテゴリデータ (City選択)
カテゴリデータ (ジャンル選択)
該当データ (全−City)
該当データ (全−City)
カテゴリデータ (A−City)
カテゴリデータ (B−City)
カテゴリデータ (C−City)
カテゴリデータ (X−City)
:
カテゴリデータ (A−City)
カテゴリデータ (B−City)
カテゴリデータ (C−City)
カテゴリデータ (X−City)
:
該当データ (A−City)
該当データ (B−City)
該当データ (C−City)
該当データ (X−City)
:
検索フレーム管理部
DFSR: G=3
検索詳細情報レコード
SRMX: 混合検索
検索詳細情報レコード
SRHA: City検索
検索詳細情報レコード
SRHG: ジャンル検索
検索フレーム管理部
DFSR: G=2
検索詳細情報レコード
SRMX: 混合検索
検索詳細情報レコード
SRHG: ジャンル検索
検索詳細情報レコード
SRHA: City検索
検索フレーム管理部
DFSR: G=2
検索詳細情報レコード
SRMX: 混合検索
次項ジャンル別:
City別POI検索へ
該当データ (A−City)
該当データ (B−City)
該当データ (C−City)
該当データ (X−City)
:
該当データ (A−City)
該当データ (B−City)
該当データ (C−City)
該当データ (X−City)
:
カテゴリデータ (A−City)
カテゴリデータ (B−City)
カテゴリデータ (C−City)
カテゴリデータ (X−City)
:
カテゴリデータ (A−City)
カテゴリデータ (B−City)
カテゴリデータ (C−City)
カテゴリデータ (X−City)
:
附属書10図 15 POI検索 検索フレーム構成図(その1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ファイル先頭からのディスプレイスメント表現
対象データフレーム(ブロック)先頭からのディス
プレイスメント表現
エリア別:全ジャンルPOI検索フレーム
地点情報へ
カテゴリデータ (A−City)
カテゴリデータ (B−City)
カテゴリデータ (C−City)
カテゴリデータ (X−City)
:
該当データ (A−City)
該当データ (B−City)
該当データ (C−City)
該当データ (X−City)
:
検索フレーム管理部
DFSR: G=1
上記検索フレームが代表物件の場合
縮退物件別:POI検索フレーム
地点情報へ
カテゴリデータ (A−物件)
カテゴリデータ (B−物件)
カテゴリデータ (C−物件)
カテゴリデータ (X−物件)
:
該当データ (A−物件)
該当データ (B−物件)
該当データ (C−物件)
該当データ (X−物件)
:
検索フレーム管理部
DFSR: G=1
上位検索フレームから参照
検索詳細情報レコード
SRMX: 混合検索
検索詳細情報レコード
SR NR: 階層検索
附属書10図 16 POI検索 検索フレーム構成図(その2)
10. Q-POIジャンル選択 Q-POI検索(Emergency),に対応する機能もこのフレームと同様の構成とする。
10.1 Q-POIジャンル検索フレーム
10.1.1 検索フレーム管理部 検索フレーム 管理部は,附属書10表182による。
附属書10表 182 検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1
a
10.1.2 検索フレーム管理部ヘッダ 検索フレーム 管理部ヘッダは,附属書10表183による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 183 検索フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
b) 検索詳細情報レコード 検索詳細情報レコードには,検索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコ
ードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを設定することによって,将来の拡張・制作者
独自のデータの設定が可能となる。
10.1.3 検索詳細情報レコード(Q−POIジャンル検索) 検索詳細情報レコード(Q−POIジャンル検索)
は,附属書10表184による。
附属書10表 184 検索詳細情報レコード(Q−POIジャンル検索)
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRAG”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBGN”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBGN”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1?#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検
索詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から,
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域がないため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
可変長表現のため,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1
レコードのサイズを格納する。
可変長表現のため,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
肢数/オフセットには,1番最初に読み込むべきカテゴリーテーブル(全選択肢を含んだ)のサイズ,
選択肢数及びカテゴリデータフレーム先頭からのディスプレイスメントを設定する。2段目以降は,
実データの親レコード内に設定する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ この例では,存在しないため,該当データフレーム レコー
ドサイズには,“NULL”を格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 この例では,存在しないため,該当データフレーム 総レコー
ド数には,“NULL”を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 この例では,対応する地点情報は存在しないため,デフォルト地点情報連
番には,“NULL”を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームは存在しないため,次段デ
ータフレーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの能仕様により決定する。
例 英語:“Q-POI”
10.1.4 カテゴリデータ定義フレーム カテゴリデータ定義フレームは,附属書10表185による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 185 カテゴリデータ定義フレーム
項番
用途
記述タイ
プ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備
考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(18)
定義フィールド宣言
a
2
“JPTB”
“VRBL”
“UB”
“UW”
“G2CT”
ジャンプテーブル(種別コード大分
類)
a)
a
3
“SFTO”
“OFST”
“LG”
1
選択肢先頭レコードへのオフセット
a
4
“SFBO”
“OFST”
“LG”
1
選択肢末尾レコードへのオフセット
a
5
“SELN”
“NORM”
“UL”
1
選択肢数
a
6
“DCSF”
“REAL”
(13)
選択肢定義フィールド宣言
a
7
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
8
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
9
“KYCH”
“NORM”
“UB”
1
文字検索キー
b)
a
10
“KBTP”
“NORM”
“UB”
1
トップメニュー優先度
c)
a
11
“STFG”
“NORM”
“UB”
1
格納データフラグ
a
12
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
d)
a-c
13
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
d)
a-c
14
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセット
d)
a-c
15
“DSRA”
“ACTN”
“SG”
1
検索動作定義
e)
a-c
16
“CTGY”
“NORM”
“UW”
1
種別コード
a
17
“CTG2”
“NORM”
“UW”
1
種別コード2
c
18
“VOID”
“NORM”
“UL”
1
音声ID
f)
a-c
19
“NAME”
“VRBL”
“MC”
“UB”
名称(表記名称)
g)
a
a) ジャンプテーブル(種別コード大分類) ジャンプテーブル作成基準は,種別コード大分類とする。
b) 文字検索キー 文字検索キーは,アルファベット1文字(ISO 8859準拠)を格納する。
c) トップメニュー優先度 トップメニュー優先度は,各システムに依存して設定する。
別途発行するシステムごとの機能仕様書に準じる。
d) 次段データフレーム 次段データフレームは,当該の選択肢が最終階層の場合,項番12〜14の対応す
るデータフィールドを設定しない。
レストランなど分類を階層的に分ける場合は設定する。
e) 検索動作定義 検索動作定義には,対応するメッシュ検索機能を,実行する機能をシグネチャで格納
する。
“SDME”:検索メッシュを検索対象とする(Q-POI:一般ジャンル)。
“SDW1”“SDW2”,“SDW3”-“SDW?”:広域検索メッシュ?を,検索対象とする(Emergency Q
‒POI)。
f)
音声ID 音声IDには,対応する音声IDを格納する。
音声IDは別途格納するID,使用者選択時の案内音声を格納する。
g) 名称(表記名称) 名称は,多言語表記“MC”型で格納する。
このフィールドの定義がない(全言語で)場合は,対応する名称を種別コード(“CTGY”の若い方)
をもとにジャンル名称フレームから取得する。
備考 この例では,カテゴリを2段以上で構成することも可能である。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
10.1.5 カテゴリデータフレーム Q-POIジャンル検索 カテゴリデータフレームは,附属書10表186に
よる。
附属書10表 186 Q-POIジャンル検索 カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
O1
B1
Q-POIジャンル検索 カテゴリテーブル 1段目
a
2
O2
B2
Q-POIジャンル検索 カテゴリテーブル n段目の並び
c
10.1.6 カテゴリテーブル Q-POIジャンル検索 カテゴリテーブルは,附属書10表187による。
附属書10表 187 Q-POIジャンル検索 カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
Q-POIジャンル検索 親 カテゴリレコード
a
2
4
B2
Q-POIジャンル検索
選択肢(子) カテゴリレコードの並び
a
備考 カテゴリテーブルの並びは,種別コード(“CTGY”の若い方)とする(暫定)。
Q-POIジャンル検索 親 カテゴリレコードは,附属書10表188による。
附属書10表 188 Q-POIジャンル検索 親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
2
N
ジャンプテーブルサイズ
a
2
2
2
N;C;CC
ジャンプキー(#1)
c
3
4
4
D
ジャンプ選択肢へのオフセット(#1)
c
4
6
2
N;C;CC
ジャンプキー(#2)
c
5
8
4
D
ジャンプ選択肢へのオフセット(#2)
c
:
6
O1
2
N;C;CC
ジャンプキー(#n)
c
7
O2
4
D
ジャンプ選択肢へのオフセット(#n)
c
8
O3
4
D
選択肢先頭レコードへのオフセット
a
9
O4
4
D
選択肢末尾レコードへのオフセット
a
10
O5
4
N
選択肢(子)数
a
Q-POIジャンル検索 選択肢(子) カテゴリレコードは,附属書10表189による。
附属書10表 189 Q-POIジャンル検索 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
1
C
文字検索キー
a
4
3
1
N
トップメニュー優先度
a
5
4
1
B
格納データフラグ
a
6
5
1/2
N
次段データフレーム種別
a
7
5.5
1/2
N
次段データフレーム連番
a
8
6
4
D
次段データフレームオフセット
a
9
10
4
C
検索動作定義
a
10
14
2
N
種別コード
a
11
16
2
N
種別コード2
c
12
O1
4
N
音声ID
c
13
O2
B1
N:D,,D:N:C,,N:C 名称(表記名称)
a
14
O3
1
N
パディング領域
c
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
10.2 Q-POIジャンル検索 ファイル構成 Q-POIジャンル検索ファイル構成図を,附属書10図17に示
す。
データ管理
Q-POIジャンル検索ファイル構成
Q-POIジャンル
検索フレーム
附属書10図 17 Q-POIジャンル検索ファイル構成図
10.3 Q-POIジャンル検索 フレーム構成 Q-POIジャンル検索フレーム構成を,附属書10図18に示す。
ATM
Auto Mobile
City Center
Hotel
:
Restaurant
French
Italian
Japanese
Korea
:
Thai
num
カテゴリデータフレーム
サブカテゴリをもつ
場合もあり
検索詳細情報レコード
(Q-POIジャンル検索)
Q-POIジャンル検索フレーム構成
num
本フレームでジャンル決定
後メッシュ検索を実行
附属書10図 18 Q-POIジャンル検索フレーム構成
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
11. メッシュ検索 Emergency Q-POI検索,Near Cities検索もフレーム同様の構成とする。
Emergency に該当するジャンルは,ジャンルごとにメッシュ検索を定義する。
11.1 メッシュ検索フレーム
11.1.1 検索フレーム管理部 検索フレーム 管理部は,附属書10表190による。
附属書10表 190 検索フレーム 管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1
a
11.1.2 検索フレーム管理部ヘッダ 検索フレーム 管理部ヘッダは,附属書10表191による。
附属書10表 191 検索フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSM”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
11.1.3 検索詳細情報レコード 検索詳細情報レコードは,附属書10表192による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 192 検索詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRME”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“NULL”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“NULL”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検
索詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域がないため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
肢数/オフセットには,1番最初に読み込むべき,カテゴリテーブル(全選択肢を含んだ)のサイズ,
選択肢数及びカテゴリデータフレーム先頭からのディスプレイスメントを設定する。2段目以降は,
実データの親レコード内に設定する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 該当データフレーム レコードサイズには,対象データフレ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ーム中のレコードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームに,12.1を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語;“MESH SEARCH”
11.1.4 カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,附属書10表193による。
附属書10表 193 カテゴリ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ 記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(9)
定義フィールド宣言
a
2
“FNST”
“OFST”
“UL”
1
該当データへのオフセット
a
3
“FNCT”
“NORM”
“UL”
1
該当データの数
a
4
“SELN”
“NORM”
“UW”
1
選択肢数
a
5
“DCSF”
“REAL”
(5)
選択肢定義フィールド宣言
a
6
“KYME”
“NORM”
“UB”
1
検索メッシュ番号検索キー
a
7
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
a
8
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
a
9
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセット
a
10
“NXSZ”
“NORM”
“LG”
1
次段データフレームサイズ
a
11.1.5 カテゴリデータフレーム メッシュ検索 カテゴリデータフレームは,附属書10表194による。
附属書10表 194 メッシュ検索 カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
メッシュ検索 カテゴリテーブルの並び
a
11.1.6 メッシュ検索 カテゴリテーブル メッシュ検索 カテゴリテーブルは,附属書10表195による。
附属書10表 195 メッシュ検索 カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
メッシュ検索 親カテゴリレコード
a
2
O1
B2
メッシュ検索 選択肢カテゴリレコードの並び
a
メッシュ検索 親カテゴリレコードは,附属書10表196による。
附属書10表 196 メッシュ検索 親カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
D
該当データへのオフセット
a
2
4
4
N
該当データの数
a
3
8
2
N
選択肢数
a
メッシュ検索 選択肢カテゴリレコードは,附属書10表197による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 197 メッシュ検索 選択肢カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
N
検索メッシュ番号検索キー
a
2
1
1/2
N
次段データフレーム種別
a
3
1.5
1/2
N
次段データフレーム連番
a
4
2
4
D
次段データフレームオフセット
a
5
6
4
SWS
次段データフレームサイズ
a
11.1.7 該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,附属書10表198による。
附属書10表 198 該当データ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ 記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(5)
定義フィールド宣言
a
2
“SMEN”
“NORM”
“UL”
1
検索メッシュ番号
a
3
“SMEL”
“NORM”
“UB”
1
検索メッシュ統合度
a
4
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
a)
a
5
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
a)
a
6
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセット
b)
a
a) 次段データフレーム 次段検索フレームに,12.1の対応するカテゴリテーブルを,格納する(KXKD=4,
NXFN=1)。
b) 次段データフレームオフセット 次段データフレームオフセットには,次段の12.1のカテゴリデータ
フレーム先頭から当該の検索メッシュのカテゴリテーブル先頭へのディスプレイスメントを設定する。
11.1.8 該当データフレーム メッシュ検索 該当データフレームは,附属書10表199による。
附属書10表 199 メッシュ検索 該当データフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
メッシュ検索 該当データレコードの並び
a
メッシュ検索 該当データレコードは,附属書10表200による。
附属書10表 200 メッシュ検索 該当データレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
N
検索メッシュ番号
a
2
4
1
N
検索メッシュ統合度
a
3
5
1/2
N
次段データフレーム種別
a
4
5.5
1/2
N
次段データフレーム連番
a
5
6
4
D
次段データフレームオフセット
a
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
11.2 メッシュ検索 ファイル構成 メッシュ検索ファイル構成図を,附属書10図19に示す。
メッシュ検索ファイル構成
Q-POI検索フレーム
メッシュ
検索フレーム
データ管理部
附属書10図 19 メッシュ検索ファイル構成図
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
11.3 メッシュ検索 フレーム構成 メッシュ検索フレーム構成を,附属書10図20に示す。
メッシュ検索フレーム構成
カテゴリデータ
1
num
2
A
Z
−
1
num
2 A
Z
−
1
num
2 A
Z
−
1
num
2
A
Z
−
Aeren St.
