C 7525:2009
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 1
4 形式······························································································································· 2
5 電球の形式及びデータシート ······························································································ 3
6 寸法及び性能 ··················································································································· 3
6.1 一般事項 ······················································································································ 3
6.2 寸法 ···························································································································· 3
6.3 性能 ···························································································································· 4
7 試験······························································································································· 4
8 検査······························································································································· 4
8.1 形式検査 ······················································································································ 4
8.2 ロット検査 ··················································································································· 4
9 製品の呼び方及び表示 ······································································································· 5
9.1 製品の呼び方 ················································································································ 5
9.2 表示 ···························································································································· 5
附属書A(規定)試験方法 ···································································································· 15
附属書B(規定)電球の最大外郭寸法······················································································ 16
C 7525:2009
(2)
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まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本電球
工業会(JELMA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS C 7525:2003は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
C 7525:2009
反射形投光電球
Reflector incandescent lamps
序文
この規格は,1964年に制定され,その後4回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2003年に
行われたが,今回は引用規格の見直し及び規格全体にわたって内容,構成,文言などの見直しを行い改正
した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1
適用範囲
この規格は,JIS C 7551-1の要求条件に適合し,かつ,次の条件を満たす反射形投光電球(以下,電球
という。)について規定する。
定格消費電力
40 W以上200 W以下
定格電圧
100 V
ガラス球形状
R形
なお,ガラス球の形状及び名称は,JIS C 7710による。
口金
E26/25
なお,口金の形式及び寸法は,JIS C 7709-1による。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7507 ノギス
JIS C 7551-1 白熱電球類の安全仕様−第1部:一般照明用白熱電球
JIS C 7709-1 電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性 第1部 口金
