C 6870-2-20:2008
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲 ························································································································· 1
2 引用規格 ························································································································· 1
3 ケーブルの構造 ················································································································ 3
3.1 一般 ···························································································································· 3
3.2 光ファイバ及び一次被覆 ································································································· 3
3.3 バッファの種類及び寸法 ································································································· 3
3.4 補強光ファイバ ············································································································· 3
3.5 溝付きコア ··················································································································· 3
3.6 チューブ ······················································································································ 3
3.7 ルースチューブの集合 ···································································································· 4
3.8 テープ形光ファイバ心線構造···························································································· 4
3.9 抗張力体及び抗座屈体 ···································································································· 4
3.10 引裂きひも(紐) ········································································································· 4
3.11 シース ························································································································ 4
3.12 シースマーキング ········································································································· 4
3.13 識別 ··························································································································· 4
3.14 ケーブル構造事例 ········································································································· 4
4 ケーブルの試験及び要求事項 ······························································································ 4
4.1 一般 ···························································································································· 4
4.2 寸法及び構造 ················································································································ 4
4.3 機械特性要求事項 ·········································································································· 4
4.4 耐環境特性要求事項 ······································································································· 5
4.5 伝送特性要求事項 ·········································································································· 6
4.6 燃焼特性 ······················································································································ 6
附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表 ································································ 11
C 6870-2-20:2008
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人光産業技術振興協会 (OITDA) 及び
財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
C 6870-2-20:2008
光ファイバケーブル−第2-20部:屋内ケーブル−
屋内配線用多心光ファイバケーブル品種別通則
Optical fiber cables-Part 2-20 : Indoor cables-Family specification for
multi-fiber indoor optical distribution cables
序文
