B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 設計を通じた危険の低減 ···································································································· 1
4 安全標識の目的 ················································································································ 2
5 安全標識の形式 ················································································································ 2
6 シグナル・パネル ············································································································· 4
7 図パネル(危険図) ·········································································································· 5
8 メッセージ・パネル ·········································································································· 5
9 言語,翻訳及び多言語安全標識 ··························································································· 6
10 安全標識の色 ················································································································· 7
11 寸法 ····························································································································· 8
12 危険説明図 ··················································································································· 10
13 危険回避図 ··················································································································· 10
14 安全標識の例 ················································································································ 10
15 危険図(危険説明図及び危険回避図)−安全標識上に使用する図のための原則及び指針 ·············· 10
附属書A(参考)危険説明図 ································································································· 11
附属書B(参考)危険回避図 ································································································· 29
附属書C(参考)文字がない安全標識の例 ··············································································· 34
附属書D(参考)危険図(危険説明図及び危険回避図)−安全標識上に使用する図のための原則及び指針
········································································································································ 46
附属書E(参考)参考文献 ···································································································· 47
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(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本農業
機械工業会(JFMMA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格であ
る。
これによって,JIS B 9100:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 9100:2012
(ISO 11684:1995)
農業機械−安全標識及び危険図−一般原則
Tractors, machinery for agriculture and forestry, powered lawn and garden
equipment-Safety signs and hazard pictorials-General principles
序文
この規格は,1995年に第1版として発行されたISO 11684を基に,技術的内容を変更することなく作成
した日本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線又は側線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。
1
適用範囲
この規格は,ISO 3339-0及びISO 5395に規定するトラクタ,農業用及び林業用機械,動力芝用及びガ
ーデン用機械(以下,農業機械という。)に取り付けられる,安全標識及び危険図1) のデザイン並びに使用
に関する一般原則について規定する。この規格は,安全標識の目的の概要を示し,基本的安全標識の形式
及び色を説明するとともに,安全標識を構成する種々のパネルの開発の指針とする。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 11684:1995,Tractors, machinery for agriculture and forestry, powered lawn and garden equipment
−Safety signs and hazard pictorials−General principles(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
注1) 危険図は,危険説明図及び危険回避図を総称する。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
ISO 3339-0,Tractors and machinery for agriculture and forestry−Classification and terminology−Part 0:
Classification system and classification
ISO 5395,Power lawn-mowers, lawn tractors, lawn and garden tractors, professional mowers, and lawn and
