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C 2520 : 1999  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによってJIS C 2520 : 1986は改正され,この規格に置き換えられる。 

JIS C 2520には,次に示す附属書がある。 

附属書1(参考) 線及び帯の温度による電気抵抗の比 

附属書2(参考) 線及び帯の温度による電気抵抗の比試験方法 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

C 2520 : 1999 

電熱用合金線及び帯 

Wires and rolled wires for electrical heating 

序文 この規格は,1971年に第1版として発行されたIEC 60182-4, Basic dimensions of winding wires−Part 

4 : Diameters of conductors for round resistance wiresを元に,対応する部分(6.寸法及びその許容差のうち,

線の直径)については,対応する国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規

格であるが,対応国際規格には規定されていない規定項目(3.〜5.及び7.〜12.)を日本工業規格として追

加している。この規格(付表2)のうち,点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項で

ある。 

なお,現在IEC 60182-4は1990年に廃止され,IEC 60317-0-1, Specifications for particular types of winding 

wires−Part 0 : General requirements−Section 1 : Enamelled round copper wireに移行されている。移行後の国

際規格の適用範囲はこの規格の適用範囲と異なるため,当該規格とは対応関係がない。 

1. 適用範囲 この規格は,ニッケル及びクロム,又は鉄,クロム及びアルミニウムを主成分とし,発熱

体に用いる電熱用合金の線及び帯(以下,線及び帯という。)について規定する。 

備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 

IEC 60182-4 : 1971, Basic dimensions of winding wires Part 4 : Diameters of conductors for round 

resistance wires 

2. 引用規格 付表1に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成

する。これらの引用規格は,その最新版を適用する。 

3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 

a) 帯 線素材を圧延又は圧延後引抜き加工を施し巻き取ったもの。 

b) 体積抵抗率 単位断面積,単位長さの電気抵抗 (Ωm)。単に抵抗率と呼ぶことがある。 

c) 有効断面積 帯の場合における厚さと幅から求めた断面積に,一定の係数を乗じたもの (mm2)。 

d) 導体抵抗 均一な断面積をもつ電気導体の長さ方向における所定長さ当たりの電気抵抗 (Ω)。通常,

1m当たり又は1km当たりの電気抵抗 (Ω/m) 又は (Ω/km)。 

e) 寿命値 電熱材から直径0.50mmの線の試験片を調製し,所定の条件で加熱及び放冷を繰り返し,断

線するまでの通電回数(回)。 

4. 種類及び記号 種類及び記号は,表1のとおりとする。 

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C 2520 : 1999  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1 種類及び記号 

種類 

記号 

参考 

特性及び用途 

電熱用ニッケルクロム 

線 1種 NCHW1 

電熱用ニッケルクロム線及び帯1種 

耐酸化性良好で高温強度も大きいが,硫化性ガス,高温多湿の
還元性雰囲気中での使用は避けることが望ましい。加工性は,
高温加熱後もぜい化することがなく冷間加工性も良好である。
最高使用温度は約1 100℃(発熱体表面)で高温用発熱体に広
く適する。 

電熱用ニッケルクロム線及び帯2種 

電熱用ニッケルクロムの線及び帯1種に比べて耐酸化性並びに
高温強度がやや劣る。最高使用温度は約1 000℃(発熱体表面)
で高温用発熱体に適する。 

電熱用ニッケルクロム線及び帯3種 

電熱用ニッケルクロムの線及び帯2種に比べて耐酸化性はやや
劣るが耐硫化性は優れている。最高使用温度は約800℃(発熱
体表面)程度の発熱体に適する。 

2種 NCHW2 

3種 NCHW3 

帯 1種 NCHRW1 

2種 NCHRW2 

3種 NCHRW3 

電熱用鉄クロム 

線 

1種 FCHW1 

電熱用鉄クロム線及び帯1種 

特に高温度の使用を目的としたもので,耐酸化性は良好である
が,電熱用ニッケルクロムの線及び帯に比べて,高温強度が小
さいので注意が必要である。冷間加工困難なものでは温間 (100
〜300℃) 加工を必要とする場合がある。 
しかし,高温度使用後の加工は避けることが望ましい。最高使
用温度は約1 250℃(発熱体表面)で高温用発熱体に適する。 

電熱用鉄クロム線及び帯2種 

電熱用ニッケルクロムの線及び帯1種より冷間加工がやや容易
であるが,電熱用ニッケルクロムの線及び帯に比べ高温強度が
小さいこと並びに高温度使用後の加工に適さないことは電熱
用鉄クロムの線及び帯1種と同様に注意すること。最高使用温
度は約1 100℃(発熱体表面)で高温用発熱体に適する。 

2種 FCHW2 

帯 

1種 FCHRW1 

2種 FCHRW2 

5. 品質 

5.1 

外観 線及び帯は,その表面が滑らかで,使用上有害なきず,ねじれ,割れ,付着物,その他の欠

陥があってはならない。ただし,表面仕上げの色調については,受渡当事者間の協定による。 

5.2 

化学成分 線及び帯の化学成分は,表2による。 

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表2 化学成分 

種類 

化学成分 % (m/m) 

Ni(1) 

Cr 

Al 

Si 

Mn 

Fe(2) 