この規格は,2003年に第1版として発行されたIEC 60794-2-20を基に,対応する部分については対応国
際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格であるが,対応国際規格には規定
されていない規定項目(シース色,溝識別マーキングの説明)を日本工業規格として追加している。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。変更の一覧表に
その説明をつけて,附属書JAに示す。
1
適用範囲
この規格は,屋内配線用多心光ファイバケーブル(以下,ケーブルという。)について規定する。この規
格の対象となるケーブルには,JIS C 6870-2に規定する要求事項に加え,この規格の要求事項も適用する。
注記1 この規格は,ケーブルの特性について規定するものであるが,その特性にかかわる規定は,
一般的な特性を示すものであり,この規格によって適合性評価を行うことは意図していない。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60794-2-20 : 2003,Optical fibre cables−Part 2-20 : Indoor cables−Family specification for
multi-fibre optical distribution cables (MOD)
なお,対応の程度を表す記号 (MOD) は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していること
を示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)には適用しない。
JIS C 3005 : 2000 ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法
JIS C 3521 : 1986 通信ケーブル用難燃シース燃焼性試験方法
JIS C 3665-1-2 電気ケーブル及び光ファイバケーブルの燃焼試験−第1-2部:絶縁電線又はケーブル
の一条垂直燃焼試験−1 kW混合ガス炎による方法
JIS C 3666-2 : 2002 電気ケーブルの燃焼時発生ガス測定試験方法−第2部:電線ケーブル材料の燃焼
時におけるpH及び導電率による発生ガスの酸性度測定
注記 対応国際規格:IEC 60754-2 : 1997,Test on gases evolved during combustion of electric cables−
Part 2 : Determination of degree of acidity of gases evolved during the combustion of materials taken
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from electric cables by measuring pH and conductivity (MOD)
JIS C 6820:2005 光ファイバ通則
注記 対応国際規格:IEC 60793-1-1 : 2002,Optical fibres−Part 1-1 : Measurement methods and test
procedures−General and guidance及びIEC 60793-2 : 2003,Optical fibres−Part 2 : Product
specifications−General (MOD)
JIS C 6822 : 1995 マルチモード光ファイバ構造パラメータ試験方法
JIS C 6825 : 1995 シングルモード光ファイバ構造パラメータ試験方法
JIS C 6832 : 1999 石英系マルチモード光ファイバ素線
JIS C 6833 : 1999 多成分系マルチモード光ファイバ素線
JIS C 6835 : 2005 石英系シングルモード光ファイバ素線
注記 対応国際規格:IEC 60793-2 : 2003,Optical fibres−Part 2 : Product specifications−General及び
IEC 60793-2-50 :2002,Optical fibres−Part 2-50 : Product specifications−Sectional specification
for class B single-mode fibres (MOD)
JIS C 6838 : 2001 テープ形光ファイバ心線
注記 対応国際規格:IEC 60794-1-2 : 1999,Optical fibre cables−Part 1-2 : Generic specification−Basic
optical cable test procedures及びIEC 60794-3 : 1994,Optical fibre cables−Part 3 :
Telecommunication cables−Sectional specification (MOD)
JIS C 6850:2001 光ファイバケーブル通則
注記 対応国際規格:IEC 60794-1-1 : 1999,Optical fibre cables−Part 1-1 : Generic specification−
General (MOD)
JIS C 6851:2001 光ファイバケーブル特性試験方法
注記 対応国際規格:IEC 60794-1-2 : 1999,Optical fibre cables−Part 1-2 : Generic specification−Basic
optical test procedures (MOD)
JIS C 6870-2:2006 光ファイバケーブル−第2部:屋内ケーブル品種別通則
注記 対応国際規格:IEC 60794-2 : 2002,Optical fibre cables−Part 2 : Indoor cables−Sectional
specification (MOD)
JIS X 5150 : 2004 構内情報配線システム
注記 対応国際規格:ISO/IEC 11801 : 2002,Information technology−Generic cabling for customer
premises (IDT)
IEC 60189-1 : 1992,Low-frequency cables and wires with PVC insulation and PVC sheath−Part 1 : General
test and measuring methods
IEC 60332-1-3 : 2004,Tests on electric and optical fibre cables under fire conditions−Part 1-3 : Test for
vertical flame propagation for a single insulated wire or cable−Procedure for determination of flaming
droplets/particles
IEC 60332-3-24 : 2000,Tests on electric cables under fire conditions−Part 3-24 : Test for vertical flame spread
of vertically-mounted bunched wires or cables−Category C
IEC 60754-1 : 1994,Test on gases evolved during combustion of materials from cables−Part 1 :
Determination of the amount of halogen acid gas
