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B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フルードパワー工業会 (JFPA) 

/財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,

日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

今回の制定は,日本工業規格を国際規格に整合させるため,ISO 11943 : 1999, Hydraulic fluid power−

On-line automatic particle-counting systems for liquids−Methods of calibration and validationを基礎として用い

た。 

JIS B 9935には,次に示す附属書がある。 

附属書A(参考) 一般的なオンライン校正及び妥当性確認システムの設計指針 

附属書B(参考) マルチパステストスタンドにおけるオンライン自動粒子計数器の設置指針 

附属書C(参考) オンライン校正及び妥当性確認におけるISOラウンドロビンの要約

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 9935 : 2001 

(ISO 11943 : 1999) 

油圧−液体用オンライン式 

自動粒子計数システム− 

校正方法及び妥当性確認方法 

Hydraulic fluid power−On-line automatic particle-counting systems for 

liquids−Methods of calibration and validation 

序文 この規格は,1999年に第1版として発行されたISO 11943 : 1999, Hydraulic fluid power−On-line 

automatic particle-counting systems for liquids−Methods of calibration and validationを翻訳し,技術的内容及び

規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。 

1. 適用範囲 この規格は,液体中に浮遊している粒子の,オンライン式自動粒子計数のための校正と妥

当性確認手順について規定する。主として,ISO 16889のマルチパスフィルタテストの中で使用される。 

備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD

(修正している),NEQ(同等でない)とする。 

ISO 11943 : 1999 Hydraulic fluid power−On-line automatic particle-counting systems for liquids−

Methods of calibration and validation (IDT) 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構

成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付記していない引

用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 0125-1 油圧・空気圧システム及び機器−図記号及び回路図−第1部:図記号 

備考 ISO 1219-1 Fluid power systems and components−Graphic symbols and circuit diagrams−Part 

1:Graphic symbolsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 

JIS B 0142 油圧及び空気圧用語 

備考 ISO 5598 Fluid power systems and components−Vocabularyからの引用事項は,この規格の該

当事項と同等である。 

JIS B 9936 油圧−微粒子分析−運転中のシステム管路からの作動油試料採取方法 

備考 ISO 4021 Hydraulic fluid power−Particulate contamination analysis−Extraction of fluid samples 

from lines of an operating systemが,この規格と一致している。

B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

JIS Z 8203 国際単位系 (SI) 及びその使い方 

備考 ISO 1000 SI units and recommendations for the use of their multiples and of certain other unitsが,

この規格と一致している。 

ISO 11171 : 1999, Hydraulic fluid power−Calibration of automatic particle counters for liquids 

ISO 12103-1 Road vehicles−Test dust for filter evaluation−Part 1:Arizona test dust 

ISO 16889(1), Hydraulic fluid power−Filters−Multi-pass method for evaluating filtration performance of a 

filter element 

注(1) 発行予定(ISO 4572 : 1981の改訂版) 

3. 定義 この規格で用いられる主な用語の定義は,JIS B 0142による。 

4. 測定単位 JIS Z 8203に従って国際単位系 (SI) を用いる。この国際規格全体でμm (c) の使用は,ISO 

11171に従って校正された自動粒子計測器を用いて粒径測定が行われたことを意味する。 

5. 前提条件 この手順を使用する者は,特定の粒子計数器やフィルタ試験装置の操作が可能でなければ

ならない。この手順で適切な試料取扱い技術を利用することが重要である。 

6. 試験装置 

6.1 

自動粒子計数器又は二つの独立した液体用センサをもつ粒子計数器 

6.2 

校正器具 ISO 11171による。 

6.3 

ISO medium test dust (ISO MTD) は,ISO 12103-1, category A3に規定されており,110℃〜150℃で少

なくとも1時間乾燥し,試験液体に混ぜ合わせ機械的にかくはん,そして3 000W/m2から10 000W/m2の音

の強さの超音波で分散し試験システムで使用するものである。 

備考 この標準試験ダストは,フィルタ試験目的のISO 16889で使用する。ISO MTDの入手について

はISO事務局又は工業技術院に問合せを行う。 

6.4 

試験流体は,ISO 16889で規定される。 

6.5 

オンライン試料調整装置 混合と2次校正に有効な流体の供給については,次を含む。 

a) 9.の妥当性に対する必要条件を満たす油タンク,ポンプ,流体調整器具及び計測器。 

b) 初期流体の汚染度に関し,5μm (c) を超える粒子を5個/mL未満のレベルにすることが可能な浄化フ

ィルタ[c)を参照]。 

c) 予定試験継続期間(ISO 16889参照)が終了しても汚染度分布に変更を与えない構成。 

d) 流体採取区域は,JIS B 9936 (ISO 4021) による。 

e) 表1に示す限界範囲内の温度で,汚染流体を一定流量で複数の粒子計数器に供給するための構成。 

備考1. マルチパステストスタンド(ISO 16889参照)は,この手順の9.で有効性のあるものを用いる。 

2. 十分な証明がされている代替の典型的な構成は,附属書Aに示す。 

6.6 

油圧回路は,必要に応じて,マルチパステストスタンドに適合するオンライン計数器用の希釈装置

を含む。 

典型的な油圧回路の構成は,附属書Bを満足していることが証明されていなければならない。 

7. 測定装置の精度及び試験条件 

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B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

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7.1 

表1の限度内の正確さをもった測定装置を使用しなければならない。 

表1 装置精度測定及び試験条件 

試験条件 

SI単位 

測定精度 

(±表示) 

許容試験条件変動

率 

流量 

L/min 

0.5% 

2% 

動粘度 

mm2/s 

1% 

2% 

圧力 

Pa (bar) 

1% 

2% 

温度 

℃ 

0.5℃ 

1℃ 

時間 

0.05s 

0.1s 

容量 

0.5% 

1% 

質量 

0.1mg 

1% 

注意 

表1の限度内に試験条件の精度を維持することは,それによって有効限

度値が満足されたことを意味するものではない。最も有効な必要条件を試みる
方法は,適切な粒子計数手順などを併用しながら表1で与えられた試験条件の
精度を維持することによって証明されている。 

8. オフライン校正手順 

8.1 

新品のとき,粒子計数器製造業者の推奨による重要なアフターサービスの後,又はISO 11171に従

って粒子計数器の粒径校正を行う。 

8.2 

ISO 11171で規定される手順で各粒子計測器本体とセンサの最大粒子濃度を決定する,又は同様な方

法で得られた製造業者の推奨する水準を用いる。 

9. オンライン試料調整装置妥当性確認及び2次校正標準の決定方法(図1参照) 

9.1 

2台の粒子計数器本体(センサ)を使用するとき,ここで述べられている手順は,1台ごとの粒子計

数器本体とセンサを用いて実施しなければならない。 

9.2 

8.1に従って校正された1台の粒子カウンタとセンサを使用し累積モードで対象となる粒径範囲以上

の少なくとも六つの異なったしきい値設定を行う。 

9.3 

試料調整装置の総流体量 (L) を目標の水準から±1%以内になるように調整する。流体の粘度を (15

±0.3) mm2/sに保持する。 

9.4 

クリーンアップフィルタを用いて初期流体の汚染度は5μm (c) より大きい粒子数を5個/mL未満に

する。 

9.5 

校正と確認のために用いる汚染粒子濃度を決定する。ダスト粒子濃度は最小粒径において8.2で決定

した粒子計数器の最大粒子濃度のおよそ50%を示す最大粒子計数値とすることが望ましい。 

9.6 

6.3に従って調製したISO MTDを油タンクに必要量加え,約15分間循環させておく。ISO MTDの

ロット番号を記録しておく。 

9.7 

オンライン自動粒子計数(推奨試料量は25mL)を2分間隔で1時間又はシステムを使用する最長間

隔において同じ間隔をあけて30回行うことによって試験を開始する。 

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図1 オンライン試料調整装置及び2次校正標準の決定についての確認手順フローチャート 

9.8 

得られた粒子計数の生データで表2を満たして完全にする。各粒子径のしきい値設定用として,全

計数値の平均x,標準偏差σを次の式を用いて求める。 

()

