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C 61300-2-35:2020  

(1) 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 1 

3 用語及び定義 ··················································································································· 2 

4 試験概要························································································································· 2 

5 装置······························································································································· 3 

5.1 装置の概要 ··················································································································· 3 

5.2 光学測定 ······················································································································ 5 

6 手順······························································································································· 5 

6.1 前処理 ························································································································· 5 

6.2 初期検査及び初期測定 ···································································································· 5 

6.3 処理 ···························································································································· 5 

6.4 後処理 ························································································································· 6 

6.5 最終検査及び最終測定 ···································································································· 6 

7 試験の厳しさの程度 ·········································································································· 6 

8 個別に規定する事項 ·········································································································· 6 

附属書A(参考)試験装置構造の例 ························································································· 7 

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································· 8 

C 61300-2-35:2020  

(2) 

まえがき 

この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)

及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出

があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

JIS C 61300の規格群には,次に示す部編成がある。 

JIS C 61300-1 第1部:通則 

JIS C 61300-2-1 第2-1部:正弦波振動試験 

JIS C 61300-2-2 第2-2部:繰返しかん合試験 

JIS C 61300-2-4 第2-4部:光ファイバクランプ強度試験(軸方向引張り) 

JIS C 61300-2-5 第2-5部:光ファイバクランプ強度試験(ねじり) 

JIS C 61300-2-6 第2-6部:かん合部締結強度試験(軸方向引張り) 

JIS C 61300-2-7 第2-7部:かん合部締結強度試験(曲げモーメント) 

JIS C 61300-2-9 第2-9部:衝撃試験 

JIS C 61300-2-11 第2-11部:光ファイバクランプ強度試験(軸方向圧縮) 

JIS C 61300-2-12 第2-12部:落下衝撃試験 

JIS C 61300-2-14 第2-14部:高光パワー試験 

JIS C 61300-2-15 第2-15部:結合部ねじり試験 

JIS C 61300-2-17 第2-17部:低温試験 

JIS C 61300-2-18 第2-18部:高温試験 

JIS C 61300-2-19 第2-19部:高温高湿試験(定常状態) 

JIS C 61300-2-21 第2-21部:混合温湿度サイクル試験 

JIS C 61300-2-22 第2-22部:温度サイクル試験 

JIS C 61300-2-24 第2-24部:応力印加によるセラミック割りスリーブのスクリーニング試験 

JIS C 61300-2-26 第2-26部:塩水噴霧試験 

JIS C 61300-2-27 第2-27部:ダスト試験(層流) 

JIS C 61300-2-35 第2-35部:光ファイバクランプ強度試験−ケーブルニューテーション 

JIS C 61300-2-40 第2-40部:SM調心円筒形斜めPC端面光ファイバコネクタプラグの挿入損失スク

リーニング試験 

JIS C 61300-2-41 第2-41部:SM調心円筒形直角PC端面光ファイバコネクタプラグの挿入損失スク

リーニング試験 

JIS C 61300-2-44 第2-44部:光ファイバクランプ強度試験−繰返し曲げ 

JIS C 61300-2-45 第2-45部:浸水試験 

JIS C 61300-2-46 第2-46部:湿熱サイクル試験 

C 61300-2-35:2020  

(3) 

