1
C
9304 :
19
99
解
説
JIS
と対応する国際規格との対比表
JIS C 9304
:1999
スポット溶接用電極
ISO 1089-80
(スポット溶接装置用電極テーパの寸法)
ISO 5183-1
,
-2-88
(スポット溶接装置用おす電極アダプタ)
ISO 5184-79
(スポット溶接装置用一体形電極)
ISO 5821-79
(スポット溶接装置用キャップ形電極)
ISO 5829-84
(スポット溶接装置用めす電極アダプタ)
ISO 5830-84
(スポット溶接装置用めすキャップ形電極)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(1)
適用範囲
○ 電極加圧力
40kN
以下に使用
する電極の形状及び寸法に
ついて規定。
ISO 1089-80
ISO 5184-79
ISO 5821-79
ISO 5830-84
○
JIS
と同じ。
=
(2)
引用規格
○
JIS Z 3234-1999
JIS C 9305
ISO 1089-80
ISO 5183-1
,
-2-88
ISO 5184-79
ISO 5821-79
ISO 5829-84
ISO 5830-84
○ 関連
ISO
規格を引用
(3)
定義
○
JIS C 9305
による。
−
−
ISO
は規定されていない。
(4)
種類
○ 一体形電極及びキャップ形
電極
ISO 1089-80
ISO 5183-1
,
-2-88
ISO 5184-79
ISO 5821-79
ISO 5829-84
ISO 5830-84
○
JIS
と同じ。
≡
(5)
形式
○ 電極先端の形式
F(C)
,
R(A)
,
D(F)
,
DR
,
CF
,
CR(B)
,
EF
,
ER(D)
,
P
,
PD(E)
,
PR(G)
ISO 5184-79
○
A
形,
B
形,
C
形,
D
形,
E
形,
F
形
ADP
ISO
に対して
DR
形,
CF
形,
EF
形,
P
形を追加した。
JIS
を国際規格とするよう
提案する。
ISO 5821-79
○
A
形,
B
形,
C
形,
D
形,
E
形,
F
形,
G
形
2
C
9304 :
19
99
解
説
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(6)
各部の名称
○ 一体形電極及びキャップ形
電極各部の名称
ISO 5183-1
,
-2-88
○ アダプタの各部の名称
=
ISO 5184-79
○ 一体形電極の各部の名称
(7)
寸 法 の 許 容
差
○ 電極の寸法の許容差
ISO 1089-80
ISO 5183-1
,
-2-88
ISO 5184-79
ISO 5821-79
ISO 5829-84
ISO 5830-84
○ 寸法許容差
=
(8)
呼び径
○ 一 体 形 電 極 で は
10mm
,
13mm
,
16mm
,
20mm
,
25mm
,
32mm
,
40mm
,めすキャップ
電 極 で は
13mm
,
16mm
,
20mm
,おすキャップ電極で
は
16mm
ISO 5184-79
○ 一体形電極では
10mm
,
13mm
,
16mm
,
20mm
,
25mm
,
32mm
,
40mm
≡
ISO 5821-79
○ おすキャップ形電極では
13mm
,
16mm
,
20mm
ISO 5830-84
○ めすキャップ形電極では
16mm
(9)
一 体 形 電 極
の テ ー パ 及
び 各 部 の 寸
法
○ テーパ(モールス
1/20
,
1/10
,
1/5
)部の寸法表示,全長,水
冷端距離及び水冷孔径,スパ
ナかけ寸法,電極先端の寸法
ISO 1089-80
○ テーパ
(1/10
,
1/5)
部の寸法
ADP
ISO
に対して,モールステー
パ
(1/20)
を追加した。
JIS
を国際規格とするよう
提案する。
ISO 5184-79
○ 全長,水冷端距離及び水冷孔径,
スパナかけ,電極先端の寸法
ADP
ISO
に対して,
R
形電極の先
端曲率半径を追加した。
JIS
を国際規格とするよう
提案する。
(10)
め す キ ャ ッ
プ 形 電 極 の
テ ー パ 及 び
各部の寸法
○ キャップのテーパ及び全長
電極先端の形状,キャップ側
テーパ,アダプタの全長,ア
ダプタの水冷孔径,アダプタ
のスパナかけ寸法
ISO 1089-80
○ めすキャップのテーパ寸法
≡
ISO 5183-1-88
○ おすアダプタの寸法
ADP
ISO
に対して,アダプタのス
パナかけを追加した。
JIS
を国際規格とするよう
提案する。
ISO 5183-2-88
○ 電極ホルダ側が平行軸のおすア
ダプタの寸法
ISO 5821-79
○ めすキャップの寸法
≡
(11)
お す キ ャ ッ
プ 形 電 極 の
テ ー パ 及 び
各部の寸法
○ キャップのテーパ及び全長
アダプタの全長
ISO 5830-84
○ おすキャップの寸法
≡
ISO 5829-84
○ めすアダプタの寸法
3
C
9304 :
19
99
解
説
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(12)
材料
JIS Z 3234
(抵抗溶接用銅合
金電極材料)による。
ISO 5183-1
,
-2-88
ISO 5184-79
ISO 5821-79
ISO 5829-84
ISO 5830-84
○
ISO 5182
による。
=
JIS Z 3234
は,整合作業進行
中である。
(13)
製 品 の 呼 び
方
○ 種類
形式
呼び径
全長
先端曲率半径
(R
形,
DR
形
)
ホルダ側テーパ
(1/5T
,
1/10
,
MT)
ISO 1089-80
ISO 5183-1
,
-2-88
ISO 5184-79
ISO 5821-79
ISO 5829-84
ISO 5830-84
○ 製品名称
規格番号
形式
直径
全長
材料
ADP
先端曲率半径とホルダ側テ
ーパを追加した。なお,規格
番号は
JIS
の種類で区別がつ
き,材料は
ISO
間で規定され
ていたり,いなかったりして
いるので,不採用とした。
製品の呼び方の統一化を図
る。
(14)
表示
○ 種類
形式
呼び径
全長
R
形又は
DR
形の先端
曲率半径
ホルダ側テーパ
製造業者名又はその略号
製造年又はその略号
ISO 1089-80
ISO 5183-1
,
-2-88
ISO 5184-79
ISO 5821-79
ISO 5829-84
ISO 5830-84
○ 製品名称及び国際規格番号を除
いた製品の呼び方により表示。
ADP
先端曲率半径とホルダ側テ
ーパを追加した。
材料の不採用は
(13)
と同じ。
表示の統一化を図る。
備孝
1.
対比項目
(I)
及び
(III)
の小欄で, ○
は該当する項目を規定している場合, −
は規定していない場合を示す。
2.
対比項目
(IV)
の小欄の記号の意味は,次による。
≡ :
JIS
と国際規格との技術的内容は同等である。
= :
JIS
と国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
ADP
(
ADOPTION
の略)
:
JIS
は国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用している。ただし,採用した部分において,
JIS
として必
要な規定内容を追加し,又は適用範囲,規定項目及び/又は規定内容の一部を不採用としている。
− :該当項目がない場合。