)1

(

2

1

2

1

Σ

Σ

=

=

=

n

n

x

x

n

i

n

i

i

n

i

σ

ここに, 

xi: 試料iの各しきい値設定に対する粒子濃度。 

n: 測定回数。 

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表2 2次校正粒子データシート 

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9.9 

次の式を用いて各粒径に対する許容標準偏差を計算する。 

2

4

000

.0

2

x

x

a

+

=

σ

備考 この許容標準偏差は,ラウンドロビン研究で得られた2回の平均標準偏差に基づくものである

(附属書C参照)。 

9.10 各粒径に対する標準偏差が各粒径の許容標準偏差以下であれば,確認試験後,9.13に進む。 

9.11 与えられた粒径の標準偏差が許容標準偏差を超えるならば,試料調製装置と手順,オンライン粒子

装置の流量と粒子計数容量を再評価する。9.3から9.10までの手順を繰り返す。 

9.12 通過した流体量で平均計数値を除して各粒径しきい値設定に対するmL当たりの粒子濃度を計算す

る。 

9.13 9.12で得られた計数値を試料濃度mg/Lで除し個数/μg(1mg/Lに対する個数/mL)に変換する。

表3の欄3にこれら参照計数値を記録する。 

9.14 8.1の1次校正で使用した汚染粒子の粒子計数値(個/μg)を表3の欄2に記録する。 

9.15 次の式を用いて各粒径に対応する許容校正限界値を表3の欄4で計算し記録する。 

校正限界値=0.37×(表3の欄2の校正計数値)0.85 

備考 合意に至った校正限界値は,実施されたラウンドロビン研究(附属書C)によって決定された

1σ(ポアソン分布)とともに5%の粒径変動に基づくものである。 

9.16 もし参照計数値と,表3の欄2に与えられる1次校正用粒子の計数値との差異が表3の欄4におけ

る限界値の1.3倍以内であるなら,装置の有効性と参照計数値を受け入れる。 

備考 これら参照計数値は,2次校正用汚染粒子の粒度分布(9.5で使用した特定のロット番号)を定

義し,これらの計数値は10.と11.で2次校正と確認に使用される。 

9.17 複数の計数器又はセンサを使用するとき,各粒径に対応する次の式に基づくセンサ又は計数器間で

の許容変動率を計算し,表3の欄5に記入する。 

許容変動率=0.6+0.05×(表3の欄2の校正計数値) 

計数器間での最大許容粒子計数差異は,平均計数値の10%未満でなければならない。 

備考 計数器間の変動は,ラウンドロビン研究によって決定された2.5σ(ポアソン分布)に基づくも

のである。 

10. オンライン2次校正と検証手順(図2参照) 

10.1 1次校正後と最長6か月間隔,又は粒子計数値に相違が見られたときに,オンライン校正確認を実施

しなければならない。 

備考 2台の粒子計数器(センサ)を使用するとき,10.1から10.10の手順を用いて1台の計数器(セ

ンサ)について校正と確認を実行しなければならない。そして2台目の計数器(センサ)は10.11

に従って1台目に合致するように調整しなければならない。 

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表3 ISO MTDの粒子計数値 

[全計数値は,累積数で,ISO MTD 1μg(1mg/L当たりの個数/mL)に基づくものである] 

欄1 

欄2 

欄3 

欄4 

欄5 

粒径 

μm (C) 

1次校正粒子 

 
 

(9.14参照) 

ISO MTD 

ロット番号    

の参照計数値 
(9.13参照) 

校正限界 

 
 

(9.15参照) 

計数器間の 
許容変動率 

(9.17参照) 

>1 

>2 

>3 

>4 

>5 

>6 

>7 

>10 

>12 

>14 

>15 

>20 

>30 

備考1. 合意されている上記校正限界は,ラウンドロビン研究で決定されたように1σ(ポアソン分布)とともに粒

径の5%の変動率に基づく。 

2. 計数器間の変動率は,ラウンドロビン研究で決定されたように平均値から±10%の計数器間の粒子計数値

の最大許容差異を伴う2.5σ(ポアソン分布)に基づく。 

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図2 オンライン校正確認の手順フローチャート 

10.2 9.に従って過去24か月以内に有効であることを確認したオンライン試料調製装置を用いる。 

10.3 9.(表3参照)に従って2次校正ロットとして有効性が認定されているロットのISO MTDだけを使

用する。 

10.4 9.3から9.6で記述されている手順に従って,校正確認懸濁液を調製する。 

10.5 粒子計数器を設定しようとする粒径しきい値に設定する。しかしながら,参照粒子計数値は9.(表3

参照)に従って定められたものでなければならない。 

10.6 校正確認懸濁液を,1次校正で使用した流量で粒子計数センサに通過させる。 

10.7 粒子計数器の利用可能な範囲にわたる数種類の粒径について実際に確認を行う。 

備考 確認した点と点の間のしきい値の内挿はしてもよいが,外挿はしてはならない。 

10.8 計数値が安定した後,最低3回連続してオンライン粒子計数値を求める。 

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10.9 計量した試料量 (mL) 及び試料濃度 (mg/L) で平均計数値を除することによって各粒径に対応する

しきい値の1mg当たり(1mg/L中の1mL当たりの粒子数)の平均計数値を計算する。得られた数値を表4

に記録する。 

10.10 各粒径において,10.9で得られた結果と表3の欄3中の参照計数値との差が表3中の欄4に示す校

正限界内であることが望ましい。 

備考 合意された上記校正限度は,ラウンドロビン研究で決定されたように,1σ(ポアソン分布)と

ともに粒径の5%の変動に基づくものである。 

10.11 上流及び下流両方に計数器(センサ)を使用するとき,第二のセンサは第一のセンサと同じ校正確

認懸濁液を使用して校正することが望ましい。このとき,各粒径において,第二の計数器(センサ)の1μg

当たり(表4にも記録)の平均計数値と第一の計数器(センサ)の平均計数値との差が,表3中の欄5に

示す許容変動以内となるように第二の計数器(センサ)のしきい値設定を調整する。 

備考 センサの位置を交換(上流と下流のセンサ)して上記手順を繰り返すことを推奨する。 

10.12 10.9で得られた粒子計数値が設定限度値内であるなら,確認は完全であり11.に進む。 

10.13 10.9で得られた粒子計数値が設定限度値外であるなら,補正処置をした後,別の独立した2次校正

懸濁液を調製し,10.4から10.12で記載されている検証手順を繰り返す。 

次の事項を確実にする。 

a) 適切なセンサ流量を使用している。 

b) 粒径しきい値設定が正確である。 

c) 試料液の脱気が完全に行われている。 

d) 試料質量,容量などが正確である。 

10.14 10.13の再確認にもかかわらず粒子計数値が限界設定を外れている場合,ISO 11171の手順に従って

粒子計数器のしきい値の設定値を調整する。ただし,この場合表3中の欄3に示す参照計数値でオンライ

ン供給2次校正液を使用する。 

10.15 10.4から10.12に記載されている手順を繰り返して校正の確認を行う。 

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10 

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表4 校正確認データシート 

11. オンライン希釈システムの妥当性確認(図3参照) 