garden tractors with mowing attachments−Definitions, safety requirements and test procedures
3
設計を通じた危険の低減
3.1 安全性は,機械の設計,製造,運転,教育及び管理に反映されていなければならない。
危険は,次の事項を実行することによって,できる限り製品の機能を不合理に損なうことなく低減又は
除去しなければならない。
− 設計の特性及び構造材料を適切に選択し,危険を除去又は低減する。
2
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− 危険区域に運転者が立ち入る必要を減らし,人が危険にさらされることを制限する。
− 設計上,排除又は充分な制限が合理的にはできない危険から人を防護するため,防護物又は安全装置
を準備する。
3.2 適切な安全設計をし,安全装置が機械に組み込まれた場合にも,残留リスクが残る場合がある。安全
標識は,運転者又は危険にさらされた他の人に,この残留リスクを警告する。
4
安全標識の目的
4.1 安全標識の目的は,次のとおりである。
− 運転者・作業者に,現在ある又は起こり得る危険を警告する。
− 何が危険であるかを示す。
− 危険の性質を説明する。
− 危険によって,結果としてどのような障害に至るかを説明する。
− 運転者・作業者に,危険回避の方法を教える。
4.2 この諸目的を達成するために,安全標識は機械に明確に表示し,はっきりと見える位置に取り付け,
損傷及び滅失に耐えるように保護し,また合理的な長期間の寿命をもつことが望ましい。
5
安全標識の形式
5.1 安全標識は,製品の運転に関連する危険についての情報を伝える,2個以上の長方形のパネルとそれ
を囲む境界線から成る。
5.2 安全標識には,次の四つの標準形式がある。
− 2パネル安全標識 [シグナル・パネル及びメッセージ・パネル](5.4参照)
− 3パネル安全標識 [シグナル・パネル,図パネル(危険図)及びメッセージ・パネル](5.5参照)
− 2パネル安全標識 [図パネル(危険図)及びメッセージ・パネル](5.6参照)
− 2パネル安全標識 [2図パネル(危険図)](5.7参照)
5.3 安全標識は,横形でもよいが,通常は縦形が望ましい。安全標識の様式及び形の最終選択は,危険を
知らせるためにどれが最も効果的に伝達できるか,またその製品が販売される地域の地理上及び言語上の
位置付け,法的要件並びに安全標識が使用できるスペースによって決定されることが望ましい。
5.4
2パネル安全標識(シグナル・パネル及びメッセージ・パネル)
2パネル安全標識(シグナル・パネル及びメッセージ・パネル)は,図1を参照。
シグナル・パネルには,安全警戒記号及び信号の区分を表す3種類の言葉(注意,警告及び危険)の一
つを表示する。メッセージ・パネルには危険の説明を示し,危険に遭遇した場合の結果を説明し,かつ,
危険の回避方法を示す。
図1−2パネル安全標識(シグナル・パネル及びメッセージ・パネル)
3
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5.5
3パネル安全標識[シグナル・パネル,図パネル(危険図)及びメッセージ・パネル]
3パネル安全標識[シグナル・パネル,図パネル(危険図)及びメッセージ・パネル]は,図2を参照。
シグナル・パネルには,安全警戒記号及び信号の区分を表す3種類の言葉の一つを表示する。図パネル
(危険図)には,危険説明図か,場合によっては危険説明図と危険回避図とを組み合わせたものを表示す
る。メッセージ・パネルには,危険の説明を示し,危険に遭遇した場合の結果を説明し,かつ,危険の回
避方法を示す。
図2−3パネル安全標識
[シグナル・パネル,図パネル(危険図)及び
メッセージ・パネル]
5.6
2パネル安全標識[図パネル(危険図)及びメッセージ・パネル]
2パネル安全標識[図パネル(危険図)及びメッセージ・パネル]は,図3を参照。
図パネル(危険図)には,安全警戒三角形の中に危険説明図か,又は安全警戒記号だけを表示する。メ
ッセージ・パネルには,危険の説明を示し,危険に遭遇した場合の結果を説明し,かつ,危険の回避方法
を示す。
図3−2パネル安全標識
[図パネル(危険図)及びメッセージ・パネル]
4
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5.7
2パネル安全標識[2図パネル(危険図)]
2パネル安全標識[2図パネル(危険図)]は,図4を参照。
第1の図パネル(危険図)は,危険説明図パネルとし,安全警戒三角形に囲まれた危険説明図か,又は
安全警戒記号だけを表示する。第2の図パネル(危険図)は危険回避図パネルとし,危険回避図だけを表
示する。
図4−2パネル安全標識[2図パネル(危険図)]
5.8 安全標識の四つの標準形式は,状況に応じ変化しても差し支えない。
6
シグナル・パネル
6.1 安全標識のシグナル・パネルには,安全警戒記号と信号の区分を表す3種類の言葉のうちから,その
一つを表示する。
6.2 信号の区分を表す3種類の言葉の一つを安全標識に用いるためには,図5に示す安全警戒信号と,併
せて表示しなければならない。
図5−信号の区分を表す言葉のための安全警戒記号
6.3 信号の区分を表す言葉は,危険状態の重大性に従って,安全標識に分類して使用してもよい。
6.3.1 信号の区分を表す言葉は,危険,警告及び注意の3種類とし,信号語という。これらの言葉は,そ
れを見る人に危険の存在,及びその重大性について警告する。
6.3.2 信号の区分を表す3種類の言葉は,人体に対して障害を起こす危険にだけ使用する。これらの言葉
の選択は,次に示すように危険に遭遇する可能性の評価,及び危険に遭遇した場合に起こり得る結果の評
価に基づいて行う。
− 危険 危険(DANGER)という信号語は,回避されなかった場合には,死亡又は重大な傷害を招く,
切迫した危険な状態を示す。信号語“危険”を表示する安全標識は,控えめに,かつ,最も重大な危
5
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険を表す状態に対してだけ使用するのがよい。
− 警告 警告(WARNING)という信号語は,回避されなかった場合には,死亡又は重大な傷害を招く
ことがあり得る,潜在的に危険な状態を示す。信号語“警告”で表示する危険は,信号語“危険”で
表示する危険よりも傷害又は死亡のリスクの度合いが低いことを示す。示される切迫した潜在的危険
よりは低い状態を示す。
− 注意 注意(CAUTION)という信号語は,回避されなかった場合には,軽度又は中程度の傷害を招く
かもしれない潜在的な状態を示す。また,“注意”は,人体に対する傷害を招くことがあり得る出来事
に関連する不安全な行為に対して警告するためにも使用してよい。
7
図パネル(危険図)
7.1 安全標識の図パネル(危険図)には,標準形式によって危険説明図,危険回避図又は安全警戒記号の
うちから,いずれかを表示する。
7.2 安全標識の図パネル(危険図)には,次に示す危険説明図又は危険回避図の2種類の基本形式を使用
する。
− 危険説明図 危険説明図は,危険内容を,また一般に危険を回避しなかった場合の結果を,見て分か
るように表す。
− 危険回避図 危険回避図は,危険を回避する方法について,見て分かるように表す。
7.2.1 危険説明図は,危険を明確に表示し,指示に従わなかった場合に起こり得る結果を表現することが
望ましい。危険回避図は,運転者・作業者に及ぶ危険を回避するために必要な行動を明確に表示すること
が望ましい。
7.2.2 一般にはなかなか困難ではあるが,2種類の図を組み合わせて,一つの図パネル(危険図)に表示
することができる。この組み合わせには危険説明図が最も頻繁に使用される。危険回避図は,補助的に又
はメッセージ文の代わりに使用して差し支えない。
7.2.3 ときには,一つの図で複数の危険を表示してもよい。しかし,一般にはそれらの危険が密接に関連
している場合以外には,一つの図で複数の危険を表示することは避けることが望ましい。
7.3 2図パネルにおいては,安全標識と分かるよう危険説明図は,安全警戒三角形の中に表示しなければ
ならない。安全警戒三角形を図6に示す。
7.4 安全警戒三角形の中に危険説明図を使用しない場合,三角形の中に感嘆符“!”を使用して,図7に
示す一般用安全警戒記号を作成する。
図6−安全警戒三角形
図7−一般用安全警戒記号
