C 61300-3-22:2014 (IEC 61300-3-22:2010)
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
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序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲 ························································································································· 1
2 引用規格 ························································································································· 1
3 装置······························································································································· 1
4 手順······························································································································· 2
5 個別に規定する事項 ·········································································································· 3
C 61300-3-22:2014 (IEC 61300-3-22:2010)
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 61300の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 61300-1 第1部:通則
JIS C 61300-2-1 第2-1部:正弦波振動試験
JIS C 61300-2-2 第2-2部:繰返しかん合試験
JIS C 61300-2-5 第2-5部:光ファイバクランプ強度試験(ねじり)
JIS C 61300-2-6 第2-6部:かん合部締結強度試験(軸方向引張り)
JIS C 61300-2-9 第2-9部:衝撃試験
JIS C 61300-2-12 第2-12部:落下衝撃試験
JIS C 61300-2-14 第2-14部:光パワー損傷のしきい値試験
JIS C 61300-2-15 第2-15部:結合部ねじり試験
JIS C 61300-2-17 第2-17部:低温試験
JIS C 61300-2-18 第2-18部:高温試験
JIS C 61300-2-19 第2-19部:高温高湿試験(定常状態)
JIS C 61300-2-21 第2-21部:混合温湿度サイクル試験
JIS C 61300-2-22 第2-22部:温度サイクル試験
JIS C 61300-2-26 第2-26部:塩水噴霧試験
JIS C 61300-2-27 第2-27部:ダスト試験(層流)
JIS C 61300-2-45 第2-45部:浸水試験
JIS C 61300-2-46 第2-46部:湿熱サイクル試験
JIS C 61300-2-47 第2-47部:熱衝撃試験
JIS C 61300-2-48 第2-48部:温湿度サイクル試験
JIS C 61300-3-1 第3-1部:外観検査及び機械的検査
JIS C 61300-3-2 第3-2部:シングルモード光デバイスの光損失の偏光依存性
JIS C 61300-3-3 第3-3部:挿入損失及び反射減衰量変化のモニタ方法
JIS C 61300-3-4 第3-4部:損失測定
JIS C 61300-3-6 第3-6部:反射減衰量測定
JIS C 61300-3-7 第3-7部:シングルモード光部品の光損失及び反射減衰量の波長依存性測定
JIS C 61300-3-11 第3-11部:結合力及び離脱力測定
JIS C 61300-3-15 第3-15部:球面研磨光ファイバコネクタのフェルール端面の頂点偏心量測定
C 61300-3-22:2014 (IEC 61300-3-22:2010)
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
JIS C 61300-3-16 第3-16部:球面研磨光ファイバコネクタのフェルール端面の曲率半径測定
JIS C 61300-3-17 第3-17部:斜め研磨光ファイバコネクタのフェルールの端面角度測定
JIS C 61300-3-20 第3-20部:波長選択性のない光ブランチングデバイスのディレクティビティ測定
JIS C 61300-3-22 第3-22部:フェルール押圧力測定
JIS C 61300-3-23 第3-23部:フェルール端面からの光ファイバ引込み量測定
JIS C 61300-3-24 第3-24部:偏波面保存光ファイバ付き光ファイバコネクタのキー位置精度測定
JIS C 61300-3-26 第3-26部:光ファイバとフェルール軸との角度ずれの測定
JIS C 61300-3-27 第3-27部:多心光ファイバコネクタプラグの穴位置測定
JIS C 61300-3-28 第3-28部:過渡損失測定
JIS C 61300-3-30 第3-30部:多心光ファイバコネクタ用フェルールの研磨角度及び光ファイバ位置
測定
JIS C 61300-3-31 第3-31部:光ファイバ光源の結合パワー比測定
JIS C 61300-3-32 第3-32部:光受動部品の偏波モード分散測定
JIS C 61300-3-34 第3-34部:ランダム接続時の挿入損失
JIS C 61300-3-36 第3-36部:光ファイバコネクタフェルールの内径及び外径の測定
JIS C 61300-3-43 第3-43部:光ファイバ光源のモードトランスファファンクション測定
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
C 61300-3-22:2014
(IEC 61300-3-22:2010)
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−
基本試験及び測定手順−
第3-22部:フェルール押圧力測定
Fiber optic interconnecting devices and passive components-
Basic test and measurement procedures-
Part 3-22: Ferrule compression force
序文
この規格は,2010年に第2版として発行されたIEC 61300-3-22を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格である。
1
適用範囲
この規格は,通常の使用状態で光コネクタプラグに接続したフェルールに加わる押圧力を測定する手順
について規定する。この規格で規定する測定方法は,ばねによるフェルール押圧構造をもつ光コネクタプ
ラグに適用する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61300-3-22:2010,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Basic test and
measurement procedures−Part 3-22: Examinations and measurements−Ferrule compression force
(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
IEC 61754 (all parts),Fibre optic interconnecting devices and passive components−Fibre optic connector
interfaces
3
装置
3.1
概要
供試品を固定し,フェルール端面を規定する位置に移動した状態でフェルール押圧力を測定する。
2
C 61300-3-22:2014 (IEC 61300-3-22:2010)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3.2
保持具
保持具は,光ファイバコネクタの機械的基準面に対するフェルール端面の位置を除いて,いずれの機械
的特性を変えることなく,供試品を固定できなければならない。
3.3
押圧力発生器
押圧力発生器は,フェルール端面に対して規定する速度で円滑に押圧力を印加できなければならない。
この測定に最適な装置の一つとして,圧縮試験機がある。その装置の外観を,図1に示す。
3.4
位置センサ
押圧力を印加しているときに,フェルール端面の位置が測定できなければならない。
3.5
力指示計
フェルール端面に印加する押圧力を測定できなければならない。
4
手順
供試品は,通常の製造手順に従って正しく組み立てる。個別に規定がない場合,供試品は,測定中に通
光しない。測定は,次に示す手順に従って実施する。
a) 供試品を保持具へ確実に固定する。
b) フェルール端面が規定する位置に移動するまで,フェルールの軸方向に5 mm/minの速度で押圧力を
印加する。
c) 関連するIEC 61754規格群に規定する位置まで移動したときの押圧力を測定する。
圧縮試験機を使用した場合のフェルール押圧力の測定データ例を,図2に示す。
図1−測定装置の例
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C 61300-3-22:2014 (IEC 61300-3-22:2010)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図2−測定データ例
5
個別に規定する事項
必要に応じて,次の事項を製品規格などに規定する。
a) IEC 61754規格群に規定する要求性能
b) 光ファイバコネクタの機械的基準面に対するフェルール端面の位置。例えば,LSHコネクタ(IEC
61754-15)では,寸法Mが11.9 mm及び12 mmになる場合,押圧力を測定する。
c) b)に規定するフェルール端面の位置におけるばね押圧力の要求値
d) この規格の測定方法との差異
e) 光ファイバコネクタに接続する素線,心線などの光ファイバの種類
参考文献 JIS C 5964-4 光ファイバコネクタかん合標準−第4部:SC形光ファイバコネクタ類(F04形)
JIS C 5964-6 光ファイバコネクタかん合標準−第6部:MU形光ファイバコネクタ類(F14形)
JIS C 5964-7 光ファイバコネクタかん合標準−第7部:MPOコネクタ類(F13)
JIS C 5964-20 光ファイバコネクタかん合標準−第20部:LC形光コネクタ類