JIS C 61300-2-47 第2-47部:熱衝撃試験 

JIS C 61300-2-48 第2-48部:温湿度サイクル試験 

JIS C 61300-2-49 第2-49部:取付け済み光ファイバコード付き光ファイバコネクタプラグの曲げ試

験 

JIS C 61300-2-50 第2-50部:光ファイバクランプ強度試験−非通光左右曲げ引張り 

JIS C 61300-2-51 第2-51部:光ファイバクランプ強度試験−通光左右曲げ引張り 

JIS C 61300-2-55 第2-55部:光ファイバアダプタ取付強度試験−軸方向 

JIS C 61300-3-1 第3-1部:外観検査及び機械的検査 

JIS C 61300-3-2 第3-2部:シングルモード光デバイスの光損失の偏光依存性 

JIS C 61300-3-3 第3-3部:挿入損失及び反射減衰量変化のモニタ方法 

JIS C 61300-3-4 第3-4部:損失測定 

JIS C 61300-3-6 第3-6部:反射減衰量測定 

JIS C 61300-3-7 第3-7部:シングルモード光部品の光損失及び反射減衰量の波長依存性測定 

JIS C 61300-3-11 第3-11部:結合力及び離脱力測定 

JIS C 61300-3-14 第3-14部:可変光減衰器の減衰量の設定の誤差及び再現性測定 

JIS C 61300-3-20 第3-20部:波長選択性のない光ブランチングデバイスのディレクティビティ測定 

JIS C 61300-3-21 第3-21部:切替時間測定 

JIS C 61300-3-22 第3-22部:フェルール押圧力測定 

JIS C 61300-3-24 第3-24部:偏波面保存光ファイバ付き光ファイバコネクタのキー位置精度測定 

JIS C 61300-3-25 第3-25部:直角端面フェルール及び光ファイバ取付け直角端面フェルールの同心

度測定 

JIS C 61300-3-26 第3-26部:光ファイバとフェルール軸との角度ずれの測定 

JIS C 61300-3-27 第3-27部:多心光ファイバコネクタプラグの穴位置測定 

JIS C 61300-3-28 第3-28部:過渡損失測定 

JIS C 61300-3-30 第3-30部:多心光ファイバコネクタ用フェルールの研磨角度及び光ファイバ位置

測定 

JIS C 61300-3-32 第3-32部:光受動部品の偏波モード分散測定 

JIS C 61300-3-33 第3-33部:ピンゲージを用いた割りスリーブのフェルール引抜力測定 

JIS C 61300-3-34 第3-34部:ランダム接続時の挿入損失 

JIS C 61300-3-36 第3-36部:光ファイバコネクタフェルールの内径及び外径の測定 

JIS C 61300-3-38 第3-38部:群遅延,波長分散及び位相リップルの測定 

JIS C 61300-3-40 第3-40部:偏波面保存光ファイバ付き光ファイバコネクタプラグの偏波消光比測

定 

JIS C 61300-3-43 第3-43部:光ファイバ光源のモードトランスファファンクション測定 

JIS C 61300-3-45 第3-45部:多心光ファイバコネクタのランダム接続時の挿入損失測定 

JIS C 61300-3-47 第3-47部:干渉法による直角PC端面及び斜めPC端面単心円筒形フェルールの端

面形状測定 

JIS C 61300-3-50 第3-50部:光スイッチのクロストーク測定 

日本産業規格          JIS 

C 61300-2-35:2020 

光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験

及び測定手順−第2-35部:光ファイバクランプ強度

試験−ケーブルニューテーション 

Fiber optic interconnecting devices and passive components- 

Basic test and measurement procedures- 

Part 2-35: Strength of optical fiber to device interface-Cable nutation 

序文 

この規格は,2014年に第2版として発行されたIEC 61300-2-35を基とし,我が国で一般的に用いられて

いる試験条件などを反映するため,技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。 

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。 

適用範囲 

この規格は,運用中,保守,保管及び/又は輸送中に生じる可能性のあるニューテーションに,光ファ

イバコネクタ(以下,光コネクタという。)が耐えられるかを判断するための試験手順について規定する。

この試験の目的は,屈曲と回転とが複合した力にさらされたときの光コネクタの性能を評価することであ

る。この試験は,単心光コネクタプラグを取り付けた,光ファイバケーブル及び光ファイバコード(以下,

光ファイバという。)に適用する。 

注記1 “ニューテーション”は3.5を参照。 

注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

IEC 61300-2-35:2014,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Basic test and 

measurement procedures−Part 2-35: Tests−Cable nutation(MOD) 

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS C 5962 光ファイバコネクタ通則 

JIS C 61300-1 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第1部:通則 

JIS C 61300-3-1 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-1部:外観

検査及び機械的検査 

C 61300-2-35:2020  

注記 対応国際規格:IEC 61300-3-1,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Basic 

test and measurement procedures−Part 3-1: Examinations and measurements−Visual examination 

JIS C 61300-3-3 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-3部:挿入

損失及び反射減衰量変化のモニタ方法 

注記 対応国際規格:IEC 61300-3-3,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Basic 

test and measurement procedures−Part 3-3: Examinations and measurements−Active monitoring of 

changes in attenuation and return loss 

JIS C 61300-3-4 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-4部:損失

測定 

注記 対応国際規格:IEC 61300-3-4,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Basic 

test and measurement procedures−Part 3-4: Examinations and measurements−Attenuation 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 5962の箇条3(用語及び定義)によるほか,次による。 

3.1 

偏向ユニット(deflection unit) 

光ファイバが貫通し,光ファイバに大きなねじりの力を与えずに円の軌跡を描かせることができる回転

要素。 

3.2 

固定クランプ器具(fixed clamping device) 

試験中,供試品が動かないように保持する器具。 

3.3 

固定板(fixed plate) 