IEC 60811-1-4 : 2001,Common test methods for insulating and sheathing materials of electric cables−Part 1 :
Methods for general application−Section Four: Tests at low temperature
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IEC 61034-1 : 2005,Measurement of smoke density of cables burning under defined conditions−Part 1 : Test
apparatus
IEC 61034-2 : 2005,Measurement of smoke density of cables burning under defined conditions−Part 2 : Test
procedure and requirements
3
ケーブルの構造
3.1
一般
ケーブルは,通常最低15年の使用年数を想定して設計及び製造される。この観点で,布設されたケーブ
ルの使用波長における伝送損失は,受渡当事者間で協定した値を超えてはならない。ケーブルの材料は,
通常の使用中に健康上の被害を発生させてはならない。
受渡当事者間の協定がない限り,出荷単長のケーブルの中に光ファイバのスプライスがあってはならな
い。
ケーブルの全長にわたって,個々の光ファイバは識別できる。
3.2
光ファイバ及び一次被覆
光ファイバ及びその一次被覆は,JIS C 6820の要求事項を満足し,かつ,JIS C 6832,JIS C 6833又は
JIS C 6835の要求事項を満足しなければならない。
3.3
バッファの種類及び寸法
バッファの種類を,タイト形及びルース(セミタイト)形に区分する。
タイト形又はルース(セミタイト)形のバッファが要求される場合には,一層又は多層の不活性材料の
ものでなければならない。バッファは,容易に除去可能でなければならない。タイト形の場合には,バッ
ファ及び一次被覆は,購入者の要求によって15〜25 mmの長さにわたって一度の動作で除去できなければ
ならない。ルース(セミタイト)形の場合には,同様に0.3〜2.0 mの長さにわたって容易に除去できなけ
ればならない。
バッファの種類による寸法を,表1に示す。
表1−光ファイババッファの寸法
単位 mm
バッファの種類
バッファ外径公称値
許容差
ルース(セミタイト)形
0.3〜1.3
±0.1
タイト形
0.3〜1.0
±0.1
3.4
補強光ファイバ
タイト形又はルース(セミタイト)形に二次被覆された光ファイバに対し,非金属抗張力体を埋め込ん
だ適切な材料のシースで覆うことによって,更に保護を施してもよい。
3.5
溝付きコア
溝付きコアは,決められた数のら旋又はSZ形状の溝をコアの長手方向に付けながら,適切な材料を押
し出したものとする。1心の一次被覆光ファイバ,又は多心のテープ形光ファイバ心線若しくは光ファイ
ババンドルのような光学部材をそれぞれの溝の中に配置する。
3.6
チューブ
1心の一次被覆若しくは二次被覆された光ファイバ,又は多心のテープ形光ファイバ心線を,チューブ
構造の中に(ルースに又は他の形態で)収納するものとする。チューブは,充てん材で満たされていても
4
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
よい。チューブは,複合的な外装で補強してもよい。
3.7
ルースチューブの集合
1心の一次被覆若しくは二次被覆された光ファイバ,又は多心のテープ形光ファイバ心線を収納した複
数のチューブを中心部材の周囲に集合する。
3.8
テープ形光ファイバ心線構造
テープ形光ファイバ心線の構造は,JIS C 6838の箇条6.(材料,形状及び寸法)による。テープ形光フ
ァイバ心線の中の光ファイバは,全長にわたって平行であり,交差してはならない。他に規定のない限り
テープ形光ファイバ心線は,印刷された文字,トレース用光ファイバの色及び/又はテープ化樹脂の色に
よって識別できなければならない。
3.9
抗張力体及び抗座屈体
ケーブルは,光ファイバが受渡当事者間で協定した限界値を超えるひずみを受けることがないよう,布
設及び運用条件を満足するのに十分な抗張力体及び/又は抗座屈体を使用して設計されなければならない。
抗張力体及び/又は抗座屈体は,金属又は非金属材料で,ケーブルコアの内部及び/又はシースの内側
及び/又はシース内部に位置していてもよい。
3.10 引裂きひも(紐)
要求がある場合には,シースの内側に引裂きひも(紐)を入れてもよい。
3.11 シース
ケーブルは,保護シースによって一様に覆われていなければならない。ケーブル外径及び色は,受渡当
事者間の協定による。
3.12 シースマーキング
要求がある場合には,ケーブルは,受渡当事者間で協定したマーキングを施さなければならない。
3.13 識別
適用しない。
3.14 ケーブル構造事例
幾つかの主なケーブル構造の事例を,図1〜図9に示す。他の構造(例えば,多層構造など)も,この
規格に示す機械特性要求事項,耐環境特性要求事項及び伝送特性要求事項を満足すれば適用対象とする。
4
ケーブルの試験及び要求事項
4.1
一般
次の項目から選択した試験を実施することによって,ケーブルが関連する要求事項を満足することを確
認しなければならない。すべての試験を実施することは意図されておらず,適用する試験項目,試験条件
及び試験頻度は,関連する個別規定又は受渡当事者間の協定による。
他に規定のない限り,すべての試験は,室温で実施する。
4.2
寸法及び構造
光ファイバの寸法及び公差の試験方法は,JIS C 6822又はJIS C 6825による。バッファ及びケーブルの
外径並びにシースの厚さは,IEC 60189-1に従って測定する。
4.3
機械特性要求事項
表2に示す試験のうちの幾つかは,一連長のケーブルの短い一部分をサンプルとして実施することがで
きる。伝送損失の測定波長及び損失変動の許容値は,受渡当事者間の協定による。
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表2−機械特性試験条件及び要求事項
試験
項目
適用試験方法
規格
試験条件
要求事項
項目
条件
4.3.1
引張り
JIS C 6851の箇条5.
方法E1A
(IEC 60794-1-2
方法E1A)
ケーブル引留リール
及び可動装置の直径
ケーブルに規定された動的許容
曲げ直径より大きくする。
試験後に損失変動
がなく,ケーブルに
損傷がない。
引張速度
100 mm/min又は荷重の変化が
100 N/minに相当する速度。
引張荷重
400 N, 5分間又はケーブル1 km
の自重のどちらか大きい方。
サンプル長
要求された精度で損失変動を測
定するのに十分な長さとし,受
渡当事者間の協定による。
4.3.2
圧壊
JIS C 6851の箇条7.
圧壊荷重
500 N /100 mm
試験後に損失変動
がなく,ケーブルに
損傷がない。
印加時間
1分間
圧壊箇所の間隔
500 mm
4.3.3
衝撃
JIS C 6851の箇条8.
衝撃面の半径
12.5 mm
光ファイバの断線
がない。
衝撃エネルギー
1.0 J
衝撃回数
最低500 mm間隔で3回以上。
4.3.4
曲げ
JIS C 6851の箇条14.
手順A
マンドレル直径
ケーブル外径の20倍。
光ファイバの断線
がない。
巻付けターン数
6
サイクル数
10
4.3.5
繰返し
曲げ
JIS C 6851の箇条10. 曲げ半径
ケーブル外径の20倍。
肉眼による検査で,
ケーブル及びシー
スに損傷がない。
サイクル数
100
おもりの質量
4 kg
4.3.6
張力下で
の曲げ
JIS C 6851の箇条20. 曲げ半径
ケーブル外径の20倍。
受渡当事者間の協
定による。
張力
400 N又はケーブル1 kmの自重
のどちらか大きい方。
4.3.7
低温下で
の曲げ
JIS C 6851の箇条14.
