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B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 1 

3 用語及び定義 ··················································································································· 2 

4 一般······························································································································· 2 

5 色彩······························································································································· 3 

6 基本的記号 ······················································································································ 3 

7 一般記号························································································································· 6 

8 エンジン記号 ·················································································································· 12 

9 トランスミッション記号 ··································································································· 15 

10 油圧記号 ······················································································································ 18 

11 ブレーキ記号 ················································································································ 18 

12 燃料記号 ······················································································································ 20 

13 灯火記号 ······················································································································ 21 

14 窓記号 ························································································································· 22 

15 空調制御記号 ················································································································ 24 

16 シート記号 ··················································································································· 25 

17 タイヤ及びホイール記号 ································································································· 27 

18 操だ装置記号 ················································································································ 28 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本農業機械工業会(JFMMA)及

び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,

日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

これによって,JIS B 9126:1997は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

JIS B 9126(農業機械−操縦装置用及び表示用の識別記号)の規格群には,次に示す部編成がある。 

JIS B 9126-1 第1部:一般的識別記号 

JIS B 9126-2 第2部:農業用トラクタ及び機械の識別記号 

JIS B 9126-3 第3部:動力芝用機械及びガーデン用機械の識別記号 

JIS B 9126-5 第5部:携帯式林業機械の識別記号 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 9126-1:2012 

(ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

農業機械−操縦装置用及び表示用の識別記号− 

第1部:一般的識別記号 

Tractors, machinery for agriculture and forestry, powered lawn and garden 

equipment-Symbols for operator controls and other displays- 

Part 1: Common symbols 

序文 

この規格は,1998年に第3版として発行されたISO 3767-1及びAmendment 1(2008)を基に,技術的内

容を変更することなく作成した日本工業規格である。ただし,追補(amendment)については,編集し,

一体とした。 

適用範囲 

この規格は,ISO 3339-0及びISO 5395に規定するトラクタ,農業機械,林業機械,動力芝用機械及び

ガーデン用機械(以下,農業機械という。)の操縦装置用及び表示用識別記号のうち,一般的識別記号につ

いて規定する。 

注記1 ISO規格では,“公道外で作業用に設計された他の自走機械,例えば,土工機械,工業用トラ

ック,移動クレーンと同様に共通に適用できる”とあるが,この規格が農業機械用であるた

めこの規格からは削除した。 

注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 3767-1:1998,Tractors, machinery for agriculture and forestry, powered lawn and garden 

equipment−Symbols for operator controls and other displays−Part 1: Common symbols及び

Amendment 1:2008(IDT) 

なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”

ことを示す。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS Z 8221-1 機器・装置用図記号の基本原則−第1部:図記号原形の創作 

注記1 

対応国際規格:IEC 80416-1,Basic principles for graphical symbols for use on equipment−Part 

1: Creation of graphical symbols for registration(IDT) 

注記2 

元の国際規格ISO 3461-1:1988は廃止になり,IEC 80416-1に置き換えられた。 

JIS Z 8221-2 機器・装置用図記号の基本原則−第2部:矢印の形及び使用方法 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

注記1 

対応国際規格:ISO 80416-2,Basic principles for graphical symbols for use on equipment−Part 

2: Form and use of arrows(IDT) 

注記2 

元の国際規格ISO 4196:1984は廃止になり,ISO 80416-2に置き換えられた。 

ISO 3339-0,Tractors and machinery for agriculture and forestry−Classification and terminology−Part 0: 

Classification system and classification 

ISO 5395,Power lawn-mowers, lawn tractors, lawn and garden tractors, professional mowers, and lawn and 

garden tractors with mowing attachments−Definitions, safety requirements and test procedures 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 