Blue St.
Coverrin RD.
:
Zauh Ave.
該当データ
Q-POI検索ファイル
Q-POI検索フレーム構成
カテゴリデータ
1080 : x1,y1
1282 : x2,y2
1482 : x3,y3
:
1280 : x100,y100
該当データ
:
num
:
:
num
:
:
num
:
2180 : x105,y105
2582 : x106,y106
2782 : x107,y107
:
128E5: x488,y488
:
上位メッシュ検索該当レコ
ードごとに,カテゴリテーブ
ルを作成→
検索詳細情報レコード
(メッシュ検索)
検索詳細情報レコード
(Q-POI検索)
附属書10図 20 Q-POI検索フレーム構成
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
12. 周辺データ検索<検索メッシュ依存型> 周辺データ検索は,Emergency周辺施設検索及び周辺City
検索に対応する機能と同様の構成とする。
12.1 Q-POI(周辺施設)検索フレーム Q-POI検索フレームのデータは,地図データの付加A,Bフレー
ム又はメッシュ検索から指定する各地図単位に存在する。
このバージョンでは,メッシュ検索フレームを利用する。
12.1.1 検索フレーム管理部 検索フレーム管理部は,附属書10表201による。
附属書10表 201 検索フレーム管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
B1
検索詳細情報レコードの並び #1
a
12.1.2 検索フレーム管理部ヘッダ 検索フレーム管理部ヘッダは,附属書10表202による。
附属書10表 202 検索フレーム管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
12.1.3 検索詳細情報レコード 検索詳細情報レコードは,附属書10表203による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 203 検索詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRAR”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“NULL”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“NULL”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#4)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する
検索詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域がないため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
肢数/オフセットには,格納されているカテゴリテーブル(全選択肢を含んだ)の最大サイズ・最大
選択肢数・カテゴリデータフレーム先頭からのディスプレイスメント(任意の初段カテゴリでよい,
各メッシュに対応するカテゴリテーブル先頭へのディスプレイスメントは,メッシュ検索フレームに
格納するため。)を設定する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 該当データフレーム レコードサイズには,対象データフレ
ーム中の最大レコードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム レコードサイズには,該当テータフレー
ムの総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この検索フレームでは,次段の検索フレームは管理しない
ため,次段データフレーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト この検索フレームは,使用者が直接選択するフレームではないた
め,表記項目 文字情報データリストには,“NULL”を格納する。
12.1.4 カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,附属書10表204による。
附属書10表 204 カテゴリ定義フレーム
項番
用途
記述タイ
プ
記述型宣言
データ数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(6)
定義フィールド宣言
a
2
“SELN”
“NORM”
“UW”
1
選択肢数
a
3
“DCSF”
“REAL”
(4)
選択肢定義フィールド宣言
a
4
“CTGY”
“NORM”
“UW”
1
種別コード
a
5
“CTG2”
“NORM”
“UW”
1
種別コード2
a
6
“FNST”
“OFST”
“LG”
1
該当データへのオフセット
a
7
“FNCT”
“NORM”
“UL”
1
該当データの数
a
12.1.5 カテゴリデータフレーム Q-POI カテゴリデータフレームは,附属書10表205による。
附属書10表 205 Q-POI カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
Q-POI カテゴリテーブルの並び
a
12.1.6 カテゴリテーブル Q-POI カテゴリテーブルは,附属書10表206による。
附属書10表 206 Q-POIカテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
Q-POI 親 カテゴリレコード
a
2
O1
B2
Q-POI 選択肢(子)カテゴリレコードの並び
a
Q-POI カテゴリテーブルは,附属書10表207による。
附属書10表 207 Q-POI親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
2
N
選択肢(子)数
a
Q-POI カテゴリテーブルは,附属書10表208による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 208 Q-POI 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
2
N
種別コード
a
2
2
2
N
種別コード2
a
3
4
4
D
該当データへのオフセット
a
4
8
4
N
該当データの数
a
5
12
1
BR
パディング領域
c
12.1.7 該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,附属書10表209による。
附属書10表 209 該当データ定義フレーム
項
番
用途
記述タイ
プ
記述型宣言
データ数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
-
-
(4)
定義フィールド宣言
a
2
“CTGY”
“NORM”
“UW”
1
-
種別コード
a
3
“RLXY”
“NORM”
“P6”
1
-
緯度経度
a
4
“POIG”
“NORM”
“UW”
1
-
地点情報連番
a)
c
5
“POIO”
“OFST”
“LG”
1
-
地点情報 へのオフセット
a
a) 地点情報連番 地点情報を複数に分割して格納する場合は,このフィールドを格納する。
12.1.8 該当データフレーム Q-POI 該当データフレームは,附属書10表210による。
附属書10表 210 Q-POI 該当データフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
Q-POI該当データレコードの並び
a
Q-POI 該当データレコードは,附属書10表211による。
附属書10表 211 Q-POI 該当データレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
2
N
種別コード
a
2
2
6
N:N
緯度経度
a
3
8
2
N
地点情報連番
c
4
10
4
D
地点情報へのオフセット
a
12.2 周辺City検索フレーム 周辺CIty検索フレームのデータは,地図データの付加A,Bフレーム又は
メッシュ検索から指定する各地図単位に存在する。
このバージョンでは,メッシュ検索フレームを利用する。
12.2.1 検索フレーム管理部 検索フレーム管理部は,附属書10表212による。
附属書10表 212 検索フレーム管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
B1
検索詳細情報レコードの並び #1
a
12.2.2 検索フレーム管理部ヘッダ 検索フレーム管理部ヘッダは,附属書10表213による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 213 検索フレーム管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
12.2.3 検索詳細情報レコード 検索詳細情報レコードは,附属書10表214による。
附属書10表 214 検索詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRNC”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“NULL”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“NULL”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#4)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索
詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
拡張領域がない場合は,サイズ及びオフセット共に無効=0を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
肢数/オフセットには,格納されているカテゴリテーブル(全選択肢を含んだ)の最大サイズ・最大
選択肢数・カテゴリデータフレーム先頭からのディスプレイスメント(任意の初段カテゴリでよい,
各メッシュに対応するカテゴリテーブル先頭へのディスプレイスメントは,メッシュ検索フレームに
格納するため。)を設定する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 該当データフレーム レコードサイズには,対象データフレ
ーム中のレコードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この検索フレームでは,次段の検索フレームは管理しない
ため,次段データフレーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト この検索フレームは,使用者が直接選択するフレームではないた
め,表記項目 文字情報データリストには,“NULL”を格納する。
12.2.4 カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,附属書10表215による。
附属書10表 215 カテゴリ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ
記述型宣言 データ数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(6)
定義フィールド宣言
a
2
“SELN”
“NORM”
“UW”
1
選択肢数
a
3
“DCSF”
“REAL”
(4)
選択肢定義フィールド宣言
a
4
“CTGY”
“NORM”
“UW”
1
種別コード
a
5
“CTG2”
“NORM”
“UW”
1
種別コード2
a
6
“FNST”
“OFST”
“LG”
1
該当データへのオフセット
a
7
“FNCT”
“NORM”
“UL”
1
該当データの数
a
12.2.5 カテゴリデータフレーム 周辺City カテゴリデータフレームは,附属書10表216による。
附属書10表 216 周辺City カテゴリーデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
周辺City カテゴリテーブルの並び
a
12.2.6 カテゴリテーブル 周辺City カテゴリテーブルは,附属書10表217による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 217 周辺Cityカテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
周辺City 親 カテゴリレコード
a
2
O1
B2
周辺City 選択肢(子)カテゴリレコードの並び
a
周辺City 親 カテゴリレコードは,附属書10表218による。
附属書10表 218 周辺City親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
2
N
選択肢(子)数
a
周辺City 選択肢(子) カテゴリレコードは,附属書10表219による。
附属書10表 219 周辺City 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
2
N
種別コード
a)
a
2
2
2
N
種別コード2
a)
a
3
4
4
D
該当データへのオフセット
a
4
8
4
N
該当データの数
a
5
12
1
BR
パディング領域
c
a) 種別コード及び種別コード2 種別コード及び種別コード2には,CityCenterの種別コードを格納する。
備考 将来的には,CityCenter以外の種別コードを用いて拡張することができる。
12.2.7 該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,附属書10表220による。
附属書10表 220 該当データ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ
記述型宣言
データ数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF
”
“REAL”
(4)
定義フィールド宣言
a
2
“ARC
D”
“NORM”
“UL”
1
エリアコード
a
3
“RLXY
”
“NORM”
“P6”
1
緯度経度
a
4
“POIG
”
“NORM”
“UW”
1
地点情報連番
a)
c
5
“POIO
”
“OFST”
“LG”
1
地点情報へのオフセット
b)
c
a) 地点情報連番 地点情報を複数に分割して格納する場合は,地点情報連番を格納する。
b) 地点情報へのオフセット 地点情報へのオフセットは,一つのCityについて複数のCity Centerの地点
情報を用いて,構成することを提案する。
そのため装置側で同一名称の地点(同一のCity)を単一化し表示することが必要なため,指定先の
地点情報の名称は,City Centerの名称ではなく,すべてCity名称を格納する。
12.2.8 該当データフレーム 周辺City検索 該当データフレームは,附属書10表221による。
附属書10表 221 周辺City検索 該当データフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
周辺City検索 該当データレコードの並び
a
備考 該当データレコードの並びは,緯度経度に対応する検索メッシュ番号(統合度=0)順-エリアコード
順とする。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
周辺City検索 該当データレコードは,附属書10表222による。
附属書10表 222 周辺City検索 該当データレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
N
エリアコード
a
2
4
6
緯度経度
a
3
10
2
N
地点情報連番
c
4
12
4
D
地点情報へのオフセット
c
13. ポストコード検索 ポストコード検索は,ポストコードの入力によって,当該のエリア付近の地図表
示ができる機能を想定して作成する。
13.1 ポストコード検索フレーム(B-Tree型検索フレーム) ポストコード検索フレームは,検索フレー
ムにB-Treeを利用し,検索速度の均一な検索フレームを提供する。
13.1.1 検索フレーム管理部 検索フレーム管理部は,附属書10表223による。
附属書10表 223 検索フレーム管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1
a
13.1.2 検索フレーム管理部ヘッダ 検索フレーム管理部ヘッダは,附属書10表224による。
附属書10表 224 検索フレーム管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
13.1.3 検索詳細情報レコード 検索詳細情報レコードは,附属書10表225による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 225 検索詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRBT”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBN5”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBN5”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内の配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索詳
細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域がないため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記についてには,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1の
h) に準じて格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット この例では,B-Tree型の検索型カテゴリ
でデータを構成するため,カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセットには,カテゴリ
1段目から,最終段にわたる各カテゴリテーブルの読取りサイズを格納する(すなわち,最大カテゴ
リテーブルサイズで必ずしも1段目カテゴリサイズではない。)。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,該当データフレーム レコードサイズに
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
は,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番を格納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームなきため,次段データフレ
ーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 表記項目 文字情報データリストには,検索の名称を格納する。
各システムの機能仕様により,決定する。
例 英語:“POST CODE”
13.1.4 カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,附属書10表226による。
附属書10表 226 カテゴリ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ
記述型宣言 データ数 付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(6)
定義フィールド宣言
a
a
2
“SELN”
“NORM”
“UL”
1
選択肢(子)数
a
a
3
“DCSF”
“REAL”
(4)
選択肢定義フィールド宣言
a
a
4
“KYZP”
“NORM”
“CH”
16
検索キー(ポストコード)
a)
a
5
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
b)
a
6
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
b)
a
7
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセッ
ト
c)
a
a) 検索キー(ポストコード) 検索キー(ポストコード)は,左詰めで配置する。カテゴリにおいては,
0xf(無効けた)は,格納されない。
検索キーは,対象となる次段検索フレームの当該のテーブル(カテゴリ,該当データフレーム)の
最大値を格納する。
なお,検索対象エリアによっては,けた数が変わるため,データ数=16は参考である。