電熱用ニッケルクロム線1種 
電熱用ニッケルクロム帯1種 

77 

以上 

 19 
〜21 

− 

0.15 

以下 

 0.75 

〜1.6 

2.5 

以下 

1.0 

以下 

電熱用ニッケルクロム線2種 
電熱用ニッケルクロム帯2種 

57 

以上 

 15 
〜18 

− 

0.15 

以下 

 0.75

〜1.6 

1.5 

以下 

残部 

電熱用ニッケルクロム線3種 
電熱用ニッケルクロム帯3種 

 34 
〜37 

 18 
〜21 

− 

0.15 

以下 

 1.0 
〜3.0 

1.0 

以下 

残部 

電熱用鉄クロム線1種 
電熱用鉄クロム帯1種 

− 

 23 
〜26 

4〜6 

0.10 

以下 

1.5 

以下 

1.0 

以下 

残部 

電熱用鉄クロム線2種 
電熱用鉄クロム帯2種 

− 

 17 
〜21 

2〜4 

0.10 

以下 

1.5 

以下 

1.0 

以下 

残部 

注(1) ニッケルには少量のコバルトを含んでもよい。 

(2) その他の元素を含んでもよい。 

5.3 

体積抵抗率,寿命値及び伸び 

5.3.1 

体積抵抗率 線及び帯は,8.2.2によって試験を行い,表3の規定に適合しなければならない。た

だし,直径0.355mm未満の線及び厚さ0.5mm未満の帯については適用しない。 

5.3.2 

寿命値 線及び帯は,8.2.3によって試験を行い,表3の規定に適合しなければならない。 

5.3.3 

伸び 線及び帯は,8.2.4によって試験を行い,表3の規定に適合しなければならない。ただし,

電熱用ニッケルクロム線の1種,2種及び3種は直径0.20mm以上,電熱用鉄クロム線の1種及び2種に

ついては直径0.50mm以上に適用し,帯については厚さ0.20mm以上に適用する。 

表3 体積抵抗率,寿命値及び伸び 

種類 

体積抵抗率 

μΩ・m 

寿命値 

伸び 

基準値 

許容差 

試験方法 

回 

電熱用ニッケルクロム線1種 
電熱用ニッケルクロム帯1種 

1.08 

±0.05 

I法1 200℃ 

300以上 

20以上 

電熱用ニッケルクロム線2種 
電熱用ニッケルクロム帯2種 

1.12 

±0.05 

I法1 200℃ 

200以上 

20以上 

電熱用ニッケルクロム線3種 
電熱用ニッケルクロム帯3種 

1.01 

±0.05 

I法1 200℃ 

100以上 

20以上 

電熱用鉄クロム線1種 
電熱用鉄クロム帯1種 

1.42 

±0.06 

U法1 300℃ 

100以上 

10以上 

電熱用鉄クロム線2種 
電熱用鉄クロム帯2種 

1.23 

±0.06 

U法1 300℃ 

70以上 

10以上 

5.4 

導体抵抗及び導体抵抗許容差 

5.4.1 

導体抵抗 線及び帯は,8.2.5によって試験を行い,線の規定寸法に対する導体抵抗は付表2,帯の

規定寸法に対する導体抵抗は付表4の規定に適合しなければならない。ただし,規定寸法にない寸法の導

体抵抗は,受渡当事者間の協定による寸法を用いて8.2.5に示した計算式によって求めた値に適合しなけれ

ばならない。 

5.4.2 

導体抵抗許容差 線の導体抵抗許容差は付表2,帯の導体抵抗許容差は付表4による。 

なお,規定寸法にない寸法の線の導体抵抗許容差は付表5,帯の導体抵抗許容差は付表6による。 

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6. 寸法及びその許容差 線及び帯の寸法並びにその許容差は,8.2.6によって試験を行い,それぞれ付表

2及び付表3の規定に適合しなければならない。ただし,規定寸法にない線の直径,帯の厚さ及び帯の幅

については,当分の間受渡当事者間の協定によることができる。この場合,寸法許容差は付表7による。 

7. 製造方法 線及び帯は,伸線又は圧延した後,適切な温度と雰囲気で焼なましを施す。 

8. 試験 

8.1 

試験場所の標準状態 8.2.2,8.2.4,8.2.5及び8.2.6の試験は,JIS Z 8703に規定する常温で行う。 

8.2 

試験方法 

8.2.1 

化学分析試験 化学成分の化学分析試験は,JIS H 0321及び次のいずれかによる。 

JIS G 1211,JIS G 1256,JIS H 1411,JIS H 1412 

8.2.2 

体積抵抗率試験 体積抵抗率試験は,JIS C 2525による。ただし,標準状態の温度は23℃とする。 

8.2.3 

寿命試験 寿命試験は,JIS C 2524による。 

8.2.4 

伸び試験 伸び試験は,JIS Z 2241によって,JIS Z 2201に規定する試験片を用いて行う。この場

合,線は9A号試験片,帯は7号試験片とする。ただし,7号試験片を用いることができない場合は9A号

試験片を用いてもよい。7号試験片の標点距離は,計算によって求めた値が30mm未満のときは30mmと

する。 

8.2.5 

導体抵抗試験 導体抵抗試験は,JIS C 2525によって行う。ただし,標準状態の温度は23℃とす

る。 

なお,規定寸法にない寸法の導体抵抗は,次の式によって算出し,JIS Z 8401によって,有効数字3け

たに丸める。 

Rc=ρ/A 

ここに, Rc: 導体抵抗 (Ω/m) 
 

ρ: 体積抵抗率で表3の体積抵抗率 (μΩ・m) 

A: 断面積で,受渡当事者間の協定による寸法から算出するが,

帯の場合は幅10mm未満のものは厚さ×幅×0.96,幅10mm
以上のものは厚さ×幅×0.98で求め,JIS Z 8401によって有
効数字4けたに丸めた値 (mm2) 

8.2.6 

寸法試験 寸法試験は,次による。 

a) 線の場合 線の寸法は,長さ方向に直角な平面の最大及び最小の直径を測定し,その平均値で表す。

最大値及び最小値は,許容差内でなければならない。 

直径の測定は,最小1/1 000mmまで測定できる測定器を用いて行う。ただし,直径5.6mm以上のも

のは,JIS B 7502に規定するマイクロメータを用いてもよい。 

b) 帯の場合 帯の寸法は,長さ方向に直角な同一平面で厚さ及び幅を測定する。厚さは幅の中央部を測

定する。厚さの測定は,最小1/1 000mmまで測定できる測定器を用いて行う。ただし,厚さ1.18mm

以上のものはJIS B 7502に規定するマイクロメータを用いてもよい。幅の測定は,JIS B 7502に規定

するマイクロメータを用いて行う。 

ただし,幅25mmを超える幅の測定は,JIS B 7507に規定するノギスによって測定してもよい。 

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9. 検査 線及び帯は,外観を検査するとともに,8.によって試験を行い,5.及び6.の規定に合格しなけれ