3.1 

識別記号 

言語によらず,情報を伝達するために用いる,ある固有に意味をもった視覚的に知覚される図形。図,

印刷及びその他の手段で作られるもの。 

一般 

4.1 

識別記号は,この規格の箇条6〜箇条18に規定する。しかし,この規格にある外形線で示す特定の

識別記号は,実際の適用に当たっては,複写品の明瞭さ及び運転者にとっての判読性の改善のため,個々

の識別記号に特記がない限り塗りつぶしてもよい。 

4.2 

複写及び表示装置の技術上の固有の制約によって,識別記号の線幅を太くしたり又はその他の僅か

な変更が必要になることがある。このような変更は,識別記号の基本的な要素を保ち運転者が見分けられ

る限り許容される。 

4.3 

さらに,識別記号の見栄え及び判読性を改善するため,又は適用対象の機械装置の設計と協調させ

るため,線幅の変更又は角を丸めるなどの変更を行う必要があるときは,識別記号の基本的な判読性の性

質が維持される限り,図案のデザイナがこのような変更を行ってもよい(JIS Z 8221-1参照)。 

4.4 

実際の適用に当たっては,識別記号は運転者が容易に見分けるのに必要な大きさで複写しなければ

ならない。識別記号の適切な寸法は,JIS Z 8221-1を指針として参照する。個別に特記がない限り,識別

記号はこの規格に示す向きとする。 

4.5 

識別記号の多くは,多様な識別記号の意味が整合するように組み合わせて新たな識別記号を作成す

るという,組合せ手法によって作成している。 

例 識別記号8.4(エンジンオイルフィルタ)は,識別記号6.1(エンジン),6.5(オイル)及び6.13

(フィルタ)の組合せである。 

4.6 

識別記号が,機械又は機械の部品の側面図を示すときは,識別記号のグリッド領域で機械は右から

左に動くとみなす。識別記号が,機械又は機械の部品の平面図を示すときは,識別記号のグリッド領域で

機械は下から上へ動くとみなす。 

4.7 

操縦装置及び表示装置に付ける識別記号は,背景となる装置に対して明瞭に目立つようにしなけれ

ばならない。大部分の操縦装置に対しては暗色の背景に明色の識別記号が推奨される。表示装置には,暗

色の背景に明色の識別記号又は明色の背景に暗色の識別記号のいずれか判読性が最良となるものを用いて

よい。識別記号の明暗を反転するときは(例えば,黒を白又はその反対),その識別記号全体に実施しなけ

ればならない。 

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B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

4.8 

識別記号は,それを用いて識別する操縦装置若しくは表示装置の上に,又は隣接して配置しなけれ

ばならない。操縦装置に対して複数の識別記号が必要なときは,その識別記号が表現する操縦装置の動作

と関連した位置に配置しなければならない。 

4.9 

識別記号に使用する矢印は,JIS Z 8221-2の要求事項に適合しなければならない。図記号原形は,JIS 

Z 8221-1の通則を考慮して創作しなければならない。 

4.10 ISO/IEC登録番号を,この規格の各識別記号に対して示す。登録番号5000以下は,ISO 7000参照。

登録番号5000を超える識別記号は,IEC 60417参照。 

4.11 文字及び数字を識別記号として用いてもよいが,ISO/TC145では登録されていない。また,ISO 7000

でも公表されていない。9.8〜9.17では文字及び数字を,その示す意味で,農業機械のトランスミッション

の速度段及び表示装置に用いている。この規格で示す字体に限ることは意図していない。他の字体を代用

として用いてもよいが,判読性は維持しなければならない。 

4.12 この規格の識別記号は,1辺24 mmの正方形グリッドの外側限界以内で表示している(ISO図形グ

リッド原寸法の32 %で示す。)。コーナマークは,JIS Z 8221-1の1辺75 mmの正方形を区切る表示である。

コーナマークは識別記号の一部ではないが,全ての識別記号の表現の一様性を確実とするために表示する。 

色彩 

5.1 

照明された表示装置に使用するときには,表示装置の色彩は,次の意味をもつ。 

− 赤:故障又は重大な機能不全で緊急の注意を要する 

− 黄又はだいだい(橙):通常の運転限界を超過 

− 緑:通常の運転状態 

5.2 

さらに,機能によって次の色彩を採用する。 

− 青:走行用前照灯の前向き又は上向きの表示 

− 赤:危険の警告表示 

− 緑:方向指示器の表示 

5.3 

加熱(暖房など)及び/又は冷却(冷房など)用に識別記号を用いるときは,赤は高温,青は低温

を示すのに用いなければならない。 

基本的記号 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

6.1 

エンジン 

1156 

6.2 

トランスミッション 

1166 

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記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