b) 次段データフレーム 次段データフレームには,次段データフレームの種別を格納する。
次段 カテゴリ:NXKD=1(カテゴリ),NXFN=0(無効値)
次段 該当:NXKD=2(該当),NXFN=0(無効値)
c) 次段データフレームオフセット 次段データフレームには,対象データフレーム先頭から,対象レコ
ード先頭へのディスプレイスメントを設定する。
備考 選択肢カテゴリテーブルは,検索キー(ポストコード)順に格納する。
13.1.5 カテゴリデータフレーム ポストコード検索 カテゴリデータフレームは,附属書10表227による。
附属書10表 227 ポストコード検索 カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ポストコード検索 カテゴリテーブル
a
13.1.6 カテゴリテーブル ポストコード検索 カテゴリテーブルは,附属書10表228による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 228 ポストコード検索 カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ポストコード検索 親 カテゴリレコード
a
2
O1
B2
ポストコード検索 選択肢(子)カテゴリレコードの並び
a
ポストコード検索 親 カテゴリレコードは,附属書10表229による。
附属書10表 229 ポストコード検索 親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
N
選択肢(子)数
a
ポストコード検索 選択肢(子) カテゴリレコードは,附属書10表230による。
附属書10表 230 ポストコード検索 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
C
ポストコード検索キー
a
2
16
1/2
N
次段データフレーム種別
a
3
16.5
1/2
N
次段データフレーム連番
a
4
17
4
D
次段データフレームオフセット
a
5
21
1
BR
パディング領域
c
13.1.7 該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,附属書10表231による。
附属書10表 231 該当データ定義フレーム
項
番
用途
記述タイプ
記述型
宣言
データ数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF
”
“REAL”
(5)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL
”
“FDRL”
“UH”
1
前レコード先頭へのリレーシ
ョン
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
3
“NFRL
”
“FDRL”
“UH”
1
後レコード先頭へのリレーシ
ョン
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
4
“ZIPN”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
ポストコード
b)
a
5
“POIO”
“OFST”
“LG”
1
地点情報へのオフセット
c)
a
6
“ARCD
”
“NORM”
“UL”
1
エリアコード
c
a) レコード先頭へのリレーション フィールドリレーションは,当該のデータレコード先頭から前後の
レコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“0”(無効値)を格納する。
b) ポストコード ポストコードに(ハイフン,括弧付きで)格納する。
c) 地点情報へのオフセット 地点情報へのオフセットには,対象地点情報データフレーム先頭から,対
象地点情報レコード先頭へのディスプレイスメントを設定する。
備考 該当テーブルは,ポストコード順>エリアコード順に格納する(暫定)。
13.1.8 該当データフレーム ポストコード検索の該当データフレームは,附属書10表232による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 232 ポストコード検索 該当データフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
ポストコード検索 該当データレコードの並び
a
ポストコード検索 該当データレコードは,附属書10表233による。
附属書10表 233 ポストコード検索 該当データレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
0.5
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
0.5
0.5
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
1
B1
N:C
ポストコード
a
4
O1
4
D
地点情報へのオフセット
a
5
O2
4
N
エリアコード
c
6
O3
1
BR
パディング領域
c
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
13.2 ポストコード検索 データ構成図 ポストコード検索全体構成図を,附属書10図21に示す。
検索詳細情報レコード
(ポストコード検索)
B-Tree初段目
B-TreeN段目
該当データ
地点情報へ参照
012-0120000
012-0125003
033-4940000
035-4510002
042-0070000
044-4530000
099-79a8aaf
01122-322aa
01201-34265
012-0120000
03349-00400
03349-47408
03545-00010
099-79a8aaf
01122-00100
01122-00110
01122-a2aaa
01122-33233
01210-32545
01201-34265
03349-a3aaa
03349-00400
03349-45447
03349-47408
065-475401f
065-47afaaaa
099-78-00000
099-78aa9aa
附属書10図 21 ポストコード検索全体構成図
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
14. 電話番号検索
14.1 電話番号検索フレーム 電話番号検索フレームでは,字引き検索同様の検索フレーム構成を利用し,
検索局番けた数に応じたカテゴリを作成する。また,電話番号検索については,ゾーンごとに作成する必
要はない(検索ゾーンの定義と,カントリーコードの定義が一致しないことも想定されるため。)。カント
リーコードの識別は,ファイル名称など,このフレームとは異なる箇所で設定する。
14.1.1 検索フレーム管理部 検索フレーム管理部は,附属書10表234による。
附属書10表 234 検索フレーム管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
検索フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
検索詳細情報レコードの並び #1
a
14.1.2 検索フレーム管理部ヘッダ 検索フレーム管理部ヘッダは,附属書10表235による。
附属書10表 235 検索フレーム管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFSR”
a
2
4
4
N
カテゴリ・該当データ数 G
(検索詳細情報レコード数)
=1
a
3
8
4
SWS
検索詳細情報レコードサイズ
a)
a
4
12
4
D
検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 検索詳細情報レコードサイズ 検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサイズを
格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通(固定長)とする。
b) 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセット 検索詳細情報レコード 先頭へのオフセットには,検
索フレーム管理部先頭から検索詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを
設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
14.1.3 検索詳細情報レコード 検索詳細情報レコードは,附属書10表236による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 236 検索詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRTN”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“KBN2”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“KBN2”
a
15
56
4
SWS
該当データ定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
該当データ定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
該当データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
該当データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
該当データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
該当データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
4
N
デフォルト地点情報連番
i)
a
22
84
4
SWS
次段データフレーム サイズ
j)
a
23
88
4
D
次段データフレーム アドレス
j)
a
24
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
k)
a
25
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
26
O2
B3
拡張領域
c
27
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の検索詳細情報レコード
内の配置は任意である。ただし,項番25〜27で上位検索フレーム管理部ヘッダにて設定する検索詳
細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域がないため,サイズ及び
オフセット共に,“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択
肢数/オフセットには,1番最初に読み込むべき,カテゴリテーブル(全選択肢を含んだ)のサイズ,
選択肢数及びカテゴリデータフレーム先頭からのディスプレイスメントを設定する。2段目以降は,
実データの親レコード内に設定する。
g) 該当データフレーム レコードサイズ 該当データフレーム レコードサイズには,該当データ1レ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
コードサイズを格納する。
h) 該当データフレーム 総レコード数 該当データフレーム 総レコード数には,該当テータフレーム
の総レコード数を格納する。
i)
デフォルト地点情報連番 デフォルト地点情報連番には,当該の地点情報連番(POI地点情報)を格
納する。
j)
次段データフレーム サイズ/アドレス この例では,次段検索フレームなきため,次段データフレ
ーム サイズ/アドレスには,“NULL”を格納する。
k) 表記項目 文字情報データリスト 次段データフレーム サイズ/アドレスには,検索の名称を格納
する。各システムの機能仕様により決定する。
例 英語;“TELEPHON NUMBER”
14.1.4 カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,附属書10表237による。
附属書10表 237 カテゴリ定義フレーム
項番
用途
記述タイプ
記述型
宣言
データ
数
付加
情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(7)
定義フィールド宣言
a
2
“SELN”
“NORM”
“UB”
1
選択肢数
a
3
“DCSF”
“REAL”
選択肢定義フィールド宣言
a
4
“KYTL”
“NORM”
“UH”
2
電話番号検索キー
a)
a
5
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
b)
a
6
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
b)
a
7
“NXCT”
“NORM”
“UW”
1
次段データフレームレコード数
d)
a
8
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセット
c)
a
a) 電話番号検索キー 電話番号検索キーには,先頭けたの“0”を除かず,次のコードを2けたずつ左詰
め(検索キーを50音同様文字列として扱う。)で配置する。無効けたには“0xf(16)”を格納する。ま
た,この箇所では,国際ダイヤルコード(カントリーコード)の格納は行わない。
b) 次段データフレーム 次段データフレームには,次段データフレームの種別を格納する。
次段 カテゴリ:NXKD=1(カテゴリ) , NXFN = 0(無効値)
次段 該当:NXKD=2(該当),NXFN=0(無効値) ....一つの検索局番に対し複数の物件が存
在する場合。
次段 地点:NXKD=3(地点),NXFN=n(地点情報連番) ....カテゴリ最終段から地点情報の
物件を示す。
c) 次段データフレームオフセット 次段データフレームオフセットには,次段データフレームの先頭か
らのオフセットを格納する。 対象データフレーム先頭から,対象レコード(テーブル)先頭へのデ
ィスプレイスメントを設定する。
d) 次段データフレームレコード数 次段データフレームレコード数には,次段データフレームの該当レ
コード数を格納する。
次段 カテゴリ:カテゴリなら次段の選択肢数
次段 該当:該当データ数
次段 地点情報:1(固定)
14.1.5 カテゴリデータフレーム 電話番号検索 カテゴリデータフレームは,附属書10表238による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 238 電話番号検索 カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
電話番号検索 カテゴリテーブル
a
14.1.6 カテゴリテーブル 電話番号検索 カテゴリテーブルは,附属書10表239による。
附属書10表 239 電話番号検索 カテゴリテーブル
項番 オフセット
データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
電話番号検索 親 カテゴリレコード
a
2
O1
B2
電話番号検索 選択肢(子)カテゴリレコードの並び
a
電話番号検索 親 カテゴリレコードは,附属書10表240による。
附属書10表 240 電話番号検索 親 カテゴリレコード
項番 オフセット
データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
N
選択肢(子)数
a
2
1
1
BR
パディング領域
c
電話番号検索 選択肢(子) カテゴリレコードは,附属書10表241による。
附属書10表 241 電話番号検索 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット
データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
N:N
電話番号検索キー
a
2
1
1/2
N
次段データフレーム種別
a
3
1.5
1/2
N
次段データフレーム連番
a
4
2
2
N
次段データフレームレコード数
a
5
4
4
N
次段データフレームオフセット
a
6
8
1
BR
パディング領域
c
14.1.7 該当データ定義フレーム 該当データ定義フレームは,附属書10表242による。
附属書10表 242 該当データ定義フレーム
項
番
用途
記述タイプ
記述型
宣言
データ
数
付加
情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(4)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a)
c
3
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a)
c
4
“CTGY”
“NORM”
“UW”
1
種別コード
b)
a
5
“POIO”
“OFST”
“LG”
1
通常地点情報へのオフセット
c)
a
a) レコード先頭へのリレーション レコード先頭へのリレーションには,当該のデータレコード先頭か
ら前後のレコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“NULL”を格納する。
該当データレコードを可変長で構成する場合は,設定必要である。そのため識別は“c”とする。
b) 種別コード 種別コードは,更なる絞り込みを行う場合又はリスト表示を行った場合に,用いること
が可能である。
定義フィールドによる可変長表現も可能である。
c) 通常地点情報へのオフセット 通常地点情報へのオフセットは,対象地点情報データフレーム先頭か
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
らの対象レコード先頭までのディスプレイメントを表す。
14.1.8 該当データフレーム 電話番号検索 該当データフレームは,附属書10表243による。
附属書10表 243 電話番号検索 該当データフレーム
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
電話番号検索 該当データレコードの並び
a
電話番号検索 該当データレコードは,附属書10表244による。
附属書10表 244 電話番号検索 該当データレコード
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
c
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
c
3
2
2
N
種別コード
a
4
4
4
D
通常地点情報へのオフセット
a
14.2 電話番号検索(字引き型)構成図 電話番号検索(字引き型)構成図を,附属書10図22に示す。
該当テーブル
札幌商事
札幌商事(FAX)
:
大阪商店
大阪商店/営業部
大阪商店/経理部1課
沖縄観光
(局番、文字数でソート)
01
02
03
06
09
10
12
21
00
02
65
91
40
地点情報へ
第1,2けた
第3,4けた
第5,6けた
第7,8けた
第9,10けた
9F
カテゴリ
(複数施設は該当テーブル)
(単一施設は地点情報)
(アドレスイン)
地点情報へ
FF
地点情報へ
(アドレスイン)
地点情報へ
検索詳細情報レコード
(電話番号検索)
0f
附属書10図 22 電話番号検索(字引き型)構成図
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
備考 この例では,カテゴリを5段とし,電話番号局番を10けたと仮定した例であり,けた数は決め
付けない。
15. 地点情報フレーム
15.1 ストリートアドレス地点情報フレーム
15.1.1 地点情報フレーム管理部 地点情報フレーム管理部は,附属書10表245による。
附属書10表 245 地点情報フレーム管理部
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
地点情報フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
地点情報 詳細情報レコードの並び #1
a
15.1.2 地点情報フレーム管理部ヘッダ 地点情報フレーム管理部ヘッダは,附属書10表246による。
附属書10表 246 地点情報フレーム管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“PINR”
a
2
4
4
N
地点情報 詳細情報レコード数 G
=1
a
3
8
4
SWS
地点情報 詳細情報レコード サイズ
a)
a
4
12
4
D
地点情報 詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 地点情報 詳細情報レコード サイズ 地点情報 詳細情報レコード サイズには,地点情報詳細情
