1
C 9318 : 1999
解説
JIS
と対応する国際規格との対比表
JIS C 9318
: 1999
ポータブル・スポット溶接機用水
冷二次ケーブル
ISO 8205-1
: 1993
Water-cooled secondary connection cables for resistance welding
−
Part 1 : Dimensions and requirements for double-conductor
connection cables
ISO 8205-2
: 1993
Water-cooled secondary connection cables for resistance welding
−
Part 2 : Dimensions and requirements for single-conductor
connection cables
ISO 8205-3
: 1993
Water-cooled secondary connection cables for resistance welding
−
Part 3 : Test requirements
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国際規格番
号
(III)
国 際 規 格 の
規定内容
(IV)
JIS
と国際規
格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な場合,その理由
及び今後の対策
(1)
適用範囲
○
ロ ー リ ア ク タ
ン ス ・ ケ ー ブ
ル,単線往復式
ケ ー ブ ル に つ
いて規定。
ISO 8205-1
ISO 8205-2
ISO 8205-3
○
JIS
と同じ。 =
(2)
引用規格
○
JIS C 9305
: 1
993
JIS C 9317
: 1
995
ISO 8205-1
ISO 8205-2
ISO 8205-3
−
−
ISO
は
IEC
と
緊 密 に 連 結
し て い る と
表 現 し て い
るが,引用規
格 は 明 記 さ
れていない。
(3)
定義
○
ロ ー リ ア ク タ
ン ス ・ ケ ー ブ
ル,単線往復式
ケーブル,公称
断面積,ケーブ
ル長さを規定。
ISO 8205-1
ISO 8205-2
ISO 8205-3
○
JIS
と同じ。
≡
(4)
種類
○
ロ ー リ ア ク タ
ンス・ケーブル
と 単 線 往 復 式
ケ ー ブ ル の 公
称断面積,ケー
ブ ル 長 さ を 規
定。
ISO 8205-1
○ ロ ー リ ア ク
タンス・ケー
ブ ル の 公 称
断面積,ケー
ブ ル 長 さ を
現定。
ADP
ロ ー リ ア ク タ
ンス・ケーブル
の 公 称 断 面 積
150-160-200-25
0-315mm
2
公 称 断 面 積
160-200-250-
315mm
2
ISO
に対して
断
面
積
150mm
2
を 追
加した。
断面積
150mm
2
を国際規格
に追加するよう提案する。
2
C 9318 : 1999
解説
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国際規格番
号
(III)
国 際 規 格 の
規定内容
(IV)
JIS
と国際規
格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な場合,その理由
及び今後の対策
ロ ー リ ア ク タ
ンス・ケーブル
の
長
さ
1.0-1.25-1.5-1.6-
1.8-2.0-2.24-2.4-
2.5-2.8-3.15-3.5
5-4.0m
ケ ー ブ ル 長
さ
1 000-1 250-
1 600-1 800-
2 000-2 240-
2 500-2 800-
3 150-3 550-
4 000mm
ISO
に対して
長 さ
1.5
,
2.4m
を 追 加
した。
長さ
1 500
,
2 400mm
を国
際 規格に追 加する よう提
案する。
単 線 往 複 式 ケ
ー ブ ル の 公 称
断面積
150-160-180-20
0-250-315mm
2
ISO 8205-2
○ 公 称 断 面 積
160-200-250-
315mm
2
ADP
ISO
に対して
断面積
150
,
180mm
2
を 追
加した。
断面積
150
,
180mm
2
を国際
規 格に追加 するよ う提案
する。
単 線 往 復 式 ケ
ー ブ ル の 長 さ
0.5-0.6-0.63-0.8-
1.0-1.25-1.5-1.6-
1.8-2.0-2.24-2.4-
2.5-2.8-3.15-3.5
5-4.0m
単 線 往 復 式
ケ ー ブ ル の
長
さ
500-630-800-
1 000-
1 250-1 600-
1 800-2 000-
2 240-2 500-
2 800-3 150-
3 550-4 000
mm
ISO
に対して
長さ
0.6
,
1.5
,
2.4m
を 追 加
した。
長さ
600
,
1 500
,
2 400mm
を 国際規格 に追加 するよ
う提案する。
(5)
標 準 使 用 状
態
○
ケ ー ブ ル の 使
用状態を規定。
−
−
(6)
冷却水
○
水温,水質を規
定。
−
−
(7)
特性
○
電 気 特 性 を 規
定。
ISO 8205-1
ISO 8205-2
ISO 8205-3
○
○
7.1
電気的特性
理 論 値 と し て
規定。
○
=
○
7.1.1
絶縁抵抗
○
≡
○
7.1.2
抵抗及び
イ ン ピ ー ダ ン
ス
抵 抗 及 び イ ン
ピ ー ダ ン ス 値
を規定。
従来
JIS
と
ISO
を併記した。
○ 抵 抗 及 び イ
ン ピ ー タ ン
ス値を規定。
ADP
4.