6.3 

油圧系統 

1409 

6.4 

ブレーキ系統 

1399 

6.5 

オイル 

1056 

6.6 

冷却水 

0536 

6.7 

吸気 
他の識別記号(例えば,エンジン)と組み合わせて
使用する。その場合は輪郭だけとする。 

1604 

6.8 

排気 
他の識別記号(例えば,エンジン)と組み合わせて
使用する。その場合は陰影をつける。 

1605 

6.9 

圧力 
圧力媒体が規定されていないところで使用する。 

1701 

6.10 

圧力 
圧力媒体が規定されているところで組み合わせて使
用する。破線の長方形をその圧力媒体の識別記号に
置き換える。 

登録なし 

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記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

6.11 

レベル表示 

0159の応用 

6.12 

液体レベル 
測定流体が規定されているところで,流体の識別記
号と組み合わせて使用し,破線の長方形をその識別
記号に置き換える。 

登録なし 

6.13 

フィルタ 

1369 

6.14 

温度 

0034 

6.15 

故障又は機能不良 
他の識別記号と組み合わせて使用する。 

1603 

6.16 

始動・起動 

1365 

6.17 

シート(側面視) 

1705 

6.18 

シート(平面視) 

2170 

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記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

6.19 

タイヤ 

2176 

一般記号 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

7.1 

オン又は始動 

5007 

7.2 

オフ又は停止 

5008 

7.3 

オン/オフ 

5010 

7.4 

入 
(識別記号を90度回して使用してもよい。) 

0022 

7.5 

切 
(識別記号を90度回して使用してもよい。) 

0023 

7.6 

プラス,増加又は陽極 

5005 

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記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

7.7 

マイナス,減少又は陰極 

5006 

7.8 

ホーン 

0244 

7.9 

ライタ 

0620 

7.10 

電池充電状態 

0247 

7.11 

時計,タイムスイッチ又はタイマ 

5184 

7.12 

アワメータ又は経過した運転時間 

1366 

7.13 

2点式シートベルト 

1702 

7.14 

高速 

登録なし 

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記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

7.15 

低速 

登録なし 

7.16 

直線的な操作による連続変化 

5004 

7.17 

回転的な操作による連続変化 

1364 

7.18 

内容量(空) 

1563 

7.19 

内容量(半量) 

1564 

7.20 

内容量(満量) 

1565 

7.21 

機械の進行方向−前進 
ただし,破線内は対象となる機械の絵とし,側面図
として90°反時計方向に回してもよい。 

登録なし 

7.22 

機械の進行方向−後進 
ただし,破線内は対象となる機械の絵とし,側面図
として90°反時計方向に回してもよい。 

登録なし 

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記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

7.23 

コントロールレバー 2方向 
コントロールレバーなどの2方向の操作方法の表現
に使用する。矢印方向の両端に該当する記号を表示
する。 

1436 

7.24 

コントロールレバー 多方向 
矢印の端に適切な識別記号を表示する。 

1703 

7.25 

時計方向の回転 

0258 

7.26 

反時計方向の回転 

0937 

7.27 

グリース注入箇所 

0787 

7.28 

オイル注入箇所 

0391 

7.29 

つり上げ箇所 

1368 

7.30 

ジャッキ支持箇所・支点 

0542 

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10 

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記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

7.31 

排出・空にする 

0029 

7.32 

警音器 

2104 

7.33 

かじ取りハンドル(ステアリングホイール)チルト
操作 

2064 

7.34 

固定点 

2069 

7.35 

サービス指示書,技術マニュアルを読め 

1659 

7.36 

取扱説明書を読め 

0790 

7.37 

データ入力 
電子式モニタのデータ入力操作を確認するために使
用する。 

2349 

7.38 

入力データの保存 
電子式モニタに入力されたデータの保存を確認する
ために使用する。 

2167 

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11 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

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記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