報レコードのサイズを格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通とする。
b) 地点情報 詳細情報レコード 先頭へのオフセット 地点情報 詳細情報レコード サイズには,地
点情報フレーム管理部先頭から地点情報詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプレイス
メントを設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
15.1.3 地点情報詳細情報レコード 地点情報詳細情報レコードは,附属書10表247による。
附属書10表 247 地点情報詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DPOI”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
地点情報 定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
地点情報 定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
地点情報 データフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
地点情報 データフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
SWS
地点情報 データフレーム レコードサイズ
d)
a
9
32
4
N
地点情報 データフレーム 総レコード数
e)
a
10
36
B1
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#2)
c)
c
11
O1
B2
拡張領域
c
12
O2
B3
パディング領域
c
備考 項番10,11は,項番3,5,7,で格納エリアを指定できるため,当該の地点情報詳細情報レコード
内の配置は任意である。ただし,項番10〜12で上位地点情報フレーム管理部に指定する,地点情報
詳細情報レコードサイズを,満足すること。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の地点情報詳細情報レコード先頭
から拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。
拡張領域のなき場合は,サイズ及びオフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
c) アドレス表記について アドレス表記には,対象データフレームの格納アドレスを,当該の地点情報
管理レコードの“アドレス記述宣言”の設定方針に従い,2.2.1のh)と同様に設定する。
d) 地点情報データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,地点情報データフレーム レコード
サイズには,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
e) 地点情報データフレーム 総レコード数 地点情報データフレーム 総レコード数には,地点情報テ
ータフレームの総レコード数を格納する。
15.1.4 地点情報定義フレーム 地点情報定義フレームは,附属書10表248による。
附属書10表 248 地点情報定義フレーム
項番
用途
記述タイプ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(7)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
4
“FGSA”
“NORM”
“UB”
1
ストリートアドレスフラグ
b)
a
5
“STAD”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMST”
ストリートアドレス
c)
a
6
“RLXY”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMP6”
緯度・経度
d)
a
7
“LKID”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMUL”
リンクID
a
8
“RPSN”
“NORM”
“UB”
1
リンクID内,番号
e)
c
a) レコード先頭へのリレーション フィールドリレーションは,当該のデータレコード先頭から,前後
のレコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“0”を格納する。
b) ストリートアドレスフラグ ストリートアドレスフラグは,次による。
7bit: 中心リンクフラグ 0:無効(中心リンク対象外) 1:有効(中心リンク)
6bit: アドレス表記フラグ
0:番地+"̲"+ストリート名 (+City名+エリア名)
1:ストリート名+"̲"+番地 (+City名+エリア名)
5bit: 不規則アドレスデータ判別フラグ
0:規則アドレスデータ(デフォルト:番地に規則性あり:比例計算より座標算出)
1:不規則アドレスデータ(番地に規則性なし:ピンポイント座標を利用)
4bit: <未使用>
3bit:┐ 有効サイドフラグ(左)
2bit:┘ 0:無効 1:奇数 2:偶数 3:奇遇混在
1bit:┐ 有効サイドフラグ(右)
0bit:┘ 0:無効 1:奇数 2:偶数 3:奇遇混在
備考 ストリートアドレスフラグは,ストリートアドレスとともに格納する。
c) ストリートアドレス 規則アドレスデータの場合,リンクID-代表形状点番号で特定する道路に対し
てストリートアドレスを付与する。
不規則アドレスデータの場合,該当するストリートアドレスを格納する。
d) 緯度・経度 緯度・経度はには,規則アドレスデータの場合,リンク始点側の座標を格納する。ただ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
し,この経緯度は,主要地図データに格納されているリンクIDを検索するために必要なデータであ
るため,格納されているパーセルを特定するための座標を,“PID”形式で表して格納する(パーセル
境界の経緯度の主要地図データ側の基準が変わるため注意を要する。)。
不規則アドレスデータの場合,該当する座標を格納する。
e) リンクID内,番号 リンクID内,番号は,1リンクが長い場合(インタータウンなど),同一リンク
ID内での連番を示す。
無効値=0,全データで設定必要なき場合は,定義フィールドから削除してもよい。
15.1.5 地点情報フレーム ストリートアドレス 地点情報フレームは,附属書10表249による。
附属書10表 249 ストリートアドレス 地点情報フレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
ストリートアドレス 地点情報レコードの並び
a
ストリートアドレス 地点情報レコードは,附属書10表250による。
附属書10表 250 ストリートアドレス 地点情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
1
B:…:B
ストリートアドレスフラグ
a
4
3
B1
N:N:N:N
ストリートアドレス
a
5
O1
B2
N;N;N;N
緯度・経度
a
6
O2
B3
N;N;N
リンクID
a
7
O3
1
N
リンクID,番号
c
15.1.6 ストリートアドレスフラグの設定方法について このデータフレームは,ストリート名称及びアド
レスレンジが特定された後に,対応する番地からリンクIDを特定し地図表示を行うフレームである。し
たがって,ストリートアドレスへ,リンク単位で始端アドレス及び終端アドレスを格納し,左右のレンジ
が異なる場合は,レコードを分けてもつ。
更に,先頭レコードには,番地入力なしに地図表示を行えるように,中心リンクフラグを格納する(対
象レコード中に一つだけ存在する。)。この中心リンクフラグを示すリンクIDの中心点を,地図データか
ら算出することによって,代表座標とすることとする。附属書10表251による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 251 ストリートアドレスフラグの設定方法について
項番
ストリートアドレス検索
フレームからの参照
ストリートアドレスフラグ
(左)(右)(中心)
ストリートア
ドレス
リンクID
0
A-City , AB-St.
奇遇
奇遇
有効
−1 - −1
0x10001002
1
A-City , ABC-St.
奇
偶
×
100-200
0x12341234
2
A-City , ABC-St.
奇遇
×
×
201-204
0x12341235
2
A-City , ABC-St.
×
奇遇
×
220-211
0x12341235
3
A-City , ABC-St.
遇
奇
×
221-260
0x12341236
4
A-City , ABC-St.
偶
奇
×
260-261
0x12341237
5
A-City , ABC-St.
奇遇
×
有効
261-261
0x12341238
6
A-City , ABC-St.
奇遇
×
×
261-261
0x12341239
7
A-City , ABC-St.
奇遇
×
×
261-262
0x1234123A
8
A-City , ABC-St.
×
奇
×
263-263
0x12341238
9
A-City , ABC-St.
×
奇
×
263-263
0x12341239
10
A-City , ABC-St.
×
奇
×
263-263
0x1234123A
備考1. 項番0(A-City , AB-St.)は,番地データなしのストリートにおいて,代表点の設定例である。
2. 項番1〜10については,附属書10図23及び図24の表記のストリートの場合に,設定される例
である。
3. ×:無効(=0)
ストリートアドレスフラグについて,附属書10図23及び図24に示す。
263
100
200
102
104
106
・・・
211
220
219
218
・・・
259
221
223
225
・・・
101
199
103 105 107
LID=12341234
LID=12341235
204
201
202
203
LID=12341236
260
222
224
226
LID=12341237
LID=12341238
LID=12341239
LID=1234123A
262
リンクID増加方向
リンクID増加方向
261
・・・
・・・
・・・
附属書10図 23 ストリートアドレスフラグ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
中頻度文字情報0
文字情報詳細情報レコード
(POI/施設名)
中頻度文字情報ファイル1
Andersonʼs Shop
:
a
検索ゾーン単位
POI名称順にソート
Andersonʼs Shop
:
a
POI名称順にソート
Andersonʼs Shop
:
a
POI名称順にソート
附属書10図 24 ストリートアドレスフラグの構成図
備考1. ソート順序は,ストリート順,City順(全City含む)(接頭アドレス順),小さい方のアドレ
スレンジ順,リンクID順及び代表形状点番号順とする。
2. 中心リンクフラグは,当該のレコード中に一つだけ存在する。対象アドレスレンジの中心(代
表点)とするため,指定リンクの中心座標を代表点とする(奇遇情報は,無視することにな
る。)。
15.2 フリーウェイ地点情報フレーム
15.2.1 地点情報フレーム管理部 地点情報フレーム管理部は,附属書10表252による。
附属書10表 252 地点情報フレーム管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
地点情報フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
地点情報 詳細情報レコードの並び #1
a
15.2.2 地点情報フレーム管理部ヘッダ 地点情報フレーム管理部ヘッダは,附属書10表253による。
附属書10表 253 地点情報フレーム管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“PINR”
a
2
4
4
N
地点情報 詳細情報レコード数 G
=1
a
3
8
4
SWS
地点情報 詳細情報レコード サイズ
a)
a
4
12
4
D
地点情報 詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 地点情報 詳細情報レコード サイズ 地点情報 詳細情報レコード サイズには,地点情報詳細情
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
報レコードのサイズを格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通とする。
b) 地点情報 詳細情報レコード 先頭へのオフセット 地点情報 詳細情報レコード 先頭へのオフ
セットには,地点情報フレーム管理部先頭からの地点情報詳細情報レコードの並びの先頭レコードへ
のディスプレイスメントを設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能と
なる。
15.2.3 地点情報詳細情報レコード 地点情報詳細情報レコードは,附属書10表254による。
附属書10表 254 地点情報詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DPOI”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
地点情報 定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
地点情報 定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
地点情報 データフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
地点情報 データフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
SWS
地点情報 データフレーム レコードサイズ
d)
a
9
32
4
N
地点情報 データフレーム 総レコード数
e)
a
10
36
B1
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#2)
c)
c
11
O1
B2
拡張領域
c
12
O2
B3
パディング領域
c
備考 項番10,11は,項番3,5,7,で格納エリアを指定できるため,当該の地点情報詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番10〜12で上位地点情報フレーム管理部に指定する,地点情
報詳細情報レコードサイズを,満足すること。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の地点情報詳細情報レコード先頭
から拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。
拡張領域のない場合は,サイズ及びオフセット共に,“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,当該の地点情報管
理レコードの“アドレス記述宣言”の設定方針に従い,2.2.1のh) 同様に設定する。
d) 地点情報データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,地点情報データフレーム レコード
サイズには,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
e) 地点情報データフレーム 総レコード数 地点情報データフレーム 総レコード数には,地点情報テ
ータフレームの総レコード数を格納する。
15.2.4 地点情報定義フレーム 地点情報定義フレームは,附属書10表255による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 255 地点情報定義フレーム
項番
用途
記述タイプ
記述型
宣言
データ数
付加情報
特記事項
備考 識別
1
“DCTF”
“REAL”
−
−
(10)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“WD”
1
−
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“WD”
1
−
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
4
“RLXY”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMP6”
緯度経度
b)
a
5
“STFG”
“NORM”
“UB”
1
−
格納データフラグ
a
6
“GLKI”
“NORM”
“UB”
1
−
案内リンク情報
c)
c
7
“ARCD”
“NORM”
“UL”
1
−
エリアコード
d)
c
8
“LKID”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMUL” リンクID
c
9
“GDXY”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMP6”
案内地点緯度経度
c
10
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
−
言語番号
e)
c
11
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH” 名称
c
a) レコード先頭へのリレーション フィールドリレーションは,当該のデータレコード先頭から前後の
レコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“0”を格納する。
b) 緯度・経度 緯度・経度は,案内地点緯度経度は,存在する施設だけ格納する。
設定がない場合で,案内リンクIDがない施設は,緯度経度(地図表示位置)を案内最終地点緯度
経度として,経路探索を行う。
c) 案内リンク情報 案内リンク情報には,案内リンクIDに関する情報を,次のとおり格納する。
7-4bit: ダミー
3bit: 案内リンク種別 0:Navigable 1:Non Navigable
当該の案内リンク以外への到着ポイントをもつ施設をNon Navigable施設とする。
2bit: 複合交差点フラグ 0:複合でない 1:複合
1bit:┐ 地点サイド情報
0bit:┘ 0:不明 1:右 2:左 3:無効
リンクに対する左右は,リンクIDの昇順方向に対して,左右を設定する。
d) エリアコード エリアコードには,エリアコードを格納する。
e) 言語番号 言語番号には,メタデータ定義に対応する言語番号を格納する。
1言語で表現した場合(“NAME”の付加情報“CMCH”),当該のレコードの名称に対応する言語番号
を格納する。上位で暗黙的に宣言されているデフォルト言語番号と同一の場合は,省略可能である。
したがって,識別は“c”とする。
15.2.5 地点情報フレーム 地点情報フレームは,附属書10表256による。
附属書10表 256 フリーウェイ 地点情報フレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
フリーウェイ 地点情報レコードの並び
a
地点情報レコードは,附属書10表257による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 257 フリーウェイ 地点情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
2
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
2
2
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
4
B1
N:N:N:N
緯度経度
a
4
O1
1
B:…:B
格納データフラグ
a
5
O2
1
B:…:B
案内リンク情報
c
6
O3
4
N
エリアコード
c
7
O4
B2
N:N:N
リンクID
c
8
O5
B3
N:N:N:N
案内地点緯度経度
c
9
O6
1
N
言語番号
c
10
O7
B5
N:C
名称
c
15.3 インターセクション地点情報フレーム(検索型)
15.3.1 地点情報フレーム管理部 地点情報フレーム管理部は,附属書10表258による。
附属書10表 258 地点情報フレーム管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
地点情報フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
地点情報 詳細情報レコードの並び #1
a
15.3.2 地点情報フレーム管理部ヘッダ 地点情報フレーム管理部ヘッダは,附属書10表259による。