手順A
(IEC 60811-1-4
の8. 参照)
曲げ半径
ケーブル外径の10倍。
ケーブルに損傷が
ないことに加え,試
験中に光ファイバ
の断線がない。
試験温度
用途及び購入者の要求によっ
て,0 ℃,−10 ℃又は−15 ℃。
巻付けターン数
IEC 60811-1-4の箇条8. による。
サイクル数
2
4.3.8
フレキ
シング
JIS C 6851の箇条12. サイクル数
100
光ファイバの断線
がない。
プーリの直径
ケーブル外径の20倍。
おもりの質量
2 kg
4.3.9
ねじり
JIS C 6851の箇条11. サイクル数
10
光ファイバの断線
がない。
クランプ間距離
1 m
張力
20 N(又はおもりの質量:2 kg)
4.3.10
キンク
JIS C 6851の箇条13. 最小ループ直径
ケーブル外径の20倍。
キンクが発生しな
い。
4.4
耐環境特性要求事項
4.4.1
温度サイクル
JIS C 6851の箇条23. による。
温度条件
:ケーブルの用途及び購入者の要求によって,a) 〜d) の中から選択する。例えば,“試
験項目c) は,JIS X 5150への適用に適している。”
温度保持時間t1 :ケーブルが規定された温度に到達し,安定するのに十分な時間とする。
6
C 6870-2-20:2008
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サイクル数
:2
サンプル長
:伝送損失変動を要求される精度で測定するのに十分な長さとする。
要求事項
:伝送損失の測定波長及び損失変動の許容値は,受渡当事者間の協定による。
表3−温度サイクル試験の温度条件
単位 ℃
試験項目
低温TA
高温TB
a)
0
+50
b)
− 5
+50
c)
−20
+60
d)
−45
+60
4.5
伝送特性要求事項
受渡当事者間で協定した伝送特性要求事項は,JIS C 6832,JIS C 6833又はJIS C 6835に従って確認す
る。ケーブル伝送損失の最大値は,JIS C 6850の規定を満足しなければならない。
4.6
燃焼特性
購入者の要求によって,ケーブルの燃焼特性は,次に示す試験の中から選択して実証することができる。
他の燃焼特性及び試験方法については,検討中である。
4.6.1
燃焼性
JIS C 3005,JIS C 3521,JIS C 3665-1-2,IEC 60332-1-3又はIEC 60332-3-24による。
4.6.2
発煙性
IEC 61034-1及びIEC 61034-2による。
4.6.3
腐食性ガスの発生
JIS C 3666-2及びIEC 60754-1による。
図1−12心光ファイバケーブル断面構造事例
7
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図2−36心光ファイバケーブル断面構造事例
図3−6心ファンアウト (break-out) 光ファイバケーブル断面構造事例
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図4−24心ファンアウト (break-out) 光ファイバケーブル断面構造事例
図5−4心テープ形光ファイバ心線を用いた溝付きコア形
屋内配線用光ファイバケーブル断面構造事例
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図6−2心テープ形光ファイバ心線を用いたSZより溝付きコア形
屋内配線用光ファイバケーブル断面構造事例
図7−光ファイババンドルを用いたSZより溝付きコア形
屋内配線用光ファイバケーブル断面構造事例
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図8−多心ユニチューブ形光ファイバケーブル断面構造事例
図9−多心光ファイバケーブル断面構造事例
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附属書JA
(参考)
JISと対応する国際規格との対比表
JIS C 6870-2-20 : 2008 光ファイバケーブル―第2-20部:屋内ケーブル―
屋内配線用多心光ファイバケーブル品種別通則
IEC 60794-2-20 : 2003,Optical fibre cables−Part 2-20: Indoor cables−Family specification for
multi-fibre optical distribution cables
(Ⅰ) JISの規定
(Ⅱ)
国際規
格番号
(Ⅲ) 国際規格の規定
(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評
価及びその内容
(Ⅴ) JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号及
び名称
内容
箇条
番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
3ケーブル
の構造
ケーブルに関する
要求事項
3
JISにほぼ同じ
追加
3.2(光ファイバ及び一次被覆)に日本
国内で参照されている“JIS C 6832及
びJIS C 6833”を追加。
3.11(シース)に“色の規定”を追加。
図5,図6及び図7に“溝識別マーキン
グの説明”を追加。
ケーブル配線方法に適したファイ
バケーブルの識別を必要とするた
め。
4ケーブル
の試験及び
要求事項
ケーブルが関連す
る個別規定の要求
事項を満足するか
の確認用試験事項
4
JISにほぼ同じ
追加
4.3.9(ねじり)に“又はおもりの質量:
2 kg”を追加。
4.6.1(燃焼性)に日本国内で参照され
ている“JIS C 3005及びJIS C 3521”を
追加。
4.6.3(腐食性ガスの発生)に日本国内
で参照されている“JIS C 3666-2”を追
加。
国内におけるケーブル配線方法に
適した試験方法が従来参照されて
おり,これらを併せて試験方法の
選択範囲を広げるため。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 60794-2-20 : 2003,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加 ··············· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··············· 国際規格を修正している。
2
C
6
8
7
0
-2
-2
0
:
2
0
0
8
2
C
6
8
7
0
-2
-2
0
:
2
0
0
8
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。