7.39 

入力データの取消し 
電子式モニタに入力されたデータの取消しを確認す
るために使用する。 

2352 

7.40 

デジタル計数器 

2168 

7.41 

自動運転:自動管理システム 
この識別記号は,識別記号の一要素として組み合わ
せて使用したり,又は自動運転モードを表示する機
能シンボルと合わせて用いられる。他の字体を使用
してもよい。 

単語及び字体は図
形記号ではなく,又
ISO 7000に個別に
登録されてはいな
い。 

7.42 

運転者への警報 
この識別記号は,一つ又はそれ以上の機器の機能又
はシステムが,通常の範囲を超えて運転されている
ことを表示するのに用いられる。その状態は,機器
を停止させるほどではないが,機能又はシステムへ
の注意,又は一層の監視を必要とするような状態で
ある。 
この識別記号は,黄色地に黒の感嘆符及び黒のひし
形輪郭線で表示する。黄色地は黒のひし形輪郭線を
はみ出してもよい。 
この識別記号は,人身安全上の危険に関する警告に
は使用しない。 

2813 

7.43 

初期状態への復帰 
この識別記号は,装置又は設定を,元の状態又は最
初の状態に戻す操作を表示するのに用いられる。 

5495 

7.44 

操作案内メニュー 
この識別記号は,選択可能なオプションメニューを
通して選定操作の確認表示に用いられる。 
第2の(下向き)矢印を両方向の操作案内を示すた
めに追加することができる。 

2814 

7.45 

ディスプレイ画面 
この識別記号は,組合せ識別記号のシンボル要素と
して,又はディスプレイ画面を表すのに用いられる。 
ディスプレイ画面のシリーズは付番するか,又は他
の方法として後の参照文で識別してもよい。 

5049 

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12 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

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エンジン記号 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

8.1 

エンジンオイル 
エンジンオイルレベルだけを示すときは,この識別
記号をレベル表示に用いてもよい。 

1372 

8.2 

エンジンオイル圧 

1374 

8.3 

エンジンオイルレベル 

1373 

8.4 

エンジンオイルフィルタ 

1376 

8.5 

エンジンオイル温度 

1375 

8.6 

エンジン冷却水 
エンジン冷却水レベルだけを示すときは,この識別
記号をレベル表示に用いてもよい。 

1377 

8.7 

エンジン冷却水圧 

1379 

8.8 

エンジン冷却水レベル 

1378 

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13 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

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記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

8.9 

エンジン冷却水フィルタ 

1562 

8.10 

エンジン冷却水温 

1380 

8.11 

エンジン吸気・燃焼空気 

1381 

8.12 

エンジン吸気圧・燃焼空気圧 

1382 

8.13 

エンジン吸気フィルタ 

1170 

8.14 

エンジン吸気温度 

1383 

8.15 

エンジン排気 

1384 

8.16 

エンジン排気圧 

1385 

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14 

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記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

8.17 

エンジン排気温度 

1386 

8.18 

エンジン始動 

1387 

8.19 

エンジン停止 

1388 

8.20 

エンジン故障又は機能不良 

1371 

8.21 

エンジン回転速度 

1389 

8.22 

チョーク 

0243 

8.23 

エンジン始動用点火装置・プライマ 

1370 

8.24 

低温時始動電気予熱 

1704 

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15 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

8.25 

エンジン始動補助ガス噴射 

1547 

8.26 

エンジン出力ブースタ 
この識別記号は,通常の最大エンジン出力を超えて
増加させることが可能になる操作,又はエンジンが
その通常最大出力を超えて運転されていることを
表示するのに用いられる。 

2797 

8.27 

エンジンクーリングファン 
この識別記号は,エンジンを冷却するためラジエー
タを通して空気を吸引するファンの操作,又はエン
ジンクーリングファンの稼働状態を表示するのに
用いられる。 

2798 

トランスミッション記号 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

9.1 

トランスミッションオイル 
トランスミッションオイルレベルだけを示すとき
は,この識別記号をレベル表示に用いてもよい。 

1397 

9.2 

トランスミッションオイル圧 

1167 

9.3 

トランスミッションオイルレベル 

1398 

9.4 

トランスミッションオイルフィルタ 

1169 

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16 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