附属書10表 259 地点情報フレーム管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“PINR”
a
2
4
4
N
地点情報 詳細情報レコード数 G
=1
a
3
8
4
SWS
地点情報 詳細情報レコード サイズ
a)
a
4
12
4
D
地点情報 詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 地点情報詳細情報レコードサイズ 地点情報詳細情報レコードサイズには,地点情報詳細情報レコー
ドのサイズを格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通とする。
b) 地点情報詳細情報レコード先頭へのオフセット 地点情報詳細情報レコード先頭へのオフセットに
は,地点情報フレーム管理部先頭から地点情報詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディスプ
レイスメントを設定する。これにより,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
15.3.3 地点情報詳細情報レコード 地点情報詳細情報レコードは,附属書10表260による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 260 地点情報詳細情報レコード
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DPOI”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
地点情報 定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
地点情報 定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
地点情報 データフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
地点情報 データフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
SWS
地点情報 データフレーム レコードサイズ
d)
a
9
32
4
N
地点情報 データフレーム 総レコード数
e)
a
10
36
B1
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#2)
c)
c
11
O1
B2
拡張領域
c
12
O2
B3
パディング領域
c
備考 項番10,11は,項番3,5,7,で格納エリアを指定できるため,当該の地点情報詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番10〜12で上位地点情報フレーム管理部に指定する,地点情
報詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の地点情報詳細情報レコード先頭
から拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。
拡張領域のない場合は,サイズ及びオフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスは,当該の地点情報管
理レコードの“アドレス記述宣言”の設定方針に従い,2.2.1のh)と同様に設定する。
d) 地点情報データフレーム レコードサイズ 地点情報データフレーム レコードサイズには,可変長
表現のため,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
e) 地点情報データフレーム 総レコード数 地点情報データフレーム レコードサイズには,地点情報
テータフレームの総レコード数を格納する。
15.3.4 地点情報定義フレーム 地点情報定義フレームは,附属書10表261による。
附属書10表 261 地点情報定義フレーム
項番
用途
記述タイプ 記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
−
−
(7)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
−
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
−
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
4
“STID”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMUL”
ストリートID
b)
a
5
“SIDC”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMUL”
交差ストリートID
c)
a
6
“ARCD”
“NORM”
“UL”
1
−
エリアコード
d)
a
7
“ZIPN”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
郵便番号
e)
c
8
“RLXY”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMP6”
緯度経度
a
a) レコード先頭へのリレーション フィールドリレーションは,当該のデータレコード先頭から前後の
レコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“0”を格納する。
b) ストリートID ストリートIDには,ストリートIDを格納する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
c) 交差ストリートID 交差ストリートIDには,項番4のストリートに交差する交差ストリートIDを格
納する。
d) エリアコード エリアコードには,エリアコードを格納する。
基本的にはCityコードによるエリアコードを格納するが,ストリートID,交差ストリートID,City
名称で2件以上存在する物件は,下位層(Settlement)などのエリアコードを格納する。
e) 郵便番号 郵便番号には,郵便番号を格納する。ただし,対象交差点がストリートID,交差ストリー
トIDのように,エリアコードで2件以上存在する物件に限る。それ以外は,“NULL”を格納する。
備考 地点情報データフレームでは,ストリートID,交差ストリートID,エリアコードの順に対応
するCity名称順に格納する。
15.3.5 地点情報フレーム インターセクション 地点情報フレームは,附属書10表262による。
附属書10表 262 インターセクション 地点情報フレーム
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
インターセクション 地点情報レコードの並び
a
インターセクション 地点情報レコードは,附属書10表263による。
附属書10表 263 インターセクション 地点情報レコード
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
B1
N:N:N
ストリートID
a
4
O1
B2
N:N:N
交差ストリートID
a
5
O2
4
N
エリアコード
a
6
O3
B3
N:C
郵便番号
c
7
O4
B4
N:N:N:N
緯度経度
a
8
O5
1
BR
パディング領域
c
15.4 POI地点情報フレーム
15.4.1 地点情報フレーム管理部 地点情報フレーム管理部は,附属書10表264による。
附属書10表 264 地点情報フレーム管理部
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
地点情報フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
地点情報 詳細情報レコードの並び #1
a
15.4.2 地点情報フレーム管理部ヘッダ 地点情報フレーム管理部ヘッダは,附属書10表265による。
附属書10表 265 地点情報フレーム管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“PINR”
a
2
4
4
N
地点情報 詳細情報レコード数 G
=1
a
3
8
4
SWS
地点情報 詳細情報レコード サイズ
a)
a
4
12
4
D
地点情報 詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 地点情報詳細情報レコードサイズ 地点情報詳細情報レコードサイズには,地点情報詳細情報レコー
ドのサイズを格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通とする。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
b) 地点情報詳細情報レコード先頭へのオフセット 地点情報詳細情報レコード先頭へのオフセットに
は,地点情報フレーム管理部先頭からの通地点情報詳細情報レコードの並びの先頭レコードへのディ
スプレイスメントを設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能となる。
15.4.3 地点情報詳細情報レコード 地点情報詳細情報レコードは,附属書10表266による。
附属書10表 266 地点情報詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DPOI”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
地点情報 定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
地点情報 定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
地点情報 データフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
地点情報 データフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
SWS
地点情報 データフレーム レコードサイズ
d)
a
9
32
4
N
地点情報 データフレーム 総レコード数
e)
a
10
36
B1
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#2)
c)
c
11
O1
B2
拡張領域
c
12
O2
B3
パディング領域
c
備考 項番10,11は,項番3,5,7,で格納エリアを指定できるため,当該の地点情報詳細情報レコード
内での配置は任意である。ただし,項番10〜12で上位地点情報フレーム管理部に指定する,地点
情報詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の地点情報詳細情報レコード先頭
から拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。
拡張領域がない場合は,サイズ及びオフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを当該の地点情報管理
レコードの“アドレス記述宣言”の設定方針に従い,2.2.1のh)と同様に設定する。
d) 地点情報データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,地点情報データフレーム レコード
サイズには,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
e) 地点情報データフレーム 総レコード数 地点情報データフレーム 総レコード数には,地点情報テ
ータフレームの総レコード数を格納する。
15.4.4 地点情報定義フレーム 地点情報定義フレームは,附属書10表267による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 267 地点情報定義フレーム
項番
用途
記述タイ
プ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(18)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“WD”
1
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“WD”
1
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
4
“ARCD”
“NORM”
“UL”
1
エリアコード
b)
a
5
“RLXY”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMP6”
緯度経度
a
6
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
or
“CMMC”
名称
a
7
“STFG”
“NORM”
“UB”
2
格納データフラグ
a
8
“LVXY”
“NORM”
“UH”
1
座標精度
c
9
“MPSC”
“NORM”
“UB”
1
表示地図尺度
d)
c
10
“GLKI”
“NORM”
“UB”
1
案内リンク情報
e)
c
11
“LKID”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMUL”
リンクID
f)
c
12
“GDXY”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMP6”
案内地点緯度経度
f)
c
13
“CTGY”
“VRBL”
“UW”
“UB”
種別コードの並び
c
14
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
言語番号
c)
c
15
“YOMI”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
or
“CMMC”
読み(名称)
c
16
“TELE”
“VRBL”
“UH”
“UH”
“CMBD”
電話番号
g)
c
17
“ZIPN”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
郵便番号
g)
c
18
“ADNM”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
住所名称
h)
c
19
“TELC”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
電話番号ごろ合わせ
i)
c
a) 前/後レコード先頭へのリレーション 地点情報データフレーム 総レコード数には,フィールドリ
レーションは当該のデータレコード先頭から前後のレコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“0”を格納する。
b) エリアコード エリアコードには,当該の物件のエリアコードを格納する。
c) 言語番号 言語番号には,メタデータ定義に対応する言語番号を格納する。
1言語で表現した場合(“NAME”の付加情報“CMCH”)は,当該のレコードの名称に対応する言語番
号を設定する。上位で暗黙的に宣言されているデフォルト言語番号と同一の場合は,省略可能である。
したがって,識別は“c”とする。
d) 地図表示尺度 地図表示尺度には,表示緯度経度を中心とした,表示したいエリアの緯度・経度方向
の長軸の半径を,10mLSBの精度で,次のとおり表現する。
上位4bit:仮数部x
下位4bit:指数部y
表示地図尺度(10m/LSB)=x・2y
計算結果が同じであれば,どの表現方法をとってもよいとする。設定期待値が13 mなどの場合は,
表現可能な大きい値(期待値にもっとも近いことが条件)で設定することする。
e) 案内リンク情報 案内リンク情報には,案内リンクIDに関する情報を,次のとおり格納する。
7-4bit: ダミー
3bit: 案内リンク種別 0:Navigable 1:Non Navigable
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
当該の案内リンク以外への到着ポイントをもつ施設をNon Navigable施設とする。
2bit: 複合交差点フラグ 0:複合でない 1:複合
1bit:┐ 地点サイド情報
0bit:┘ 0:不明 1:右 2:左 3:無効
リンクに対する左右は,リンクIDの昇順方向に対して左右を定義する。
f)
リンクID・案内地点緯度経度 案内地点の緯度経度は,存在する施設だけ格納する。
設定がない場合で,案内リンクIDがない施設は,緯度経度(地図表示位置)を案内最終地点緯度
経度として経路探索を行う。
g) 電話番号・郵便番号 電話番号・郵便番号には,電話番号,郵便番号を格納する。
h) 住所名称 住所名称は,次のとおり格納する。
当該のレコードで定義のあるエリアコードで,デコード可能な名称を除いた住所名称(USでは,一
般的には番地名称+ストリート名でソート順位はストリート名-名称)順とする。
i)
電話番号ごろ合わせ 電話番号ごろ合わせには,電話番号をアルファベットで表現したものを格納す
る。
POI 地点情報フレームは,附属書10表268による。
附属書10表 268 POI 地点情報フレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
POI 地点情報レコードの並び
a
POI 地点情報レコードは,附属書10表269による。
附属書10表 269 POI 地点情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
2
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
2
2
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
4
4
N
エリアコード
a
4
8
B1
N:N:N:N
緯度経度
a
5
O1
1
N
言語番号
c
6
O2
B2
N:C
名称
a
7
O3
2
B:…:B
格納データフラグ
a
8
O4
1
N
座標精度
c
9
O5
1
N
表示地図尺度
c
10
O6
1
B:…:B
案内リンク情報
c
11
O7
B3
N:N:N
リンクID
c
12
O8
B4
N:N:N:N
案内地点緯度経度
c
13
O9
B5
N:N…N
種別コードの並び
c
14
O10
B6
N:C
読み(名称)
c
15
O11
B7
N:BCD
電話番号
c
16
O12
B8
N:C
郵便番号
c
17
O13
B9
N:C
住所名称
c
18
O14
B10
N:C
電話番号ごろ合わせ
c
19
O15
1
BR
パディング領域
c
15.5 ポストコード地点情報フレーム
15.5.1 地点情報フレーム管理部 地点情報フレーム管理部は,附属書10表270による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 270 地点情報フレーム管理部
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
地点情報フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
地点情報 詳細情報レコードの並び #1
a
15.5.2 地点情報フレーム管理部ヘッダ 地点情報フレーム管理部ヘッダは,附属書10表271による。
附属書10表 271 地点情報フレーム管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“PINR”
a
2
4
4
N
地点情報 詳細情報レコード数 G
=1
a
3
8
4
SWS
地点情報 詳細情報レコード サイズ
a)
a
4
12
4
D
地点情報 詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 地点情報 詳細情報レコード サイズ 地点情報 詳細情報レコード サイズには,地点情報詳細情
報レコードのサイズを格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通とする。
b) 地点情報 詳細情報レコード 先頭へのオフセット 地点情報 詳細情報レコード 先頭へのオフ
セットには,地点情報フレーム管理部先頭からの地点情報詳細情報レコードの並びの先頭レコードへ
のディスプレイスメントを設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能と
なる。
15.5.3 地点情報詳細情報レコード 地点情報詳細情報レコードは,附属書10表272による。
附属書10表 272 地点情報詳細情報レコード
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DPOI”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
地点情報 定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
