C 3818 : 1999
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS C 3818 : 1994は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格では,対応する国際規格を附属書(規定)として作成し,国際規格との整合化を図った。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実
用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会は,
このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録
出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS C 3818には,次に示す附属書がある。
附属書(規定) 公称電圧が1000Vを超える系統用の屋外用ポストがいしの特性
C 3818 : 1999
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1. 適用範囲 ························································································································ 1
2. 引用規格 ························································································································ 1
3. 定義 ······························································································································ 1
4. 種類 ······························································································································ 2
5. 性能 ······························································································································ 2
6. 形状及び寸法 ·················································································································· 4
7. 外観 ······························································································································ 4
8. 材料及び組立 ·················································································································· 4
9. 試験方法 ························································································································ 4
10. 検査 ···························································································································· 4
11. 製品の呼び方················································································································· 5
12. 表示 ···························································································································· 5
付図1~3 ······························································································································ 6
附属書(規定) 公称電圧が1000Vを超える系統用の屋外用ポストがいしの特性 ····························· 9
序文 ··································································································································· 9
1. 適用範囲 ························································································································ 9
2. 引用規格 ························································································································ 9
3. 目的 ······························································································································ 9
4. 電気的特性 ···················································································································· 10
5. 機械的特性 ···················································································································· 10
6. 寸法 ····························································································································· 12
7. 取付け構造 ···················································································································· 12
8. 規定する特性 ················································································································· 13
9. がいしの種類 ················································································································· 13
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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日本工業規格 JIS
C 3818 : 1999
ステーションポストがいし
Station post insulators
序文 この規格は,1990年に第3版として発行されたIEC 60273, Characteristics of indoor and outdoor post
insulators for systems with nominal voltages greater than1000Vを基に,本体には従来日本工業規格で規定して
いたステーションポストがいしについて規定し,これに対応する国際規格について,技術的内容を変更す
ることなく附属書(規定)として作成した日本工業規格である。
なお,IEC規格番号は,1997年1月1日から実施のIEC規格新番号体系によるものであり,これより前
に発行された規格についても,規格番号に60000を加えた番号に切り替えた。これは,番号だけの切替え
であり,内容は同一である。
1. 適用範囲 この規格は,公称電圧6.6kV以上の電路において,導体の支持及び断路器などに用いる磁
器又はガラス製のステーションポストがいし(以下,がいしという。)について規定し,次のがいしに適用
する。
a) 従来JISで規定していた磁器製がいしで,この規格の本体で規定する。
b) IEC 60273 : 1990で規定している,公称電圧が1000Vを超える系統用の磁器又はガラス製の屋外用ポ
ストがいしで,この規格の附属書(規定)で規定する。
なお,この規格の本体又は附属書(規定)の規定は,一つの製品に対してそのいずれかを一貫して適用
するものとし,両者の対応する規定項目・内容を適宜選択又は混用して適用することはできない。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS C 3801-2 がいし試験方法−第2部:発変電所用ポストがいし
JIS C 3802 電気用磁器類の外観検査
JIS C 3803 がいし及びブッシング用語
JIS G 3113 自動車構造用熱間圧延鋼板及び鋼帯
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS R 5210 ポルトランドセメント
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
IEC 60273 : 1990 Characteristics of indoor and outdoor post insulators for systems with nominal
voltages greater than 1 000 V
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 3803による。
2
C 3818 : 1999
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4. 種類 種類は,次のとおりとする。
SP-6, SP-10, SP-20, SP-30, SP-60, SP-70, SP-650A, SP-650B, SP-850A, SP-850B, SP-850C, SP-950A, SP-950B,
SP-950C, SP-1150A, SP-1150B, SP-1150C
備考1. SPは,ステーションポストがいしを表す。
2. SP-6〜70の数字は,公称電圧 (kV) を1.1で除した値を表す。
SP-650〜1150の数字は,がいしの全高を表す。
3. 数字の次の文字は,がいしの胴径及び金具の形状を表す。
A:胴径105mmでキャップ−フランジ形
B:胴径125mmでフランジ−フランジ形
C:胴径145mmでフランジ−フランジ形
例 SP-850Aは,全高850mm,胴径105mmキャップーフランジ形の中実磁器製のステーション
ポストがいしを表す。
5. 性能 性能は,9. によって試験を行ったとき,表1のとおりとする。
3
C
3
8
1
8
:
1
9
9
9
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表1 性能
項目
種類
試験方法
適用箇所
SP-6
SP-10
SP-20
SP-30
SP-60
SP-70
SP-65
0A
SP-65
0B
SP-85
0A
SP-85
0B
SP-85
0C
SP-95
0A
SP-95
0B
SP-95
0C
SP-11
50A
SP-11
50B
SP-11
50C
商用周波注水耐電圧
kV
26
37
60
85
140
165
120
120
155
155
155
180
180
180
225
225
225
9.3
雷インパルス耐電圧
kV
60
90
150
200
350
400
270
265
350
365
355
400
405
405
500
515
510
9.4
引張破壊荷重(1)
kN
25
30
40
40
80
80
80
90
80
90
100
80
90
100
80
90
100
9.5
曲げ破壊荷重(1)(2)
kN
6
6
6
7
7
7
11
19
8
14
20
7
12
18
5
10
15
9.6
ねじり破壊荷重(1)
kN・m
1
1
1.5
2.5
4.5
5
5
7
5
7
10
5
7
10
5
7
10
9.7
冷熱
温度差70℃以上(冷水温度0〜20℃),浸し時間は,それぞれ15分間,浸し回数は各3回でがいしの各部に異状を認めないものとする。
9.8
吸湿性
磁器内部に液がしみ込まないものとする。
9.9
亜鉛めっき
付着量は,500g/m2以上。ただし,付図1の上下のねじ穴若しくは付図2及び付図3の上キャップの端面とねじ穴及び下部キャップの端面とき
り穴は,この限りでない。
9.10
注(1) 破壊荷重は,最小値を示す。
(2) 曲げ破壊荷重試験の荷重点は,がいしの頂頭部とする。
4
C 3818 : 1999
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6. 形状及び寸法 形状及び寸法は,付図1〜3のとおりとする。
フランジ金具及びキャップ金具のねじ穴は,0.3mmオーバサイズとする。
7. 外観 外観には,実用上有害な欠点があってはならない。磁器部の外観は,JIS C 3802による。
8. 材料及び組立
8.1
材料 材料は,表2のものを用い,金具には取付けねじ穴を除き,全面一様に完全な溶融亜鉛めっ
きを施し,取付けねじ穴には,適切なさび止め油脂処理を施さなければならない。
表2 材料
各部名称
材料
磁器
露出部は,焼成上やむを得ない部分を除き,全面一様にうわぐすりを施
した磁器。色の指定がないときは,白色とする。
金具
JIS G 5501に規定するFC200又はJIS G 3113に規定するSAPH400。
セメント
JIS R 5210に規定するポルトランドセメント。
8.2
組立 組立は,磁器と上下金具との中心線を合わせ,上下金具の取付け穴の相対位置関係は,付図1
〜3に適合するようにしなければならない。
9. 試験方法
9.1
構造試験 構造試験は,JIS C 3801-2の5.(構造試験)による。
9.2
外観試験 外観試験は,JIS C 3801-2の6.(外観試験)による。
9.3
商用周波注水耐電圧試験 商用周波注水耐電圧試験は,JIS C 3801-2の7.4(商用周波注水耐電圧試
験)による。