種類
によ
る。(ローリ
ア ク タ ン
ス・ケーブル
と 単 線 往 復
式ケーブル)
今回は
ISO
の試験方法の
デ ータが揃 わない ため,
ISO
の規定を併記した。将
来は,データを整備して規
定の統一化を図る。
3
C 9318 : 1999
解説
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国際規格番
号
(III)
国 際 規 格 の
規定内容
(IV)
JIS
と国際規
格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な場合,その理由
及び今後の対策
○
7.1.3
温度上昇
−
−
○
7.2
機械的特性
○
≡
○
7.2.1
耐水圧性
−
−
○
7.2.2
通
水性
圧 力 損
を
規
定。
従
来
JIS
と
ISO
を
併 記 し
た。
○ 圧 力 損 を 規
定。
ADP
ISO
の試験法
を追加した。
次 回は冷却 水流量 値の整
合化を図る。
○
7.2.3
可
とう性
曲 げ 力
を
規
定。
○ 曲 げ 力 を 規
定。
次 回は試験 法の整 合化を
図る。
○
7.2.4
ね
じれ性
ね じ り
力 を 規
定。
○ ね じ り 力 を
規定。
○
7.2.5
耐久性
○
=
(8)
構造
○
導線,ホースカ
バー,セパレー
タ,ケーブル端
子寸法を規定。
ISO 8205-1
ISO 8205-2
−
−
○
8.1
ローリアク
タンス・ケーブ
ル
○
8.1.1
構成
○
8.1.2
導線
○
8.1.3
ホースカ
バー
○
8.1.4
セパレー
タ
○
8.1.5
ケーブル
端子
ケ ー ブ ル 端 子
の形状,寸法を
規定。
従来
JIS
と
ISO
を併記した。
○ ケ ー ブ ル 端
子の形状,寸
法を規定。
ADP
ISO
の端子を
追加した。
形状,寸法が異なるため,
JIS
の端子を国際規格に追
加するよう提案する。
4
C 9318 : 1999
解説
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国際規格番
号
(III)
国 際 規 格 の
規定内容
(IV)
JIS
と国際規
格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な場合,その理由
及び今後の対策
(8)
構造
○
8.2
単線往複式
ケーブル
ISO 8205-1
ISO 8205-2
−
−
○
8.2.1
構成
○
8.2.2
導線
○
8.2.3
ホースカ
バー
○
8.2.4
ケーブル
端子
ケ ー ブ ル 端 子
の形状,寸法を
規定。
従来
JIS
と
ISO
を併記した。
○ ケ ー ブ ル 端
子の形状,寸
法を規定。
ADP
ISO
の端子を
追加した。
形状,寸法が異なるため,
JIS
の端子を国際規格に追
加するよう提案する。
○
(1)
変圧器側
−
−
○
(2)
ガン側
○
8.3
材料
シ リ コ ン を 含
まず,最高温度
を規定。
○
ADP
ISO
の端子を
追加した。
有毒ガスの定義,基準が不
明確なため,技術的に軽微
な 差異であ るので 有毒ガ
ス の発生に 関して は省略
した。
今後,
ISO
の規定が明確に
な った時点 で再検 討を図
る。
(9)
試験
○
9.1
定義
形 式 試 験 を 規
定。
ISO 8205-1
ISO 8205-2
ISO 8205-3
○
JIS
と同じ。 =
○
9.2
電気的特性
試験
試 験 方 法 を 規
定。
従来
JIS
と
ISO
を併記した。
○ 試 験 方 法 を
規定。
ADP
ISO
の規定を
追加した。
今回は
ISO
の試験方法の
デ ータが揃 わない ため,
ISO
の試験方法を併記し
た。将来は,データを整備
し て試験方 法の統 一化を
図る。
○
9.2.1
絶縁抵抗
試験
○
≡
○
9.2.2
抵抗及び
イ ン ピ ー ダ ン
ス試験
抵 抗 及 び イ ン
ピ ー ダ ン ス の
試 験 方 法 を 規
定。
従来
JIS
と
ISO
を併記した。
○ 抵 抗 及 び イ
ン ピ ー ダ ン
ス の 試 験 方
法を規定。
ADP
ISO
の規定を
追加した。
今回は
ISO
の試験方法の
デ ータが揃 わない ため,
ISO
の試験方法を併記し
た。将来は,データを整備
し て試験方 法の統 一化を
図る。
5
C 9318 : 1999
解説
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国際規格番
号
(III)