地点情報 定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
地点情報 データフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
地点情報 データフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
SWS
地点情報 データフレーム レコードサイズ
d)
a
9
32
4
N
地点情報 データフレーム 総レコード数
e)
a
10
36
B1
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#2)
c)
c
11
O1
B2
拡張領域
c
12
O2
B3
パディング領域
c
備考 項番10,11は,項番3,5,7,で格納エリアを指定できるため,当該の地点情報詳細情報レコード
内の配置は任意である。ただし,項番10〜12で上位地点情報フレーム管理部にて設定する地点情報
詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の地点情報詳細情報レコード先頭
から拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。
拡張領域のない場合は,サイズ及びオフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について 対象データフレームの格納アドレスは,当該の地点情報管理レコードの“ア
ドレス記述宣言”の設定方針に従い,本体15.2.2のh)と同様に設定する。
d) 地点情報データフレーム レコードサイズ 可変長表現のため,地点情報データフレーム レコード
サイズには,対象データフレーム中の最大レコードサイズを格納する。
e) 地点情報データフレーム 総レコード数 地点情報データフレーム 総レコード数には,地点情報テ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ータフレームの総レコード数を格納する。
15.5.4 地点情報定義フレーム 地点情報定義フレームは,附属書10表273による。
附属書10表 273 地点情報定義フレーム
項番
用途
記述タイプ 記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(7)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“WD”
1
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“WD”
1
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
4
“STFG”
“NORM”
“UB”
1
格納データフラグ
a
5
“ARCD”
“NORM”
“UL”
1
エリアコード
b)
a
6
“RLXY”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMP6”
緯度経度
c)
a
7
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
言語番号
d)
c
8
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMMC”
or
“CMCH”
名称
e)
a
a) レコード先頭へのリレーション フィールドリレーションは,当該のデータレコードの先頭から前後
のレコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“0”を格納する。
b) エリアコード エリアコードには,当該の物件のエリアコードを格納する。
c) 緯度・経度 案内地点緯度経度は,存在する施設だけ格納する。
設定がない場合で,案内リンクIDがない施設は,緯度経度(地図表示位置)を案内最終地点緯度
経度として経路探索を行う。
d) 言語番号 言語番号には,メタデータ定義に対応する言語番号を格納する。
1言語で表現した場合(“NAME”の付加情報“CMCH”)は,当該のレコードの名称に対応する言語番
号を格納する。上位にて暗黙的に宣言されているデフォルト言語番号と同一の場合は,省略可能であ
る。したがって,識別は“c”とする。
e) 名称 名称には,ポストコードを格納する。
15.5.5 地点情報フレーム ポストコード地点情報フレームは,附属書10表274による。
附属書10表 274 ポストコード地点情報フレーム
項番
オフセット
データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
ポストコード 地点情報レコードの並び
a
ポストコード地点情報レコードは,附属書10表275による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 275 ポストコード地点情報レコード
項番
オフセット
データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
2
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
2
2
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
4
1
B:…:B
格納データフラグ
a
4
5
4
N
エリアコード
a
5
O1
B1
N:N:N:N
緯度経度
a
6
O2
1
1
言語番号
c
7
O3
B2
N:N:N
名称
c
8
O4
1
BR
パディング領域
c
16. 文字情報フレーム このフレームは,文字列データの圧縮コードによって,文字列データを参照する
場合に,参照先となるデータフレームである。
16.1 高頻度文字情報フレーム
16.1.1 高頻度文字情報フレーム管理部 高頻度文字情報フレーム管理部は,附属書10表276による。
附属書10表 276 高頻度文字情報フレーム管理部1
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
高頻度文字情報フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
高頻度文字情報フレーム 詳細情報レコードの並び
#1
a
16.1.2 高頻度文字情報フレーム 管理部ヘッダ 高頻度文字情報フレームでは,欧米言語を意識し,単語
単位の文字列で格納を行う。
デコードのとき,装置側が文字列末尾にスペースを付加する。
高頻度文字情報フレーム 管理部ヘッダは,附属書10表277による。
附属書10表 277 高頻度文字情報フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFH0”
a
2
4
4
N
文字情報 詳細情報レコード数 G
=1
a
3
8
4
SWS
文字情報 詳細情報レコード サイズ
a)
a
4
12
4
D
文字情報 詳細情報レコード 先頭へのオフセット
b)
a
a) 文字情報 詳細情報レコード サイズ 文字情報 詳細情報レコード サイズには,文字情報詳細情
報レコードのサイズを格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通とする。
b) 文字情報 詳細情報レコード 先頭へのオフセット 文字情報 詳細情報レコード 先頭へのオフ
セットには,文字情報フレーム管理部先頭からの文字情報詳細情報レコードの並びの先頭レコードへ
のディスプレイスメントを設定することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの設定が可能と
なる。
16.1.3 文字情報 詳細情報レコード 文字情報 詳細情報レコードは,附属書10表278による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 278 文字情報 詳細情報レコード
項番 オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“NORM”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
デフォルトキーボード 指定
“NULL”
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
d)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
e)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
f)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
f)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
f)
a
14
52
4
C
カテゴリ1段目 キーボード指定
“NULL”
a
15
56
4
SWS
文字情報 定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
文字情報 定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
文字情報 データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
文字情報 データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
文字情報 データフレーム レコードサイズ
g)
a
20
76
4
N
文字情報 データフレーム 総レコード数
h)
a
21
80
12
N
(RESERVED)
a
22
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
i)
a
23
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
24
O2
B3
拡張領域
c
25
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の文字情報詳細情報レコ
ード内の配置は任意である。ただし,項番23〜25で上位高頻度文字情報フレーム管理部ヘッダにて
設定する高頻度文字情報詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域がないため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
この例では,カテゴリ設定なきため“NULL”を格納する。
e) カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
この例では,カテゴリ設定なきため“NULL”を格納する。
f)
カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット この例では,カテゴリ設定なきため,カ
テゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセットには,“NULL”を格納する。
g) 文字情報データフレーム レコードサイズ 文字情報データフレーム レコードサイズには,文字情
報データフレーム1レコードのサイズを格納する。
h) 文字情報データフレーム 総レコード数 文字情報データフレーム 総レコード数には,文字情報テ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ータフレームの総レコード数を格納する。
i)
表記項目 文字情報データリスト
例 英語: “HIGH FREQUENCY CHARACTER FRAME”
16.1.4 文字情報 定義フレーム 文字情報 定義フレームは,附属書10表279による。
附属書10表 279 文字情報 定義フレーム
項番
用途
記述タイプ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(1)
定義フィールド宣言
a
2
“NAME”
“VRBL”
“CH”
4
名称(文字列)
a)
a
a) 名称(文字列) 文字列データを格納する。
格納する文字列は,現在トークン単位とする。データ数は各フレームにおいて任意に設定可能であ
るが,当面文字数(4文字,19文字まで)とする。
16.1.5 文字情報 データフレーム 文字情報データフレームは,附属書10表280による。
附属書10表 280 高頻度 文字情報データフレーム
項番
オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
高頻度 文字情報レコードの並び
a
文字情報レコードは,附属書10表281による。
附属書10表 281 高頻度 文字情報レコード
項番
オフセット データ長 データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
名称(文字列)
a
16.1.6 高頻度文字情報フレーム 格納基準
a) 高頻度文字情報フレームは,圧縮文字コードの定義から,1〜16作成可能である。
データ宣言で識別し,記述は“DFH0”,“DFH1”〜“DFHF”とする。
b) 各文字情報フレームに格納する文字数(定義フレームに格納するデータ数)は,制作者側で任意設定
可能とする。
各データの特性を検討し,最適値を格納する。
c) この例では,対象全言語分を同一データフレームに連続格納を可能とする。
d) 各データフレームのレコード格納は,文字要素,出現頻度の順序とする。
e) デコード速度保証のため,高頻度文字情報フレーム1〜16の言語ごとの格納サイズの総和は,別途の
ガイドライン値(暫定:64K)までとする。元来,このような規定はガイドラインであるため,装置
側には,規定サイズの常駐エリアと非常駐エリア(LRU方式などを利用すると効果的である。)との文
字情報管理を必要とする。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
16.2 中頻度文字情報フレーム 中頻度文字情報フレームと高頻度文字列データの違いは,参照時の参照
スピードにが大きく異なる。高頻度文字列データは,すべての高頻度文字列データを装置側に常駐するこ
とを推奨しているが,このフレームで管理する中頻度文字列データは,高頻度文字列データよりもデータ
の数及びサイズが多く(大きく),装置側メモリへの文字列常駐を前提としていない。参照する場合,逐次
読み出すこととを前提としている。
16.2.1 中頻度文字情報フレーム管理部 中頻度文字情報フレーム管理部は,附属書10表282による。
附属書10表 282 中頻度文字情報フレーム管理部
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
16
中頻度文字情報フレーム 管理部ヘッダ
a
2
16
X
中頻度文字情報フレーム 詳細情報レコードの並び
#1
a
16.2.2 中頻度文字情報フレーム 管理部ヘッダ 中頻度文字情報フレーム 管理部ヘッダは,附属書10
表283による。
附属書10表 283 中頻度文字情報フレーム 管理部ヘッダ
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“DFM0”
a
2
4
4
N
中頻度文字情報 詳細情報レコード数 G
=1
a
3
8
4
SWS
中頻度文字情報 詳細情報レコード サイズ
a)
a
4
12
4
D
中頻度文字情報 詳細情報レコード 先頭へのオフセ
ット
b)
a
a) 中頻度文字情報 詳細情報レコード サイズ 中頻度文字情報 詳細情報レコード サイズには,中
頻度文字情報詳細情報レコードのサイズを格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,
共通とする。
b) 中頻度文字情報 詳細情報レコード 先頭へのオフセット 中頻度文字情報 詳細情報レコード
先頭へのオフセットには,中頻度文字情報フレーム管理部先頭からの中頻度文字情報詳細情報レコー
ドの並びの先頭レコードへのディスプレイスメントを設定することによって,将来の拡張・制作者独
自のデータの設定が可能となる。
16.2.3 中頻度文字情報 詳細情報レコード 中頻度文字情報 詳細情報レコードは,附属書10表284に
よる。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 284 中頻度文字情報 詳細情報レコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
C
データ宣言
“SRBT”
a
2
4
4
SWS
拡張領域 サイズ
a)
a
3
8
4
D
拡張領域へのオフセット
a)
a
4
12
4
SWS
カテゴリ定義フレーム サイズ
b)
a
5
16
4
D
カテゴリ定義フレーム アドレス
c)
a
6
20
4
SWS
カテゴリデータフレーム サイズ
b)
a
7
24
4
D
カテゴリデータフレーム アドレス
c)
a
8
28
4
C
辞書対応シグネチャ (辞書検索キー)
d)
a
9
32
4
SWS
カテゴリ 親レコード サイズ
e)
a
10
36
4
SWS
カテゴリ 選択肢レコード サイズ
f)
a
11
40
4
SWS
カテゴリ1段目 サイズ
g)
a
12
44
4
N
カテゴリ1段目 選択肢数
g)
a
13
48
4
D
カテゴリ1段目 オフセット
g)
a
14
52
4
(RESERVED)
a
15
56
4
SWS
中頻度文字情報 定義フレーム サイズ
b)
a
16
60
4
D
中頻度文字情報 定義フレーム アドレス
c)
a
17
64
4
SWS
中頻度文字情報 データフレーム サイズ
b)
a
18
68
4
D
中頻度文字情報 データフレーム アドレス
c)
a
19
72
4
SWS
中頻度文字情報 データフレーム レコードサイズ
h)
a
20
76
4
N
中頻度文字情報 データフレーム 総レコード数
i)
a
21
80
12
N
(RESERVED)
a
22
92
B1
表記項目 文字情報データリスト
j)
a
23
O1
B2
別設定フレーム アドレスの並び(#1〜#n)
c)
c
24
O2
B3
拡張領域
c
25
O3
B4
パディング領域
c
備考 項番25,26は,項番5,7,16,18で格納エリアを指定できるため,当該の文字情報詳細情報レコ
ード内の配置は任意である。ただし,項番23〜25で上位高頻度文字情報フレーム管理部ヘッダに
て設定する高頻度文字情報詳細情報レコードサイズを,満足する必要がある。
a) 拡張領域 サイズ/オフセット 拡張領域へのオフセットは,当該の検索詳細情報レコード先頭から
拡張領域先頭へのディスプレイスメントを設定する。この例では,拡張領域がないため,サイズ及び
オフセット共に“NULL”を格納する。
b) データフレーム サイズ データフレーム サイズには,対象データフレームの総サイズを格納する。
c) アドレス表記について アドレス表記は,対象データフレームの格納アドレスを,2.2.1のh) に準じ
て格納する。
d) 辞書対応シグネチャ (辞書検索キー) 検索フレーム中特定のフィールドの内容に対応する文字列
の集合として,このフレームを構成する場合,辞書対応シグネチャ (辞書検索キー)に,そのシグ
ネチャを記載する。
例 エリアコード:“ARCD” ストリートID:“STID”,,,
e) カテゴリ 親レコード サイズ カテゴリ 親レコード サイズには,カテゴリ親レコードのサイズ
を格納する。
f)
カテゴリ 選択肢レコード サイズ カテゴリ 選択肢レコード サイズには,カテゴリ選択肢1レ
コードのサイズを格納する。
g) カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセット この例では,B-Tree型の検索型カテゴリ
でデータを構成するため,カテゴリ1段目 レコードサイズ/選択肢数/オフセットには,カテゴリ
1段目から,最終段にわたる各カテゴリテーブルの読取りサイズを格納する(すなわち,最大カテゴ
リテーブルサイズで必ずしも1段目カテゴリサイズではない。)。
h) 中頻度文字情報データフレーム レコードサイズ 中頻度文字情報データフレーム レコードサイ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ズには,文字情報データフレーム1レコードのサイズを格納する。
i)
中頻度文字情報データフレーム 総レコード数 中頻度文字情報データフレーム 総レコード数に
は,文字情報データフレームの総レコード数を格納する。
j)
表記項目 文字情報データリスト
例 英語:“POI NAME”,“AREA CODE DICTIONARY”,“STREET NAME DICTIONARY”,,,,
16.2.4 カテゴリ定義フレーム カテゴリ定義フレームは,附属書10表285による。
附属書10表 285 カテゴリ定義フレーム
項番
用途
記述
タイプ
記述型
宣言
データ数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
(6)
定義フィールド宣言
a
2
“SELN”
“NORM”
“UL”
1
選択肢(子)数
a
3
“DCSF”
“REAL”
(4)
選択肢定義フィールド宣言
a
4
“????”