9.4
雷インパルス耐電圧試験 雷インパルス耐電圧試験は,JIS C 3801-2の7.7(雷インパルス耐電圧試
験)による。
なお,注水は,JIS C 3801-2の7.3.2(注水)による。
9.5
引張破壊荷重試験 引張破壊荷重試験は,JIS C 3801-2の8.2.1(引張破壊荷重試験)による。
9.6
曲げ破壊荷重試験 曲げ破壊荷重試験は,JIS C 3801-2の8.2.2(曲げ破壊荷重試験)による。
9.7
ねじり破壊荷重試験 ねじり破壊荷重試験は,JIS C 3801-2の8.2.3(ねじり破壊荷重試験)による。
9.8
冷熱試験 冷熱試験は,JIS C 3801-2の9.(冷熱試験)による。
9.9
吸湿試験 吸湿試験は,JIS C 3801-2の10.(吸湿試験)による。
9.10 亜鉛めっき試験 亜鉛めっき試験は,JIS C 3801-2の11.(亜鉛めっき試験)による。
10. 検査 検査は,形式検査及び受渡検査とし,9.による。
10.1 形式検査 形式検査は,表3の全項目について行い,5.〜8.の規定に適合しなければならない。
なお,この検査の検査個数は,3個とする。
10.2 受渡検査 受渡検査は,抜取検査と全数検査との2種類とする。
10.2.1 抜取検査 抜取検査は,表3の3.〜9.の項目について行い,5., 6.及び8.の規定に適合しなければな
らない。
なお,この場合の抜取方式及び合否判定方法は,受渡当事者間の協定による。
5
C 3818 : 1999
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10.2.2 全数検査 全数検査は,表3の10.の項目について行い,7.の規定に適合しなければならない。
なお,この検査に適合しないがいしは不合格とし,このがいしを除いてそのロットを合格とする。
表3 検査項目
検査項目
1. 商用周波注水耐電圧
2. 雷インパルス耐電圧
3. 構造
4. 引張破壊荷重
5. 曲げ破壊荷重
6. ねじり破壊荷重
7. 冷熱
8. 吸湿性
9. 亜鉛めっき
10. 外観
11. 製品の呼び方 製品の呼び方は,名称及び種類による。
例 ステーションポストがいし SP-6
12. 表示 がいしの磁器部には,容易に消えない方法で次の事項を表示しなければならない。
a) 製造業者名又はその略号
b) 製造年(西暦の場合は,末尾の2けたでもよい。)
6
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備考 フランジには,水抜き溝を最小限1個付けるものとする。また,上下の穴の位置は,対応するものとする。
付図1 形状及び寸法 (SP-6〜SP-70)
付図2 形状及び寸法 (SP-650A, SP-850A,
SP-950A, SP-1150A)
7
C 3818 : 1999
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備考 フランジには,水抜き溝を最小限1個付けるものとする。また,上下の穴の位置は,対応するものとする。
付図3 形状及び寸法 (SP-650B, SP-850B, SP-850C, SP-950B, SP-950C, SP-1150B, SP-1150C)
8
C
3
8
1
8
:
1
9
9
9
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付図1〜3 形状及び寸法(寸法)
種類
全高
H
かさの径
φD1
胴径
φD2
ねじの呼び
φa
ねじ穴の
有効深さ
h
上部金具
のボルト
サークル
径
φd1
下部金具
のボルト
サークル
径
φd2
上部金具
の外径
φG
下部金具
の外径
φF
取付け穴
の径
φb
フランジ
の厚さ
t
上下金具
の中心線
の振れの
許容差
上下金具
の取付け
穴のねじ
れの許容
差
上下金具
の端面の
平行度
かさの数
mm
mm
mm
mm
mm
mm
mm
mm
mm
mm
mm
mm
mm
枚
SP-6
180±1
125
60
M12
17
80±0.5
80±0.5
110
110
−
−
1.0
1.3
0.5
3
SP-10
235±1
125
60
M12
17
80±0.5
80±0.5
110
110
−
−
1.0
1.3
0.5
4
SP-20
370±1
145
70
M12
17
80±0.5
80±0.5
110
110
−
−
1.0
1.3
0.5
6
SP-30
500±1
155
80
M12
17
90±0.5
90±0.5
120
120
−
−
1.0
1.3
0.5
8
SP-60
800±1
180
95
M16
24
115±0.5
115±0.5
150
150
−
−
1.0
1.3
0.5
12
SP-70
900±1
185
100
M16
24
115±0.5
115±0.5
150
150
−
−
1.0
1.3
0.5
14
SP-650A
650±0.5
190
105
M16
23
140±0.5
170±0.5
175
205
13.8
16
1.0
1.0
0.5
10
SP-650B
650±0.5
210
125
M12
17
170±0.5
190±0.5
205
225
13.8
17
1.0
1.0
0.5
9
SP-850A
850±0.5
190
105
M16
23
140±0.5
170±0.5
175
205
13.8
16
1.0
1.0
0.5
14
SP-850B
850±0.5
210
125
M12
17
170±0.5
190±0.5
205
225
13.8
17
1.0
1.0
0.5
13
SP-850C
850±0.5
230
145
M12
19
190±0.5
210±0.5
225
245
13.8
19
1.0
1.0
0.5
13
SP-950A
950±0.5
190
105
M16
23
140±0.5
170±0.5
175
205
13.8
16
1.0
1.0
0.5
16
SP-950B
950±0.5
210
125
M12
17
170±0.5
190±0.5
205
225
13.8
17
1.0
1.0
0.5
15
SP-950C
950±0.5
230
145
M12
19
190±0.5
210±0.5
225
245
13.8
19
1.0
1.0
0.5
15
SP-1150
A
1150±0.5
190
105
M16
23
140±0.5
170±0.5
175
205
13.8
16
1.0
1.0
0.5
20
SP-1150
B
1150±0.5
210
125
M12
17
170±0.5
190±0.5
205
225
13.8
17
1.0
1.0
0.5
19
SP-1150
C
1150±0.5
230
145
M12
19
190±0.5
210±0.5
225
245
13.8
19
1.0
1.0
0.5
19
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C 3818 : 1999
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附属書(規定) 公称電圧が1000Vを超える系統用の屋外用ポストがいし
の特性
序文 この附属書は,本体の規定に対応するIEC 60273 : 1990 Characteristics of indoor and outdoor post
insulators for systems with nominal voltages greater than 1000Vの磁器又はガラス製の屋外用ポストがいしにつ
いて規定されている部分を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成したものである。
ただし,原国際規格中の磁器又はガラス製の屋内ポストがいしについて規定されている部分は,JIS C
3814 : 1999(屋内ポストがいし)に附属書(規定)として規定する。また,有機材料製の屋内ポストがい
しについて規定されている部分は,JIS C 3851 : 1999(屋内用樹脂ポストがいし)に附属書(規定)として
規定する。
なお,この附属書で点線の下線を施してある参考は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この附属書は,屋外使用を目的とする磁器又はガラス製のポストがいしに適用する。この
附属書はまた,直流系統用がいしの暫定的規格として適用してもよい。
この附属書の対象となるがいしは,アイソレータ(断路器),母線又はヒューズの支持としての使用を主
な目的としている。この附属書では3種類のポストがいしを取り扱う。
a) 金具埋込み型磁器又はガラス製屋外用ポストがいし
b) 金具外付け型磁器又はガラス製屋外用ポストがいし
c) 磁器又はガラス製屋外用ピン型ポストがいし
これら3種類のがいしは,それぞれの電気的,機械的特性及び寸法的な特性によって区別する。附属書
付図3〜5に各種類のがいしの代表的な例を示す。これらの図は一般的な説明図であり,これ以外の形状及
び構造でもよい。
参考 ガラス製がいしは種々の原因によって破損することがあり,特に製造工程で急冷して得られる
強化ガラス製がいしは,破損の際,内部引張応力により破片が広く飛散することが知られてお
り,使用に当たっては安全性に関する配慮が必要である。
なお,屋内ポストがいしは,この附属書の適用範囲から除外した。磁器又はガラス製の屋内
ポストがいしはJIS C 3814 : 1999に,有機材料製屋内ポストがいしはJIS C 3851 : 1999に,各々
附属書として取り込まれている。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この附属書に引用されることによって,この附属書の規定の一部を構
成する。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
IEC 60168 Test on indoor and outdoor post insulators of ceramic material or glass for system voltages greater
than 1000V
3. 目的 この附属書は,同じ種類のポストがいしの互換性を確保するために必要な電気的特性,機械的
特性及び寸法の標準値を定めることを目的としている。
備考1. 磁器又はガラス製がいしの試験についての一般的な定義及び方法は,IEC 60168 : 1994に示さ
10
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
れている。
2. 漏れ距離の値及び設計面に関する内容は暫定的なものである。これらの値は規定されている
電気的特性には直接関係しない。
汚損条件下での絶縁性能については,性能に影響する重要な要因を決定することを目的に
検討を行った。
適用ガイド (IEC 60815 : 1986) を作成し,適切な設計の範囲を推奨している。このガイド
には次の内容も示されている。
− 汚損条件の厳しさの定義
− 汚損条件の厳しさを決定する方法
− がいしを特徴づけるパラメータの重要性及び影響
− 対応する漏れ距離
− 直径の影響
− がいしの取付け角度の影響
− グリース塗布又は洗浄などの検討すべき代替手段
参考 原国際規格中の,有機材料製屋内ポストがいしの試験規格IEC 60660に関する記載を削除した。
4. 電気的特性 各ポストがいしは,IEC 60071-1 : 1993によって標準化された値に基づいて規定された雷
インパルス耐電圧に対して設計されている。選択すべき最小高さは,絶縁協調の要求に従って,表中の電
気的特性,すなわち,雷インパルス乾燥耐電圧,商用周波注水耐電圧,開閉インパルス注水耐電圧のいず
れかによって決定される。運転電圧を規定していない理由は,使用条件,特に汚損条件によっては運転電
圧とポストがいしの高さとの間の厳密な関係を求めることができないからである。
段積ポストがいしの構成方法,すなわち,がいしの構成数,サイズ及び位置については規定しない。た
だし,同一高さのポストがいしについては,がいしの形状,サイズ,金具形状を含めた構成方法がポスト
がいしの電気的性能,特に,開閉インパルス注水耐電圧値に影響することがある。
定格開閉インパルス耐電圧値は,上記の事実に加えて開閉インパルス注水耐電圧試験における大きなば
らつきを考慮して規定されている。多くのポストがいしの設計では,さらに高い開閉インパルス耐電圧値
を得ることができる。
表中の定格耐電圧要求値は,IEC 60168 : 1994に従って単一のポストがいしに対して行う試験に対する
ものである。この試験に関しては,試験条件が理想的であり,耐電圧が実際の使用時よりも高くなること
がある。このことは断路器に特に該当する。つまり,断路器では実際の耐電圧が表中の値とかなり異なる
ことがある。この場合,標準全長の大きながいしを選択するか,又は特殊な電界緩和用の金具を使用して
もよい。
5. 機械的特性 ポストがいしは,曲げ試験における規定破壊荷重値に基づく機械的強度で標準化されて
いる。
機械的強度は,次のとおりである。
a) 金具埋込み型磁器又はガラス製の屋外用ポストがいし
強度クラス2 ········· 2000N
強度クラス4 ········· 4000N
強度クラス8 ········· 8000N
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
強度クラス16········ 16000N
強度クラス31.5 ····· 31500N
b) 金具外付け型磁器又はガラス製の屋外用ポストがいし
強度クラス2 ········· 2000N
強度クラス4 ········· 4000N
強度クラス6 ········· 6000N
強度クラス8 ········· 8000N
強度クラス10········ 10000N
強度クラス12.5 ····· 12500N
強度クラス16········ 16000N
強度クラス20········ 20000N
強度クラス25········ 25000N
強度クラス31.5 ····· 31500N
強度クラス40········ 40000N
c) 磁器又はガラス製の屋外用ピン型ポストがいし
強度クラスA ········ 3000N〜5000N
強度クラスB ········ 5000N〜7500N
強度クラスC ········ 7500N〜12000N
強度クラスD ········ 12000N〜18000N
強度クラスE ········· 18000N〜30000N
備考 上記b)による屋外用ポストがいしの寸法は,強度クラス2から20に対してだけ規定されてい
る。
強度クラス25, 31.5, 40については,これらの寸法は将来的な検討の余地を残している。
規定強度クラスは,ポストがいしを垂直に取り付け,荷重をがいし上面に水平に印加した状態での曲げ
試験における最小破壊荷重に基づいている。がいしを下につり下げた状態で取り付ける場合は,附属書付
表3に含まれるがいしを除いて,曲げ強度の標準値は適用できないことがある。他の取り付け状態(例え
ば,水平取り付け)でも,ポストがいしの自重が無視できない場合には強度に影響を与えることがある。
垂直以外の取り付け方法に対する強度定格は,製造業者と購入者との間の協定によるものとする。
ポストがいしの軸上の異なる点における曲げ強度は,がいしの種類によって別々の方法で定義されてい
る(附属書付表3〜6及び備考を参照)。
破壊荷重Pχも規定してもよい。これはがいしの上面からχmmの点に印加される荷重である。荷重の値
は製造業者と購入者との間の協定によるものとする。屋内用がいしの場合,表にはP50(χ=50)の値が規定
されている。