ばならない。 

10. 包装 線及び帯は,輪巻き又は枠巻きとし,運搬中損傷を受けないように適切な方法によって包装す

る。 

11. 製品の呼び方 製品の呼び方は,種類又は記号,並びに線の場合は直径,帯の場合は厚さ及び幅によ

る。 

例1. 電熱用ニッケルクロム線1種 1mm又はNCHW1 1mm 

例2. 電熱用鉄クロム帯2種 厚さ2.24mm,幅25mm又はFCHRW2 2.24×25mm 

12. 表示 

12.1 表示 線及び帯には適当な方法によって,次の事項を表示しなければならない。 

a) 種類,又は記号及び色別 

b) 寸法 

c) 導体抵抗 

d) 正味質量 

e) 製造番号 

f) 

製造年月又はその略号 

g) 製造業者名又はその略号 

12.2 色別 色別は,種類によって表4の色別を用い,輪巻き,枠巻き及び包装のそれぞれに表示票,荷

札又はその他の方法によって表示する。 

表4 色別 

種類 

色別 

電熱用ニッケルクロム線1種 
電熱用ニッケルクロム帯1種 

黄 

電熱用ニッケルクロム線2種 
電熱用ニッケルクロム帯2種 

赤 

電熱用ニッケルクロム線3種 
電熱用ニッケルクロム帯3種 

黒 

電熱用鉄クロム線1種 
電熱用鉄クロム帯1種 

緑 

電熱用鉄クロム線2種 
電熱用鉄クロム帯2種 

青 

付表1 引用規格 

JIS B 7502 マイクロメータ 

JIS B 7507 ノギス 

JIS C 2524 電熱線及び帯の寿命試験方法 

JIS C 2525 金属抵抗材料の導体抵抗及び体積抵抗率試験方法 

JIS G 1211 鉄及び鋼一炭素定量方法 

JIS G 1256 鉄及び鋼の蛍光X線分析方法 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

JIS H 0321 非鉄金属材料の検査通則 

JIS H 1411 鉄クロム電熱材分析方法 

JIS H 1412 ニッケルクロム電熱材分析方法 

JIS Z 2201 金属材料引張試験片 

JIS Z 2241 金属材料引張試験方法 

JIS Z 8401 数値の丸め方 

JIS Z 8703 試験場所の標準状態 

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付表2 線の直径及びその許容差並びに導体抵抗及びその許容差 