8
メッセージ・パネル
8.1 安全標識のメッセージ・パネルには,単独で又は図パネル(危険図)と組み合わせて,危険を説明し,
危険に遭遇した場合の結果を説明し,危険の回避方法を説明するメッセージ文を表示する。
8.2 危険説明図が,危険及び起こり得る結果を的確に表現している場合は,これらの内容のうちの一つ又
6
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は両方をメッセージ・パネルから省いても差し支えない。危険回避図が危険の回避方法を適切に表現して
いれば,その内容はメッセージ・パネルから省いてよい。
図パネル(危険図)を使用しない場合は,メッセージ・パネルにはこれら三つの内容を全て表示する必
要がある。メッセージは,できるだけ簡単に数行以内の文章で書くことが望ましい。
9
言語,翻訳及び多言語安全標識
9.1 信号語又はメッセージ文を使用する安全標識は,その製品が使用される国の言語の一つで作成するこ
とが望ましい。文字がない安全標識では,当然翻訳は不要である。しかし,文字がない安全標識を使用し
ている製品については,次の両方が必要である。
− その製品に適用する安全標識の説明のため,取扱説明書を読むことを運転者に指示する特別な安全標
識。
− 該当する言語で作成され,取扱説明書に記載された適切な説明文
9.2 図8に例として,“機械を操作する前に取扱説明書をよく読み,作業中は指示事項及び安全規則を守
って下さい。”と,ドイツ語,フランス語,英語及びオランダ語の4か国語で書かれた安全標識を示す。
安全標識に記載されている言語が,製品を使用する地域で用いる言語を含んでいる場合には,使用する
言語は他の言語と組み合わせてもよいし,1か国語だけでもよい。
図8−4か国語で“取扱説明書を読んで下さい”と記載された安全標識の例
9.3 図9は,文字がない“取扱説明書を読んで下さい”の安全標識の例を示す。この安全標識は,図8に
示す単一言語又は複数の言語による安全標識の代わりに使用してもよい。
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図9−文字がない“取扱説明書を読んで下さい”の安全標識の例
10 安全標識の色
10.1 シグナル・パネルの色
シグナル・パネルの色は,信号語の選択によって変わる。
10.1.1 危険のシグナル・パネルは,赤地に白い信号語とする。安全警戒記号は,白地の三角形に赤の感嘆
符とする(図5参照)。
10.1.2 警告のシグナル・パネルは,オレンジ色の背景に黒の信号語とする。安全警戒記号は,黒地の三角
形にオレンジ色の感嘆符とする(図5参照)。
10.1.3 注意のシグナル・パネルは,黄色の背景に黒の信号語とする。安全警戒記号は,黒地の三角形に黄
色の感嘆符とする(図5参照)。
10.2 図パネル(危険図)の色
図パネル(危険図)の色は,安全標識が信号の区分を表す3種類の言葉を表示するかどうかによって決
まる。
10.2.1 信号の区分を表す3種類の言葉を記載している安全標識の図パネル(危険図)は,白地に黒の図パ
ネル(危険図)とする。
10.2.2 安全警戒三角形又は一般用安全警戒記号を記載する安全標識の図パネル(危険図)は,黄色地に黒
の図パネル(危険図)及び三角形とする。
10.2.3 図パネル(危険図)の特定の状態を強調するために,他の色(例えば,火を表す赤色)を使用して
もよい。
10.2.4 行動の禁止が 若しくは 又は停止という単語で表示される場合,その禁止表示は赤色とする。
10.3 メッセージ・パネルの色
メッセージ・パネルの色は,安全標識が信号の区分を表す3種類の言葉を記載するかどうかによって決
まる。
10.3.1 信号語を記載する安全標識のメッセージ・パネルは,黒地に白文字又は白地に黒文字とする。
10.3.2 信号語を記載しない安全標識のメッセージ・パネルは,黄色地に黒文字又は白地に黒文字とする。
10.4 境界線の色
境界線の色は,使用する信号の区分を表す言葉の種類と,安全標識に安全警戒三角形を含むかどうかに
よって決まる。
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
10.4.1 “危険”標識の境界線は,赤色とする。安全標識を取り付ける表面の色と区別する必要がある場合
は,外側に白色の外側境界線を設けてもよい。
10.4.2 “警告”標識の境界線は,オレンジ色とする。安全標識を取り付ける表面の色と区別する必要があ
る場合は,外側に白色又は黒色で追加の外側境界線を設けてもよい。
10.4.3 “注意”標識の境界線は,黄色とする。安全標識を取り付ける表面の色と区別する必要がある場合
は,外側に白色又は黒色で追加の外側境界線を設けてもよい。
10.4.4 安全警戒三角形を記載する安全標識の境界線は,黄色とする。安全標識を取り付ける表面の色と区
別する必要がある場合は,外側に白色又は黒色で追加の外側境界線を設けてもよい。
10.5 パネル分離線の色
パネル分離線は,全て黒色とする。
11 寸法
安全標識の推奨寸法を図10〜図13に示す。必要に応じて,より小さい又はより大きいサイズを使用し
てもよい。全体のバランスは,必要に応じて十分大きなシグナル・パネルを設けたり,又は読みやすい活
字の大きさになるようにメッセージパネルに適切なスペースを設けるために変更してもよい。
単位 mm
図10−推奨寸法:2パネル形式(シグナル・パネル及びメッセージ・パネル)
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
図11−推奨寸法:3パネル形式[シグナル・パネル,図パネル(危険図)及びメッセージ・パネル]
単位 mm
図12−推奨寸法:2パネル形式[図パネル(危険図)及びメッセージ・パネル]
10
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
図13−推奨寸法:2パネル形式[2図パネル(危険図)]
12 危険説明図
附属書Aは,安全標識に使用することを目的とする危険説明図の例を示す。これらに代わる危険説明図
を使用してもよく,また追加して危険説明図を作成してもよい。
13 危険回避図
附属書Bは,安全標識に使用することを目的とする危険回避図の例を示す。これらに代わる危険回避図
を使用してもよく,また追加して危険回避図を作成してもよい。
14 安全標識の例
14.1 文字付きの安全標識の例
危険に対する適切な信号語及びメッセージ文は,法令上の判断を含んだ多用な要素の組合せによって構
成される。
文字付きの安全標識の例は,この規格には示していない。したがって,文字付きの安全標識は,箇条4
に規定された目的及び原則に適合するように,必要に応じ作成することが望ましい。また,文字の大きさ
は適切な大きさで作成することが望ましい。
14.2 文字がない安全標識の例
附属書Cは,幾つかの危険に対する文字がない安全標識の例を示す。このほかの危険に対して,追加の
安全標識を作成してもよい。
15 危険図(危険説明図及び危険回避図)−安全標識上に使用する図のための原則及び指針
(対応国際規格であるISO 11684の規定主旨が参考であり,かつ,その内容が国際的にも使用されてい
ないことから削除した。)
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書A
(参考)
危険説明図
A.1 適用範囲
この附属書は,安全標識に使用する危険説明図の例を示す。これらに代わる危険説明図も適切なもので
あれば使用して差し支えなく,更に追加して危険説明図を作成することも必要である。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
Hazard description pictorial
description/application
A.2 化学性(摂取/火傷)危険
A.2.1
苛性液
− 化学薬品による指又は手
の火傷
Caustic liquids
− Chemical burns to fingers
or hand
A.2.2
有毒臭又は有毒ガス
− 窒息
Poisonous fumes or toxic gases
− Asphyxiation
A.3 電気的(電気ショック/火傷)危険
A.3.1
電気ショック/感電死
Electrical shock / electrocution