11.1 オンライン希釈システムを使用している場合,校正の妥当性確認と同じ頻度で妥当性の確認を行う。 

11.2 5μm (c) より大きな粒子が5個/mL未満の清浄度[6.5 c)参照]にろ過した希釈液を使用する。結果

として得られる粒子計数値に対して1%を超える誤差が生じないならば,これよりも清浄度の劣る希釈液

を用いてもよい。 

11.3 最小希釈倍率を最初に検証する。 

11.4 9.3から9.6に従ってISO MTD2次校正懸濁液を調整するが,8.2に基づく最大粒子数濃度の (50±

10) %に等しい水準で選択した希釈倍率を乗じる。 

備考 一例として,希釈倍率が2(希釈液1に対して懸濁液1)の場合,計測器の最大粒子数濃度の

50%の2倍に等しい試料濃度を用いる。 

11.5 対象とする測定範囲にわたる最低6チャンネルの粒径しきい値設定を粒子計数器に対して行う。 

11.6 選択した希釈倍率を使用して,各センサごとに最低3回連続した1分間の粒子計数値(計数値の安

定後)を得る。そして各粒径ごとに希釈した試料の平均計数値を計算する。 

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11 

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図3 オンラインシステム妥当性確認手順フローチャート 

11.7 単位で計数された液体容量 (mL) で平均計数値を除することによって,各粒径しきい値設定ごとに

1mL当たりの平均計数値を計算する。 

11.8 11.7で得られた計数値を試料濃度で除し,希釈倍率を乗じることによって,μg当たりの個数に変換

する。そして表5に記録する。上流側と下流側との両センサとも,個別のデータシートを使用する。 

11.9 各粒径において,11.8で得られた結果と表3中の欄3に示す参照計数値との差が表3中の欄4に示

す校正限界内であることが望ましい。さらに上流側と下流側の計数器を使用するとき,2台の計数器(セ

ンサ)から得られる平均計数値は各粒径ごとに,表3の欄5で与えられる許容変動値内でなければならな

い。 

11.10 使用する最大希釈倍率で,11.4から11.9で与えられる手順について,システムの全希釈範囲内の異

なった適切な希釈倍率を少なくとも2回繰り返す。 

12 

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12. 事前注意 

12.1 40μm (c) を超える粒径のISO MTDを用いたオンライン粒子計数[6.5 c)参照]では粒径設定の確証

には最大の注意を要する。使用する最大粒径での校正は,オンラインで確認しなければならない(10.参照)。 

12.2 オンライン計数器での目の粗いフィルタ試験では,より高い希釈倍率が必要となる。 

12.3 粒子計数器の最大粒子数濃度を超えるとき,希釈が必要である。粒子が検知されないような高濃度

では,測定粒径での粒子計数に影響を与える可能性があり,このような状況下では高希釈倍率を採用する

のが望ましい。 

12.4 オンラインでの希釈が必要なとき,希釈液は使用している試料流体と同種のものが望ましい。 

12.5 分析する試料流体の中に遊離した水又は空気が存在することは結果に有害な影響を与える。これら

の変動をなくすために事前の注意をしなければならない。 

12.6 振動による誤差を避けるために,粒子計数センサを機械振動のないところに設置する。 

12.7 電気的なノイズの影響を避けるために,他の大きな装置から粒子計数器を電気的に絶縁しなければ

ならない。 

12.8 ポンプの細かな振動による流れの脈動は,粒子計数の誤差要因になる可能性がある。複数の小型ア

キュムレータが検証システムに含まれているならば,それらのアキュムレータによって振動を減衰するこ

とができる。 

12.9 遅滞時間(マルチパステストスタンドから取り出されつつある試料から粒子計数器に検知されるま

での時間)を短くおさえるため,全配管の長さを最小限にし流量を最大限とる。計数遅滞時間は30秒未満

になるのが望ましい。上流側と下流側のセンサ間の遅滞時間は10秒以内が望ましい。 

12.10 気泡の発生に起因するエラーを少なくするために,作動中はバブル調整を最小限にするのが望まし

い。 

12.11 センサの詰まり及び部分的にふさがれていないことを確認するため,各センサのバックフラッシュ

を系統立てて行う。詰まり及び部分的にふさがれたセンサは,誤粒子計数の原因となる。すべての粒子計

数器がセンサの詰まりを表示する機能をもっているわけではない。 

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13 

B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

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表5 オンライン希釈装置の妥当性確認データシート 

13. 確認報告書 オンライン微粒子計数システムは,“JIS B 9935 : 2001 油圧−液体用オンライン式自動

粒子計数システム−校正方法及び妥当性確認方法”に従って校正と確認がなされた。 

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B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

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附属書A(参考) 

一般的なオンライン校正及び妥当性確認システムの設計指針 

序文 この附属書(参考)は,一般的なオンライン校正と妥当性確認システムの設計指針について説明す

るものであり,規定の一部ではない。 

A.1 一般 

A.1.1 オンラインにおける校正と妥当性確認は,装置の望ましい機能を満足することを必要とする。 

A.1.2 この附属書は,装置の構成について国際規格の妥当性確認を満たすため幾つかの基本的な指針を提

供する。 

A.1.3 この附属書は,構成のガイドラインであり,装置の妥当性確認の成功を保証するものではないこと

に注意する。 

A.2 オンラインサンプリングで用意する装置 図A.1に一般的な構成を示す。 

A.2.1 配管 すべての配管は,乱流混合流れを生じる大きさが望ましい。長い直線は避けたほうがよい。 

A.2.2 継手 汚染たまりを防ぐため,継ぎ手は内部に露出したねじ部及びリップがないのがよい。 

A.2.3 配管及び継手 配管と継手は,できれば滞留部を除去するよう構成することが好ましい。また,垂

直流は,水平流よりも好ましい。 

A.2.4 バルブ ボール弁は,汚染たまりがなくセルフクリーニングであるため他のタイプのバルブよりも

好ましい。このバルブは全開,全閉だけに使用し流量制御に用いないほうがよい。 

A.2.5 油タンク 標準的な10L未満の小さい容量の油タンクでは,入れた試験流体が拡散するように角

度が90度以内の円すい形の底をもっている構造がよい。小容量の油タンクの場合は,試験ダストの質量誤

差に起因する問題に注意する。 

A.2.6 クリーンアップフィルタ システムのクリーンアップフィルタは,要求される初期の汚染レベルを

供給できる。フィルタは孔径4.5μm以下 (β=75) を推奨する。 

A.2.7 熱交換器/ヒータ システムの設計によっては,流体の冷却又は加熱の必要がある。従来のシェル

チューブタイプ熱交換器でチューブ側に油を流すか,又は温度制御された流体を循環させる二重ジャケッ

トを附属している油タンクを推奨する。これは,粒子の沈降分離の可能性を減少できる。 

background image

15 

B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

備考 校正台をキャスタに載せ可搬にすることによって,オンライン自動粒子計数器の校正及び妥当性確認にもち

込むことができる。 

注意 二つの直列のセンサにおいて,最初のセンサの圧力降下が大きすぎるとキャビテーションの原因となる。 

図A.1 オンライン校正と妥当性確認システムの例 

16 

B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書B(参考) 

マルチパステストスタンドにおけるオンライン自動粒子計数器の設置指針 

序文 この附属書(参考)は,マルチパステストにおけるオンライン自動粒子計数器の設置指針について

説明するものであり,規定の一部ではない。 

B.1 

一般 

B.1.1 マルチパステストにおけるオンライン自動粒子計数器による計測は(希釈も含む。),マルチパステ

スト標準規格と要求された機能を実行するために装置が性能を十分発揮できるように決められた機器構成

による予備試験の妥当性確認に適合しなければならない。 

B.1.2 この附属書は,国際規格の妥当性確認に合致するように機器を構成する基本的な指針を与えること

を意図している。 

B.1.3 この附属書は,機器の構成についてのガイドラインであり,決して装置の妥当性確認を十分満たす

ことを保証するものではないことを注意しなければならない。 

B.1.4 図B.1から図B.3の三つの典型的な機器構成図は,妥当性が確認された回路の例である。 

B.1.5 附属書Aによるオンラインサンプリング用装置の構成指針は,オンライン計測と希釈システムに

も適用するのがよい。 

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17 

B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図B.1 マルチパステストスタンド用オンライン粒子計数器の油圧回路例1 

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18 

B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

直列希釈1 000倍希釈の場合(図B.2 A部)推奨: 

ポンプ4 (20〜50) mL/min試料 
ポンプ3 (180〜240) mL/min希釈 

備考 この回路では,フィルタの上流と下流からサンプリングすることが要求される。 

センサ接続点をAからB又はCへ変更することによって,100倍又は10倍の希釈が得られる。 
A,B,C及びDの圧力は同じである。 

図B.2 マルチパステスト用オンライン粒子計数器の油圧回路例2 

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19 

B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図B.3 マルチパステストスタンド用オンライン粒子計数器の油圧回路例3 

20 

B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書C(参考) 