直径 mm 

導体抵抗 Ω/m 

導体抵抗

許容差 % 

直径 

許容差 

NCHW1 

NCHW2 

NCHW3 

FCHW1 

FCHW2 

0.020 

±0.003 

3 440 

3 560 

3 210 

3 520 

3 910 

±15 

0.022 

±0.003 

2 840 

2 950 

2 660 

3 740 

3 240 

±15 

0.025 

±0.003 

2 200 

2 280 

2 060 

2 890 

2 510 

±15 

0.028 

±0.003 

1 750 

1 820 

1 640 

2 310 

2 000 

±15 

0.032 

±0.003 

1 340 

1 390 

1 260 

1 770 

1 530 

±14 

0.036 

±0.003 

1 060 

1 100 

992 

1 390 

1 210 

±14 

0.040 

±0.004 

859 

891 

803 

1 130 

978 

±13 

0.045 

±0.004 

678 

704 

634 

892 

773 

±13 

0.050 

±0.004 

549 

570 

514 

723 

626 

±12 

0.056 

±0.004 

438 

454 

410 

576 

499 

±12 

0.063 

±0.004 

346 

359 

323 

455 

394 

±11 

0.071 

±0.005 

272 

282 

255 

358 

310 

±10 

0.080 

±0.005 

215 

223 

201 

282 

245 

±10 

0.090 

±0.005 

169 

176 

159 

223 

193 

±10 

0.100 

±0.006 

137 

143 

129 

181 

157 

±9 

0.112 

±0.006 

109 

114 

103 

144 

125 

±9 

0.125 

±0.006 

88.0 

91.3 

82.3 

116 

100 

±9 

0.140 

±0.008 

70.2 

72.8 

65.6 

92.3 

79.9 

±8 

0.160 

±0.008 

53.7 

55.7 

50.2 

70.6 

61.2 

±8 

0.180 

±0.008 

42.4 

44.0 

39.7 

55.8 

48.3 

±8 

0.200 

±0.010 

34.4 

35.6 

32.1 

45.2 

39.1 

±8 

0.224 

±0.010 

27.4 

28.4 

25.6 

36.0 

31.2 

±8 

0.250 

±0.010 

22.0 

22.8 

20.6 

28.9 

25.1 

±8 

0.280 

±0.013 

17.5 

18.2 

16.4 

23.1 

20.0 

±7 

0.315 

±0.013 

13.9 

14.4 

13.0 

18.2 

15.8 

±7 

0.355 

±0.013 

10.9 

11.3 

10.2 

14.3 

12.4 

±7 

0.40 

±0.016 

8.59 

8.91 

8.04 

11.3 

9.79 

±7 

0.45 

±0.016 

6.79 

7.04 

6.35 

8.93 

7.74 

±7 

0.50 

±0.016 

5.50 

5.71 

5.15 

7.23 

6.27 

±7 

0.56 

±0.016 

4.38 

4.55 

4.10 

5.77 

4.99 

±7 

0.63 

±0.020 

3.46 

3.59 

3.24 

4.56 

3.95 

±6 

0.71 

±0.020 

2.73 

2.83 

2.55 

3.59 

3.11 

±6 

0.75 

±0.020 

2.44 

2.53 

2.28 

3.21 

2.78 

±6 

0.80 

±0.020 

2.15 

2.23 

2.01 

2.83 

2.45 

±6 

0.85 

±0.025 

1.90 

1.97 

1.77 

2.50 

2.16 

±6 

0.90 

±0.025 

1.70 

1.76 

1.59 

2.23 

1.93 

±6 

0.95 

±0.025 

1.52 

1.58 

1.42 

2.00 

1.74 

±6 

1.00 

±0.025 

1.38 

1.43 

1.29 

1.81 

1.57 

±6 

1.06 

±0.025 

1.22 

1.27 

1.14 

1.61 

1.39 

±6 

1.12 

±0.025 

1.10 

1.14 

1.03 

1.44 

1.25 

±6 

1.18 

±0.025 

0.988 

1.02 

0.924 

1.30 

1.12 

±6 

1.25 

±0.032 

0.880 

0.913 

0.823 

1.16 

1.00 

±5 

1.32 

±0.032 

0.789 

0.818 

0.738 

1.04 

0.899 

±5 

1.40 

±0.032 

0.702 

0.728 

0.656 

0.923 

0.799 

±5 

1.50 

±0.032 

0.611 

0.634 

0.571 

0.803 

0.696 

±5 

1.60 

±0.032 

0.537 

0.557 

0.502 

0.706 

0.612 

±5 

1.70 

±0.032 

0.476 

0.493 

0.445 

0.626 

0.542 

±5 

1.80 

±0.040 

0.424 

0.440 

0.397 

0.558 

0.483 

±5 

background image

C 2520 : 1999  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

直径 mm 

導体抵抗 Ω/m 

導体抵抗

許容差 % 

直径 

許容差 

NCHW1 

NCHW2 

NCHW3 

FCHW1 

FCHW2 

1.90 

±0.040 

0.381 

0.395 

0.356 

0.501 

0.434 

±5 

2.00 

±0.040 

0.344 

0.356 

0.321 

0.452 

0.391 

±5 

2.12 

±0.040 

0.306 

0.317 

0.286 

0.402 

0.348 

±5 

2.24 

±0.040 

0.274 

0.284 

0.256 

0.360 

0.312 

±5 

2.36 

±0.040 

0.247 

0.256 

0.231 

0.325 

0.281 

±5 

2.50 

±0.040 

0.220 

0.228 

0.206 

0.289 

0.251 

±5 

2.65 

±0.040 

0.196 

0.203 

0.183 

0.257 

0.223 

±5 

2.80 

±0.040 

0.175 

0.182 

0.164 

0.231 

0.200 

±5 

3.00 

±0.050 

0.153 

0.158 

0.143 

0.201 

0.174 

±5 

3.15 

±0.050 

0.139 

0.144 

0.130 

0.182 

0.158 

±5 

3.35 

±0.050 

0.123 

0.127 

0.115 

0.161 

0.140 

±5 

3.55 

±0.050 

0.109 

0.133 

0.102 

0.143 

0.124 

±5 

3.75 

±0.050 

0.098 

0.101 

0.091 

0.129 

0.111 

±5 

4.00 

±0.063 

0.085 9 

0.089 1 

0.080 4 

0.113 0 

0.097 9 

±5 

4.25 

±0.063 

0.076 1 

0.078 9 

0.071 2 

0.100 1 

0.086 7 

±5 

4.50 

±0.063 

0.067 9 

0.070 4 

0.063 5 

0.089 3 

0.077 4 

±5 

4.75 

±0.063 

0.060 9 

0.063 2 

0.057 0 

0.080 1 

0.069 4 

±5 

5.00 

±0.063 

0.055 0 

0.057 1 

0.051 5 

0.072 3 

0.062 7 

±5 

5.30 

±0.063 

0.048 9 

0.050 8 

0.045 8 

0.064 4 

0.055 7 

±5 

5.60 

±0.08 

0.043 8 

0.045 5 

0.041 0 

0.057 7 

0.049 9 

±5 

6.00 

±0.08 

0.038 2 

0.039 6 

0.035 7 

0.050 2 

0.043 5 

±5 

6.30 

±0.08 

0.034 7 

0.035 9 

0.032 4 

0.045 6 

0.039 5 

±5 

7.10 

±0.08 

0.027 3 

0.028 3 

0.025 5 

0.035 9 

0.031 1 

±5 

8.00 

±0.08 

0.021 5 

0.022 3 

0.020 1 

0.028 3 

0.024 5 

±5 

9.00 

±0.10 

0.017 0 

0.017 6 

0.015 9 

0.022 3 

0.019 3 

±5 

10.0 

±0.10 

0.013 8 

0.014 3 

0.012 9 

0.018 1 

0.015 9 

±5 

11.2 

±0.10 

0.011 0 

0.011 4 

0.010 3 

0.014 4 

0.012 5 

±5 

12.5 

±0.13 

0.008 81 

0.009 13 

0.008 2 

0.011 6 

0.010 0 

±5 

備考 点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。 

background image

9

C

 2

5

2

0

 : 