JIS C 7709-3 電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性 第3部 ゲージ
JIS C 7710 電球類ガラス管球の形式の表し方
JIS C 7801 一般照明用光源の測光方法
JIS Z 8113 照明用語
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8113によるほか,次による。
2
C 7525:2009
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3.1
定格電圧 (rated voltage)
関連する規格で指定した,又は製造業者若しくは責任ある販売業者が指定した電圧又は電圧範囲。
3.2
定格消費電力 (rated wattage)
関連する規格で指定した,又は製造業者若しくは責任ある販売業者が指定した消費電力。
3.3
初光束 (initial luminous flux)
エージングを行った後の定格電圧における全光束。
3.4
最大光度 (maximum luminous intensity)
電球の配光における最大の光度。
3.5
ビームの開き (beam spread)
電球の配光特性に関して,指定した平面極座標上の光度分布の相対値が最大光度に対して,50 %の値を
とる二つの方向のなす角度。
3.6
ビーム光束 (beam flux)
電球の配光の光中心を頂点として,ビームの開き内の光束。
3.7
光束維持率 (lumen maintenance)
規定時間点灯後の全光束と初光束との比の百分率。
3.8
寿命 (life)
フィラメントが切れるまでの点灯時間。
3.9
定格寿命 (rated life)
長期間にわたり製造された同一形式の電球の寿命の平均値に基づいて公表された時間。
3.10
最大外郭寸法 (maximum lamp outline)
電球の装着を保証するために,灯具で確保しなければならないスペース。
4
形式
形式は,次の1項〜5項によって表す。
3
C 7525:2009
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1項
2項
3項
4項
5項
電球を表す記号
ビームの開きを
表す記号
定格電圧を表す
数値及び記号
定格消費電力を表
す数値及び記号
ガラス球の材質を
表す記号
R
F:ビームの開き
が,35°以上
のもの
100 V
40 W
60 W
90 W
100 W
135 W
150 W
180 W
200 W
無表示:軟質ガラス
のもの(主
に屋内用)
H:硬質ガラスのも
の(主に屋外用)
形式の末尾には,区分を示す記号及び数値を加えてもよい。
5
電球の形式及びデータシート
電球の形式及びそれを規定するデータシート番号は,表1による。
表1−形式及びデータシート番号
形式
データシート番号
RF100V40W
C 7525-JIS-2500J-1
RF100V60W
C 7525-JIS-2510J-1
RF100V100W
C 7525-JIS-2520J-1
RF100V150W
C 7525-JIS-2530J-1
RF100V200W
C 7525-JIS-2540J-1
RF100V90WH
C 7525-JIS-2550J-1
RF100V135WH
C 7525-JIS-2560J-1
RF100V180WH
C 7525-JIS-2570J-1
6
寸法及び性能
6.1
一般事項
この規格で規定する電球は,関連する安全規格JIS C 7551-1の要求事項に従わなければならない。電球
は,その性能が通常,かつ,正常な使用において信頼性があるように設計されていなければならない。一
般的に,これは次の要求事項を満たすことによって実現できる。
6.2
寸法
寸法は,附属書Aによって試験を行ったとき,図1及びデータシートによる。また,照明器具設計に必
要な電球の最大外郭寸法は,附属書Bによる。
4
C 7525:2009
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図1−電球の寸法
6.3
性能
性能は,次による。
a) 初特性 初特性は,附属書Aによって試験を行ったとき,データシートに規定する最大光度及びビー
ム光束の80 %以上でなければならない。ただし,白色塗装を施した電球では,75 %以上でなければ
ならない。消費電力は,データシートに規定する定格消費電力の104 %に0.5 Wを加えた値を超えて
はならない。
b) 寿命 寿命は,附属書Aによって試験を行ったとき,個々の値は,データシートに規定する定格寿命
の70 %以上,平均値は96 %以上でなければならない。
c) 光束維持率1) 光束維持率は,附属書Aによって定格寿命の75 %点灯後全光束を測定し,初光束と
の比を求め,データシートに規定する値以上であることが望ましい。
注1) この規格は,初光束について規定していないため,光束維持率は,参考値である。
7
試験
試験条件及び試験方法は,附属書Aによる。
8
検査
8.1
形式検査
形式検査は,同一試験品を箇条7の方法によって,次の項目について行う。
a) 寸法
b) 初特性
c) 寿命
d) 光束維持率
8.2
ロット検査
8.2.1
検査項目
ロット検査は,箇条7の方法によって,次の項目について行う。
a) 寸法
b) 初特性
c) 寿命
d) 光束維持率
5
C 7525:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
8.2.2
抜取検査
抜取検査は,次のいずれかの方法による。
a) 抜取検査A 試料の大きさ,合格判定個数及び品質基準は,表2による。
表2−試料の大きさ,合格判定個数及び品質基準
検査項目
試料の大きさ
n
合格判定個数a)
c
品質基準
寸法
10
0
6.2 による。
初特性
消費電力
25
2
6.3 a) による。
最大光度
5
1
6.3 a) による。
ビーム光束
6.3 a) による。
寿命(平均値)
20 b)
(12) b)
−
6.3 b) による。
寿命(個々値)
3 b)
(1) b)
6.3 b) による。
光束維持率(参考値)
6.3 c) による。
初特性試験には,寸法試験用の電球の一部を使ってもよい。
注a) 合格判定個数は,不合格の数で表している。