A.3.2
電気ショック/感電死
Electrical shock / electrocution
A.3.3
電気ショック/感電死
Electrical shock / electrocution
12
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
Hazard description pictorial
description/application
A.3.4
電気ショック/感電死
− ローマーカ
Electrical shock / electrocution
− Row marker
A.3.5
電気ショック/感電死
− ハイクリアランス・スプ
レーヤ
Electrical shock / electrocution
− High clearance sprayer
A.3.6
電気ショック/感電死
− 綿収穫機
Electrical shock / electrocution
− Cotton harvester
A.3.7
電気ショック/感電死
− ローダ
Electrical shock / electrocution
− Loader
A.3.8
電気ショック/感電死
− コンバインオーガ
Electrical shock / electrocution
− Combine unloader auger
A.4 転落の危険
A.4.1
高所からの転落
Falling from high place
A.4.2
機械中への転落
− オーガ
Falling into machinery
− Auger
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
Hazard description pictorial
description/application
A.4.3
機械中への転落
− 鋭い角
Falling into machinery
− Sharp edges
A.4.4
機械中への転落
− 回転中の歯車
Falling into machinery
− Rotating gears
A.4.5
機械中への転落
− ローラ
Falling into machinery
− Rollers
A.4.6
ぬれた場所での転倒又は滑り
Falling or slipping on wet area
A.4.7
持ち上げられたローダバケッ
トからの転落
Falling from raised loader
bucket
A.5 液体(噴射/漏えい/噴霧)による危険
A.5.1
高圧噴射
− 体内への注入
High pressure fluid
− Injection into body
A.5.2
高圧噴射
− 肉体の損傷
High pressure spray
− Erosion of flesh
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
Hazard description pictorial
description/application
A.6 機械的−押しつぶされる危険
A.6.1
指又は手が押しつぶされる。
− 上から加わる力による。
Crushing of fingers or hand
− Force applied from above
A.6.2
足指又は足が押しつぶされ
る。
− 上から加わる力による。
Crushing of toes or foot
− Force applied from above
A.6.3
全身が押しつぶされる。
− 上から加わる力による。
Crushing of whole body
− Force applied from above
A.6.4
胴体が押しつぶされる。
− 上から加わる力による。
Crushing of torso
− Force applied from above
A.6.5
胴体が押しつぶされる。
− 側面から加わる力によ
る。
Crushing of torso
− Force applied from side
A.6.6
指又は手が押しつぶされる。
− 側面から加わる力によ
る。
Crushing of fingers or hands
− Force applied from side
A.6.7
脚部が押しつぶされる。
− 側面から加わる力によ
る。
Crushing of leg
− Force applied from side
15
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
Hazard description pictorial
description/application
A.6.8
押しつぶされる。
− ラウンド・ベーラの扉の
上昇
Crushing
− Round baler gate raising
A.6.9
押しつぶされる。
− ラウンド・ベーラの扉の
落下
Crushing
− Round baler gate falling
A.6.10
手及び腕が押しつぶされる。
− トラクタのブレード
Crushing of hand and arm
− Tractor blade
A.6.11
頭,胴体及び腕が押しつぶさ
れる。
− スプレッダ
Crushing of head, torso, and
arms
− Spreader
A.6.12
押しつぶされる。
− は(播)種機又はグレー
ンドリルのウイング
Crushing
− Planter or grain drill wing
A.6.13
押しつぶされる。
− マーカーアーム
Crushing
− Marker arm
A.6.14
押しつぶされる。
− カルチベータのアウトリ
ガ
Crushing
− Cultivator outrigger
16
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
Hazard description pictorial
description/application
A.6.15
押しつぶされる。
− 回転カッタ
Crushing
− Rotary cutter
A.6.16
押しつぶされる。
− ベール
Crushing
− Runaway bale
A.6.17
押しつぶされる。
− ラウンドベーラの押し棒
Crushing
− Round baler push bar
A.6.18
押しつぶされる。
− ローダ・バケット
Crushing
− Loader bucket
A.7 機械的−切断事故の危険
A.7.1
指又は手の切断
Cutting of fingers or hand
A.7.2
足の切断
Cutting of foot
A.7.3
指又は手の切断
− 草刈機の刃
Severing of fingers or hand
− Mower blade
17
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
Hazard description pictorial
description/application
A.7.4
足指又は足の切断
− 草刈機の刃
Severing of toes or foot
− Mower blade
A.7.5
手足の切断
− 回転草刈機の刃
Severing of toes or fingers
− Rotary mower blade
A.7.6
足の切断又は巻込み
− オーガ
Cutting or entanglement of foot
− Rotating auger
A.7.7
足の切断
− 回転刃物
Severing of foot
− Rotating knives
A.7.8
指又は手の切断
− 羽根車の羽根
Severing of fingers or hand
− Impeller blade
A.7.9
手足切断
− 前進中の後部エンジン型
草刈機
Dismemberment
− Rear engine mower in
forward motion
A.7.10
手足切断
− 後進中の後部エンジン型
草刈機
Dismemberment
− Rear engine mower in
rearward motion
18
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
Hazard description pictorial