備考 これらの値は式Pχ=Poh/(h+χ)から決定されたもので,hはがいしの全長である。
引張り又は圧縮における機械的強度は規定されていない。ねじりにおける機械的強度は,上記b)及びc)
に従う屋外用ポストがいしだけに規定されている。
特殊用途の場合,機械的特性の追加が必要になることがある。この場合,機械的特性の値は製造業者と
購入者との間の協定によるものとする。
参考 原国際規格中の,有機材料製屋内ポストがいし及び磁器又はガラス製屋内ポストがいしの定格
機械的強度の値,並びにこれに関する記述を削除した。
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6. 寸法 次の寸法を規定する。
− 全長
− 絶縁部の公称最大直径
− 取付け部(7.を参照)
− 公差
− 公称最小漏れ距離(屋外用ポストがいしだけ)
ポストがいしの構成は規定されていない(4.を参照)。
がいしの公称寸法は規定最大値を超えず,また,規定最小値を下回らないものとする。がいしの実際の
寸法は製造上の公差に従う。がいしの全長公差は附属書付表3及び附属書付表4に示されている。他の公
差はIEC 60168 : 1994の24.に従うものとするが,漏れ距離を検査する場合は,公称値は負の公差だけを適
用するものとする。
平行度,偏心率及び角度の公差に対する公称最大値は,IEC 60168:1994の付録Aに従って測定した場
合,次のとおりである。
平行度 h≦1mの場合:0.5mm
h>1mの場合:0.5hmm
hはメートル単位
平行度は直径D=250mmに対して測定されるものである。
偏心率 2 (1+h) mm
hはメートル単位
角度偏差 時計方向と反時計方向にかかわらず1°
経験上から,がいしが上記公差に適合していれば,2本以上のがいしを連結する段積ポストがいしの場
合でも取付け上の問題はないのが普通である。
上記の値は製造業者と使用者との間の協定がない場合に適用される。ただし,その他の公差は,適用上
要求される精度に応じて取り決めてもよい。
備考 がいしが上記の公差に適合しない場合に行う処置は,IEC 60168 : 1994を参照。
附属書付表3, 附属書付表5及び附属書付表6に従うポストがいしについては,1種類の最小漏れ距離だ
けが規定されている。
附属書付表4に従うポストがいしには,2種類の漏れ距離がある。
規定寸法内で増やすことができるがいしの漏れ距離は設計及びサイズに応じて変わり,漏れ距離を増や
す必要がある場合,汚損環境での使用に不適切な設計を避けるために,製造業者と購入者との間の協定に
よるものとする。
参考 原国際規格中の,有機材料製屋内ポストがいし及び磁器又はガラス製屋内ポストがいしの特性
値を規定する付表を引用した箇所を削除した。
7. 取付け構造 がいしの取付け構造は,附属書付表3〜6に従うものとする。取付け穴はボルトサークル
上に均等な間隔で配置するものとし,このボルトサークルはがいしの軸と同心となるものとする。特に指
定がない限り,上部金具と下部金具の穴は直線上に並ぶように配置するものとし,標準の六角ボルトとナ
ットが使用できるものとする。
ねじ穴は標準サイズとする。ただし,直径が0.25mm(0.01インチ)以下だけオーバサイズでもよい。
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C 3818 : 1999
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また,めっき後に標準寸法となるスチールボルトに適合するものとする。ねじ部の全長は,公称ボルト径
以上とする。
めっきした金具中のねじはめっき後加工してもよい。標準がいしにはISOメートルねじを適用するもの
とする。ただし,ピン型ポストがいしにはユニファイ並目ねじを適用してもよい。
備考1. 現在使われているポストがいしはこの規定に定める特性に従うものであるが,ウィット並目
ねじ又はアメリカ並目ねじが使われていることもある。
2. 互換性を確保するために,各ポストがいしに固定用のねじを附属してもよい。
参考 原国際規格中の,有機材料製屋内ポストがいし及び磁器又はガラス製屋内ポストがいしの特性
値を規定する付表を引用した箇所を削除した。
8. 規定する特性 規定する特性を次の表に示す。
− 金具埋込み型磁器又はガラス製の屋外用ポストがいし ·········· 附属書付表3
− 金具外付け型磁器製又はガラス製の屋外用ポストがいし ······· 附属書付表4
− 磁器又はガラス製の屋外用ピン型ポストがいしユニット ······· 附属書付表5〜8
− 取付け構造 ·································································· 附属書付表3A〜6A
ポストがいしに関する表中には,雷インパルス耐電圧が同じがいしを同じグループにまとめた。ピン型
ポストがいしに関する表には,がいしは記号順に配列してある。
ポストがいしはそのすべての仕様を基にして標準化している。ピン型ポストがいしでは附属書付表5〜8
中のがいしのすべての仕様を基にして標準化している。ピン型ポストがいしは一つ以上のがいしから構成
される。2本以上のがいしを連結する段積ポストがいしの場合,所要の電圧及び強度定格を得るにはいろ
いろな組合せが可能である。その場合,ピン型ポストがいしは剛性,RIV特性などの面で異なることがあ
るため,製造業者と購入者との間で最適なポストがいしの構成を決定してもよい。ピン型ポストがいしを
構成するためのがいし種類の組合せの例を付録Aに示す。他の組合せも可能である。
参考 原国際規格中の,有機材料製屋内ポストがいし及び磁器又はガラス製屋内ポストがいしの特性
値を規定する付表に関する記載を削除した。
9. がいしの種類 各標準ポストがいしには,次の記号を割り当てる。
− がいし種類
金具埋込み型磁器又はガラス製の屋外用ポストがいし ······· H
金具外付け型磁器又はガラス製の屋外用ポストがいし ······· C
磁器又はガラス製の屋外用ピン型ポストがいし ················ P
− 機械的強度クラス(5.を参照)
2-4-8-16-31.5
金具埋込み型磁器又はガラス製の屋外用ポストがいしの場合
2-4-6-8-10-12.5-16-20-25-31.5-40
金具外付け型磁器又はガラス製の屋外用ポストがいしの場合
A-B-C-D-E
磁器又はガラス製の屋外用ピン型ポストがいしの場合
− 漏れ距離クラスI−II
金具外付け型磁器又はガラス製の屋外用がいしの場合
− 雷インパルス耐電圧(kV単位)
60〜2550
備考1. この分類はがいしを完全に規定するものではない。この規格中には代替構成も含まれている。
2. 強度クラス及び雷インパルス耐電圧の分類はピン型ポストがいしユニットには使用しない。
がいしは記号で分類する。
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C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
例 “IECポストがいしH16-75”は,強度クラス16,雷インパルス耐電圧75kVの金具埋込
み型磁器又はガラス製の屋外用ポストがいしを示す。
“IECポストがいしC6-1050-1”は,強度クラス6,雷インパルス耐電圧1050kV,漏
れ距離クラスIの金具外付け型磁器又はガラス製の屋外用ポストがいしを示す。
“IECポストがいしPD-1050”は,強度クラスD,雷インパルス耐電圧1050kVの磁
器又はガラス製の屋外用ピン型ポストがいしを示す。
参考 原国際規格中の,有機材料製屋内ポストがいし及び磁器又はガラス製屋内ポストがいしの種類
を表す記号を定義及び説明している箇所を削除した。
この附属書ではがいしの表示については規定しないが,本体部分で規定する製品と区別する
ことが取扱いの上で有効と思われる場合は,何がしかの識別マーク(例えば,“IEC”など)を
付けることも考慮される。
なお,IEC規格ではポストがいしの表示はIEC 60168 : 1994の2.3に規定している。
参考 原国際規格中の“FIG.1̲Example of an indoor post insulator of ceramic material or glass”及び
“FIG.2-Example of an indoor post insulator of organic, material”は,この附属書には不採用とした。
これらは,各々,JIS C 3814 : 1999及びJIS C 3851 : 1999の附属書に取り込まれている。
15
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書付図3 金具埋込み型屋外用ポストがいしの例
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C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書付図4 金具外付け型ポストがいしの例
附属書付図5 屋外用ピン型ポストがいしの例
参考 原国際規格中の次の付表は,この附属書には不採用とした。“TABLE I”及び“TABLE IA”はJIS C 3814 : 1999,
“TABLE II”及び“TABLE IIA”はJIS C 3851 : 1999の各々附属書として取り込まれている。
“TABLE I (Indoor post insulator of ceramic material or glass and with internal metal fittings) "
“TABLE I A (Optional auxilialy holes in the top and/or bottom metal fitting) "
“TABLE II (Indoor post insulator of organic material and with internal metal fittings) "
“TABLE II A (Optional auxiliary holes in the top and/or bottom metal fitting) "
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C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書付表3 金具埋込み型磁器又はガラス製屋外用ポストがいし
1
2
3
4
5
6
7
8
9
がいしの種類
雷インパルス
耐電圧
商用周波注
水耐電圧
ポスト
がいし
の高さ
公称最小漏れ距離
絶縁部
の公称
最大径
曲げ破壊
荷重
上部金具及び下部金具
公称
最大直径
ねじの
呼び
h
D
Po
(kV)
(kV)
(mm)
(mm)
(mm)
(N)
(mm)
H2-60
130
2000
55
M12
H4-60
145
4000
70
M16
H8-60
60
20
95±1
220
160
8000
80
M16
H16-60
195
16000
115
M20
H31.5-60
230
31500
140
M24
H2-75
130
2000
55
M12
H4-75
145
4000
70
M16
H8-75
75
28
130±1
240
170
8000
95
M20
H16-75
195
16000
115
M20
H31.5-75
230
31500
140
M24
H2-95
130
2000
55
M12
H4-95
150
4000
75
M16
H8-95
95
38
175±1
330
180
8000
105
M20
H16-95
200
16000
120
M20
H31.5-95
240
31500
150
M24
H2-125
145
2000
70
M12
H4-125
160
4000
80
M16
H8-125
125
50
210±1
430
195
8000
115
M20
H16-125
210
16000
130
M24
H31.5-125
240
31500
150
M24
H2-170
145
2000
70
M12
H4-170
180
4000
100
M16
H8-170
170
70
300±1
600
200
8000
120
M24
H16-170
230
16000
140
M24
H4-250
230
4000
165
M16
H8-250
250
95
500±1
980
230
8000
180
M24
H4-325
240
4000
165
M20
H8-325
325
140
620±1
1200
240
8000
180
M24
附属書付表3に対する備考
欄4
製造業者と購入者との間の協定により,全長の2%以下を公差として適用してもよい。
欄7
がいしを倒立状態で取り付けた場合の曲げ強度は,正立状態で取り付けた場合と同じとす
る。
欄9
ポストがいしの規定破壊荷重印加時において,規定した直径のボルトの応力は220N/mm2
を超えないものとする。ただし,がいし記号H31.5-125のものについては,応力は300N/mm2
を超えないものとする。
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C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書付表3A 上部金具及び下部金具における補助穴
1
2
3
4
がいしの種類
ねじの呼び
穴のねじ山部の最小深さ
穴の中心間の距離
d
(mm)
(mm)
H2-60…170
−
−
−
H4-60…325
M6
6
36
H8-60…325
M10
6
46
H16-60…170
M10
6
66
H31.5-60…125
M10
6
66
備考 補助穴は,製造業者と購入者との間の協定によるものとする。また,補助穴
にはねじを切らなくてもよい。
19
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書付表4 金具外付け型磁器又はガラス製屋外用ポストがいし
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
がいしの
種類
雷イン
パルス
耐電圧
開閉イ
ンパル
ス注水
耐電圧
商用
周波
注水
耐電
圧
ポストが
いしの高
さ
公称最小漏れ距
離
絶縁
部の
公称
最大
径
破壊荷重
上部金具のボ
ルトサークル
径
下部金具の
ボルトサー
クル径
クラス
I
クラス
II
曲げ
ねじ
り
h
D
Po
(kV)
(kV)
(kV)
(mm)
(mm)
(mm)
(mm)
(N)
(Nm)
(mm)
(mm)
C4-60
175
4000
600
76
76
C6-60
175
6000
600
76
76
C8-60
60
−
20
190±1
120
190
185
8000
800
76
76
C10-60
185
10000
1000
76
76
C4-75
180
4000
600
76
76
C6-75
180
6000
600
76
76
C8-75
75
−
28
215±1
190
280
190
8000
800
76
76
C10-75
190
10000
1000
76
76
C4-95
190
4000
800
76
76
C6-95
190
6000
800
76
76
C8-95
95
−
38
255±1
280
380
190
8000
1200
76
76
C10-95
210
10000
1200
76
76
C12.5-95
210
12500
1800
76
76
C4-125
195
4000
800
76
76
C6-125
195
6000
800
76
76
C8-125
125
−
50
305±1
380
500
195
8000
1200
76
76
C10-125