オンライン校正及び 

妥当性確認におけるISOラウンドロビンの要約 

序文 この附属書(参考)は,オンライン校正と妥当性確認におけるISOラウンドロビンの要約について

説明するものであり,規定の一部ではない。 

以下は,この附属書では,ISO/TC 131/SC 8/WG 9に沿ったオンライン校正及び妥当性確認の調査の結論

をまとめる。コメントは,それぞれの段階で与えられる。データ及び要約は最後に載せている。孤立値は

除外されて統計結果を示しているが,すべての結果は,表C.1から表C.8に示されている。 

この調査協力研究機関には,ISO 4402(2)の手順によってACFTDをMIL-H-5606に懸濁し濃度2.5mg/L

の懸濁油が供給された。これらは,初期校正を一致させるために配布した。それぞれの関係研究機関は,

かれらのカウンタで1次校正してオンライン校正と妥当性確認管理は,ISO/WD 11943の手順に従うよう

要請された。結果は,解析のためNFPAにすべて送られた(実際の研究機関を明らかにしないためコード

とした)。 

8か国の代表の21の研究機関がラウンドロビン調査のためデータを提供した。 

注(2) この規格は,廃止となりISO 11171に代わった(本体2.参照)。 

従来からのACFTD校正 供給されたACFTD校正懸濁液による再校正に先立ち,懸濁液はISO 4402に従

って各研究機関独自で校正された機器で計数された。結果は表C.1であり,40ミクロンの最大粒径でばら

つきが最も大きく,全体ではCV値は12から62%とかなりばらついた。 

再校正後のデータ ACFTD懸濁液による再校正後のばらつきを表C.2に示す。ばらつきはより小さくな

り,通常で10%未満,1から5ミクロンでは,2%以下から4%であった。ISO 4402による再校正後の計数

のばらつきは9%未満であった。 

おおむね校正は成功した。 

2次校正 2次校正の要約は,表C.3及び表C.4である。これらは9.9と9.10の要求に合格し,93%成功し

た。 

図C.1は,ラウンドロビン調査において提出された2次校正データのすべてである。これらのデータは

すべてオンラインパーティクル計測で集められた。これは,流体の体積で割り,濃度に換算する前の全体

の計数値である。図C.1はxと次式に基づく粒子計数の分散である。 

2

004

0

x

.

x+

標準

σ

妥当性確認において許容できる標準偏差は,上の式で表される標準的な標準偏差の2倍である。 

ISO MTDの粒子計数 表C.5に示されたISO MTDの平均値は,以前報告された計数値に近い(WD/11943

の表3の欄2に含む。)。すべての計数は,5%以下のばらつきである。 

21 

B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

明らかな孤立値を除いた後,97%の研究機関が9.14を満たしている。 

オンライン校正の検証 表C.6に示すように通常研究機関では,オンライン校正の検証を満たしている。

約90%の研究機関で上流,下流センサの相対的な差はもちろんのこと上流,下流センサの校正が合格して

いる。 

ラウンドロビン調査によれば校正の最終的な限界は,粒径で5%の変化と総計数の1標準偏差である。 

オンライン希釈の妥当性確認 表C.7及び表C.8に示すようにわずか六つの研究機関が,オンライン希釈

の妥当性確認のデータを提供した。多くの研究機関では,マルチパステストに希釈を用いないので希釈シ

ステムを妥当性の確認をする必要がない。提供されたデータから,約90%の研究機関が妥当性確認要求を

満たしている。もし2番の研究機関を除くなら,96から98%の研究機関が要求を満たしている。ほぼ希釈

妥当性確認手順は妥当であった。 

要約 参加した研究機関が,ラウンドロビン調査の90%が合格したことから,この国際規格の手順は妥当

であることが結論づけられる。 

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22 

B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図C.1 2次校正からの計数結果についての標準偏差 

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23 

B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表C.1 従来からのACFTD校正によるデータ 

表示粒径μm以上の粒子の平均粒子数/mL 

機関 

no. 

再校正の前 

10 

12 

15 

20 

30 

40 

4 458 

2 318 

987 

268 

174 

100 

47.1 

14.6 

4 384 

2 014 

967 

256 

167 

96 

43.8 

14.3 

2 346 

1 207 

622 

304 

45.8 

3.1 

2 321 

1 226 

612 

297 

45.5 

2.8 

データなし 

データなし 

実効せず 

4 270 

3 250 

2 360 

1 271 

394 

247 

71.0 

20.0 

3 546 

2 108 

1 066 

607 

252 

77 

34.4 

10.4 

3 298 

2 048 

1 020 

568 

238 

66 

33.0 

9.5 

4 061 

2 660 

1 427 

796 

381 

243 

131 

58.6 

18.2 

7.7 

4 337 

2 821 

1 496 

806 

371 

234 

125 

53.9 

15.7 

7.0 

4 455 

3 278 

2 655 

1 400 

758 

388 

273 

164 

74.5 

38.5 

19.3 

10 

1 880 

828 

373 

253 

140 

65.0 

20.0 

10.0 

11 

3 638 

1 376 

404 

162 

73.0 

11.0 

11 

3 696 

1 366 

402 

154 

69.0 

10.0 

12 

2 836 

2 177 

1 042 

479 

357 

212 

88.0 

35.0 

23.0 

12 

2 821 

2 209 

1 027 

478 

342 

217 

89.0 

34.0 

20.7 

13 

4 730 

1 808 

491 

189 

93.7 

11.1 

13 

5 839 

4 698 

3 307 

1 688 

946 

444 

329 

198 

95.9 

21.4 

7.0 

14 

3 121 

2 025 

1 075 

308 

99 

36.9 

5.1 

15 

4 973 

2 914 

1 103 

280 

103 

63.3 

15 

4 170 

2 785 

1 008 

265 

92 

46.5 

16 

3 899 

2 932 

1 875 

670 

283 

1 373 

22.4 

4.3 

19 

4 764 

3 665 

2 469 

1 267 

747 

370 

248 

138 

56.8 

15.0 

5.5 

22 

3 866 

2 596 

1 356 

369 

131 

59.7 

18.5 

7.2 

22 

3 789 

2 535 

1 313 

354 

124 

56.7 

17.2 

6.9 

24 

3 078 

1 234 

696 

299 

16.5 

24 

3 367 

1 236 

648 

316 

15.2 

26 

2 935 

1 391 

355 

214 

58.3 

4.9 

26 

2 575 

1 397 

382 

141 

64.9 

5.6 

27 

4 145 

2 492 

1 094 

280 

57.0 

8.8 

27 

3 930 

2 406 

1 098 

299 

59.0 

8.8 

28 

4 409 

2 970 

1 425 

765 

357 

229 

129 

55.4 

14.6 

5.1 

28 

4 238 

2 863 

1 398 

763.2 

357.5 

228.3 

128.7 

55.7 

14.9 

5.5 

平均 

4 664 

3 776 

2 599 

1 370 

764 

359 

256 

145 

63.0 

18.6 

8.8 

CV 

12% 

14% 

14% 

24% 

19% 

25% 

23% 

35% 

34% 

44% 

62% 

background image

2

4

B

 9

9

3

5

 : 

2

0

0

1

 (I

S

O

 1

1

9

4

3

 : 

1

9

9

9

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表C.2 ACFTDによる再校正後のデータ 

機関 

no. 