description/application
A.7.11
手足切断
− 前進中の前部エンジン型
ローン又はガーデントラ
クタ
Dismemberment
− Front engine mower or
lawn and garden tractor in
forward motion
A.7.12
手足切断
− 後進中の前部エンジン型
ローン又はガーデントラ
クタ
Dismemberment
− Front engine mower or
lawn and garden tractor in
rearward motion
A.7.13
指又は手の切断
− エンジン・ファン
Severing of fingers or hand
− Engine fan
A.7.14
手又は指の刺傷
Puncture of hand or fingers
A.7.15
足指又は足の切断
− 可とう(撓)性ガード付
き草刈機の刃
Severing of toes or foot
− Mower blade with flexible
guard
A.7.16
脚部の切断
− トリマ
Cutting of leg
− Trimmer
A.8 機械的−巻込み事故の危険
A.8.1
機械への腕の巻込み
Arm entanglement in machinery
19
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
Hazard description pictorial
description/application
A.8.2
機械への脚部の巻込み
Leg entanglement in machinery
A.8.3
機械への脚部の巻込み
Leg entanglement in machinery
A.8.4
腕の巻込み
− 回転中の歯車
Arm entanglement
− Rotating gears
A.8.5
指又は手の巻込み
− 回転中の歯車
Fingers or hand entanglement
− Rotating gears
A.8.6
指又は手の巻込み
− 回転中のローラ
Fingers or hand entanglement
− Rotating rollers
A.8.7
巻込み
− ラウンドベーラ又は自動
積込みワゴン
Entanglement
− Round baler or self-loading
wagon
A.8.8
巻込み
− 綿摘み機スピンドル
Entanglement
− Cotton picker spindles
20
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
Hazard description pictorial
description/application
A.8.9
全身の巻込み
− 機械入力駆動ライン
Whole body entanglement
− Implement input drive line
A.8.10
巻込み
− コンバインのヘッダ
Entanglement
− Combine header
A.8.11
腕の巻込み
− 送りローラ
Arm entanglement
− Feed rolls
A.8.12
腕又は上半身の巻込み
− 回転中のオーガ
Arm
or
upper
torso
entanglement
− Rotating auger
A.8.13
指又は手の巻込み
− 綿剝機クリーナ駆動装置
Fingers or hand entanglement
− Cotton
stripper
cleaner
drive
A.8.14
指又は手の巻込み
− チェーン又は歯付きベル
ト駆動装置
Hand and arm entanglement
− Chain or toothed belt drive
A.8.15
腕の巻込み
− 柱穴堀り機
Arm entanglement
− Post hole digger
21
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
Hazard description pictorial
description/application
A.8.16
脚部の巻込み
− テッダレーキ
Leg entanglement
− Tedder rake
A.8.17
腕及び上半身の巻込み
− は(播)種機のビータ
Arms
and
upper
torso
entanglement
− Spreader beater
A.8.18
腕の巻込み
− ブルームリール
Arm entanglement
− Broom reel
A.8.19
手及び腕の巻込み
− ベルト駆動装置
Hand and arm entanglement
− Belt drive
A.8.20
巻込み
− 綿摘み機のコンベア駆動
装置
Entanglement
− Cotton picker conveyor
drive
A.8.21
巻込み
− 穀物フィーダ
Entanglement
− Crop feeder
A.9 機械的−投下又は飛散物による危険
A.9.1
大型投下又は飛散物
Large thrown or flying object
22
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
Hazard description pictorial
description/application
A.9.2
投下又は飛散物
− 全身被ばく
Thrown or flying objects
− Whole body exposure
A.9.3
投下又は飛散物
− 顔面被ばく
Thrown or flying objects
− Face exposure
A.9.4
投下又は飛散物
− 回転カッタ
Thrown or flying objects
− Rotary cutter
A.9.5
投下又は飛散物
− 側面取付型草刈機
Thrown or flying objects
− Side-mounted rotary mower
A.10 前進,後進によってひかれ/打撃を受ける危険
A.10.1
前進/後進する車両にひかれ
る。
− トラクタ
Run over / back over
− Tractor
A.11 安定度(転倒/傾斜,滑り/落下)の危険
A.11.1
機械の転倒
− 乗用芝刈機
Machine tipping
− Riding mower
A.11.2
機械の横転
− ROPS
Machine rollover
− ROPS
23
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
Hazard description pictorial
description/application
A.12 蓄積エネルギー放出による危険
A.12.1
跳ね返り又は跳ね上がり運動
− ラウンドベーラのラップ
アームハンドル
Kickback or upward motion
− Round baler wrap arm
handle
A.13 熱(火傷/接触)による危険
A.13.1
高温の表面
− 指又は手の火傷
Hot surfaces
− Burns to fingers or hands
A.14 熱(燃焼/爆発)による危険
A.14.1
爆発
Explosion
A.14.2
火又は火炎
Fire or open flame
24
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
JA.1 その他の危険説明図
次に,ISO規格にない安全標識に使用する危険説明図の例を示す。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
JA.1.1
指又は手の切断
− 搬送チェン
JA.1.2
腕の切断
− 搬送チェン
JA.1.3
腕の巻込み
− 回転中のこぎ胴
JA.1.4
指又は手の切断
− 回転中のカッタ刃
JA.1.5
指又は手の切断
− カッタ刃
JA.1.6
腕の巻込み
− 回転中のリール
JA.1.7
腕の巻込み
− 回転中の昇降機
25
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
JA.1.8
足の切断
− デバイダ先端
JA.1.9
火災