230
10000
1200
76
76
C12.5-125
230
12500
2000
76
76
C4-150
195
4000
1000
76
76
C6-150
195
6000
1200
76
76
C8-150
150
−
50
355±1
450
660
195
8000
1500
76
76
C10-50
235
10000
1800
76
76
C12.5-150
235
12500
2500
76
76
C4-170
C6-170
205
205
4000
6000
1200
1500
76
76
76
76
C8-170
170
−
70
445±1
580
850
205
8000
2000
76
76
C10-170
245
10000
2500
76
76
C12.5-170
245
12500
3000
127
127
C4-200
210
4000
1200
76
76
C6-200
210
6000
1800
76
76
C8-200
200
−
70
475±1
680
950
210
8000
2000
76
76
C10-200
245
10000
2500
76
76
C12.5-200
245
12500
3000
127
127
20
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
がいしの
種類
雷イン
パルス
耐電圧
開閉イ
ンパル
ス注水
耐電圧
商用
周波
注水
耐電
圧
ポストが
いしの高
さ
公称最小漏れ距
離
絶縁
部の
公称
最大
径
破壊荷重
上部金具のボ
ルトサークル
径
下部金具の
ボルトサー
クル径
クラス
I
クラス
II
曲げ
ねじ
り
h
D
Po
(kV)
(kV)
(kV)
(mm)
(mm)
(mm)
(mm)
(N)
(Nm)
(mm)
(mm)
C4-250
215
4000
1800
76又は127
76又は127
C6-250
215
6000
2000
76又は127
76又は127
C8-250
250
−
95
560±1
835
1200
215
8000
2500
127
127
C10-250
255
10000
3000
127
127
C12.5-250
255
12500
4000
127
127
C2-325
225
2000
1200
127
127
C4-325
225
4000
2000
127
127
C6-325
225
6000
2500
127
127
C8-325
260
8000
3000
127
127
C10-325
325
−
140
770±1
1160
1600
270
10000
4000
127
127
C12.5-325
270
12500
4000
127
127
C16-325
300
16000
5000
127
225
C20-325
300
20000
6000
127
254
C2-450
235
2000
1800
127
127
C4-450
235
4000
2500
127
127又は178
C6-450
260
6000
3500
127
127又は178
C8-450
260
8000
4000
127
127又は200
C10-450
450
−
185
1020±1
1600
2300
290
10000
4000
127
127又は225
C12.5-450
300
12500
6000
127
225
C16-450
300
16000
6000
127
254
C20-450
300
20000
6000
127
254
C2-550
300
2000
2000
127
127
C4-550
550
−
230
1220±1
1970
2900
300
4000
3000
127
127又は178
C6-550
300
6000
4000
127
127又は200
C8-550
300
8000
4000
127
127又は200
C10-550
550
−
230
1220±1
1970
2900
350
10000
4000
127
127又は225
C12.5-550
350
12500
6000
127
254
C16-550
350
16000
6000
127
254
C20-550
350
20000
6000
127
275
C2-650
350
2000
2000
127
127又は178
C4-650
350
4000
3000
127
127又は200
C6-650
350
6000
3000
127
127又は200
C8-650
350
8000
4000
127又は225
127又は225
C10-650
650
−
275
1500±2.5
2300
3350
400
10000
4000
127又は225
254
C12.5-650
400
12500
6000
127又は225
254
C16-650
400
16000
6000
225
275
C20-650
420
20000
6000
225
300
21
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
がいしの
種類
雷イン
パルス
耐電圧
開閉イ
ンパル
ス注水
耐電圧
商用
周波
注水
耐電
圧
ポストが
いしの高
さ
公称最小漏れ距
離
絶縁
部の
公称
最大
径
破壊荷重
上部金具のボ
ルトサークル
径
下部金具の
ボルトサー
クル径
クラス
I
クラス
II
曲げ
ねじ
り
h
D
Po
(kV)
(kV)
(kV)
(mm)
(mm)
(mm)
(mm)
(N)
(Nm)
(mm)
(mm)
C2-750
350
2000
2000
127
127又は178
C4-750
350
4000
3000
127
127又は200
C6-750
350
6000
3000
127又は225
127又は225
C8-750
350
8000
4000
127又は225
127又は225
C10-750
750
−
325
1700±2.5
2700
3900
400
10000
4000
127又は225
254
C12.5-750
400
12500
6000
127又は225
254
C16-750
400
16000
6000
225又は254
275
C20-750
420
20000
6000
225又は254
300
C4-850
400
4000
3000
127
200
C6-850
400
6000
3000
127又は225
225
C8-850
400
8000
4000
127又は225
254
C10-850
850
−
360
1900±3.5
3100
4400
400
10000
4000
127又は225
254
C12.5
−
850
400
12500
6000
127, 225又は
254
254
C16-850
400
16000
6000
225又は254
275
C20-850
420
20000
6000
225又は254
300
C4-950
950
750
395
2100±3.5
3400
4900
450
4000
3000
127
200
C6-950
450
6000
3000
127又は225
225
C8-950
450
8000
4000
127又は225
254
C10-950
950
750
395
2100±3.5
3400
4900
450
10000
4000
127又は225
254
C12.5-950
450
12500
6000
127, 225又は
254
275
C16-950
450
16000
6000
225又は254
300
C20-950
450
20000
6000
225又は254
325
C4-1050
450
4000
3000
127
200
C6-1050
450
6000
3000
127又は225
225
C8-1050
450
8000
4000
127又は225
254
C10-1050
1050
750
460
2300±3.5
4000
5650
450
10000
4000
127又は225
275
C12.5-1050
450
12500
6000
127, 225又は
254
275
C16-1050
450
16000
6000
225又は254
300
C20-1050
450
20000
6000
225又は254
325
C4-1175
450
4000
3000
127又は225
225
C6-1175
450
6000
3000
127又は225
254
C8-1175
450
8000
4000
127又は225
254
C10-1175
1175
850
−
2650±4.5
4600
6500
450
10000
4000
127又は225
275
22
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
がいしの
種類
雷イン
パルス
耐電圧
開閉イ
ンパル
ス注水
耐電圧
商用
周波
注水
耐電
圧
ポストが
いしの高
さ
公称最小漏れ距
離
絶縁
部の
公称
最大
径
破壊荷重
上部金具のボ
ルトサークル
径
下部金具の
ボルトサー
クル径
クラス
I
クラス
II
曲げ
ねじ
り
h
D
Po
(kV)
(kV)
(kV)
(mm)
(mm)
(mm)
(mm)
(N)
(Nm)
(mm)
(mm)
C12.5-1175
450
12500
6000
127, 225又は
254
300
C16-1175
450
16000
6000
225又は254
325
C20-1175
450
20000
6000
225又は254
356
C4-1300
450
4000
3000
127又は225
225
C6-1300
450
6000
3000
127又は225
254
C8-1300
450
8000
4000
127又は225
275
C10-1300
1300
950
−
2900±4.5
5100
7000
450
10000
4000
127又は225
275
C12.5-1300
450
12500
6000
127, 225又は
254
300
C16-1300
450
16000
6000
225又は254
325
C20-1300
450
20000
6000
225又は254
356
C4-1425
450
4000
3000
127又は225
225
C6-1425
1425
950
−
3150±4.5
5600
7800
450
6000
3000
127又は225
254
C8-1425
450
8000
4000
127又は225
275
C10-1425
1425
950
−
3150±4.5
5600
7800
450
10000
4000
127又は225
300
C12.5-1425
450
12500
6000
127, 225又は
254
325
C16-1425
450
16000
6000
225又は254
356
C20-1425
450
20000
6000
225又は254
356
C4-1550
450
4000
3000
127又は225
225
C6-1550
450
6000
3000
127又は225
254
C8-1550
450
8000
4000
127又は225
275
C10-1550
1550
1050
−
3350±4.5
6200
8500
450
10000
4000
127又は225
300
C12.5-1550
450
12500
6000
127, 225又は
254
325
C16-1550
450
16000
6000
225又は254
356
C20-1550
450
20000
6000
225又は254
356
C4-1675
450
4000
3000
127又は225
254
C6-1675
450
6000
3000
127又は225
275
C8-1675
450
8000
4000
127又は225
300
C10-1675
1675
1050
−
3650±5.5
6350
9400
450
10000
4000
127又は225
300
C12.5-1675
450
12500
6000
225又は254
325
C16-1675
450
16000
6000
225又は254
356
C4-1800
450
4000
3000
225又は254
254
C6-1800
450
6000
3000
225又は254
275
23
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
がいしの
種類
雷イン
パルス
耐電圧
開閉イ
ンパル
ス注水
耐電圧
商用
周波
注水
耐電
圧
ポストが
いしの高
さ
公称最小漏れ距
離
絶縁
部の
公称
最大
径
破壊荷重
上部金具のボ
ルトサークル
径
下部金具の
ボルトサー
クル径
クラス
I
クラス
II
曲げ
ねじ
り
h
D
Po
(kV)
(kV)
(kV)
(mm)
(mm)
(mm)
(mm)
(N)
(Nm)
(mm)
(mm)
C8-1800
450
8000
4000
225又は254
300
C10-1800
1800
1175
−
4000±5.5
6900
10250
450
10000
4000
225又は254
325
C12.5-1800
450
12500
6000
225又は254
356
C16-1800
450
16000
6000
225又は254
356
C4-1950
450
4000
3000
225又は254
254
C6-1950
450
6000
3000
225又は254
275
C8-1950
450
8000
4000
225又は254
300
C10-1950
1950
1300
−
4400±5.5
7650
11350
450
10000
4000
225又は254
325
C12.5-1950
450
12500
6000
225又は254
356
C4-2100
450
4000
3000
225又は254
254
C6-2100
450
6000
3000
225又は254
275
C8-2100
2100
1300
−
4700±5.5
8250
12250
450
8000
4000
225又は254
300
C10-2100
450
10000
4000
225又は254
325
C12.5-2100
450
12500
6000
225又は254
356
C4-2250
450
4000
3000
225又は254
254
C6-2250
450
6000
3000
225又は254
300
C8-2250
2250
1425
−
5000±6.5
8700
13200
450
8000
4000
225又は254
325
C10-2250
450
10000
4000
225又は254
356
C12.5-2250
450
12500
6000
225又は254
356
C4-2400
450
4000
3000
225又は254
254
C6-2400
450
6000
3000
225又は254
300
C8-2400
2400
1425
−
5300±6.5
9200
14100
450
8000
4000
225又は254
325
C10-2400
450
10000
4000
225又は254
356
C12.5-2400
450
12500
6000
225又は254
356
C4-2550
450
4000
3000
225又は254
275
C6-2550
450
6000
3000
225又は254
300
C8-2550
2550
1550
−
5700±6.5
9800
15000
450
8000
4000
225又は254
325
C10-2550
450
10000
4000
225又は254
356
附属書付表4に対する備考
欄2
雷インパルス耐電圧値1675kV,1950kV,2250kV及び2550kVについては,IEC60071-1の46.