“NORM”
“UL”
1
(辞書検索キー)
a)
a
5
“NXKD”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム種別
b)
a
6
“NXFN”
“NORM”
“UH”
1
次段データフレーム連番
b)
a
7
“NXST”
“OFST”
“LG”
1
次段データフレームオフセット
a
a) 辞書検索キー 辞書検索キーには,辞書検索キーとなるコードを格納する。
上位文字情報詳細情報レコードで設定する,辞書対応シグネチャに対応して設定する。
b) 次段データフレーム 次段データフレームは,次のとおり格納する。
カテゴリ検索段:NXKD=1 NXFN=0
カテゴリ最終段:NXKD=2 NXFN=0
16.2.5 中頻度文字情報 カテゴリデータフレーム 中頻度文字情報 カテゴリデータフレームは,附属書
10表286による。
附属書10表 286 中頻度文字情報 カテゴリデータフレーム
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
中頻度文字情報 カテゴリテーブル
a
16.2.6 中頻度文字情報 カテゴリテーブル 中頻度文字情報 カテゴリテーブルは,附属書10表287によ
る。
附属書10表 287 中頻度文字情報 カテゴリテーブル
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
B1
中頻度文字情報 親 カテゴリレコード
a
2
O1
B2
中頻度文字情報 選択肢(子)カテゴリレコードの並び
a
中頻度文字情報 親 カテゴリレコードは,附属書10表288による。
附属書10表 288 中頻度文字情報 親 カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
N
選択肢(子)数
a
中頻度文字情報 選択肢(子) カテゴリレコードは,附属書10表289による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 289 中頻度文字情報 選択肢(子) カテゴリレコード
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
4
N
辞書検索キー
a
2
4
1/2
N
次段データフレーム種別
a
3
4.5
1/2
N
次段データフレーム連番
a
4
5
4
D
次段データフレームオフセット
a
5
9
1
BR
パディング領域
c
16.2.7 中頻度文字情報 定義フレーム 中頻度文字情報 定義フレームは,附属書10表290による。
附属書10表 290 中頻度文字情報 定義フレーム
項
番
用途
記述タイ
プ
記述型
宣言
データ
数
付加情報
特記事項
備考
識別
1
“DCTF”
“REAL”
−
−
(6)
定義フィールド宣言
a
2
“BFRL”
“FDRL”
“UB”
1
−
前レコード先頭へのリレーショ
ン
本レコード先頭基準前方方向
a)
a
3
“NFRL”
“FDRL”
“UB”
1
−
後レコード先頭へのリレーショ
ン
本レコード先頭基準後方方向
a)
a
4
“LGNO”
“NORM”
“UB”
1
−
言語番号
b)
c
5
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
名称(文字列)
c)
a
6
“ADLV”
“NORM”
“UB”
1
−
住所レベル
d)
c
7
“CTGY”
“NORM”
“UW”
1
−
種別コード
c
a) レコード先頭へのリレーション フィールドリレーションは当該のデータレコードの先頭から前後の
レコードへのディスプレイスメントを設定する。
前後方向へのレコードが存在しない場合は,“0”を格納する。
b) 言語番号 文字情報として,言語種別を格納する。
c) 名称(文字列) 中頻度文字列データを格納する。ただし,フィールドに設定する文字列は,データ
フレームが管理する中頻度文字列データを参照することは行わない(高頻度文字列の参照,前行参照
による符号化は可能である。)。
d) 住所レベル 住所名称を格納する場合そのレベル(City,州,Settlement , Municipalityなど,詳細未
定である。)を格納する。
備考 データフレームの最大サイズは2GBとする。
16.2.8 文字情報 データフレーム 文字情報 データフレームは,附属書10表291による。
附属書10表 291 中頻度 文字情報データフレーム
項番
オフセット
データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
中頻度 文字情報レコードの並び
a
文字情報レコードは,附属書10表292による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 292 中頻度 文字情報レコード
項番
オフセット
データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1
D
前レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準前方方向
a
2
1
1
D
後レコード先頭へのリレーション
本レコード先頭基準後方方向
a
3
2
1
N
言語番号
c
4
3
B1
N:C
名称(文字列)
a
5
O1
1
N
住所レベル
c
6
O2
2
N
種別コード
c
16.3 中頻度文字情報フレーム1 中頻度文字情報フレーム1の構造は,16.2 と同様の構成とする。
備考1. データ宣言の項目は,“DFM1”とする。
2. データフレームの最大サイズは,32MBまでとする。
3. フレームの辞書検索キーは,“STID”とすることを推奨する。
16.4 中頻度文字情報フレーム2 中頻度文字情報フレーム2の構造は,16.2と同様の構成とする。
データ宣言の項目は,“DFM2”とする。
フレームの最大サイズは,32MBとする。
フレームの辞書検索キーは,“ARCD”とすることを推奨する。
16.5 中頻度文字情報フレーム3 中頻度文字情報フレーム3の構造は,16.2 と同様の構成とする。
備考1. データ宣言の項目は,“DFM3”とする。
2. データフレームの最大サイズは,32MBとする。
3. フレームの辞書検索キーは,”CTGY”とすることを推奨する。
16.6 中頻度文字情報フレーム 構成図(あくまでも一例である) 中頻度文字情報フレームの構成図を,
附属書10図25及び図26に,文字情報ボリューム構成図を,附属書10図27を示す。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
中頻度文字情報1
文字情報詳細情報レコード
(ストリート名)
中頻度文字情報ファイル1
Aeren St.
:
a
:
検索ゾーン単位
ストリート名称順に
ソート
附属書10図 25 中頻度文字情報フレーム 構成図1
中頻度文字情報2
文字情報詳細情報レコード
(エリア名)
Aeren CA
:
a
a
a
:
検索ゾーン単位
City/都市名称
順にソート
a
City/都市名称
順にソート
中頻度文字情報ファイル2
附属書10図 26 中頻度文字情報フレーム 構成図2
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ボリューム管理部で構成
(UK)言語別
文字情報管理部
文字情報ボリューム構成図
データ管理部
(FR)言語別
文字情報管理部
(DE)言語別
文字情報管理部
高頻度1
高頻度2
高頻度15
中頻度0
高文字情報詳細
文字情報
高文字情報詳細
中文字情報詳細
文字情報
中頻度1
中文字情報詳細
文字情報
中頻度3
中文字情報詳細
文字情報
高頻度文字ファイル
中頻度文字ファイル
(DE)言語別
文字情報管理部
文字情報
国別に文字情報ボリュー
ムをまとめて管理する。
文字情報フレームで構成
高頻度文字列は,DB作
成時最初に抽出作成す
るものなので1ファイ
ルにまとめる。
中頻度文字情報フレー
ムは,編集段階で動的
(編集の足ごとに変更
ある。)に作成されるた
め個別ファイルで作成
する。
−特記−
本件で対象とする言語は,案内検索データの言語ご
とに設定されるデータの言語番号に対応する。
例えば,FR語のアルファベット検索フレームにあ
いまい検索用にDE語を格納した場合,対象のDE
語はFR語の言語番号に対応する名称/文字検索キ
ーフィールドに格納されるためFR語扱いとなる。
文字情報管理部
附属書10図 27 文字情報ボリューム構成図
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
17. 追加補足
17.1 格納データフラグ
− カテゴリ定義フレームでは,全階層でのカテゴリフィールドを一括宣言する。
− あるカテゴリテーブルごとに,親カテゴリレコードを定義する。
定義方法は,附属書9の1.2によって“定義フィールド宣言”を区切子とし,親カテゴリと選択肢(子)
を定義する。
この場合,“定義フィールド宣言”用フィールドは,実際のデータフレーム記述部には反映させない。
− 各階層で使用するフィールドを特定するために,格納データフラグを定義する。
カテゴリデータでは,選択肢の一つ一つに格納データフラグをもたずに,親レコードに一つだけ定義す
る。
− 該当データ,地点情報の定義では,各レコードに格納データフラグを定義する。
格納データフラグでは,そのビットでフィールドの有無(1:あり,0:なし)を表す。
ビット構成は意識せず,単に下位ビットから,それ以降に続くフィールドを対応づける。
17.2 ジャンプテーブル ジャンプテーブルを階層的に検索していく場合,選択肢は基本的にはリストは,
基本的にはアルファベット順に並んでいるが,ジャンル選択リストなどではジャンルごとに並んでいる。
そのため,ジャンプテーブルは,次のような種類が考えられる。
− アルファベットジャンプテーブル
− ジャンルジャンプテーブル
そこで,ジャンプテーブルをカテゴリ(親)に次のように定義する。
ジャンプテーブル基準レベル
ジャンプテーブル{
ジャンプレコードの数
ジャンプレコードの並び
}
ジャンプレコード{
ジャンプキー
ジャンプ選択肢へのオフセット
}
− “ジャンプキー”の内容は,カテゴリの各選択肢がもつ“検索キー”のコード体系に準じた値を設定
する。これによって,各カテゴリにおいて選択肢の“検索キー”によって,ジャンプテーブルの種
類を判断できる。
− “ジャンプ選択肢へのオフセット”は,“ジャンプキー”に該当する選択肢へのオフセットである。
− 冗長なレコードとならないように,作成基準のレベルをデータとして定義する。
17.3 エリアコード エリアコード“ARCD”は,ディスクごとに付番するユニークなコードとする。
17.4 エリア名称 エリア名称は,エリアコードに対応づけられる,次要素の名称の相称である。
− 国名称
− 地方名称(US : DCA ,,,etc)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
− 州名称(US : State EU : Municipality ,,, etc)
− City名称(US: City EU : Settlement ,,, etc )
− Administrative City 名称 エリア名称は,文字情報フレームを利用して,エリアコード検索キーから
取得可能である。
17.5 各フィールドデータの圧縮について 特定のフィールドにおいて,フィールド単位で復号可能なデ
ータ圧縮を行うことによって,対応しないアプリでも非圧縮フィールドのデータ判読を可能にする圧縮を
実現する。
更に,復号化の処理を低減するため,復号時の計算量の少ない手法を採用する。
17.5.1 Compress2000符号化方式 このバージョンでは,compress2000(仮称)としての圧縮方式につい
て設定し,その符号化方法についても設定する。compress2000の符号化特徴を,附属書10図28に示す。
[**テーブル]
圧縮フィールド
1) 前方向レコード(フィールド)からの引
用
2) 高頻度データからの引用
3) 中頻度データからの引用
引用箇所が符号化される。
符号化制限事項
・1) の場合異なるフィールドのデータを引用
しない。
・高頻度データのメモリ常駐を推奨(あまり
大きくしない)する。
・中頻度データは,メモリ常駐は不要である。
座標
××フラグ
名称(圧縮対象フィールド)
レコードの並び
附属書10図 28 compress2000 符号化特徴
17.5.2 前方向フィールドデータ引用のリフレッシュ 案内検索で用いるデータは,対象データフレームの
一部を取り出して検索を行うタイプのデータである。しかし,前レコードからの引用を行って符号化され
たデータを復号するために,場合によっては(前方向レコードも前方向レコードの引用を行っていた場合)
無限に前方向のレコードの情報が必要となる場合もある。
使用者操作によって対象のデータフレーム(50音検索時なら:該当データフレーム)の一部のデータを
取得する場合,先頭レコードからのデータをすべて読まなくては対象レコードの情報を復号できなくなる。
こういった案内検索のデータのデータ取得体系と復号化体系を考慮し,前方向レコードの引用は有限長
固定エリア(附属書10図29のスライドサイズ:x)でいったんリフレッシュし,必ず非圧縮レコード(前
行からの引用を行っていない。)を設定する工夫を施す。
compress2000 前方向引用符号のリフレッシュを,附属書10図29に示す。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
:
:
:
非圧縮レコード: 1
非圧縮レコード:101
非圧縮レコード:201
スライドサイズ:x
0
0+x
0+2x
圧縮対象データフレーム
先頭からのオフセット
読取りレコード:125
非圧縮レコード101を取得
することによって復号化可
能
附属書10図 29 compress2000 前方向引用符号のリフレッシュ
17.5.3 数値データの圧縮について
a) 数値データ圧縮の定義フィールド構成 数値データ圧縮の定義フィールド構成は,附属書10表293
による。
附属書10表 293 定義フィールド構成 例)
項番
用途
記述タイプ
記述型宣言
データ数
付加情報
特記事項
識別
-
“LKID”
“VRBL”
“BT”
“UH”
“CMUL”
リンクID
a
データ数は“UH”で構成し,付加情報にフィールド型宣言で示すシグネチャに“CM”を追加したシグネ
チャを設定する。
“UL”のデータを圧縮表現する場合は,上記例のとおり“CMUL”を設定する。
b) 数値データ圧縮のフィールドデータ 数値データ圧縮のフィールドデータは,定義フィールドでは定
義していない,数値データ圧縮固有のフィールド定義であり,数値圧縮の形式指定があった場合に,
必ず設けるフィールドとなる。数値データ圧縮のフィールドデータは,附属書10表294による。
附属書10表 294 数値データ圧縮のフィールドデータ
項番
反復
型
項目
設定値
備考
1
“UH”
圧縮符号データサイズ
