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C 6575-1:2016  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

追補2のまえがき 

このJIS C 6575-1の追補2は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大

臣がJIS C 6575-1:2013を改正した内容だけを示すものである。 

JIS C 6575-1:2013は,この追補2の内容の改正がされ,JIS C 6575-1:2016となる。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

C 6575-1:2016 

ミニチュアヒューズ− 

第1部:ミニチュアヒューズに関する用語及び 

ミニチュアヒューズリンクに対する通則 

(追補2) 

Miniature fuses-Part 1: Definitions of miniature fuses and general 

requirements for miniature fuse-links 

(Amendment 2) 

追補2の序文 

この追補は,IEC 60127-1のAmendment 2を基にJIS C 6575-1:2009の追補2として作成した日本工業規

格の追補である。 

なお,この追補で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。 

JIS C 6575-1:2013を,次のように改正する。 

箇条1(適用範囲)の“この規格は,通常屋内…”で始まる最初の段落の後に,次を追加する。 

この規格では,低圧配電系統の保護を目的としたヒューズは適用の対象としない。これらのヒューズは,

JIS C 8269規格群(低電圧ヒューズ)による。 

箇条2(引用規格)の“IEC 60038”の前に,次を追加する。 

JIS C 6575-2 ミニチュアヒューズ−第2部:管形ヒューズリンク 

注記 対応国際規格:IEC 60127-2,Miniature fuses−Part 2: Cartridge fuse-links 

JIS C 6575-3 ミニチュアヒューズ−第3部:サブミニチュアヒューズリンク 

注記 対応国際規格:IEC 60127-3,Miniature fuses−Part 3: Sub-miniature fuse-links 

JIS C 6575-4 ミニチュアヒューズ−第4部:UMヒューズリンク(UMF)並びにその他の端子挿入

形及び表面実装形ヒューズリンク 

注記 対応国際規格:IEC 60127-4,Miniature fuses−Part 4: Universal modular fuse-links (UMF)−

Through-hole and surface mount types 

JIS C 8269(規格群) 低電圧ヒューズ 

注記 対応国際規格:IEC 60269 series,Low-voltage fuses 

C 6575-1:2016  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

3.5(ミニチュアヒューズリンク)を,次に置き換える。 

3.5 

ミニチュアヒューズリンク(miniature fuse-link) 

通常屋内で使用される電気及び電子機器,又はそれらの部品を保護するための包装ヒューズリンク。 

3.5.1 

管形ヒューズリンク(cartridge fuse-link) 

主寸法の少なくとも一つが10 mm以下であって,かつ,定格遮断容量が2.5 kA以下の包装ミニチュア

ヒューズリンク。 

注記 主寸法とは,長さ,幅,高さ及び直径である。 

3.5.2 

特殊用途ミニチュアヒューズリンク(miniature fuse-link for special applications) 

定格遮断容量が50 kA以下の包装ミニチュアヒューズリンクであって,幅及び高さが12 mm以下,かつ,

全長が50 mm以下のもの。ただし,JIS C 6575-2,JIS C 6575-3及びJIS C 6575-4を適用するものを除く。 

3.27(最大継続ワット損)の定義文を,次に置き換える。 

1時間以上継続可能な最大電流レベル,又は定格電流が6.3 Aを超える場合にスタンダードシートに規定

された時間継続可能な最大電流レベルにおいて,測定するように指示された条件下で測定されたヒューズ

リンクのワット損。 

9.4(耐久試験)のb) を,次に置き換える。 

b) その後,当該スタンダードシートに規定する電流及び時間を通電する。この試験の最後に電圧降下を

測定し,JIS C 6575規格群の後続の部に規定がある場合には,その測定値を最大継続ワット損値の計

算に用いる。 

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C 6575-1:2016  

附属書JA(参考)(JISと対応する国際規格との対比表)の“4 一般要求事項”の行の前に,次の行を追加する。 

3.5.1 管形
ヒューズリ
ンク 

管形ヒューズリン
クの用語及び定義 

3.5.1 

JISとほぼ同じ 

変更 

対応国際規格は,定格遮断容量
が,“2 kA以下”としているが,
この規格では,“2.5 kA以下”
とした。 

電気用品の技術上の基準を定める省
令の解釈の別表第三において認めら
れている定格遮断容量に変更した。 

附属書JA(参考)(JISと対応する国際規格との対比表)の“9.3.1 試験方法”の行の後に,次の行を追加する。 

9.4 

耐久試験 

9.4 b) 

JISとほぼ同じ 

変更 

対応国際規格は,“当該スタン
ダードシートに規定する電流
を1時間,又は定格電流が6.3 A
を超える場合はスタンダード
シートに規定された時間”とし
ているが,この規格では,“そ
の後,当該スタンダードシート
に規定する電流及び時間を通
電する。”とした。 

JIS C 6575-2に追加したスタンダー
ドシートJ1のものは,6.3 A以下の
ものの通電時間が1時間になってい
ないことに対する対応。全てのスタ
ンダードシートで通電する電流及び
時間が規定されているので,要求事
項を変更するものではない。 

附属書JA(参考)(JISと対応する国際規格との対比表)の注記1に,次を追加する。 

− 変更 ······················· 国際規格の規定内容を変更している。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。