及び47.を参照。
欄8
製造業者と購入者との間の協定によって,汚損条件又はがいしの構成方法に応じて,絶縁部の
最大径を大きくしてもよい。
24
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
欄9
ポストがいしは,上部金具において次の最小曲げモーメントMに耐えなければならない。
M=0.5Pohがいし記号C4-60からC20-650の場合
M=0.2Pohがいし記号C2-750からC10-2550の場合
ここに,Po=最小破壊荷重(欄9)
曲げモーメントMの値から底部でのPohへの比例換算が必要かどうかについては,購入者が
規定するものとする。
欄10 回転式断路器など特定用途については,製造業者と購入者との間の合意によって,ポストがい
しのねじり強度を所定の値より高く規定してもよい。
欄11及び欄12
取付け構造の詳細については,6.及び表4Aを参照すること。製造業者と購入者との間の協定に
よって,欄11及び欄12に示すものとは異なる取付け構造を適用してもよい。ただし,表4A
から選択するものとする。規定寸法では,ポストがいしの規定破壊荷重印加時において
400N/mm2を超える応力を受けないボルトの使用が可能である。
下部金具のボルトサークル径は,上部金具のボルトサークル径以上とする。
附属書付表4A 金具外付け型屋外用ポストがいしの標準取付け構造
1
2
3
4
5
ボルトサークル径
ボルトの数
ボルト穴
ねじ穴
きり穴
取付け面の公称最大直径
(mm)
φ (mm)
(mm)
76
4
M12
−
115
127
4
M16
−
165
178
4
−
18
225
200
4
−
18
245
225
4
−
18
270
254
8
−
18
300
275
8
−
18
320
300
8
−
18
345
325
8
−
18
370
356
8
−
18
400
375
8
−
18
420
備考1. 取付け構造に関する詳細については,6. を参照。
2. 附属書付表4には,ボルトサークル径375mmは表示されていない。曲げ時破
壊荷重が附属書付表4中の値よりも大きいポストがいしに対してここに推奨
値として記載した(4. に対する備考参照)。
25
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書付表5 屋外用ピン型ポストがいし(メートル単位)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
がいしの
種類
雷インパル
ス耐電圧
商用周波
注水耐電
圧
がいしの
高さ
公称最小
漏れ距離
絶縁
部の
公称
最大
径
破壊荷重
上部金具の
ボルト
サークル径
下部金具の
ボルト
サークル径
曲げ
ねじり
±0.7mm
正立
倒立
H
D
(kV)
(kV)
(mm)
(mm)
(mm)
(N)
(N)
(Nm)
(mm)
(mm)
E30
E31
E32
E33
E34
E35
E36
E50
E51
E52
E53
E54
E55
E56
E57
E58
E59
E70
E71
E72
E73
E100
E101
E102
E140
E141
60
95
110
150
170
200
250
95
11O
125
150
200
250
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
250
20
38
45
50
70
75
95
34
45
50
50
75
95
75
75
75
75
75
75
75
75
75
75
75
75
90
152
203
254
305
368
381
457
203
254
254
305
381
508
368
368
368
368
368
368
394
394
368
394
457
432
533
127
203
280
406
560
585
840
203
280
406
432
585
788
762
762
762
762
762
762
762
762
762
762
762
762
1143
152
178
203
280
356
330
356
229
254
330
330
356
432
432
483
483
483
483
483
533
533
533
533
660
660
762
6700
6700
9000
9000
13500
9000
9000
18000
18000
18000
18000
18000
18000
31000
44500
44500
44500
44500
44500
89000
107000
107000
107000
107000
178000
310000
4000
4000
4500
4500
9000
4500
4500
13500
13500
13500
13500
13500
11000
18000
27000
27000
27000
27000
27000
67000
67000
67000
67000
107000
107000
267000
225
340
680
680
1700
1130
1350
1350
1350
1350
1800
2250
2250
4500
8500
8500
8500
8500
8500
8500
8500
8500
8500
11300
11300
17000
76
76
76
76
76
76
76
127
127
127
127
127
127
127
127
127
127
178
178
178
178
254
254
254
356
356
76
76
76
76
76
76
76
127
127
127
127
127
127
127
127
254
178
178
254
178
254
254
356
254
356
356
26
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書付表6 屋外用ピン型ポストがいし(インチ/ポンド単位)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
がいしの
種類
雷インパル
ス耐電圧
商用周波
注水耐電
圧
がいしの
高さ
公称最小
漏れ距離
絶縁
部の
公称
最大
径
破壊荷重
上部金具の
ボルト
サークル径
下部金具の
ボルト
サークル径
曲げ
ねじり
±0.03in
正立
倒立
H
D
(kV)
(kV)
(in)
(in)
(in)
(1b-wt)
(1b-wt)
(1b-wt-in)
(in)
(in)
E30
E31
E32
E33
E34
E35
E36
E50
E51
E52
E53
E54
E55
E56
E57
E58
E59
E70
E71
E72
E73
E100
E101
E102
E140
E141
60
95
110
150
170
200
250
95
110
125
150
200
250
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
250
20
38
45
50
70
75
95
34
45
50
50
75
95
75
75
75
75
75
75
75
75
75
75
75
75
90
6
8
10
12
14.5
15
18
8
10
10
12
15
20
14.5
14.5
14.5
14.5
14.5
14.5
15.5
15.5
14.5
15.5
18
17
21
5
8
11
16
22
23
33
8
11
16
17
23
31
30
30
30
30
30
30
30
30
30
30
30
30
45
6
7
8
11
14
13
14
9
10
13
13
14
17
17
19
19
19
19
19
21
21
21
21
26
26
30
1500
1500
2000
2000
3000
2000
2000
4000
4000
4000
4000
4000
4000
7000
10000
10000
10000
10000
10000
20000
24000
24000
24000
24000
40000
70000
900
900
1000
1000
2000
1000
1000
3000
3000
3000
3000
3000
2500
4000
6000
6000
6000
6000
6000
15000
15000
15000
15000
24000
24000
60000
2000
3000
6000
6000
15000
10000
12000
12000
12000
12000
16000
20000
20000
40000
75000
75000
75000
75000
75000
75000
75000
75000
75000
100000
100000
150000
3
3
3
3
3
3
3
5
5
5
5
5
5
5
5
5
5
7
7
7
7
10
10
10
14
14
3
3
3
3
3
3
3
5
5
5
5
5
5
5
5
10
7
7
10
7
10
10
14
10
14
14
附属書付表5A, 6A ピン型ポストがいしの標準取付け構造
1
2
3
4
5
6
7
ボルトサークル径
ボルトの数
ボルト穴
ねじ穴
きり穴
取付け面の公称最大直径
UNC
(mm)
(in)
(in)
φ (mm)
(mm)
76
3
4
M12
1/2
15
115
127
5
4
M16
5/8
18
165
178
7
4
M20
3/4
22
225
254
10
8
M20
3/4
22
300
356
14
8
M20
3/4
22
400
備考 上記のメートル単位及びインチ単位の寸法は,ねじ山を除いて,相当,かつ,互換
性のあるものとしてみなす。
27
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書付表7 屋外用ピン型ポストがいしの曲げ強度(メートル単位)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
がいしの種類
E34
E52
E53
E55
E56
E57
E72
E102
E141
E58
E73
E140
E59
E100
E70
E101
E71
がいしの構成数
正立曲げ試験での最小破壊荷重 (N)
2
6700
7600
8500
5800
13300
24300
40000
62500
97500
3
3600
4450
4900
3300
7600
12500
29000
36500
58500
4
3300
3300
5300
8900
20000
26000
42000
5
4000
6700
15600
20000
32700
6
3300
5300
12500
16500
26700
7
4450
10200
13800
22700
8
4000
8900
12000
19600
9
3400
7600
10700
17400
10
6700
9400
15600
11
6000
8500
14000
12
5500
7800
12900
13
7100
11800
附属書付表8 屋外用ピン型ポストがいしの曲げ強度(インチ/ポンド単位)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
がいしの種類
E34
E52
E53
E55
E56
E57
E72
E102
E141
E58
E73
E140
E59
E100
E70
E101
E71
がいしの構成数
正立曲げ試験での最小破壊荷重 (1b-wt)
2
1500
1700
1900
1300
3000
5500
9000
14000
21900
3
800
1000
1100
750
1700
2800
6500
8200
13200
4
750
750
1200
2000
4500
5800
9450
5
900
1500
3500
4500
7350
6
750
1200
2800
3700
6000
7
1000
2300
3100
5100
8
900
2000
2700
4400
9
770
1700
2400
3900
10
1500
2100
3500
11
1350
1900
3150
12
1250
1750
2900
13
1600
2650
備考 附属書付表7及び附属書付表8は同一種類のがいしからなる段積ポストがいしに基づいている。高さ及び曲げ強
度の異なるがいしで構成した段積ポストがいしは,ポストがいしの強度を計算する際に,これらの差異を考慮し
なければならない。
28
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付録A
附属書付表AI 屋外用ピン型ポストがいしの構成例(メートル単位)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
がいしの
種類
雷イン
パルス
耐電圧
商用周
波注水
耐電圧
ポスト
がいし
の高さ
公称最
小漏れ
距離
絶縁部の
公称最大
径
破壊荷重
上部金
具のボ
ルトサ
ークル
径
下部金
具のボ
ルトサ
ークル
径
構成
曲げ
ねじり
h
D
(kV)
(kV)
(mm)
(mm)
(mm)
(N)
(Nm)
(mm)
(mm)
PB-60
60
20
152
127
152
6700
225
76
76
1E30
PB-95
95
38
203
203
178
6700
340
76
76
1E31
PD-95
95
34
203
203
229
18000
1350
127
127
1E50
PC-110
110
45
254
280
203
8900
680
76
76
1E32
PD-110
110
45
254
280
254
18000
1350
127
127
1E51
PD-125
125
50
254
406
330
18000
1350
127
127
1E52
PC-150
150
50
305
406
280
8900
680
76
76
1E33
PD-150
150
50
305
432
330
18000
1800
127
127
1E53
PD-170
170
70
368
560
356
13500
1700
76
76
1E34
PC-200
200
75
381
585
330
8900
1130
76
76
1E35
PD-200
200
75
381
585
356
18000
2250
127
127
1E54
PE-200
200
75
368
762
432
31000
4500
127
127
1E56
PC-250
250
95
457
840
356
8900
1350
76
76
1E36
PD-250
250
95
508
788
432
18000
2250
127
127
1E55
PB-350
350
140
737
1118
356
6700
1700
76
76
2E34
PD-350
350
140
737
1524
432
13300
4500
127
127
2E56
PE-350
350
140
737
1524
483
24400
8500
127
127
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PA-380
380