b) 寿命は,初特性試験(消費電力)に合格したものからランダムに抜き取って検査する。試料の大き
さは20個を標準とするが,事情によって困難な場合には,12個としてもよい。この場合,合格判
定個数は,1個とする。
b) 抜取検査B 試料の大きさ,合格判定個数及び品質基準は,表3による。
表3−試料の大きさ,合格判定個数及び品質基準
検査項目
試料の大きさ
n
合格判定個数a)
c
品質基準
寸法
50
4
6.2 による。
初特性
消費電力
100
12
6.3 a) による。
最大光度
10
2
6.3 a) による。
ビーム光束
6.3 a) による。
寿命(平均値)
50 b)
−
6.3 b) による。
寿命(個々値)
8 b)
6.3 b) による。
光束維持率(参考値)
6.3 c) による。
初特性試験には,寸法試験用の電球の一部を使ってもよい。
注a) 合格判定個数は,不合格の数で表している。
b) 寿命は,初特性試験に合格したものからランダムに抜き取って検査する。
9
製品の呼び方及び表示
9.1
製品の呼び方
製品の呼び方は,名称及び形式による。
例 反射形投光電球 RF100V100W
9.2
表示
9.2.1
製品の表示
電球には,次の事項をガラス球又は口金に読みやすく表示し,かつ,JIS C 7551-1のA.1 b) の試験に耐
えなければならない。
6
C 7525:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 製造業者名若しくは責任ある販売業者名又はそのいずれかの商標若しくは略号
b) 定格電圧又は定格電圧範囲(“V”又は“ボルト”で表す。)
c) 定格消費電力(“W”若しくは“ワット”又はこれに代替できる表示でもよい。)
9.2.2
包装の表示
包装容器には,次の事項を表示する。
a) 形式
b) 製造業者名又はその略号
c) 屋内・屋外の使用の別
d) その他の表示内容は,JIS C 7551-1の附属書B及び附属書JAに準じて行う。
7
C 7525:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2009
二重コイルフィラメント
反射形投光電球データシート
R E26 40 W 1 500 h (RF100V40W)
ページ1/1
ガラス球の形式(材質) :R(軟質ガラス)
口金
:E26/25
定格電圧(V)
:100
定格消費電力(W)
:40
寸法
:
単位 mm
長さ
ガラス球径
114以下
71以下
最大光度(cd)
:150
ビーム光束(lm)
:80
定格寿命(h)
:1 500
光束維持率(%)(参考) :80
電球の最大外郭寸法
:図B.1(ガラス球R71)による。
C 7525-JIS-2500J-1
8
C 7525:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2009
二重コイルフィラメント
反射形投光電球データシート
R E26 60 W 1 500 h (RF100V60W)
ページ1/1
ガラス球の形式(材質) :R(軟質ガラス)
口金
:E26/25
定格電圧(V)
:100
定格消費電力(W)
:60
寸法
:
単位 mm
長さ
ガラス球径
114以下
71以下
最大光度(cd)
:250
ビーム光束(lm)
:140
定格寿命(h)
:1 500
光束維持率(%)(参考) :80
電球の最大外郭寸法
:図B.1(ガラス球R71)による。
C 7525-JIS-2510J-1
9
C 7525:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2009
二重コイルフィラメント
反射形投光電球データシート
R E26 100 W 1 500 h (RF100V100W)
ページ1/1
ガラス球の形式(材質) :R(軟質ガラス)
口金
:E26/25
定格電圧(V)
:100
定格消費電力(W)
:100
寸法
:
単位 mm
長さ
ガラス球径
165以下
125以下
最大光度(cd)
:600
ビーム光束(lm)
:360
定格寿命(h)
:1 500
光束維持率(%)(参考) :80
電球の最大外郭寸法
:図B.1[ガラス球R125(1)]による。
C 7525-JIS-2520J-1
10
C 7525:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2009
二重コイルフィラメント
反射形投光電球データシート
R E26 150 W 1 500 h (RF100V150W)
ページ1/1
ガラス球の形式(材質) :R(軟質ガラス)
口金
:E26/25
定格電圧(V)
:100
定格消費電力(W)
:150
寸法
:
単位 mm
長さ
ガラス球径
165以下
125以下
最大光度(cd)
:1 000
ビーム光束(lm)
:600
定格寿命(h)
:1 500
光束維持率(%)(参考) :80
電球の最大外郭寸法
:図B.1[ガラス球R125(1)]による。
C 7525-JIS-2530J-1
11
C 7525:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2009
二重コイルフィラメント
反射形投光電球データシート
R E26 200 W 1 500 h (RF100V200W)
ページ1/1
ガラス球の形式(材質) :R(軟質ガラス)
口金
:E26/25
定格電圧(V)
:100
定格消費電力(W)
:200
寸法
:
単位 mm
長さ
ガラス球径
165以下
125以下
最大光度(cd)
:1 400
ビーム光束(lm)
:850
定格寿命(h)
:1 500
光束維持率(%)(参考) :80
電球の最大外郭寸法
:図B.1[ガラス球R125(1)]による。
C 7525-JIS-2540J-1
12
C 7525:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2009
二重コイルフィラメント
反射形投光電球データシート
R E26 90 W 2 000 h (RF100V90WH)
ページ1/1
ガラス球の形式(材質) :R(硬質ガラス)
口金
:E26/25
定格電圧(V)
:100
定格消費電力(W)
:90
寸法
:
単位 mm
長さ
ガラス球径
165以下
125以下