再校正後 

ISO 4402からの分散% 

10 

12 

15 

20 

30 

40 

10 

12 

15 

20 

30 

40 

4 380 

3 492 

2 480 

1 292 

735 

360 

238 

138 

63.7 

18.8 

7.2 

4 351 

2 332 

1 282 

350 

241 

140 

64.6 

20.5 

−1 

−6 

−1 

−3 

4 329 

2 388 

1 287 

353 

247 

146 

62.1 

20.2 

−1 

−4 

−2 

−3 

2 417 

1 252 

653 

291 

43.6 

3.8 

−3 

−3 

−11 

−19 

−32 

−47 

** 

2 402 

1 287 

637 

279 

41.2 

33 

−3 

−13 

−22 

−35 

−54 

** 

4 963 

3 308 

2 409 

1 220 

695 

314 

137 

92.0 

18.7 

11.9 

13 

−5 

−3 

−6 

−5 

−13 

−1 

44 

−1 

67 

** 

4 910 

3 209 

2 363 

1 295 

721 

344 

156 

71.5 

21.5 

8.9 

12 

−8 

−5 

−2 

−4 

13 

12 

14 

24 

** 

実効せず 

** 

実効せず 

** 

3 606 

2 298 

1 267 

790 

385 

143 

66.5 

20.2 

−7 

−2 

3 640 

2 333 

1 233 

765 

410 

158 

68.8 

19.8 

−6 

−5 

14 

14 

3 540 

2 439 

1 334 

722 

349 

234 

133 

61.6 

19.1 

7.6 

−2 

−2 

−3 

−2 

−4 

−3 

3 554 

2 490 

1 314 

728 

354 

241 

139 

62.7 

18.9 

7.4 

−1 

−2 

−2 

4 438 

3 483 

2 283 

1 215 

663 

333 

235 

131 

66.3 

18.8 

7.3 

−8 

−6 

−10 

−8 

−1 

−5 

10 

2 193 

818 

368 

247 

128 

65.0 

20.0 

10.0 

70 

11 

−8 

39 

** 

11 

3 434 

1 240 

362 

143 

69.0 

9.0 

−2 

−4 

25 

11 

3 467 

1 245 

356 

144 

67.0 

9.0 

−1 

−4 

−1 

25 

12 

2 569 

1 248 

687 

326 

190 

108 

54.2 

16.3 

5.9 

−3 

−7 

−9 

−20 

−22 

−15 

−13 

−18 

** 

12 

2 573 

1 341 

706 

373 

217 

115 

58.6 

19.9 

5.8 

−4 

−9 

−17 

−8 

−20 

** 

13 

3 485 

1 367 

358 

142 

67.7 

9.7 

36 

35 

13 

3 357 

2 387 

1 214 

317 

121 

16.7 

−4 

−4 

−6 

−12 

−12 

−11 

14 

3 466 

2 458 

1 226 

348 

133 

58.8 

18.0 

−1 

−1 

−5 

−3 

−4 

−8 

−4 

15 

4 686 

3 593 

1 317 

374 

147 

66.4 

15 

4 318 

3 425 

1 294 

362 

149 

69.9 

−1 

−2 

10 

16 

4 085 

2 933 

1 861 

515 

188 

86.9 

23.9 

8.5 

17 

18 

44 

43 

36 

36 

27 

19 

** 

19 

4 216 

3 491 

58.5 

18.8 

8.8 

−4 

−8 

12 

22 

3 509 

2 520 

1 310 

362 

137 

63.1 

18.8 

7.0 

−1 

−1 

−2 

22 

3 518 

2 490 

1 314 

359 

139 

63.5 

18.1 

7.1 

−4 

−1 

24 

2 313 

1 185 

769 

349 

17.5 

−7 

−8 

−3 

−7 

24 

2 528 

1 305 

769 

389 

17.8 

−5 

26 

2 473 

1 287 

365 

138 

64.0 

7.3 

26 

2 483 

1 278 

367 

138 

63.5 

7.3 

−1 

27 

3 575 

2 415 

1 275 

356 

62.0 

8.0 

−3 

−1 

−1 

−3 

12 

27 

3 546 

2 480 

1 301 

359 

63.0 

8.0 

−1 

12 

28 

3 427 

2 390 

1 245 

732 

368 

245 

145 

66.6 

18.7 

7.2 

−2 

−4 

−4 

28 

3 405 

2 385 

1 247 

723 

362 

244 

141 

63.9 

17.9 

7.2 

−2 

−4 

−3 

−2 

−5 

全データ 

平均 

4 526 

3 506 

2 444 

1 321 

723 

358 

234 

140 

64.4 

19.1 

7.6 

18 

CV 

6% 

5% 

5% 

15% 

7% 

11% 

8% 

11% 

15% 

9% 

24% 

  

研究機関2,3,10,12,16を除く。 

平均 

4 390 

3 501 

2 415 

1 275 

740 

360 

241 

140 

64.5 

18.7 

7.8 

CV 

4% 

2% 

3% 

3% 

5% 

5% 

2% 

5% 

5% 

6% 

11% 

  

  

**印は,ISO 4402から10%以上の分散が複数存在する研究機関を示す。そのうち数件は,粒径のオフセットが原因のようである。 

background image

25 

B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表C.3 2次校正データ表示粒径μm以上の粒子の平均粒子数 

機関 

濃度  計数容量 

平均粒子数 

no. 

mg/L 

mL 

10 

12 

15 

20 

30 

40 

4.4 

211 154 

 139 143 

79 244 

21 584 

13 222 

7 025 

3 026 

767 

4.8 

231 201 

 156 004 

90 530 

24 499 

15 809 

8 762 

3 593 

890 

20 

10 

 188 650 109 060 

61 540 

23 980 

3 440 

260 

20 

10 

 186 490 107 640 

58 060 

23 370 

3 250 

260 

4.6 

26 

 161 200 

91 390 

27 794 

8 424 

3 455 

874 

4.6 

26 

 157 678 

92 167 

28 695 

8 655 

3 544 

893 

25 

158 347 130 422 

99 013 

57 998 

32 765 

14 229 

9 119 

4 777 

1 926 

465 

144 

25 

157 133 129 123 

98 581 

57 629 

32 553 

14 179 

8 938 

4 713 

1 981 

492 

150 

1.9 

25 

 101 897 

71 334 

41 562 

25 942 

12 873 

4 212 

1 640 

381 

25 

 298 909 227 410 134 612 

81 596 

37 375 

22 717 

12 050 

5 310 

1 456 

25 

 293 026 222 098 131 358 

79 947 

36 805 

22 433 

11 749 

5 160 

1 389 

25 

138 160 

97 405 

57 210 

34 673 

16 235 

5 274 

10 

25 

10 

25 

 106 810 

31 527 

9 730 

4 237 

828 

250 

11 

50 

 239 556 

 108 866 

32 874 

10 083 

4 039 

380 

11 

50 

 234 257 

 110 741 

33 107 

9 846 

4 398 

386 

12 

90 975 

55 175 

15 450 

4 900 

2 000 

550 

138 

13 

2.5 

25 

122 625 

77 675 

27 825 

13 025 

1 618 

90 

13 

2.5 

25 

124 550 

79 025 

28 350 

13188 

1 700 

93 

14 

25 

 132 027 100 966 

58 829 

32 816 

15 577 

9 934 

15 

2.5 

25 

99 628 

82 816 

36 026 

9 732 

3 624 

1 589 

19 

50 

100 099 

82 720 

65 688 

39 115 

23 891 

10 920 

6 552 

3 561 

1 472 

383 

128 

22 

20 

 155 152 121 728 

69 948 

19 452 

6 984 

3 142 

824 

22 

20 

 154 752 120 206 

70 098 

19 294 

7 214 

3 184 

856 

24 

25 

63 506 

36 819 

21 571 

10 251 

442 

24 

25 

63 354 

36 187 

21 161 

10 008 

459 

26 

3.5 

10 

45 726 

27 183 

7 715 

2 377 

1 004 

82 

27 

50 

 373 879 286 023 171 915 

43 718 

4 700 

474 

27 

50 

 369 936 288 110 167 360 

42 828 

4 676 

419 

background image

2

6

B

 9

9

3

5

 : 

2

0

0

1

 (I

S

O

 1

1

9

4

3

 : 

1

9

9

9

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表C.4 2次校正データー標準偏差 

機関 

標準偏差 

許容できる標準偏差 

no. 