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762
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1350
127
127
3E52
PC-380
380
150
876
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432
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2250
127
127
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PD-380
380
150
876
1524
483
15500
2250
127
127
1E55, 1E57
PA-450/1
450
185
1016
1626
330
3300
1350
127
127
4E52
PA-450/2
450
185
914
1295
330
4900
1800
127
127
3E53
PB-450
450
185
1016
1575
432
5800
2250
127
127
2E55
PC-450
450
185
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2286
432
7600
4500
127
127
3E56
PD-450
450
185
1105
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127
127
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PE-450/1
450
185
1105
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24400
4500
127
254
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PE-450/2
450
185
1105
2286
533
24400
8500
178
254
1E70, 1E71, 1E100
PA-550
550
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3300
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127
127
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PC-550
550
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432
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127
127
3E56, SB5
PD-550
550
230
1194
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483
12400
4500
127
127
2E56, 1E57, SB5
PE-550/1
550
230
1194
2286
533
24400
4500
127
254
1E56, 1E58, 1E100, SB10
PE-550/2
550
230
1194
2286
533
24400
8500
178
254
1E70, 1E71, 1E100, SB10
PA-650
PB-650/1
650
650
275
275
1524
1473
2362
3048
432
432
3300
5300
2250
4500
127
127
127
127
3E55
4E56
PB-650/2
650
275
1245
2311
432
6200
2250
127
127
1E55, 2E56
PC-650/1
650
275
1473
3048
483
7600
4500
127
127
3E56, 1E57
PC-650/2
650
275
1473
3048
483
8900
8500
127
127
4E57
PD-650/1
650
275
1473
3048
533
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4500
127
254
2E56, 1E58, 1E100
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C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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がいしの
種類
雷イン
パルス
耐電圧
商用周
波注水
耐電圧
ポスト
がいし
の高さ
公称最
小漏れ
距離
絶縁部の
公称最大
径
破壊荷重
上部金
具のボ
ルトサ
ークル
径
下部金
具のボ
ルトサ
ークル
径
構成
曲げ
ねじり
h
D
(kV)
(kV)
(mm)
(mm)
(mm)
(N)
(Nm)
(mm)
(mm)
PD-650/2
650
275
1473
3048
533
12400
8500
178
254
2E70, 1E71, 1E100
PD-650/3
650
275
1499
3048
533
12400
8500
178
178
3E70, 1E72
PE-650/1
650
275
1562
3048
660
29000
8500
254
254
3E100, 1E102
PE-650/2
650
275
1638
3048
660
27000
8500
178
254
2E72, 1E73, 1E102
PE-650/3
650
275
1562
3048
660
29000
8500
254
356
2E100, 1E101, 1E140
PA-850
850
360
1842
3810
432
4000
4500
127
127
5E56
PB-850/1
850
360
1842
3810
483
5300
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127
127
4E56, 1E57
PB-850/2
850
360
1842
3810
483
6700
4500
127
127
3E56, 2E57
PC-850/1
850
360
1842
3810
533
7600
4500
127
254
3E56, 1E58, 1E100
PC-850/2
850
360
1842
3810
533
8900
8500
178
254
3E70, 1E71, 1E100
PD-850/1
850
360
1842
3810
533
12400
4500
127
254
2E56, 1E58, 2E100
PD-850/2
850
360
1842
3810
533
12400
8500
178
254
2E70, 1E71, 2E100
PD-850/3
850
360
1892
3810
533
12400
8500
178
178
3E70, 2E72
PD-850/4
850
360
1918
3810
533
15100
8500
178
178
2E70, 3E72
PE-850/1
850
360
1930
3810
660
20000
8500
254
254
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PE-850/2
850
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2032
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18600
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178
254
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PE-850/3
850
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1930
3810
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20000
8500
254
356
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PA-1050
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2210
4572
432
3300
4500
127
127
6E56
PB-1050/1
1050
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2210
4572
533
5300
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127
127
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PB-1050/2
1050
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2210
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178
254
4E70, 1E71, 1E100
PC-1050/1
1050
460
2210
4572
533
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4500
127
254
3E56, 1E58, 2E100
PC-1050/2
1050
460
2210
4572
533
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8500
178
254
3E70, 1E71, 2E100
PC-1050/3
1050
460
2261
4572
533
8900
8500
178
178
4E70, 2E72
PD-1050/1
1050
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2286
4572
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8500
178
178
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PD-1050/2
1050
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2388
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254
254
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PD-1050/3
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4572
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178
254
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PD-1050/4
1050
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2362
4572
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18900
8500
254
356
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PE-1050
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356
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PA-1175/1
PA-1175/2
1175
1175
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510
2578
2578
5334
5334
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4000
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4500
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127
178
254
178
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7E70
PB-1175/1
1175
510
2578
5334
533
5300
4500
127
254
4E56, 1E58, 2E100
PB-1175/2
1175
510
2578
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533
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8500
178
254
4E70, 1E71, 2E100
PC-1175/1
1175
510
2578
5334
533
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4500
127
254
3E56, 1E58, 3E100
PC-1175/2
1175
510
2578
5334
533
8900
8500
178
254
3E70, 1E71, 3E100
PC-1175/3
1175
510
2654
5334
533
8900
8500
178
178
4E70, 3E72
PC-1175/4
1175
510
2680
5334
533
10200
8500
178
178
3E70, 4E72
PD-1175/1
1175
510
2845
5334
660
15500
8500
254
254
4E100, 3E102
PD-1175/2
1175
510
2883
5334
660
15300
8500
178
254
4E72, 1E73, 2E102
PD-1175/3
1175
510
2730
5334
660
15500
8500
254
356
4E100, 1E101, 2E140
PE-1175
1175
510
3213
6477
762
26700
8500
178
356
1E72, 1E73, 1E101, 1E140, 3E141
PA-1300/1
1300
570
2946
6096
533
4000
4500
127
254