#3の圧縮符号のサイズ 0〜4
1)
2
“UH”
基準レコード数
前方向のx行に存在する基準レコードの行数
2)
3
#1
“BT”
圧縮符号
前行基準レコードの対応データに対するオフ
セット表現値
3) 4)
1) 圧縮符号データサイズ 圧縮コードは,すべて可変長データで格納し,その先頭は必要なデータサ
イズの領域のデータである(“UH”は定義フィールドにて宣言)とする。
2) 基準レコード数 数値データの圧縮は,高頻度データからの引用による符号化は用いない。基準レ
コード行数は,必ず前,x行目からのオフセット表現を用いる(この例では,前行基準レコード数
が4 bits表現されているため,15行より前のデータの引用は不可能である。)。
3) 圧縮符号 圧縮符号は,signed型で3 bytes表現も可能とする。
4) 圧縮符号 圧縮符号は,符号反転の時注意が必要である。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
備考1. オフセット表現のリフレッシュは,前方向フィールドデータ引用のリフレッシュの規則
に準じる。
2. 経緯度のように,複数のフィールドが表現された数値圧縮も行うが,このようなものは
各シグネチャによって個別に格納する(ただし,未知のシグネチャであっても,読み飛
ばしが可能な構造が必要となる。)。
例 数値データの圧縮例
第nレコード
:88 88 88 88 88 40 12 34 00 00 88
・・・ (非圧縮 : 0x12340000)
第n+1レコード :88 88 88 21 10 00 88 88 88 88 88
・・・ (圧縮2バイト,1行前基準: 0x12341000)
第n+2レコード :88 88 88 22 F0 00 88 88 88 88 88
・・・ (圧縮2バイト,2行前基準: 0x1233F000)
第n+3レコード :88 88 88 13 10 88 88 88 88 88 88
・・・ (圧縮1バイト,1行前基準: 0x12340010)
第n+4レコード :88 88 88 12 40 88 88 88 88 88 88
・・・ (圧縮1 byte,4行前基準: 0x1233F040)
:
リフレッシュ行:
第n+mレコード
:88 88 88 88 88 40 22 22 00 00 88
・・・ (非圧縮 : 0x22220000)
第n+m+2レコード :88 88 88 11 C0 88 88 88 88 88 88
・・・ (圧縮1バイト,1行前基準: 0x222FFF40)
第n+m+3レコード :88 88 88 12 70 88 88 88 88 88 88
・・・ (圧縮1 byte,2行前基準: 0x22220070)
第n+m+4レコード :88 88 88 21 10 00 88 88 88 88 88 88
・・・ (圧縮2バイト,1行前基準: 0x22221070)
着目する圧縮対象フィールドは,太字斜体に印している。
17.5.4 文字列データの圧縮について (S-JISコード,ISO 8859コード:メタで指定)
データ作成者においては,以下4方式のデータ圧縮のための符号化を実施し各文字情報フィールドで格
納することが可能である。ただし,各圧縮方式では装置側における許容量及びデータ復号化速度に影響が
でるため,圧縮時は各フレーム及びフィールドにおいて注意が必要である。
a) 文字列データの定義フィールド構成 定義フィールド構成は,附属書10表295による。
附属書10表 295 定義フィールド構成 例)
項番
用途
記述タイプ
記述型宣言
データ数
付加情報
特記事項
識別
“NAME”
“VRBL”
“CH”
“UB”
“CMCH”
名称
a
データ数は“UB”で構成し,付加情報にフィールド型宣言で示すシグネチャに“CM”を追加したシグネ
チャを設定する。“CH”のデータを圧縮表現する場合は,上記例のとおり“CMCH”を設定する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
b) 文字列データの符号語体系 圧縮コードは,2バイト,又は3バイトで表す。文字列データの符号語
体型を,附属書10図30に示す。
2バイト表現時
3バイト表現時
0固定
符号語種別
個別符号語
第1バイト
第2バイト
第3バイト
7 6 5 4 3 2 0
7 6 5 4 3 2 1 0
7 6 5 4 3 2 1 0
附属書10図 30 文字列データの符号語体型
符号語種別
000:定義不可
001:短文前行参照(2バイト符号,戻り優先)
010:短文前行参照(2バイト符号,文字数優先)
011:長文前行参照(3バイト符号)
100:“(RESERVED)”
101:短文高頻度辞書参照(2バイト符号)
110:長文高頻度辞書参照(3バイト符号)
111:中頻度辞書参照(4,5バイト符号)
1) 短文前行参照符号 短文前行参照符号を,附属書10図31に示す。
2バイト表現
0固定
符号語種別
参照行
第1バイト
第2バイト
0 0 0 0 0 1 1 0
7 6 5 4 3 2 1 0
参照開始位置
参照サイズ
附属書10図 31 短文前行参照符号
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
参照行
: 何行前を参照するかを,2 bitsバイナリで設定する。
表現は,0から3で,実際の参照行は,1から4データ前に対応する。
参照開始位置
: 参照行の何文字目からを参照するかを,4 bitsバイナリで設定する。
表現は,0から15文字目で定義する。
参照サイズ
: 参照する文字数を,4ビットバイナリで設定する。
表現は,0から15で実際のサイズは,3バイトから18 bytesに対応する。
(符号庁が2 bytesのため,参照サイズの最低は,3バイトとなる。)
2) 短文前行参照符号 短文前行参照符号を,附属書10図32に示す。
2バイト表現
0固定
符号語種
参照行
第1バイト
第2バイト
0 0 0 0 1 0 1 0
7 6 5 4 3 2 1 0
参照開始位置
参照サイズ
附属書10図 32 短文前行参照符号
参照行
: 何行前を参照するかを,1 bitsバイナリで設定する。
表現は,0から1で,実際の参照行は,1から2データ前に対応する。
参照開始位置
: 参照行の何文字目からを参照するかを,4 bitsバイナリで設定する。
表現は,0から15文字目で定義する。
参照文字数
: 参照するサイズを,5ビットバイナリで設定する。
表現は,0から31で,実際の文字数は,3バイトから34 bytesに対応す
る。(符号語が2 bytesのため参照サイズの最低は,3バイトとなる。)
3) 長文前行参照符号 長文前行参照符号を,附属書10図33に示す。
3バイト表現時
0固定
符号語種別
第1バイト
第2バイト
第3バイト
0 0 0 0 1 1 1 0
7 6 5 4 3 2 1 0
7 6 5 4 3 2 1 0
参照行
参照開始位
参照サイズ
附属書10図 33 長文前行参照符号
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
参照行
: 何行前を参照するかを,5 bitsバイナリで設定する。
表現は,0から31で,実際の参照行は,1から32前に対応する。
参照開始位置
: 参照行の何文字目からを参照するかを,6 bitsバイナリで設定する。
表現は,0から63文字目で定義する。
参照文字数
: 参照するサイズを,7ビットバイナリで設定する。
表現は,0から127で,実際のサイズ,4バイトから131バイトに対応
する。(符号語が3 bytesのため参照サイズの最低は,4バイトとなる。)
4) 短文高頻度辞書参照 短文高頻度辞書符号を,附属書10図34に示す。
2バイト表現
0固定
符号語種別
参照辞書番号
第1バイト
第2バイト
0 0 0 1 0 1 1 0
7 6 5 4 3 2 1 0
参照文字連番
附属書10図 34 短文高頻度辞書符号
参照辞書番号
: 辞書の文字数を,4ビットバイナリで設定する。
文字数は,0から15で,実際の文字数4文字から19文字に対応する。辞
書には,4文字wordから19文字wordまでの,各word数の上位64word
をもつ。
参照文字連番
: 辞書の位置(wordの順位)を,6 bitsバイナリで設定する。
表現は,0から63で,実際の順位1位から64位を表す。
5) 長文高頻度辞書参照 長文高頻度辞書参照を,附属書10図35に示す。
3バイト表現時
0固定
符号語種
第1バイト
第2バイト
第3バイト
0 0 0 1 1 0 1 0
7 6 5 4 3 2 1 0
7 6 5 4 3 2 1 0
参照辞書連
参照サイズ
附属書10図 35 長文高頻度辞書参照
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
参照word文字数 : 辞書の文字数を,4ビットバイナリ設定する。
文字数は,0から15で,実際の文字数4文字から19文字に対応する。
辞書には,4文字wordから19文字wordまでの,各word数ごと必要数の
辞書をもつ。
参照位置
: 辞書の参照位置を,14ビットバイナリで設定する。
表現は,0から16383で,実際の先頭からN(登録数)位置を表す。
6) 中頻度辞書参照(4バイト型) 中頻度辞書参照(4バイト型)を,附属書10図36示す。
4バイト表現時
0固定
符号語種別
第1バイト
第2バイト
第3バイト
0 0 0 1 1 1 1 0
7 6 5 4 3 2 1 0
7 6 5 4 3 2 1 0
参照辞書連番
ディスプレイスメント
7 6 5 4 3 2 1 0
第3バイト
附属書10図 36 中頻度辞書参照(4バイト型)
参照辞書連番
: 1〜3を指定可能である。
復号後の文字列サイズは,不明で,対象中頻度文字情報で設定する。
ディスプレイスメント : 対象中頻度文字情報(1〜3)データフレーム先頭から,対象中頻度
文字データレコードへのディスプレイスメント。
7) 中頻度辞書参照(4バイト型) 中頻度辞書参照(4 bytes型)を,附属書10図37に示す。
5バイト表現時
0固定
符号語種別
第1バイト
第2バイト
第3バイト
0 0 0 1 1 1 0 0
7 6 5 4 3 2 1 0
7 6 5 4 3 2 1 0
参照辞書連番
ディスプレイスメント
7 6 5 4 3 2 1 0
第3バイト
7 6 5 4 3 2 1 0
第4バイト
附属書10図 37 中頻度辞書参照(4バイト型)
参照辞書連番
: 0を指定する。
復号後の文字列サイズは,不明で,対象中頻度文字情報で設定する。
ディスプレイスメント
: 対象中頻度文字情報(0)データフレーム先頭から,対象中頻度文字デ
ータレコードへのディスプレイスメント
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
c) 多言語表記文字列データの符号化規定 多言語表記された文字列を,この文字列データ圧縮を行う場
合は,次の設定に従う。
− 前行引用タイプの符号化は,すべて同一言語の文字列を対象に実施する。
− リフレッシュ基準は,通常の一定行単位のリフレッシュ基準を準拠するため,全言語同時にリフレ
ッシュする。多言語表記文字列データの符号化規定について,附属書10図38に示す。
例
言
語
別
OF
ST
言
語
別
OF
ST
言
語
別
OF
ST
前
続
属
性
言
語
1名
称
言
語
2名
称
言
語
3名
称
名
称
総
サ
イ
ズ
後
続
属
性
24
7
7
7
Name1,32
Name2,32
Name3,32
21
6
5
7
Name1,33
Name2,33
Name3,33
22
7
6
7
Name1,34
Name2,34
Name3,34
25
8
7
7
Name1,35
Name2,35
Name3,35
・・
・・
・・
・・
・・
・・
・・
・・
各レコードの並び
多言語対応 名称格納フィールド
備考 1. 各名称フィールド内の名称は,言語別に前行参照する。
2. 開始位置も,前レコードの対応する言語名称を基準とする。
3. リフレッシュレコードでは,すべて言語について前行への参照を不可とする。
24
7
7
7
Name1,31
Name2,31
Name3,31
・・
・・
リフレッシュレコード
附属書10図 38 多言語表記文字列データの符号化規定
17.5.5 BCDデータの圧縮について BCDデータの圧縮について,定義フィールド構成は,附属書10表
296による。
附属書10表 296 定義フィールド構成 例
項番
用途
記述タイプ
記述型宣言
データ数
付加情報
特記事項
識別
-
“TELE”
“VRBL”
“UH”
“UH”
“CMBD”
電話番号
a
データ数は“UH”にて構成し,付加情報にフィールド型宣言で示すシグネチャに“CM”を追加したシグ
ネチャを設定する。BCDのデータを圧縮表現する場合は,上記例のとおり“CMBD”を設定することとな
る。
a) BCDデータの符号語体系 BCDデータの符号語体系における,<1>BCDコードの並びは,以下BCD
コードで格納する。BCDコードは,附属書10表297による。
附属書10表 297 BCDコード
0h
1h
2h
3h
4h
5h
6h
7h
8h
9h
Ah
Bh
Ch
Dh
Eh
Fh
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
*
符号 (
)
-
終端
備考 Bh符号化を用いた場合のBCDコードの並びは,次のように設定する。
BCDデータの符号語体系は,附属書10表298による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書10表 298 BCDデータの符号語体系
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
備考
識別
1
0
1/2
BCD
符号化指定コード=0xB(16)
a
2
0.5
1/2
N
前行引用コード数
1)
a
1) 前レコードの復号後の電話番号を引用するコード数を設定する(2以上を推奨)。
符号化BCDデータのリフレッシュ基準については,数値型及び文字列と同様である。
17.5.6 字引検索カテゴリ選択肢レコード設定規則 字引検索カテゴリ選択肢レコード設定規則は,附属書
10表299による。字引検索カテゴリレコードに完全一致名称が存在し,かつ,次カテゴリが存在する場合
は,文字検索キー“NULL”の選択肢レコードをもつ。
字引検索カテゴリ選択肢レコードの文字検索キーに“NULL”を設定した場合の設定値は,次のとおりと
する。
附属書10表 299 字引検索カテゴリ選択肢レコード設定規則
項番 オフセット データ長
データ形式
項目名
設定値
識別
1
0
1
N
文字検索キー
“NULL”
a
2
1
4
D
次カテゴリへのオフセット
“NULL”
a
3
5
4
SWS
次カテゴリサイズ
“NULL”
c
4
O1
1
BR
パディング領域
c
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。