− マフラ周辺
JA.1.10
機械の横転・転落
− 傾斜地
JA.1.11
機械の転倒・転落
− 段差
JA.1.12
機械の横転・転落
− 路肩・土手
JA.1.13
後進する車両にひかれる。
− コンバイン
JA.1.14
車両にひかれる。
− 運搬車
26
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
JA.1.15
機械の転倒・転落
− 乗用田植機,傾斜地
JA.1.16
機械の横転・転落
− 乗用田植機,傾斜地
JA.1.17
機械の横転・転落
− 乗用田植機,路肩・土手
JA.1.18
機械の転倒
− トラクタ
JA.1.19
機械の転倒
− コンバイン及び収穫機
(クローラ型)
JA.1.20
電気ショック/感電死
− 運搬車
JA.1.21
機械の転倒
− 乗用運搬車
27
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
JA.1.22
手及び腕の巻込み
− ベルト
JA.1.23
高温蒸気による火傷
− ラジエータ
JA.1.24
指又は手の巻込み
− こぎ胴
JA.1.25
指又は手の切断
− こぎ胴
JA.1.26
指又は手の巻込み
− 駆動部
JA.1.27
機械の転倒
− 移動時
JA.1.28
高所からの転落
28
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険説明図
危険説明図の内容記述・適用
JA.1.29
高所からの転落
JA.1.30
高所からの転落
JA.1.31
指又は手の切断
− 昇降機
29
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書B
(参考)
危険回避図
B.1 適用範囲
この附属書は,安全標識に使用する危険回避図の例を示す。これらに代わる危険回避図も,適切なもの
であれば使用して差し支えなく,更に追加して危険回避図を作成することも必要である。
番号
危険回避図
危険回避図の内容記述・適用
Hazard avoidance pictorial
description/application
B.2 危険回避
B.2.1
上がったブームとバケットか
ら距離をとる。
Stay clear of raised boom and
bucket.
B.2.2
危険区域に入る前に,ロック
装置で持ち上げシリンダを固
定する。
Secure lifting cylinder with
locking device before getting in
hazardous area.
B.2.3
危険区域に入る前に支えを取
り付ける。
Attach support before getting in
hazardous area.
B.2.4
危険区域に入る前に安全錠を
閉める。
Insert safety lock before getting
in hazardous area.
B.2.5
軟弱地盤又は傾斜面では,ト
レーラーを傾けない。
Never tip trailer on soft ground
or on a slope.
30
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険回避図
危険回避図の内容記述・適用
Hazard avoidance pictorial
description/application
B.2.6
機械から安全な距離をとる。
Stay a safe distance from the
machine.
B.2.7
油圧作動装置が動作中は,ド
ラフトリンクのつ(吊)り下
げ領域から離れる。
Stay clear of draft link lifting
range while operating rockshaft
controls.
B.2.8
トラクタのエンジンがかかっ
ている間は,ベーラ・ゲート
のスイング領域から離れる。
Stay clear of baler gate
swing area while
tractor engine is running.
B.2.9
安全錠がかけてなければ上げ
られたゲートから離れる。
Stay clear of raised gate unless
safely lock is applied.
B.2.10
エンジンがかかっている間
は,リンク領域から離れる。
Stay clear of articulation area
while engine is running.
B.2.11
エンジンがかかっている間
は,安全カバーを開けたり外
したりしない。
Do not open or remove safety
shields while engine is running.
B.2.12
エンジンがかかっている間
は,グレンタンクに手を入れ
たり入ったりしない。
Never reach or climb into grain
tank while engine is running.
31
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険回避図
危険回避図の内容記述・適用
Hazard avoidance pictorial
description/application
B.2.13
刃具の研磨中は安全カバーを
定位置で使う。
Put safety shield in place while
grinding knives.
B.2.14
PTOがトラクタに連結され,
エンジン運転中は積込台には
乗らない。
Do not step on loading platform
if PTO is connected to tractor
and engine is running.
B.2.15
機械の構成部品が完全に停止
するまで触れないで待つ。
Wait
until
all
machine
components have completely
slopped before touching them.
B.2.16
エンジンの始動は運転席から
だけ行う。
Start engine from operatorʼs seat
only.
B.2.17
保守,修理作業に入る前にエ
ンジンを停止し,キーを取り
外す。
Shut off engine and remove key
before performing maintenance
or repair work.
B.2.18
移動する台又ははしご(梯子)
には乗らない。
Do not ride on platform or
ladder.
B.2.19
この機械への乗車は,運転者
の視界を妨げない補助席に限
る。
Riding on this machine is
allowed only on a passenger seat
and only if the driverʼs view is
not hindered.
32
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
危険回避図
危険回避図の内容記述・適用
Hazard avoidance pictorial
description/application
B.2.20
通常運転する場合は,
ROPSは常に立ち位置で固定
する。
Always lock ROPS in upright
position unless it must be folded
down
to
allow
operation
underneath trees and bushes.
B.2.21
電線からは十分に距離をと
る。
Keep sufficient distance away
from electrical power lines.
B.2.22
部品が動いているかもしれな
い場合は,絶対に破砕域に手
を入れない。
Never reach into the crushing
area as long as parts may move.
B.2.23
刃具の研磨中は安全カバーを
定位置で使う。
Put safety shield in place while
grinding knives.
B.2.24
適正なサービス手順について
は,技術マニュアルを参照す
る。
Consult Technical Manual for
proper service procedures.