9.5 

トランスミッションオイル温度 

1168 

9.6 

トランスミッション故障又は機能不良 

1396 

9.7 

クラッチ 

1308 

9.8 

中立 

登録なし 

9.9 

高速 

登録なし 

9.10 

低速 

登録なし 

9.11 

前進 

登録なし 

9.12 

後進 

登録なし 

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17 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

9.13 

駐車 

登録なし 

9.14 

1速 

登録なし 

9.15 

2速 

登録なし 

9.16 

3速 
4以上の数字は,前進最高速度段に達するまで使用
することができる。 

登録なし 

9.17 

後進1速 
2以上の数字は,後進最高速度段に達するまで使用
することができる。 

登録なし 

9.18 

微速 
速度系統でこのスピード記号は,“高速”(7.14)及
び“低速”(7.15)と一緒に使用してもよい。 

登録なし 

9.19 

クラッチ磨耗 

2169 

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18 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

10 油圧記号 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

10.1 

作動油 
作動油レベルだけを示すときは,この識別記号をレ
ベル表示に用いてもよい。 

1411 

10.2 

作動油圧 

1413 

10.3 

作動油レベル 

1412 

10.4 

作動油フィルタ 

1415 

10.5 

作動油温度 

1414 

10.6 

油圧系統故障又は機能不良 

1410 

11 ブレーキ記号 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

11.1 

ブレーキオイル 
ブレーキオイルのレベルだけを示すときは,この識
別記号をレベル表示に用いてもよい。 

1400 

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19 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

11.2 

ブレーキ装置の圧力 

1402 

11.3 

ブレーキ装置フィルタ 

1404 

11.4 

ブレーキ装置温度 

1403 

11.5 

ブレーキ装置故障又は機能不良 

0239 

11.6 

駐車ブレーキ 

0238 

11.7 

ブレーキライニング磨耗 

1408 

11.8 

第1トレーラのブレーキ装置 
この識別記号は,第1トレーラのブレーキ装置の作
動状態を表示するのに用いられる。 

1405 

11.9 

第2トレーラのブレーキ装置 
この識別記号は,第2トレーラのブレーキ装置の作
動状態を表示するのに用いられる。 

1406 

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20 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

12 燃料記号 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

12.1 

燃料 
燃料レベルだけを示すときは,この識別記号を,レ
ベル表示に用いてもよい。 
 なお,燃料の形式は,この識別記号の中又は下に
表示してもよい。 

0245 

12.2 

燃料圧 

1392 

12.3 

燃料レベル 

1551 

12.4 

燃料フィルタ 

1393 

12.5 

燃料温度 

1394 

12.6 

燃料系統故障又は機能不良 

1391 

12.7 

燃料遮断 
この識別記号は,エンジン停止を示すのに用いては
ならない。 

1395 

12.8 

ディーゼル(圧縮着火)燃料 

1541 

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21 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

13 灯火記号 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

13.1 

前照灯(ハイビーム) 

0082 

13.2 

前照灯(ロービーム) 

0083 

13.3 

作業灯 

1204 

13.4 

駐車灯 

0240 

13.5 

ハザード警告灯 

0085 

13.6 

室内灯又は天井灯 

1421 

13.7 

回転灯 

1141 

13.8 

幅灯 

0456 

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22 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

13.9 

方向指示灯 

0084 

13.10 

フロントフォグランプ 
一つの識別記号でフロントフォグランプとリヤフ
ォグランプとを兼用する場合,この識別記号を用い
ることとする。 

0633 

13.11 

リヤフォグランプ 
一つの識別記号でフロントフォグランプとリヤフ
ォグランプとを兼用する場合,フロントフォグラン
プの識別記号を用いることとする。 

0634 

13.12 

主照明スイッチ 

5012 

13.13 

照明調節 

1556 

14 窓記号 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

14.1 

ウインドシールドワイパ 

0086 

14.2 

ウインドシールドウォッシャ 

0088 

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23 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