1

9

9

9

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表3 帯の寸法及びその許容差並びに有効断面積 

有効断面積mm2 

     幅許 
厚さ  厚さ   mm 
mm   許容差mm 

0.4 

0.63 

1.6 

2.5 

6.3 

10 

12.5 

16 

20 

25 

31.5 

35.5 

40 

45 

50 

±0.07 

±0.09 

±0.11 

±0.14 

±0.17 

±0.22 

±0.28 

±0.35 

±0.39 

±0.44 

±0.49 

±0.55 

±0.60 

±0.65 

±0.70 

±0.75 

±0.80 

0.080 

±0.010 

0.030 72 

0.048 38 

0.076 80 

0.090 

±0.013 

0.034 56 

0.054 43 

0.086 40 

0.100 

±0.013 

0.038 40 

0.060 48 

0.096 00 

0.153 6 

0.112 

±0.013 

0.067 74 

0.107 5 

0.172 0 

0.125 

±0.016 

0.075 60 

0.120 0 

0.192 0 

0.140 

±0.016 

0.084 67 

0.133 4 

0.215 0 

0.160 

±0.020 

0.153 6 

0.245 8 

0.384 0 

0.180 

±0.020 

0.172 8 

0.276 5 

0.432 0 

0.200 

±0.020 

0.192 0 

0.307 2 

0.480 0 

0.224 

±0.025 

0.215 0 

0.344 1 

0.537 6 

0.250 

±0.025 

0.240 0 

0.384 0 

0.600 0 

0.960 0 

0.280 

±0.025 

0.430 1 

0.672 0 

1.075 

0.315 

±0.032 

0.483 8 

0.756 0 

1.210 

0.355 

±0.032 

0.545 3 

0.852 0 

1.363 

0.40 

±0.032 

0.614 4 

0.960 0 

1.536 

2.416 

0.45 

±0.040 

1.080 

1.728 

2.722 

0.50 

±0.040 

1.200 

1.920 

3.024 

0.56 

±0.040 

1.344 

2.150 

3.387 

0.63 

±0.050 

2.419 

3.810 

6.174 

0.71 

±0.050 

2.726 

4.294 

6.958 

0.80 

±0.050 

3.072 

4.838 

7.840 

9.800 

0.90 

±0.063 

3.456 

5.443 

8.820 

11.02 

1.00 

±0.063 

3.840 

6.048 

9.800 

12.25 

15.68 

1.12 

±0.063 

6.774 

10.98 

13.72 

17.56 

1.25 

±0.08 

7.560 

12.25 

15.31 

19.60 

24.50 

1.40 

±0.08 

8.467 

13.72 

17.15 

21.95 

27.44 

1.60 

±0.08 

15.68 

19.60 

25.09 

31.36 

39.20 

49.36 

1.80 

±0.10 

17.64 

22.05 

28.22 

35.28 

44.10 

55.57 

62.62 

2.00 

±0.10 

19.60 

24.50 

31.36 

39.20 

49.00 

61.74 

69.58 

78.40 

2.24 

±0.10 

21.95 

27.44 

35.12 

43.90 

54.88 

69.15 

77.93 

87.81 

98.78 

2.50 

±0.13 

24.50 

30.62 

39.20 

49.00 

61.25 

77.18 

86.98 

98.00 

110.2 

122.5 

2.80 

±0.13 

34.30 

43.90 

54.88 

68.60 

86.44 

97.41 

109.8 

123.5 

137.2 

3.15 

±0.13 

49.39 

61.74 

77.18 

97.24 

109.6 

123.5 

138.9 

154.4 

備考 有効断面積は,(厚さ×幅)の値に次の係数を乗じて得た。帯の幅10mm未満は0.96,10mm以上は0.98。 

容差 

幅 mm 

background image

1

0

C

 2

5

2

0

 : 

1

9

9

9

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表4 電熱用ニッケルクロム帯1種の寸法並びに導体抵抗及びその許容差 

単位 Ω/m 

幅 

(mm) 

厚さ 
(mm) 

0.4 

0.63 

1.6 

2.5 

6.3 

10 

12.5 

16 

20 

25 

31.5 

35.5 

40 

45 

50 

0.080 

35.2 

22.3 

14.1 

0.090 

31.2 

19.8 

12.5 

0.100 

28.1 

17.9 

11.2 

7.03 

0.112 

15.9 

10.0 

6.28 

0.125 

14.3 

9.00 

5.62 

0.140 

12.8 

8.04 

5.02 

0.160 

7.03 

4.39 

2.81 

0.180 

6.25 

3.91 

2.50 

0.200 

5.62 

3.52 

2.25 

0.224 

5.02 

3.14 

2.01 

0.250 

4.50 

2.81 

1.80 

1.12 

0.280 

2.51 

1.61 

1.00 

0.315 

2.23 

1.43 

0.893 

0.355 

1.98 

1.27 

0.792 

0.40 

1.76 

1.12 

0.703 

0.446 

0.45 

1.00 

0.625 

0.397 

0.50 

0.900 

0.562 

0.357 

0.56 

0.804 

0.502 

0.319 

0.63 

0.446 

0.283 

0.175 

0.71 

0.396 

0.252 

0.155 

0.80 

0.352 

0.223 

0.138 

0.110 

0.90 

0.312 

0.198 

0.122 

0.098 0 

1.00 

0.281 

0.179 

0.110 

0.088 2 

0.068 9 

1.12 

0.159 

0.098 4 

0.078 7 

0.061 5 

1.25 

0.143 

0.088 2 

0.070 5 

0.055 1 

0.044 1 

1.40 

0.128 

0.078 7 

0.063 0 

0.049 2 

0.039 4 

1.60 

0.068 9 

0.055 1 

0.043 0 

0.034 4 

0.027 6 

0.021 9 

1.80 

0.061 2 

0.049 0 

0.038 3 

0.030 6 

0.024 5 

0.019 4 

0.017 2 

2.00 

0.055 1 

0.044 1 

0.034 4 

0.027 6 

0.022 0 

0.017 5 

0.015 5 

0.013 8 

2.24 

0.049 2 

0.039 4 

0.030 8 

0.024 6 

0.019 7 

0.015 6 

0.013 9 

0.012 3 

0.010 9 

2.50 

0.044 1 

0.035 3 

0.027 6 

0.022 0 

0.017 6 

0.014 0 

0.012 4 

0.011 0 

0.009 80 

0.008 82 

2.80 

0.031 5 

0.024 6 

0.019 7 

0.015 7 

0.012 5 

0.011 1 

0.009 84 

0.008 74 

0.007 87 

3.15 

0.021 9 

0.017 5 

0.014 0 

0.011 1 

0.009 85 

0.008 74 

0.007 78 

0.006 99 

導体抵抗許

容差 (%) 

±8 

±7 

background image

11

C

 2

5

2

0

 : 

1

9

9

9

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表4 電熱用ニッケルクロム帯2種の寸法並びに導体抵抗及びその許容差(続き) 

単位 Ω/m 

幅 

(mm) 

厚さ 
(mm) 