国 際 規 格 の
規定内容
(IV)
JIS
と国際規
格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な場合,その理由
及び今後の対策
(9)
試験
○
9.2.3
温度試験
−
−
○
備考
等 価 連
続電流
等 価 連
続 電 流
値 を 規
定。
従
来
JIS
と
ISO
を
併 記 し
た。
○ 等 価 連 続 電
流値を規定。
ADP
ISO
の試験法
を追加した。
今回は
ISO
の試験方法の
デ ータが揃 わない ため,
ISO
の試験方法を併記し
た。将来は,データを整備
し て試験方 法の統 一化を
図る。
○
9.3
機
械 的 特
性試験
試 験 方
法 を 規
定。
○ 試 験 方 法 を
規定。
○
9.3.1
耐水圧試
験
−
−
○
9.3.2
通水性試
験
通 水 性 試 験 方
法を規定。
○ 通 水 性 試 験
方法を規定。
ADP
7.2.2
通水性
による。
今回は
ISO
の試験方法の
デ ータが揃 わない ため,
ISO
の試験方法を併記し
た。将来は,データを整備
し て試験方 法の統 一化を
図る。
○
9.3.3
可とう性
試験
曲 げ 力 の 試 験
方法を規定。
○ 曲 げ 力 の 試
験 方 法 を 規
定。
7.2.3
可とう
性
による。
○
9.3.4
ねじれ性
試験
ね じ り 試 験 方
法を規定。
○ ね じ り 試 験
方法を規定。
7.2.4
ねじれ
性
による。
○
9.4
耐久性
・ケーブル取付
け 位 置 試 験 装
置 間 の 位 置 関
係で規定。
○
・ケーブル取
付 け 位 置
地 面 か ら
規定。
=
・取付け位置
の 寸 法 を
試 験 装 置
間で規定。
・移動距離,始
動位置
・移動距離
ADP
・始動位置の
規 定 を 追
加。
・移動距離だけの規定では
試 験 で き な い 場 合 が あ
る。
ISO
に提案する。
・インピーダン
ス 測 定 通 電 ご
とに測定。
・インピーダ
ン ス 測 定
2000
点 ご
とに測定。
≠ ・測定間隔を
JIS
では通
電 ご と に
変更。
・インピーダンスの値は非
常にばらつくため,すべ
て の 通 電 ご と に イ ン ピ
ー ダ ン ス を 測 定 す べ き
である。
ISO
に提案する。
6
C 9318 : 1999
解説
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国際規格番
号
(III)
国 際 規 格 の
規定内容
(IV)
JIS
と国際規
格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な場合,その理由
及び今後の対策
(10)
検査
○
検 査 方 法 を 規
定。
ISO 8205-3
○
JIS
と同じ。 =
(11)
製 品 の 呼 び
方
○
製 品 の
呼 び 方
を
規
定。
従
来
JIS
と
ISO
を
併 記 し
た。
ISO 8205-1
ISO 8205-2
○ 製 品 の 呼 び
方を規定。
ADP
ISO
の規定を
追加した。
次 回は製品 の呼び 方の統
一化を図る。
(12)
表示
○
表 示 方
法 を 規
定。
○ 表 示 方 法 を
規定。
次 回は表示 の統一 化を図
る。
(13)
マーキング
−
従来
JIS
に規定
がない。
ISO 8205-1
ISO 8205-2
○ マ ー キ ン グ
方法を規定。
=
ISO
の規定を
追加した。
(14)
発送条件
○
発 送 条 件 を 規
定。
ISO 8205-1
ISO 8205-2
○ 発 送 条 件 を
規定。
=
備考
1.
対比項目
(I)
及び
(III)
の小欄で, ○
は該当する項目を規定している場合, −
は規定していない場合を
示す。
2.
対比項目
(IV)
の小欄の記号の意味は,次による。
≡ :
JIS
と国際規格との技術的内容は同等である
.
= :
JIS
と国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある
.
ADP
:
JIS
は
.
国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用している。ただし,採用し
た部分において,
JIS
として必要な規定内容を追加し,又は適用範囲,規定項目及び/又は規
定内容の一部を不採用としている。
≠ :
JIS
は,国際規格と技術的内容が同等でない。ただし
ADP
に該当する場合を除く。
− :該当項目がない場合。