14.3 

ウインドシールドウォッシャ及びワイパ 

0087 

14.4 

ウインドシールドデミスタ及びデフロスタ 

0635 

14.5 

リヤウインドワイパ 

0097 

14.6 

リヤウインドウォッシャ 

0099 

14.7 

リヤウインドウォッシャ及びワイパ 

0098 

14.8 

リヤウインドデミスタ及びデフロスタ 

0636 

14.9 

ウインドシールドワイパの間欠作動 

0647 

14.10 

ウインドシールドウォッシャの液量 

1422 

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24 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

14.11 

リヤウインドウォッシャの間欠作動 

1424 

14.12 

リヤウインドウォッシャの液量 

1423 

14.13 

サイドウインドデミスタ及びデフロスタ 

1425 

14.14 

アウトサイドミラーデミスタ及びデフロスタ 

1426 

14.15 

アウトサイドミラーの上下左右調節 

1427 

15 空調制御記号 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

15.1 

暖房機又は内部暖房 

0637 

15.2 

冷房又は空気調和システム 

0027 

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25 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

15.3 

換気用ファン又は空気循環用ファン 

0089 

15.4 

除湿器 

2068 

15.5 

上側の通風 

1865 

15.6 

下側の通風 

1866 

15.7 

上側及び下側の通風 

1867 

16 シート記号 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

16.1 

シートの前後調整 

1428 

16.2 

シートのリクライニング前後調整 

1429 

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26 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

16.3 

シートの上下調整 

1430 

16.4 

シートの上調整 

1706 

16.5 

シートの下調整 

1707 

16.6 

シートの前端の上下調整 

1431 

16.7 

シートの後端の上下調整 

1432 

16.8 

ヘッドレストの上下調整 

1433 

16.9 

シートランバの調整 

2171 

16.10 

シートヒータ 

0649 

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27 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

16.11 

前後免震シート 

2172 

16.12 

左右免震シート 

2173 

16.13 

回転シート 

2174 

16.14 

ウェート調整シート 

2175 

17 タイヤ及びホイール記号 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

17.1 

タイヤの空気圧 

1435 

17.2 

タイヤの異常 

1434 

17.3 

サスペンデッド車軸 
この識別記号は,車軸と機体シャーシとの間のスプ
リングダンパを作動させる操作,又はサスペンデッ
ド車軸の稼働状態を表示するのに用いられる。 

2799 

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28 

B 9126-1:2012 (ISO 3767-1:1998,Amd. 1:2008) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

18 操だ装置記号 

記号番号 

記号形状・輪郭 

記号説明・適用法 

ISO/IEC登録番号 

18.1 

操だ装置 
この識別記号は,組合せ識別記号のシンボル要素,
又は操だ装置の稼働状態を表示するのに用いられ
る。 

2305 

18.2 

操だ装置のフィルタ 
この識別記号は,操だ装置フィルタの稼働状態,又
は装置の中での操だ装置用フィルタの位置表示,又
は操だ装置用フィルタ又はフィルタ容器であるこ
とを表示するのに用いられる。 

2306 

18.3 

操だ装置の故障又は操だ装置の機能不良 
この識別記号は,操だ装置の稼働状態,特に操だ装
置の機能不良又は故障を表示するのに用いられる。 
機能不良の程度によって,識別記号は黄色地に黒の
識別記号,又は赤地に白の識別記号で表示してもよ
い。 

2307 

18.4 

自動操だ:自動誘導操だ 
この識別記号は,自動的に操だを制御したり,オペ
レータの直接操作なしで機械を誘導するシステム
制御を,又は自動操だ又は自動誘導システムの稼働
状態を表示するのに用いられる。 

2815の応用 

18.5 

かじ取りハンドル(ステアリングホイール)チルト
操作 
この識別記号は,ステアリングホイールのチルト機
能の操作を表示するのに用いられる。 

2064 

18.6 

操向レバーでの左折右折 
この識別記号は,機械の操向レバーの操作,又は左
折及び右折の動きの方向を表示するのに用いられ
る。 
二つの矢印は,別々の操作で左折及び右折を表すた
めに離してもよい。右折は,ISO 7000の0927に登
録されている。 

2816 

参考文献 ISO 7000:2004,Graphical symbols for use on equipment−Index and synopsis 

IEC 60417-DB-12M Ed. 1.0:2002 (b),Graphical symbols for use on equipment−12-month 

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