0.4 

0.63 

1.6 

2.5 

6.3 

10 

12.5 

16 

20 

25 

31.5 

35.5 

40 

45 

50 

0.080 

36.5 

23.2 

14.6 

0.090 

32.4 

20.6 

13.0 

0.100 

39.2 

18.5 

11.7 

7.29 

0.112 

16.5 

10.4 

6.51 

0.125 

14.8 

9.33 

5.83 

0.140 

13.2 

8.33 

5.21 

0.160 

7.29 

4.56 

2.92 

0.180 

6.48 

4.05 

2.59 

0.200 

5.83 

3.65 

2.33 

0.224 

5.21 

3.25 

2.08 

0.250 

4.67 

2.92 

1.87 

1.17 

0.280 

2.60 

1.67 

1.04 

0.315 

2.32 

1.48 

0.926 

0.355 

2.05 

1.31 

0.822 

0.40 

1.82 

1.17 

0.729 

0.463 

0.45 

1.04 

0.648 

0.411 

0.50 

0.933 

0.583 

0.370 

0.56 

0.833 

0.521 

0.331 

0.63 

0.463 

0.294 

0.181 

0.71 

0.411 

0.261 

0.161 

0.80 

0.365 

0.232 

0.143 

0.114 

0.90 

0.324 

0.206 

0.127 

0.102 

1.00 

0.292 

0.185 

0.114 

0.091 4 

0.071 4 

1.12 

0.165 

0.102 

0.081 6 

0.063 8 

1.25 

0.148 

0.091 4 

0.073 2 

0.057 1 

0.045 7 

1.40 

0.132 

0.081 6 

0.065 3 

0.051 0 

0.040 8 

1.60 

0.071 4 

0.057 1 

0.044 6 

0.035 7 

0.028 6 

0.022 7 

1.80 

0.063 5 

0.050 8 

0.039 7 

0.031 7 

0.025 4 

0.020 2 

0.017 9 

2.00 

0.057 1 

0.045 7 

0.035 7 

0.028 6 

0.022 9 

0.018 1 

0.016 1 

0.014 3 

2.24 

0.051 0 

0.040 8 

0.031 9 

0.025 5 

0.020 4 

0.016 2 

0.014 4 

0.012 8 

0.011 3 

2.50 

0.045 7 

0.036 6 

0.028 6 

0.022 9 

0.018 3 

0.014 5 

0.012 9 

0.011 4 

0.010 2 

0.009 14 

2.80 

0.032 7 

0.025 5 

0.020 4 

0.016 3 

0.013 0 

0.011 5 

0.010 2 

0.009 07 

0.008 16 

3.15 

0.022 7 

0.018 1 

0.014 5 

0.011 5 

0.010 2 

0.009 07 

0.008 06 

0.007 25 

導体抵抗許

容差 (%) 

±8 

±7 

background image

1

2

C

 2

5

2

0

 : 

1

9

9

9

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表4 電熱用ニッケルクロム帯3種の寸法並びに導体抵抗及びその許容差(続き) 

単位 Ω/m 

幅 

(mm) 

厚さ 
(mm) 

0.4 

0.63 

1.6 

2.5 

6.3 

10 

12.5 

16 

20 

25 

31.5 

35.5 

40 

45 

50 

0.080 

32.9 

20.9 

13.2 

0.090 

29.2 

18.6 

11.7 

0.100 

26.3 

16.7 

10.5 

6.58 

0.112 

14.9 

9.40 

5.87 

0.125 

13.4 

8.42 

5.26 

0.140 

11.9 

7.51 

4.70 

0.160 

6.58 

4.11 

2.63 

0.180 

5.84 

3.65 

2.34 

0.200 

5.26 

3.29 

2.10 

0.224 

4.70 

2.94 

1.88 

0.250 

4.21 

2.63 

1.68 

1.05 

0.280 

2.35 

1.50 

0.940 

0.315 

2.09 

1.34 

0.835 

0.355 

1.85 

1.19 

0.741 

0.40 

1.64 

1.05 

0.658 

0.418 

0.45 

0.935 

0.584 

0.371 

0.50 

0.842 

0.526 

0.334 

0.56 

0.751 

0.470 

0.298 

0.63 

0.418 

0.265 

0.164 

0.71 

0.371 

0.235 

0.145 

0.80 

0.329 

0.209 

0.129 

0.103 

0.90 

0.292 

0.186 

0.115 

0.091 7 

1.00 

0.263 

0.167 

0.103 

0.082 4 

0.064 4 

1.12 

0.149 

0.092 0 

0.073 6 

0.057 5 

1.25 

0.134 

0.082 4 

0.066 0 

0.051 5 

0.041 2 

1.40 

0.119 

0.073 6 

0.058 9 

0.046 0 

0.036 8 

1.60 

0.064 4 

0.051 5 

0.040 3 

0.032 2 

0.025 8 

0.020 4 

1.80 

0.057 3 

0.045 8 

0.035 8 

0.028 6 

0.022 9 

0.018 2 

0.016 1 

2.00 

0.051 5 

0.041 2 

0.032 2 

0.025 8 

0.020 6 

0.016 4 

0.014 5 

0.012 9 

2.24 

0.046 0 

0.036 8 

0.028 8 

0.023 0 

0.018 4 

0.014 6 

0.013 0 

0.011 5 

0.010 2 

2.50 

0.041 2 

0.033 0 

0.025 8 

0.020 6 

0.016 5 

0.013 1 

0.011 6 

0.010 3 

0.009 17 

0.008 24 

2.80 

0.029 4 

0.023 0 

0.018 4 

0.014 7 

0.011 7 

0.010 4 

0.009 20 

0.008 18 

0.007 36 

3.15 

0.020 4 

0.016 4 

0.013 1 

0.010 4 

0.009 22 

0.008 18 

0.007 27 

0.006 54 

導体抵抗許

容差 (%) 

±8 

±7 

background image

1

3

C

 2

5

2

0

 : 

1

9

9

9

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表4 電熱用鉄クロム帯1種の寸法並びに導体抵抗及びその許容差(続き) 

単位 Ω/m 

幅 

(mm) 

厚さ 
(mm) 