B.2.25
保守又は修理作業に入る前に
エンジンを停止し,スパーク
プラグ・コネクタを取り外す。
Shut off engine and remove
spark plug connector before
performing
maintenance
or
repair work.
B.2.26
トラクタがPTOを連結して稼
働している限り,絶対にピッ
クアップ域に手を出さない。
Never reach into pick-up area as
long as tractor is running with
PTO connected.
33
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
JB.1 その他の危険回避図
次に,ISO規格にない安全標識に使用する危険回避図の例を示す。
番号
危険回避図
識別記号の内容・適用
JB.1.1
トラクタ走行時は左右ブレーキペダルを
連結する。
JB.2.2
エンジンがかかっている間は,オーガ内
に手を入れない。
JB.2.3
保守・修理作業に入る前にはプラグを抜
く。
JB.2.4
動作中は回転部に手を入れない。
34
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書C
(参考)
文字がない安全標識の例
C.1 適用範囲
この附属書は,種々の危険に対する,文字がない安全標識の例を示す。これらの安全標識の見本は,縦
形2パネル形式[シグナル・パネルなし,2図パネル(危険図),メッセージ・パネルなし]で示される。
さらに,他の危険に対して追加の安全標識を作成してもよい。
それぞれの安全標識に付けた説明文は,取扱説明書への記載に適した説明文の例である。この説明文は,
安全標識の特別な使用法のために必要に応じて内容を増やしたり,内容を変えたりしてもよい。
番号
安全標識
安全標識の内容記述・適用
Pictorial description/application
C.2 文字がない安全標識の例
C.2.1
押しつぶされるので,上がっ
たブーム及びバケットから距
離をとる。
Stay clear of raised boom and
bucket.
C.2.2
押しつぶされるので,危険区
域に入る前にロック装置で持
ち上げシリンダを固定する。
Secure lifting cylinder with
locking device before getting
in hazardous area.
35
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
安全標識
安全標識の内容記述・適用
Pictorial description/application
C.2.3
押しつぶされるので,危険区
域に入る前に支え棒を取り付
ける。
Attach support before getting
into hazardous area.
C.2.4
押しつぶされるので,危険区
域に入る前に安全錠を閉め
る。
Insert safety lock before
getting in hazardous area.
C.2.5
押しつぶされるので,軟弱地
盤又は傾斜面では,トレーラ
ーを傾けない。
Never tip trailer on soft ground
or on a slope.
C.2.6
押しつぶされるので,機械か
ら安全な距離をとる。
Stay a safe distance from the
machine.
36
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
安全標識
安全標識の内容記述・適用
Pictorial description/application
C.2.7
押しつぶされるので,油圧作
動装置が動作中は,ドラフト
リンクのつ(吊)り下げ領域
から離れる。
Stay clear of draft link lifting
range
while
operating
rockshaft controls.
C.2.8
押しつぶされるので,トラク
タのエンジンがかかっている
間は,ゲートの揺動領域から
離れる。
Stay clear of gate swinging
area while tractor engine is
running.
C.2.9
押しつぶされるので,安全錠
がかけてなければ,上げられ
たゲートから離れる。
Stay clear of raised gate unless
safety lock is applied.
C.2.10
押しつぶされるので,エンジ
ンがかかっている間は,リン
ク領域から離れる。
Stay clear of articulation area
while engine is running.
37
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
安全標識
安全標識の内容記述・適用
Pictorial description/application
C.2.11
巻き込まれるので,エンジン
がかかっている間は,安全カ
バーを開けたり外したりしな
い。
Do not open or remove safety
shields
while
engine
is
running.
C.2.12
巻き込まれるので,エンジン
がかかっている間は,安全カ
バーを開けたり外したりしな
い。
Do not open or remove safety
shields
while
engine
is
running.
C.2.13
巻き込まれるので,エンジン
がかかっている間は,安全カ
バーを開けたり外したりしな
い。
Do not open or remove safety
shields
while
engine
is
running.
C.2.14
巻き込まれるので,エンジン
がかかっている間は,安全カ
バーを開けたり外したりしな
い。
Do not open or remove safety
shields
while
engine
is
running.
38
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
安全標識
安全標識の内容記述・適用
Pictorial description/application
C.2.15
切断されるので,エンジンが
かかっている間は,安全カバ
ーを開けたり外したりしな
い。
Do not open or remove safety
shields
while
engine
is
running.
C.2.16
巻き込まれるので,エンジン
がかかっている間は,グレン
タンクに手を入れたり入った
りしない。
Never reach or climb into grain
tank while engine is running.
C.2.17
切断されるので,刃具の研磨
中は安全カバーを定位置で使
う。
Put safety shield in place while
grinding knives.
C.2.18
巻き込まれるので,エンジン
がかかっている間は,安全カ
バーを開けたり外したりしな
い。
Do not open or remove safety
shields
while
engine
is
running.
39
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
安全標識
安全標識の内容記述・適用
Pictorial description/application
C.2.19
巻き込まれるので,エンジン
がかかっている間は,安全カ
バーを開けたり外したりしな
い。
Do not open or remove safety
shields
while
engine
is
running.
C.2.20
巻き込まれるので,エンジン
がかかっている間は,安全カ
バーを開けたり外したりしな
い。
Do not open or remove safety
shields
while
engine
is
running.
C.2.21
切断されるので,エンジンが
かかっている間は,安全カバ
ーを開けたり外したりしな
い。
Do not open or remove safety
shields
while
engine
is
running.
C.2.22
巻き込まれるので,PTOがト
ラクタに連結され,エンジン
運転中は積込台には乗らな
い。
Do not step on loading
platform if PTO is connected
to tractor and engine is
running.