10 

12 

15 

20 

30 

40 

10 

12 

15 

20 

30 

40 

合格 

不合格 

3 276 

1 838 

997 

257 

219 

159 

83 

42 

8 496 

5 616 

3 219 

912 

577 

327 

164 

63 

100 

749 

675 

600 

397 

308 

240 

138 

57 

9 298 

6 290 

3 671 

1 029 

681 

397 

187 

69 

100 

 13 950 

7 660 

4 510 

1 790 

250 

50 

7 586 

4 412 

2 511 

1 008 

181 

34 

100** 

 13 550 

7 720 

4 260 

1 790 

250 

50 

7 509 

4 355 

2 372 

984 

173 

34 

100** 

2 886 

1 274 

273 

140 

75 

40 

6 498 

3 705 

1 161 

384 

181 

69 

100 

2 545 

1 180 

359 

143 

78 

37 

6 357 

3 736 

1 197 

393 

185 

70 

100 

2 950 

1 996 

1 084 

353 

309 

263 

217 

163 

109 

41 

19 

6 384 

5 267 

4 010 

2 369 

1 360 

617 

412 

236 

117 

47 

25 

100 

2 434 

1 615 

876 

352 

352 

274 

225 

166 

107 

45 

20 

6 335 

5 215 

3 993 

2 355 

1 351 

615 

404 

233 

119 

49 

25 

100 

1 878 

1 189 

647 

390 

176 

81 

86 

42 

4 126 

2 903 

1 712 

1 087 

563 

213 

104 

42 

88 

13 

3 675 

2 032 

658 

358 

387 

372 

272 

208 

128 

 12 006 

9 145 

5 434 

3 313 

1 544 

957 

530 

258 

96 

89 

11 

2 638 

1 275 

436 

493 

495 

449 

338 

261 

191 

 11 771 

8 934 

5 304 

3 247 

1 521 

946 

518 

251 

93 

78 

22 

3 030 

2 142 

1 191 

835 

374 

132 

5 576 

3 946 

2 338 

1 436 

698 

256 

100 

10 

987 

291 

123 

78 

30 

16 

4 235 

1 291 

445 

206 

66 

32 

100 

10 

1 673 

352 

128 

70 

32 

20 

4 322 

1 310 

436 

214 

66 

33 

100 

11 

5 549 

2 476 

605 

19 

122 

25 

9 632 

4 404 

1 364 

451 

206 

42 

100 

11 

3 362 

1 192 

443 

155 

105 

25 

9 420 

4 479 

1 373 

441 

220 

42 

100 

12 

1 475 

564 

273 

143 

101 

56 

26 

3 687 

2 256 

666 

241 

120 

52 

24 

71 

29 

13 

1 045 

328 

605 

465 

140 

23 

4 955 

3 157 

1 162 

569 

103 

19 

67 

33 

13 

1 200 

348 

585 

455 

160 

24 

5 032 

3 211 

1 183 

575 

107 

20 

67 

33 

14 

1 718 

1 394 

969 

555 

349 

276 

5 331 

4 088 

2 403 

1 362 

671 

445 

100 

15 

1 566 

1 121 

264 

157 

95 

52 

4 035 

3 362 

1 490 

436 

188 

102 

83 

17 

19 

694 

604 

515 

331 

193 

99 

94 

63 

42 

21 

15 

4 054 

3 358 

2 677 

1 614 

1 004 

484 

308 

186 

97 

42 

23 

100 

22 

811 

377 

258 

150 

84 

46 

152 

6 256 

4 919 

2 847 

827 

326 

168 

66 

86 

14 

22 

790 

438 

196 

156 

60 

44 

20 

6 240 

4 858 

2 853 

820 

335 

170 

68 

100 

24 

201 

205 

204 

136 

24 

2 590 

1 522 

911 

457 

46 

100 

24 

446 

181 

165 

114 

21 

2 584 

1 497 

895 

448 

47 

100 

26 

912 

578 

192 

14 

13 

10 

1 878 

1 136 

355 

136 

75 

18 

100 

27 

 11 358 

8 018 

3 854 

788 

119 

50 

 15 005 11 491 

6 926 

1 798 

233 

47 

83 

17 

27 

 11 361 

8 294 

4 028 

531 

165 

60 

 14 847 11 574 

6 744 

1 762 

232 

44 

83 

17 

合計研究機関の%> 

87 

13 

研究機関2を除く%> 

93 

**印の研究機関は,2次校正基準に合致しない。 

background image

2

7

B

 9

9

3

5

 : 

2

0

0

1

 (I

S

O

 1

1

9

4

3

 : 

1

9

9

9

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表C.5 ISO MTDの粒子数測定値 

機関 

no. 

ISO MTDの参照粒子数,表示粒径μm以上の粒子数/mL 

合格 (1) 又は不合格 (0) (1.3×column 4limits) 

10 

12 

15 

20 

30 

40 

10 

12 

15 

20 

30 

40 

限界値(未満) 

2 000 

1 660 

1 300 

757 

450 

215 

126 

69.6 

28.7 

7.3 

2.3 

90 

85 

80 

69 

52 

35 

19 

12 

5.5 

0.7 

1 944 

1 281 

729 

199 

122 

64.7 

27.9 

7.1 

1 928 

1 301 

755 

204 

132 

73.1 

30.0 

7.4 

943 

545 

308 

120 

17.2 

1.3 

932 

538 

290 

117 

16.3 

1.3 

1 816 

1 033 

506 

270 

127 

61.4 

33.5 

10.5 

4.5 

1 343 

761 

231 

70.2 

29.7 

7.3 

1 314 

768 

238 

72.1 

29.5 

7.4 

2 110 

1 739 

1 320 

773 

437 

190 

122 

63.7 

25.7 

6.2 

1.9 

2 095 

1 722 

1 314 

768 

434 

189 

119 

62.8 

26.4 

6.6 

2.0 

2 101 

1 471 

857 

535 

265 

87.0 

34.0 

7.8 

1 707 

1 299 

769 

466 

214 

130 

68.9 

30.3 

8.3 

1 674 

1 269 

751 

457 

210 

128 

67.1 

29.5 

7.8 

1 842 

1 299 

763 

462 

217 

70.3 

10 

805 

240 

75.0 

33.0 

7.2 

2.4 

10 

796 

239 

77.0 

32.0 

7.3 

2.3 

11 

1 562 

738 

221 

65.6 

29.3 

2.6 

11 

1 597 

726 

219 

67.2 

26.9 

2.5 

12 

1 383 

817 

439 

231 

139 

71.0 

33.0 

8.5 

2.4 

13 

2 037 

1 354 

466 

116 

24.8 

5.1 

13 

2 027 

1 334 

467 

116 

23.9 

5.1 

14 

1 760 

1 346 

784 

438 

208 

132 

15 

1 594 

1 325 

576 

156 

58.0 

25.4 

16 

1 751 

1 406 

782 

261 

72.4 

25.2 

5.3 

1.9 

19 

2 002 

1 654 

1 314 

782 

478 

218 

131 

71.2 

29.4 

7.7 

2.6 

22 

1 552 

1 217 

700 

195 

69.8 

31.4 

8.2 

22 

1 547 

1 202 

701 

193 

72.1 

31.9 

8.5 

24 

1 270 

736 

431 

205 

8.8 

24 

1 267 

724 

423 

200 

9.2 

26 

1 306 

777 

220 

67.9 

28.7 

2.4 

27 

1 632 

1 247 

700 

200 

25.0 

2.5 

28 

1 317 

960 

566 

294 

193 

118 

62.0 

31.0 

12.7 

3.6 

28 

1 255 

897 

550 

305 

184 

118 

61.0 

28.0 

9.8 

3.0 

(すべての研究機関を含む。) 

平均 

1 953 

1 630 

1 245 

718 

411 

203 

125 

69 

28 

7.8 

2.4  

CV 

8% 

13% 

12% 

13% 

19% 

18% 

6% 

9% 

15% 

22% 

32%  

(研究機関2,3,6,15及び28を除く。) 

平均 

1 998 

1 658 

1 304 

757 

450 

215 

126 

70 

29 

7.3 

2.3  

CV 

4% 

5% 

4% 

4% 

4% 

9% 

6% 

5% 

10% 

17% 

11% 

研究機関2,3,6,15及び28を除いた合格数の割合> 

97% 

11 

20 

23 

12 

22 

11 

19 

21 

18 

10 

不合格である研究機関数の割合 

3% 

研究機関又は粒子計数器の総数 

16 

12 

21 

23 

12 

23 

11 

19 

21 

18 

10 

合格した研究機関の割合% 

88 

92 

95 

100 

100 

96 

100 

100 

100 

100 

100 

background image

2

8

B

 9

9

3

5

 : 

2

0

0

1

 (I

S

O

 1

1

9

4

3

 : 

1

9

9

9

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表C.6 オンライン校正の検証表示粒径μm以上の平均粒子数/μg 

機関 

表示粒径μm以上の平均粒子数/μg 

上流 

下流 

上流対下流 

no. 