5E56, 1E58, 2E100
PA-1300/2
1300
570
2946
6096
483
4000
8500
178
178
8E70
PB-1300/1
1300
570
2946
6096
533
5300
4500
127
254
4E56, 1E58, 3E100
PB-1300/2
1300
570
2946
6096
533
6700
8500
178
254
4E70, 1E71, 3E100
PC-1300/1
1300
570
2946
6096
533
7600
4500
127
254
3E56, 1E58, 4E100
30
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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がいしの
種類
雷イン
パルス
耐電圧
商用周
波注水
耐電圧
ポスト
がいし
の高さ
公称最
小漏れ
距離
絶縁部の
公称最大
径
破壊荷重
上部金
具のボ
ルトサ
ークル
径
下部金
具のボ
ルトサ
ークル
径
構成
曲げ
ねじり
h
D
(kV)
(kV)
(mm)
(mm)
(mm)
(N)
(Nm)
(mm)
(mm)
PC-1300/2
1300
570
2946
6096
533
8900
8500
178
254
3E70, 1E71, 4E100
PC-1300/3
1300
570
3048
6096
533
8700
8500
178
178
4E70, 4E72
PD-1300/1
1300
570
3213
6096
660
13100
8500
254
254
5E100, 3E102
PD-1300/2
1300
570
3277
6096
660
11500
8500
178
254
5E72, 1E73, 2E102
PD-1300/3
1300
570
3099
6096
660
12400
8500
254
356
5E100, 1E101, 2E140
PE-1300
1300
570
3607
7239
762
20000
8500
178
356
2E72, 1E73, 1E101, 1E140, 3E141
PA-1425/1
1425
630
3315
6858
483
3400
8500
178
178
9E70
PA-1425/2
1425
630
3315
6858
533
4000
4500
127
254
5E56, 1E58, 3E100
PA-1425/3
1425
630
3315
6858
533
4000
8500
178
254
7E70, 1E71, 1E100
PB-1425/1
1425
630
3315
6858
533
5300
4500
127
254
4E56, 1E58, 4E100
PB-1425/2
1425
630
3315
6858
533
6700
8500
178
254
4E70, 1E71, 4E100
PC-1425/1
1425
630
3315
6858
533
7600
4500
127
254
3E56, 1E58, 5E100
PC-1425/2
1425
630
3315
6858
533
7600
8500
178
254
3E70, 1E71, 5E100
PC-1425/3
1425
630
3442
6858
533
7300
8500
178
178
4E70, 5E72
PD-1425/1
1425
630
3581
6858
660
12300
8500
254
254
6E100, 3E102
PD-1425/2
1425
630
3734
6858
660
11500
8500
178
254
5E72, 1E73, 3E102
PD-1425/3
1425
630
3531
6858
660
12300
8500
254
356
5E100, E101, 3E140
PD-1425/4
PE-1425
1425
1425
630
630
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8000
8382
762
762
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20000
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8500
178
178
356
356
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PA-1550/1
1550
680
3683
7620
533
4000
8500
178
254
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PA-1550/2
1550
680
3683
7620
533
4000
4500
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5E56, 1E58, 4E100
PB-1550/1
1550
680
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533
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4500
127
254
4E56, 1E58, 5E100
PB-1550/2
1550
680
3683
7620
533
6700
8500
178
254
4E70, 1E71, 5E100
PB-1550/3
1550
680
3810
7620
533
6400
8500
178
178
5E70, 5E72
PC-1550/1
1550
680
3950
7620
660
10200
8500
254
254
7E100, 3E102
PC-1550/2
1550
680
4128
7620
660
10200
8500
178
254
6E72, 1E73, 3E102
PC-1550/3
1550
680
3899
7620
660
10200
8500
254
356
6E100, 1E101, 3E140
PD-1550
1550
680
4572
9144
762
17300
8500
178
356
2E72, 1E73, 1E101, 2E140, 4E141
PA-1675
1675
740
4051
8382
533
4000
8500
178
254
7E70, 1E71, 3E100
PB-1675/1
1675
740
4051
8382
533
5300
4500
127
254
4E56, 1E58, 6E100
PB-1675/2
1675
740
4051
8382
533
6000
4500
178
254
4E70, 1E71, 6E100
PB-1675/3
1675
740
4204
8382
533
5800
8500
178
178
5E70, 6E72
PC-1675/1
1675
740
4318
8382
660
8900
8500
254
254
8E100, 3E102
PC-1675/2
1675
740
4521
8382
660
8400
8500
178
254
7E72, 1E73, 3E102
PC-1675/3
1675
740
4267
8382
660
8900
8500
254
356
7E100, 1E101, 3E140
PD-1675
1675
740
4966
9906
762
14600
8500
178
356
3E72, 1E73, 1E101, 2E140, 4E141
PB-1800
1800
−
4420
9144
533
5300
8500
178
254
5E70, 1E71, 6E100
PC-1800
1800
−
4699
10668
660
8400
8500
178
356
3E70, 1E71, 3E100, 1E101, 4E140
PD-1800
1800
−
5600
11430
762
14600
8500
178
356
3E72, 1E73, 1E101, 1E140, 6E141
31
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
がいしの
種類
雷イン
パルス
耐電圧
商用周
波注水
耐電圧
ポスト
がいし
の高さ
公称最
小漏れ
距離
絶縁部の
公称最大
径
破壊荷重
上部金
具のボ
ルトサ
ークル
径
下部金
具のボ
ルトサ
ークル
径
構成
曲げ
ねじり
h
D
(kV)
(kV)
(mm)
(mm)
(mm)
(N)
(Nm)
(mm)
(mm)
備考1. SB5-127mmのボルトサークル径と89mmの高さをもつサブベース。
SB10-254mmのボルトサークル径と89mmの高さをもつサブベース。
これらは,がいしを取り付ける金属製の基礎である。
2. 附属書付表AI中のピン型ポストがいし構成は,欄2及び欄3の雷インパルス耐電圧と商用周波注水耐電圧
の両方に適合するよう選択してある。ただし,一部のもの,特に雷インパルス耐電圧が1050kVを超える構
成は,欄2に記載の雷インパルス耐電圧より大きな場合に適しているという点に留意する。
3. 附属書付表AIには,開閉インパルス耐電圧は示されていない。これを規定する場合,がいしの構成方法は
製造業者と購入者との間の協定によるものとする。
32
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書付表AII 屋外用ピン型ポストがいしの構成例(インチ/ポンド単位)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
がいしの
種類
雷イン
パルス
耐電圧
商用周
波注水
耐電圧
ピン型
ポスト
がいし
の高さ
公称最
小漏れ
距離
絶縁部の
公称最大
径
破壊荷重
上部金
具のボ
ルトサ
ークル
下部金
具のボ
ルトサ
ークル
構成
曲げ
ねじり
h
D
径
径
(kV)
(kV)
(in)
(in)
(in)
(1b̲wt)
(1b̲wt̲in)
(in)
(in)
PB-60
60
20
6
5
6
1500
2000
3
3
1E30
PB-95
95
38
8
8
7
1500
3000
3
3
1E31
PD-95
95
34
8
8
9
4000
12000
5
5
1E50
PC-110
110
45
10
11
8
2000
6000
3
3
1E32
PD-110
110
45
10
11
10
4000
12000
5
5
1E51
PD-125
125
50
10
16
13
4000
12000
5
5
1E52
PC-150
150
50
12
16
11
2000
6000
3
3
1E33
PD-150
150
50
12
17
13
4000
16000
5
5
1E53
PD-170
170
70
14.5
22
14
3000
15000
3
3
1E34
PC-200
200
75
15
23
13
2000
10000
3
3
1E35
PD-200
200
75
15
23
14
4000
20000
5
5
1E54
PE-200
200
75
14.5
30
17
7000
40000
5
5
1E56
PC-250
250
95
18
33
14
2000
12000
3
3
1E36
PD-250
250
95
20
31
17
4000
20000
5
5
1E55
PB-350
350
140
29
44
14
1500
15000
3
3
2E34
PD-350
350
140
29
60
17
3000
40000
5
5
2E56
PE-350
350
140
29
60
19
5500
75000
5
5
2E57
PA-380
380
150
30
48
13
1000
12000
5
5
3E52
PC-380
380
150
34.5
61
17
2200
20000
5
5
1E55, 1E56
PD-380
380
150
34.5
61
19
3500
20000
5
5
1E55, 1E57
PA-450/1
450
185
40
64
13
750
12000
5
5
4E52
PA-450/2
450
185
36
51
13
1100
16000
5
5
3E53
PB-450
450
185
40
62
17
1300
20000
5
5
2E55
PC-450
450
185
43.5
90
17
1700
40000
5
5
3E56
PD-450
450
185
43.5
90
19
2800
40000
5
5
2E56, 1E57
PE-450/1
450
185
43.5
90
21
5500
40000
5
10
1E56, 1E58, 1E100
PE-450/2
450
185
43.5
90
21
5500
75000
7
10
1E70, 1E71, 1E100
PA-550
550
230
48
68
13
750
16000
5
5
4E53
PC-550
550
230
47
90
17
1700
40000
5
5
3E56, SB5
PD-550
550
230
47
90
19
2800
40000
5
5
2E56, 1E57, SB5
PE-550/1
550
230
47
90
21
5500
40000
5
10
1E56, 1E58, 1E100, SB10
PE-550/2
550
230
47
90
21
5500
75000
7
10
1E70, 1E71, 1E100, SB10
PA-650
PB-650/1
650
650
275
275
60
58
93
120
17
17
750
1200
20000
40000
5
5
5
5
3E55
4E56
PB-650/2
650
275
49
91
17
1400
20000
5
5
1E55, 2E56
PC-650/1
650
275
58
120
19
1700
40000
5
5
3E56, 1E57
PC-650/2
650
275
58
120
19
2000
75000
5
5
4E57
PD-650/1
650
275
58
120
21
2800
40000
5
10
2E56, 1E58, 1E100
PD-650/2
650
275
58
120
21
2800
75000
7
10
2E70, 1E71, 1E100
PD-650/3
650
275
59
120
21
2800
75000
7
7
3E70, 1E72
PE-650/1
650
275
61.5
120
26
6500
75000
10
10
3E100, 1E102
PE-650/2
650
275
64.5
120
26
6100
75000
7
10
2E72, 1E73, 1E102
33
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
がいしの
種類
雷イン
パルス
耐電圧
商用周
波注水
耐電圧
ピン型
ポスト
がいし
の高さ
公称最
小漏れ
距離
絶縁部の
公称最大
径
破壊荷重
上部金
具のボ
ルトサ
ークル
下部金
具のボ
ルトサ