0.4 

0.63 

1.6 

2.5 

6.3 

10 

12.5 

16 

20 

25 

31.5 

35.5 

40 

45 

50 

0.080 

46.2 

29.4 

18.5 

0.090 

41.1 

26.1 

16.4 

0.100 

37.0 

23.5 

14.8 

9.24 

0.112 

21.0 

13.2 

8.26 

0.125 

18.8 

11.8 

7.40 

0.140 

16.8 

10.6 

6.60 

0.160 

9.24 

5.78 

3.70 

0.180 

8.22 

5.14 

3.29 

0.200 

7.40 

4.62 

2.96 

0.224 

6.60 

4.13 

2.64 

0.250 

5.92 

3.70 

2.37 

1.48 

0.280 

3.30 

2.11 

1.32 

0.315 

2.94 

1.88 

1.17 

0.355 

2.60 

1.67 

1.04 

0.40 

2.31 

1.48 

0.924 

0.587 

0.45 

1.31 

0.822 

0.522 

0.50 

1.18 

0.740 

0.470 

0.56 

1.06 

0.660 

0.419 

0.63 

0.587 

0.373 

0.230 

0.71 

0.521 

0.331 

0.204 

0.80 

0.462 

0.294 

0.181 

0.145 

0.90 

0.411 

0.261 

0.161 

0.129 

1.00 

0.370 

0.235 

0.145 

0.116 

0.090 6 

1.12 

0.210 

0.129 

0.103 

0.080 9 

1.25 

0.188 

0.116 

0.092 7 

0.072 4 

0.058 0 

1.40 

0.168 

0.103 

0.082 8 

0.064 7 

0.051 7 

1.60 

0.090 6 

0.072 4 

0.056 6 

0.045 3 

0.036 2 

0.028 8 

1.80 

0.080 5 

0.064 4 

0.050 3 

0.040 2 

0.032 2 

0.025 6 

0.022 7 

2.00 

0.072 4 

0.058 0 

0.045 3 

0.036 2 

0.029 0 

0.023 0 

0.020 4 

0.018 1 

2.24 

0.064 7 

0.051 7 

0.040 4 

0.032 3 

0.025 9 

0.020 5 

0.018 2 

0.016 2 

0.014 4 

2.50 

0.058 0 

0.046 4 

0.036 2 

0.029 0 

0.023 2 

0.018 4 

0.016 3 

0.014 5 

0.012 9 

0.011 6 

2.80 

0.041 4 

0.032 3 

0.025 9 

0.020 7 

0.016 4 

0.014 6 

0.012 9 

0.011 5 

0.010 3 

3.15 

0.028 8 

0.023 0 

0.018 4 

0.014 6 

0.013 0 

0.011 5 

0.010 2 

0.009 20 

導体抵抗許

容差 (%) 

±8 

±7 

background image

1

4

C

 2

5

2

0

 : 

1

9

9

9

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表4 電熱用鉄クロム帯2種の寸法並びに導体抵抗及びその許容差(続き) 

単位 Ω/m 

幅 

(mm) 

厚さ 
(mm) 

0.4 

0.63 

1.6 

2.5 

6.3 

10 

12.5 

16 

20 

25 

31.5 

35.5 

40 

45 

50 

0.080 

40.0 

25.4 

16.0 

0.090 

35.6 

22.6 

14.2 

0.100 

32.0 

20.3 

12.8 

8.01 

0.112 

18.2 

11.4 

7.15 

0.125 

16.3 

10.2 

6.41 

0.140 

14.5 

9.15 

5.72 

0.160 

8.01 

5.00 

3.20 

0.180 

7.12 

4.45 

2.85 

0.200 

6.41 

4.00 

2.56 

0.224 

5.72 

3.57 

2.29 

0.250 

5.12 

3.20 

2.05 

1.28 

0.280 

2.86 

1.83 

1.14 

0.315 

2.54 

1.63 

1.02 

0.355 

2.26 

1.44 

0.902 

0.40 

2.00 

1.28 

0.801 

0.508 

0.45 

1.14 

0.712 

0.452 

0.50 

1.02 

0.641 

0.407 

0.56 

0.915 

0.572 

0.363 

0.63 

0.508 

0.323 

0.199 

0.71 

0.451 

0.286 

0.177 

0.80 

0.400 

0.254 

0.157 

0.126 

0.90 

0.356 

0.226 

0.139 

0.112 

1.00 

0.320 

0.203 

0.126 

0.100 

0.078 4 

1.12 

0.182 

0.112 

0.089 7 

0.070 0 

1.25 

0.163 

0.100 

0.080 3 

0.062 8 

0.050 2 

1.40 

0.145 

0.089 7 

0.071 7 

0.056 0 

0.044 8 

1.60 

0.078 4 

0.062 8 

0.049 0 

0.039 2 

0.031 4 

0.024 9 

1.80 

0.069 7 

0.055 8 

0.043 6 

0.034 9 

0.027 9 

0.022 1 

0.019 6 

2.00 

0.062 8 

0.050 2 

0.039 2 

0.031 4 

0.025 1 

0.019 9 

0.017 7 

0.015 7 

2.24 

0.056 0 

0.044 8 

0.035 0 

0.028 0 

0.022 4 

0.017 8 

0.015 8 

0.014 0 

0.012 5 

2.50 

0.050 2 

0.040 2 

0.031 4 

0.025 1 

0.020 1 

0.015 9 

0.014 1 

0.012 6 

0.011 2 

0.100 

2.80 

0.035 9 

0.028 0 

0.022 4 

0.017 9 

0.014 2 

0.012 6 

0.011 2 

0.009 96 

0.008 96 

3.15 

0.024 9 

0.019 9 

0.015 9 

0.012 6 

0.011 2 

0.009 96 

0.008 86 

0.007 97 

導体抵抗許

容差 (%) 

±8 

±7 

background image

15 

C 2520 : 1999  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表5 規定寸法以外の線の導体抵抗許容差 

適用直径 

mm 

導体抵抗許容差 

0.080 以上 0.095 未満 

±10 

0.095 以上 0.140 未満 

±9 

0.140 以上 0.280 未満 

±8 

0.280 以上 0.60 未満 

±7 

0.60 以上 1.25 未満 

±6 

1.25 以上12.5 以下 

±5 

付表6 規定寸法以外の帯の導体抵抗許容差 

帯の厚さ 

mm 

帯の幅 

mm 

導体抵抗許容差 

0.080以上3.15以下 

10未満 
10以上 

±8 
±7 

付表7 規定寸法以外の線及び帯の寸法許容差 

単位 mm 

適用寸法 

寸法許容差 

線の直径 

帯の厚さ 

帯の幅 (W) 

0.080 以上0.095 未満 

− 

− 

±0.005 

0.095 以上0.140 未満 

±0.006 

0.140 以上0.200 未満 

±0.008 

0.200 以上0.280 未満 

0.080 以上0.090 未満 

±0.010 

0.280 以上0.40 未満 

0.090 以上0.118 未満 

±0.013 

0.40 以上0.60 未満 

0.118 以上0.160 未満 

±0.016 

0.60 以上0.85 未満 

0.160 以上0.224 未満 

±0.020 

0.85 以上1.25 未満 

0.224 以上0.315 未満 

±0.025 

1.25 以上1.80 未満 

0.315 以上0.425 未満 

±0.032 

1.80 以上2.65 未満 

0.425 以上0.60 未満 

±0.040 

2.65 以上4.00 未満 

0.60 以上0.85 未満 

±0.050 

4.00 以上5.60 未満 

0.85 以上1.18 未満 

±0.063 

5.60 以上8.50 未満 

1.18 以上1.70 未満 

±0.08 

8.50 以上12.5 未満 

1.70 以上2.50 未満 

±0.10 

12.5 

2.50 以上3.15 以下 

±0.13 

− 

− 

0.40以上 50以下 

±0.11W(3) 