上流側センサ 

下流側センサ 

合格 

不合格 

合格 

不合格 

合格 

不合格 

10 

12 

15 

20 

30 

40 

10 

12 

15 

20 

30 

40 

 2 

1 953 

 1 343 

767 

203 

124 

64 

 1 953 

 1 313 

735 

194 

123 

68 

100 

100 

100 

 3 

859 

496 

278 

109 

16 

1.5 

831 

483 

263 

107 

17 

1.4 

83 

17 

83 

17 

100 

 4 

 1 352 

763 

225 

68 

27 

6.8 

 1 317 

762 

232 

70 

28 

6.7 

100 

100 

100 

 5 

2 048 1 694 1 294 

766 

436 

192 

125 

66 

27 

7.1 

2.1 

 2 054 1 696 1 303 

770 

440 

194 

123 

66 

28 

7.3 

2.1 

100 

100 

100 

 6 

 1 608 1 142 

675 

429 

221 

79 

33 

8.7 

 1 586 1 120 

689 

447 

209 

70 

30 

8.1 

38 

63 

25 

75 

63 

38 

 8 

 1 684 1 287 

769 

479 

220 

134 

70 

31 

8.4 

 1 648 1 274 

767 

467 

219 

134 

70 

30 

8.2 

100 

100 

100 

 9 

1 954 

 1 249 

735 

431 

204 

65 

 1 929 

 1 262 

767 

453 

210 

71 

83 

17 

100 

83 

17 

10 

756 

224 

73 

32 

6.0 

2.0 

 1 726 

761 

226 

77 

37 

7.0 

3.0 

100 

86 

14 

57 

43 

11 

 1 663 1 267 

768 

478 

227 

137 

 1 315 

780 

481 

232 

141 

67 

33 

67 

33 

100 

12 

 1 207 

734 

209 

27 

7.8 

2.1 

 1 205 

720 

215 

29 

9.1 

2.1 

50 

50 

67 

33 

83 

17 

13 

1 878 

 1 254 

721 

439 

191 

110 

 1 951 

 1 300 

756 

471 

207 

119 

50 

50 

100 

50 

50 

14 

 1 743 1 333 

776 

432 

205 

130 

 1 820 1 403 

810 

455 

208 

125 

28 

100 

100 

83 

17 

15 

1 544 1 285 

564 

465 

153 

58 

25 

 1 621 1 317 

587 

174 

62 

30 

100 

100 

50 

50 

19 

1 982 1 632 1 302 

758 

429 

217 

132 

71 

29 

7.8 

2.5 

 1 964 1 622 1 287 

767 

470 

217 

137 

75 

25 

7.5 

2.4 

100 

100 

100 

19 

2 005 1 659 1 260 

749 

198 

130 

72 

27 

6.9 

2.2 

 1 988 1 640 1 287 

530 

441 

194 

137 

74 

32 

6.6 

2.4 

100 

100 

100 

22 

 1 547 

699 

435 

192 

71 

31 

8.2 

 1 556 

701 

191 

72 

8.2 

100 

100 

100 

24 

 1 257 

743 

210 

8.6 

 1 320 

753 

449 

217 

32 

8.6 

100 

100 

100 

26 

 1 261 

733 

220 

68 

33 

2.4 

 1 262 

735 

220 

71 

31 

2.5 

100 

100 

100 

27 

  1638 1 257 

690 

197 

31 

3.2 

 1 592 1 230 

705 

199 

3.1 

83 

17 

67 

33 

83 

17 

(すべての研究機関を含む。) 

平均 

1 909 1 615 1 245 

719 

430 

201 

128 

69 

28 

 1 923 1 620 1 232 

725 

440 

203 

130 

70 

29 

CV% 

10 

13 

14 

15 

12 

22 

10 

10 

14 

14 

16 

22 

22 

(研究機関2を除外) 

平均 

1 909 1 615 

1271 

731 

445 

206 

128 

69 

29 

 1 923 1 620 1 280 

739 

457 

209 

130 

70 

30 

CV% 

12 

18 

10 

22 

14 

全研究機関に対する割合% 

89 

11 

90 

10 

88 

12 

background image

2

9

B

 9

9

3

5

 : 

2

0

0

1

 (I

S

O

 1

1

9

4

3

 : 

1

9

9

9

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表C.7 上流側センサのオンライン希釈妥当性確認表示粒径μm以上の平均粒子数/μg 

機関 

no. 

希釈1 

表示粒径μm以上の平均粒子数/μg 

上流側・合格 (1) 又は不合格 (0) 

合格数 合計 

合格 

不合格 

10 

12 

15 

20 

30 

40 

1 136 

682 

395 

160 

25 

2.2 

100 

2 176 

1 794 

1 365 

805 

459 

202 

131 70.2 

30.2 

2.5 

11 

11 

100 

20 

1 935 

1 299 

781 

441 

194 

 66.3 

83 

17 

19 

1 983 

1 634 

1 304 

762 

468 

218 

134 72.9 

28 

7.77 

2.34 

11 

11 

100 

19 

2 012 

1 675 

1 280 

777 

461 

213 

139 78.3 

30.8 

8.1 

2.51 

11 

11 

100 

22 

1 512 

697 

188 

 69.6 

30.4 

8.1 

100 

27 

1 669 

1 247 

664 

184 

28 

2.66 

100 

希釈2 

10 

1 046 

636 

374 

154 

25 

2.4 

17 

83 

2 046 

1 695 

1 295 

763 

429 

188 

121 65 

28 

7.6 

2.7 

10 

11 

91 

10 

1 905 

1 301 

762 

423 

187 

 61.2 

100 

19 

1 964 

1 619 

1 294 

762 

472 

222 

128 70.3 

27.6 

7.51 

2.4 

11 

11 

100 

19 

1 999 

1 653 

1 252 

646 

434 

206 

133 73.1 

28.4 

7.12 

2.1 

11 

11 

100 

22 

1557 

702 

189 

 69.2 

30.6 

8.2 

100 

27 

1695 

1 250 

657 

179 

26.8 

2.7 

100 

希釈3 

20 

1 036 

628 

368 

152 

25 

2.3 

17 

83 

2 100 

1 737 

1 326 

775 

429 

185 

120 66.2 

28.6 

8.1 

2.9 

11 

82 

18 

1 905 

1 262 

742 

436 

206 

 65.7 

100 

19 

11 

2 008 

1 664 

1 334 

787 

489 

232 

137 74.6 

29 

7.57 

2.23 

11 

11 

100 

19 

11 

2 040 

1 695 

1 297 

781 

456 

203 

132 71.9 

27 

6.82 

1.95 

11 

11 

100 

22 

1 616 

702 

187 

 68.2 

31.5 

8.3 

100 

27 

1 617 

1 213 

646 

179 

27.5 

2.76 

100 

希釈4  

80 

1 042 

612 

357 

149 

26 

2.3 

50 

50 

2 053 

1 697 

1 301 

774 

450 

205 

134 72.8 

31.5 

8.7 

3.1 

11 

73 

27 

1 905 

1 286 

788 

457 

207 

 67.9 

100 

19 

16 

2 016 

1 661 

1 324 

766 

468 

217 

136 74 

29.4 

8.08 

2.33 

11 

11 

100 

19 

16 

2 005 

1 663 

1 267 

760 

440 

206 

135 74.7 

37.1 

7.03 

1.97 

10 

11 

91 

22 

11 

1 589 

702 

192 

 68.8 

31.7 

8.2 

100 

27 

10 

1 679 

1 245 

657 

181 

26.6 

2.56 

100 

総研究機関の割合% 

201 

228 

88 

12 

研究機関2を除いた全体の割合% 

196 

204 

96 

background image

3

0

B

 9

9

3

5

 : 

2

0

0

1

 (I

S

O

 1

1

9

4

3

 : 

1

9

9

9

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表C.8 下流側センサのオンライン希釈バリデーション表示粒径μm以上の平均粒子数/μg 

機関 

no. 