光ファイバが貫通し,供試品に影響するあらゆる光ファイバの動き及びねじれを抑制する板。 

3.4 

おもり(weight) 

既定の引張力を光ファイバの端末に負荷する要素。 

3.5 

ニューテーション(nutation) 

引張力を伴う屈曲と回転とが複合した動き。 

3.6 

滑車(pulley) 

光ファイバを案内し回転する車。 

3.7 

回転クランプ器具(rotating clamping device) 

供試品にかん合軸回りの回転力を伝えずに円の軌跡を描かせるように保持する器具。 

試験概要 

この試験の目的は,規定した条件にて,供試品が要求条件に従って不可逆的な又は可逆的な故障がなく

動作することを実証することである。 

background image

C 61300-2-35:2020  

この試験は,供試品を装置に取り付け,個別に規定する温度及び湿度にて規定の時間を維持し,光ファ

イバに引張力を加えた状態で屈曲及び回転を与えるものである。 

装置 

5.1 

装置の概要 

装置は,供試品のかん合軸と円すい(錐)の中心軸とが平行で,その円すい経路上にある供試品に接続

した光ファイバに大きなねじりの力を与えず屈曲及び回転を行う。回転中は光ファイバに引張力を与える。

試験装置の設計によって,供試品又は偏向ユニットのいずれが回転してもよい。試験装置の例を,図1〜

図3に示す。 

注記 記号x,量記号a及び量記号bは,本文中で参照されていないが,対応国際規格のとおりとした。 

図1−供試品が垂直面上を回転する試験装置 

図1に示す試験装置は,少なくとも次の要素によって構成する。 

a) 回転クランプ器具 

b) 滑車 

c) 引張力を与えるためのおもり 

回転クランプ器具の回転中に挿入損失が増加するような滑車の寸法としないほうがよい。供試品への引

回転クランプ器具 

滑車 

供試品 

引張力R 

おもり 

偏向角A 

background image

C 61300-2-35:2020  

張力が変化するような滑車の構造及び寸法としないほうがよい。偏向角の許容差に応じた滑車の最大半径

は,次の式によるのがよい。 

π

18

max

A

L

r

=

ここに, 

rmax: 滑車の最大半径 

L: 円すい経路の長さ 

A: 偏向角(°) 

