2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 9911-1968
消防用ホースの
差込み式結合金具の寸法
Dimensions of Insert Type Couplings for Fire−Hose
1. 適用範囲 この規格は,消防用ホースの差込み式結合金具(1)(以下結合金具という。)の寸法について
規定する。
注(1) 受け金具,差し金具の外面にホースを装着するものをいう。
関連規格:JIS B 0202(管用平行ねじ)
JIS B 0951(ローレット目)
2. 各部の名称 結合金具各部の名称は,つぎのとおりとする。
3. 種類 結合金具の種類は呼びにより,40,50,65および75の4種類とする。
4. 寸法 結合金具の各部の寸法は,つぎによる。
4.1
受け金具
2
B 9911-1968
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位mm
寸法
ねじの
呼び
(d)
d1
D1
D2
l1
l2
l3
L1
L2
許容差
0
−1.5
±0.2
+0.5
0
最小
最小
最小
−
+0.2
0
呼び
40
60
38.0
33.0
44
57
16
8
6
12.2
50
75
51.0
44.5
56
74
19
8
7
15.0
65
92
63.5
57.0
69
90
20
10
8
16.0
75
106
76.0
69.0
82
105
24
14
8
19.0
備考1. 許容差の規定のない寸法は,推奨寸法とする。
2. ねじの基準山形,基準寸法およびねじ山の寸法許容差と公差は,付表1および付表2による。
4.2
しめ輪
単位mm
寸法
ねじの
呼び
(d)
d1
D1
D2
l
L1
L2
許容差
−
+0.3
+0.2
±0.3
最小
最小
最小
呼び
40
60
65
57.5
46
21
10
3
50
75
81
72.5
59
24
10
4
65
92
99
89.5
73
30
12
5
75
106
114
103.5
86
37
16
6
備考1. 許容差の規定のない寸法は,推奨寸法とする。
2. ねじの基準山形,基準寸法およびねじ山の寸法許容差と公差は,付表1および付表2による。
3
B 9911-1968
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4.3
つめ座
単位mm
寸法
d
D
l1
l2
l3
t1
t2
許容差
0
−0.2
±0.2
−
+0.1
0
+0.1
+0.2
+0.2
0
−
呼び
40
57.5
44.5
3.0
7.2
23
1.8
0.5
50
72.5
57.0
4.0
8.2
29
2.0
0.5
65
89.5
71.0
4.5
10.8
36
2.8
0.5
75
103.5
84.0
4.5
12.8
44
3.0
0.5
備考 許容差の規定のない寸法は,推奨寸法とする。
4.4
つめ
単位mm
寸法
d
D
l1
l2
t1
t2
t3
t4
許容差
±0.2
+0.2
0
−0.1
−0.2
−
0
−0.1
最小
−
最小
呼び
40
52.5
40.0
23
28
7.0
1.5
4
3.0
50
66.2
52.0
29
34
8.0
1.8
5
3.5
65
82.0
64.5
36
42
10.6
2.0
7
4.5
75
95.5
77.5
44
51
12.6
2.5
8
4.5
備考 許容差の規定のない寸法は,推奨寸法とする。
4
B 9911-1968
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4.5
押し輪
単位mm
寸法
d1
d2
D
l1
l2
許容差
0
−0.2
±1
−
−
−
呼び
40
44.0
58
39.5
20
3
50
56.5
72
51.5
22
3
65
70.5
90
64.0
26
4
75
83.0
105
76.7
30
5
備考1. ローレット目は,原則としてJIS B 0951による平目m0.3とする。
2. 許容差の規定のない寸法は,推奨寸法とする。
4.6
差し金具
単位mm
寸法
d1
d2
d3
D
l1
l2
l3
許容差
0
−0.2
0
−0.2
0
−1.5
±0.2
最小
0
−0.2
最小
呼び
40
43.6
39.0
38.0
33.0
80
11.7
28.5
50
55.6
51.0
51.0
44.5
100
14.5
32.5
65
68.5
63.5
63.5
57.0
120
15.5
39.0
75
81.5
76.2
76.0
69.0
140
18.0
45.0
5
B 9911-1968
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4.7
ゴムパッキンおよびゴムバンド
単位mm
寸法
d
D
l1
l2
t
許容差
−
−
−
−
最小
呼び
40
52.0
43.6
7
17
6.0
50
66.0
55.6
9
19
6.5
65
79.5
68.5
10
24
7.0
75
95.0
81.5
12
31
7.5
備考 許容差の規定のない寸法は,推奨付法とする。
6
B 9911-1968
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表1 受け金具,しめ輪のねじの基準山形と基準寸法
単位mm
結合金具
の
呼び
ねじの呼び
ねじ山
基準寸法
ねじ山数
25.4mm
につき
ピッチ
おねじの
ねじの
高さ
丸み
おねじ(受け金具)
外径
d
有効径
d2
谷の径
d1
めねじ(しめ輪)
n
P
h
r
谷の径
d
有効径
d2
内径
d1
40
60
16
1.5875
1.016
0.218
60
58.984
57.968
50
75
16
1.5875
1.016
0.218
75
73.984
72.968
65
92
16
1.5875
1.016
0.218
92
90.984
89.968
75
106
14
1.8143
1.162
0.249
106
104.838
103.676
備考 ねじの基準山形は,JIS B 0202によっているが,基準寸法およびねじ山数は,消防用ホースの差込
み式結合金具専用のものである。
7
B
9
9
11
-1
9
6
8
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表2 受け金具,しめ輪のねじ山の寸法許容差と公差
単位mm
結合金具
の
呼び
ねじ
の
呼び
ねじ
山数
25.4
mm
につ
き
ピッチ
P
おねじ(受け金具)
めねじ(しめ輪)
外径
有効径
谷の径
ピッチ
の
許容差
±
山の半
角の
許容差
±(分)
谷の径
有効径
内径
ピッチ
の
許容差
±
山の半
角の
許容差
±(分)
上の
許容差
下の
許容差
公差
f
上の
許容差
下の
許容差
公差
f2
上の
許容差
下の
許容差
公差
f1
上の
許容差
下の
許容差
上の
許容差
下の
許容差
公差
e2
上の
許容差
下の
許容差
公差
e1
40
60
16
1.5875 −0.12 −0.26
0.14
−0.09 −0.22
0.13
−0.09 −0.35
0.26
0.023
78
規
定
し
な
い
+0.03 +0.25 +0.03
0.22
+0.56 +0.33
0.23
0.046
156
50
75
16
1.5875 −0.12 −0.26
0.14
−0.1
−0.23
0.13
−0.1
−0.36
0.26
0.023
78
+0.04 +0.27 +0.04
0.23
+0.56 +0.33
0.23
0.046
156
65
92
16
1.5875 −0.12 −0.26
0.14
−0.11 −0.24
0.13
−0.11 −0.37
0.26
0.023
78
+0.05 +0.29 +0.05
0.24
+0.56 +0.33
0.23
0.046
156
75
106
14
1.8143 −0.13 −0.29
0.16
−0.12 −0.26
0.14
−0.12 −0.41
0.39
0.024
74
+0.06 +0.32 +0.06
0.26
+0.63 +0.38
0.25
0.048
148