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B 9605 : 1998 解説
解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表
JIS B 9605 製版機械−印刷用の焼付原板位置決めピ
ンシステム
ISO 11084-1 Graphic technology−Register systems for
photographic materials,foils and paper−Part 1 :
Three-pin systems
対比項目
規定項目
(I) JISの規定
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の
規定内容
(IV) JISと国際規
格との相違点
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(1) 適用範囲
印刷用の焼
付原板位置
決めピンシ
ステムにつ
いて規定。
○ 印刷用の焼
付原板の位
置決め3点ピ
ンシステム
について規
定。
ADP JISは,3点ピ
ンのほかに2
点ピンを規
定している。
国際規格では,2点ピンは
将来の計画とされている。
(2) 引用規格
○ JIS B 0401 :
1986
ISO 2861 : 1988
○
(3) 定義
○
○
ADP
2点ピンシステムを増やし
たことにより追加した。
(4) ピン穴の配
置
○ 3点ピンシス
テムを規定。
ISO 11084-1
○
ADP JISは国際規
格を包含し
ている。
同上
○ 2点ピンを規
定。
−
(5) ピン穴の形
状
○ 丸形及び小
判形を規定。
○ 小判形のみ
を規定。
ADP 3点ピンでは
位置決めピ
ン穴に丸形
も規定した。
2点ピンでは1方のピンは,
丸形が不可欠である。3点
ピンの中央位置決めピン
の丸形については国内で
普及している。
(6) ピン穴の基
本寸法
○ 5mmを基本
として規定。
○ 5mmを基本
として規定。
ADP
(7) ピン穴の中
心距離
○ 3点ピンシス
テム
○
ADP JISは2点ピ
ンも規定し
た。
国際規格では2点ピンは将
来の計画とされている。
○ 2点ピンシス
テム
−
(8) ピンの形状
及び寸法
○ 丸形及び小
判形ピンを
規定。
○ 丸形及び小
判形ピンを
規定。
備考1. 表中の(I)及び(III)欄にある“○”は,該当する規定項目を現していることを示し,“−”は,規定していな
いことを示す。
2. 表中の(IV)欄にある“ADP”は,JISは国際規格を技術的内容の変更なしで採用しているが,JISとして必
要な規定内容を追加していることを示す。