ークル
構成
曲げ
ねじり
h
D
径
径
(kV)
(kV)
(in)
(in)
(in)
(1b̲wt)
(1b̲wt̲in)
(in)
(in)
PE-650/3
650
275
61.5
120
26
6500
75000
10
14
2E100, 1E101, 1E140
PA-850
850
360
72.5
150
17
900
40000
5
5
5E56
PB-850/1
850
360
72.5
150
19
1200
40000
5
5
4E56, 1E57
PB-850/2
850
360
72.5
150
19
1500
40000
5
5
3E56, 2E57
PC-850/1
850
360
72.5
150
21
1700
40000
5
10
3E56, 1E58, 1E100
PC-850/2
850
360
72.5
150
21
2000
75000
7
10
3E70, 1E71, 1E100
PD-850/1
850
360
72.5
150
21
2800
40000
5
10
2E56, 1E58, 2E100
PD-850/2
850
360
72.5
150
21
2800
75000
7
10
2E70, 1E71, 2E100
PD-850/3
850
360
74.5
150
21
2800
75000
7
7
3E70, 2E72
PD-850/4
850
360
75.5
150
21
3400
75000
7
7
2E70, 3E72
PE-850/1
850
360
76
150
26
4500
75000
10
10
4E100, 1E102
PE-850/2
850
360
80
150
26
4200
75000
7
10
3E72, 1E73, 1E102
PE-8503
850
360
76
150
26
4500
75000
10
14
3E100, 1E101, 1E140
PA-1050
1050
460
87
180
17
750
40000
5
5
6E56
PB-1050/1
1050
460
87
180
21
1200
40000
5
5
4E56, 2E57
PB-1050/2
1050
460
87
180
21
1500
75000
7
10
4E70, 1E71, 1E100
PC-1050/1
1050
460
87
180
21
1700
40000
5
10
3E56, 1E58, 2E100
PC-1050/2
1050
460
87
180
21
2000
75000
7
10
3E70, 1E71, 2E100
PC-1050/3
1050
460
89
180
21
2000
75000
7
7
4E70, 2E72
PD-1050/1
1050
460
90
180
21
2700
75000
7
7
3E70, 3E72
PD-1050/2
1050
460
94
180
26
4250
75000
10
10
4E100, 2E102
PD-1050/3
1050
460
98
180
26
4100
75000
7
10
3E72, 1E73, 2E102
PD-1050/4
1050
460
93
180
26
4250
75000
10
14
3E100, 1E101, 2E140
PE-1050
1050
460
105.5
210
30
6200
75000
7
14
1E72, 1E73, 1E101, 1E140,
2E141
PA-1175/1
1175
510
101.5
210
21
900
40000
5
10
5E56, 1E58, 1E100
PA-1175/2
PB-1175/1
1175
1175
510
510
101.5
101.5
210
210
19
21
1000
1200
75000
40000
7
5
7
10
7E70
4E56, 1E58, 2E100
PB-1175/2
1175
510
101.5
210
21
1500
75000
7
10
4E70, 1E71, 2E100
PC-1175/1
1175
510
101.5
210
21
1700
40000
5
10
3E56, 1E58, 3E100
PC-1175/2
1175
510
101.5
210
21
2000
75000
7
10
3E70, 1E71, 3E100
PC-1175/3
1175
510
104.5
210
21
2000
75000
7
7
4E70, 3E72
PC-1175/4
1175
510
105.5
210
21
2300
75000
7
7
3E70, 4E72
PD-1175/1
1175
510
112
210
26
3500
75000
10
10
4E100, 3E102
PD-1175/2
1175
510
113.5
210
26
3450
75000
7
10
4E72, 1E73, 2E102
PD-1175/3
1175
510
107.5
210
26
3500
75000
10
14
4E100, 1E101, 2E140
PE-1175
1175
510
126.5
255
30
6000
75000
7
14
1E72, 1E73, 1E101, 1E140,
1E141
PA-1300/1
1300
570
116
240
21
900
40000
5
10
5E56, 1E58, 2E100
PA-1300/2
1300
570
116
240
19
900
75000
7
7
8E70
PB-1300/1
1300
570
116
240
21
1200
40000
5
10
4E56, 1E58, 3E100
PB-1300/2
1300
570
116
240
21
1500
75000
7
10
4E70, 1E71, 3E100
PC-1300/1
1300
570
116
240
21
1700
40000
5
10
3E56, 1E58, 4E100
PC-1300/2
1300
570
116
240
21
2000
75000
7
10
3E70, 1E71, 4E100
PC-1300/3
1300
570
120
240
21
1960
75000
7
7
4E70, 4E72
34
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
がいしの
種類
雷イン
パルス
耐電圧
商用周
波注水
耐電圧
ピン型
ポスト
がいし
の高さ
公称最
小漏れ
距離
絶縁部の
公称最大
径
破壊荷重
上部金
具のボ
ルトサ
ークル
下部金
具のボ
ルトサ
ークル
構成
曲げ
ねじり
h
D
径
径
(kV)
(kV)
(in)
(in)
(in)
(1b̲wt)
(1b̲wt̲in)
(in)
(in)
PD-1300/1
1300
570
126.5
240
26
2960
75000
10
10
5E100, 3E102
PD-1300/2
1300
570
129
240
26
2600
75000
7
10
5E72, 1E73, 2E102
PD-1300/3
1300
570
122
240
26
2800
75000
10
14
5E100, 1E101, 2E140
PE-1300
1300
570
142
285
30
4500
75000
7
14
2E72, 1E73, 1E101, 1E140,
3E141
PA-1425/1
1425
630
130.5
270
19
770
75000
7
7
9E70
PA-1425/2
1425
630
130.5
270
21
900
40000
5
10
5E56, 1E58, 3E100
PA-1425/3
1425
630
130.5
270
21
900
75000
7
10
7E70, 1E71, 1E100
PB-1425/1
1425
630
130.5
270
21
1200
40000
5
10
4E56, 1E58, 4E100
PB-1425/2
1425
630
130.5
270
21
1500
75000
7
10
4E70, 1E71, 4E100
PC-1425/1
1425
630
130.5
270
21
1700
40000
5
10
3E56, 1E58, 5E100
PC-1425/2
1425
630
130.5
270
21
1700
75000
7
10
3E70, 1E71, 5E100
PC-1425/3
1425
630
135.5
270
21
1650
75000
7
7
4E70, 5E72
PD-1425/1
1425
630
141
270
26
2750
75000
10
10
6E100, 3E102
PD-1425/2
1425
630
147
270
26
2600
75000
7
10
5E72, 1E73, 3E102
PD-1425/3
1425
630
139
270
26
2750
75000
10
14
5E100, 1E101, 3E140
PD-1425/4
1425
630
159
315
30
3900
75000
7
14
2E72, 1E73, 1E101, 2E140,
3E141
PE-1425
PA-1550/1
1425
1550
630
680
163
145
330
300
30
21
4500
900
75000
75000
7
7
14
10
2E72, 1E73, 1E101, 1E140,
4E141
7E70, 1E71, 2E100
PA-1550/2
1550
680
145
300
21
900
40000
5
10
5E56, 1E58, 4E100
PB-1550/1
1550
680
145
300
21
1200
40000
5
10
4E56, 1E58, 5E100
PB-1550/2
1550
680
145
300
21
1500
75000
7
10
4E70, 1E71, 5E100
PB-1550/3
1550
680
150
300
21
1450
75000
7
7
5E70, 5E72
PC-1550/1
1550
680
155.5
300
26
2300
75000
10
10
7E100, 3E102
PC-1550/2
1550
680
162.5
300
26
2300
75000
7
10
6E72, 1E73, 3E102
PC-1550/3
1550
680
153.5
300
26
2300
75000
10
14
6E100, 1E101, 3E140
PD-1550
1550
680
180
360
30
3900
75000
7
14
2E72, 1E73, 1E101, 2E140,
4E141
PA-1675
1675
740
159.5
330
21
900
75000
7
10
7E70, 1E71, 3E100
PB-1675/1
1675
740
159.5
330
21
1200
40000
5
10
4E56, 1E58, 6E100
PB-1675/2
1675
740
159.5
330
21
1350
40000
7
10
4E70, 1E71, 6E100
PB-1675/3
1675
740
165.5
330
21
1300
75000
7
7
5E70, 6E72
PC-1675/1
1675
740
170
330
26
2000
75000
10
10
8E100, 3E102
PC-1675/2
1675
740
178
330
26
1900
75000
7
10
7E72, 1E73, 3E102
PC-1675/3
1675
740
168
330
26
2000
75000
10
14
7E100, 1E101, 3E140
PD-1675
1675
740
195.5
390
30
3300
75000
7
14
3E72, 1E73, 1E101, 2E140,
4E141
PB-1800
1800
−
174
360
21
1200
75000
7
10
5E70, 1E71, 6E100
PC-1800
1800
−
185
420
26
1900
75000
7
14
3E70, 1E71, 3E100, 1E101,
4E140
PD-1800
1800
−
220.5
450
30
3300
75000
7
14
3E72, 1E73, 1E101, 1E140,
6E141
35
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
がいしの
種類
雷イン
パルス
耐電圧
商用周
波注水
耐電圧
ピン型
ポスト
がいし
の高さ
公称最
小漏れ
距離
絶縁部の
公称最大
径
破壊荷重
上部金
具のボ
ルトサ
ークル
下部金
具のボ
ルトサ
ークル
構成
曲げ
ねじり
h
D
径
径
(kV)
(kV)
(in)
(in)
(in)
(1b̲wt)
(1b̲wt̲in)
(in)
(in)
備考1. SB5-127mmのボルトサークル径と89mmの高さをもつサブベース。
SB10-254mmのボルトサークル径と89mmの高さをもつサブベース。
これらは,がいしを取り付ける金属製の基礎である。
2. 附属書付表AII中のピン型ポストがいし構成は,欄2及び欄3の雷インパルス耐電圧と商用周波注水耐電圧
の両方に適合するよう選択してある。ただし,一部のもの,特に雷インパルス耐電圧が1050kVを超える構
成は,欄2に記載の雷インパルス耐電圧より大きな場合に適しているという点に留意する。
3. 附属書付表AIIには,開閉インパルス耐電圧は示されていない。これを規定する場合,がいしの構成方法は
製造業者と購入者との間の協定によるものとする。
36
C 3818 : 1999
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
がいしJIS国際整合化本委員会 構成表
氏名
所属
(委員長)
河 村 達 雄
芝浦工業大学工学部
内 藤 克 彦
名古屋工業大学工学部
新 井 昇
財団法人電力中央研究所
浅 井 功
社団法人日本電気協会
三 浦 良 隆
電気事業連合会
小 林 俊 一
東京電力株式会社
高 木 洋 隆
中部電力株式会社
(村 澤 泉) 中部電力株式会社
菅 田 徹
関西電力株式会社
石 津 成 一
東海旅客鉄道株式会社
赤 嶺 淳 一
社団法人日本電機工業会
石 川 熙
富士電機株式会社
秋 定 三津男
三菱電機株式会社
鈴 木 良 博
日本ガイシ株式会社
山 本 俊 夫
大トー株式会社
浦 郷 義 則
株式会社香蘭社
山 本 隆 志
株式会社エージック
伊 賀 健
会津碍子株式会社
川 本 富士雄
愛知県陶磁器工業協同組合
宮 成 治
通商産業省生活産業局
薦 田 康 久
資源エネルギー庁公益事業部
橋 爪 邦 隆
工業技術院標準部
橋 本 繁 晴
財団法人日本規格協会
西 村 明
日本電磁器協会
備考 括弧内氏名は前任者を示す。
がいしJIS国際整合化原案作成第二分科会 構成表
氏名
所属
(分科会長)
新 井 昇
財団法人電力中央研究所
橋 爪 邦 隆
工業技術院標準部
橋 本 繁 晴
財団法人日本規格協会
浅 井 功
社団法人日本電気協会
赤 嶺 淳 一
社団法人日本電機工業会
伏 見 保 則
東京電力株式会社
拓 植 憲 治
日本ガイシ株式会社
西 村 明
日本電磁器協会