40
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
安全標識
安全標識の内容記述・適用
Pictorial description/application
C.2.23
切断されるので,機械の構成
部品が完全に停止するまで触
れないで待つ。
Wait
until
all
machine
components have completely
stopped before touching them.
C.2.24
物が飛んでくるので,機械か
ら安全な距離をとる。
Keep a safe distance from the
machine.
C.2.25
不意の起動により動き出した
機械にひかれるので,エンジ
ンの始動は運転席からだけ行
う。
Start engine from operator's
seat only.
C.2.26
事故を避けるために,保守又
は修理作業に入る前にエンジ
ンを停止し,キーを取り外す。
Shut off engine and remove
key
before
performing
maintenance or repair work.
41
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
安全標識
安全標識の内容記述・適用
Pictorial description/application
C.2.27
転落するので,移動する台又
ははしご(梯子)には乗らな
い。
Do not ride on platform or
ladder.
C.2.28
ひかれるので,許された機械
の席以外には乗らない。
Do not ride on machine except
in supplied seat.
C.2.29
機械の下敷きになるので,通
常運転するときは,ROPSは
常に直立した位置で固定す
る。
Always lock ROPS in upright
position unless it has to be
folded down to allow operation
underneath trees or bushes.
C.2.30
感電するので,電線からは十
分に距離をとる。
Keep sufficient distance away
from electrical power lines.
42
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
安全標識
安全標識の内容記述・適用
Pictorial description/application
C.2.31
押しつぶされるので,トラク
タのエンジンがPTOを連結
して回っている限り,ニード
ル及びノッターに手を入れて
はならない。
Never reach into the needle
and knotter area as long as
tractor engine is running with
PTO connected.
C.2.32
レバーはばね仕掛でありけが
をする場合があるので,作動
する間は離れる。
Lever is spring loaded. Stay
clear while actuating it.
C.2.33
巻き込まれるので,回転中の
機械部品からは離れる。
Stay clear of rotating machine
parts.
C.2.34
切断されるので,エンジンが
回っている間は,草刈機の刃
に近付かない。
Stay clear of mower blade as
long as engine is running.
43
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
安全標識
安全標識の内容記述・適用
Pictorial description/application
C.2.35
押しつぶされるので,部品が
動いているおそれがある場合
は,絶対に破砕域に手を入れ
ない。
Never reach into the crushing
danger area as long as parts
may move.
C.2.36
巻き込まれるので,回転中の
オーガからは離れる。
Stay clear of rotating auger.
C.2.37
切断されるので,トラクタの
エンジンがPTOを連結して
回っている限り,草刈機の刃
から離れる。
Stay clear of mower knife area
as long as tractor engine is
running with PTO connected.
C.2.38
巻き込まれるので,ヘッダー
から離れている。保守又は詰
まり除去の前に,駆動を解き,
エンジンを停止しキーを取り
外す。
Stay clear of header.
Disengage header drive, shut
off engine, and remove key
before servicing or unclogging
header.
44
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
安全標識
安全標識の内容記述・適用
Pictorial description/application
C.2.39
巻き込まれるので,エンジン
が回っている間,草刈機の近
くに子供がいないことを確認
する。
Make sure that children stay
clear of mower all the time
when engine is running.
C.2.40
切断されるので,刃具の研磨
中は安全カバーを定位置で使
う。
Put safety shield in place while
grinding knives.
C.2.41
巻き込まれるので,回転中の
オーガには絶対に手を入れな
い。
Never reach into rotating
auger.
C.2.42
火傷するので,高温表面から
は離れる。
Stay clear of hot surface.
45
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
安全標識
安全標識の内容記述・適用
Pictorial description/application
C.2.43
眼に傷害を受けるので,レー
ダの作動中はセンサ面を直視
しない。
To avoid possible eye injury,
do not look directly into face
of radar sensor while it is in
operation.
C.2.44
高圧液で傷害を受けるので,
保守の手順は技術マニュアル
を参照する。
Avoid fluid escaping under
pressure.
Consult technical manual for
service procedures.
C.2.45
事故を避けるために,保守又
は修理作業に入る前は,エン
ジンを停止し,スパークプラ
グ・ワイヤを取り外す。
Shut off engine and remove
spark
plug
wire
before
performing maintenance or
repair work.
C.2.46
巻き込まれるので,トラクタ
がPTOを連結して稼働して
いる限り,絶対にピックアッ
プ領域に手を出さない。
Never reach into pick-up area
as long as tractor is running
with PTO connected.
46
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書D
(参考)
危険図(危険説明図及び危険回避図)−
安全標識上に使用する図のための原則及び指針
(削除)
47
B 9100:2012 (ISO 11684:1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書E
(参考)
参考文献
[1] JIS B 9700-1 機械類の安全性−設計のための基本概念,一般原則−第1部:基本用語,方法論
[2] JIS B 9700-2 機械類の安全性−設計のための基本概念,一般原則−第2部:技術原則
[3] JIS Z 8221-2 機器・装置用図記号の基本原則−第2部:矢印の形及び使用方法
注記 対応国際規格:ISO 80416-2:2001,Basic principles for graphical symbols for use on equipment−
Part 2: Form and use of arrows(IDT)
[4] ISO 3864-1:2002,Graphical symbols−Safety colours and safety signs−Part 1: Design principles for safety
signs in workplaces and public areas
[5] ISO 7000:2004,Graphical symbols for use on equipment−Index and synopsis
[6] IEC 60417-DB-12M Ed. 1.0:2002 (b) Graphical symbols for use on equipment−12-month subscription to
online database comprising all parts of IEC 60417
[7] IEC 80416-1:2008,Basic principles for graphical symbols for use on equipment−Part 1: Creation of graphical
symbols for registration