希釈1 

表示粒径μm以上の平均粒子数/μg 

下流側・合格 (1) 又は不合格 (0) 

合格 

不合格 

上流対下流・合格 (1) 又は不合格 (0) 

合格 

不合格 

10 

12 

15 

20 

30 

40 

  

1 170 

702 

392 

166 

26 

2.5 

0 0 0 0 

100  

1  1 1 1 

83 

17 

2 154 

1 772 

1 354 

793 

435 

197 

127 

69 

30 

8.2 

2.7 

1 1  1 1 1 1  1 1 1  1 0 

91 

9 1 1 1  1 1 1 1  1 1 1  1 

100 

20 

1 957 

1 348 

791 

435 

191 

63 

1 1 1 1 

83 

17 1 

1  1 1 1 

100 

19 

1 957 

1 628 

1 300 

772 

473 

216 

139 

74 

30 

7.4 

2.3 

0 1  1 1 1 1  1 1 1  1 1 

100 

0 1 1 1  1 1 1 1  1 1 1  1 

100 

19 

2 028 

1 679 

1 327 

763 

471 

205 

147 

80 

28 

8.0 

3.0 

1 1  1 1 1 1  1 1 1  1 1 

100 

0 1 1 1  1 1 1 0  1 0 1  0 

73 

27 

22 

1 474 

697 

186 

68 

32 

8.2 

1 1  1 

100 

0  

1 1 1 

100 

27 

1 681 

1 254 

693 

188 

28 

2.6 

1  1 1 

100 

0  

1 1  1 

100 

希釈2 

  

10 

1 029 

626 

353 

152 

25 

3.0 

0 0 0 1 

17 

83  

1  1 1 1 

83 

17 

2 096 

1 735 

1 333 

781 

423 

189 

119 

65 

29 

8.1 

2.8 

1 1  1 1 1 1  1 1 1  1 0 

91 

9 1 1 1  1 1 1 1  1 1 1  1 

100 

10 

1 928 

1 290 

747 

425 

197 

62 

1 1 1 1 

100 

0 1 

1  1 1 1 

100 

19 

1 998 

1 670 

1 337 

799 

489 

224 

138 

69 

28 

7.2 

2.4 

1 1  1 1 1 1  1 1 1  1 1 

100 

0 1 1 1  1 1 1 0  1 1 1  1 

91 

19 

1 991 

1 639 

1 286 

735 

449 

203 

146 

81 

28 

8.0 

2.9 

1 1  1 1 1 1  1 1 1  1 1 

100 

0 1 1 1  1 1 1 0  0 1 0  0 

64 

36 

22 

1 574 

701 

187 

70 

32 

8.2 

1 1  1 

100 

0  

1 1 1 

100 

27 

1 654 

1 205 

652 

176 

26 

2.6 

1  1 1 

100 

0  

1 1  1 

100 

希釈3 

  

20 

1 055 

640 

360 

153 

26 

2.4 

0 0 0 0 

100  

1  1 1 1 

100 

2 074 

1 718 

1 319 

772 

421 

177 

112 

61 

28 

8.1 

2.6 

1 1  1 1 1 1  1 1 1  1 1 

100 

0 1 1 1  1 1 1 0  0 1 1  0 

73 

27 

1 902 

1 313 

780 

436 

214 

66 

1 1 1 1 

100 

0 1 

1  1 1 1 

100 

19 

11 

2 010 

1 676 

1 339 

801 

490 

223 

138 

73 

29 

7.0 

2.2 

1 1  1 1 1 1  1 1 1  1 1 

100 

0 1 1 1  1 1 1 1  1 1 1  1 

100 

19 

11 

1 994 

1 648 

1 301 

745 

452 

200 

142 

77 

27 

7.6 

2.7 

1 1  1 1 1 1  1 1 1  1 

100 

0 1 1 1  1 1 1 0  0 1 1  0 

73 

27 

22 

1 602 

703 

191 

71 

33 

8.3 

1 1  1 

100 

0  

1 1 1 

100 

27 

1 585 

1 182 

651 

172 

27 

2.7 

1  1 1 

100 

0  

1 1  1 

100 

希釈4 

  

80 

1 021 

621 

349 

150 

25 

2.5 

0 0 0 1 

17 

83  

1  1 1 1 

100 

2 058 

1 700 

1 306 

774 

442 

200 

129 

70 

31 

8.5 

2.8 

1 1  1 1 1 1  1 1 1  0 0 

82 

18 1 1 1  1 1 1 1  1 1 1  0 

91 

1 911 

1 316 

784 

446 

211 

67 

1 1 1 1 

100 

0 1 

1  1 1 1 

100 

19 

16 

1 983 

1 643 

1 304 

772 

469 

215 

137 

75 

30 

7.5 

2.2 

1 1  1 1 1 1  1 1 1  1 1 

100 

0 1 1 1  1 1 1 1  1 1 1  1 

100 

19 

16 

1 996 

1 652 

1 300 

744 

452 

201 

144 

78 

27 

7.3 

2.4 

1 1  1 1 1 1  1 1 1  1 1 

100 

0 1 1 1  1 1 1 0  1 0 1  0 

73 

27 

22 

10 

1 591 

702 

189 

69 

32 

8.3 

1 1  1 

100 

0  

1 1 1 

100 

27 

10 

1 647 

1 219 

664 

174 

26 

2.5 

1  1 1 

100 

0  

1 1  1 

100 

  

研究機関の総数に対する割合% 

88 

12  

91 

  

研究機関2を除いた割合% 

98 

2  

91 

31 

B 9935 : 2001 (ISO 11943 : 1999) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

JIS原案作成本委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

竹 中 俊 夫 

東京工業大学名誉教授 

香 川 利 春 

東京工業大学 

藤 田 昌 宏 

通商産業省 

橋 本   進 

財団法人日本規格協会 

村 井 孝 宣 

財団法人機械振興協会 

岡 安 英 雄 

社団法人日本工作機械工業会 

小 林 隆 博 

コベルコ建機株式会社 

渡 並   直 

トヨタ自動車株式会社 

荒 木 義 昭 

株式会社日平トヤマ 

黒 部 昌 徳 

東芝機械株式会社 

小 林 周 二 

日精樹脂株式会社 

美濃部 昌 二 

日本電気株式会社 

(分科会主査) 

伊 澤 一 康 

日本ポール株式会社 

笠 井 寿 男 

SMC株式会社 

小笠原 輝 典 

川鉄商事株式会社 

一 条 和 夫 

リオン株式会社 

山 田 詔 一 

油研工業株式会社 

千 葉   誠 

カヤバ工業株式会社 

赤 井 英 夫 

太陽鉄工株式会社 

石 井   進 

内田油圧機器工業株式会社 

築比地   仁 

川崎重工業株式会社 

(事務局) 

堀 切 俊 彦 

社団法人日本フルードパワー工業会 

三 浦 吉 成 

社団法人日本フルードパワー工業会 

標準化委員会 規格部会 フィルタ・作動油分科会 構成表 

氏名 

所属 

(主査) 

伊 澤 一 康 

日本ポール株式会社 

(副主査) 

福 島 英 夫 

日石三菱株式会社 

山 崎 一 彦 

山信工業株式会社 

笠 井 寿 男 

SMC株式会社 

竹 崎   渉 

豊興工業株式会社 

一 条 和 夫 

リオン株式会社 

小笠原 輝 典 

川鉄商事株式会社 

長谷川   務 

株式会社設工社 

水 野 啓 三 

カヤバ工業株式会社 

中 辻   順 

ダイキン工業株式会社 

植 田 修 弘 

タカコ精機株式会社 

飯 野   隆 

大生工業株式会社 

住 田   隆 

株式会社トキメック 

山 田 詔 一 

油研工業株式会社 

松 山 雄 一 

出光興産株式会社 

太 田 尚 宏 

株式会社松村石油研究所 

(文責 小笠原輝典)