円すい経路の長さの許容差は,±10 %と仮定している。 

図2−供試品が水平面上を回転する試験装置 

図2に示す試験装置は,少なくとも次の要素によって構成する。 

a) 回転クランプ器具 

b) 固定板 

c) 引張力を与えるためのおもり 

光ファイバは,ねじりの力を受けずに自由に可動し,回転クランプ器具の回転面は,重力方向に対し垂

直で,供試品は,光ファイバがねじれないように回転しなければならない。 

注記 図2に示す試験装置構造の例を,附属書Aに示す。 

供試品 

回転クランプ器具 

偏向角A 

引張力R 

おもり 

固定板 

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C 61300-2-35:2020  

図3−回転する偏向ユニットをもつ試験装置 

図3に示す試験装置は,少なくとも次の要素によって構成する。 

a) 固定クランプ器具 

b) 偏向ユニット 

c) 引張力を与えるためのおもり 

光ファイバは,ねじりの力を受けずに自由に可動し,偏向ユニットの回転面は,重力方向に対し垂直で,

おもりは,光ファイバがねじれないように回転しなければならない。 

5.2 

光学測定 

試験中のモニタが規定されている場合は,試験中に光学的性能をモニタするために,JIS C 61300-3-3に

規定する測定器を供試品に接続しなければならない。挿入損失の変化を測定するために使用する光源及び

光検出器は,JIS C 61300-3-4に規定しているものを用いなければならない。 

手順 

6.1 

前処理 

個別に規定がない場合,JIS C 61300-1に規定する標準的環境条件(室温)下に,供試品を2時間以上放

置する。 

供試品の製造業者の指示に従って供試品を清掃する。 

6.2 

初期検査及び初期測定 

個別に規定する初期検査及び測定を行う。 

6.3 

処理 

引張力を,光コネクタプラグを取り付けた光ファイバに加える。供試品は,クランプ器具に取り付けた

光ファイバアダプタに接続し保持する。光コネクタのかん合軸に対して偏向角を保って引張力を加える。 

供試品 

偏向角A 

引張力R 

おもり 

固定クランプ器具 

偏向ユニット 

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C 61300-2-35:2020  

試験手順は,次に示す作業で構成し,次の順序で行わなければならない。 

a) 規定の偏向角になるように装置を設置する。 

b) 供試品をクランプ器具に固定する。 

c) 光ファイバを設置し,規定の引張力を光ファイバの端末に加える。 

d) 毎分10回転の速度で,規定の回転(360°)サイクル数を実施する。 

6.4 

後処理 

個別に規定がない場合,JIS C 61300-1に規定する標準的環境条件下で10分間以上放置する。 

6.5 

最終検査及び最終測定 

試験完了後,全ての取付具を取り外す。供試品の製造業者の指示に従って,供試品の機械的清掃及び光

学的整列部材の清掃を行う。個別の規定に従って最終測定を行う。規定がある場合,JIS C 61300-3-1に従

って供試品の外観検査を行い,恒久的な損傷がないことを保証するために,規定の測定を行う。 

試験の厳しさの程度 

試験の厳しさの程度は,回転サイクル数,偏向角及び光ファイバに与える引張力の強さの組合せで構成

する。試験の厳しさの程度は,個別に規定しなければならない。試験の厳しさの程度の推奨値を,表1に

示す。 

表1−試験の厳しさの程度(推奨値) 

引張力 

R(N) 

偏向角 

A(°) 

回転角度 

(°) 

回転サイクル数 

環境カテゴリa) 

10 

45 

360 

100 

I,IHD 

14.7 b) 

C,CHD 

注a) IEC 61753-1を参照。 

b) 我が国で一般的に用いられている試験条件を追加した。この値の根拠は,IEC TR 62627-06:2014を参照。 

個別に規定する事項 

必要に応じて,次の事項を製品規格などに規定する。 

− 供試品の詳細仕様 

− 光ファイバの種類 

− 引張力 

− 偏向角 

− 回転サイクル数 

− 取付具の詳細仕様 

− 供試品の光学的機能 

− 初期測定項目及び初期要求性能 

− 試験中測定項目及び試験中要求性能 

− 最終測定項目及び最終要求性能 

− この規格の試験方法との差異 

− その他の合否判定基準 

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C 61300-2-35:2020  

附属書A 

(参考) 

試験装置構造の例 

実際の試験装置構造の例を,図A.1に示す。 

図A.1−試験装置構造の例 

参考文献 IEC 61753-1,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Performance standard−

Part 1: General and guidance 

IEC TR 62627-06:2014,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Part 06: 

Mechanical design proving nutation test results for reinforced fibre cable terminated with optical 

connectors for high density patching applications 

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附属書JA 

(参考) 

JISと対応国際規格との対比表 

JIS C 61300-2-35:2020光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び
測定手順−第2-35部:光ファイバクランプ強度試験−ケーブルニューテーショ
ン 

IEC 61300-2-35:2014,Fibre optic interconnecting devices and passive components−
Basic test and measurement procedures−Part 2-35: Tests−Cable nutation 

(I)JISの規定 

(II)国際 
規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

1 適用範囲 適用範囲 

JISとほぼ同じ 

追加 

“単心光コネクタプラグを取り付
けた,光ファイバケーブル及び光フ
ァイバコード”に限定した。 

我が国の光コネクタの使用状況に
よる。 

5.1 装置の
概要 

図1 

5.1 

JISとほぼ同じ 

追加 

“回転クランプ器具”及び量記号
“L”の追記 

対応国際規格の明らかな誤りであ
るため。国際規格の見直しの際,
提案を行う。 

図2 

JISとほぼ同じ 

追加 

“固定板”の追記 

対応国際規格の明らかな誤りであ
るため。国際規格の見直しの際,
提案を行う。 

図2及び図3の本文  

JISとほぼ同じ 

変更 

試験装置に対する推奨事項を要求
事項に変更した。 

試験の目的を達成するために必須
の事項であるため。国際規格の見
直しの際,提案を行う。 

7 試験の厳
しさの程度 

表1−試験の厳しさ
の程度(推奨値) 

JISとほぼ同じ 

追加 

表1にある厳しさの程度が参考値
であったが,推奨値であることを明
確にした。 
環境カテゴリの説明のため注を追
加した。IEC 61753-1:2018の内容を
反映した。 
IEC規格にはない引張力の推奨値
を追加した。 

規格利用者の利便性を高めるた
め。 
我が国の一般的に用いられる試験
条件による。 
引張力の追加以外は国際規格の見
直しの際,提案を行う。 

 
 

7

C

 6

1

3

0

0

-2

-3

5

2

0

2

0

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JISと国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 61300-2-35:2014,MOD 
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。 

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

− MOD ··············· 国際規格を修正している。 

7

C

 6

1

3

0

0

-2

-3

5

2

0

2

0