注(3) 帯の幅の許容差はこの式で求め,JIS Z 8401によって小数点以下2けたに丸める。 

background image

16 

C 2520 : 1999  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書1(参考) 線及び帯の温度による電気抵抗の比 

この附属書は,本体に規定した事柄及びこれらに関連した事柄について記述するもので,規定の一部で

はない。 

線及び帯の温度による電気抵抗の比を附属書1表1に示す。これらの数値は試料の寸法によって異なる

ので,標準的な比を示す。 

附属書1表1 線及び帯の温度による電気抵抗の比 

温度 ℃ 

種類 

23 

100 

200 

300 

400 

500 

600 

700 

800 

900 

1 000 

1 100 

1 200 

電熱用ニッケルクロム線 

1種 

1.000 

1.004 

1.009 

1.016 

1.021 

1.019 

1.011 

1.003 

1.002 

1.006 

1.015 

1.027 

− 

電熱用ニッケルクロム帯 

1種 

電熱用ニッケルクロム線 

2種 

1.000 

1.012 

1.027 

1.042 

1.056 

1.067 

1.071 

1.074 

1.079 

1.089 

1.102 

− 

− 

電熱用ニッケルクロム帯 

2種 

電熱用ニッケルクロム線 

3種 

1.000 

1.030 

1.065 

1.098 

1.125 

1.150 

1.171 

1.189 

1.204 

− 

− 

− 

− 

電熱用ニッケルクロム帯 

3種 

電熱用鉄クロム線 1種 

1.000 

1.007 

1.017 

1.029 

1.044 

1.065 

1.084 

1.092 

1.098 

1.101 

1.103 

1.105 

1.106 

電熱用鉄クロム帯 1種 

電熱用鉄クロム線 2種 

1.000 

1.012 

1.027 

1.048 

1.072 

1.103 

1.137 

1.158 

1.170 

1.180 

1.187 

1.194 

− 

電熱用鉄クロム帯 2種 

17 

C 2520 : 1999  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書2(参考) 線及び帯の温度による電気抵抗の比試験方法 

序文 この附属書は,本体に規定した事柄及びこれらに関連した事柄について記述するもので,規定の一

部ではない。 

線及び帯の温度による電気抵抗の比は,温度を常温から上昇させながら測定する場合と,高温から下降さ

せながら測定する場合とでは異なり,また電熱材の種類によっては加熱冷却の条件によっても異なった測

定値を得るので,これらの相違がないようにするために参考として試験方法を記載した。 

1. 適用範囲 この試験方法は,線及び帯の温度による電気抵抗の比の測定について適用する。 

2. 試験片 試験片は,次の条件を満足することが望ましい。 

a) 試験片の長さ 抵抗値の変化を0.1%まで測定できる長さをもつものを試験片とする。 

b) 試験片の調製 ダブルブリッジ又は電位差計を測定に使用する際は,電流電圧端子をそれぞれ試料に

溶接する。 

3. 装置及び測定方法 装置及び測定方法は,次による。 

a) 電気炉の試料挿入部は通風を遮断し,温度の場所的均一度は約10℃以内とする。 

b) 温度の時間的変化は,測定時間中その平均温度からの差が,約10℃を超えないようにする。 

c) 温度計は10℃以下の目盛をもち,温度の測定誤差は,約10℃以内とする。 

d) 抵抗の測定には,抵抗値の0.1%以下の変化を検出できるような装置を使用する。 

e) 測定装置や導線は,試験片の温度変化が測定結果に影響を与えないようにする。 

f) 

測定電流は,試験片の自己過熱によって抵抗値の変化をきたさない値とする。 

g) 測定電流の適否を確かめるには,その試料の温度による抵抗変化が相当大である温度,すなわち約

400℃において測定電流を流して抵抗を測定し,次にその測定電流の約1.4倍(2倍)の電流で抵抗

を測定する。両測定値の差が400℃の抵抗値の0.1%を超えなければ,最初の電流が適切な測定電流で

ある。 

h) 熱起電力の影響を避けるようにする。 

i) 

操作 試験片の温度を下記の指定最高温度まで上げ,抵抗値の安定するのを確かめて(例:約30分間

保持後)から測定してこれを最初の抵抗測定値Rtとする。以下,10℃ごとに温度を下げてそれぞれの

温度における抵抗値 (Rt) を測定し,最後に23℃付近の温度で測定し,これをR23とする。 

指定最高測定温度 

電熱用ニッケルクロム線及び帯 

1種 

1 100℃ 

電熱用ニッケルクロム線及び帯 

2種 

1 000℃ 

電熱用ニッケルクロム線及び帯 

3種 

800℃ 

電熱用鉄クロム線及び帯 

1種 

1 200℃ 

電熱用鉄クロム線及び帯 

2種 

1 100℃ 

j) 

測定値の求め方 温度による電気抵抗の比は,次の式によって求める。 

23℃を基準とする抵抗比=Rt/R23 

ここに, 

Rt: t℃における抵抗値 (Ω) 

R23: 23℃における抵抗値 (Ω) 

18 

C 2520 : 1999  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

原案作成委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

梅 田 高 照 

東京大学大学院 

(委員) 

平 山 宏 之 

東京都立科学技術大学 

木 村 秀 夫 

科学技術庁金属材料技術研究所 

平 林 正 之 

工業技術院電子技術総合研究所 

村 山 拓 巳 

通商産業省基礎産業局非鉄金属課 

篠 倉 恒 樹 

株式会社富士電機 

松 本   茂 

三菱電機株式会社 

井 川   準 

横河M&C株式会社 

中 島 信 昭 

株式会社東芝 

山 下 満 男 

富士電機株式会社 

山 添 哲 朗 

通信機械工業会 

山 内 五 郎 

NTT技術協力センター 

大 島 清 治 

通商産業省工業技術院標準部 

橋 本 繁 晴 

財団法人日本規格協会 

○ 高 橋   宏 

王子合金株式会社 

○ 塚 原 順 吉 

大手金属株式会社 

○ 佐々木   広 

株式会社東京ワイヤー製作所 

○ 上 原 博 明 

石原合金工業株式会社 

○ 清 田 泰 輔 

シルバー鋼機株式会社 

○ 木 島 三樹男 

株式会社古河テクノマテリアル 

備考 ○印は,日本電気抵抗合金工業会技術委員会