最大光度(cd)
:550
ビーム光束(lm)
:330
定格寿命(h)
:2 000
光束維持率(%)(参考) :80
電球の最大外郭寸法
:図B.1[ガラス球R125(2)]による。
C 7525-JIS-2550J-1
13
C 7525:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2009
二重コイルフィラメント
反射形投光電球データシート
R E26 135 W 2 000 h (RF100V135WH)
ページ1/1
ガラス球の形式(材質) :R(硬質ガラス)
口金
:E26/25
定格電圧(V)
:100
定格消費電力(W)
:135
寸法
:
単位 mm
長さ
ガラス球径
165以下
125以下
最大光度(cd)
:900
ビーム光束(lm)
:550
定格寿命(h)
:2 000
光束維持率(%)(参考) :80
電球の最大外郭寸法
:図B.1[ガラス球R125(2)]による。
C 7525-JIS-2560J-1
14
C 7525:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2009
二重コイルフィラメント
反射形投光電球データシート
R E26 180 W 2 000 h (RF100V180WH)
ページ1/1
ガラス球の形式(材質) :R(硬質ガラス)
口金
:E26/25
定格電圧(V)
:100
定格消費電力(W)
:180
寸法
:
単位 mm
長さ
ガラス球径
165以下
125以下
最大光度(cd)
:1 300
ビーム光束(lm)
:770
定格寿命(h)
:2 000
光束維持率(%)(参考) :80
電球の最大外郭寸法
:図B.1[ガラス球R125(2)]による。
C 7525-JIS-2570J-1
15
C 7525:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書A
(規定)
試験方法
序文
この附属書は,電球の試験方法について規定する。
A.1 試験条件
試験条件は,特に指定のない限り,次による。ただし,寿命試験の場合の周囲条件は,この限りではな
い。
a) 点灯条件 口金上方点灯で,振動の影響を受けない状態。
b) 試験電源 周波数50 Hz若しくは60 Hzの正弦波に近い交流又は直流電源。
c) エージング 初特性を安定にするため,測定前に定格電圧の120 %電圧で40分間,又は130 %電圧
で20分間点灯する。
d) 周囲条件 温度 20±15 ℃
湿度 (65±20) %
A.2 試験方法
試験方法は,次による。
a) 寸法試験 寸法は,JIS B 7507に規定するノギス又はこれと同等以上の精度の測定器又はジグを用い
て測定する。ただし,口金の寸法は,JIS C 7709-3に規定するゲージ又は適切な測定器を用いて測定
する。
b) 初特性試験
1) 消費電力 消費電力は,エージングを行った後,定格電圧で点灯したときの消費電力を測定する。
測定時の電圧は,定格電圧に対して±0.2 %に調整する。測定は,JlS C 7801に準じて行う。
2) 最大光度及びビーム光束 最大光度及びビーム光束は,エージングを行った後,定格電圧で点灯し
たときの最大光度及びビーム光束を測定する。測定時の電圧は,定格電圧に対して±0.2 %に調整
する。
測定は,JIS C 7801に準じて行う。
c) 寿命試験 寿命は,定格電圧で点灯し,フィラメントが切れるまでの時間を測定する。ただし,定格
寿命の125 %時間で点灯している電球は,定格寿命の125 %時間で寿命になったものとみなす。試験
する電球は,1日2回,15分以上消灯し,この時間は点灯時間に含めない。あらかじめ点灯電圧と寿
命係数とを受渡当事者間で協定した場合,その電圧で点灯してもよい。点灯電圧の変動は,±1 %と
する。
なお,その電圧は,記録電圧計で記録する。
d) 光束維持率 定格寿命の75 %時間に達したとき,光束維持率を求める。
16
C 7525:2009
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附属書B
(規定)
電球の最大外郭寸法
序文
この附属書は,電球の最大外郭寸法について規定する。
B.1
最大外郭寸法
最大外郭寸法は,ガラス球径の最大寸法にガラス球軸と口金軸の偏りとを加えた寸法,及びガラス球軸
と口金軸との傾き角度を考慮して描いたもので,照明器具設計の参考とするものであり,図B.1による。
注記 最大外郭寸法は,IEC 61126に基づいて作成した。
参考文献 IEC 61126,Procedure for use in the preparation of maximum lamp outlines
17
C 7525:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
口金
E26
最大外郭寸法
反射形投光電球
ガラス球
R71
定格消費電力
W
40,60
単位 mm
D
82.0
E
1.5
H
25.4
K
43.0
L
114.0
M
45.0
N
34.8
R
71.0
W
28.2
α
45°
β
35°
注記 ガラス球軸と口金軸との傾き角度3°を考慮している。
図B.1−最大外郭寸法
18
C 7525:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
口金
E26
最大外郭寸法
反射形投光電球
ガラス球
R125(1)
定格消費電力
W
100,150,200
単位 mm
D
141.0
E
1.5
H
25.4
K
38.0
L
165.0
M
45.0
N
61.7
R
127.0
W
28.2
α
45°
β
45°
注記 ガラス球軸と口金軸との傾き角度3°を考慮している。
図B.1−最大外郭寸法(続き)
19
C 7525:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
口金
E26
最大外郭寸法
反射形投光電球
ガラス球
R125(2)
定格消費電力
W
90,135,180
単位 mm
D
141.0
E
1.5
H
25.4
K
38.0
L
165.0
M
45.0
N
61.0
R
127.0
W
28.2
α
45°
β
45°
注記 ガラス球軸と口金軸との傾き角度3°を考慮している。
図B.1−最大外郭寸法(続き)